JP2012242045A - 地下水熱利用システム - Google Patents

地下水熱利用システム Download PDF

Info

Publication number
JP2012242045A
JP2012242045A JP2011114849A JP2011114849A JP2012242045A JP 2012242045 A JP2012242045 A JP 2012242045A JP 2011114849 A JP2011114849 A JP 2011114849A JP 2011114849 A JP2011114849 A JP 2011114849A JP 2012242045 A JP2012242045 A JP 2012242045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groundwater
water
spring
heat
treatment layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011114849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5892304B2 (ja
Inventor
Yoshio Ishizuka
与志雄 石塚
Yoichi Iwasaki
陽一 岩崎
Yutaka Kamiya
豊 神谷
Kazuyuki Yoneyama
一幸 米山
Takashi Nishimura
崇 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP2011114849A priority Critical patent/JP5892304B2/ja
Publication of JP2012242045A publication Critical patent/JP2012242045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5892304B2 publication Critical patent/JP5892304B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24TGEOTHERMAL COLLECTORS; GEOTHERMAL SYSTEMS
    • F24T10/00Geothermal collectors
    • F24T10/10Geothermal collectors with circulation of working fluids through underground channels, the working fluids not coming into direct contact with the ground
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

【課題】簡易な設備で十分な熱効率が得られる地下水熱利用システムを提供する。
【解決手段】基礎スラブ1と最下階の床2との間に湧水処理層3を設置し、地下外壁4と周囲地盤との間に地下水集水層5を設置し、周囲地盤中の地下水を地下水集水層により集水して湧水処理層に導入し、地下水の保有熱をヒートポンプ13の熱源として利用する。湧水処理層に導入した地下水をピット9に集水しポンプ11によりヒートポンプに直接供給する。あるいは湧水処理層および/または地下水集水層に熱交換用配管を設置し、ヒートポンプに供給する熱源水を熱交換用配管に通して熱交換を行う。地下水集水層と湧水処理層との間に地下水導入管7を設置し調整弁8により地下水導入量を調整可能とする。ピットへの流入量を越流堰10により調整する。湧水処理層に導入した湧水を中水として利用する。湧水処理層に沈澱堆積物を除去するための洗浄設備を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は建物の周囲地盤の地下水を熱源として有効利用するための地下水熱利用システムに関する。
地下水の保有熱エネルギーを建物における冷暖房用の熱源等に利用するためのシステムとしては、採熱用の専用の井戸(ボアホール)を利用する方法(ボアホール内に熱交換器を設置し、または地下水を汲み上げて利用する)や、杭の周囲に地下水との間で熱交換を行うための熱交換器を設置するシステムが知られている他、たとえば特許文献1〜3に示されるようなシステムが提案されている。
特許文献1に示される地中熱交換システムは、建物の下部に透水層を設けてそこに熱媒体を通す熱交換用のパイプを配管し、建物の周囲を流れる地下水を通水口から透水層に導いて排水口から排水させる間に地下水と熱媒体との間で熱交換を行うようにしたものである。
特許文献2に示される地下帯水層熱の利用システムは、地盤面下に設置した貯留水層の側壁から多管式地中熱交換器を地中に設置し、その多管式地中熱交換器により地下水熱を採取し熱媒を冷却するようにしたものである。
特許文献3に示される地熱利用ヒートポンプシステムは、地中浅層部に埋設した採熱管により地中浅層部に存在する地下水または伏流水から地熱を採取するようにしたものである。
特開2008−275263号公報 特開2002−147892号公報 特開2005−49016号公報
しかし、専用の井戸(ボアホール)を利用するシステムでは井戸を設置するために多大の費用を必要とするばかりでなく、地下水の流れが小さい場合は十分な熱効率が得られない場合が多い。
また、杭を利用して熱交換を行うシステムでは専用の井戸に代えて杭を利用できる点で合理的であるが、多数の杭が密に設置される構造の建物にしか適用できないし、井戸による場合と同様に地下水の流れが小さい場合は十分な熱効率が得られるものではない。
さらに、特許文献1〜3に示されるようなシステムは、いずれも大掛かりな設備を必要とするばかりでなく必ずしも十分な熱効率が得られるものでもなく、普及するに至っていない。
上記事情に鑑み、本発明は簡易な設備で十分な熱効率が得られる合理的で有効適切な地下水熱利用システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明の地下水熱利用システムは、建物の基礎スラブと最下階の床との間に湧水処理層を設置するとともに、該建物の地下外壁とその周囲地盤との間に前記湧水処理層に通じる地下水集水層を設置し、前記建物の周囲地盤中の地下水を前記地下水集水層により集水して前記湧水処理層に導入することより、該地下水の保有熱を水熱源ヒートポンプの熱源として利用可能としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の地下水熱利用システムであって、前記湧水処理層に導入した地下水を該湧水処理層からポンプにより前記水熱源ヒートポンプに供給可能としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の地下水熱利用システムであって、前記湧水処理層および前記地下水集水層の双方もしくはいずれか一方に、前記水熱源ヒートポンプに供給する熱源水が循環して前記湧水処理層内の湧水および/または前記地下水集水層内の地下水と熱交換を行う熱交換用配管を設置したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1,2または3記載の地下水熱利用システムであって、前記地下水集水層と前記湧水処理層との間に、前記地下水集水層により集水した地下水を前記湧水処理層に導入するための地下水導入管を設置し、かつ該地下水導入管に、前記地下水集水層から前記湧水処理層への地下水導入量を調整可能な調整弁を設けたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1,2,3または4記載の地下水熱利用システムであって、前記湧水処理層にピットを設けるとともに該ピットへの地下水流入量を調整する越流堰を設けたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1,2,3,4または5記載の地下水熱利用システムであって、前記湧水処理層に導入された湧水を水処理して中水として利用可能としたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1,2,3,4,5または6記載の地下水熱利用システムであって、前記湧水処理層に洗浄水を供給して沈澱堆積物を除去する洗浄設備を設けたことを特徴とする。
本発明の地下水熱利用システムは、地下外壁の外側に地下水集水層を設けて建物の周囲地盤から地下水を積極的にかつ効率的に集水し、集水した地下水を湧水として基礎部に設けた湧水処理層に導くことにより、水熱源ヒートポンプにおける熱源水として有効に利用して効率的なヒートポンプ運転が可能である。
特に本発明の地下水熱利用システムは、地下外壁の外側に適宜の透水性材料を設置することのみで地下水集水層を低コストで設置可能であるし、湧水処理層は通常の建物においても不可欠である湧水槽を転用可能であるから、従来システムに比較してイニシャルコストを十分に軽減することが可能である。
本発明の地下水熱利用システムの第1実施形態を示す概略構成図である。 同、湧水処理層を示す平面図である。 本発明の地下水熱利用システムの第2実施形態を示す概略構成図である。 同、湧水処理層を示す平面図である。 本発明の地下水熱利用システムの他の構成例を示す図である。
本発明の地下水熱利用システムの第1実施形態を図1〜図2に示す。
これは、地下水位が比較的高い地盤に建設される建物に適用されたもので、建物の周辺地盤から建物内に湧水として流入する地下水の保有熱エネルギーを冷暖房用の熱源として利用するとともに、熱利用後の湧水を建物内において中水(雑用水)としても利用するようにしたものである。
本実施形態のシステムでは、建物の基礎スラブ1と最下階の床2との間に湧水処理層3を設置するとともに、建物の地下外壁4とその周囲地盤との間には湧水処理層3に通じる地下水集水層5を設け、建物周辺地盤の地下水を地下水集水層5により集水して湧水処理層3に導入することを主眼としている。
具体的には、図示例の場合には地下外壁4の周囲に山留め壁6が設けられていて、その山留め壁6と地下外壁4との間に適宜の排水材パネルや不織布等の透水性材料が介装されることで地下水集水層5が形成されている。
なお、山留め壁6は建物の施工時に仮設的に設けたものを残置してそのまま利用すれば良いが、建物の完成後にはその内側に地下水を流入させるとともに地下水集水層5を保護する機能を要するので、山留め壁6としては地下水の流入を完全には阻止しないような適度の通水機能を有する構造のもの(たとえば親杭横矢板工法による山留め壁のように完全止水壁としては機能しない構造のもの)とすることが好ましい。
但し、山留め壁6は地下水を集水するうえでは必ずしも必要ではなく、地下水集水層5がそれ自体で十分な集水機能を有しかつ格別の保護を必要としないものであれば山留め壁6を撤去しても良いし、山留め壁6を設けずとも地下水集水層5を支障なく形成できる場合には山留め壁6をはじめから省略することでも差し支えない。
また、上記の湧水処理層3は基本的には通常の建物においても湧水を処理するために基礎部に設けられる湧水槽と同様に機能するものであるが、本実施形態では図2に示すように格子状の通水路を有する湧水処理パネルが基礎スラブ1上に設置されることで湧水処理層3が形成されており、その湧水処理パネル上に押さえコンクリートが打設されて最下階の床2が形成されるようになっている。
なお、基礎スラブ1と湧水処理パネルとの間にはたとえばゴムアスファルト系塗膜防水材の塗布等による適宜の防水処理を施すことが好ましい。また、必要であれば上記の地下水集水層5と地下外壁4との間にも同様の防水処理を施せば良い。
上記の地下水集水層5の下部と湧水処理層3との間には地下外壁4を貫通する地下水導入管7が所定間隔で設置されていて、地下水集水層5に集水された地下水はそれら地下水導入管7を通して湧水処理層3に導入可能とされ、かつ各地下水導入管7の先端部に設けられている調整弁8の開度調整により湧水処理層3への地下水の導入量が調整可能とされている。
湧水処理層3の一角部にはピット9が設けられていて湧水処理層3全体はそのピット9に向かって下がり勾配となるように形成されており、したがって地下水導入管7から湧水処理層3の各所に導入された地下水は図中の矢印で示すようにピット9に向かって自然流下してピット9に貯留されるようになっている。
なお、湧水処理層3からピット9への流入部には越流堰10が設けられていて、その越流堰10の高さの調整により湧水処理層3からピット9への流入量や湧水処理層3内における湧水の水位や滞留時間を適切に調整可能とされている。
そして、ピット9内にはポンプ11が設置されていて、そのポンプ11により汲み上げた湧水を水質処理装置12を経てヒートポンプ(水熱源ヒートポンプ)13に供給し、ヒートポンプ13は湧水を熱源水として利用して冷房時においては冷水を調製するとともに暖房時においては温水を調製して空調機に供給するようになっている。
なお、上記のヒートポンプ13としては冷暖房用の熱源機のみならず、必要に応じて給湯用その他の用途に供する熱源機も適用できる。
さらに、ヒートポンプ13により熱源水として利用した後の湧水は建物内の各所に中水として供給して雑用水として利用するようになっており、それによる節水効果が得られるものとなっている。なお、そのように熱利用後の湧水を中水として利用するためには、上記の水質処理装置12は湧水を熱源水として利用可能な水質とするばかりでなく中水としても利用可能な水質に調整し得るものとしておく必要がある。
通常の建物では周囲地盤全体から建物内に無駄に流入してくる湧水を単に排水処理するしかないが、本実施形態の地下水熱利用システムは地下外壁4の外側に敢えて地下水集水層5を設けて建物の周囲地盤から地下水を積極的にかつ効率的に集水して湧水処理層3に導き、その湧水を冷暖房用あるいは他の用途の熱源水として有効に利用することが可能であり、しかもその湧水の水温は年間を通じて15〜18℃程度と安定しているから効率的なヒートポンプ運転が可能であり、極めて有効にして合理的なものである。
特に本発明の地下水熱利用システムは、地下外壁4の外側に適宜の透水性材料を設置することのみで地下水集水層5を低コストで設置可能であるし、湧水処理層3は通常の建物においても不可欠である湧水槽を転用可能であるから、多数の専用の井戸を設けたり多数の杭を利用して地下水との熱交換を行う従来システムに比較してイニシャルコストを十分に軽減することが可能である。
しかも、本発明の地下水熱利用システムでは、地下水導入管7に設けた調整弁8や越流堰10の調整によって所望の湧水量を確保することが可能であり、それにより年間を通じて最適かつ効率的な地下水熱利用が可能であるし、仮に地下水の利用が不要となったり湧水処理層3への湧水の導入を停止する必要が生じた場合には調整弁8を閉じてしまえば必要以上の湧水の流入を阻止できるから、地下水熱利用システムとして極めて合理的あり有効である。
図3〜図4は本発明の地下水熱利用システムの第2実施形態を示すものである。
上記第1実施形態ではピット9に集水した湧水をポンプ11によりヒートポンプ13に供給して熱源水として直接的に利用するものとしたが、本第2実施形態では地下水集水層5内の地下水および湧水処理層3内の湧水との熱交換によりその保有熱エネルギーを間接的に利用するものである。
具体的には、本第2実施形態では地下水集水層5内および湧水処理層3内に一連の熱交換用配管14を蛇行状態で配管してそれに熱媒体(冷温水あるいはブライン)を循環させることにより、地下水集水層5内を下方に向かって流下する地下水および湧水処理層3内をピット9に向かって流下する湧水と熱媒体との間で熱交換を行いつつ、その熱媒体をヒートポンプ13に供給するようにしたものである。
なお、熱交換用配管14の所要長や熱媒体流量等の諸元は、集水される地下水量やその温度条件等を考慮して所望の熱交換効率が得られるように適切に設定すれば良い。
また、熱交換用配管14は必ずしも図示例のように地下水集水層5内および湧水処理層3内の全体にわたって配管することはなく必要範囲に設置すれば良く、場合によっては地下水集水層5内にのみ設置したり湧水処理層3内にのみ設置することでも良いし、必要に応じて複数系統の熱交換用配管14を適宜のゾーニングを設定して設置すれば良い。
また、本第2実施形態においても、熱利用後の湧水を最終的には中水として利用するべく、ピット9内の湧水をポンプ11により汲み上げて水質処理装置12を経て建物内各所に供給するようにしており、したがって本第2実施形態においても、第1実施形態の場合と全く同様に、地下水集水層5により積極的に集水して湧水処理層3に導入した湧水を熱源水として有効に利用でき、かつ熱利用後の湧水を中水としても有効に利用可能である。
以上で本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものでは勿論なく、たとえば以下に列挙するような適宜の設計的変更や応用が可能である。
上記第1実施形態ではピット9に集水した湧水を熱源水として直接利用するものとし、第2実施形態ではピット9に流入する前の地下水(湧水)を熱交換により間接利用するようにしたが、地下水の水温や熱源水として必要とされる水温その他の条件によっては双方を組み合わせて併用することも可能である。
上記実施形態では熱利用後の湧水をさらに中水として利用するようにしたが、その必要がなければ熱利用後の湧水は適宜排水してしまえば良い。
また、中水として利用する場合において、熱利用後の湧水が中水としての所要量よりも多量である場合には余剰分を排水してしまえば良い。
さらに、地下水の水質が良質であってそれを熱源水や中水として利用するうえで格別の水質処理を行う必要が無ければ、上記実施形態における水質処理装置12は省略可能である。
上記各実施形態では地下水集水層5と湧水処理層3とを地下水導入管7を介して連通させ、かつ地下水導入管7には調整弁8を設けて導入量を調整可能としたが、その必要がなければ地下水導入管7を省略して地下水集水層5と湧水処理層3とを単に連続的に設けておけば良い。
また、上記各実施形態では湧水処理層3からピット9への流入部に越流堰10を設けたが、越流堰10が不要であれば省略しても良いし、さらに湧水処理層3自体で十分な水深を確保し得て格別のピットを設ける必要がなければ上記実施形態におけるピット9を省略しても差し支えない。
上記各実施形態のように地下水導入管7に調整弁8を設ける場合、その調整弁8は手動操作により開閉するものでも良い(その場合、地下水導入管7を床下に設けている場合には、調整弁8を操作するための点検口を床2の要所に設けておけば良い)が、調整弁8を電磁弁や電動弁等により構成して遠方操作することが好ましい。その場合、適宜のセンサによって地下水量や地下水温、熱負荷等を検出して地下水集水層5から湧水処理層3への導入量が最適となるように調整弁8を自動制御するようなシステムを付加することも考えられ、それにより最適な自動運転が可能となる。
併せて、上記実施形態のようにピット9への流入量を越流堰10により調整する場合においては、その越流堰10を可動堰としてそれを調整弁8の操作と関連づけてあるいはそれとは独立に自動制御することも好ましい。
上記各実施形態のように地下水導入管7および調整弁8は床下に設置することでも良いが、あるいは図5に示すように床上に設置することでも良く、その場合は調整弁8を容易に手動操作することができる。
また、地下水に含まれる砂等の固形物が湧水処理層3内に沈澱堆積することも想定されるので、それを防止するために洗浄設備を備えることも好ましい。
その場合、具体的にはたとえば図5に示したように地下水導入管7を床上に配管するとともに、その地下水導入管7に対して洗浄管15をフラッシュ弁16を介して接続しておき、定期的にあるいは必要に応じて調整弁8を閉じてフラッシュ弁16を開いて洗浄水を湧水処理層3内に高圧で噴射させることにより、湧水処理層3内の沈澱堆積物を容易に洗浄除去することができる。
上記各実施形態では格子状の通水路を有する湧水処理パネルを基礎スラブ1上に設置することで湧水処理層3を形成したが、必ずしもそうすることはなく、湧水処理層3は少なくともそこに導入された湧水を熱源水として利用可能なように設ければ良く、その限りにおいて湧水処理層3の形態や構造、設置範囲は任意である。
地下外壁4の外側に設ける地下水集水層5についても、地下水を効率的に集水して湧水処理層3に導入できるものであれば良く、その限りにおいて地下水集水層5の形態や構造、設置範囲は任意である。
1 基礎スラブ
2 床
3 湧水処理層
4 地下外壁
5 地下水集水層
6 山留め壁
7 地下水導入管
8 調整弁
9 ピット
10 越流堰
11 ポンプ
12 水質処理装置
13 ヒートポンプ(水熱源ヒートポンプ)
14 熱交換用配管
15 洗浄管(洗浄設備)
16 フラッシュ弁(洗浄設備)

Claims (7)

  1. 建物の基礎スラブと最下階の床との間に湧水処理層を設置するとともに、該建物の地下外壁とその周囲地盤との間に前記湧水処理層に通じる地下水集水層を設置し、前記建物の周囲地盤中の地下水を前記地下水集水層により集水して前記湧水処理層に導入することにより、該地下水の保有熱を水熱源ヒートポンプの熱源として利用可能としたことを特徴とする地下水熱利用システム。
  2. 請求項1記載の地下水熱利用システムであって、
    前記湧水処理層に導入した地下水を該湧水処理層からポンプにより前記水熱源ヒートポンプに供給可能としたことを特徴とする地下水熱利用システム。
  3. 請求項1または2記載の地下水熱利用システムであって、
    前記湧水処理層および前記地下水集水層の双方もしくはいずれか一方に、前記水熱源ヒートポンプに供給する熱源水が循環して前記湧水処理層内の湧水および/または前記地下水集水層内の地下水と熱交換を行う熱交換用配管を設置したことを特徴とする地下水熱利用システム。
  4. 請求項1,2または3記載の地下水熱利用システムであって、
    前記地下水集水層と前記湧水処理層との間に、前記地下水集水層により集水した地下水を前記湧水処理層に導入するための地下水導入管を設置し、かつ該地下水導入管に、前記地下水集水層から前記湧水処理層への地下水導入量を調整可能な調整弁を設けたことを特徴とする地下水熱利用システム。
  5. 請求項1,2,3または4記載の地下水熱利用システムであって、
    前記湧水処理層にピットを設けるとともに該ピットへの地下水流入量を調整する越流堰を設けたことを特徴とする地下水熱利用システム。
  6. 請求項1,2,3,4または5記載の地下水熱利用システムであって、
    前記湧水処理層に導入された湧水を水処理して中水として利用可能としたことを特徴とする地下水熱利用システム。
  7. 請求項1,2,3,4,5または6記載の地下水熱利用システムであって、
    前記湧水処理層に洗浄水を供給して沈澱堆積物を除去する洗浄設備を設けたことを特徴とする地下水熱利用システム。
JP2011114849A 2011-05-23 2011-05-23 地下水熱利用システム Expired - Fee Related JP5892304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011114849A JP5892304B2 (ja) 2011-05-23 2011-05-23 地下水熱利用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011114849A JP5892304B2 (ja) 2011-05-23 2011-05-23 地下水熱利用システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012242045A true JP2012242045A (ja) 2012-12-10
JP5892304B2 JP5892304B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=47463940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011114849A Expired - Fee Related JP5892304B2 (ja) 2011-05-23 2011-05-23 地下水熱利用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5892304B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104197587A (zh) * 2014-09-18 2014-12-10 中冶集团武汉勘察研究院有限公司 一种环基坑内扰埋管式地下换热结构及其施工方法
JP5848490B1 (ja) * 2014-02-28 2016-01-27 中国電力株式会社 発電設備の熱交換構造
CN113531930A (zh) * 2021-08-02 2021-10-22 山东省鲁南地质工程勘察院(山东省地勘局第二地质大队) 利用矿坑水换热的井下换热装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04339912A (ja) * 1991-05-16 1992-11-26 Fujita Corp 山留壁からの湧水処理方法
JPH0540487U (ja) * 1991-07-19 1993-06-01 昭和電工建材株式会社 簡易二重床構造
JPH09151492A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Fujita Corp 湧水利用装置
JPH10110442A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Jsp Corp 地下室、貯水槽、及び地下壁の湧水排水材
JPH10121777A (ja) * 1996-10-16 1998-05-12 Taisei Corp 放射線遮蔽外壁及び構築方法
JP2005351079A (ja) * 2005-08-03 2005-12-22 Sekisui Chem Co Ltd 貯水装置
JP2008275263A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Kajima Corp 地中熱交換システム
JP2009264721A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Takahashi Kanri:Kk アース・ソーラーシステム(一層式)
JP2011007447A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Ohbayashi Corp 地中熱交換器の設置方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04339912A (ja) * 1991-05-16 1992-11-26 Fujita Corp 山留壁からの湧水処理方法
JPH0540487U (ja) * 1991-07-19 1993-06-01 昭和電工建材株式会社 簡易二重床構造
JPH09151492A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Fujita Corp 湧水利用装置
JPH10110442A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Jsp Corp 地下室、貯水槽、及び地下壁の湧水排水材
JPH10121777A (ja) * 1996-10-16 1998-05-12 Taisei Corp 放射線遮蔽外壁及び構築方法
JP2005351079A (ja) * 2005-08-03 2005-12-22 Sekisui Chem Co Ltd 貯水装置
JP2008275263A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Kajima Corp 地中熱交換システム
JP2009264721A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Takahashi Kanri:Kk アース・ソーラーシステム(一層式)
JP2011007447A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Ohbayashi Corp 地中熱交換器の設置方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5848490B1 (ja) * 2014-02-28 2016-01-27 中国電力株式会社 発電設備の熱交換構造
CN104197587A (zh) * 2014-09-18 2014-12-10 中冶集团武汉勘察研究院有限公司 一种环基坑内扰埋管式地下换热结构及其施工方法
CN113531930A (zh) * 2021-08-02 2021-10-22 山东省鲁南地质工程勘察院(山东省地勘局第二地质大队) 利用矿坑水换热的井下换热装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5892304B2 (ja) 2016-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107685072B (zh) 一种用于污染场地的集中燃烧式原位热脱附修复的方法
KR101992308B1 (ko) 스마트팜과 건축물 냉난방을 위한 단일 급수방식을 이용한 지열시스템 및 이의 시공 방법
JP5963790B2 (ja) 地下水循環型地中熱採熱システム及び地中熱利用冷暖房又は給湯システム
JP4486663B2 (ja) 地中熱井戸の高効率な集熱システム
KR101370640B1 (ko) 지열공의 시공 깊이를 달리하는 지열 시스템
Narsilio et al. Shallow geothermal energy: an emerging technology
Lee et al. Applications of building-integrated coil-type ground-coupled heat exchangers—Comparison of performances of vertical and horizontal installations
KR101220531B1 (ko) 순환 저수조와 순환 지하수를 이용하는 지열 시스템
CN102155818B (zh) 一种低温地板辐射采暖和制冷系统装置
Minea Experimental investigation of the reliability of residential standing column heat pump systems without bleed in cold climates
JP4869145B2 (ja) 地中熱交換システム
JP2015038421A (ja) 空気調和システム
JP5892304B2 (ja) 地下水熱利用システム
JP4882021B1 (ja) 熱交換システム
JP2016070531A (ja) 浸透桝を活用した地下水熱利用システム
JP6948711B2 (ja) 排湯熱再生装置、およびそれを利用した排湯熱再生システム
KR100904291B1 (ko) 지하수 및 우수를 이용한 냉난방 시스템
JP2016023914A (ja) 多段的地下水熱利用システム
JP6907596B2 (ja) 地下水利用方法
KR101220897B1 (ko) 지열교환 장치
KR20160054089A (ko) 유출지하수를 이용한 히트펌프 냉난방 시스템
KR101234014B1 (ko) Pe재질로 형성된 지열시스템 헤더
JP4609946B2 (ja) 季節エネルギー利用の地中蓄熱システム兼予備水源
CN202119160U (zh) 低温地板辐射采暖和制冷系统装置
KR20130096826A (ko) 고효율지열시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5892304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees