JP2013136830A - 銀の回収方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鉄及び亜鉛の1種以上と、銀とを含む酸性水溶液から、トリブチルリン酸を抽出剤とした溶媒抽出によって、鉄及び亜鉛の1種以上と、銀とを分離する銀の回収方法。酸性水溶液が鉄を含む場合には、金属濃度が調整されたトリブチルリン酸で、鉄を選択的に溶媒抽出する工程を行う。鉄を含まないか、或いは鉄を選択抽出した後の酸性水溶液から、亜鉛を銀とともに含む場合には、亜鉛を銀と共にトリブチルリン酸で溶媒抽出する工程と、溶媒抽出後の亜鉛と銀を含んだ溶媒からスクラビングで亜鉛を除去する工程と、亜鉛を除去した溶媒抽出後の銀を含んだ溶媒から銀を逆抽出する工程とを含み、亜鉛を含まず銀を含む場合には、銀をトリブチルリン酸で溶媒抽出する工程と、溶媒抽出後の銀を含んだ溶媒から銀を逆抽出する工程とを含む。
【選択図】図1
Description
本発明の銀回収の対象とする水溶液は得に限定されないが、一実施形態において、銅精鉱の浸出後液であり、銅の硫化物を含有する鉱石又は精鉱、典型的には銅の硫化物を主成分とする鉱石又は精鉱を浸出して得た浸出後液である。浸出液としては公知で任意のものが使用でき、特に制限はなく、硫酸や塩酸等の鉱酸の酸性水溶液が通常である。よって、本発明の処理対象となる銀含有水溶液(以下、「抽出前液」ともいう)は酸性であるのが一般的であり、例えばpH2.5以下、典型的にはpH0〜1.5である。本発明によれば、銀が低濃度で含まれた酸性水溶液からも簡易な装置で高純度の銀が回収可能である。ここで述べる低濃度の銀含有水溶液中の銀濃度は100mg/L以下であり、典型的には10〜50mg/Lである。また、抽出前液中の銅濃度は典型的には0.1〜30g/Lであり、さらに塩素を10〜200g/L、臭素を10〜120g/L含有している。また、抽出前液には、鉄及び/又は亜鉛が含まれている。抽出前液中の鉄の濃度は、例えば0.1〜10g/Lであり、亜鉛の濃度は、例えば0.05〜5g/Lである。
(溶媒抽出)
抽出前液(銀含有水溶液)から、トリブチルリン酸を抽出剤として亜鉛及び銀を溶媒抽出(共抽出)する。溶媒抽出操作自体は常法に従えばよい。一例を挙げれば、銀含有水溶液(水相)と抽出剤(有機相)とを接触させ、典型的にはミキサーでこれらを攪拌混合し、亜鉛及び銀を抽出剤と反応させる。pHは好ましくは0〜2.0、より好ましくはpH0〜1.0、室温(10〜30℃)〜60℃、大気圧下の条件で実施することができる。抽出剤(O)と水溶液(A)の体積比であるO/A比、反応時間、抽出段は、特に制限はなく任意に採用することができる。
本発明では、トリブチルリン酸を抽出剤として用いている。トリブチルリン酸は一般的な薬剤であり、中性抽出剤と呼ばれる種類の抽出剤である。中性抽出剤は無電荷錯体を抽出するとされ、例えば塩化銀の抽出反応は以下の(1)式によって表され、金属錯体にトリブチルリン酸が溶媒和することで抽出し、錯体種によって抽出程度が異なる。銀をはじめとして金属類は、液中でイオンあるいは錯体として存在しており、錯体種は液中のアニオン濃度によって変化する。塩化銀錯体を例に挙げると、塩素濃度によって錯体種が変化し、AgCl2 -やAgClなどの形態で存在する。
TBP + AgCl2 - =AgCl・TBP+Cl- (1)
TBPで抽出された金属は溶媒中に錯体で存在しており、その金属錯体が溶解し得る水溶液とTBPとを混合することで、TBPに抽出された金属を逆抽出することが可能である。例えば塩化銀は純水には溶解度をほとんど持たないため水では逆抽出することができない。一方、例えば塩化鉄や塩化亜鉛等は水に溶解度を持つため、水によってTBPから逆抽出が可能であり、銀とその他の金属とを容易に分離できる。
また、溶媒に残留した銀を逆抽出する場合には、塩化銀が溶解し得る溶液、例えば、塩酸、硝酸、食塩水、チオ硫酸溶液などを用いることで逆抽出が成される。
トリブチルリン酸としては例えば大八化学社製のTBPが挙げられ、任意の稀釈剤と混合して用いることができる。また、トリブチルリン酸は化学的に安定な物質であり、揮発性や爆発性は小さく、人体への影響も少ないことが知られている。
次に、溶媒抽出後の溶媒から、純水又は弱酸性水溶液を用いてスクラビングで亜鉛を除去する。このスクラビングの際、銀は水相へ移動せず、銀以外の不純物が抽出後液から除去される。また、このとき、pHは好ましくは0〜3.0、より好ましくはpH0〜2.0であり、室温(10〜30℃)〜60℃、大気圧下の条件で実施することができる。抽出剤(O)と水溶液(A)の体積比であるO/A比、反応時間、抽出段は、特に制限はなく任意に採用することができる。
スクラビングで亜鉛を除去した後、銀含有溶媒から例えばチオ硫酸ソーダ溶液を逆抽出剤として銀を逆抽出することができる。逆抽出条件については、チオ硫酸ソーダ溶液の濃度は好ましくは0.1〜2.0mol/L、より好ましくは0.5〜1.0mol/Lであり、pHは好ましくは4〜10、より好ましくは6〜10である。また、抽出剤(O)と水溶液(A)の体積比であるO/A比、反応時間、反応温度、逆抽出段数は任意に採用することができる。チオ硫酸ソーダ溶液を用いた場合、溶媒中の銀が、例えば塩化銀等の難溶解性のハロゲン化銀形態をしていても容易に溶解することができ、チオ硫酸溶液中で銀が沈殿することを良好に抑制することができる。逆抽出後の溶媒は、上述の亜鉛及び銀の共抽出の際に用いる抽出剤に供給することができる。これにより、コストの点で有利となる。
また、このとき、銀を逆抽出したチオ硫酸ソーダ溶液中の銀の濃度が、0.5g/L以上に制御されているのが好ましく、1.0g/L以上に制御されているのがより好ましい。このように制御することで、取り扱う溶液の総量を少なくできるため、その後のセメンテーション工程において、効率良く、工業的にセメンテーション採取することができる。銀を逆抽出したチオ硫酸ソーダ溶液中の銀の濃度を0.5g/L以上に制御することは、特に限定されないが、例えば、O/A比の調整等によって行うことができる。
逆抽出剤としては、チオ硫酸ソーダ以外にも、チオ硫酸、塩酸、食塩溶液又は硝酸などを用いることができる。
続いて、前記銀を逆抽出した溶液に対して、高純度の銀をセメンテーションにより析出させる。銀セメンテーションは公知の手法によって実施可能であり、金属銅あるいは金属鉄を銀溶液に浸すことで行うことができる。このとき、金属銅、金属鉄の形状は板、粉などいずれの形状でも可能である。また、このとき得られたセメンテーション後液を、上述の逆抽出剤へ供給して繰り返し使用することができる。このようにセメンテーション後液を再利用することで、コストの面で有利となる。
(溶媒抽出)
抽出前液から、トリブチルリン酸を抽出剤として鉄を選択的に溶媒抽出する。このとき、鉄のみが選択的に抽出されるように抽出前溶媒の金属濃度を調整しておく。抽出前液に対してトリブチルリン酸を抽出剤として溶媒抽出を行う場合、抽出前溶媒中の金属濃度が高いほど、鉄のみが選択的に抽出されやすくなる。具体的には、抽出前溶媒中の金属濃度が10g/L以上であると、鉄のみが良好に選択的に抽出される。その他の抽出条件としては、pHは好ましくは0〜2.0、より好ましくはpH0〜1.0、室温(10〜30℃)〜60℃、大気圧下の条件で実施することができる。抽出剤(O)と水溶液(A)の体積比であるO/A比、反応時間、抽出段は、特に制限はなく任意に採用することができる。
次に、溶媒抽出後の溶媒から、純水又は弱酸性水溶液を用いてスクラビングで鉄を除去する。このとき、pHは好ましくは0〜3.0、より好ましくはpH0.5〜2.0であり、室温(10〜30℃)〜60℃、大気圧下の条件で実施することができる。抽出剤(O)と水溶液(A)の体積比であるO/A比、反応時間、抽出段は、特に制限はなく任意に採用することができる。スクラビングで鉄を除去した後の液は、再度、上記溶媒抽出の際の抽出剤に供給することができる。このとき、スクラビングで鉄の除去程度を調整することで、抽出剤の金属濃度を調整することもできる。
スクラビングで鉄を除去した後の銀の逆抽出操作及び条件、さらに、銀を逆抽出した溶液にする銀セメンテーションの操作及び条件は、それぞれ実施形態1と同様である。
(溶媒抽出)
抽出前液から、トリブチルリン酸を抽出剤として鉄を選択的に溶媒抽出する。このとき、鉄のみが選択的に抽出されるように抽出前溶媒の金属濃度を調整しておく。抽出前液に対してトリブチルリン酸を抽出剤として溶媒抽出を行う場合、抽出前溶媒中の金属濃度が高いほど、鉄のみが選択的に抽出されやすくなる。具体的には、抽出前溶媒中の金属濃度が10g/L以上であると、鉄のみが良好に選択的に抽出される。その他の抽出条件としては、pHは好ましくは0〜2.0、より好ましくはpH0〜1.0、室温(10〜30℃)〜60℃、大気圧下の条件で実施することができる。抽出剤(O)と水溶液(A)の体積比であるO/A比、反応時間、抽出段は、特に制限はなく任意に採用することができる。
次に、溶媒抽出後の溶媒から、純水又は弱酸性水溶液を用いてスクラビングで鉄を除去する。このとき、pHは好ましくは0〜3.0、より好ましくはpH0.5〜2.0であり、室温(10〜30℃)〜60℃、大気圧下の条件で実施することができる。抽出剤(O)と水溶液(A)の体積比であるO/A比、反応時間、抽出段は、特に制限はなく任意に採用することができる。スクラビングで鉄を除去した後の液は、再度、上記溶媒抽出の際の抽出剤に供給することができる。このとき、スクラビングで鉄の除去程度を調整することで、抽出剤の金属濃度を調整することもできる。
次に、鉄を選択抽出した後の酸性水溶液から、亜鉛を銀と共にトリブチルリン酸で溶媒抽出する。ここで用いるトリブチルリン酸は、前段で鉄を選択除去したときに用いたものとは別に新たに準備するのが好ましい。このようにすることで、鉄の混入を抑制することができ、高純度の銀を回収することができる。このときの抽出操作及び条件は、実施形態1の溶媒抽出で示したものと同様である。
次に、亜鉛及び銀を共抽出した溶媒に対し、スクラビングで亜鉛を除去し、続いて、逆抽出で銀を抽出し、セメンテーションで銀を回収する。亜鉛スクラビング、銀の逆抽出、銀セメンテーションの操作及び条件は、それぞれ実施形態1と同様である。
50vol%トリブチルリン酸を用いて、銅精鉱を塩化浸出した場合に得られる浸出後液を模した水溶液(Cu:20g/L、Fe:2g/L、Zn:2g/L、Ag:20mg/L、Cl:130g/L、Br:13g/L)に対し抽出を行った。抽出条件は表1のO/A比とし、油液の接触温度は常温であった。抽出後の溶媒中鉄、亜鉛、銀濃度を表1に示す。
表1に示すように、トリブチルリン酸中の鉄濃度が低い場合は亜鉛や銀も抽出されている。しかしながら、トリブチルリン酸中の鉄濃度が上昇し、7g/L程度から、溶媒中の亜鉛、銀濃度が低下しており、これは亜鉛、銀の抽出量が減少していることを意味する。一方で、トリブチルリン酸中の鉄濃度は減少することなく、抽出量の減少は認められなかった。これは、トリブチルリン酸が、鉄、亜鉛、銀の順に抽出しやすいという特徴を有することに起因している。このため、溶媒であるトリブチルリン酸中の鉄濃度の調整により鉄を選択抽出することが可能であることが確認された。
100vol%TBP(第八化学製)を用いて、銀及び亜鉛の抽出前液を模した水溶液(Cu:20g/L、Fe:0.1g/L、Zn:2.1g/L、Ag:30mg/L、Cl:130g/L、Br:13g/L)に対し、抽出を行い抽出曲線を作成し、銀及び亜鉛をどの程度抽出回収できるか確認した。抽出曲線を図2に示す。図2から、O/A比1/1で2段抽出することにより、抽出前液に含まれる銀を30mg/Lから<1mg/L、亜鉛は2.1g/Lから<0.1mg/Lとなるまで抽出できることが分かる。
100vol%TBPを用いて、実施例2で用いたものと同様の水溶液に対し銀及び亜鉛が共抽出したTBPに純水によるスクラビングを行い、抽出後の溶媒に含まれる亜鉛をどの程度除去できるか確認した。表2にO/A比1/2でスクラビングをした時の前後の溶媒中亜鉛濃度及び銀濃度を示す。溶媒中亜鉛濃度が2g/Lから0.03g/Lと溶媒から除去されている一方、スクラビング前後で銀濃度に差は見られず、亜鉛を選択的に除去できることが確認できた。
100vol%TBPを用いて、銀抽出前液を模した水溶液(Cu:20g/L、Ag:30mg/L、Cl:130g/L、Br:13g/L)に対し抽出を行い、銀をどの程度抽出回収できるか確認した。表3にO/A比1/1で2段抽出した時の抽出前後、及び、抽出後溶媒中の銀及び銅濃度を示す。表3から、液中の銀濃度は30mg/Lから1mg/L未満となり、ほぼ全量抽出することができた。一方、銅は抽出前後で濃度に変化は無くほとんど抽出されなかった。これにより銀を選択的に抽出できることが確認できた。
本発明では銀を逆抽出したTBPは繰り返し抽出に用いることができる。そこで銀の抽出が繰り返し可能か否かを確認するための試験を行った。抽出は実施例4に用いたものと同一模擬液を用い、且つ、同一条件で2段行った。試験結果を表4に示す。表4から、TBPを繰り返し使用した場合においても抽出効果は変わらず銀をほぼ全量、且つ、選択的に抽出可能なことが確認できた。これにより、TBPの繰り返し使用ができることを確認した。
銀と錯体を形成することができる水溶液であればTBP中の銀を逆抽出可能である。そこで、銀の逆抽出液の選定を行うため、銀を25mg/L含んだTBPに対し、5mol/LのNaCl溶液、塩酸溶液、1mol/Lのチオ硫酸ナトリウム溶液を用いた逆抽出を行った。逆抽出条件はO/A=1/1、室温、反応時間は15分間とした。逆抽出結果を表5に示す。いずれの液を用いた場合においても銀の良好な逆抽出が成されていることを確認した。
銀の逆抽出後液として銀を1.0g/L、チオ硫酸ナトリウムを1.0mol/L含む水溶液に対し、窒素ガスを吹き込みながら銅板を用いてセメンテーションを行った。試験条件は銀溶液1L、窒素ガス流量0.5L/min、析出面積40cm2、反応温度40℃、反応時間は3時間とした。
試験結果として、反応時間と液中の銀濃度の関係を図3に示す。試験結果から、銀の良好な析出が確認され、液中の銀濃度としては1.0g/Lから50mg/L未満程度まで減少し、粗銀を0.9g回収することができた。得られた粗銀の銀品位は80%以上であった。この結果より、逆抽出で得られた銀溶液からセメンテーションにより容易に高純度の銀を析出回収させることができることを確認した。
本発明では、銀セメンテーション後液は再度逆抽出に供することができる。そこで、セメンテーション後液の繰り返し使用が可能か否かを確認するための繰り返し試験を行った。
逆抽出液には、チオ硫酸ソーダを1.0mol/L、銀を350mg/L、銅を1100mg/L含んだ銀セメンテーション後液を用い、溶媒は銀を25mg/L含有したTBPを用いた。これらを用いて、O/A=2/1、室温、反応時間15分の条件で逆抽出を行った。試験結果を表6に示す。試験結果から、銅を含んだセメンテーション後液を用いた場合でも、TBP中の銀をほぼ全量逆抽出することができており、実施例6記載の、銀や銅を含まない場合と比べ遜色ない結果が得られたことが確認された。また、逆抽出後の溶媒に銅が混入することは無く、セメンテーション後液の繰り返し使用が可能であることを確認した。
Claims (14)
- 鉄及び亜鉛の1種以上と、銀とを含む酸性水溶液から、トリブチルリン酸を抽出剤とした溶媒抽出によって、鉄及び亜鉛の1種以上と、銀とを分離する銀の回収方法。
- 前記酸性水溶液が鉄を含まない場合であって、
前記酸性水溶液から前記亜鉛を銀と共にトリブチルリン酸で溶媒抽出する工程と、
前記溶媒抽出後の亜鉛と銀を含んだ溶媒からスクラビングで亜鉛を除去する工程と、
前記亜鉛を除去した溶媒抽出後の銀を含んだ溶媒から銀を逆抽出する工程と、
を含む請求項1に記載の銀の回収方法。 - 前記酸性水溶液が亜鉛を含まない場合であって、
前記酸性水溶液から、金属濃度が調整されたトリブチルリン酸で、前記鉄を選択的に溶媒抽出する工程と、
前記鉄を選択抽出した後の酸性水溶液から、前記銀をトリブチルリン酸で溶媒抽出する工程と、
前記溶媒抽出後の銀を含んだ溶媒から銀を逆抽出する工程と、
を含む請求項1に記載の銀の回収方法。 - 前記酸性水溶液が鉄及び亜鉛をいずれも含む場合であって、
前記酸性水溶液から、金属濃度が調整されたトリブチルリン酸で、前記鉄を選択的に溶媒抽出する工程と、
前記鉄を選択抽出した後の酸性水溶液から、前記亜鉛を銀と共にトリブチルリン酸で溶媒抽出する工程と、
前記溶媒抽出後の亜鉛と銀を含んだ溶媒からスクラビングで亜鉛を除去する工程と、
前記亜鉛を除去した溶媒抽出後の銀を含んだ溶媒から銀を逆抽出する工程と、
を含む請求項1に記載の銀の回収方法。 - 前記溶媒抽出で用いるトリブチルリン酸、及び、前記溶媒抽出した金属から所定の金属を除去するために用いるスクラビング液にそれぞれ含まれる金属の濃度を調整することで、前記鉄及び亜鉛の1種以上と、銀とを分離する請求項1〜4のいずれかに記載の銀の回収方法。
- 前記酸性水溶液が銅を含む場合は、銅を前記溶媒抽出せずに抽出後液に残す請求項1〜5のいずれかに記載の銀の回収方法。
- 前記逆抽出工程で用いる逆抽出剤が、チオ硫酸ソーダ溶液である請求項2〜4のいずれかに記載の銀の回収方法。
- 前記逆抽出工程で用いる逆抽出剤が、チオ硫酸、塩酸、食塩溶液又は硝酸である請求項2〜4のいずれかに記載の銀の回収方法。
- 前記銀を逆抽出した溶液から、銀をセメンテーションにより析出させる工程をさらに含む請求項2〜8のいずれかに記載の銀の回収方法。
- 前記銀を逆抽出したチオ硫酸ソーダ溶液中の銀の濃度が、0.5g/L以上に制御されている請求項7又は9に記載の銀の回収方法。
- 銅成分を用いてセメンテーションした場合、前記セメンテーション後の液を、前記逆抽出剤へ供給して繰り返し使用する請求項9又は10に記載の銀の回収方法。
- 前記酸性水溶液中の銀濃度が100mg/L以下である請求項1〜11のいずれかに記載の銀の回収方法。
- 得られる銀を含んだ回収物の品位が50%以上である請求項1〜12のいずれかに記載の銀の回収方法。
- 前記酸性水溶液が、銅の硫化物を含有する鉱石又は精鉱を浸出して得られた浸出後液である請求項1〜13のいずれかに記載の銀の回収方法。
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