JP2012208470A - 擬似接着ラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】擬似接着ラベルが断裁線で折れ曲がるのを防止し、貼付作業性を向上させる。
【解決手段】擬似接着ラベル10は、表面基材、表面基材に擬似接着される擬似接着層、及び粘着剤層がこの順に積層されたものである。表面基材11は、断裁線20に沿ってラベル部18、19として分離して擬似接着層から剥離可能である。断裁線20は、1本の連続した切込線である。断裁線20は、中途部22がその両側の線状部21、23に対して傾斜した形状を有し、折り曲がり線状となる。これにより、断裁線20は、その一部が、断裁線20の両端を結んだ線L1に対してずれるように延在する。
【選択図】図2

Description

本発明は、物品の搬送や管理等に使用される配送伝票、各種の保険やチケットの申し込み等に使用される記録票等に適用される擬似接着ラベルに関する。
例えば、郵便、宅配便、通信販売などにおいて、商品の受注、発送、顧客の受け取り等からなる流通過程を管理するために、配送伝票等が用いられる。広く用いられる配送伝票の1つとして、感圧紙が複数枚重ね合わされた伝票がある。このような配送伝票では、商品名、送り先等の情報を記入する際、一番下の伝票まで情報を書き込むために、強い圧力を加えなければならず、ボールペン、タイプライター、ドットプリンター等が必要とされる。しかし、ボールペン、タイプライターを用いての書き込みは、煩雑な手作業であり、また誤字、脱字、写し間違いなどによって、誤配送の原因となる。また、ドットプリンターを用いる場合、印字に時間がかかるという欠点がある。さらに、感圧紙が複数枚重ね合わされた配送伝票は、その一部が流通過程で破れたり、剥がれ落ちたりすることもある。
上記問題点を解決するために、例えば、表面基材、擬似接着層、粘着剤層、及び剥離シートがこの順に積層されてなり、表面基材と擬似接着層との間が剥離可能なように擬似接着された擬似接着ラベルが配送伝票に使用される。擬似接着ラベルは、剥離シートが剥離された後、粘着剤層が配送物に貼付されて、配送伝票として使用される(例えば、特許文献1参照)。
このような擬似接着ラベルの配送伝票には、種々の印刷が施された表面基材の表面に、断裁線が入れられており、1枚の表面基材が2つのラベル部として分離して剥離可能となっている。そして、例えば、一方のラベル部が配達票として使用されると共に、他方のラベル部が、受領票として使用され、捺印・サイン後に剥がされて持ち帰られ、伝票整理等に使用される。
擬似接着ラベルを用いれば、郵便、宅配便、通信販売などにおいて商品の受注から顧客の受け取りまで1枚のシートで流通過程を管理することが可能であり、さらに流通過程における伝票の破れや紛失等も防止することができる。また、レーザープリンター、熱転写等による情報の書き込みが可能であるため、記入が迅速に行えると共に、誤字・脱字等も低減させることができる。
特公昭55−15035号公報
ところで、擬似接着ラベルにおいて、断裁線が、他の層を切り込まずに表面基材のみを切り込んだいわゆるハーフカットである場合、断裁線は一般的に1本の連続的な直線状の切込線から構成される。しかし、このような場合、剥離シートから剥がされた擬似接着ラベルは、断裁線で折れ曲がり、粘着剤同士が接着する等の不具合が生じ、貼付作業性が十分でないことがある。
そこで、本発明は、擬似接着ラベルを剥離シートから剥離した際に、擬似接着ラベルが折れ曲がるのを防止し、貼付作業性が良好になる擬似接着ラベルを提供することを目的とする。
本発明に係る擬似接着ラベルは、表面基材と、表面基材に擬似接着される擬似接着層と、粘着剤層とがこの順に積層された積層構造を備え、粘着剤層が被着物に貼着された状態で、表面基材を擬似接着層から剥離可能な擬似接着ラベルであって、表面基材は、表面基材を平面視で横断するように延在し、表面基材を2以上のラベル部に分離して擬似接着層から剥離可能とする断裁線を備え、断裁線は、連続した切込線であって、その両端を結んだ直線に対して少なくとも一部がずれるように延在することを特徴とする。
本発明において、断裁線は、擬似接着ラベルの折れ曲がりを防止するように構成されたものである。
断裁線における中途部は、その両側の線状部に対して傾斜した形状を有することが好ましい。また、断裁線における中途部は、その両側の線状部に対して凹状となるように曲げられた形状を有していても良く、この場合、両側の線状部は、例えば、同一線上に配置された直線である。さらに断裁線は、波線状であっても良い。
本発明では、断裁線で折れ曲がるのを防止して、貼付作業性が良好となる擬似接着ラベルを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る擬似接着ラベルを模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る擬似接着ラベルを模式的に示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る擬似接着ラベルを模式的に示す平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る擬似接着ラベルを模式的に示す平面図である。 折り曲がり試験で計測される折り曲がり角度を示すための模式図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る擬似接着ラベルを模式的に示す断面図であり、図2はその平面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る擬似接着ラベル10は、表面基材11、表面基材11に擬似接着される擬似接着層12、擬似接着層12に接着された粘着剤層13がこの順に積層された積層構造を備え、更に、剥離基材14が粘着剤層13に貼着されている。擬似接着ラベル10は、剥離基材14が粘着剤層13から剥離され、露出した粘着剤層13によって、被着物(図示せず)に貼着されて使用される。
擬似接着層12は、表面基材11に剥離可能に擬似接着されており、ラベル10が被着物に貼着された状態で、表面基材11が擬似接着層12から剥離される。擬似接着ラベル10には、表面基材11の表面から1本の断裁線20が切り込まれている。断裁線20は、図1に示すように、表面基材11の表面から切り込まれて、表面基材11の裏面まで貫通し、擬似接着層12及び粘着剤層13を完全には切り込まない、いわゆるハーフカットである。ただし、表面基材11がその裏面に、後述する熱可塑性樹脂層や離型剤層を備える場合には、それらも切り込まれる。
表面基材11としては、例えば上質紙、熱転写用紙、クラフト紙、グラシン紙、感熱紙、合成紙、又はプラスティックフィルムが使用される。表面基材11の厚みは、例えば15〜120μm、好ましくは20〜110μmであり、更に好ましくは30〜100μmである。表面基材11の表面は、例えば文字等の情報が表示されるための面に使用される。
擬似接着層12は、表面基材11に剥離可能に擬似接着されるものであれば、特に限定されないが、熱可塑性樹脂層であることが好ましい。熱可塑性樹脂層は、例えば、加熱溶融された熱可塑性樹脂が表面基材11の裏面に押出積層されることにより形成される。熱可塑性樹脂層を形成するための熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等が単独で又は2種類以上混合されて使用される。熱可塑性樹脂層の厚さは、特に限定されないが、例えば3〜70μm、好ましくは5〜50μmである。
表面基材11の裏面には、擬似接着層12から表面基材11を容易に剥離できるように、離型剤層が被膜されていても良い。離型剤層は、特に限定されないが、スチレン−アクリル共重合体、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、アクリル酸エステル、アクリル酸エステル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体などからなる離型剤によって形成される。なお、表面基材11は、離型剤層が設けられる場合には、擬似接着層12と離型剤層との界面で剥離される。また、表面基材11は、その裏面にさらに上記熱可塑性樹脂で形成された熱可塑性樹脂層と、離型剤層とがこの順に設けられたものであっても良い。
粘着剤層13は、擬似接着層12の裏面側に設けられ、擬似接着ラベル10を被着物に粘着させるための層であって、アクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤等の従来公知の粘着剤から形成される。粘着剤層13の厚さは、特に限定されないが、例えば5〜50μm、好ましくは10〜40μmである。剥離基材14は、粘着剤層13に貼着されるための表面がシリコーン系剥離剤等によって離型処理された剥離シート等である。
粘着剤層13は、例えば、剥離基材14に粘着剤が塗布されて形成される。そして、その剥離基材14の上に形成された粘着剤層13に、表面基材11に積層された擬似接着層12が貼り合わされることにより、擬似接着ラベル10が得られる。但し、粘着剤層13は、表面基材11に積層されている擬似接着層12の上に直接塗布して形成され、その上に剥離基材14が貼り合わされて擬似接着ラベル10が形成されても良い。
図2に示すように、擬似接着ラベル10は、打ち抜き加工が施されることにより、表面基材11、擬似接着層12、及び粘着剤層13が打ち抜き切断された後、カス上げによって不要部分が剥離基材14から取り除かれ、下辺10A及び上辺10Bを長辺とし、左右の側辺10C、10Dを短辺とする略矩形のラベルに形成される。擬似接着ラベル10は、外周の打ち抜き加工と共にハーフカット加工が施され、表面基材11に断裁線20が形成される。打ち抜き加工及びハーフカット加工は、例えば、ダイカッタが用いられて行われるが、レーザー照射等によって行われても良い。
図2に示すように、断裁線20は、1本の連続した切込線から成り、表面基材11の下辺10Aから上辺10Bまで、表面基材11を平面視で縦方向に横断するように延在する。表面基材11は、断裁線20によって右左の略矩形のシート(これらをラベル部18、19という)に分離して擬似接着層12から剥離可能である。
断裁線20は、中途部22がその両側の線状部21、23に対して傾斜しており、平面視でクランク状の折り曲がり線状となる。線状部21、23は、互いに平行でかつ縦方向に延在する直線であり、それぞれ表面基材11の外縁である下辺10A及び上辺10Bまで延在する。中途部22は、線状部21、23の上端及び下端に鈍角(好ましくは95°〜165°、より好ましくは100°〜145°)に連接する直線状の傾斜部である。中途部22は、断裁線20の略中央位置に配置される。
このように、断裁線20は、上側の線状部23が、中途部22を介して下側の線状部21に対して横方向にずれた折り曲がり線状となる。そして、断裁線20全体の幅X1は、2本の線状部21、23の横方向における離間距離(すなわち、折れ曲がり幅)となる。幅X1は、2mm〜20mmであることが好ましく、3mm〜10mmであることがより好ましい。幅X1が大きすぎるとラベルの形状上好ましくなく、小さすぎると擬似接着ラベルの折れ曲がりが生じやすくなる。
断裁線20は、擬似接着ラベルを横方向に3等分した場合、その中央域に配置されることが好ましく、図2に示すようには横方向における略中央に配置されることがより好ましい。断裁線20が中央域にないと、断裁線20が一直線状であっても擬似接着ラベル10が断裁線で折れ曲がりにくくなるので、断裁線20を折り曲がり線状とした効果が少なくなる。
本実施形態では、表面基材11のラベル部18の切り離しは、例えばラベル部18の角部18A〜18Dのいずれかが剥離開始部として摘ままれて、表面基材11が引き剥がされることにより行われる。このとき、ラベル部18は、ラベル部19側を残すように、断裁線20に沿って表面基材11を分断しつつ擬似接着層12から剥離される。ラベル部19側が先に剥離される場合も同様である。さらに、一方のラベル部が剥がされた後、残ったラベル部は、擬似接着層12から適宜剥離される。
以上のように、本実施形態における断裁線20は、折り曲がり線状のため、表面基材11を横断する一直線状とならず、断裁線20の両端を結んだ仮想的な直線L1に対して一部がずれることになる。したがって、擬似接着ラベル10が剥離基材14から剥がされても、断裁線20で折れ曲がることが防止され、貼付作業性が良好になる。なお、直線L1は、本実施形態では、上辺10Bに接続する線状部23が、下辺10Aに接続する線状部21に対して横方向にずれているので、縦方向に対して傾斜した線となる。
本実施形態において、中途部22は、線状部21、23に鈍角で連接されたが、直角に連接されても良い。さらに、中途部22は、直線に限定されずに、曲線を含んでいても良い。また、中途部22には、複数の傾斜部が設けられて階段状となっていても良い。同様に、線状部21、23も曲線を含んでいても良い。さらには、線状部21、23にはさらに別の線状部が接続され、その線状部が下辺10A、10Bに接続しても良い。
図3は、本発明に係る第2の実施形態における擬似接着ラベルの平面図である。本実施形態において、第1の実施形態と異なるのは断裁線の形状のみである。以下、第2の実施形態の擬似接着ラベルについて、第1の実施形態との相違点を説明する。
第2の実施形態における断裁線30では、中途部32が、その両側の線状部31、33に対して、凹状となるように折り曲げられた形状を有する。ここで、両側の線状部31、33はそれぞれ、縦方向に延在する直線状であり、下辺10A、上辺10Bに接続するともに、互いに同一線上に配置される。また、凹状の中途部32は、両側の線状部31、33の上端又は下端に鈍角で連接する傾斜部32a、32cと、それら傾斜部32a、32cを接続する線状部32bから成る。中途部32の傾斜部32a、32c及び線状部32bは、いずれも直線状で、かつ、線状部32bは線状部31、33に平行である。
断裁線30の幅X2(すなわち、折れ曲がり幅)は、線状部31bと線状部31、33の横方向における離間距離であり、第1の実施形態の幅X1と同様に、2mm〜20mmであることが好ましく、3mm〜10mmであることがより好ましい。
本実施形態における断裁線30は、中途部32において、断裁線30の両端を結んだ仮想的な直線L2に対してずれるように延在するため、一直線状にはならない。そのため、擬似接着ラベルは、剥離基材から剥がされても、断裁線30で折れ曲がることが防止され、貼付作業性が良好になる。なお本実施形態では、下辺10A、上辺10Bに接続する線状部31、33が同一直線上にあるため、直線L2は、線状部31、33に重なる縦方向に平行な線になる。
なお、本実施形態においも、中途部32は曲線を含み、曲線状に曲げられていても良いし、線状部31、33も曲線を含んでいても良い。さらには、線状部31、33にはさらに別の線状部が接続され、その線状部が下辺10A、10Bに接続しても良い。
図4は、本発明に係る第3の実施形態における擬似接着ラベルの平面図である。本実施形態において、第1の実施形態と異なるのは断裁線の形状のみである。以下、第3の実施形態に係る擬似接着ラベルついて、第1の実施形態との相違点を説明する。
第3の実施形態では、断裁線40は、下辺10Aから上辺10Bまで延在する正弦波形の波線状となっている。断裁線40の幅X3は、波線の振幅であって、第1の実施形態の幅X1と同様に、2mm〜20mmであることが好ましく、3mm〜10mmであることがより好ましい。
本実施形態でも、断裁線40は、その一部が断裁線40の両端を結んだ仮想的な直線L3からずれるように延在するため、擬似接着ラベルが剥離基材から剥がされても、断裁線40で折れ曲がることが防止され、貼付作業性が良好になる。
なお、本実施形態において断裁線40は、正弦波に限らず、三角波、のこぎり波、矩形波等の他の波線状であっても良い。
なお、上記各実施形態において、ラベル部18、19は略矩形であったが、その形状は矩形に限定されず、例えば三角形等他の多角形でも良いし、円形等であっても良い。また、擬似接着ラベル10の構造や材質は、上記実施形態に限定されない。例えば、表面基材11、擬似接着層12、粘着剤層13以外の層を備えたものであっても構わない。更に、擬似接着ラベル10の構造や材質は、上記実施形態に限定されない。例えば、表面基材11、擬似接着層12、粘着剤層13以外の層を備えたものであっても構わない。また、断裁線20は、擬似接着ラベルの縦方向に横断したが、横方向や斜め方向に横断しても良い。
次に、本発明について、以下実施例を用いて説明するが、本発明は以下の実施例の構成に限定されない。
[実施例1]
表面基材として、厚さ60μmの合成紙(ユポ・コーポレーション社製、商品名:ユポタック原紙 60SGS)を使用した。擬似接着層を形成するための熱可塑性樹脂として、ポリプロピレン(サンアロマー社製、商品名:サンアロマーPHA03A)を使用した。熱可塑性樹脂は、押出温度290℃、厚さ20μmとなるようにTダイにて押し出し、タック原紙の裏面に熱可塑性樹脂を積層して擬似接着シートとした。次に、シリコーン系剥離紙の離型剤面にアクリル系粘着剤を厚さ25μmになるように塗工して粘着剤層を形成し、先に形成した擬似接着シートの擬似接着層に貼り合わせた。その後、打ち抜き加工及びハーフカット加工、カス上げを行って図2に示すような擬似接着ラベルを得た。断裁線は、表面基材のみを切り込むハーフカット線であり、1本の連続した線であった。
擬似接着ラベルは、横150mm、縦100mmであって、横方向の中央に断裁線を設けた。また、線状部21、23の長さは48.6mm、中途部22の長さは5.8mmとし、中途部22は、線状部21、23に120度で連接させた。さらに、断裁線の幅X1は5mmとした。
[実施例2]
線状部21、23の長さは49.3mm、中途部22の長さは8.1mmとし、中途部22は、線状部21、23に100度で連接させ、断裁線の幅X1は8mmとした点を除いて、実施例1と同様に擬似接着ラベルを作成した。
[実施例3]
線状部21、23の長さは42.9mm、中途部22の長さは17.4mmとし、中途部22は、線状部21、23に145度で連接させ、断裁線の幅X1は10mmとした点を除いて、実施例1と同様に擬似接着ラベルを作成した。
[実施例4]
断裁線の形状を図3のようになるように加工した点を除いて、実施例1と同様に擬似接着ラベルを作製した。なお、線状部31、33の長さは20mm、中途部32における線状部32bの長さは54.2mm、傾斜部32a、32cの長さは5.8mmとし、傾斜部32a、32cは線状部31、33に120度で連接させた。さらに、断裁線の幅X2は5mmとした。
[実施例5]
線状部31、33の長さは20mm、中途部32における線状部32bの長さは57.2mm、傾斜部32a、32cの長さは8.1mmとし、傾斜部32a、32cは線状部31、33に100度で連接させ、断裁線の幅X2は8mmとした点を除いて、実施例4と同様に擬似接着ラベルを作成した。
[実施例6]
線状部31、33の長さは20mm、中途部32における線状部32bの長さは31.4mm、傾斜部32a、32cの長さは17.4mmとし、傾斜部32a、32cは線状部31、33に145度で連接させ、断裁線の幅X2は10mmとした点を除いて、実施例4と同様に擬似接着ラベルを作成した。
[実施例7]
断裁線の形状を図4のようになるように加工した点を除いて、実施例1と同様に擬似接着ラベルを作製した。なお、断裁線の幅X3は5mmとした。
[実施例8]
断裁線の形状を図4のようになるように加工した点を除いて、実施例1と同様に擬似接着ラベルを作製した。なお、断裁線の幅X3は8mmとした。
[実施例9]
断裁線の形状を図4のようになるように加工した点を除いて、実施例1と同様に擬似接着ラベルを作製した。なお、断裁線の幅X3は10mmとした。
[比較例1]
断裁線を、擬似接着ラベルの中央部に、直線的に縦方向に延在するように形成した以外は、実施例1と同様に実施した。
[評価方法:折れ曲がり試験]
実施例及び比較例で得られた擬似接着ラベルを、剥離基材を引き剥がして除去した後、図5に示すように擬似接着ラベルの一端を持って水平にし、そのときの擬似接着ラベル10の折れ曲がり角度Aを計測した。その結果を表1に示す。
Figure 2012208470
断裁線を一直線状にした比較例1では、剥離紙から剥がした擬似接着ラベルは、断裁線で大きく折れ曲がり、貼付作業性が良好でなかった。それに対して、断裁線を折れ曲がり線状とした実施例1〜9では、擬似接着ラベルは実質的に折れ曲がることなく、貼付作業性が良好になった。
10 擬似接着ラベル
11 表面基材
12 擬似接着層
13 粘着剤層
14 剥離基材
18、19 ラベル部
20、30、40 断裁線
21、23、31、33 線状部
22、32 中途部

Claims (6)

  1. 表面基材と、前記表面基材に擬似接着される擬似接着層と、粘着剤層とがこの順に積層された積層構造を備え、前記粘着剤層が被着物に貼着された状態で、前記表面基材を前記擬似接着層から剥離可能な擬似接着ラベルであって、
    前記表面基材は、前記表面基材を平面視で横断するように延在し、前記表面基材を2以上のラベル部に分離して前記擬似接着層から剥離可能とする断裁線を備え、
    前記断裁線は、連続した切込線であって、その両端を結んだ直線に対して少なくとも一部がずれるように延在することを特徴とする擬似接着ラベル。
  2. 前記断裁線における中途部は、その両側の線状部に対して傾斜した形状を有することを特徴とする請求項1に記載の擬似接着ラベル。
  3. 前記断裁線における中途部は、その両側の線状部に対して凹状となるように曲げられた形状を有することを特徴とする請求項1に記載の擬似接着ラベル。
  4. 前記両側の線状部は、同一線上に配置された直線であることを特徴とする請求項3に記載の擬似接着ラベル。
  5. 前記断裁線は、波線状であることを特徴とする請求項1に記載の擬似接着ラベル。
  6. 前記断裁線は、擬似接着ラベルの折れ曲がりを防止するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の擬似接着ラベル。
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