JP2013129976A - 電動式建設機械 - Google Patents
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Abstract
【課題】自機搭載のバッテリ装置から外部への給電を行うことができ、他機を救援することができる電動式建設機械を提供する。
【解決手段】自機に搭載され、複数のリチウムイオンバッテリ59を有するバッテリ装置7と、バッテリ装置7からの電力により電動モータ25を駆動制御する内部バッテリ駆動制御機能、及び外部電源からの電力によりバッテリ装置7を充電制御する内部バッテリ充電制御機能を有するインバータ装置26と、バッテリ装置7の電力を他機へ供給可能な外部給電回路58とを備える。インバータ装置7は、外部給電スイッチ67で外部給電制御が指示された場合、外部給電回路58のリレー55の接点を閉状態に制御しつつバッテリ装置7の状態を監視し、バッテリ装置7の蓄電残量が所定値未満となるか若しくはバッテリ装置7に異常が生じたときに、リレー55の接点を開状態に制御する。
【選択図】図4
【解決手段】自機に搭載され、複数のリチウムイオンバッテリ59を有するバッテリ装置7と、バッテリ装置7からの電力により電動モータ25を駆動制御する内部バッテリ駆動制御機能、及び外部電源からの電力によりバッテリ装置7を充電制御する内部バッテリ充電制御機能を有するインバータ装置26と、バッテリ装置7の電力を他機へ供給可能な外部給電回路58とを備える。インバータ装置7は、外部給電スイッチ67で外部給電制御が指示された場合、外部給電回路58のリレー55の接点を閉状態に制御しつつバッテリ装置7の状態を監視し、バッテリ装置7の蓄電残量が所定値未満となるか若しくはバッテリ装置7に異常が生じたときに、リレー55の接点を開状態に制御する。
【選択図】図4
Description
本発明は、電動式油圧ショベル等の電動式建設機械に係わり、特に、電動モータの電力源としてバッテリ装置を搭載した電動式建設機械に関する。
電動式建設機械の一つである電動式油圧ショベルは、例えば、電動モータと、この電動モータによって駆動する油圧ポンプと、複数の油圧アクチュエータ(詳細には、ブーム用油圧シリンダ、アーム用油圧シリンダ、及びバケット用油圧シリンダ等)と、複数の操作装置の操作に応じて油圧ポンプから複数の油圧アクチュエータへの圧油の流れをそれぞれ制御する複数の方向切換弁とを備えている。
この電動式油圧ショベルにおいて、電動モータの電力源であるバッテリを搭載したものが知られている。バッテリは、例えばリチウムイオンを材料とし、1セルと呼ばれる最小単位構成が有り、市販レベルの最終形態は複数セルを1パックとした1モジュールという形となっている。そして、例えば特許文献1に記載の電動式油圧ショベルでは、複数のモジュール(すなわち、複数のバッテリ)からなるバッテリ装置を搭載している。
また、例えば特許文献2及び3に記載の電動式油圧ショベルの電源システムは、バッテリからの電力により電動モータを駆動する内部バッテリ駆動制御機能、及び外部電源からの電力によりバッテリを充電する内部バッテリ充電制御機能を有している。
例えば複数の電動式油圧ショベルが同じ工事現場で稼働しており、そのうちの1つの電動式油圧ショベルのバッテリ装置の蓄電残量が低下した場合を想定する。このような場合、電動式油圧ショベルを充電施設まで移動させる必要があり、電動式油圧ショベルを自走させるか、若しくは運搬車輌の荷台まで自走させなければならない。しかし、運転者が気づかずに、電動式油圧ショベルのバッテリ装置の蓄電残量が無くなってしまうと、電動式油圧ショベルが自走できないことから、充電が困難となる。このような場合、例えば電動式油圧ショベルのバッテリ装置に給電するための救援専用車両を手配する方法が考えられるものの、コスト高となる。そこで、本願発明者らは、他の電動式油圧ショベルのバッテリ装置から給電できれば、コスト低減が図れるともに、救援が迅速に行えることに着眼した。
本発明の目的は、自機搭載のバッテリ装置から外部への給電を行うことができ、他機を救援することができる電動式建設機械を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、電動モータと、前記電動モータによって駆動する油圧ポンプと、前記油圧ポンプから吐出された圧油により駆動する複数の油圧アクチュエータと、自機に搭載され、複数のリチウムイオンバッテリを有するバッテリ装置と、前記バッテリ装置からの電力により前記電動モータを駆動制御する内部バッテリ駆動制御機能、及び受電用のコネクタを介して接続された外部電源からの電力により前記バッテリ装置を充電制御する内部バッテリ充電制御機能を有するインバータ装置と、を備えた電動式建設機械において、前記バッテリ装置の電力を他機へ供給する外部給電制御を指示可能な指示手段と、他機に接続可能な外部給電用のコネクタとリレーを有し、前記リレーの接点が閉状態に制御された場合に前記バッテリ装置の電力を他機へ供給可能な外部給電回路と、前記指示手段で外部給電制御が指示された場合、前記リレーの接点を閉状態に制御しつつ前記バッテリ装置の状態を監視し、前記バッテリ装置の蓄電残量が予め設定された所定値未満となるか若しくは前記バッテリ装置に異常が生じたときに、前記リレーの接点を開状態に制御する外部給電制御手段とを備える。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記外部給電回路は、記インバータ装置と前前記バッテリ装置との間の配線から分岐するように接続された分岐配線を有し、前記リレーの接点が前記分岐配線に介在するとともに、前記外部給電用のコネクタが前記分岐配線の先端部に設けられる。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記受電用のコネクタは、前記外部給電用のコネクタを兼ねており、前記外部給電回路は、前記コネクタと前記バッテリ装置との間で前記インバータ装置をバイパスするように接続されたバイパス配線を有し、前記リレーの接点が前記バイパス配線に介在する。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記バッテリ装置は、前記リチウムイオンバッテリが直列接続されたバッテリ系統を複数有し、前記複数のバッテリ系統のうちのいずれか1つを選択的に前記インバータ装置及び前記外部給電回路に接続するように、前記複数のバッテリ系統の接続状態を切換える接続切換手段をさらに有する。
本発明によれば、自機搭載のバッテリ装置から外部への給電を行うことができ、他機を救援することができる。その結果、例えば救援専用車両を手配する場合と比べ、コスト低減を図るともに、救援を迅速に行うことができる。
以下、本発明の適用対象として電動式油圧ショベルを例にとり、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態における電動式油圧ショベルの全体構造を表す側面図であり、図2は、上面図である。なお、以降、電動式油圧ショベルが図1に示す状態にて運転者が運転席に着座した場合における運転者の前側(図1中右側)、後側(図1中左側)、左側(図1中紙面に向かって奥側)、右側(図1中紙面に向かって手前側)を、単に前側、後側、左側、右側と称する。
これら図1及び図2において、電動式油圧ショベル100(本実施形態では、運転質量6トン未満のミニショベル)は、クローラ式の下部走行体1と、この下部走行体1上に旋回可能に設けられた上部旋回体2と、この上部旋回体2の前側に左右方向に回動可能に設けられたスイングポスト3と、このスイングポスト3に上下方向に回動可能(俯仰可能)に連結された多関節型の作業装置4とを備えている。
上部旋回体2は、その基礎下部構造をなす旋回フレーム5と、この旋回フレーム5上に設けられたキャノピータイプの運転室6と、旋回フレーム5上の後側に設けられバッテリ装置7(後述の図3、図4、及び図6参照)を収納したバッテリ装置搭載部8とを備えている。
下部走行体1は、上方から見て略H字形状のトラックフレーム9と、このトラックフレーム9の左右両側の後端近傍に回転可能に支持された左右の駆動輪10,10と、トラックフレーム9の左右両側の前端近傍に回転可能に支持された左右の従動輪(アイドラ)11,11と、左右それぞれの駆動輪10と従動輪11とで掛けまわされた左右の履帯(クローラ)12,12とを備えている。そして、左の走行用油圧モータ13A(後述の図3参照)の駆動により左の駆動輪10(すなわち、左の履帯12)が回転し、右の走行用油圧モータ13Bの駆動により右の駆動輪10(すなわち、右の履帯12)が回転するようになっている。
トラックフレーム9の前側には排土用のブレード14が上下動可能に設けられており、このブレード14はブレード用油圧シリンダ(図示せず)の伸縮駆動により上下動するようになっている。
トラックフレーム9の中央部には旋回輪15が設けられ、この旋回輪15を介し旋回フレーム5が旋回可能に設けられており、旋回フレーム5(すなわち、上部旋回体2)は旋回用油圧モータ(図示せず)の駆動により旋回するようになっている。
スイングポスト3は、旋回フレーム5の前側に左右方向に回動可能に設けられており、スイング用油圧シリンダ(図示せず)の伸縮駆動により左右方向に回動するようになっている。これにより、作業装置4が左右にスイングするようになっている。
作業装置4は、スイングポスト3に上下方向に回動可能に連結されたブーム16と、このブーム16に上下方向に回動可能に連結されたアーム17と、このアーム17に上下方向に回動可能に連結されたバケット18とを備えている。ブーム16、アーム17、及びバケット18は、ブーム用油圧シリンダ19、アーム用油圧シリンダ20、及びバケット用油圧シリンダ21により上下方向に回動するようになっている。なお、バケット18は、例えばオプション用油圧アクチュエータが組み込まれたアタッチメント(図示せず)と交換可能になっている。
運転室6には、運転者が着座する運転席(座席)22が設けられている。運転席22の前方には、手または足で操作可能とし前後方向に操作することで左右の旋回用油圧モータ13A,13B(すなわち、左右の履帯12,12)の動作をそれぞれ指示する左右の走行用操作レバー23A,23B(但し、後述の図3で23Aのみ示す)が設けられている。左の走行用操作レバー23Aのさらに左側の足元部分には、左右方向に操作することでオプション用油圧アクチュエータ(すなわち、アタッチメント)の動作を指示するオプション用操作ペダル(図示せず)が設けられている。右の走行用操作レバー23Bのさらに右側の足元部分には、左右方向に操作することでスイング用油圧シリンダ(すなわち、スイングポスト3)の動作を指示するスイング用操作ペダル(図示せず)が設けられている。
運転席22の左側には、前後方向に操作することでアーム用油圧シリンダ20(すなわち、アーム17)の動作を指示し、左右方向に操作することで旋回用油圧モータ(すなわち、上部旋回体2)の動作を指示する十字操作式のアーム・旋回用操作レバー(図示せず)が設けられている。運転席22の右側には、前後方向に操作することでブーム用油圧シリンダ19(すなわち、ブーム16)の動作を指示し、左右方向に操作することバケット用油圧シリンダ21(すなわち、バケット18)の動作を指示する十字操作式のブーム・バケット用操作レバー24が設けられている。また、運転席22の右側には、前後方向に操作することでブレード用油圧シリンダ(すなわち、ブレード14)の動作を指示するブレード用操作レバー(図示せず)が設けられている。
また、運転席22の左側(言い換えれば、運転室6の乗降口)には、ロック解除位置(詳細には、運転者の乗降を妨げる下降位置)とロック位置(詳細には、運転者の乗降を許容する上昇位置)に操作されるゲートロックレバー(図示せず)が設けられている。
図3は、上述した電動式油圧ショベルに備えられた油圧駆動装置の構成を表す油圧回路図である。なお、この図3においては、代表として、左の走行用油圧モータ13A及びブーム用油圧シリンダ19に係わる構成を表している。
図3において、電動モータ25と、この電動モータ25の電力源であるバッテリ装置7と、電動モータ25への供給電力を制御して電動モータ25を駆動制御するインバータ装置(インバータユニット)26と、電動モータ25によって駆動する油圧ポンプ27及びパイロットポンプ28と、上述した左走行用操作レバー23Aを備えた油圧パイロット式の操作装置29と、左走行用操作レバー23Aの前後方向の操作に応じて油圧ポンプ27から左走行用油圧モータ13Aへの圧油の流れを制御する左走行用方向切換弁30とが設けられている。また、上述したブーム・バケット用操作レバー24を備えた油圧パイロット式の操作装置31と、ブーム・バケット用操作レバー24の前後方向の操作に応じて油圧ポンプ27からブーム用油圧シリンダ19への圧油の流れを制御するブーム用方向切換弁32とが設けられている。なお、図示しないが、右走行用油圧モータ13B、アーム用油圧シリンダ20、バケット用油圧シリンダ21、旋回用油圧モータ、スイング用油圧シリンダ、及びブレード用油圧シリンダに係わる構成もほぼ同様である。
左走行用方向切換弁30及びブーム用方向切換弁32等(詳細には、図示しない右走行用方向切換弁、アーム用方向切換弁、バケット用方向切換弁、旋回用方向切換弁、スイング用方向切換弁、及びブレード用方向切換弁を含む)は、センタバイパス型のものであり、センタバイパスライン33上に位置するセンタバイパス通路をそれぞれ有している。各方向切換弁のセンタバイパス通路は、センタバイパスライン33に直列に接続されており、各方向切換弁のスプールが中立位置にある場合に連通し、図3中左側又は右側の切換位置に切換えられると遮断するようになっている。センタバイパスライン33の上流側は油圧ポンプ27の吐出ライン34に接続され、センタバイパスライン33の下流側はタンクライン35に接続されている。
また、左走行用方向切換弁30及びブーム用方向切換弁32等は、油圧信号ライン36上に位置する信号通路をそれぞれ有している。すなわち、各方向切換弁の信号通路は、油圧信号ライン36に直列に接続されており、各方向切換弁のスプールが中立位置にある場合に連通し、図3中左側又は右側の切換位置に切換えられると遮断するようになっている。油圧信号ライン36の上流側はパイロットポンプ28の吐出ライン37から分岐するように接続され、油圧信号ライン36の下流側はタンクライン35に接続されている。油圧信号ライン36における最上流の方向切換弁30の上流側には固定絞り38が設けられ、この固定絞り38と方向切換弁30との間に圧力スイッチ39(操作検出手段)が設けられている。圧力スイッチ39は、方向切換弁30の上流側の油圧を導入し、これが予め設定された閾値に達した場合に接点を閉じるようになっている。これにより、全ての方向切換弁のうちのいずれかが切換えられたか否か、すなわち、全ての油圧アクチュエータ(詳細には、左右の走行用油圧モータ13A,13B、ブーム用油圧シリンダ19、アーム用油圧シリンダ20、バケット用油圧シリンダ21、旋回用油圧モータ、スイング用油圧シリンダ、及びブレード用油圧シリンダ)のうちのいずれかが操作されているか否かを検出し、いずれかの油圧アクチュエータが操作されている場合にON信号を出力するようになっている。
左走行用方向切換弁30は、操作装置29からのパイロット圧によって切換えられるようになっている。操作装置29は、前述した左走行用操作レバー23Aと、この操作レバー23Aの前後方向の操作に応じパイロットポンプ28の吐出圧を元圧としてパイロット圧を生成する一対の減圧弁(図示せず)とを有している。そして、例えば操作レバー23Aを中立位置から前側に操作すると、その操作量に応じて一方のパイロット弁で生成されたパイロット圧が左走行用方向切換弁30の図3中右側の受圧部へ出力され、これによって左走行用方向切換弁30が図3中右側の切換位置に切換えられる。これにより、左の走行用油圧モータ13Aが前方向に回転し、左の駆動輪10及び履帯12が前方向に回転するようになっている。一方、例えば操作レバー23Aを中立位置から後側に操作すると、その操作量に応じて他方のパイロット弁で生成されたパイロット圧が左走行用方向切換弁30の図3中左側の受圧部へ出力され、これによって左走行用方向切換弁30が図3中左側の切換位置に切換えられる。これにより、左の走行用油圧モータ13Aが後方向に回転し、左の駆動輪10及び履帯12が後方向に回転するようになっている。
ブーム用方向切換弁32は、操作装置31からのパイロット圧によって切換えられるようになっている。操作装置31は、ブーム・バケット用操作レバー24と、この操作レバー24の前後方向の操作に応じパイロットポンプ28の吐出圧を元圧としてパイロット圧を生成する一対のパイロット弁(図示せず)等を有している。そして、例えば操作レバー24を中立位置から前側に操作すると、その操作量に応じて一方のパイロット弁で生成されたパイロット圧がブーム用方向切換弁32の図3中右側の受圧部へ出力され、これによってブーム用方向切換弁32が図3中右側の切換位置に切換えられる。これにより、ブーム用油圧シリンダ19が縮短し、ブーム16が下がるようになっている。一方、例えば操作レバー24を後側に操作すると、その操作量に応じて他方のパイロット弁で生成されたパイロット圧がブーム用方向切換弁32の図3中左側の受圧部へ出力され、これによってブーム用方向切換弁32が図3中左側の切換位置に切換えられる。これにより、ブーム用油圧シリンダ19が伸張し、ブーム16が上がるようになっている。
パイロットポンプ28の吐出ライン37には、パイロットポンプ28の吐出圧を一定に保持するパイロットリリーフ弁(図示せず)が設けられている。また、パイロットポンプ28の吐出ライン37にはロック弁40が設けられており、このロック弁40は、上述したゲートロックレバーの操作に応じて切換えられるようになっている。詳細には、ゲートロックレバーがロック解除位置(下降位置)にある場合に閉状態、ロック位置(上昇位置)にある場合に開状態となるロックスイッチ41(後述の図4参照)が設けられている。そして、例えばロックスイッチ41が閉状態になると、このロックスイッチ41を介してロック弁40のソレノイド部が通電されて、ロック弁40が図3中下側の切換位置に切換えられる。これにより、パイロットポンプ28の吐出ライン37を連通して、パイロットポンプ28の吐出圧が操作装置29,31等に導入される。一方、ロックスイッチ41が開状態になると、ロック弁40のソレノイド部が通電されず、バネの付勢力で、ロック弁40が図3中上側の中立位置となる。これにより、パイロットポンプ28の吐出ライン37を遮断する。その結果、操作装置29,31等を操作してもパイロット圧が生成されず、油圧アクチュエータが作動しないようになっている。
図4は、本実施形態におけるインバータ装置26の構成を関連機器とともに表すブロック図であり、図5は、インバータ装置26を構成する昇降圧器の詳細を表す電気回路図である。図6は、本実施形態におけるバッテリ装置7の構成と関連機器を表すブロック図である(但し、便宜上、後述するリレー45等を省略している)。
これら図4〜図6において、インバータ装置26は、インバータ42、昇降圧器43、整流器44、第1のリレー45、第2のリレー46、及びコントローラ47を有している。昇降圧器43は、この種のものとして公知の昇降圧チョッパであり、スイッチング素子48a〜48d、ダイオード49a〜49d、リアクタンス50、電流センサ51、及び電解コンデンサ52で構成されている。
インバータ装置26のインバータ42は電動モータ25に配線接続され、インバータ装置26の昇降圧器43は第1のリレー45の接点を介してバッテリ装置7に配線接続され、インバータ装置26の整流器44は第2のリレー46の接点を介して受電用のコネクタ53A,53Bに配線接続されている。コネクタ53Aは外部の交流電源(商用電源)に接続可能とするものであり、コネクタ53Bは外部の直流電源等に接続可能とするものである。
ここで、本実施形態の特徴の一つとして、インバータ装置26とバッテリ装置7との間の配線には、分岐配線54が分岐するように接続されている。この分岐配線54には第3のリレー55の接点が介在しており、分岐配線54の先端部に外部給電用のコネクタ56が設けられている。コネクタ56は、他機に接続可能とするものである。具体的には、例えば図7(a)で示すように、1台目の電動式油圧ショベル100Aの外部給電用のコネクタ56と2台目の電動式油圧ショベル100Bの受電用のコネクタ53Bを、接続ケーブル57を介し接続することが可能である。さらに、例えば図7(b)で示すように、2台目の電動式油圧ショベル100Bの外部給電用のコネクタ56と3台目の電動式油圧ショベル100Cの受電用のコネクタ53Bを、接続ケーブル57を介し接続することも可能である。なお、分岐配線54、第3のリレー55、及びコネクタ56は、外部給電回路58を構成している。
バッテリ装置7は、例えば9個(図6では代表して3個のみ示す)のリチウムイオンバッテリ(言い換えれば、モジュール)59が互いに直列接続されたバッテリ系統60と、電流センサ61と、バッテリコントローラ62とを有している。各バッテリ59は、詳細を図示しないが、例えばリチウムイオンを材料とした8個のセルからなり、それらセルを監視するセルコントローラが設けられている。各セルコントローラは、各バッテリ59の情報(詳細には、電圧及び温度等の状態量)を取得してバッテリコントローラ62に出力する。また、電流センサ61は、バッテリ系統60の電流を検出して、バッテリコントローラ62に出力する。
バッテリコントローラ62は、各セルコントローラから取得した各バッテリ59の電圧情報に基づきバッテリ系統60の総電圧を演算し、さらに電流センサ61から取得した電流情報に基づきバッテリ系統60の蓄電残量を演算する。そして、演算したバッテリ系統60の総電圧及び蓄電残量をインバータ装置26のコントローラ47へ送信する。また、バッテリコントローラ62は、バッテリ系統60の蓄電残量が例えば10段階の充電状態(詳細には、「0」は完全放電状態を意味し、「10」は満充電状態を意味する)のいずれに該当するかを判定し、これに対応する表示信号を、運転室6内に設けられた残量表示器63に出力する。残量表示器63は、例えば10セグメントのバーを点灯・消灯することにより、バッテリ系統60の蓄電残量を10段階で表示するようになっている。
また、バッテリコントローラ62は、各セルコントローラから取得した各バッテリ59の情報に基づきバッテリ系統60に異常が生じていなかいかどうかを判断しており、異常が生じたと判断した場合にエラー信号をインバータ装置26のコントローラ47へ送信するようになっている。
インバータ装置26のコントローラ47は、バッテリ装置7のバッテリコントローラ55からの信号以外に、圧力スイッチ39、ロックスイッチ41、キースイッチ64、ダイヤル65、充電スイッチ66、及び外部給電スイッチ67(指示手段)等からの信号が入力される。また、コントローラ47は、モニタ68に表示信号を出力するようになっている。なお、キースイッチ64、ダイヤル65、及びモニタ68は、運転室6内に設けられ、充電スイッチ66及び外部給電スイッチ67は、コネクタ53A,53B,56の近傍に設けられている。
キースイッチ64は、キーシリンダ及びこのキーシリンダに挿入可能なキーで構成されており、キーの回転操作位置(OFF位置、ON位置、又はSTART位置)に応じて信号を出力するようになっている。ダイヤル65は、電動モータ26の目標回転数を指示するものであり、その回転操作位置に対応した目標回転数の信号を出力するようになっている。充電スイッチ66は、内部バッテリ充電制御のON・OFFを指示するものであり、その操作位置(OFF位置又はON位置)に応じて信号を出力するようになっている。外部給電スイッチ67は、外部給電制御のON・OFFを指示するものであり、その操作位置(OFF位置又はON位置)に応じて信号を出力するようになっている。
そして、インバータ装置26のコントローラ47は、上述した信号等に応じて、バッテリ装置7からの電力により電動モータ25を駆動制御する内部バッテリ駆動制御と、外部の交流電源又は直流電源からの電力によりバッテリ装置7を充電制御する内部バッテリ充電制御と、バッテリ装置7の電力を他機へ供給する外部給電制御とを選択的に行うようになっている(但し、内部バッテリ充電制御と外部給電制御は、同時に行うことが可能である)。以下、各制御の詳細を説明する。
(1)内部バッテリ駆動制御
インバータ装置26のコントローラ47は、例えば、キースイッチ64からの信号によってキースイッチ64がSTART位置に操作されたと判定し、ロックスイッチ41からの信号の有無によってゲートロックレバーがロック位置にあると判定した場合に、内部バッテリ駆動制御を開始するようになっている。すなわち、コントローラ47は、リレー45の接点を閉状態、リレー46,55の接点を開状態に制御するとともに、昇降圧器43へ昇圧の指令を出力する。昇降圧器43は、この指令に応じて、バッテリ装置7からの直流の電圧200V程度を300V程度まで昇圧するようになっている。また、コントローラ47は、ダイヤル65で指示された目標回転数の指令をインバータ42へ出力する。インバータ42は、この指令に応じて、電動モータ25の実回転数が目標回転数となるように、電動モータ25の印加電圧を制御するようになっている。
インバータ装置26のコントローラ47は、例えば、キースイッチ64からの信号によってキースイッチ64がSTART位置に操作されたと判定し、ロックスイッチ41からの信号の有無によってゲートロックレバーがロック位置にあると判定した場合に、内部バッテリ駆動制御を開始するようになっている。すなわち、コントローラ47は、リレー45の接点を閉状態、リレー46,55の接点を開状態に制御するとともに、昇降圧器43へ昇圧の指令を出力する。昇降圧器43は、この指令に応じて、バッテリ装置7からの直流の電圧200V程度を300V程度まで昇圧するようになっている。また、コントローラ47は、ダイヤル65で指示された目標回転数の指令をインバータ42へ出力する。インバータ42は、この指令に応じて、電動モータ25の実回転数が目標回転数となるように、電動モータ25の印加電圧を制御するようになっている。
また、コントローラ47は、例えば、電動モータ25の駆動中、圧力スイッチ39からの信号の有無によって全ての油圧アクチュエータが操作されていない状態であると判定し、その状態で予め設定された所定時間(例えば4秒)が経過した場合に、予め設定された所定の低速回転数(アイドル回転数)の指令をインバータ42へ出力する。インバータ42は、この指令に応じて、電動モータ25の実回転数が所定の低速回転数となるように、電動モータ25の印加電圧を制御するようになっている。
また、コントローラ47は、例えば、電動モータ25の駆動中、バッテリコントローラ62から受信したバッテリ系統60の蓄電残量が予め設定された所定値(例えば最大蓄電量の20%)未満であるかどうかを判定し、所定値未満である場合に、インバータ42へ停止の指令を出力する。また、バッテリコントローラ62からエラー信号を受信した場合に(言い換えれば、バッテリ系統60に異常が生じたときに)、インバータ42へ停止の指令を出力する。また、キースイッチ64からの信号によってキースイッチ64がOFF位置に操作されたと判定した場合に、インバータ42へ停止の指令を出力する。インバータ42は、この指令に応じて、電動モータ25を停止させるようになっている。
(2)内部バッテリ充電制御
インバータ装置26のコントローラ47は、例えば、キースイッチ64からの信号によってキースイッチ64がOFF位置にあると判定し、充電スイッチ66からの信号の有無によって充電スイッチ66がON位置に操作されたと判定し、コネクタ53A又は53Bに設けられた接続検出回路(図示せず)からの信号の有無によって外部電源が接続されたと判定した場合に、内部バッテリ充電制御を開始するようになっている。すなわち、コントローラ47は、リレー45,46の接点を閉状態、リレー55の接点を開状態に制御するとともに、昇降圧器43へ降圧の指令を出力する。昇降圧器43は、この指令に応じて、整流器44からの直流の電圧を降圧してバッテリ装置7に供給するようになっている。
インバータ装置26のコントローラ47は、例えば、キースイッチ64からの信号によってキースイッチ64がOFF位置にあると判定し、充電スイッチ66からの信号の有無によって充電スイッチ66がON位置に操作されたと判定し、コネクタ53A又は53Bに設けられた接続検出回路(図示せず)からの信号の有無によって外部電源が接続されたと判定した場合に、内部バッテリ充電制御を開始するようになっている。すなわち、コントローラ47は、リレー45,46の接点を閉状態、リレー55の接点を開状態に制御するとともに、昇降圧器43へ降圧の指令を出力する。昇降圧器43は、この指令に応じて、整流器44からの直流の電圧を降圧してバッテリ装置7に供給するようになっている。
また、コントローラ47は、例えば、バッテリ装置7の充電中、バッテリコントローラ62から受信したバッテリ系統60の蓄電残量が最大値に達したかどうかを判定し、最大値に達した場合に、昇降圧器43へ停止の指令を出力する。また、外部電源からの電力供給が一定時間無い場合、若しくはバッテリコントローラ62からエラー信号を受信した場合に(言い換えれば、バッテリ系統60に異常が生じたときに)、昇降圧器43へ停止の指令を出力する。また、充電スイッチ66からの信号の有無によって充電スイッチ66がOFF位置に操作されたと判定した場合に、昇降圧器43へ停止の指令を出力する。昇降圧器43は、この指令に応じて、充電を停止させるようになっている。
(3)外部給電制御
インバータ装置26のコントローラ47は、例えば、キースイッチ64からの信号によってキースイッチ64がOFF位置にあると判定し、外部給電スイッチ67からの信号の有無によって外部給電スイッチ67がON位置に操作されたと判定し、コネクタ56に設けられた接続検出回路(図示せず)からの信号の有無によって他機が接続されたと判定した場合に、外部給電制御を開始するようになっている。すなわち、コントローラ47は、リレー45,46の接点を開状態、リレー55の接点を閉状態に制御する。これにより、外部給電回路を介してバッテリ装置の電力を他機に供給するようになっている。
インバータ装置26のコントローラ47は、例えば、キースイッチ64からの信号によってキースイッチ64がOFF位置にあると判定し、外部給電スイッチ67からの信号の有無によって外部給電スイッチ67がON位置に操作されたと判定し、コネクタ56に設けられた接続検出回路(図示せず)からの信号の有無によって他機が接続されたと判定した場合に、外部給電制御を開始するようになっている。すなわち、コントローラ47は、リレー45,46の接点を開状態、リレー55の接点を閉状態に制御する。これにより、外部給電回路を介してバッテリ装置の電力を他機に供給するようになっている。
また、コントローラ47は、例えば、外部給電中、バッテリコントローラ62から受信したバッテリ系統60の蓄電残量が予め設定された所定値(例えば最大蓄電量の20%)未満であるかどうかを判定し、所定値未満である場合に、リレー55の接点を開状態に制御する。また、バッテリコントローラ62からエラー信号を受信した場合に(言い換えれば、バッテリ系統60に異常が生じたときに)、リレー55の接点を開状態に制御する。また、外部給電スイッチ67からの信号の有無によって外部給電スイッチ66がOFF位置に操作されたと判定した場合に、リレー55の接点を開状態に制御する。これにより、他機への給電を停止させるようになっている。
なお、例えば図7(b)で示すように電動式油圧ショベル100A,100B,100Cを接続して、電動式油圧ショベル100Bのインバータ装置26のコントローラ47が内部バッテリ充電制御と外部給電制御を同時に行うことも可能である。この場合には、電動式油圧ショベル100Bのインバータ装置26のコントローラ47は、リレー45,46,55の接点を閉状態に制御する。
次に、本実施形態の動作及び作用効果を説明する。
例えば複数の電動式油圧ショベルが同じ工事現場で稼働しており、そのうちの一つの電動式油圧ショベル100Aのバッテリ装置7の蓄電残量が十分であるものの、他の電動式油圧ショベル100Bのバッテリ装置7の蓄電残量が無くなった場合を想定する。まず、電動式油圧ショベル100Aを走行させて電動式油圧ショベル100Bの近傍に配置し、その後、電動式油圧ショベル100Aの外部給電用コネクタ56と電動式油圧ショベル100Bの受電用コネクタ53Bを、接続ケーブル57を介し接続する。そして、電動式油圧ショベル100Aにおいて、キースイッチ64がOFF位置であって外部給電スイッチ67をON位置に操作すると、インバータ装置26は、リレー45,46の接点を開状態、リレー55を閉状態に制御する。また、電動式油圧ショベル100Bにおいて、キースイッチ64がOFF位置にあって充電スイッチ66をON位置に操作すると、インバータ装置26は、リレー45,46の接点を開状態、リレー55を閉状態に制御する。これにより、電動式油圧ショベル100Aのバッテリ装置7から電動式油圧ショベル100Bのバッテリ装置7への給電を行うことができ、電動式油圧ショベル100Bを救援することができる。
また、電動式油圧ショベル100Aにおいては、外部給電中、インバータ装置26は、バッテリ装置7の状態を監視し、バッテリ装置7の蓄電残量が所定値未満となるか若しくはバッテリ装置7に異常が生じたときに、リレー55の接点を開状態に制御する。これにより、自機が窮地に陥ることなく、他機を救援することができる。
本発明の第2の実施形態を図8により説明する。図8は、本実施形態におけるインバータ装置の構成と関連機器を表すブロック図である。なお、上記第1の実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態では、上記第1の実施形態の受電用のコネクタ53B及び外部給電用のコネクタ56に代えて、受電・外部給電兼用のコネクタ69が設けられている。また、コネクタ69とバッテリ装置7との間でインバータ装置26をバイパスするようにバイパス配線70が接続されており、このバイパス配線70にリレー55の接点が介在している。なお、バイパス配線70、リレー55、及びコネクタ69は、外部給電回路58Aを構成している。
上記第1の実施形態と同様、インバータ装置26のコントローラ47は、内部バッテリ駆動制御を行う場合に、リレー45の接点を閉状態、リレー46,55の接点を開状態に制御する。また、内部バッテリ充電制御を行う場合に、リレー45,46の接点を閉状態、リレー55の接点を開状態に制御する。また、外部給電制御を行う場合に、リレー45,46の接点を開状態、リレー55を閉状態に制御する。そして、外部給電中、バッテリ系統60の状態を監視し、バッテリ系統60の蓄電残量が予め設定された所定値未満となるか若しくはバッテリ系統60に異常が生じたときに、リレー55を開状態に制御するようになっている。
以上のように構成された本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様、自機搭載のバッテリ装置から外部への給電を行うことができ、他機を救援することができる。また、本実施形態においては、上記第1の実施形態と比べて、部品点数を削減することができ、コスト低減を図ることができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態においては、インバータ装置26が、内部バッテリ駆動制御、内部バッテリ充電制御、及び外部給電制御を選択的に行うような構成を例にとって説明したが、これに限られず、例えば、インバータ装置26が、内部バッテリ駆動制御及び内部バッテリ充電制御を選択的に行うような構成とし、インバータ装置26以外の制御部(例えばバッテリ装置7のバッテリコントローラ62等)が、外部給電制御を行うような構成としてもよい。すなわち、バッテリコントローラ62は、外部給電スイッチ67からの信号等を入力し、これに応じてリレー55の接点を制御するように構成してもよい。そして、外部給電スイッチ67で外部給電制御が指示された場合、リレー55の接点を閉状態に制御しつつバッテリ系統60の状態を監視し、バッテリ系統60の蓄電残量が予め設定された所定値未満となるか若しくはバッテリ系統60に異常が生じたときに、リレー55の接点を開状態に制御してもよい。このような変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、バッテリ装置7は、1つのバッテリ系統60と、このバッテリ系統60に対応する電流センサ61、バッテリコントローラ62、及び残量表示器63とを備えた場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば図9で示すバッテリ装置7Aのように、複数のバッテリ系統60A,60Bと、バッテリ系統60Aに対応する電流センサ61A、バッテリコントローラ62A、及び残量表示器63Aと、バッテリ系統60Bに対応する電流センサ61B、バッテリコントローラ62B、及び残量表示器63Bと、バッテリコントローラ62A,62Bによって制御され、バッテリ系統60A,60Bのうちの1つを選択的にインバータ装置26及び外部給電回路58(又は58A)に接続するための開閉器71A,71Bとを備えてもよい。このような変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本変形例においては、バッテリ装置7Aが複数のバッテリ系統を有することから、自機の蓄電残量が無くなるのを防止することができる。また、他機に給電するための蓄電量を確保することができる。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、特に説明しなかったが、インバータ装置26は、例えば外部電源の電力により電動モータを駆動する外部電源駆動制御なども、選択的に行えるように構成してもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
なお、以上においては、本発明の適用対象である電動式油圧ショベルは、作業装置用油圧アクチュエータ(詳細には、ブーム用油圧シリンダ19、アーム用油圧シリンダ20、バケット用油圧シリンダ21)以外の油圧アクチュエータとして、左右の走行用油圧モータ13A,13B及び旋回用油圧モータ等を備えた場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば左右の走行用油圧モータ13A,13Bに代えて、バッテリ装置7からの供給電力によって駆動する左右の走行用電動モータを備えてもよい。また、例えば旋回用油圧モータに代えて、バッテリ装置7からの供給電力によって駆動する旋回用電動モータを備えてもよい。また、電動式油圧ショベルに限られず、他の電動式建設機械に適用してもよいことは言うまでもない。
7,7A バッテリ装置
13A,13B 走行用油圧モータ
19 ブーム用油圧シリンダ
20 アーム用油圧シリンダ
21 バケット用油圧シリンダ
25 電動モータ
26 インバータ装置
27 油圧ポンプ
53A,53B 受電用のコネクタ
54 分岐配線
55 第3のリレー
56 外部給電用のコネクタ
58,58A 外部給電回路
59 リチウムイオンバッテリ
60,60A,60B バッテリ系統
67 外部給電スイッチ
69 バイパス配線
70 受電・外部給電兼用のコネクタ
71A,71B 開閉器
100,100A,100B 電動式油圧ショベル
13A,13B 走行用油圧モータ
19 ブーム用油圧シリンダ
20 アーム用油圧シリンダ
21 バケット用油圧シリンダ
25 電動モータ
26 インバータ装置
27 油圧ポンプ
53A,53B 受電用のコネクタ
54 分岐配線
55 第3のリレー
56 外部給電用のコネクタ
58,58A 外部給電回路
59 リチウムイオンバッテリ
60,60A,60B バッテリ系統
67 外部給電スイッチ
69 バイパス配線
70 受電・外部給電兼用のコネクタ
71A,71B 開閉器
100,100A,100B 電動式油圧ショベル
Claims (4)
- 電動モータと、
前記電動モータによって駆動する油圧ポンプと、
前記油圧ポンプから吐出された圧油により駆動する複数の油圧アクチュエータと、
自機に搭載され、複数のリチウムイオンバッテリを有するバッテリ装置と、
前記バッテリ装置からの電力により前記電動モータを駆動制御する内部バッテリ駆動制御機能、及び受電用のコネクタを介して接続された外部電源からの電力により前記バッテリ装置を充電制御する内部バッテリ充電制御機能を有するインバータ装置と、を備えた電動式建設機械において、
前記バッテリ装置の電力を他機へ供給する外部給電制御を指示可能な指示手段と、
他機に接続可能な外部給電用のコネクタとリレーを有し、前記リレーの接点が閉状態に制御された場合に前記バッテリ装置の電力を他機へ供給可能な外部給電回路と、
前記指示手段で外部給電制御が指示された場合、前記リレーの接点を閉状態に制御しつつ前記バッテリ装置の状態を監視し、前記バッテリ装置の蓄電残量が予め設定された所定値未満となるか若しくは前記バッテリ装置に異常が生じたときに、前記リレーの接点を開状態に制御する外部給電制御手段とを備えたことを特徴とする電動式建設機械。 - 請求項1記載の電動式建設機械において、
前記外部給電回路は、前記インバータ装置と前記バッテリ装置との間の配線から分岐するように接続された分岐配線を有し、前記リレーの接点が前記分岐配線に介在するとともに、前記外部給電用のコネクタが前記分岐配線の先端部に設けられたことを特徴とする電動式建設機械。 - 請求項1記載の電動式建設機械において、
前記受電用のコネクタは、前記外部給電用のコネクタを兼ねており、
前記外部給電回路は、前記コネクタと前記バッテリ装置との間で前記インバータ装置をバイパスするように接続されたバイパス配線を有し、前記リレーの接点が前記バイパス配線に介在したことを特徴とする電動式建設機械。 - 請求項1〜3のいずれか1項記載の電動式建設機械において、
前記バッテリ装置は、前記リチウムイオンバッテリが直列接続されたバッテリ系統を複数有し、前記複数のバッテリ系統のうちのいずれか1つを選択的に前記インバータ装置及び前記外部給電回路に接続するように、前記複数のバッテリ系統の接続状態を切換える接続切換手段をさらに有することを特徴とする電動式建設機械。
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