JP2012241330A - 床下収納庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は火災や地震による津波に襲われても流出することなく、内部に収納された物品を汚すことなく守ることができる床下収納庫を得るにある。
【解決手段】 上部の開口部が基礎の上部に位置するように、該基礎に埋設されるように固定されたり、あるいは上部の開口部が地面の上部に位置するように、該地面に埋設された少なくとも防水性を有する床下収納庫本体と、この床下収納庫本体の開口部を開閉可能な耐震、耐火、防水性を有する開閉扉とで床下収納庫を構成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は非常食料品、非常時の装備品や備蓄品等を収納保管することができる床下収納庫に関する。
従来、床下収納庫は床の上面と同一面となる開閉蓋を設けた収納庫を、床の底面に取付けたり、床下の地面上に位置させた収納庫の開閉蓋の位置する部分の床に開閉扉を設けて設置している。
このため、火災や地震による津波に襲われた場合、東日本大震災のように家屋ごと流されてしまい、なくなってしまうという欠点があった。
特開2004−244854号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、火災や地震による津波に襲われても
流出することなく、内部に収納された物品を汚すことなく守ることができる床下収納庫を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は上部の開口部が基礎の上部に位置するように、該基礎に埋設されるように固定されたり、あるいは上部の開口部が地面の上部に位置するように、該地面に埋設された防水性を有する床下収納庫本体と、この床下収納庫本体の開口部を開閉可能な耐震、耐火、防水性を有する開閉扉とで床下収納庫を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1により、床下収納庫本体が基礎に埋設固定あるいは地面に埋設されているので、地震による津波に襲われ、家屋が流出しても、床下収納庫本体の流出を阻止することができる。
(2)前記(1)により、床下収納庫本体の上部の開口部を、耐震、耐火、防水性を有する開閉扉で閉じておくことにより、床下収納庫本体に収納された物品を火災や地震による津波より守ることができる。
(3)前記(1)により、火災や地震による津波より守ることができる金庫代わりとしても使用することができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、保存食料品の出し入れを効率よく行なうことができる。
(5)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、床下収納庫本体の換気ができ、安全に使用することができ、かつ災害時に床下収納庫本体内に水が浸入するのを確実に阻止することができる。
(6)請求項4も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、床下収納庫本体内に循環する水道水の水タンクが設けられているので、災害時の非常用の飲料水として利用することができるとともに、供給管や排出管が損傷しても、逆止水弁部分が基礎部分あるいは地面部分に介装されている部分まで損傷することなく、床下収納庫本体内へ水が浸入するのを確実に阻止することができる。
本発明を実施するための第1の形態の縦断面図。 図1の2−2線に沿う断面図。 本発明を実施するための第1の形態の要部拡大断面図。 図3の平面図。 本発明を実施するための第2の形態の縦断面図。 図5の6−6線に沿う断面図。 本発明を実施するための第2の形態の要部拡大断面図。 本発明を実施するための第3の形態の縦断面図。 図8の9−9線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の要部拡大断面図。 本発明を実施するための第4の形態の縦断面図。 図11の12−12線に沿う断面図。 本発明を実施するための第4の形態の要部拡大断面図。 本発明を実施するための第5の形態の縦断面図。 図14の15−15線に沿う断面図。 本発明を実施するための第5の形態の要部拡大断面図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図4に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は住宅2に設置される本発明の床下収納庫で、この床下収納庫1は前記住宅2の台所3の部分の基礎4に上部の開口部5が、該基礎4の上部に位置するように埋設固定された耐震、耐火、防水、耐圧性の内の少なくとも防水性を有する床下収納庫本体6と、この床下収納庫本体6の開口部5を開閉可能に密封するパッキン7を備える取っ手29を有する開閉蓋本体8、この開閉蓋本体8を開閉できるように支持する一端部が該開閉蓋本体8の一端部に取付けられ、他端部が前記床下収納庫本体6の開口部5の外周部に取付けられた取付け金具9、前記開閉蓋本体8の開放端部である他端部に形成された係合部10、この係合部10と着脱可能に係合する前記床下収納庫本体6の開口部5の外周部に回動可能に取付けられた係止片としてのアイボルト11、このアイボルト11と螺合する蝶ナット12とからなる耐震、耐火、防水、耐圧性を有する開閉蓋13と、この開閉蓋13を有する前記台所3の床14に形成された、該開閉蓋13の開閉が可能な蓋15と、この蓋15の開口部15aの外周部と前記開閉蓋13の外周部とを覆おうカバー筒16とで構成されている。
なお、基礎4に埋設固定する床下収納庫本体6は地震の津波により住宅2が流されても、該基礎4に埋設された状態を保てるように、上部だけ布基礎となるコンクリートで覆ったり、床下収納庫本体6の開口部を除く部位の全外周部をコンクリートで覆ったりする。当然法で要求された強度となるように設計されたものが使用される。
上記構成の床下収納庫1は蓋15および開閉蓋13を開放して、床下収納庫本体6内に重要な書類や非常食料品、非常時の装備品や備蓄品を収納し、開閉蓋本体8で開口部5を閉じ、アイボルト11を係合部10に係合させて蝶ナット12を締付けることにより、床下収納庫6の開口部5を密閉した状態で開閉蓋13を閉じることができる。
この状態で、開閉蓋13上部のカバー筒16の空間に、日常的に使用する食料品等を収納して、日常的に使用する床下収納庫として使用することもできる。
なお、床下収納庫本体6に収納する非常食料品、非常時の装備品や備蓄品等は一定期間ごとにチェックや交換作業を行なうとよい。
このような床下収納庫1は火災で住宅2は焼失したり、地震の津波により住宅2が流されたりしても、東日本大震災でも分かるように、基礎4部分は流されることがないので、床下収納庫1は基礎4とともに残った状態となり、焼失や流出を防止でき、災害時にとりあえず床下収納庫1内に収納した物品で再起を図ることができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図5ないし図16に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図5ないし図7に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、人が入ることができる大きさの床下収納庫本体6Aを基礎4に埋設するとともに、該床下収納庫本体6A内に梯子17を設け、非常食料品、非常時の装備品や備蓄品以外にも日常的に使用する物品も保管できる棚18、18を設けた点で、このように構成した床下収納庫1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、床下収納庫本体6A内に日常的に使用する物品も保管しておくことにより、非常時に日常的に使用する物品が災害時に使用できる非常物品として使用することができる。
なお、本発明の実施の形態では開閉蓋本体8の内壁面には内側取っ手30が取付けられている。
図8ないし図10に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、床下収納庫本体6Aと床下19とを連通する換気パイプ20を設けるとともに、床下収納庫本体6Aを埋設固定した基礎4部分を通過する換気パイプ20に逆止水弁21を介装した点で、このように構成した床下収納庫1Bは前記第2の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、換気パイプ20で床下収納庫本体6A内を換気でき、安全に作業することができ、かつ災害時に換気パイプ20が損傷しても、基礎4より外側に位置した部位となるため、換気パイプ20を通過して床下収納庫本体6A内へ水が浸入するのを逆止水弁21で阻止することができる。
図11ないし図13に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第3の形態と主に異なる点は、床下収納庫本体6A内に水タンク22を設置し、該水タンク22に水道管に接続された供給管23および、台所3の蛇口24に接続された排出管25とを設け、基礎4に埋設された供給管23および排出管25に逆止水弁26、27を設けて、水タンク22内へ水道水を供給管23を介して供給し、水タンク22内の水を逆止水弁27および排出管25を介して、台所3の蛇口24へ供給できるようにした点で、このように構成した床下収納庫1Cにしても、前記本発明を実施するための第3の形態と同様な作用効果が得られるとともに、通常時に常に入れ替わっていた水タンク22内の綺麗な水を非常時の水として使用することができる。
なお、災害時に供給管23や排出管25が損傷しても、逆止水弁26、27が基礎4で覆われているため、水タンク22側への損傷を阻止できる。
また、水タンク22内には水道水が満タンに供給されているため、供給管23の逆止水弁26を通過して汚水等が浸入するのも阻止できる。
供給管23と排出管25の床下収納庫本体6Aの取付部は、該床下収納庫本体6A内に水が浸入しないように防水処理や耐火処理が当然に施されている。
図14ないし図16に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、床下収納庫本体6を床下19の地面28に埋設固定した点で、このように床下の地面28に埋設しても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる床下収納庫1Dにすることができる。
なお、前記本発明を実施するための各形態では台所3の床下19に床下収納庫1、1A、1B、1C、1Dを設置したものについて説明したが、本発明はこれに限らず、台所以外の床下部分に床下収納庫を設置してもよい。
なお、前記各実施の形態で用いた開閉蓋13の構造は、これらの構造に限らず、床下収納庫本体6、6A内に水が侵入することなく、耐震、耐火、耐圧性を有する構造のものであればどんな構造であってもよい。また、開閉蓋13を床下収納庫本体6、6Aに閉じる手段は、既存のどんな手段を用いてもよい、閉じた後、鍵をかけれるようにしてもよい。
本発明は床下収納庫の製造および設置産業で利用される。
1、1A、1B、1C、1D:、床下収納庫、
2:住宅、 3:台所、
4:基礎、 5:開口部、
6、6A:床下収納庫本体、 7:パッキン、
8:開閉蓋本体、 9:取付け金具、
10:係合部、 11:係止片としてのアイボルト、
12:蝶ナット、 13:開閉蓋、
14:床、 15:蓋、
16:カバー筒、 17:梯子、
18:棚、 19:床下、
20:換気パイプ、 21:逆止水弁、
22:水タンク、 23:供給管、
24:蛇口、 25:排出管、
26、27:逆止水弁、 28:地面。

Claims (4)

  1. 上部の開口部が基礎の上部に位置するように、該基礎に埋設されるように固定されたり、あるいは上部の開口部が地面の上部に位置するように、該地面に埋設された少なくとも防水性を有する床下収納庫本体と、この床下収納庫本体の開口部を開閉可能な耐震、耐火,防水性を有する開閉扉とからなることを特徴とする床下収納庫。
  2. 床下収納庫本体は台所の床下の基礎に埋設されるように固定、あるいは台所の床下の地面に埋設されるように固定されていることを特徴とする請求項1記載の床下収納庫。
  3. 床下収納庫本体には該床下収納庫本体内の換気を行なうことができ、かつ基礎部分あるいは地面部分に逆止水弁が介装された換気パイプが設けられていることを特徴とする請求項1記載の床下収納庫。
  4. 床下収納庫本体には該床下収納庫本体内に設けられた水タンクへ水道水を循環させることができる基礎部分あるいは地面部分に逆止水弁が介装された供給管および排出管が設けられていることを特徴とする請求項1記載の床下収納庫。
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