JP2012244876A - 電気機器と電線端末端子との接続構造、及び、電気接続箱 - Google Patents

電気機器と電線端末端子との接続構造、及び、電気接続箱 Download PDF

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Abstract

【課題】接続不良を防止することが可能な構造となる、電気機器と電線端末端子との接続構造と、このような構造を採用してなる電気接続箱とを提供する。
【解決手段】ヒューズボックス21は、端子変換ブロック25を備えて図示しない負荷又は電源との電気的な接続を容易にすることができるようになっている。具体的には、電線22の端末の端子26を端子変換ブロック25に挿入するだけで電気的な接続を完了させることができるようになっている。端子変換ブロック25は、ブロックバスバー45と、ブロックハウジング46との二部品構成になっている。ブロックバスバー45は、導電性を有する金属板をプレス加工してなる金属部品として備えられている。また、ブロックハウジング46は、絶縁性を有する樹脂成型部品として備えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器と電線端末端子との接続構造、及び、電気接続箱に関する。
自動車等の車両に搭載される電気機器としては、例えば電気接続箱が挙げられる。電気接続箱は、リレーボックスやヒューズボックス、或いはジャンクションブロックや電子制御ユニットボックス等を総称するものとして知られている。
図12において、電気接続箱のうちヒューズボックス1は、絶縁性を有するハウジング2を備えて構成されている。尚、ヒューズボックス1に関連する開示技術としては、例えば下記特許文献1が一例として挙げられるものとする。
ヒューズボックス1を構成するハウジング2には、キャビティ3が形成されている。キャビティ3は、大電流用のヒュージブルリンク4を装着するために形成されている。キャビティ3の下方にはナット5が設けられている。ナット5は、ハウジング2の所定位置に固定されている。ヒュージブルリンク4は、脚状の導電板部となる一対の端子を有している。この一対の端子には、それぞれボルト挿通孔が形成されている。ヒュージブルリンク4は、これがキャビティ3に装着されると、ハウジング2に固定されたナット5の位置に上記端子のボルト挿通孔が一致するようになっている。上記端子は、ナット5及びボルト6により締め付け固定されている。
ヒューズボックス1に対し電気的な接続を行う場合には、電線7が用いられている。電線7の端末には、ボルト締め端子8(丸形の電線端末端子。具体的にはLA端子)が設けられている。このボルト締め端子8をヒューズボックス1に接続する際には、先ず、ボルト締め端子8をヒュージブルリンク4の端子9(図13参照)に重ね合わせ、次に、各端子のボルト挿通孔にボルト6を挿通しつつ締め付け固定をする作業が必要である。
特開平10−92484号公報
図12の従来技術にあっては、作業者が電線7を持ち、この状態でボルト6の締め付け作業を行うことから、作業中にボルト締め端子8に傾き(斜めになる状態)が生じた場合には、図13に示す如く、ボルト締め端子8がねじ山10に引っ掛かった状態になり、このままで本締めがなされると接続不良が生じてしまうという虞を有している。
尚、例えば電動工具を用いてボルト6の本締めを行う場合、ボルト締め端子8がねじ山10に引っ掛かり斜めの状態となっていても、設定トルク値が出てしまうことになる。従って、作業者がトルク値のみで締め付け状態を判断すると、接続不良が生じてしまうことになる。
ボルト締め端子8は、ねじ山10との引っ掛かりが振動等で解除されると当然にガタ付いてしまい、これにより接続不良が生じてしまうことになる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、接続不良を防止することが可能な構造となる、電気機器と電線端末端子との接続構造と、このような構造を採用してなる電気接続箱とを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の電気機器と電線端末端子との接続構造は、電気機器の構成として、ハウジングと、該ハウジングに設けられるナットと、該ナットに係合するボルトと、ボルト挿入部を有する導電板部と、該導電板部と共に前記ナット及び前記ボルトにより締め付け固定される端子変換ブロックとを備え、該端子変換ブロックは、導電性のブロックバスバーを含み、該ブロックバスバーは、一端側にバスバー側ボルト挿通部を有するとともに他端側に電線側電気接触部を有することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、端子変換ブロックを備える電気機器と電線端末端子との接続構造になる。端子変換ブロックは、導電板部と共にナット及びボルトにより締め付け固定される部材であり、電気機器に対する電気的な接続は、端子変換ブロックを用いればよい。端子変換ブロックは、この電線側電気接触部に電線端末端子が接続される。電線側電気接触部と電線端末端子との接続部分は、ボルト締めの必要のない構造を採用することが可能になり、電線端末端子の斜め状態が生じるような接続は防止される。
請求項2記載の本発明の電気機器と電線端末端子との接続構造は、請求項1に記載の電気機器と電線端末端子との接続構造に係り、前記ハウジングは、スライドにて所定固定位置まで案内するガイド部を有し、前記端子変換ブロックは、前記ガイド部に案内される絶縁性のブロックハウジングを更に含み、該ブロックハウジングは、前記電線側電気接触部を収容するとともに電線端末端子を前記電線側電気接触部に接続係止させる端子挿入接続部を有することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、端子変換ブロックのブロックハウジングは、ハウジングのガイド部にて所定固定位置まで案内される。端子変換ブロックは端子挿入接続部を有し、この端子挿入接続部に電線端末端子が挿入されると、電線端末端子はブロックバスバーの電線側電気接触部に対し電気的に接続されるとともに係止される。
請求項3記載の本発明の電気機器と電線端末端子との接続構造は、請求項2に記載の電気機器と電線端末端子との接続構造に係り、前記ブロックハウジングは、バスバー挿入部と該バスバー挿入部に形成されるロック部とを有し、前記ブロックバスバーは、前記バスバー側ボルト挿通部と前記電線側電気接触部との間に被ロック部を有することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ブロックハウジングのバスバー挿入部にブロックバスバーを挿入し、そしてロック部と被ロック部とをロックさせると、端子変換ブロック自体の組み付けが完了する。
また、上記課題を解決するためになされた請求項4記載の本発明の電気接続箱は、請求項1ないし請求項3いずれか記載の電気機器と電線端末端子との接続構造を採用してなることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、端子変換ブロックを備える電気接続箱になる。電気接続箱は、端子変換ブロックにより傾きのない状態で電線端末端子との接続が可能になる。
請求項1に記載された本発明によれば、端子変換ブロックを備えることで、電線端末端子の接続を傾きなく行うことができる。従って、接続不良を防止することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、接続不良の防止に有効となる構造を提供することができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、上記効果の他に、生産性のよい端子変換ブロックにすることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、より良い電気接続箱の提供をすることができるという効果を奏する。
本発明に係る接続構造を採用してなる電気接続箱の図であり、(a)は電線端末端子を接続する前の電気接続箱全体の斜視図、(b)は接続構造部分の正面図である。 電線端末端子を接続した後の電気接続箱全体の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のA−A線断面図であり、(a)は電気接続箱本体側の断面図、(b)は端子変換ブロック側の断面図である。 端子変換ブロックの斜視図である。 端子変換ブロックの分解斜視図である。 端子変換ブロックの取り付け開始時の断面図である。 端子変換ブロックの取り付け途中の断面図である。 端子変換ブロックの取り付け完了時の断面図である。 端子変換ブロックの取り付け開始時の斜視図である。 端子変換ブロックの取り付け途中の斜視図である。 従来例のヒューズボックスの斜視図である。 図12のボルト締め端子がねじ山に引っ掛かり斜めになった状態を示す斜視図である。
電気機器と電線端末端子との接続構造は、電気機器に、導電板部と共にナット及びボルトにて締め付け固定される端子変換ブロックを備え、この端子変換ブロックを介して電線端末端子を接続する構造とする。電気機器としては、ヒューズボックス等の電気接続箱を好適とする。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明に係る接続構造を採用してなる電気接続箱の斜視図及び正面図である。また、図2は電線端末端子を接続した後の電気接続箱全体の斜視図である。さらに、図3及び図4は図1のA−A線断面図、図5及び図6は端子変換ブロックの斜視図及び分解斜視図、図7〜図11は端子変換ブロックの取り付けに係る断面図及び斜視図である。
以下の説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができるものとする。
図1及び図2において、引用符号21は自動車等の車両に搭載されるヒューズボックス(電気機器、電気接続箱)を示している。このヒューズボックス21は、電線22を用いて図示しない負荷又は電源と電気的に接続されている。ヒューズボックス21は、ヒュージブルリンク23等の各種ヒューズと、ヒューズボックス本体24と、端子変換ブロック25とを備えて構成されている。
ヒューズボックス21は、端子変換ブロック25を備えて図示しない負荷又は電源との電気的な接続を容易にすることができるようになっている。具体的には、電線22の端末の端子26(電線端末端子)を端子変換ブロック25に挿入するだけで電気的な接続を傾きなく完了させることができるようになっている。この他、ヒューズボックス21は、端子変換ブロック25を備えて生産性の向上や信頼性の向上、さらにはコスト低減を図ることができるようになっている。
先ず、ヒューズボックス21を構成する上記各部材や電線22について説明をする。
ヒュージブルリンク23は、大電流用のヒューズであって、公知のものが用いられている。ヒュージブルリンク23は、一対のヒューズ端子27を有している(図7参照)。ヒューズ端子27は、特許請求の範囲に記載された導電板部に相当する部分であって、導電性を有しており、長方形の板状に形成されている。ヒューズ端子27には、ボルト挿入孔28(図7参照)が形成されている。ボルト挿入孔28は、円形の貫通孔となる形状に形成されている。尚、円形以外の形状としては、U字状の形状が挙げられ、これをボルト挿入部としてもよいものとする。
ヒューズボックス本体24は、ハウジング29と、バスバー30と、ボルト31及びナット32とを含んで構成されている。ヒューズボックス本体24を説明するにあたり、図中の矢印Pを上下方向、矢印Qを左右方向、矢印Rを前後方向を定義するものとする。
図1〜図4、及び図7において、ハウジング29は、絶縁性を有する略箱形の樹脂部品として備えられている。ハウジング29は、この上面側に上記ヒューズに対するキャビティを複数種有している。引用符号33は、ヒュージブルリンク23に対するキャビティを示している。
キャビティ33の底部分には、ヒュージブルリンク23の一対のヒューズ端子27に対する端子挿通部(符号省略)が貫通形成されている。一対の端子挿通部には、対応するヒューズ端子27がそれぞれ挿通されるようになっている。一対の端子挿通部の間には、下方へ向けて真っ直ぐにのびる隔壁34(図3、図4、及び図7参照)が形成されている。
隔壁34の前方及び後方には、ナット固定部35がそれぞれ形成されている。ナット固定部35は、ナット32を固定する部分として形成されている。各ナット固定部35には、ガイド部36が連成されている。ガイド部36は、スライドにてナット32をナット固定部35まで案内する部分として形成されている。ガイド部36は、ナット固定部35から下方へ真っ直ぐにのびるように形成されている。ガイド部36の下端は、開口するように形成されている。
ナット32は、ガイド部36に案内される基板部37と、この基板部37に一体となる筒部38とを有している。基板部37は、周縁に複数の角を有する板状の部分であって、角がナット固定部35に対し係合するようになっている。この係合によりナット32は回り止めがなされるようになっている。筒部38の内面にはネジ溝が形成されている。
ナット固定部35及びガイド部36の前方及び後方には、ハウジング29の前面及び後面位置で大きく開口する窓部39がそれぞれ形成されている。窓部39は、ナット32の筒部38を臨むことができるように形成されている。尚、窓部39から臨む部分としては、隔壁40も形成されている。
ナット32の筒部38が下方から上方へスライドする部分と、隔壁40の基端部分との間には、枠状となる枠部41が形成されている。枠部41の内方には、溝状の上記ガイド部36が配置形成されている。
上記のキャビティ33は、ヒュージブルリンク23の装着数に応じて左右方向一列に並ぶように複数形成されている。従って、上記の隔壁34、ナット固定部35、ガイド部36、隔壁40、及び枠部41は、キャビティ33の数に合わせて形成されている。
バスバー30は、導電性を有する金属板をプレス加工して形成されている。バスバー30は、電力の分配等をすることができるように形成されている。バスバー30には、特に図示しないが、タブ状の端子や音叉状の端子等が複数形成されている。また、バスバー30には、ナット32の筒部38に合わせてボルト挿通孔42が形成されている。ボルト挿通孔42の形成部分は、ナット32の筒部38との間でヒューズ端子27を挟み込むことができるように形成されている。尚、バスバー30は、ヒューズ端子27と同様に特許請求の範囲に記載された導電板部に相当する部材としてもよいものとする。
ボルト31は、ナット32に対し螺合する公知の締め付け部品であって、六角形の頭部43と、ネジ山が形成された軸部44とを有している(図9参照)。ボルト31は、従来において電線端末のボルト締め端子8(図12及び図13参照)を締め付ける部品であったが、本発明においては端子変換ブロック25を固定する部品として用いられている。
端子変換ブロック25は、ヒューズボックス21の製造と、電線22との電気的な接続が別々な工程で行われる際に特に有効な部材であって、本実施例においてはブロックバスバー45と、ブロックハウジング46との二部品で構成されている。
図5及び図6において(必要に応じて図1〜図4、及び図7も参照するものとする)、ブロックバスバー45は、導電性を有する金属板をプレス加工してなる金属部品として備えられている。また、ブロックハウジング46は、絶縁性を有する樹脂成型部品として備えられている。これらブロックバスバー45及びブロックハウジング46は、以下の説明で分かるようになるが、組み付けが容易な構造を有している(本実施例においては嵌合構造にて一体に組み付けをするが、例えばインサート成型にて一体化してもよいものとする)。
ブロックバスバー45は、略帯状となる形状であって、一端側にバスバー側ボルト挿通孔47(バスバー側ボルト挿通部)を有するとともに、他端側に電気接触部48を有している。また、バスバー側ボルト挿通孔47と電気接触部48との間、すなわちブロックバスバー45の中間に、被ロック部49を有している。
バスバー側ボルト挿通孔47を有するブロックバスバー45の一端側は、ボルト31及びナット32により締め付け固定される部分として形成されている。具体的には、ヒューズボックス本体24との電気的な接続部分、すなわち端子として形成されている(バスバー側ボルト挿通孔47は、円形の貫通孔となる形状に形成されている。尚、上記一端側をU字状の形状に形成して、このU字状の部分をバスバー側ボルト挿通部としてもよいものとする)。
また、電気接触部48を有するブロックバスバー45の他端側は、電線22の端末の端子26(電線端末端子)を電気的に接続する部分として形成されている。具体的には、図示しない負荷との電気的な接続部分として形成されている。本実施例においては、タブ状の端子となるように形成されている。
さらに、被ロック部49を有するブロックバスバー45の中間は、ブロックハウジング46にロックされる部分として形成されている。被ロック部49は、矩形に貫通するように形成されている。
ブロックハウジング46は、この下面が開口する箱形の樹脂成型部品であって、バスバー挿入部50と、ロック部51と、端子挿入接続部52と、端子係止部53と、被ガイド部54とを有している(図7参照)。
バスバー挿入部50は、ブロックバスバー45を挿入部分であって、ブロックハウジング46の上面から端子挿入接続部52まで貫通するように形成されている。バスバー挿入部50は、ブロックバスバー45の他端側から中間にかけての形状に合わせて形成されている。このようなバスバー挿入部50の途中には、ロック部51が配置形成されている。ロック部51は、可撓性を有する係止突起形状に形成されている。ロック部51は、ブロックバスバー45の被ロック部49を引っかけて係止することができるように形成されている。
端子挿入接続部52は、ブロックハウジング46の下面開口に連続する部分であって、この下面開口から挿入される電線22の端末の端子26(電線端末端子)を収容することができるように形成されている。端子挿入接続部52には、ブロックハウジング46の上面側から挿入されたブロックバスバー45の電気接触部48が突出するように形成されている。端子挿入接続部52に挿入・収容された端子26は、端子係止部53に引っ掛かり係止されるようになっている。端子係止部53は、ランス形状に形成されている。尚、引用符号55は端子係止部53及びロック部51を形成するための型抜き穴を示している。
被ガイド部54は、ヒューズボックス本体24のガイド部36に案内される部分として形成されている。被ガイド部54は、ガイド部36をスライドするように形成されている。
電線22の端末の端子26(電線端末端子)は、電気接触部56と、この電気接触部56に連続する電線接続部57とを有する導電性の雌端子金具となっている。端子26は、従来と異なり、ヒューズボックス本体24のボルト31及びナット32により締め付け固定されるものではないものとなっている。本発明では、所望の端子を使用することができるようになっている。端子26は、本実施例において雌形端子金具であることから、端子変換ブロック25におけるブロックバスバー45の電気接触部48は、雄形端子金具となるようになっている。
電気接触部56は、ブロックバスバー45の電気接触部48と電気的に接続される部分として形成されている。電気接触部56の所定外縁部には、端子変換ブロック25におけるブロックハウジング46の端子係止部53に引っ掛かり係止される被係止部58が形成されている。電線接続部57は、電線22の端末導体を加締める圧着部分として形成されている。尚、本実施例において端子26は圧着端子であるが、圧接端子としてもよいものとする。
次に、上記構成及び構造に基づきながら、ヒューズボックス本体24と端子変換ブロック25との組み付けや、ヒューズボックス21と図示しない負荷との電気的な接続について説明をする。
尚、ヒューズボックス本体24におけるハウジング29、バスバー30、及びナット32の組み付けと、ヒュージブルリンク23の装着に関しては従来と同様であるものとする。従って、ここでの説明は省略するものとする。
ヒューズボックス本体24の組み付けに係り、バスバー30及びナット32をハウジング29に組み付けた状態は、図4及び図7に示されている。
図7及び図10において、ヒューズボックス本体24の下面側に端子変換ブロック25を配置し、この後に端子変換ブロック25を上方へ移動させて端子変換ブロック25の組み付けを開始すると、図8及び図11に示す如く被ガイド部54がガイド部36に案内される。端子変換ブロック25は、この被ガイド部54がヒューズボックス本体24のガイド部36に案内されることから、上方へとスライド移動をする。
図9において、上方へとスライド移動をした状態の端子変換ブロック25は、ブロックバスバー45のバスバー側ボルト挿通孔47の位置が、ヒューズボックス本体24におけるナット32の筒部38の位置に一致する。また、ヒュージブルリンク23におけるヒューズ端子27のボルト挿入孔28の位置にも一致する。このような状態でボルト31及びナット32によりブロックバスバー45の一端側を電気的に接続すると、ヒューズボックス本体24に対する端子変換ブロック25の組み付けが完了する。端子変換ブロック25は、図1及び図3に示す如くの状態になる。
端子変換ブロック25の組み付けが完了すると、ヒューズボックス21としての組み付けも完了する。
図1及び図2において、電線22の端子26を端子変換ブロック25におけるブロックハウジング46の端子挿入接続部52に挿入すると、端子26の電気接触部56とブロックバスバー45の電気接触部48とが接触して電気的な接続が完了する。
以上、図1ないし図11を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、端子変換ブロック25を備えることで、電線端末端子(電線22の端末の端子26)の接続を傾きなく行うことができる。従って、接続不良を防止することができるという効果を奏する。
もう少し具体的に説明すると、本発明は、端子変換ブロック25を備えるヒューズボックス21と、図示しない負荷又は電源からのびる電線22の端子26との接続構造に係る発明になる。端子変換ブロック25は、ヒュージブルリンク23のヒューズ端子27と共にボルト31及びナット32により締め付け固定される部材であって、ヒューズボックス21に対し図示しない負荷又は電源を電気的に接続する際には、端子変換ブロック25に電線22の端子26を挿入するだけでよい。本発明は、端子26の接続に係りボルト締めの必要のない構造を採用することから、結果、接続不良を防止することができるという効果を奏する。
この他、本発明によれば、端子変換ブロック25の取り付けにあたり、ナット32用のガイド部36を利用することから、ヒューズボックス本体24は従来同様の構造にすることでよい。従って、専用の取り付け部材を用いなくとも端子変換ブロック25の取り付けをすることができる。
また、本発明によれば、端子変換ブロック25自体の組み付けにあたり、ブロックハウジング46のバスバー挿入部50に対しブロックバスバー45を挿入してロック部51と被ロック部49とをロックさせるだけでよい。従って、生産性のよい端子変換ブロック25にすることができる。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
21…ヒューズボックス(電気機器、電気接続箱)
22…電線
23…ヒュージブルリンク
24…ヒューズボックス本体
25…端子変換ブロック
26…端子(電線端末端子)
27…ヒューズ端子(導電板部)
28…ボルト挿入孔(ボルト挿入部)
29…ハウジング
30…バスバー(導電板部)
31…ボルト
32…ナット
33…キャビティ
34…隔壁
35…ナット固定部
36…ガイド部
37…基板部
38…筒部
39…窓部
40…隔壁
41…枠部
42…ボルト挿通孔(ボルト挿入部)
43…頭部
44…軸部
45…ブロックバスバー
46…ブロックハウジング
47…バスバー側ボルト挿通孔(バスバー側ボルト挿通部)
48…電気接触部(電線側電気接触部)
49…被ロック部
50…バスバー挿入部
51…ロック部
52…端子挿入接続部
53…端子係止部
54…被ガイド部
55…型抜き穴
56…電気接触部
57…電線接続部
58…被係止部

Claims (4)

  1. 電気機器の構成として、ハウジングと、該ハウジングに設けられるナットと、該ナットに係合するボルトと、ボルト挿入部を有する導電板部と、該導電板部と共に前記ナット及び前記ボルトにより締め付け固定される端子変換ブロックとを備え、該端子変換ブロックは、導電性のブロックバスバーを含み、該ブロックバスバーは、一端側にバスバー側ボルト挿通部を有するとともに他端側に電線側電気接触部を有する
    ことを特徴とする電気機器と電線端末端子との接続構造。
  2. 請求項1に記載の電気機器と電線端末端子との接続構造において、
    前記ハウジングは、スライドにて所定固定位置まで案内するガイド部を有し、前記端子変換ブロックは、前記ガイド部に案内される絶縁性のブロックハウジングを更に含み、該ブロックハウジングは、前記電線側電気接触部を収容するとともに電線端末端子を前記電線側電気接触部に接続係止させる端子挿入接続部を有する
    ことを特徴とする電気機器と電線端末端子との接続構造。
  3. 請求項2に記載の電気機器と電線端末端子との接続構造において、
    前記ブロックハウジングは、バスバー挿入部と該バスバー挿入部に形成されるロック部とを有し、前記ブロックバスバーは、前記バスバー側ボルト挿通部と前記電線側電気接触部との間に被ロック部を有する
    ことを特徴とする電気機器と電線端末端子との接続構造。
  4. 請求項1ないし請求項3いずれか記載の電気機器と電線端末端子との接続構造を採用してなる
    ことを特徴とする電気接続箱。
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