JP2012207391A - 笠木施工用部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】塀本体3の長手方向に沿って塀本体3の上端面3cに配置される天板部11,21と、一対の側板部13,23からそれぞれ塀本体3の幅方向の外側に張り出し形成された一対の笠部15,25と、一対の笠部15,25の外側端部からそれぞれ上方に立設され、幅方向の外側に傾斜した傾斜片17aからなる第1壁部17および傾斜片27aからなる第2壁部27と、を備え、天板部11,21の下面から第1壁部17の先端縁部までの高さh1が、天板部11,21の下面から第2壁部27の先端縁部までの高さh2よりも高くなるように形成したことを特徴としている。
【選択図】図2
Description
笠木の配設方法としては、例えば樹脂や金属、コンクリート等で予め形成された笠木を、ブラケットやセメント等を介して塀の上部に固定して配設する方法や、現場で職人がモルタルにより塀の上部に笠木を形成して配設する方法がある。
ここで、笠木および塀の多様なデザインに対応する場合、職人の手作業により笠木が配設されることが多い。
まず、角材等の幅木を塀の上端面に固定して、笠木形成領域に対応した型枠を形成する。続いて、型枠内にモルタルを充填し、コテ等を用いてモルタルの表面を仕上げる。そして、モルタルが硬化した後、型枠を取り外すことで笠木が形成される。
また、本発明によれば、天板部の下面から一方の壁部の先端縁部までの高さが、天板部の下面から他方の壁部の先端縁部までの高さよりも高くなるように形成されているので、一方の壁部の先端縁部と他方の壁部の先端縁部とを接続して形成される仮想面が、一方側から他方側に向かって下方に傾斜する傾斜面となる。
ここで、笠木の施工工程で、一対の壁部の間の領域に笠木材料を充填した後、両壁部の先端縁部に跨るようにコテを当接させて長手方向に沿って移動させると、充填された笠木材料の上面は、仮想面に沿って一方側から他方側に向かって下方に傾斜した傾斜面に形成される。このように、両壁部の先端縁部に跨るようにコテを当接させて長手方向に沿って移動させるだけで、笠木の上面を傾斜させて形成できる。したがって、簡単な施工作業で、職人の技量に関わらず笠木の上面を傾斜させて形成できるので、効果的な排水性を確保して笠木の腐食や白華の発生を抑制できる。
また、脆弱部が形成された同一形状の一対の傾斜片から、脆弱部に沿って調整部を分割除去することにより、一方の壁部と他方の壁部とを形成できる。したがって、笠木施工用部材を形成する際の金型の簡素化ができる。特に、天板部を分割し、塀本体の幅方向の一方側および他方側に配設される一対の笠木施工用部材の構成とした場合に、一方側および他方側の笠木施工用部材を同一の金型で形成できる。したがって、職人の技量に関わらず笠木の上面を傾斜させて形成できる笠木施工用部材を低コストで提供できるので、低コストに笠木を施工できる。
また、本発明によれば、天板部の下面から一方の壁部の先端縁部までの高さが、天板部の下面から他方の壁部の先端縁部までの高さよりも高くなるように形成されているので、一方の壁部の先端縁部と他方の壁部の先端縁部とを接続して形成される仮想面が、一方側から他方側に向かって下方に傾斜する傾斜面となる。
ここで、笠木の施工工程で、一対の壁部の間の領域に笠木材料を充填した後、両壁部の先端縁部に跨るようにコテを当接させて長手方向に沿って移動させると、充填された笠木材料の上面は、仮想面に沿って一方側から他方側に向かって下方に傾斜した傾斜面に形成される。このように、両壁部の先端縁部に跨るようにコテを当接させて長手方向に沿って移動させるだけで、笠木の上面を傾斜させて形成できる。したがって、簡単な施工作業で、職人の技量に関わらず笠木の上面を傾斜させて形成できるので、効果的な排水性を確保して笠木の腐食や白華の発生を抑制できる。
以下に、本発明の第1実施形態にかかる笠木施工用部材について、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態の笠木施工用部材により施工された笠木5を備えた塀2の斜視図である。なお、以下の説明では、図1における塀2の建物1とは反対側(図1における右側)を一方側、建物1側(図1における左側)を他方側として表現している。また、塀2の長手方向を単に長手方向といい、塀2の幅方向を単に幅方向という場合がある。
図1に示すように、塀2は例えば建物1の外構に用いられ、建物1を囲うように設けられている。
図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。
図2に示すように、塀2は、塀本体3と、塀本体3の外側面(一方側面3aおよび他方側面3b)を覆う仕上材6と、により構成されている。
塀本体3は、例えばコンクリート等からなるブロック材を複数積み上げることにより形成される。各ブロック材は、上下方向に連通する不図示の孔部が形成されており、不図示の鉄筋が挿通される。各ブロック材の孔部および各ブロック材の間には、モルタルやセメント等が充填されており、ブロック材と鉄筋、および各ブロック材同士がモルタルやセメント等により固定されることで、塀本体3が形成されている。
本実施形態の笠木5は、塀本体3の上端面3cに配置される一対の笠木施工用部材10,20(第1笠木施工用部材10、および第2笠木施工用部材20)と、笠木5の外形を形成するモルタル等の笠木材料8(上部笠木材料8a、一方側笠木材料8b、および他方側笠木材料8c)と、により構成されている。
上部笠木材料8aにより形成される笠木5の上面5aは、一方側から他方側(図2における右側から左側)に向かって下方に傾斜する傾斜面となっている。このように、笠木5の上面5aを傾斜させることにより、笠木5の上面5aに雨水等が滞留するのを防止している。
図2に示すように、本実施形態の笠木施工用部材10,20は、塀本体3の上端面3cにおける一方側(図2における右側)に配置される第1笠木施工用部材10と、塀本体3の上端面3cにおける他方側(図2における左側)に配置される第2笠木施工用部材20と、により構成されている。
なお、第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20は、同様の構成となっている。したがって、以下では、まず第1笠木施工用部材10について説明をし、その後、第2笠木施工用部材20については、第1笠木施工用部材10とは異なる部分についてのみ説明をする。
図3は、第1笠木施工用部材10の斜視図である。なお、図3において、説明をわかりやすくするために塀本体3を一点鎖線で、塀本体3の一方側面3aに塗布される仕上材6および塀2を二点鎖線で図示している。
図3に示すように、本実施形態の第1笠木施工用部材10は、ステンレスやアルミ等の耐腐食性に優れた金属により形成される板状の長尺部材であり、例えば押し出し成型により形成される。
第1笠木施工用部材10は、塀本体3の長手方向に沿って形成された天板部11を備えている。
天板部11は平板状に形成されている。天板部下面11aは、塀本体3の上端面3cに載置できるように平坦に形成されている。なお、天板部下面11aに両面テープ等の粘着材(不図示)を設け、天板部下面11aに貼付することで、塀本体3の上端面3cに安定して載置できる。
第1笠木施工用部材10は、塀本体3の一方側面3aに沿って形成された側板部13を備えている。側板部13は、天板部11の一方側端部から下方に向かって立設されて形成されている。天板部11と側板部13との間に形成される隅部は略直角に形成されている。この隅部と、塀本体3の上端面3cと一方側面3aとで形成される角部とを合わせて位置決めしつつ、第1笠木施工用部材10を配設している。なお、側板部13は、塀本体3に塗布される仕上材6に埋設されて固定される。
第1笠木施工用部材10は、側板部13から塀本体3の幅方向における外側に張り出し形成された笠部15を備えている。本実施形態の笠部15は、天板部11の一方側において、天板部11と同一面上に連設されている。笠部下面15aは、天板部11と同様に平坦に形成されている。また、笠部上面15bには、天板部11と同様に凹凸が形成されている。
第1笠木施工用部材10は、笠部15の一方側端部から下方に立設された笠側部16を備えている。
笠側部16は、一方側の側板部13から所定距離離間した位置において、側板部13と略平行に、笠部15の笠部下面15aから下方に向かって立設されている。
そして、笠側部16は、側板部13と笠部15とにより、下方に開口を有する凹部10aを形成している。この凹部10aにより、雨水等が側板部13、笠部15および笠側部16をわたって塀2に伝搬するのを抑制している。
第1笠木施工用部材10は、笠側部16と側板部13との間に、長手方向に沿って形成された複数(本実施形態では2枚)の水切り板14(第1水切り板14aおよび第2水切り板14b)を備えている。
また、第2水切り板14bは、笠側部16と第1水切り板14aとの間において、笠部15の笠部下面15aから下方に向かって立設されている。
第1水切り板14aは、雨水等が側板部13、笠部15および笠側部16をわたって塀2に伝搬するのを遮断している。また、第2水切り板14bを備えることで、第1水切り板14aにより遮断できなかった雨水等が塀2に伝搬するのを遮断している。
第1水切り板14aおよび第2水切り板14bにより遮断された雨水等は、第1水切り板14aおよび第2水切り板14bの下端面から下方に落下する。ここで、第1水切り板14aおよび第2水切り板14bの下端面は、塀2から漸次離反する傾斜面となっているので、下端面のうち塀2から離反した位置で雨水等を落下させることができる。このように、第1水切り板14aおよび第2水切り板14bの下端面は、雨水等の落下時に、塀2に付着するのを抑制している。
第1笠木施工用部材10は、側板部13と笠側部16との間にマーク部18を備えている。本実施形態では、マーク部18は、側板部13と笠側部16との間であって、側板部13と第2水切り板14bとの間に設けられている。
マーク部18は、側板部13と第2水切り板14bとの間において、笠部15の笠部下面15aから下方に向かって立設されている。マーク部18は、塀本体3の一方側面3aに仕上材6を塗布する際の目印として機能する。具体的には、マーク部18の一方側面18aと面一となるように、塀本体3の一方側面3aに仕上材6を塗布することにより、仕上材6の厚さの目印としている。
第1笠木施工用部材10は、笠部15の一方側端部から上方に立設された第1壁部17を備えている。
第1壁部17は、基端側は笠部15に対して垂直方向に立設されており、先端側は水平面に対して傾斜角度αで一方側に傾斜する傾斜片17aとなっている。なお、第1壁部17の傾斜片17aの水平面に対する傾斜角度αは、後述する第2壁部27の傾斜片27aの水平面に対する傾斜角度βよりも大きくなるように形成されている(図2参照)。
貫通孔17cを形成することにより、第1笠木施工用部材10と第2笠木施工用部材20との間に上部笠木材料8a(図2参照)を充填した際に、貫通孔17cに上部笠木材料8aが食い込む。これにより、上部笠木材料8aが固化した後に、上部笠木材料8aが第1壁部17から剥離するのを抑制している。
第1笠木施工用部材10は、第1壁部17の下方において、笠側部16から一方側(図3における右側)に張り出し形成された笠木材料受部19を備えている。
笠木材料受部19は、笠側部16の上下方向における略中央から、幅方向における第1壁部17の張り出し位置と略同一の位置まで水平方向に張り出し形成されている。第1壁部17と笠木材料受部19との間には、笠木5を形成する一方側笠木材料8bが充填される(図2参照)。
続いて、図2に示す第2笠木施工用部材20について説明する。
図2に示すように、第2笠木施工用部材20は、塀2の幅方向の略中央において長手方向に沿った仮想面Oに対し、第2壁部27を除き面対称形状に形成されており、第2壁部27以外は第1笠木施工用部材10と同様の構成となっている。したがって、以下では、第2笠木施工用部材20の第2壁部27についてのみ説明をし、第2笠木施工用部材20の天板部21、側板部23、笠部25、笠側部26、水切り板24、マーク部18および笠木材料受部29の説明については省略する。さらに、第2壁部27の説明について、第1壁部17と同様の構成の部分は説明を省略している。
第2笠木施工用部材20は、笠部25の他方側(図2における左側)端部から上方に立設された第2壁部27を備えている。
第2壁部27は、基端側は笠部25に対して垂直方向に立設されており、先端側は水平面に対して傾斜角度βで他方側に傾斜する傾斜片27aとなっている。第2壁部27の傾斜片27aの水平面に対する傾斜角度βは、第1壁部17の傾斜片17aの水平面に対する傾斜角度αよりも小さくなるように形成されている。
また、笠部下面25a(すなわち塀本体3の上端面3c)から第2壁部27の先端縁部までの高さは、h2となるように設定されている。そして、第2壁部27の高さh2は、第1壁部17の高さh1よりも低くなるように形成されている。
次に、上記のように形成された本実施形態の一対の笠木施工用部材(第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20)の作用について説明する。
図2に示すように、笠木5の施工時には、最初に、塀2の長手方向に沿って、塀2の一方側(図2における右側)に第1笠木施工用部材10を配置し、塀2の他方側(図2における左側)に第2笠木施工用部材20を配置する。
本実施形態によれば、第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20は、それぞれ塀本体3の上端面3cに配置される天板部11,21と、塀本体3の一方側面3aおよび他方側面3bに沿って形成された側板部13,23とを備えており、天板部11,21と側板部13,23とによりそれぞれ隅部が形成される。この隅部と、塀本体3の上端面3cと一方側面3a、および上端面3cと他方側面3bとでそれぞれ形成される角部とを合わせて、天板部11,21を塀本体3の上端面3cに配置することで、塀本体3の上端面3cに第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20を簡単に配設できる。また、第1笠木施工用部材10の第1壁部17と、第2笠木施工用部材20の第2壁部27との間の領域、第1壁部17と笠木材料受部19との間の領域、および第2壁部27と笠木材料受部29との間の領域に、モルタル等の笠木材料8を充填することにより、型枠を設置することなく笠木5を配設できる。さらに、第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20は、除去されることなくそのまま笠木材料8に埋設されるので、笠木5の強度が確保できるとともに、従来のように型枠を取り外す工程が不要となる。したがって、簡単な施工作業で笠木5を配設できる。
ここで、笠木5の施工工程で、第1壁部17と第2壁部27との間の領域に上部笠木材料8aを充填した後、第1壁部17の先端縁部と第2壁部27の先端縁部とに跨るようにコテを当接させて塀2の長手方向に沿って移動させると、充填された上部笠木材料8aの上面は、仮想面に沿って一方側から他方側に向かって下方に傾斜した傾斜面に形成される。このように、第1壁部17の先端縁部と第2壁部27の先端縁部とに跨るようにコテを当接させて長手方向に沿って移動させるだけで、笠木5の上面5aを傾斜させて形成できる。したがって、簡単な施工作業で、職人の技量に関わらず笠木5の上面5aを傾斜させて形成でき、効果的な排水性を確保して笠木5の腐食や白華の発生を抑制できる。
以下に、第2実施形態の第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20について説明する。
上述した第1実施形態の第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20は、第1壁部17の傾斜片17aと水平面との間の角度αを、第2壁部27の傾斜片27aと水平面との間の角度βよりも大きく形成することにより、第1壁部17の高さh1が、第2壁部27の高さh2よりも高くなるように形成されていた。
なお、第1実施形態と同様の構成の部分については、詳細な説明を省略する。
図4は、第2実施形態の第1笠木施工用部材10の斜視図である。
図4に示すように、本実施形態の第1壁部17には、傾斜片17aの他方側面に溝状の脆弱部35が形成されている。
具体的には、脆弱部35は、傾斜片17aの他方面側において、塀本体3の上端面3cから高さh2の位置に、開口を他方側(図4における左側)に有する、長手方向に沿った断面略V字形状の溝状に形成されている。
脆弱部35における傾斜片17aの肉厚は、脆弱部35を除いた他の領域における傾斜片17aの肉厚と比較して薄くなっている。
調整部33は、脆弱部35に沿って傾斜片17aを屈折させることで、破断線37に沿って分割可能となっている。そして、後述するように、傾斜片17aを脆弱部35に沿って破断し、調整部33を除去することで、第1笠木施工用部材10から第2笠木施工用部材20を形成している。
次に、上記のように形成された、本実施形態の第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20の作用について説明する。
図5は、第2実施形態の笠木5および塀2の断面図である。
図5に示すように、本実施形態の第2笠木施工用部材20は、第1笠木施工用部材10から形成される。
具体的には、図3に示す第1笠木施工用部材10の傾斜片17aを脆弱部35に沿って破断する。そして、傾斜片17aの破断の後、分割された調整部33を除去することにより第2壁部27が形成される。なお、傾斜片17aの破断および調整部33の除去は、笠木5の施工前に施工現場以外の場所で予め行ってもよいし、笠木5の施工時に現場で行ってもよい。
これにより、第1実施形態と同様に、一方側に配置された第1壁部17の高さh1は、他方側に配置された第2壁部27の高さh2よりも高くなるように形成される。これにより、第1壁部17の先端縁部と第2壁部27の先端縁部とを接続して形成される仮想面は、一方側から他方側に向かって下方に傾斜する傾斜面となり、この傾斜面に沿って、一方側から他方側に向かって下方に傾斜した笠木5の上面5aが形成される。
本実施形態によれば、第1壁部17の傾斜片17aを脆弱部35に沿って破断し、調整部33を分割除去することにより第2壁部27を形成している。このように、脆弱部35による傾斜片17aの破断および調整部33の分割除去という作業で、簡単に第1壁部17の先端縁部と第2壁部27の先端縁部との高低差を形成できるので、笠木5の上面5aの傾斜を簡単に形成できる。
また、脆弱部35が形成された同一形状の一対の傾斜片17aから、脆弱部35に沿って調整部33を分割除去することにより、第1壁部17と第2壁部27とを形成できる。したがって、笠木施工用部材を形成する際の金型の簡素化ができる。特に、本実施形態のように、塀本体3の幅方向の一方側および他方側に配設される一対の笠木施工用部材10,20の構成とした場合に、一方側の第1笠木施工用部材10および他方側の第2笠木施工用部材20を同一の金型で形成できる。したがって、職人の技量に関わらず笠木5の上面5aを傾斜させて形成できる第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20を低コストで提供できるので、低コストに笠木5を施工できる。
以下に、第3実施形態の第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20について説明する。
上述した第1実施形態の第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20では、第1壁部17の先端部17bおよび第2壁部27の先端部27bには、下方に向かって返し部が形成されていた。しかし、本実施形態の第1笠木施工用部材10および第2笠木施工用部材20は、第1壁部17の先端部17bおよび第2壁部27の先端部27bが断面略T字形状に形成されている点で第1実施形態とは異なっている。
図6に示すように、本実施形態の第1壁部17の先端部17bには、一方側および他方側に向かって突出した突出部17dが形成されている。また、第1壁部17の先端部17bの端面17eは、円弧状に湾曲した曲面となっている。
本実施形態によれば、笠木5の上面5aと一方側面5bとの間のコーナー部は、第1壁部17の先端部17bの端面17eにより形成され、笠木5の上面5aと他方側面5cとの間のコーナー部は、第2壁部27の先端部27bの端面27eにより形成される。したがって、笠木5の上面5aの両側に配置されるコーナー部を安定した曲面形状で精度よく形成することができる。
Claims (5)
- 塀本体の上部に笠木を設置するための笠木施工用部材であって、
前記塀本体の長手方向に沿って前記塀本体の上端面に配置される天板部と、
前記塀本体の幅方向における両外側面に沿って下方に立設された一対の側板部と、
前記一対の側板部からそれぞれ前記幅方向の外側に張り出し形成された一対の笠部と、
前記一対の笠部の外側端部からそれぞれ下方に立設された一対の笠側部と、
前記一対の笠部の外側端部からそれぞれ上方に立設され、前記幅方向の外側に傾斜した傾斜片からなる一対の壁部と、
前記一対の壁部の下方において、前記一対の笠側部から前記幅方向の外側にそれぞれ張り出し形成された一対の笠木材料受部と、
を備え、
前記天板部の下面から前記一対の壁部のうち一方の壁部の先端縁部までの高さが、前記天板部の下面から他方の壁部の先端縁部までの高さよりも高くなるように形成したことを特徴とする笠木施工用部材。 - 請求項1に記載の笠木施工用部材であって、
前記一方の壁部と水平面との間の角度は、前記他方の壁部と水平面との間の角度よりも大きく形成されていることを特徴とする笠木施工用部材。 - 請求項1に記載の笠木施工用部材であって、
前記一対の傾斜片には、前記長手方向に沿って薄肉の脆弱部が形成されており、
前記他方の壁部は、前記一対の傾斜片のうち他方の傾斜片を前記脆弱部に沿って破断し、前記脆弱部よりも先端側の調整部を分割除去して形成したことを特徴とする笠木施工用部材。 - 請求求項1から3のいずれか1項に記載の笠木施工用部材であって、
前記笠側部と前記側板部との間には、前記長手方向に沿って前記笠部の下面から下方に向かって立設された水切り板が少なくとも1個形成されていることを特徴とする笠木施工用部材。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の笠木施工用部材であって、
前記側板部と前記笠側部との間には、前記塀本体の外側面に塗布される仕上材の厚さの目印となるマーク部が設けられていることを特徴とする笠木施工用部材。
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| JP2014202015A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | 住友林業株式会社 | 笠木施工用部材および笠木施工方法 |
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