JP2012254866A - エレベーターの終点スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、駆動カムの長さを短縮することができ、またこの駆動カムをかごの上方に設置することで、据付調整および点検作業が容易に実施できるエレベーターの終点スイッチ装置を得る。
【解決手段】 終端階付近に固定された本体に設けられ、かごの行き過ぎを防止する信号を発生する接点を有する制限スイッチと、制限スイッチの本体に設けられたローラーにかごが一方方向に昇降する際に接触してローラーを背面壁側に移動させて接点を開く突出部を有し、かごの上部に取り付けられるカムと、突出部によりローラーの移動に連動して回動し接点が開く位置まで稼動するローラー連結レバーと、ローラー連結レバーの回動に応じて一端部を中心に回動するとともに他端部がローラー連結レバーを引っ掛ける位置に移動してローラーの位置をローラーの位置を接点を開いたままの位置に保持する、本体に設けられた引っ掛け機構部とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、終端階付近に配置しエレベーターのカゴの位置を検出する終点スイッチ装置に関し、据付調整作業、及び点検作業を省力化できるエレベーターの終点スイッチ装置に関するものである。
従来のエレベーターの終点スイッチは、エレベーターのかごが終端階に近付くに従って昇降路内に取り付けられた複数の制限スイッチが順次作動して、かごが昇降路の所定範囲を超えて昇降するのを阻止し、制限スイッチが縦列に配列されて取り付けられたスイッチ台と、このスイッチ台が制限スイッチの配列を昇降方向に向けて取り付けられる台座と、スイッチ台及び台座のうち一方に突起部が設けられ、他方にこの突起部が遊挿される切欠部が形成されてスイッチ台が昇降方向に向けて相対移動可能となるように係合する係合部と、この係合部が係合した状態でスイッチ台を台座に固定して相対移動を不能とする固定具とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−335019号公報(0002欄〜0006欄、図5及び図8)
しかしながら、上記のような終点スイッチと対向して使用されるかご側に取り付けられた従来の駆動カムは、全長が長く、かごの側面壁側に取り付けられているので、特に下部の終点スイッチでは保守点検時に制限スイッチと駆動カムの嵌合状態をかご上で確認することが困難であり、据付調整作業や点検作業に多大な労力を費やすといった問題がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、駆動カムの長さを短縮することができ、またこの駆動カムをかごの上方に設置することで、据付調整および点検作業が容易に実施できるエレベーターの終点スイッチ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベーターの終点スイッチ装置は、エレベーターの昇降路の上下終端階付近にそれぞれ固定された本体に設けられ、昇降路を昇降するかごの行き過ぎを防止する信号を発生する接点を有する複数の制限スイッチと、制限スイッチの各本体に設けられたローラーにかごが一方方向に昇降する際に接触してローラーを押圧し昇降路の背面壁側に移動させて接点を開く突出部を有し、かごの上部で背面壁に対向して取り付けられてかごの昇降方向を長手方向とするカムと、突出部によりローラーが押圧され移動することに連動して本体に取り付けた回動可能な軸を介して回動し接点が開く状態の位置まで稼動するローラー連結レバーと、ローラー連結レバーの回動に応じて一端部を中心に回動するとともにローラー連結レバーに引っ掛ける構造を有した他端部がローラー連結レバーを引っ掛ける位置に移動してローラーの位置を保持し、かごの昇降に伴いローラーが突出部から離れた状態でもローラーの位置を接点を開いたままの状態の位置に保持する、本体に設けられた引っ掛け機構部とを備えたものである。
この発明に係るエレベーターの終点スイッチ装置によれば、ローラーが突出部から離れた状態でもローラーの位置を接点を開いたままの状態の位置に保持する引っ掛け機構部を本体に設けたことにより、駆動カムの長さを短縮することができ、またこの駆動カムをかごの上方に設置することで、据付調整および点検作業が容易に実施できるという効果を有する。
この発明の実施の形態1における最上階側に取り付けられる上部終点スイッチ装置の側面図である。 この発明の実施の形態1における最上階側に取り付けられる上部終点スイッチ装置の要部斜視図である。 この発明の実施の形態1における最上階側の制限スイッチの動作が解除されている状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1における最上階側の制限スイッチの動作が保持されている状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1における最上階側に取り付けられる上部終点スイッチ装置の正面図である。 この発明の実施の形態1における最上階側に取り付けられる上部終点スイッチ装置の要部拡大図である。 この発明の実施の形態1における最下階側に取り付けられる下部終点スイッチ装置の側面図である。
実施の形態1.
以下、本実施の形態1におけるエレベーターの終点スイッチ装置について、図面を参照して説明する。先ず、エレベーターの終点スイッチ装置の構成について説明する。
図1〜図7は、この発明の実施の形態1におけるエレベーターの終点スイッチ装置を示す図である。図1は、最上階側に取り付けられる上部終点スイッチ装置の側面図を示す。図において、昇降路内には巻上機(図示略)の駆動により上下方向に昇降するかご8が設けられている。また、昇降路内には、一対のかごガイドレール5が設置されている。各かごガイドレール5は、上下方向に延びて配置されており、各かごガイドレール5間には、かご8が配置されている。かご8は、かごガイドレール5に案内されながらかごガイドレール5に沿って移動する。なお、図では、一対のかごガイドレールのうち、一方のかごガイドレール5のみが示されている。
昇降路内の終端階付近つまり上端部及び下端部には、かご8が最上階及び最下階を行き過ぎるのを防止する終点スイッチ装置1がそれぞれ設けられている。終点スイッチ装置1は、一方のかごガイドレール5に支持されている。なお、図1では、昇降路内の上端部に設けられた終点スイッチ装置1が示されているが、昇降路内の下端部に設けられた終点スイッチ装置の構成は、昇降路内の上端部に設けられた終点スイッチ装置を上下逆さまに設けた構成と同様である。
昇降路内の上端部及び下端部に設けられた終点スイッチ装置1は、かご8の位置を検出する複数の制限スイッチ2と、かごガイドレール5に間隔を空けて取り付けられる取付腕4と、複数の制限スイッチ2が取り付けられるとともに取付腕4に取り付けられるスイッチ支持体3と、複数の制限スイッチ2と対向して配置されかご8の側部に設けられたカム6とを有している。
最上階付近において、取付腕4は一対存在し、かご8の移動方向ヘ間隔を空けてかごガイドレール5にレールクリップ(図示略)で取り付けられることにより昇降路にそれぞれ固定されている。また、一対の取付腕4はかごガイドレール5の長手方向に対して直交する方向に設けられ、かごガイドレール5からそれぞれ水平に突出している。
また、取付腕4はそれぞれL型形状の部材であり、かごガイドレール5から突出した取付腕4の一片とは異なる取付腕4の他片は一対のかごガイドレール5の対向する方向に延びており、一対の取付腕4の先端部間に亘ってスイッチ支持体3が取付腕4と垂直に延びている。つまり、かごガイドレール5とスイッチ支持体3は互いに平行に上下に延びており、スイッチ支持体3は一対のL型の取付腕4を介してかごガイドレール5に取り付けられている。また、スイッチ支持体3は複数の制限スイッチ2の位置を保持するための部材であり、複数の制限スイッチ2は、かご8の移動方向に沿って互いに間隔を空けて縦列にスイッチ支持体3に設けられている。
一方、各制限スイッチ2と係合可能なカム6は、スイッチ支持体3に向かって延びたカム取付部材7を介してかご8の側面上端部に固定されており、複数の制限スイッチ2と対向可能に配置されている。また、カム6は傾斜部と平坦部を有する断面台形状の部材であり、かご8の昇降方向を長手方向とし昇降路背面壁に対向して取り付けられている。また、カム6の全長は例えば600mm程度の長さを有する。カム6は、平坦部及び一対の傾斜部を有し、最上階、最下階付近にかご8が移動すると各制限スイッチ2がかご8に設けられたカム6の傾斜部あるいは平坦部と接触するようになっている。また、カム6において各制限スイッチ2と対向する平坦部及び傾斜部と直交する面には、制限スイッチ2のスイッチ保持機構を解除するための解除用ツメ6a、6b(突起部)が設けられている。
解除用ツメ6aは、カム6の上側の傾斜部の側面近傍に設けられて、最上階側に設けられた制限スイッチ2と作用する突起状の部材であり、図1においてカム6の一側面に配置する。一方、解除用ツメ6bは、カム6の下部にある傾斜部と平坦部の境目付近に設けられ、最上階側の制限スイッチ2と上下逆に設けられた最下階側の制限スイッチ2と作用する突起状の部材であり、図1においてカム6の他側面に配置する。
図1において、解除用ツメ6a、6bは、それぞれ鋼板により成型された断面L字状の部材であり突起としての役割を有している。また、解除用ツメ6aの一片をカム6の表面に溶接固定し、解除用ツメ6bはL字状部材の一片を図1においてカム6の裏面に溶接固定している。なお、解除用ツメ6a、6bは、必ずしもL字状部材に限定する必要はなく、例えば、ネジをカム6の表面に設け、ネジ頭を突起として用いても良い。すなわち、突起状のものであればどのような部材を用いてもかまわない。
カム6の上端及び下端にある傾斜部は制限スイッチ2から離れるように傾斜しており、例えば図1の状態からかご8及びかご8と連結したカム6が下降すると図中下側の昇降路に固定された制限スイッチ2は、カム6の平坦部から上部の傾斜部をつたい、徐々に反時計回りに回動し、解除用ツメ6aと接触し制限スイッチ2の動作は解除される。一方、かご8が上昇しカム6が制限スイッチ2近くに接近するときは、制限スイッチ2は、カム6の傾斜部をつたい、徐々に時計回りに回転して、その結果制限スイッチ2が動作する。このように制限スイッチ2はかご8の接近を検知する。
各制限スイッチ2は、かご8の行き過ぎを防止する信号を発生する接点を有する接触式のスイッチであり、スイッチ動作時は接点が開き、かご8が昇降路の中間にあるようなスイッチ解除時には接点が閉じている。図1では、2つの制限スイッチ2が共通のスイッチ支持体3に取り付けられている。また、2つの制限スイッチ2のうち、昇降路の終端部から最も離れた位置(図1の最下位置)に配置された制限スイッチ2はかご8を減速させるための減速スイッチとされ、減速スイッチよりも昇降路の終端部に近い位置(図1の最上位置)に配置された制限スイッチ2はかご8が終端階を行き過ぎないようにするためにかご8の停止指令を行うリミットスイッチとされる。
なお、この例では、上下の終端部にそれぞれ2つの制限スイッチ2を設けているが、必ずしもこの個数に限定する必要はなく、例えば、上下の終端部にそれぞれ3つずつ設ける構成としても良いし1つでも良い。その場合には、リミットスイッチよりも昇降路の終端部に近い位置に、リミットスイッチによってもかご8が停止しない場合に電源を遮断してかご8を停止させるファイナルリミットスイッチが配置される。
各制限スイッチ2からの情報は図示しない運転制御装置へと送信される。運転制御装置は各制限スイッチからの情報に基づいて、エレベーターを運転する。
図2は、この発明の実施の形態1における最上階側に取り付けられる上部終点スイッチ装置の要部斜視図である。図2において、制限スイッチ2は、スイッチの接点機構を有するスイッチ本体2hと、スイッチ本体2hの側面下部に設けられた一対の歯車2bと、スイッチ本体2hの側面のかご移動方向に延びて回動によりスイッチの接点を開閉するローラー連結レバー2eと、ローラー連結レバー2eの上端に設けられたローラー2dと、ローラー連結レバー2eとスイッチ本体2hとを連結する連結バネ2gと、スイッチ動作の保持状態を解除する解除用レバー2aと、ローラー連結レバー2eに引っ掛かりスイッチ動作を保持する保持機構である引っ掛け機構部2cと、解除用レバー2aと引っ掛け機構部2cとを連結するコイルバネ2fとを有している。
図2において、箱状のスイッチ本体2hは、内部にスイッチの接点機構を有しており、かご移動方向に延びたスイッチ支持体3のかご8側の面に所定間隔で縦列に取り付けられている。また、制限スイッチ2のスイッチ本体2hの側面には、ローラー連結レバー2eがスイッチ本体2hの側面を垂直に挿通する軸2iを中心に回動可能に設けられている。ローラー連結レバー2eは、かご移動方向に延びて設けられるとともに、上先端部(一端部)にはローラー2dが回転可能に取り付けられており、ローラー連結レバー2eの軸2iに取り付けられた接点機構の可動接点が回動して、スイッチ本体2h上部に収納された接点機構の固定接点と離れて接点が開く状態の位置まで稼動する。つまり、各制限スイッチ2は、スイッチ本体2hに設けられたローラー2dがカム6に押されてローラー連結レバー2eが図2において時計回りに回動し、水平方向においてカム6の平坦部の位置までローラー2dが達したときにスイッチ本体2h内の接点がOFFとなり検出動作を行う。以下、スイッチ本体2h内の接点がOFFの場合を(制限)スイッチ動作時と呼び、接点がONの場合を(制限)スイッチ解除時と呼ぶ。
ローラー連結レバー2eの下先端部(他端部)には、スイッチ本体2hの側面からかごガイドレールの対向する方向に折れ曲がって形成された折曲部が固定されて一体成型されており、ローラー連結レバー2eの軸方向に延びて配置されている。さらに、スイッチ本体2hの下部かつカム6と対向する側には、断面コ字状部がカム側に背を向けて形成され、断面コ字状部の内側の面とローラー連結レバー2eの折曲部とが連結バネ2gで連結されている。連結バネ2gは、伸びようとする方向に弾性力を発生し、ローラー連結レバー2e及びローラー2dを反時計回りに回動させようとする力を与えるものである。また、ローラー2dがカム6と非接触な状態にあるときには、スイッチ本体2hの側面上部であってローラー連結レバー2eの左方に設けられたストッパーがローラー連結レバー2e及びローラー2dの反時計回りに回動する力を受けることにより、ローラー連結レバー2eの回動は停止しており、スイッチ本体2h内の接点機構が閉じている状態は保持されている。
スイッチ本体2hにおいてローラー連結レバー2eが設けられている側面下部(断面コ字状部の側面)には一対の歯車2bの回転軸がそれぞれ回転可能に垂直に挿通され、その回転軸に一対の歯車2bが取り付けられている。一対の歯車2bは同形状、同歯数を想定し、互いに噛み合っている。つまり、一方の歯車が回転すると、他方の歯車も回転し、互いに逆方向に回転する。
一対の歯車2bのうちカム6に近い側の歯車である一方の歯車を挿通する第1回転軸は、カム6に遠い側の歯車である他方の歯車を挿通する第2回転軸に比べて回転軸の軸方向の長さが長くなっており、スイッチ本体2hの側面から外部に突出する第1回転軸が第2回転軸に対してより突出している。つまり、他方の歯車は、スイッチ本体2hの側面から外部に突出する第2回転軸の先端部に固定されているが、一方の歯車は、第1回転軸の中間部に固定され、両者は互いに噛み合っている。図2においてカム6より手前の位置にくるよう設計されている。また、一方の歯車を挿通する第1回転軸の先端部には、第1回転軸と直交する方向に延びた解除用レバー2aが設けられている。解除用レバー2aは、第1回転軸を中心に回動可能になっており、ローラー連結レバー2eの時計回りの回動に伴って時計回りに回動することができる。また、解除用レバー2aは、一端部(先端部)が固定されてない自由端となっており、他端部は第1回転軸に直交して取り付けられている。
スイッチ本体2hの側面から外部に突出する第1回転軸の先端の位置は図2においてカム6の位置より手前の位置にくるよう設計されているので、第1回転軸の先端に取り付けられた解除用レバー2aも制限スイッチ2の動作時あるいは解除時に関係なくカム6の本体と接触することは無い。すなわち、カム6はかご移動方向に移動するが、第1回転軸や第2回転軸の軸方向に移動することはなく、また解除用レバー2aも第1回転軸や第2回転軸の軸方向には移動しないので、第1回転軸や第2回転軸の軸方向にずらして配置されるカム6及び解除用レバー2aは如何なる場合も接触しない。もっとも、解除用レバー2aは、制限スイッチ2の動作が保持状態となった後(カム6の平坦部にローラー2dが乗ってスイッチ本体2h内の接点機構がONになった状態の後)に、第1回転軸の軸方向においてカム6の表面に設けてある解除用ツメ6aと解除用レバー2aとが略等しい位置にあるため、制限スイッチ2の動作が保持状態のままかごが移動することにより当接する。
また、図2においてカム6から遠い側の歯車である他方の歯車の外周面上には、直接引っ掛け機構部2cが固定されている。制限スイッチ2動作時、つまりローラー2dがカム6の傾斜部から平坦部にかけて相対的に移動し、ローラー連結レバー2eが時計回りに回動して接点がOFFになった時には、ローラー連結レバー2eの折曲部が連結バネ2gの縮む方向(カム側)に移動し、制限スイッチ2の接点がON時に折曲部の下面の接触面と当接していた引っ掛け機構部2cが引っ掛け機構部2cの第2回転軸と接続された一端部を中心に反時計回りに回動して折曲部に引っ掛けられてローラーの位置が保持される。また、引っ掛け機構部2cは、かごの昇降に伴いローラー2dが平坦部から離れた状態でも前記ローラーの位置を前記接点を開いたままの状態の位置に保持する。
引っ掛け機構部2cの他端部は、制限スイッチ2動作時にローラー連結レバー2eの下部の折曲部に引っ掛けるための直角凹部が形成された引っ掛け部と、制限スイッチ2解除時(図2の状態)に折曲部の下面の接触面と先端で接触し押圧する押圧部とを有する。ローラー連結レバー2eの軸2i方向に延びる折曲部において連結バネ2gの伸縮方向の幅は僅かしかなく、その幅に合わせるように引っ掛け機構部2cの押圧部において連結バネ2gの伸縮方向の幅は、折曲部の幅と同程度となっている。
コイルバネ2fは、解除用レバー2aと引っ掛け機構部2cとを連結し、解除用レバー2a及び引っ掛け機構部2cをハの字の状態から一直線の状態へと外側に広げようとする弾性力を与えるものである。制限スイッチ2解除時つまり接点が閉じている時(図2の状態)には、解除用レバー2aと引っ掛け機構部2cはハの字に配置されている。図2における制限スイッチ2解除時に、解除用レバー2a及び引っ掛け機構部2cを外側に広げようとするコイルバネ2fの力を保持しているのは、第2回転軸を中心に回動する引っ掛け機構部2cの押圧部がローラー連結レバー2eの折曲部下面に当接しているためである。そして、解除用レバー2a及び引っ掛け機構部2cは一対の歯車2bを介して連動するので、引っ掛け機構部2cが静止すると、解除用レバー2aも静止する構造となっている。
制限スイッチ2はスイッチ動作の保持機構を有しているので、従来技術のようにカム6の平坦部にローラー2dが乗っている間だけ制限スイッチ2が動作するのとは異なり、一度制限スイッチ2が動作すれば、解除用レバー2aがカム6に設けられた解除用ツメ6a、6bと当接するまで平坦部にローラー2dが乗っているのと同様の状態を保持することができる。従って、従来は、安全に巻上機の駆動を遮断し、また各制限スイッチの故障チェックを行うためにかごの位置がそれぞれ所定範囲にあるときは各制限スイッチ動作を保持する必要があり、先に動作した制限スイッチを保持したままで各制限スイッチ2を順次作動させるためには少なくともカム6の全長は少なくとも制限スイッチの個数分+α程度必要であったが、本発明の構成によればかご移動方向におけるカム6の平坦部(突出部)の長さは、カム6の昇降路壁側への平坦部とローラー2dとを確実に接触させスイッチ動作の信頼性を確保し、かつ、できるだけ平坦部の長さを短くするためせいぜいローラー2dの径程度あればよい。また、突出部は平坦状でも円弧状でも良く、カム6の突出部が円弧状の場合は円弧部分のうちローラーが昇降路背面壁側に押圧されて接点が開く状態となる部分を指し、せいぜいローラー2dの径程度の長さとする。突出部をローラー2dの径程度の長さとすることで、カム6の長さをより短縮できるとともに、スイッチ動作の保持が確実に行えスイッチ動作の信頼性が向上する。
これらにより、カム6の長さをより短くすることができる。また、エレベーターの機種によって例えば高速エレベーターになるとかごの昇降速度が速くなり、その分各制限スイッチ2間の距離も長くなるものや、制限スイッチ2の個数が4個以上になるものも存在するため、従来はよりカム長が長くカム6を標準化することができなかったが、本発明においては、制限スイッチ2の個数や間隔に依存することがないため、カム6を標準化することが可能となる。また、カム6の全長を短くし、かご8の側面上部にカム6を取り付けているので、その分制限スイッチ2の据え付け位置を高く設定することが可能となる。これにより、かご8の側面上部にあるカム6と制限スイッチ2とが対向する位置で保守を行うことができ、かご8の天井上に乗った保守員がカム6及び制限スイッチ2へアクセスすることができる。
図1の状態では、最上階付近の固定側に設けられた複数の制限スイッチ2のうち、図の下側に配置された制限スイッチ2が、かご8の上昇(一方方向)に伴い回動しながらカムに追随して昇降路背面壁側に押圧され移動するローラー2dの動きにより、ローラー2dがカム6の平坦部(突出部)と接触したときに接点が開くとともに保持機構によりスイッチ動作が保持される。そして、図1の状態からさらにかご8が上昇しても下側の制限スイッチ2は解除されない。つまり、下側の制限スイッチ2の保持機構が働くときには既に解除用レバーが解除用ツメ6aを通過しているため、保持機構が働いた状態でかご8が同方向(上方向)に移動しても解除用レバーは解除用ツメ6aと接触することはない。また、突起部である解除用ツメ6bは、カム6の解除用ツメ6aが設けられた面と反対の側面上に形成されているので、図の最上階側に設けられた制限スイッチ2と接触することはない。そして、さらにかご8が上昇すると上側の制限スイッチ2も平坦部と接触したときに保持機構が働く。つまり、この状態では、上側及び下側の制限スイッチの両方の保持機構が働いた状態となる。上側の制限スイッチ2も下側の制限スイッチ2と同様に、かご8が上昇し続けても解除用ツメ6aと接触しない。そして、その時点からかご8が下降(反対方向)すると、上側の制限スイッチ2の解除用レバーがカム6の解除用ツメ6aと接触して、かご8の移動に伴って上側の保持機構が解除され、さらにかごが下降すると、下側の制限スイッチ2ついても下側の制限スイッチ2の解除用レバーが解除用ツメ6aと接触して、かご8の移動に伴って下側の保持機構が解除される。なお、解除用レバーが解除用ツメ6aと接触する際はローラー2dは平坦部(突出部)から離れている必要があり、カムの解除用ツメ6aはカム6の上側の傾斜部(スイッチ非動作部)側面近傍に設ける。
次に、図3〜図6も参照し、前記構成を有するエレベーターの終点スイッチ装置1の動作について具体的に説明する。図3は、実施の形態1における最上階側の制限スイッチの動作解除時の要部拡大図であり、図4は、実施の形態1における最上階側の制限スイッチの動作保持時の要部拡大図である。また、図5は、実施の形態1における最上階側に取り付けられる上部終点スイッチ装置の正面図であり、図6は、実施の形態1における最上階側に取り付けられる上部終点スイッチ装置の要部拡大図である。
図3の最上階側に設けられた終点スイッチ装置において、例えばエレベーターのかご及びかごに取り付けられたカム6が図示の位置から上方向へ走行する場合、図示の昇降路側に固定された制限スイッチ2のローラー2dがカム6に接触し、カムの傾斜部に沿ってローラー連結レバー2eが図3において軸2iを中心に時計回りに回動する。この時、スイッチ本体2hの下部とローラー連結レバー2eの下部とを連結する連結バネ2gの伸びようとする弾性力に逆らって回動する。そして、かごの上方移動に伴って所定の高さ位置にカム6が来た時に、ローラー連結レバー2eの下部が図3において左方向に回動したことによって、コイルバネ2fの作用でローラー連結レバー2eの折曲部を押圧していた引っ掛け機構部2cが右側の歯車を挿通する第2回転軸を中心に反時計回りに回動するとともに、引っ掛け機構部2cの押圧部がローラー連結レバー2e(折曲部)の下面の接触面と接触しなくなり、押圧部より歯車2bに近い側に形成されて直角に凹んだ引っ掛け部がローラー連結レバー2eの下端部の折曲部に引っ掛かる。
一方、解除用レバー2aは、図3の状態では先端部がカムから離れた第1の位置に設定されるが、引っ掛け機構部2cと一対の歯車2bを介して連動することにより、引っ掛け機構部2cの回動方向である反時計回りと逆回りの時計回りに回動し、結果として図4に示す通りローラー連結レバー2eにより接点が開く状態の位置まで稼動した際に、ローラー2dと連動してカム6の側面側に解除用レバー2aの先端部が突出して第2の位置に保持される。このとき、制限スイッチ2が動作状態となる。
解除用レバー2aと引っ掛け機構部2cは、図3のような制限スイッチ解除時にはハの字に配置され、図4のような制限スイッチ動作時には一直線となるよう配置される。このとき、ローラー連結レバー2eの下端部の折曲部を引っ掛け機構部2cの引っ掛け部で引っ掛けて接点が開いた状態を保持しているので、制限スイッチ2の動作は図4のまま保持された状態となるため、図4の状態から更にかご及びカム6が上昇するとローラー2dがカム6の下部側の傾斜部と接触しなくなる。つまり、かごの昇降に伴いローラー2dが平坦部(突出部)から離れた状態でもローラーの位置を接点が開いたままの状態の位置に保持する。また、図4の状態では、解除用レバー2aは左側の歯車を挿通する第1回転軸を中心にカム6側に回動しているのでカム6の方に突き出ているが、カム6の紙面手前側にずれて配置されているのでカム6とは接触していない。
次に上記解除レバーが図4の状態である第2の位置に保持されている状態でかごが下方向(上記一方方向と反対方向)へ移動する場合、図4の状態から更にかご及びカム6が下降運転すると解除用レバー2aの先端部がカム6の上部側面に設けられた解除用ツメ(図示略)と接触して前記レバーの先端部が図3の第1の位置に戻される動作に連動して引っ掛け機構部2cがローラー連結レバー2eを保持する位置を解除するとともに、バネ2gの伸びようとする作用によりローラー連結レバー2eが軸2iを中心に反時計回りに回動し、ローラー2dが通常の状態の位置に戻る。つまり、カム6の上部にある解除用ツメが制限スイッチ2の解除用レバー2aの上方から解除用レバー2aに接触しながらかごの移動に伴って下方に押圧し、左側の歯車2bを挿通する第1回転軸を中心に解除用レバー2aを時計回りに回動させようとするコイルバネ2fの作用に逆らって解除用レバー2aを反時計回りに回動させる。すると、解除用レバー2aと連動する引っ掛け機構部2cが時計回りに回動し、ローラー連結レバー2eの下部の折曲部との引っ掛かりが解除される。それに伴い、ローラー連結レバー2eは、連結バネ2gの伸びようとする弾性力によりスイッチ本体2hの側面を挿通する軸2iを中心に反時計回りに回動し、所定の位置でスイッチ本体2h側面上部のカム側に設けられたストッパー(図示略)で位置が固定される。これにより、図3に示すようにローラー連結レバー2eの下面を引っ掛け機構部2cの押圧部が再び押圧して制限スイッチ2の動作が解除され、スイッチの接点は閉じた状態に戻る。
なお、解除用ツメ6a(突起部)は、カム6の長手方向の上部側面の制限スイッチ側に設けられており、かごが上方向(一方方向)に移動する際に解除用レバー2aと接触しないような位置であって、カム6がローラー2dと接触する平坦部からかごの上記一方方向側に離れて設けられている。また、図4においてカム6の下部側面の制限スイッチ側であって解除用ツメ6aと反対側の面には、昇降路の下部に設けられた終点スイッチ装置と係合する解除用ツメ6bが設けられている。解除用レバー2aは、スイッチ動作保持時には、カム6の解除用ツメ6aが設けられている面上を隙間を空けて移動するので、昇降路下部の終点スイッチ装置用の解除用ツメ6bとは接触することはない。また、スイッチ解除時において、引っ掛け機構部2cがローラー連結レバー2eに引っ掛かっている状態から時計回りに回動してローラー連結レバー2eの下面に当接する状態まで解除用レバー2aがカム6の解除用ツメと接触することが可能となる位置に各解除用ツメを配置する。
図5において、スイッチ支持体3のかご側の面には制限スイッチ2が取り付けられている。取付腕4は上述の通りL字状の部材であり、かご移動方向に延びたかごガイドレール5と直交する方向にガイドレール5に一端部が取り付けられている。また、取付腕4は間隔を空けて一対存在し、それぞれの取付腕4の他端部にスイッチ支持体3がかごガイドレール5と平行に延びている。図5では、制限スイッチ2の正面を表しており、図において制限スイッチ2の手前且つかごガイドレール5の右方にかごが配置され、かごはかごガイドレール5に沿って上下に移動する。また、制限スイッチ2は図において3つ設けられているが、少なくともかご8が終端階を行き過ぎないようにするためのリミットスイッチが1つあれば良いし、逆に3つ以上設けても良い。
また、図2及び図6において、スイッチ本体2hの上部側面には、スイッチ動作解除時に制限スイッチ2の側面上を回動するローラー連結レバー2eが連結バネ2gの弾性力を受け止めるためのストッパーが設けられている。
図7は、実施の形態1における最下階側に取り付けられる下部終点スイッチ装置の側面図である。図7において、制限スイッチ2が最上階側に設けられる上部終点スイッチ装置と上下逆向きに配置されている。また、解除用ツメ6bは、カム6の側面下部であって解除用ツメ6aと反対側の面に設けられている。図7では、制限スイッチ2が下向きに配置されているので、下部終点スイッチ装置においては図2に示したスイッチ本体2hの側面下部に設けられた解除用レバーの配置が図2の解除用レバー2aの位置よりも奥側となる。また、下部終点スイッチ装置の解除用レバー2aは、制限スイッチ2動作時に、図2および図7においてカム6の裏面に設けられた解除用ツメ6bと接触可能となっている。このように、最上階側に設けられる制限スイッチと最下階側に設けられる制限スイッチとが上下逆向きに取り付けられているので、最上階側の解除用ツメ6aが最下階側に設けられる制限スイッチと接触することはなく、また最下階側の解除用ツメ6bが最上階側に設けられる制限スイッチと接触することはない。
一方、最下階側の終点スイッチ装置において一旦かご8が下降してかご8が図7の位置にある時、制限スイッチ2がカム6の平坦部に乗り上げた後であるため図の上側の制限スイッチが動作を保持している。そして、この状態からかご8が上昇すると、図7の状態から制限スイッチ2の動作の解除用レバーの下部が、カム6の解除用ツメ6bの上部に当たりスイッチの動作が解除される。なお、図7では、直列に配置した下側の制限スイッチ2は、かご8がいったん下降し接点がOFFとなった後、かご8が再び上昇したため接点が既にONとなった状態である。
以上のようにかご8の上昇運転及び下降運転の動きによりカムと制限スイッチが作用し、動作の保持、及び解除を自在に行うことができる。
また、図7において、最下階側に設けられた各制限スイッチ2は従来と比較してより高い位置に据え付けられている。一般に、かご8が最下階側のどの位置まで移動したときに各制限スイッチ2が働くかは決められており、上述のとおりかご移動方向におけるカム6の平坦部の長さはローラー2dの径程度の長さにしてカム6の長さを短くし、かつカム6をかご8の側面上部に設けた場合には、カム6と係合する各制限スイッチ2の据え付け位置もその分高くする必要がある。そして、据え付け位置を高くしたことによりかご8の側面上部にあるカム6と制限スイッチ2とが対向する位置で保守を行うことができ、かご8の天井上に乗った保守員がカム6及び制限スイッチ2へアクセスすることができる。
次に保守員が行う据え付け作業の手順及び保守点検の手順について説明する。
保守員が据え付け作業を行う場合には、まず保守員がかご8の天井上に上り、かご8の天井上に設けられるかご移動用コントローラ(図示略)でかご8を最上階側あるいは最下階側まで移動させる。最上階側の終点スイッチ装置の据え付け作業と最下階側の終点スイッチ装置の据え付け作業とは同様である。ここで、従来技術との作業性向上の効果が顕著に現れる最下階側の終点スイッチ装置1の保守点検に重点を置いて説明する。各制限スイッチ2が作動すべきかご8の位置は予め定められているので、カム6のかご8に対する相対位置によって制限スイッチ2の据え付け高さは変化する。すなわち、カム6の長さを短くしてかご8の側面上部に取り付けている分、制限スイッチ2の据え付け高さは従来よりもより高い位置に設定することが可能となる。従って、従来、かご8が移動可能な最下地点までかごを移動させてもかごの天井上から制限スイッチ2にアクセスできなかったのに対し、据え付け高さを高くすることで、かご8の天井上から制限スイッチ2までの距離が短縮し、保守員がかご8の天井から各制限スイッチ2の据え付けを容易に行うことができる。また、制限スイッチ2が複数ある場合は、制限スイッチ2を据え付ける度にかご移動用コントローラでかご8をさらに低い位置に移動させ、次の制限スイッチ2の据え付けを行う。
また、保守員が保守点検を行う場合には、据え付け作業と同様にかご移動用コントローラを使用してかご8を最上階側の終点スイッチ装置付近あるいは最下階側の終点スイッチ装置付近まで移動させ、かご8に取り付けられたカム6を制限スイッチ2と対向する位置にもってくる必要がある。最上階側の終点スイッチ装置の保守点検内容と最下階側の終点スイッチ装置の保守点検内容とは同様である。ここで、従来技術との保守性向上の効果が顕著に現れる最下階側の終点スイッチ装置1の保守点検に重点を置いて説明する。かご8をかご移動用コントローラで図7に示す位置に移動させた後、かご8の天井上からカム6と図7の上側の制限スイッチ2との係合状態のチェックや、上側のスイッチ本体とカム6の平坦部との間隔等の調整を保守員が行う。また、昇降路内は塵埃が多く、湿度も高いといった悪環境であり、このような場所に設置された終点スイッチ装置の各構成部の清掃、稼動軸部の清掃給油並びにスイッチ接点部の汚れの点検と手入れ等を行って機能維持を図っている。また、図7の上側の制限スイッチ2に続いて下側の制限スイッチ2がかご8の停止指令を行うリミットスイッチや電源遮断を行うファイナルリミットスイッチである場合は、カム6とスイッチが係合するとかご8が停止してしまうので、かご8の天井上から保守を行わない。逆に、下側の制限スイッチ2がリミットスイッチあるいはファイナルリミットスイッチ以外のスイッチであれば、保守員がかご移動用コントローラでかご8を操作し、かご8を図7の位置からさらに低い位置に移動させ、下側の制限スイッチ2とカム6との係合状態のチェックや、上側のスイッチ本体とカム6の平坦部との間隔等の調整を保守員が行う。
本実施の形態では、例えば図7に示すとおりカム6の全長は、制限スイッチ2の本体に保持機構である引っ掛け機構部2cを設けるとともに、本体に設けた解除用レバー2aをカム6に設けたスイッチ解除用の突起部と接触させることにより従来のカム長に比べて短くしている。また、カム6は、カム長を短くしたことでかご8の側面上端部に取り付け、その分、かご8が最下階に移動した際に制限スイッチ2が作動する位置を変化させないために、最下階側の制限スイッチ2の据付位置をカム6の長さが短くなった分上方に設定することが可能となる。また、カム6の取付位置は、かご8の天井上から保守員の手が届く範囲内であれば良い。
以上のように本発明の実施の形態1によれば、制限スイッチ2にスイッチ動作を保持する機構を設け、かご8に取り付けられたカム6にスイッチ動作を解除する機構を設けたので、従来、スイッチの作動を継続するのに必要なカムの長さを短縮することができ、またこのカムをかご8の上部付近に設置することで、据え付け作業及び保守点検を容易に実施することが可能となる。
最上階側の制限スイッチと最下階側の制限スイッチを上下逆方向に配置したので、最上階側の制限スイッチと接触する解除用ツメ6aと、最下階側の制限スイッチと接触する解除用ツメ6bとをカム6の互いに反対の面に設けることができ、最上階側の解除用ツメ6aが最下階側に設けられる制限スイッチとの接触を回避することができるとともに、最下階側の解除用ツメ6bが最上階側に設けられる制限スイッチとの接触を回避することができる。
1 終点スイッチ装置
2 制限スイッチ
2a 解除用レバー
2b 歯車
2c 引っ掛け機構部
2d ローラー
2e ローラー連結レバー
2f コイルバネ
2g 連結バネ
2h スイッチ本体
2i 軸
3 スイッチ支持体
4 取付腕
5 かごガイドレール
6 カム
6a、6b 解除用ツメ
7 カム取付部材
8 かご
9 かご内の操作盤

Claims (6)

  1. エレベーターの昇降路の上下終端階付近にそれぞれ固定された本体に設けられ、前記昇降路を昇降するかごの行き過ぎを防止する信号を発生する接点を有する複数の制限スイッチと、
    前記制限スイッチの各本体に設けられたローラーに前記かごが一方方向に昇降する際に接触して前記ローラーを押圧し前記昇降路の背面壁側に移動させて前記接点を開く突出部を有し、前記かごの上部で前記背面壁に対向して取り付けられて前記かごの昇降方向を長手方向とするカムと、
    前記突出部により前記ローラーが押圧され移動することに連動して前記本体に取り付けた回動可能な軸を介して回動し前記接点が開く状態の位置まで稼動するローラー連結レバーと、
    前記ローラー連結レバーの回動に応じて一端部を中心に回動するとともに前記ローラー連結レバーに引っ掛ける構造を有した他端部が前記ローラー連結レバーを引っ掛ける位置に移動して前記ローラーの位置を保持し、前記かごの昇降に伴い前記ローラーが前記突出部から離れた状態でも前記ローラーの位置を前記接点を開いたままの状態の位置に保持する、前記本体に設けられた引っ掛け機構部と、
    を備えたことを特徴とするエレベーターの終点スイッチ装置。
  2. エレベーターの昇降路の上下終端階付近にそれぞれ固定された本体に設けられ、前記昇降路を昇降するかごの行き過ぎを防止する信号を発生する接点を有する複数の制限スイッチと、
    前記制限スイッチの各本体に設けられたローラーに前記かごが一方方向に昇降する際に接触して前記ローラーを押圧し前記昇降路の背面壁側に移動させて前記接点を開く突出部を有し、前記かごの上部で前記背面壁に対向して取り付けられて前記かごの昇降方向を長手方向とするカムと、
    前記突出部により前記ローラーが押圧され移動することに連動して前記本体に取り付けた回動可能な軸を介して回動し前記接点が開く状態の位置まで稼動するローラー連結レバーと、
    前記ローラー連結レバーの回動に応じて一端部を中心に回動するとともに前記ローラー連結レバーに引っ掛ける構造を有した他端部が前記ローラー連結レバーを引っ掛ける位置に移動して前記ローラーの位置を保持し、前記かごの昇降に伴い前記ローラーが前記突出部から離れた状態でも前記ローラーの位置を前記接点を開いたままの状態の位置に保持する、前記本体に設けられた引っ掛け機構部と、
    前記本体に取り付けられ先端部が前記カムから離れた第1の位置に設定されるとともに、前記ローラー連結レバーにより前記接点が開く状態の位置まで稼動した際に、前記ローラーと連動して前記カムの側面側に前記先端部が突出して第2の位置に保持されるレバーと、
    を備え、
    前記レバーが前記第2の位置に保持されている状態で前記かごが前記一方方向と反対方向に昇降する際に、前記カムの長手方向の側面に設けられるとともに前記カムが前記ローラーと接触する前記突出部から前記かごの前記一方方向側に離れて前記カムの側面に設けられた突起部と接触し、前記レバーの先端部が前記第1の位置に戻される動作に連動して前記引っ掛け機構部の保持する位置を解除するとともに前記本体に設けられた弾性体の弾性力により前記接点を閉じることを特徴とするエレベーターの終点スイッチ装置。
  3. 前記レバーの先端部を回動させ前記レバーの他端部に設けられ前記本体に取り付けられた歯車を介して前記レバーと前記引っ掛け機構部を連動させることを特徴とする請求項2記載のエレベーターの終点スイッチ装置。
  4. 前記ローラーと接触して前記接点を開く前記カムの前記突出部は前記ローラーの径程度の長さであることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベーターの終点スイッチ装置。
  5. 前記引っ掛け機構部の他端部は、前記レバーと前記引っ掛け機構部とを連結する第2のバネの弾性力により前記ローラー連結レバーの接触面を押圧する押圧部と、前記ローラー連結レバーに引っ掛ける引っ掛け部とを有し、
    前記レバーが前記第1の位置に設定される状態では前記押圧部が前記ローラー連結レバーの前記接触面を押圧し、前記レバーが前記第2の位置に保持される状態では前記引っ掛け部が前記ローラー連結レバーを引っ掛けて保持することを特徴とする請求項2または3記載のエレベーターの終点スイッチ装置。
  6. 最上階側に設けられる前記レバーの先端部と係合する前記突起部と最下階側に設けられる前記レバーの先端部と係合する前記突起部とは、前記カムの互いに反対の側面上に形成されることを特徴とする請求項2または3記載のエレベーターの終点スイッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103723608A (zh) * 2013-12-03 2014-04-16 山东金阳矿业集团有限公司 一种与罐位实现联动闭锁的装置
JP2017178483A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社日立製作所 エレベーター
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