JPH06220792A - ウエブ処理用負圧ノズルの配列 - Google Patents

ウエブ処理用負圧ノズルの配列

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JPH06220792A
JPH06220792A JP4262764A JP26276492A JPH06220792A JP H06220792 A JPH06220792 A JP H06220792A JP 4262764 A JP4262764 A JP 4262764A JP 26276492 A JP26276492 A JP 26276492A JP H06220792 A JPH06220792 A JP H06220792A
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JP
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web
nozzle
negative pressure
gas flow
slot
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JP4262764A
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English (en)
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Pertti Heikkilae
ヘイッキラ ペルッティ
Jaakko Rintanen
リンタネン ヤッコ
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Valmet Technologies Oy
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Valmet Paper Machinery Inc
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Publication date
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/18Drying webs by hot air
    • D21F5/185Supporting webs in hot air dryers
    • D21F5/187Supporting webs in hot air dryers by air jets
    • D21F5/188Blowing devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/04Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
    • B65H23/24Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by fluid action, e.g. to retard the running web
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B13/00Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement
    • F26B13/10Arrangements for feeding, heating or supporting materials; Controlling movement, tension or position of materials
    • F26B13/101Supporting materials without tension, e.g. on or between foraminous belts
    • F26B13/104Supporting materials without tension, e.g. on or between foraminous belts supported by fluid jets only; Fluid blowing arrangements for flotation dryers, e.g. coanda nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2406/00Means using fluid
    • B65H2406/10Means using fluid made only for exhausting gaseous medium
    • B65H2406/11Means using fluid made only for exhausting gaseous medium producing fluidised bed
    • B65H2406/112Means using fluid made only for exhausting gaseous medium producing fluidised bed for handling material along preferably rectilinear path, e.g. nozzle bed for web

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ノズルが紙ウエブ等連続ウエブに平行し、吸
引し、その走行をノズルのキャリヤ面から一定の距離で
安定させるガス流によりウエブを無接触に支持すること
を目的とする。 【構成】 負圧ノズルの配列は、ウエブWの走行方向に
直交し、そのノズル50はウエブW入り口側の片側に設
けられたノズルスペース55から、ウエブWの進行方向
に対しガス流Sを吹き出す第1ノズルスロットR
と、その第1ノズルスロットRの手前に、ノズルス
ペース55からウエブWの進行方向に所定の傾斜角α
ガス流S吹き出す少なくとも第2のノズルスロットR
を備え、第1および第2ノズルスロットR1、
吹き出し口に対し所定の狭小角βおよびβを有し、
ノズルスペース55の隔壁54は、ノズルスロットR
1、の下部にノズル50からのガス流Pの流入する
開口部54を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエブ処理用負圧ノズ
ルの配置に関し、乾燥ならびに支持用のガス流をウエブ
に向け、更に箱構造を有するノズルと、ノズルの片側に
形成され、ノズル壁により画成されたノズルスロットが
設けられ、そのノズル壁の1つは湾曲ガイド面として働
き、ノズルスロットを通って外に出てきたガス流の方向
をコアンダ効果により変え、ノズルの最上面に形成され
たキャリヤ面にガス流を平行させるノズルの配列に関す
るものである。
【0002】更に、本発明は、ウエブをガス流によって
支持ならびに乾燥するためにガス流の方向を変え、ウエ
ブの走行方向に平行になるように吹き出すウエブ処理用
の負圧の配列方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】ガスを吹き出す方法を基にした装置は、
紙の製造や精製に一般的に用いられている。前記装置に
おいて、吹き出されるガスはノズルの種々の配列によっ
てウエブの片側あるいは両側を通され、その後この処理
ガスは吸い上げられて再生使用または除去される、およ
びまたはこの処理ガスはウエブの両側へ放出される。
【0004】ウエブの無接触処理を基にした従来の技術
は多数のノズルボックスから成り、それらのノズルから
ウエブを支持ならびに乾燥するガス流がウエブに当てら
れる。前記装置における従来のノズルは2つのグループ
に分類することができる。すなわち、正圧ノズルと負圧
ノズルであり、正圧ノズルの作動は空気クッションの原
理に基づいており、他方負圧ノズルは負圧の動的な場を
生み出し、それらのノズルのキャリヤ面はウエブを引き
付け、ウエブの走行を安定させる。よく知られているよ
うに、ウエブに加わる吸引力はウエブに平行なガス流の
場を基にしており、この場合はウエブとノズルのキャリ
ヤ面との間に動的負圧を形成する。正圧ノズルと負圧ノ
ズルの両方において、いわゆるコアンダ効果が空気を望
ましい方向に誘導するのに利用される。
【0005】正圧ノズルにおいて、従来技術の既知の方
法の場合、ウエブとノズルのキャリヤ面との間に正圧区
域が形成され、その圧力は図13に示すように、ウエブ
を押してノズルから離そうとする。したがって、負圧ノ
ズルはウエブの両側に常に配置されていなければなら
ず、それによって、反撥力は互いに平衡し、ウエブはほ
ぼ真ん中を走行する。押す力、すなわち反撥力は正圧ノ
ズルのところで加えられるが、すべての距離において0
より高いか、またはそれに等しい。図14は従来技術の
正圧ノズルにより形成され、ウエブに加えられる反撥力
を、ウエブとノズルとの間の距離の関数として示してい
る。
【0006】負圧ノズルにおいては、ノズルとウエブの
間に弱い負圧区域が形成され、ウエブをキャリヤ面から
一定の距離に安定させる。負圧は空気の吹き出し方によ
って形成されるが、この場合空気の噴流は図面中の図1
1で明らかなように、キャリヤ面とウエブとに平行して
走行するよう誘導される。ノズルのキャリヤ面とウエブ
との間の極く近い距離で、反撥力がウエブに加えられ、
遠い距離において吸引力が加えられる。図12は従来技
術の負圧ノズルに関するウエブに加えられる吸引力/反
撥力をウエブとノズルの間の距離の関数として示す。
【0007】正圧ノズルによってウエブに加えられる力
は比較的強い。したがって、正圧ノズルによって、重質
で全く伸びのないウエブを処理することが可能である。
しかし、正圧使用の従来技術のノズルのほとんどは、ウ
エブに対し実質的に垂直に強い噴流を当てるため、これ
によって熱伝達率の不均一な分布が長手方向に生じ、処
理されるウエブの品質に損傷を与えることがよくある。
【0008】従来技術の負圧ノズルによってウエブに加
えられる力は比較的弱く、このためこれらのノズルは一
般的には重質のウエブの処理、あるいはウエブの張力が
弱い場合には使用されない。したがって、負圧ノズルは
一般には長さが5mを越え、しかもその両側でガイドロ
ールがウエブを支えるように配置されている装置に使用
される。
【0009】本発明に密接に関係のある従来技術に関し
ては、フィンランド特許60,261号、同第68,723号および
同第77,708号があり、更に米国機械技術協会、「流体技
術の進歩」1976年版、D. W. マックグローリンおよび
I. グレーバーの「カーブ表面における噴流分離の研
究」、14ないし29頁がある。これらの公開特許のうち、
フィンランド特許第60,261号と同第77,708号は正圧ノズ
ルについて開示し、またフィンランド特許第68,723号は
浮揚式のウエブドライヤを開示している。それは、負圧
の乾燥および支持用のガス流を乾燥対象のウエブに当て
るものである。
【0010】フィンランド特許第68,723号から公知の解
決策において、湾曲ガイド面の入口エッジのレベルにノ
ズルのノズルスロットをその既知の方法でガス流の方向
に配置すること、また発生するガスの流量によってノズ
ルの幅と前記ガイド面の湾曲半径との比率を選び、ガス
流が実質的にその後部エッジ手前で湾曲ガイド面から分
離するようにすることに新規性があると考えられてい
た。前記従来技術の解決方法としては、ノズルはノズル
ボックスを有し、その一方の側にはノズルスロットがあ
り、そのスロットは、片側がガス流の前板で範囲を限定
され、反対側がノズル室の前壁によって範囲を限定さ
れ、流れの湾曲ガイド面として連続し、更にデッキ部に
連続している。
【0011】引用した資料「カーブ表面における噴流分
離の研究」では、流体噴流の湾曲壁からの分離の仕組み
と、それに影響を与える種々のパラメータが研究されて
いる。本発明に関しては、前記資料の21頁の図5におけ
るグラフから得られる結論と関係があり、同グラフにお
いて一連の曲線図表は縦軸が分離の角度を表わし、横軸
がレイノルズ数を表わす座標方式で示されている。この
一連の曲線図表のパラメーターから、「比率W/R = 湾曲
面の半径に対するノズルスロットの幅の比率」となる。
この研究結果から、流れのパラメータはノズル構造で生
じるため、追従角Φは通例は45o ないし 70oの範囲であ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明によるノズルの
配列は、乾燥あるいは加熱処理のような紙ウエブやその
他の連続ウエブに無接触な支持と処理を意図しており、
未乾燥の被覆ウエブの無接触支持と乾燥に適している。
本発明のノズル配列は、例えば浮遊式ウエブドライヤに
おける使用を意図している。その場合、このノズルはウ
エブの両側、またはウエブの片側だけに配置され、また
空気はノズルを介して吹き出され、ウエブを支持および
乾燥、あるいは加熱する。
【0013】本発明の負圧ノズルの作動目的は、ウエブ
に平行し、ウエブを引き付け、更にウエブの走行をノズ
ルのキャリヤ面から一定の距離で安定させるガス流の場
を提供することにある。負圧ノズルによって生じるガス
流において、ウエブの長手方向における熱の伝達は均一
であるため、負圧ノズルはまた敏感な材料の処理にも適
している。更に、ウエブの片側処理にも使用することが
できる。
【0014】本発明は、特に負圧ノズルを提供し、それ
により、ウエブの面積単位に使用される空気量とその吹
き出し力が等しい場合、従来技術のノズルに比べより高
い熱伝達能力とより良いウエブの作用を得ることを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的と後に述べる
目的を達成するため、本発明による負圧ノズルの配列
は、所定の距離をおいて、ウエブの走行方向、前記第1
のノズルスロットの手前に、少なくとも1つのノズルス
ロットが設けられ、更に熱伝達率の改善を考慮して、第
2のノズルスロットについて適した流れの誘導方法が講
じられて、流れはウエブの走行方向に垂直に実質的に大
きな速度成分を有し、また第2のノズルスロットを通っ
て出てきた流れのウエブ走行平面に平行する速度成分は
0より大きいことを主たる特徴とする。
【0016】本発明による方法は、前記第1のガス流に
よる以外に、ウエブは少なくとも1つの第2のガス流
が、第1のガス流の前で、ウエブの走行方向に吹き出さ
れることによって支持ならびに乾燥され、更に第2のガ
ス流は前記第2のガス流がウエブの走行方向と垂直に実
質的に大きな速度成分を持つよう、またウエブの走行方
向と平行する速度成分が0より大きくなるように送り出
されることを主たる特徴としている。
【0017】本発明のその他の有利な特徴事項は特許請
求の範囲2ないし9に記載されている。
【0018】
【作用】ウエブの処理を意図した負圧ノズルの配列は、
ウエブに対して乾燥ならびに支持用ガス流を向け、更に
箱構造を持つノズルと、ノズルの片側に形成され、ノズ
ル壁により範囲を限定されたノズルスロットが設けら
れ、ノズル壁の1つは湾曲ガイド面として働き、ノズル
スロットを通って出てきたガス流の方向をコアンダ効果
により変え、ノズルの最上面に形成されたキャリヤ面に
ガス流を平行させるのに適したノズルスペースとを有す
る。所定の距離をおいて、ウエブの走行方向に、第1の
ノズルスロットの手前に少なくとも1つの第2のノズル
スロットが設けられ、更に熱伝達率の改善を考慮して、
第2のノズルスロットに関して適した流れの誘導方法が
講じられているため、流れはウエブの走行方向に垂直な
実質的に大きな速度成分を持つ。第2のノズルスロット
を通って出てきた流れのウエブの走行平面に平行する速
度成分はゼロより大きくなる。
【0019】
【実施例】次に添付図面に示す本発明の数例の実施例を
参照して本発明を詳細に説明するが、本発明は前記実施
例に厳格には限定されない。
【0020】図10は従来技術の負圧ノズルの原理の概
要図である。負圧ノズル10のキャリヤ面KPは空気流S
を誘導し、負圧使用ノズル10のノズルスロットRから排
出する。ウエブWとノズル10のキャリヤ面KPとの間の
距離は参照符号Hで示されている。負圧ノズル10とウ
エブWとの間には僅かな負圧の区域が形成され、ウエブ
Wをキャリヤ面KPから一定の距離、例えば約5 ないし
8mm に安定させる。この負圧は空気の流れ方によって形
成されるが、この場合空気噴流Sはキャリヤ面KPとウ
エブWとに平行に走行するよう誘導される。ノズル10と
ウエブWとの間の極く近い点において、ウエブ反撥力が
加えられ、また遠距離地点においては図10に表わすよ
うに、吸引力が加えられる。図11はウエブWに加えら
れる吸引力/反発力FをノズルとウエブWとの間の距離
Hの関数として示す。吸引力は関数の負の部分として、
また反撥力は正の部分として表わされている。
【0021】図10に示すように、コアンダ効果に基づ
きノズルスロットRから排出された流れSは上述した事
項に従って450 ないし 700の範囲内で変化する扇状部Φ
の湾曲ガイド面Aに沿って流れる。流れの速度ベクトル
VがウエブW(図示しない)に対して垂直に著しく大き
な速度成分vp を有する場合、流れは湾曲ガイド面Aか
ら離される。もちろん、角度Φが450 より大きい場合、
ウエブに平行な流れの速度成分vs はウエブに垂直な速
度成分vp より大きくなる。
【0022】図12と図13は、正圧ノズルの従来技術
の解決策の概要図、即ち図12と、そのノズルにより生
成され、ウエブWに加えられる力FをウエブWとノズル
のキャリヤ面KPの間の距離の関数として表わした概要
図、即ち図13、である。正圧ノズル20において、正圧
の区域はウエブWとノズル20のキャリヤ面KPの間に形
成され、この区域はウエブWをノズル20から押し離そう
とする。それ故に、正圧ノズル20は常にウエブWの両側
に配置しなければならず、その場合反撥力は互いに平衡
し合い、ウエブWはほぼ真ん中を走行する。正圧ノズル
20において、ウエブに加えられる力は図13から明らか
なように、すべての距離において0より大きく、即ち反
撥力がウエブWに加えられる。
【0023】図1は、箱構造を有するノズル50の概要図
である。この箱構造は後部壁51と、底部壁49と、上部壁
53と、前部壁52とから成る。上部壁53の最上面にキャリ
ヤ面KP1 を形成する。ノズル50の内部には室48を形成
し、その中にはノズルスペース55が隔壁、例えば底部壁
に平行する隔壁54と、後部および前部壁51、52に平行す
る隔壁47によって形成する。乾燥用ガスはこの室48に送
り込まれる。乾燥用ガスは室48から出て流れPとなり、
例えばノズルスペース55の底部壁49に平行する隔壁54を
貫通する開口部54a を介してノズルスペース55へ送られ
る。図1に示す実施例において、ノズルスロットR1
2 は既にノズルスペース55内に形成されているので、
第1ノズルスロットR1 のノズル壁A1 と56b は室48の
隔壁47に連結したガイド面A1 とノズルスペース55の中
間部品56の後部壁56b とで形成され、更に第2のノズル
スロットR2 のノズル壁52a と56a は室48の前部壁52の
延長部52a と中間部品56の前部壁56a によって形成され
ている。ノズル壁56a と56b を形成するため、ノズルス
ペース55のノズルスロットR1 とR2 との間には後部壁
56b と、前部壁56a と、頂壁57から成る中間部品56が設
けられており、その最上面にはキャリヤ面KP2 が形成
されている。
【0024】ノズルスロットR1 は乾燥用ガス流S1
走行方向に向かって狭くなるため、最も狭い箇所は出口
に位置している。狭小角度β1 は100 ないし400 、望ま
しくは約300 である。ノズルスロットR2 の狭小角度β
2 は200 ないし 500、望ましくは300 ないし 400であ
る。
【0025】第1のノズルスロットR1 と第2のノズル
スロットR2 は実質的に互いに離れていて、ウエブの入
り口方向側と同じノズル50側に設けられている。ウエブ
Wの走行方向には、第2のノズルスロットR2 が第1の
ノズルスロットR1 の手前に配置されている。ノズルス
ロットR1 からガス流は湾曲ガイド面A1 によって誘導
されながらウエブWとノズル50との間のスペースの中へ
排出され、更にコアンダ効果により方向を変え、第1の
キャリヤ面KP1 と平行になる。ノズルスロットR2
ら出る空気は流れS2 となりウエブWの方へ誘導され、
それにより流れをキャリヤ面KP2 に平行になるように
方向を変え、高い熱伝達率が得られる。ノズルスロット
2 から排出される乾燥用ガス流S2 のウエブW方向に
垂直な速度成分vp は、流れS2 のウエブW走行方向の
平面に平行する速度成分vs に対しては十分に大きい
が、この場合流れS2 はキャリヤ面KP2 には沿い始め
ず、ウエブWの方向に向けられる。ウエブWの走行平面
に平行する速度成分vs は0より大きい。速度成分vp
とvs の比率vp /vs は0.4 ないし 2.0の範囲内で、
望ましくは0.8 ないし 1.5の範囲内、すなわち、vp
s =tanα2 の範囲内である。
【0026】本発明の負圧ノズルの配列において、乾燥
用ガスはノズルスロットR1 とR2から吹き出される。
コアンダ効果により、スロットR1 から吹き出された流
れS1 はキャリヤ面KP1 に平行に方向を変えられ、ま
たスロットR2 から吹き出された流れS2 はキャリヤ面
KP2 に対して適切な角度α2 で向けられるため、流れ
2 はキャリヤ面KP2 には沿わず、ウエブWの方向へ
向けられ、それによって効果的な熱伝達が達成される。
流れの分離を考慮して、中間部品56の前部壁56b の延長
部を構成し、ガイド面として働くエッジA2 は、角を取
らないことが望ましい。エッジA2 によって形成されて
いる角度は18002 に等しい。更に、キャリヤ面KP
2 のウエブWからの距離H2 は、流れS2 がウエブWを
ノズルからこれ以上遠くに押し離すことがないようにす
るため、キャリヤ面KP1 のウエブWの距離H1 よりや
や大きいことが望ましい。
【0027】図1に示すノズルの寸法比率は、例えば大
きさの順では、ノズル50の前部壁52から第2ノズルスロ
ットR2 までの距離aは20mmであり、ノズルスロットR
1 とR2 間の距離bは30mm、ノズル50の後部壁51から第
1ノズルスロットR1 までの距離cは60mm、ノズルスロ
ットR1 の幅は 2mm、またノズルスロットR2 の幅は1m
m である。必要な場合、ノズル50はまた異なる寸法に作
ることもできるので、上記の寸法に、例えば換算係数0.
5 ないし 2.5、望ましくは0.8 ないし 2.0を掛ける。各
ノズルスロットR1 とR2 のノズル50に用いる吹き出し
速度は、30ないし 60m/sのオーダである。キャリヤ面K
1 のウエブWからの距離H1 は 3ないし10mm、望まし
くは 4ないし7mm であり、またキャリヤ面KP2 のウエ
ブWからの距離H2 は 6ないし15mm、望ましくは 7ない
し11mmである。
【0028】上述の外に、ノズル50は、例えば各ノズル
スロットR1 とR2 に関して、それぞれのノズルスペー
ス55がノズル50の中に形成されるように設計することが
できる。
【0029】図2は、本発明による負圧ノズルの配列の
一実施例と、対応する従来ノズルの熱伝達力の比較を示
す。本発明の解決策によりノズルとウエブ間の距離Hの
関数として得られた熱伝達率αは実線で表示され、また
ノズルとウエブ間の距離の関数としての従来技術の熱伝
達率αは破線により表わされている。
【0030】この試験においては、次の各数値が使用さ
れた。即ち、両ノズル吹き出し速度の60m/s と、従来技
術のノズルによるノズルスロット幅2.5mm ならびに本発
明のノズルの2つのノズルスロットの合計幅3.0mm と、
従来技術によるノズルの間隔180mm ならびに本発明のノ
ズルでは220mm と、従来技術のノズルによる空気吹き出
し量0.83m3/m2/s ならびに本発明のノズルでは0.82m3/
m2/sとなっている。縦軸には熱伝達率αがW/m2/ ℃とし
て表わされている。図で明らかなように、本発明による
ノズルは従来技術の既知のノズルよりも効果が約10% 高
い。
【0031】図3は、本発明のノズル(実線)と従来技
術のノズル(破線)を計測した正弦波の強度を一試験例
におけるウエブの張力の関数として示す。使用されてい
る正弦波の単位は波の高さAをミリメートルとし、また
ウエブ張力RK の単位はN/mとしている。前記の計測に
おいては、LWC紙が使用されたが、ノズルの間隔は22
0mm 、吹き出し速度は45m/s 、ウエブとノズル間の距離
は 6mm、ウエブ速度は400m/minであった。
【0032】図4は、正弦波の強度を吹き出し速度の関
数として、本発明のノズルに関しては実線で、また従来
技術のノズルに関しては破線で示す。この試験で使用さ
れた数値は、以前の実施例のものと同じであったが、ウ
エブ張力は250N/mであった。正弦波の強度の単位は、波
の高さをミリメートルとし、また吹き出し速度PSの単
位はm/s とした。
【0033】両実施例において、本発明によるノズルは
明らかにより強い正弦波を生み、それがまたより良い走
行特性を生んでいる。この走行能力テストにおいて、本
発明によるノズルは従来技術のノズルと比較して、より
強力な正弦波を有すると共にウエブの走行をより安定さ
せ、更に流れ方向に襞の発生を少なくすることが認めら
れた。
【0034】図5と図6は、第2のキャリヤ面KP2
設計の2つの実施例の概略図である。図5は、ノズルス
ロットR1 とR2 間のキャリヤ面KP2 が凹部として形
成されている実施例を示し、また図6においては、ノズ
ルスロットR1 とR2 間のキャリヤ面KP2 は平面であ
る。図5に示す実施例において、ノズルスロットR1
2 を壁47と52によってそれぞれ形成する中間部品56は
U字形に設計されているため、キャリヤ面KP2 は平面
にはならない。その構造の他の部分に関しては、図5に
示す実施例は図1に示すものと同じである。図6におい
て、ノズルスロットR1 とR2 を壁47と52によって形成
する中間部品56は閉じているため、頂壁57にはその最上
面に平なキャリヤ面KP2 を形成する。
【0035】図7は、本発明による負圧ノズルの配列
と、このような負圧ノズルの配列が用いられる場合のウ
エブの走行例の概略図である。ノズル50はウエブの両側
に配置されているため、吹き出される乾燥用ガス流S1
とS2 はウエブWを均等に支持する。もちろん、ノズル
50を片側だけに配置することもでき、また図5による形
の他にノズル50はまた、例えば図1または図6に示すも
のと同様にすることもできる。
【0036】図8は、本発明によるノズルが設けられた
ドライヤの概略図である。ウエブWの両側にはノズル50
が設けられ、それを介して乾燥用ガス流Sが吹き出さ
れ、ウエブWを支持ならびに乾燥する。還流は矢印Yで
示されている。還流Yは復路ダクト60へ戻る。往路ダク
ト65からは乾燥用ガスがノズル50へ送り込まれる。参照
番号70はドライヤのフレーム構造を示す。
【0037】図9は、ウエブWの走行方向から見たドラ
イヤの断面図であり、図8に示すA区分である。分配ボ
ックス62からは乾燥用ガスが浮遊式ウエブドライヤの上
部ボックスと下部ボックスとに送られる。往路ダクト65
は、ドライヤの横に配置されている配分ボックス62に、
弾性コネクタ61を介して通気するために接続されてい
る。弾性コネクタと配分ボックス62は空気ダクトであ
り、またドライヤは他の装置(図示しない)によって別
個にフレーム上で支持されている。往路ダクト65からは
乾燥用ガスが配分ダクト67を介してノズル50へ送り込ま
れ、そこから乾燥用ガスは更に吹き出され、ウエブWを
支持ならびに乾燥する。
【0038】図7、8および9において、ノズル50はウ
エブWの両側に配置されているのを示しているが、本発
明によるノズル構成はまた、ノズル50がウエブWの片側
だけに配置される浮遊式ウエブドライヤにも適用できる
ことを強調している。
【0039】本発明による解決策において、各図に示す
方法以外に第2のノズルスロットR2 もまた他の方法、
例えばフィンランド特許第68,723号の図2に示すものに
より形成することもできる。ガス流S2 がキャリヤ面K
2 には沿わず、ウエブWに向けられる点が重要であ
る。
【0040】各図に示す実施例において、ウエブWの走
行平面に平行する速度成分vs はウエブWの走行方向に
平行して示されている。また発明の概念には、ウエブの
走行方向を図1に示す方向と反対にすることもできるこ
とが含まれている。
【0041】上述において、本発明はいくつかの実施例
だけを参照して説明したが、本発明をこれら実施例に限
定することなく、特許請求項に明記された本発明の概念
の範囲内にて多くの修正および変化が可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明の解決策は、ノズルの斬新な幾何
学的設計と空気吹き出しに関する新規な原理に基づいて
いる。
【0043】本発明による配列において、乾燥ならびに
支持用ガス流は2つの流れとしてノズルスロットから吹
き出され、後者の流れはウエブの走行方向においてコア
ンダ効果のため、キャリヤ面に平行に向けられ、それに
対して他方の流れはキャリヤ面に関して適切な角度に向
けられるため、流れはキャリヤ面には沿わず、ウエブの
方向に向けられるので、より効率的な熱伝達が得られ
る。前記他方の流れのガイド面は湾曲しておらず、この
場合噴流はキャリヤ面からより容易に分離される。更
に、本発明による配列において、前者のキャリヤ面のウ
エブの走行方向におけるウエブからの距離は、後者のキ
ャリヤ面のウエブ走行方向における距離より僅かに大き
いことが望ましく、またそれによってウエブに向けられ
る流れがウエブをノズルから押し離すことが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるノズル配列の一実施例の概略図で
ある。
【図2】本発明によるノズルの熱伝達能力を、従来技術
のノズルの対応能力と比較し、ノズルのキャリヤ面とウ
エブとの間の距離の関数として示す図である。
【図3】本発明によるノズルと従来技術のノズルとを計
測して得た正弦波の強度を、ウエブ張力の関数として示
す図である。
【図4】本発明によるノズルと従来技術のノズルとを計
測して得た正弦波の強度を、吹き出し速度の関数として
示す図である。
【図5】本発明による負圧ノズルの配列におけるノズル
開口部の解決策の実施例を示す図である。
【図6】本発明による負圧ノズルの配列におけるノズル
開口部の第2の実施例を示す図である。
【図7】本発明によるノズルにより達成されるノズルの
場とウエブの走行についての原理の概略図である。
【図8】本発明による負圧ノズルが設けられた両面浮遊
式ウエブドライヤの概略図である。
【図9】図8の概略断面図A、即ちウエブの走行方向か
ら見た断面図である。
【図10】従来技術の負圧ノズルの概略図ある。
【図11】ウエブに加えられる吸引力/反撥力を、従来
技術の負圧ノズルのキャリヤ面とウエブ間の距離の関数
として示す図である。
【図12】従来技術の正圧使用ノズルの概略図である。
【図13】従来技術の正圧使用ノズルにより得られた反
撥力をウエブとノズルのキャリヤ面との間の距離の関数
として示す図である。
【符号の説明】
10 ノズル 20 ノズル 47 隔壁 48 室 49 底部壁 50 ノズル 51 前部壁 52 前部壁 53 上部壁 54 隔壁 55 ノズルスペース 56 中間部品 57 頂部壁 60 復路ダクト 61 弾性コネクタ 62 配分ボックス 65 往路ダクト 67 配分ダクト 70 フレーム構造 A エッジ F 吸引力/反撥力 H 距離 KP キャリヤ面 PS 吹き出し速度 R ノズルスロット S ガス流 Y 還流 W ウエブ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエブに対して乾燥ならびに支持用のガ
    ス流を向け、更に箱構造を持つノズルと、該ノズルの片
    側に形成され、ノズル壁により画成されたノズルスロッ
    トが設けられ、該ノズル壁の1つは湾曲ガイド面として
    働き、該ノズルスロットを通って外に出てきた該ガス流
    の方向をコアンダ効果により、該ノズルの最上面に形成
    されたキャリヤ面にガス流を平行させるのに適したノズ
    ルとを有するウエブ処理用負圧ノズルの配列において、
    所定の距離にて該ウエブの走行方向に、前記第1のノズ
    ルスロットの手前に少なくとも1つの第2のノズルスロ
    ットが設けられ、更に熱伝達率の改善を考慮して、該第
    2のノズルスロットに関して適した該流れの誘導方法が
    講じられて、該流れは該ウエブの走行方向に垂直に実質
    的に大きな速度成分を有し、また該第2のノズルスロッ
    トを通って出てきた該流れの該ウエブの走行平面に平行
    する速度成分は0より大きいことを特徴とするウエブ処
    理用負圧ノズルの配列。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の負圧ノズルの配列にお
    いて、前記第2のノズルスロットから吹き出された前記
    乾燥用ガス流のガイド面はエッジから成ることを特徴と
    するウエブ処理用負圧ノズルの配列。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の負圧ノズルの
    配列において、前記第1のノズルスロットに関連して形
    成されている前記キャリヤ面と前記ウエブとの間の距離
    は、前記第2のノズルスロットに関連して形成されてい
    る前記キャリヤ面と前記ウエブとの間の距離より短いこ
    とを特徴とするウエブ処理用負圧ノズルの配列。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の負
    圧ノズルの配列において、前記第1のノズルスロットに
    関連して形成されている前記キャリヤ面と前記ウエブと
    の間の距離は 3ないし 10mm であり、望ましくは 4ない
    し7mm であり、更に前記第2のノズルスロットに関連し
    て形成されている前記キャリヤ面とウエブとの間の距離
    は6 ないし 15mm であり、望ましくは 7ないし11mmであ
    ることを特徴とするウエブ処理用負圧ノズルの配列。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の負
    圧ノズルの配列において、前記第2のガス流は前記ウエ
    ブの走行方向に関連して400 ないし700 の角度で送り出
    されることを特徴とするウエブ処理用負圧ノズルの配
    列。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の負
    圧ノズルの配列において、前記第2のキャリヤ面は凹部
    として形成されていることを特徴とするウエブ処理用負
    圧ノズルの配列。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかに記載の負
    圧ノズルの配列において、前記第2のキャリヤ面は平面
    であることを特徴とするウエブ処理用負圧ノズルの配
    列。
  8. 【請求項8】 ウエブをガス流によって支持ならびに乾
    燥するために、該ガス流の方向を変え、該ウエブの走行
    方向に平行になるように吹き出すウエブ処理用の負圧の
    配列方法において、該第1のガス流による以外に、該ウ
    エブは少なくとも1つの第2のガス流が、該第1のガス
    流の前に、該ウエブの走行方向に吹き出されることによ
    って支持ならびに乾燥され、更に該第2のガス流は該第
    2のガス流が該ウエブの走行方向と垂直な実質的に大き
    な速度成分を持つよう、また該ウエブの走行方向と平行
    する速度成分が0より大きくなるように送り出されるこ
    とを特徴とする負圧の配列方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法において、該ウエ
    ブの走行方向に垂直な速度成分のウエブの走行方向に平
    行な速度成分に対する比率は0.4 ないし 2.0であり、望
    ましくは0.8 ないし 1.5であることを特徴とする負圧の
    配列方法。
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