JP2012503583A - 圧力均等化バッフルおよびコアンダ空気クランプ - Google Patents

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Abstract

平行で、反対方向を向く2つのコアンダノズルを備える空気安定化システムが開示される。各ノズルは、ガスを反対方向に排出し、移動する可撓性のウェブに反対方向の力を付与し、ウェブ内に局所的な張力を形成する。各ノズルは、移動するウェブの経路に直行する細長いスロットを含む。ノズルは、ウェブの高さを制御するための機械方向に沿う分離ポイントとして機能する。ノズルを備える動作表面は、面一の表面を備える。ノズルは、動作表面上の高くなった構造上に形成することができる。動作表面は、透明基板でカバーすることができ、移動するウェブの形状ねじれを最小化し、且つ、センサの周りのデブリを防止する。ノズル内で空気流を方向付けるために、内部バッフルが採用される。バッフルは、ノズルにわったってガス圧力を均等化させ、また、空気流をノズルに向かって方向付ける。ノズルを出るガスの速度を調整することにより、ウェブの形状を操作することができ、平坦な輪郭を備えるようにすることができる。空気安定化システムは、カリパススキャナ内に組み込むことができる。
【選択図】図1A

Description

[0001]本願は、2008年9月26日に出願された米国仮出願第61/100677号の利益を主張する。
[0002]本発明は、全体として、移動する材料の可撓性連続ウェブの非接触式支持のための空気スタビライザに関する。空気スタビライザは、2つの反対方向に向くノズルを採用し、2つのノズルは移動するウェブにガスジェットを向けてウェブに張力を付与する。各ノズル内で空気流を導くために、内部バッフルが採用される。バッフルは、ノズルにわたってガス圧を均等化させ、空気流をそこに向ける。反対方向に向くノズルから排出される2つのガスジェットのスピードを規制することにより、ウェブが空気スタビライザの上を通過するときにウェブのプロファイルを制御することができる。
[0002]連続的な製紙機で紙を製造するに際して、紙のウェブは、移動するメッシュ製紙ファブリック上にファイバーの水性懸濁液(ストック)から形成され、水が重力および吸引によりファブリックを通じて排出される。ウェブは、押し圧セクションに移動され、ここでさらに水が圧力および吸引により取り除かれる。ウェブは次にドライヤセクションに入り、ここで蒸気加熱ドライヤおよび熱空気が乾燥プロセスを完成させる。製紙機は、本質的に水除去システムである。製紙機の典型的な形成セクションは、端部の無い移動する製紙ファブリックまたはワイヤを含み、これは、テーブルロール、フォイル、真空フォイル、および吸引ボックスのような水除去要素の列にわたって移動する。ストックは、製紙ファブリックの頂部表面に運ばれ、紙を形成するために、ストックが連続する脱水要素上を移動するときに脱水される。最後に、濡れたシートは、製紙機の圧縮セクションに移動され、ここで十分な水が除去されて紙のシートを形成する。
[0003]最終製品の品質を監視するために、紙材料の何らかの特性を連続的に測定することはよく知られている。これらのオンライ測定は、しばしば、連量(basis weight)、水分含有量、シートカリパス(厚さ)を含む。出力品質を維持し、製造プロセスにおける障害により排除されなければならない製品の量を最小化することを目標に、測定はプロセス変数を制御するのに用いることができる。オンラインシート特性測定は、しばしば定期的にシート材料の端から端まで移動するスキャニングセンサにより達成される。主ドライヤセクションを出るときに、または、スキャニングセンサを備える巻き取りリールのところでシート材料のカリパスを測定することは慣習的なことであり、たとえば、Kingらの米国特許第6967726号明細書、Dahlquistらの米国特許第4678915号明細書に説明されている。
[0004] 多くの測定技術の正確さは、ウェブが所定の範囲内の平坦さ、高さ変位、ばたつきであることを必要とするので、紙の特性のいくつかを正確に測定するためには、高速で移動する紙を測定ポイントにおいて均一なプロファイルとなるように安定化させることが重要である。Graeffeらの米国特許第6743338号明細書は、複数の穴が形成された参照表面を備える測定ヘッドを有するウェブ測定装置を説明している。参照部は、開放空間またはチャネルが参照部の下になるように構成される。開放空間に負圧を生成することにより、ウェブに吸引力が付与され、実質的に測定領域の全体にわたって参照表面に対してウェブを支持する。このような接触式の方法では、残骸や汚染物が検出素子上に蓄積する傾向にあり、参照表面の穴を塞ぎ、測定装置の正確さに悪影響を与える。さらに、紙の品質低下を避けるために、安定化は最小限で、または、安定化装置に接触しないように行われなければならない。これは、紙のようなウェブ材料が製造される高速度においては決定的である。
[0005]Kingらの米国特許第6281679号明細書は、移動するウェブの両側に配置されるデュアルセンサヘッドを備える非接触式のウェブ厚さ測定システムを説明している。このシステムは、移動する空気の渦に基づくウェブスタビライザを含み、また、安定化されるべきウェブ付近に取り付けられるクランププレートを含み、上表面に一致するクランププレート内の円形空気チャネルを含む。円形空気チャネル内に空気が導入されるとき、引く圧力の場がチャネルにわたって形成され、この低圧のリングに向かってウェブが引っ張られる。これらの渦タイプの空気クランプは、十分な空気ね亜リング支持を提要するが、一方で、ウェブ材料の有効領域の中心に「ソンブレロタイプ(sombrero-type)」のプロファイルを形成し、そのため、測定のために十分な平坦なプロファイルを生成しない。紙の厚さを測定するにおいて、このスタビライザシステムは十分な平坦なシートプロファイルを生成しないことが分かった。
[0006]Moellerらの米国特許第6936137号明細書は、移動するウェブを支持するための線形空気クランプまたはスタビライザを説明しており、これは、ノズルから下流への窪みである「バックステップ」を備える単一のコアンダノズル(Coanda nozzle)を採用する。ウェブが空気スタビライザの上で下流に移動すると、ガスジェットがノズルから、ウェブの運動に平行な下流方向に排出される。このスタビライザに関し、ウェブが、厚さ測定装置が配置されている、空気クランプ表面の上を通過するとき、ウェブ材料の画定された領域が空気ベアリングに乗る。
[0007]製紙機において採用される場合、巻き取りリール付近で完成した紙の厚さを測定するのに非接触カリパスセンサが特に適している。センサのヘッドは、スキャナシステム上に位置決めされ、スキャナシステムは一般に水平に延びるガイドトラックのペアを含み、このガイドトラックは紙の幅にわたる。上ヘッドおよび下ヘッドは、それぞれ測定が行われるときにトラック上で紙の上で前後に動く台に固定される。ガイドトラックは、垂直に間隔が隔てられ、紙がセンサヘッドの間で移動する間隙のために十分な距離だけ離れている。上ヘッドは、上ヘッドとウェブの上表面との間の高さを測定する装置を含み、また、下ヘッドは、下ヘッドとウェブの下表面との間の高さを測定する装置を含む。
[0008]下ヘッドまたは上ヘッドは、移動する紙を支持する空気スタビライザを含む。理想的には、レーザー三角測量装置の問合せスポットは、たがいに直接的に上である。2つのヘッドが整合しているときに正確且つ精密な測定が達成されるが、スキャナヘッドは完全なアライメントから時間とともにはずれ得る。不整合のあるセンサヘッドを備えるカリパスセンサは、平坦でないシートを正確に測定せず、現在の空気スタビライザは、移動するシートを、測定のために十分な平坦なプロファイルを示すように十分には支持しない。
[0009]本発明は、部分的に、コアンダ空気クランプまたは安定化システムの発展に基づき、機械方向に移動するウェブ内に局所的な張力を形成するのに十分な対向する力を移動する可撓性ウェブに付与する。これは、2つの平行な、反対方向を向いた細長いコアンダノズルを採用することにより達成することができ、コアンダノズルは移動するウェブの上または下に位置決めされ、各ノズルは反対方向にガスを排出する。各ノズルは、移動するウェブの通路に垂直な細長いスロットを含む。さらに、各コアンダノズルは、内部バッフルを備え、ガス流を、ノズルの湾曲表面と同一の側部に沿う領域へ方向付けまたは制限し、これはノズルの下流側と呼ばれる。バッフルは、明らかに、ノズルにわたって内部ガス圧を均等化する。
[0010]2つのコアンダノズルの配置は、移動するウェブの高さを調整するための、機械方向上での分離位置として機能する。ノズルを出るジェットのスピードまたは圧力を規制することにより、正確な厚さおよび他の測定を可能にするために、ウェブの輪郭は、2つのコアンダノズルの間で平坦な輪郭となるように操作される。さらに、空気安定化システムのクランプ性能は、各ノズルの後で必要な圧力領域を形成するように、2つの排出されるガスの空気圧力を最適化することで改善することができる。
[0011]従来技術において、単一のコアンダスロットが用いられ、コアンダノズルの下に配置されるプレナムは十分に大きく、内部空気圧は有効に均等化される。しかし、2つの空気クランプおよびフラグ機構を同一の直径のドームに嵌めるために、各スロットのプレナムは、減少させなければならない。サイズの減少により、入口から出口への直径と、交差方向との間の比は、実質的に大きくなり、また、出口における空気の流れが不均一になり、シートの制御に問題を生じさせることが分かった。空気を、バッフルのエッジにおける狭いスロットを空気が通るようにすることで、コアンダスロットにおいて圧力がより等しくなる。流れがコアンダ輪郭の前の表面に追従するようにすることにより引き出されるいくつかの利益がある。フラグは、典型的にはプラスチックの部品であり、これは、センサを較正しまた定期的にセンサが正しく動作しているかをチェックするのに採用される機構の上に取り付けられる。動作において、フラグが測定開口に挿入され、読みが行われる。
空気スタビライザシステムの実施形態の断面図である。 コアンダノズルの拡大断面図である。 コアンダノズルの拡大断面図である。 バッフルの拡大断面図である。 バッフルの拡大断面図である。 バッフルの動作を示す図である。 バッフルの動作を示す図である。 2つのコアンダノズルの上を移動するときにシートプロファイルを示す図である。 ノズルからのガスジェットの垂直プロファイルを示す概略図である。 空気スタビライザシステムの分解された形態での斜視図である。 センサヘッドの部品としての空気スタビライザシステムを示す図である。 カリパス測定装置の断面概略図である。 フラッシュ動作表面を備える空気スタビライザシステムの実施形態の断面図である。 コアンダノズルの拡大断面図である。 コアンダノズルの拡大断面図である。 シートの高さに関する、平均高さ対スキャナ変位のグラフである。 カリパスプロファイル対スキャナ変位のグラフである。 それぞれバックステップ付きのコアンダノズルを備える空気スタビライザシステムの実施形態の断面図である。 コアンダノズルの拡大断面図である。 コアンダノズルの拡大断面図である。 動作表面におけるチャネルを備える空気スタビライザシステムの実施形態の断面図である。 動作表面上に透明な滑らかな基板を備える空気スタビライザの実施形態の断面図である。 凹部動作表面を備える空気スタビライザの実施形態の断面図である。
[0029]図1Aは、空気スタビライザシステム19の実施形態を示し、これは、中央領域12、側方領域14A、および側方領域14Bに領域が分けられるステンレス鋼本体を含む。各ノズルは、本体のベースから突き出すドーム形状構造部内に形成され、ノズルは、動作表面32に対して高くなっている。ドーム構造部は、好ましくは、ノズルの長さに沿って延びるスロープ曲率(slope curvatures)を備える。好ましい構成において、空気スタビライザシステム10は、下に位置決めされるレーザー三角測量変位測定装置(図示せず)を備える。移動するウェブ22上に入射するレーザービームおよび反射光は、中央領域12内に形成される光学チャネルまたはオリフィス20を通過する。本体は、中央領域12およびバッフル7を支持する下部6を含む。下開口8は、カリパス装置と光学通路チャネル20との間の光学アクセスを可能にする。プレート部材は、方持ち梁構造17A、17Bを備え、これらは以下でより詳細に説明される内部バッフルとして機能する。
[0030]空気スタビライザシステム10は、システムの左から右へ移動するウェブ材料の下に位置決めされる。この方向は機械方向(machine direction, MD)の下流と言及され、反対方向は、機械方向の上流と言及される。交差方向(cross direction, CD)はMDを横断する方向である。上側方表面34A、34Bは、好ましくは動作表面32と同一平面である。
[0031]さらに本明細書で説明されるように、ウェブ22の輪郭は、動作表面32を通るときに、空気安定化システムにより制御できる。空気安定化システムの好ましい応用において、ウェブ22のプロファイルは実質的に平坦である。さらに、ウェブ22と動作表面22との間の垂直高さは、コアンダノズル16A、16Bを通って排出されるガスのスピードを制御することにより規制することができる。ガスのスピードが速くなると、ノズルにより生成されるウェブ22に付与される吸引力は大きくなる。
[0032]空気安定化システム10の本体はさらに、コアンダノズル16Aの開口部として機能するチャンバ18Aと、コアンダノズル16Bの開口部として機能するチャンバ18Bとを画定する。バッフル17Aは、チャンバ18Aをプレナムチャンバ40Aから分離し、プレナムチャンバ40Aは導管30Aを介してガス源24Aに接続される。プレナム40Aへのガスの流速は、圧力コントローラ28Aおよび流れ制御バルブ26Aを含む従来の手段により規制することができる。チャンバ40Aの交差方向に沿って測定される長さは、好ましくは、コアンダノズル16Aの長さに一致する。プレナム40Aは、本質的にリザーバとして機能し、ここで、チャンバ18Aを介してコアンダノズル16Aの長さに沿って均一に分配される前に高圧ガスを平衡させる。導管30Aは単一のチャネルを含むことができ、これは、ガス源24Aをプレナム40Aに接続し、代替的に、本体の下表面にドリル加工された複数の穴を採用することができる。プレナム40A内にガスを均一に分配するために、複数の穴は本体の交差方向に沿って間隔が隔てられる。
[0033]同様に、チャンバ18Bはバッフル17Bを通ってプレナムチャンバ40Bにガス連通し、プレナムチャンバ40Bは導管30Bを介してガス源24Bに接続される。バッフル17Bは、プレナム40B内のガス圧力を均等化するように機能する。プレナム40Bへ流れるガスは、圧力コントローラ28Bおよび流れ規制バルブ26Bにより規制される。チャンバ40Bおよび導管30Bの構成は、好ましくは、チャンバ40Aおよび導管30Aの構成とそれぞれ同一である。実際、測定される流速が同一になるように圧力が規制される。
[0034] ガス源24A、24Bにおいて任意の適当なガスを用いることができ、たとえば、空気、ヘリウム、アルゴン、二酸化炭素を含むことができる。多くの用途に関して、採用されるガスの量は、コアンダノズルを通して約20m/sから約400m/sの速度で排出されるように十分な量である。コアンダノズル16A、16Bを出るガスジェットの速度を規制することにより、移動するウェブ22が動作表面32上で維持される距離を調整することができる。空気安定化システムは、様々な可撓性ウェブ製品を支持するのに用いることができ、可撓性ウェブ製品は、たとえば、紙、プラスチック等を含む。大規模な商業用製紙機で連続的に製造される紙に関して、ウェブは、200m/minから1800m/minまたはそれ以上の速度で移動することができる。動作に関して、空気安定化システムは、好ましくは、コアンダノズル16A、16Bの上に約100μmから約1000μmの範囲の距離で、紙のウェブ22を維持する。
[0035]図1Bに示されるように、コアンダノズル16Aはノズル開口部70を備え、ノズル開口部70は、上流上表面72および下流上表面74を備える突き出し構造上に形成される。上流表面72は、ノズル開口部70のところで正確に湾曲した内側表面として構成され、下流表面74は、ノズル開口部70のところで概ね角度の付いた平坦な内側表面を備える。ノズル開口部70から出るガスは、コアンダ効果により、表面部72のカーブに沿って流れ、右から左に上側部表面34Aに沿って上流に流れる。プロセス中において、周りのガスは、ノズル開口部70から出る空気流に引っ張られる。
[0036]同様に、図1Cに示されるように、コアンダノズル16Bはノズル開口部60を備え、ノズル開口部60は、上流上表面62および下流上表面64を備える突き出し構造上に形成される。下流表面62は、ノズル開口部60のところで正確に湾脚した内側表面として構成され、下流表面64は、概ね、ノズル開口部60のところで角度の付いた平坦な内側表面を備える。ノズル開口部60から出るガスは、表面部62のカーブに沿い、左から右へ上側方表面34Bに沿って下流に流れる。周りのガスは、ノズル開口部60から出る空気流に引っ張られ吸引力を形成する。
[0037]図1Dは、バッフル17Aを示し、ノズル16Aの機械方向の上流側に向かって側方に延びる。一実施形態において、バッフル17Aの遠位端部は、垂直内側壁とほぼ同一平面にある。同様に、図1Eに示されるように、バッフル17Bは、ノズル16Bの機械方向の下流側に向かって側方に延びる。動作において、図1Fに示されるように、プレナムチャンバ4Aからの加圧ガスは、ガスが壁およびコアンダノズル16Aの湾曲面上に沿って上方に導かれるときに、可撓性バッフル17Aをエッジのところで曲げる。図1Gは、バッフル18Bに関して同様の効果を図示し、ガスが壁に沿ってコアンダノズル16Bの湾曲面上に導かれるときに、プレナムチャンバ40Bからの加圧ガスがエッジのところで可能性バッフル17Bを曲げる。
[0038]図2Aは、コアンダノズル16A、16Bの上を通過するときのシート22の側面図を示す。各ノズルは、ガスジェットを反対方向に噴射する。ノズルは、間に平坦な表面32を画定するように十分に広げて設定される。シートの運動は、ウェブ入口端部に配置される上流コアンダノズル16Aにより付与される力に対抗し、また、シートの運動は、ウェブ出口端部に配置される下流コアンダノズル16Bにより付与される力に平行である。同時に反対方向の力は、移動するシートに張力を付与し、シートが動作表面上を通過するときに、ノズルの間に所望のシートプロファイルを形成する。2つのノズルからの空気速度が大きくなると、発生するクランプ力は大きくなる。空気安定化システムに関して、デュアルノズルからのクランプ力を増加または減少させることにより、移動するウェブ22と表面32との間の距離をそれにしたがって減少または増加させることができる。
[0039] ノズルの動作表面から測定した下流コアンダノズル16Bの高さは、典型的には、上流コアンダノズル16Aの高さと同一であり、また、これらの高さを異なるものとすることもできる。高さの差を維持することにより、ノズルの間のシートプロファイルを修正することができる。好ましくは、各コアンダノズルの高さは、0.5mmから2.5mmの範囲である。
[0040]図2Bは、コアンダノズルを出るガスジェットの対応する速度プロファイルを示している。図示の目的のために、シートはノズルを出るガスのスピードに対して遅いスピードで移動しているものとしている。コアンダノズル16Aに関して、ガスは上流方向に出て、カーブ1は、垂直経路または機械方向に移動するシートに向かうコアンダノズル16Aの間の高さ(H)に沿うガスの速度(V)プロファイルを示す。ガス速度は、徐々に減少し、シート付近の位置で反対方向になる。ガス速度は、ウェブ表面におけるウェブの速度に一致する。コアンダノズル16Bに関して、ガスは下流方向に出る。カーブ11は、ノズルから移動するウェブまで速度が徐々に減少することを示している。シート速度が無視できる場合、シートが2つのノズルの空気クランプ特性により本質的に支持されるとき、空気動力学は対称となる。
[0041]図3に示されるように、空気安定化システムは、5つの基本的なユニットから形成することができ、これは、中心本体部材80、上本体部材46、プレート部材17、および側部支持部42、44を含む。これらは、ドエルおよびネジのような従来の方法により互いに取り付けられる。概ね矩形の上本体部材46は、両端部に外側周辺部を備え、これらは、下流上表面74および上流表面64を画定する。中心領域12は、測定オリフィス48を備え、これは、レーザー三角測量カリパス装置のための光学経路チャネルとして機能する。中心本体部材80は、中間部6および側部14A、14Bを含み、オリフィス48内に取り付けられる装置へのアクセスのための開口部58を画定する。側方部14Aの内側に面するエッジは上流上表面72を画定し、側方部14Bの内側に面するエッジは下流上表面62を画定する。プレート17は、好ましくは、ステンレス鋼、真鍮、またはアルミニウムのような金属から形成され、典型的には75ミクロンから125ミクロンの厚さであり、対応する開口部57を備える。金属シートのサイズは、好ましくは、空気クランプの各側部上のガス入口ノズルとガス出口ノズルとの間の全体の空間を満たすような寸法である(一方で、エッジが62、72の下の垂直面上に当たらないように十分な空間を残す。)。上本体部材46を中心本体部材80上に固定し、これらの間にプレート17を配置し、上側部表面34A、34Bが、上本体部材46の表面と同一平面になるようにすることで、空気安定化システムを形成することができる。
[0042]空気安定化システムは、オンライデュアルヘッドスキャニングセンサシステムに統合することができ、Dahlquistの米国特許第4879471号明細書、Dahlquistらの米国特許第5094535号明細書、Dahlquistの米国特許第5166748号明細書に開示されている製紙機に適用することができる。これらの文献は参照により本明細書に組み込まれる。製紙機における紙の幅は、概ね5から12メートルの範囲であり、典型的には約9メートルである。同期運動のために設計されるデュアルヘッドは、シートの上に位置決めされる上ヘッドと、シートの下に位置決めされる下ヘッドとを有する。好ましくは下ヘッド上に取り付けられる空気安定化システムは、移動する紙をクランプし、上ヘッドおよび下ヘッドが紙の幅にわたって交差方向に往復移動するときに、測定のために紙が本質的に平坦なプロファイルとなるようにする。
[0043]実際に、空気クランプは、スキャニングセンサの下ヘッドまたは上ヘッドに配置することができる。図4は空気安定化システムを示し、これは、スキャニングセンサのヘッド50の一部である基板52内の凹部区画内に統合される。測定オリフィス48は、コアンダノズル16A、16Bの間に位置する。ウェブ製品が、空気安定化システム上を、細長いコアンダノズルの長さに直交する機械方向54に移動するように、基板52が位置決めされる。動作において、基板52は、交差方向に沿って往復スキャンし、交差方向に沿って紙の測定値を生成する。紙のカリパスを測定するために採用される場合、一実施形態において、ノズル16Aおよび16Bの間の距離は約75mmであり、各ノズルの交差方向に沿う長さは約50mmである。
[0044]Kingらの米国特許第6281679号明細書に開示されているような非接触カリパスセンサは、レーザー三角測量装置を備える上下のヘッドを備える。この文献は参照により本明細書に組み込まれる。2つのヘッドの間を移動するシートのカリパスは、レーザー三角測量装置でシートの上下の表面の位置を同定し、上下のヘッドの分離距離の測定からこれらを引くことにより決定される。
[0045]図5は非接触式のカリパスセンサシステムの概略図を示し、これは、第1スキャナヘッド13および第2スキャナヘッド15を備え、これらは、符号3で示される移動するウェブ材料の品質、特性、特徴等を測定するための様々なセンサを含む。ヘッド13、15は、ウェブまたはシート3の両側に位置し、測定が交差方向においてウェブを走査して行われる場合、ヘッドは、機械方向に移動するウェブを横断するように、互いに直接的に移動するように整合される。第1ソース/検出器4は第1ヘッド13に配置される。第2ソース/検出器5は第2ヘッド15に配置される。ソース/検出器4、5は、近接して離間される第1および第2のソース4a、5aをそれぞれ有し、また、第1および第2の検出器4b、5bをそれぞれ有し、第1ソース4aからの測定エネルギーがウェブ3の第1表面と相互作用して少なくとも部分的に第1検出器4bに戻り、第2ソース5aからの測定エネルギーがウェブ3の反対の表面つまり第2表面と相互作用して、少なくとも部分的に第2検出器5bに戻るように構成される。
[0046]ソースおよび検出器は、好ましくは、レーザー三角測量ソースおよび検出器を有し、集合的に問合せレーザーと言及される。ソース/検出器の構成は、全体として距離決定手段と言及される。ソースから検出器への測定される経路長から、各距離決定手段と、測定またはウェブ表面の1つの上の問合せスポットとの間の距離の値が決定される。ヘッド13、15は、典型的には、ヘッドが交差方向にスキャンされるときでも問合せスポットが機構方向に移動しないように固定される。
[0047]第1距離決定手段4に関して、距離決定手段とウェブ表面上の第1測定スポットとの間の検出された距離の値(lと言及される)が検出され、および、第2距離決定手段5に関して、距離決定手段と反対側のウェブ表面上の第2測定スポットとの間の検出された距離の値(lと言及される)が検出される。正確な厚さ決定に関して、第1および第2の測定スポット(問合せスポット)は、好ましくは、ウェブの反対側の表面であるがx−y平面上で同一の点であり、つまり、測定スポットはウェブの厚さの分だけ離間されていることになる。理想的な静的な状況において、第1距離決定手段4と第2距離決定手段5との間の分離sは固定され、ウェブの厚さtの計算される値は、t=s−(l−l)により計算される。実際には、分離距離sは変化し得る。この分離距離2の変化を修正するために、スキャニングヘッド間の空間の動的な測定がzセンサ手段により提供され、これは距離z、すなわち、第1ヘッド13に配置されるzセンサソース/検出器6と、第2ヘッド15に配置8されるzセンサ参照部7との間の距離、が測定される。
[0048]スキャナヘッドは、スキャナヘッド間でシートがスキャンされるときに互いに完全なアライメントを維持しないので、本発明の空気安定化システムが下ヘッド、上ヘッドまたは両ヘッドにおいて採用され、シートを平坦に維持し、小さなヘッドの不整合がカリパス測定値に誤差、つまりヘッドの不整合およびシートの角度によりカリパス誤差、として混入しないようにする。
[0049]図6Aは、空気安定化システム110の実施形態を示し、移動するウェブ22を支持する滑らかなフラッシュ動作表面を備える。このスタビライザは、中央領域12、側方領域14A、および側方領域14Bに区分けされる本体を含む。中央領域12は、動作表面132を有し、これは、コアンダノズル116A、116Bの間に配置される。コアンダノズル116A、116Bは、それぞれチャンバ18A、18Bにガス連通する。コアンダノズル116A、116Bは、反対方向にガスジェットを排出する。ノズル内の内部ガス流は、プレート17のバッフル17Aおよびバッフル17Bによりそれぞれ制限される。図1の空気安定化システム10において上述した独立に規制される加圧ガス源を採用することができ、また、チャンバ18A、18Bに接続される。中央領域12は、光学チャネル20を画定し、チャネル20の上表面は動作表面132と同一平面にあり動作表面132の一部をなす。本体部はさらに、中央領域12を支持する下部6を含む。開口部8は、光学チャネル20へのアクセスを可能にする。上即部表面134A、134Bは、好ましくは、動作表面132と同一表面であり、本体上に滑らかな平らな表面を画定する。
[0050]図6Bに示されるように、コアンダノズル116Aは、上表面134Aと動作表面132との間にコアンダスロット170を画定する。コアンダスロット170は、下流側に湾曲した凸表面172を備える。好ましくは、この表面は、約1.0mmから10mmの曲率半径(R)を備える。コアンダスロット170からのガス流は、湾曲表面172の下流の軌道に追従し、移動するウェブに対してMD上流に流れる。好ましくは、スロット170は、約3ミル(76μm)から約5ミル(127μm)の幅(w)を備える。空気クランプの吸引力は、ウェブがスタビライザに近づくときにウェブをスタビライザの近くに引き寄せる。しかし、ウェブは、ノズルに極端に近づくことは許容されない。これは、ノズルからのガス流を遮断するからである。これは、局所的な圧力が上昇する原因となり、増加した力がウェブをスタビライザから遠くへ押しやる原因になる。
[0051]同様に、図6Cに示されるように、コアンダノズル116Bは上表面134Bと動作表面132との間にコアンダスロット160を備える。コアンダスロット160は、下流側に湾曲した凸表面162を備える。コアンダスロット160からのガス流は、湾曲表面162の軌道の下流に追従し、MD下流に流れる。コアンダノズル116Bの寸法は、コアンダノズル116Aの寸法と同一とすることができる。
[0052] 図6A、6B、6Cに示される構成を備えるステンレス鋼の空気クランプスタビライザは、レーザー三角測量スキャニングセンサを備える。2つの各コアンダノズルは、幅(w)が0.1mmのスロットを備え、また、1.5mmの曲率半径(R)を備える。ノズルは、各ノズルスロットから測定して約43mm離れている。空気クランプは、約1500m/minで移動し、45グラム毎平方メートル(gsm)の連量(basis weight)を備える、紙のウェブを支持するために採用される。「連量(basis weight)」との語は、紙の単位面積当たりの質量または重量を示す。紙の上表面と空気スタビライザの動作表面の中心との間の距離が測定され、紙シートが空気クランプスタビライザの表面上を水平に移動するときに、レーザー三角測量センサで、センサが8.5mシートにわたってスキャンされた。
[0053]図7Aは、平均距離の周りのシートの高さを、移動するシートの交差方向におけるスキャナ変位または位置との関係で示している。曲線は、シートの輪郭が実質的に平坦であることを示している。シートの高さの2シグマ偏差は、2.7ミクロンである。図7Bは、紙の一方の側部から他方の側部への10の交差方向スキャンから得られる、対応するレーザーカリパスプロファイルを示す。
[0054]図8Aは、空気安定化システム210の実施形態を示し、これは、移動するウェブ22に付与される吸引力を増加させるバックステップを備えるように構成される、対向して面するノズルを含む。スタビライザは、中央領域12、側部領域14A、および側部領域14Bに区画される本体を含む。中央領域12は、コアンダノズル216A、216Bの間に位置する動作表面232を備え、コアンダノズル216A、216Bは、それぞれチャンバ18A、18Bにガス連通する。コアンダノズル216A、216Bは、それぞれ表面234A、234Bに向かって反対方向にガスジェットを排出し、これらの方向はノズルのバックステップの下流方向である。プレート17のバッフル17A、17Bの存在は、プレナムチャンバ内のガス圧力を均等にする。図1Aの空気安定化システム10に関して上述した独立に規制される加圧ガス源を採用することができ、チャンバ18A、18Bに接続される。中央領域12は、光学チャネル20を含む。本体はさらに、中央領域12を支持する下部6を含む。開口8は光学チャネル20へのアクセスを可能にする。
[0055]図8Bに示されるように、コアンダノズル216Aは、好ましくはは同一平面にある上表面274と動作表面232との間にコアンダスロット270を備える。コアンダスロット270は下流側に湾曲した凸表面272を備える。好ましくは、この表面は、約1.0mmから約10mmの範囲の曲率半径(R)を備える。コアンダスロット270からの空気流は、湾曲表面272の軌道に追従する。「バックステップ」との語は、コアンダスロット270から下流の離間した位置にあるスタビライザ表面上の凹部を包含し、好ましくは渦を形成するのに十分なものである。コアンダスロットおよびバックステップは、増幅された吸引力および広範囲な空気ベアリングを生成する。
[0056]特に、バックステップ220は、コアンダジェットが膨張し、追加の吸引力を形成することを可能にする。ジェットの膨張は、吸引力の形成に必要であるが、渦の形成には不可欠ではないことに注意されたい。実際、渦の形成は、バックステップから下流で常に発生するわけではなく、空気クランプスタビライザの動作に必ずしも必要ではない。スタビライザの吸引力は、最初は、ウェブがスタビライザに近づくときにスタビライザの近くにウェブを引き寄せる。その後、空気ベアリングがウェブを支持し、再形成し、ウェブがバックステップ上を通過するときに相対的に平坦なプロファイルを備えるようにする。バックステップ220は、最も好ましくは、90°の垂直な壁のように形成されるが、バックステップが、上下の表面が滑らかに結合して凹状の湾曲表面になるように、より漸進的な輪郭になるようにすることができる。好ましくは、コアンダスロット270は、約3ミル(76μm)から約5ミル(127μm)の幅(b)を備える。上表面274から下表面234Aまでの距離(d)は、好ましくは互いに平行であり、また、好ましくは約100μmから1000μmの間である。好ましくは、バックステップの位置(L)は、コアンダスロット270から約1mmから約6mmであり、好ましくは約2mmから3mmである。
[0057]同様に、図8Cに示されるように、コアンダノズル216Bは、上表面264と動作表面232との間にコアンダスロット260を備える。コアンダスロット260は、下流側に湾曲表面262を備える。バックステップ230および下表面234Bを含むコアンダノズル216、を形成する構造の寸法は、コアンダノズル216Aのものと同一にすることができる。
[0058]図9は、空気安定化システム310の実施形態を示し、ここで、動作表面332は、スタビライザの本体内に形成されるチャネル336の下表面上に位置する。したがって、動作表面332は、移動するウェブ22からさらに離れて位置し、ウェブ22が動作表面332に接触する可能性を減らす。スタビライザは、中央領域12、上表面334Aを備える側方領域14A、および上表面334を備える側方領域14B、に区画される本体を含む。プレート17は、バッフル17A、17Bを形成する。中央領域12は、反対方向に向くコアンダノズル316A、316Bの間に位置する動作表面332を備え、コアンダノズル316A、316Bはそれぞれチャンバ18A、18Bにガス連通する。中央領域12は、光学チャネル20を画定する。中央領域12内のチャネル334の深さは、1400μmから2000μmまたはそれ以上の範囲とすることができる。スタビライザの残りの構造は、図6Aに示されたものと同一とすることができる。しかし、移動するウェブと動作表面との間の追加の間隙を提供するために、チャネルは、上述の任意の空気安定化システムに組み込むことができることを理解されたい。
[0059]図10は、光学チャネル20を覆うためにチャネル334内に挿入される、ガラスのような透明基板420を備える図9の空気安定化システムを示す。基板420は、光学チャネル20内に、センサの測定に悪影響を与え、また、ウェブのプロファイルをゆがめ得るデブリが蓄積するのを防止する。なめらかな表面を備える基板420の上表面432は、これらの潜在的な問題を取り除く。透明基板は、上述の任意の空気安定化システムに採用することができる。スタビライザの表面が面一になるように、上表面432は、好ましくは上表面334A、334Bと同一平面内にある。
[0060]最後に、図11は、空気安定化システム510の実施形態を示し、これは、中央領域12、上表面334Aを備える側方領域14、および上表面334Bを備える側方領域14Bに区画される本体を含む。上表面334A、334Bは、好ましくは平行且つ同一平面にある。中央領域12は、移動するウェブが上表面334A、334Bよりもさらに離れるように、中央動作表面532が後退しおており、ウェブ22が動作表面532に接触する可能性を低減させる。プレート17は、バッフル17A、17Bを形成する。中央動作表面532は、好ましくは、上表面334A、334Bにより形成される側方動作表面よりも約0.025インチ(0.64mm)から約0.011インチ(0.28mm)低い。対向して面するコアンダノズル516A、516Bは、それぞれ、チャンバ18A、18Bにガス連通している。スタビライザの残りの構造は、図6Aに示されたものと同一とすることができる。実際、凹状の中央部品は、しばしば図8に示されるバックステップ設計に組み合わせられる。
[0061]以上のように、本発明の原理、好ましい実施形態および動作モードが説明された。しかし、本発明は、上述の具体的な実施形態に限定されると解釈されるべきではない。上述の実施形態は、限定的なものではなく説明的なものであると解釈されるべきである。添付の特許請求の範囲により画定される本発明の範囲から逸脱することなく、当業者はこれらの実施形態内で様々な変形が可能である。

Claims (10)

  1. 機械方向(MD)の下流に移動する可撓性の連続するウェブ(22)を支持するための空気安定化装置(10)であって、前記装置は、
    (a)前記ウェブ(22)に面する動作表面(32)を備える本体(12)を有し、前記動作表面(32)は、ウェブ入口端部と、前記ウェブ入口端部から下流にあるウェブ出口端部とを備え、
    (b)前記装置はさらに、前記ウェブ入口端部のところで前記動作表面(32)上に位置決めされる第1ノズル(16A)を有し、前記第1ノズル(16A)は、実質的にMDを横切る第1方向に沿って前記動作表面(32)にわたって延びる第1スロット(70)を画定し、前記第1ノズル(16A)は、MD上流側に出口を画定する第1バッフル(17A)を含み、前記第1スロット(70)を通って排出される前に、加圧ガスの第1の細長いジェットが前記出口を通って流れ、前記加圧ガスの第1の細長いジェットは、MD上流に向かって移動して前記ウェブ(22)に第1の制御された力を付与し、
    (c)前記装置はさらに、前記ウェブ出口端部のところで前記動作表面(32)上に位置決めされる第2ノズル(16B)を有し、前記第2ノズル(16B)は、実質的にMDを横切る第2方向に沿って前記動作表面(32)をにわたって延びる第2スロット(60)を画定し、前記第2ノズル(16B)は、MD下流側に出口を画定する第2バッフル(17B)を有し、同時に第2スロット(60)を通って排出される前に、加圧ガスの第2の細長いジェットが前記出口を通って流れ、前記加圧ガスの第2の細長いジェットは、MD下流に向かって移動して前記ウェブ(22)に第2の制御された力を付与し、
    前記第1の力および前記第2の力は、前記ウェブ入口端部と前記ウェブ出口端部との間に位置する、移動する前記ウェブ(22)の少なくとも一部を、前記動作表面(32)に対して実質的に固定された距離に維持する、装置。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、前記第1バッフル(17A)は前記第1スロット(70)にわたってガス圧力を均等にし、前記第2バッフル(17B)は前記第2スロット(60)にわたってガス圧力を均等にする、システム。
  3. 請求項1に記載のシステムであって、前記第1バッフル(17A)は、前記第1ノズル(16A)のMD上流側に沿ってガス流を規制する第1側方延伸プレートを有し、前記第2バッフル(17B)は、前記第2ノズル(16B)のMD下流側に沿ってガス流を規制する第2側方延伸プレートを有する、システム。
  4. 請求項3に記載のシステムであって、前記第1側方延伸プレートは、前記第1ノズル(16A)のMD上流側と同一平面にある遠位端部を備え、前記第2側方延伸プレートは、前記第2ノズル(16B)のMD下流と同一平面にある遠位端部を備える、システム。
  5. 請求項1に記載のシステムであって、前記第1ノズル(16A)は前記本体(12)内にスロット(70)を有し、前記スロット(70)は、第1ガス源(24A)と流体連通し、また、前記本体(12)の第1表面において第1の細長い開口部を備え、前記第1スロット(70)は、上流側における前記第1の細長い開口部のところに第1の湾曲した凸表面を備え、
    前記第2ノズル(16B)は、前記本体(12)内にスロット(60)を有し、前記スロット(60)は、第2ガス源(24B)と流体連通し、また、前記本体(12)の第2表面において第2の細長い開口部を備え、前記第2スロット(60)は、下流側において前記第2の細長い開口部のところに第2の湾曲した凸表面を備える、システム。
  6. 請求項5に記載のシステムであって、前記第1の細長い開口部は、前記動作表面の第1セグメントに配置され、前記第1セグメントは、第1上部(274)および前記第1上部(274)から上流にある第1下部(234A)を備え、
    前記第2の細長い開口部は、前記動作表面の第2セグメントに配置され、前記第2セグメントは、第1上部(264)、および前記第1上部(264)から下流にある第1下部(234B)を備える、システム。
  7. 請求項1に記載のシステムであって、前記本体(12)はチャネル(336)を備え、前記チャネル(336)は、前記ウェブ入口端部と前記ウェブ出口端部との間に位置し、また、前記動作表面(332)を形成する上表面を備える、システム。
  8. 請求項1に記載のシステムであって、前記動作表面は、平行且つ同一平面にある側方動作表面(334A、334B)を有し、前記動作表面は、前記ウェブ(22)からさらに遠くなるように低くなった中央動作表面(532)を備える、システム。
  9. 経路に沿って機械方向(MD)下流に移動する可撓性の連続ウェブ(22)を支持する方法であって、前記方法は、
    (a)前記可撓性の連続ウェブ(22)の上または下に空気スタビライザ(10)を前記経路に沿って位置決めするステップを有し、前記空気スタビライザ(10)は、
    (i)前記ウェブ(22)に面する動作表面(32)を備える本体(12)を有し、前記動作表面(32)は、ウェブ入口端部、および前記ウェブ入口端部から下流にあるウェブ出口端部を備え、
    (ii)前記空気スタビライザ(10)はさらに、前記ウェブ入口端部のところで前記動作表面(32)上に位置決めされる第1ノズル(16A)を有し、前記第1ノズル(16A)は、MDを実質的に横切る第1方向に沿って前記動作表面にわたって延びる第1スロット(70)を画定し、前記第1ノズル(16A)は、MD上流に出口を画定する第1バッフル(17A)を含み、前記第1スロット(70)を通って排出される前に、第1の細長い加圧ガスジェットが該出口を通って流れ、第1の細長い加圧ガスジェットは、MD上流に向かって移動して前記ウェブ(22)上に第1の制御された力を付与し、
    (iii)前記空気スタビライザ(10)は、前記ウェブ出口端部のところで前記動作表面(32)上に位置決めされる第2ノズル(16B)を有し、前記第2ノズル(16B)は、MDを実質的に横切る第2方向に沿って前記動作表面にわたって延びる第2スロット(60)を画定し、前記第2ノズル(16B)は、MD下流上に出口を画定する第2バッフル(17B)を含み、前記第2スロット(60)を通って同時に排出される前に、第2の細長い加圧ガスジェットが該出口を通って流れ、第2の細長い加圧ガスジェットはMD下流に向かって移動して、前記ウェブ(22)に第2の制御された力を付与し、
    前記第1の力および前記第2の力は、前記ウェブ入口端部と前記ウェブ出口端部との間に位置する、前記移動するウェブの少なくとも一部を、前記動作表面(32)に対して実質的に固定された距離に維持し、
    (b)前記方法はさらに、前記第1スロット(70)からの第1ガスジェットを、MD上流に向かって導き、前記連続ウェブ(22)上に第1の力を付与するステップと、
    (c)同時に、前記第2スロット(60)からの第2ガスジェットをMD下流に向かって導き、前記連続ウェブ(22)上に第2の力を付与するステップと、を有し、前記第1の力および前記第2の力は、前記ウェブ入口端部と前記ウェブ出口端部との間に位置する、移動する前記ウェブ(22)の少なくとも一部を、前記動作表面(32)に対して実質的に固定された距離に維持する、方法。
  10. 機械方向(MD)下流に移動する可撓性の連続ウェブ(22)を監視するシステムであて、前記監視システムは、
    (a)前記可撓性の連続ウェブ(22)を支持するための、第1表面および第2表面を備える、空気安定化システム(10)を有し、前記空気安定化システム(10)は、
    (i)前記ウェブ(22)に面する動作表面(32)を備える本体(12)を有し、前記動作表面(32)は、ウェブ入口端部、および前記ウェブ入口端部から
    下流のウェブ出口端部を備え、
    (ii)前記空気安定化システム(10)はさらに、前記ウェブ入口端部のところで前記動作表面(32)上に位置決めされる第1ノズル(16A)を有し、前記第1ノズル(16A)は、MDを実質的に横断する第1方向に沿って前記動作表面(32)にわたって延びる第1スロット(70)を画定し、前記第1ノズル(16A)は、MD上流に出口を画定する第1バッフル(17A)を含み、前記第1スロット(70)を通って排出される前に第1の加圧ガスが該出口を通って流れ、前記第1の加圧ガスはMD上流に向かって移動し、前記ウェブ(22)上に第1の制御された力を付与し、
    (iii)前記空気安定化システム(10)はさらに、前記ウェブ出口端部のところで前記動作表面(32)上に位置決めされる第2ノズル(16B)を有し、前記第2ノズル(16B)は、MDを実質的に横断する第2方向に沿って前記動作表面(32)にわたって延びる第2スロット(60)を画定し、前記第2ノズル(16B)は、MD下流に出口を画定する第2バッフル(17B)を含み、前記第2スロット(60)を通って排出される前に、該出口を通って第2の細長い加圧ガスジェットが流れ、前記第2の細長い加圧ガスジェットはMD下流に向かって移動し、前記ウェブ(22)上に第2の制御された力を付与し、前記第1の力および前記第2の力は、前記ウェブ入口端部と前記ウェブ出口端部との間に位置する、移動する前記ウェブ(22)の少なくとも一部を、前記動作表面(32)に対して実質的に固定された距離に維持し、
    (b)前記監視システムはさらに、前記ウェブ(22)の第1表面に隣接して配置される第1センサヘッド(13、16)と、
    (c)前記第1ガスジェットを規制する手段(26A、28A)、および、前記第2ガスジェットを規制する手段(26B、28B)を有し、前記動作表面(32)の上のプロセス経路に沿って前記ウェブのプロファイルを制御する、監視システム。
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