JP2013145272A - レンズ鏡筒 - Google Patents
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Abstract
【課題】直径方向の小型化を維持しつつ、光軸方向の小型化を実現可能なレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
【解決手段】レンズ鏡筒100は、光学系Oと、光学系Oに含まれる少なくとも1枚のレンズを有する第1レンズ群G1と、第1レンズ群G1を保護するための開閉するバリア羽根134Bを有するバリアユニット134と、第1レンズ群G1を保持する1群枠101と、1群枠101の内側設けられたカム枠103と、を備え、1群枠101は、内周面に、第2前方カム溝138Aを有し、カム枠103は、光軸方向で被写体側に突出する突起部117Aを有し、突起部117Aは、第2前方カム溝138Aと係合する第2前方カムピン122Aを有し、バリアユニット134は、突起部117Aを収納する少なくとも1つの切り欠き部154を有し、沈胴状態において、突起部117Aは、バリア羽根134Bの撮像素子側の端より、光軸方向で被写体側に配置される。
【選択図】図5
【解決手段】レンズ鏡筒100は、光学系Oと、光学系Oに含まれる少なくとも1枚のレンズを有する第1レンズ群G1と、第1レンズ群G1を保護するための開閉するバリア羽根134Bを有するバリアユニット134と、第1レンズ群G1を保持する1群枠101と、1群枠101の内側設けられたカム枠103と、を備え、1群枠101は、内周面に、第2前方カム溝138Aを有し、カム枠103は、光軸方向で被写体側に突出する突起部117Aを有し、突起部117Aは、第2前方カム溝138Aと係合する第2前方カムピン122Aを有し、バリアユニット134は、突起部117Aを収納する少なくとも1つの切り欠き部154を有し、沈胴状態において、突起部117Aは、バリア羽根134Bの撮像素子側の端より、光軸方向で被写体側に配置される。
【選択図】図5
Description
ここに開示された技術は、光学系を保持するレンズ鏡筒に関する。特に、筒の繰り出し
に用いる構造に関する。
に用いる構造に関する。
焦点距離を変更可能な光学系を保持するレンズ鏡筒が知られている。特許文献1に開示された撮影鏡筒は、カム溝が形成された第1移動カム環と、カム溝に係合するフォロアピンを有し、第1レンズ群を保持する1群鏡筒とにより、第1レンズ群を第1移動カム環に対して光軸方向に移動する。
特許文献1に開示された1群鏡筒のように、レンズを保持する筒は、レンズを保持するための強度が必要である。そのため、レンズを保持する筒は、ある程度の厚みが必要である。レンズを保持する筒において、ある程度の厚みを維持しつつ、その一部を駆動機構等に利用すれば、直径方向の小型化を維持しつつ、駆動機構の設計自由度を高めることができる。しかし、そのような提案はいまだなされていない。
そこで、ここに開示された技術は、直径方向の小型化を維持しつつ、光軸方向の小型化を実現可能なレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、ここに開示された技術にかかるレンズ鏡筒100は、被写体の光学像を形成する光学系と、光学系に含まれる少なくとも1枚のレンズと、レンズを保護するための開閉するバリア羽根を有するバリアユニットと、レンズを保持する第1の筒と、第1の筒の内側または外側に設けられ第2の筒と、を備える。第1の筒は、第2の筒が設けられた方の側面に、第1のカム溝を有する。第2の筒は、光軸方向で被写体側に突出する突起部を有する。突起部は、第1のカム溝と係合する第1のカムフォロアを有する。バリアユニットは、突起部を収納する少なくとも1つの収納部を有する。第1の筒が最も撮像素子側に配置された状態において、突起部は、バリア羽根の撮像素子側の端より、光軸方向で被写体側に配置される。
ここに開示された技術によれば、直径方向の小型化を維持しつつ、光軸方向の小型化を実現可能なレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、デジタルカメラ1の被写体側を前方又は正面側、撮影者側を後方又は背面側、デジタルカメラ1の横撮り姿勢における鉛直上側を上側、デジタルカメラ1の横撮り姿勢における鉛直下側を下側、被写体側から見て右側を右側、被写体側から見て左側を左側と定義する。横撮り姿勢とは、CCD110の長辺方向が水平方向と平行になり、CCD110の短辺方向が鉛直方向と平行になる姿勢である。
<デジタルカメラの構成>
図1に示すように、デジタルカメラ1は、レンズ鏡筒100を備える。デジタルカメラ1は、電源スイッチ10により電源が投入されると、レンズ鏡筒100が繰り出され、撮影が可能になる。
図1に示すように、デジタルカメラ1は、レンズ鏡筒100を備える。デジタルカメラ1は、電源スイッチ10により電源が投入されると、レンズ鏡筒100が繰り出され、撮影が可能になる。
なお図1にはデジタルカメラ1が示されているが、これは撮像装置の一例である。デジタルカメラではなく、フィルムカメラであってもよいし、また、レンズ鏡筒100を取り外して交換することが可能なカメラであってもよい。さらに、スティルカメラではなく、動画を撮影可能なカムコーダであってもよい。
<レンズ鏡筒の全体構成>
レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1の電源がOFFのとき、図2に示すように、沈胴状態である。沈胴状態のとき、レンズ鏡筒100の複数の枠が繰り込まれ、光軸AX方向のサイズが小さくなっている。レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1の電源がONのとき、図3に示すように、撮影可能な状態である。撮影可能状態のとき、レンズ鏡筒100の複数の枠が繰り出され、光軸AX方向のサイズが大きくなっている。
レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1の電源がOFFのとき、図2に示すように、沈胴状態である。沈胴状態のとき、レンズ鏡筒100の複数の枠が繰り込まれ、光軸AX方向のサイズが小さくなっている。レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1の電源がONのとき、図3に示すように、撮影可能な状態である。撮影可能状態のとき、レンズ鏡筒100の複数の枠が繰り出され、光軸AX方向のサイズが大きくなっている。
図4から図7に示すように、レンズ鏡筒100は、光学系Oと、レンズ駆動機構とを備える。レンズ鏡筒100には、さらに、CCD110が固定されている。
光学系Oは、被写体の光学像をCCD110の受光面上に形成する。光学系Oは、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とを有する。第1レンズ群G1は、第1レンズL1と第2レンズL2とからなる。第2レンズ群G2は、第3レンズL3と、第4レンズL4と、第5レンズL5と、第6レンズL6とからなる。第3レンズ群G3は、第7レンズL7からなる。レンズ鏡筒100は、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とをそれぞれ光軸AX方向に移動し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔、および、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔を変化させて、光学系Oの焦点距離を変更する。焦点距離の変更は、ズーミングともいう。また、レンズ鏡筒100は、第3レンズ群G3を光軸AX方向に移動し、光学系Oの焦点状態を変化させる。焦点状態の変化は、フォーカシングともいう。なお、光学系Oの各レンズの構成(枚数や形状)は、他の構成であってもよい。
CCD110は、被写体の光学像を受光し、電気的な画像信号に変換し、出力する。CCD110は、撮像素子の一例である。撮像素子は、CMOSイメージセンサーであってもよい。
第1レンズ群G1と第2レンズ群G2と第3レンズ群G3とは、レンズ駆動機構111によって駆動される。以下、レンズ駆動機構の詳細について、説明する。
<レンズ駆動機構>
レンズ駆動機構は、1群枠101と、1群直進枠102と、カム枠103と、2群直進枠104と、ブレ補正枠105と、シャッターユニット106と、固定枠107と、3群枠108と、マスターフランジ109とを備える。
レンズ駆動機構は、1群枠101と、1群直進枠102と、カム枠103と、2群直進枠104と、ブレ補正枠105と、シャッターユニット106と、固定枠107と、3群枠108と、マスターフランジ109とを備える。
1群枠101は、第1レンズ群G1を保持する。ブレ補正枠105は、第2レンズ群G2を保持する。3群枠108は、第3レンズ群G3を保持する。1群枠101とブレ補正枠105と3群枠108とは、固定枠107に対して、光軸方向に駆動される。
(固定枠107)
固定枠107の内面には、3本の第1カム溝112と、6本の第1直進案内溝113とが形成されている。固定枠107は、第1カム溝112を介して、カム枠103を支持する。また固定枠107は、第1直進案内溝113を介して、1群直進枠102を支持する。
固定枠107の内面には、3本の第1カム溝112と、6本の第1直進案内溝113とが形成されている。固定枠107は、第1カム溝112を介して、カム枠103を支持する。また固定枠107は、第1直進案内溝113を介して、1群直進枠102を支持する。
固定枠107の外周部には、光軸と平行な回転軸を有する第1駆動ギア114が固定されている。固定枠107の外周部には、さらに、デジタルカメラ1の本体へ取り付けされる取付部115が形成されている。つまり、固定枠107は、デジタルカメラ1の本体に固定される。具体的には、たとえば、取付部115がネジ止めされる。
固定枠107には、マスターフランジ109が固定されている。具体的には、固定枠107にはビス止め用ボスが形成されている。マスターフランジ109は、固定枠107のビス止め用ボスとビスによって、固定枠107に固定されている。
固定枠107には、ズームモーターユニット116が固定されている。ズームモーターユニット116は、第1駆動ギア114を回転駆動する。
(カム枠103)
図8に示すように、カム枠103は、筒状の筒部117と、筒部117の後方の端部から外周側に形成された第1フランジ部118とを有する。
図8に示すように、カム枠103は、筒状の筒部117と、筒部117の後方の端部から外周側に形成された第1フランジ部118とを有する。
第1フランジ部118の外周部には、3つの第1カムピン119と、ギア部120と、第1バヨネット係合部121とが形成されている。図4から図7に示すように、第1カムピン119は、それぞれ、第1カム溝112のうちの1つと係合している。カム枠103は、第1カムピン119を介して、固定枠107に支持されている。ギア部120は、第1駆動ギア114とかみ合い、第1駆動ギア114によって回転される。つまり、カム枠103は、ギア部120と第1駆動ギア114とを介して、ズームモーターユニット116によって回転駆動される。
筒部117は、光軸方向で被写体側に突出する突起部117Aを有する。筒部117の外面には、6個の第2カムピン122と、3本の第3カム溝123が形成されている。第2カムピン122は、2個ずつの組が3組あり、それぞれの組が光軸AX方向に距離を隔てて並んで配置されている。1組を構成する2個の第2カムピン122のうち光軸方向で被写体側の第2前方カムピン122Aは、突起部117Aの外周面に設けられている。第3カム溝123は、後方に連続した壁面124を有する。壁面124の前方は、一部の区間で開放されている。具体的には、第3カム溝123は、壁面124の前方に別の壁面が存在する第1区間123Aと、壁面124の前方が開放された第2区間123Bとを有する。なお、他の実施形態としては、壁面124の前方が全区間で開放されているものが考えられる。
筒部117の内面には、6本の第4カム溝125と、第2バヨネット係合部126が形成されている。
(1群直進枠102)
図4から図7に示すように、1群直進枠102は、筒状の形状である。1群直進枠102の外面には、外側に突出した6個の第1直進案内凸部127が形成されている。第1直進案内凸部127は、第1直進案内溝113と係合している。第1直進案内溝113は光軸AX方向に伸びた溝であり、第1直進案内凸部127を案内する。1群直進枠102は、第1直進案内凸部127と第1直進案内溝113とによって、固定枠107に支持され、固定枠107に対して光軸AX方向に移動可能であり、固定枠107に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。
図4から図7に示すように、1群直進枠102は、筒状の形状である。1群直進枠102の外面には、外側に突出した6個の第1直進案内凸部127が形成されている。第1直進案内凸部127は、第1直進案内溝113と係合している。第1直進案内溝113は光軸AX方向に伸びた溝であり、第1直進案内凸部127を案内する。1群直進枠102は、第1直進案内凸部127と第1直進案内溝113とによって、固定枠107に支持され、固定枠107に対して光軸AX方向に移動可能であり、固定枠107に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。
1群直進枠102の内面には、6本の第2直進案内溝128と、第3バヨネット係合部129とが形成されている。第2直進案内溝128は、光軸AX方向に伸びた溝である。第3バヨネット係合部129は、円周方向に伸びた溝である。第3バヨネット係合部129は第1バヨネット係合部121と係合している。第3バヨネット係合部129と第1バヨネット係合部121との係合によって、カム枠103に対して1群直進枠102が光軸AX方向に移動するのが規制され、1群直進枠102に対してカム枠103が回転可能である。
(2群直進枠104)
図4から図7に示すように、2群直進枠104は、第2フランジ部130と2本の腕部131を有する。腕部131は、第2フランジ部130の内周側から、光軸AXと平行に、前方へ伸びている。
図4から図7に示すように、2群直進枠104は、第2フランジ部130と2本の腕部131を有する。腕部131は、第2フランジ部130の内周側から、光軸AXと平行に、前方へ伸びている。
第2フランジ部130の外周には、外側に突出した3個の第2直進案内凸部132と、円周方向に伸びた形状の第4バヨネット係合部133とが形成されている。第2直進案内凸部132は、それぞれ、第1直進案内溝113の1つと係合している。第2直進案内凸部132と第1直進案内溝113との係合により、2群直進枠104は、固定枠107に支持され、固定枠107に対して光軸AX方向に移動可能であり、固定枠107に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。また、第4バヨネット係合部133は第2バヨネット係合部126と係合している。第4バヨネット係合部133と第2バヨネット係合部126との係合により、カム枠103に対して2群直進枠104が光軸AX方向に移動するのが規制され、2群直進枠104に対してカム枠103が回転可能である。
(1群枠101)
図4から図9に示すように、1群枠101は、第1レンズ群G1を支持する。また、1群枠101は、前方に、バリアカムリング134Aを支持する。バリアカムリング134Aは、開閉可能な2枚のバリア羽根134Bを有する。沈胴時には、バリア羽根134Bが閉じられ、バリア羽根134Bは第1レンズ群G1を保護し、また、光学系Oへの光の進入を遮る。撮影時には、バリア羽根134Bが開かれ、光学系Oに光が導かれる。
図4から図9に示すように、1群枠101は、第1レンズ群G1を支持する。また、1群枠101は、前方に、バリアカムリング134Aを支持する。バリアカムリング134Aは、開閉可能な2枚のバリア羽根134Bを有する。沈胴時には、バリア羽根134Bが閉じられ、バリア羽根134Bは第1レンズ群G1を保護し、また、光学系Oへの光の進入を遮る。撮影時には、バリア羽根134Bが開かれ、光学系Oに光が導かれる。
1群枠101の外周部には、外側に突出した6個の第3直進案内凸部136が形成されている。第3直進案内凸部136は、それぞれ、第2直進案内溝128の1つに係合している。第3直進案内凸部136と第2直進案内溝128の係合により、1群枠101は、1群直進枠102に支持され、1群直進枠102に対して光軸AX方向に移動可能であり、1群直進枠102に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。
1群枠101の内周面には、内側に突出した3個の第3カムピン137と、6本の第2カム溝138とが形成されている。第2カム溝138には、それぞれ、第2カムピン122のうちの1つが係合する。第2カムピン122と第2カム溝138との係合によって、1群枠101はカム枠103に支持されている。また、第2カム溝138に沿って第2カムピン122が移動することにより、1群枠101はカム枠103に対して光軸AX方向に移動する。
第3カムピン137は、それぞれ、第3カム溝123のうちの1つと係合している。具体的には、第3カムピン137は第3カム溝123のうちの1つに挿入されている。第2カム溝138に沿って第2カムピン122が移動するときの第3カムピン137の移動軌跡に沿って、壁面124が形成されている。壁面124は、第3カムピン137の後方に、第3カムピン137とわずかに距離を隔てて形成されている。
また、1群枠101には、穴155が備えられている。レンズ鏡筒100が沈胴するとき、カム枠103の突起部117Aは、穴155内に挿通される。本実施の形態では、カム枠103の第2前方カムピン122Aも、1群枠101の穴155内に挿通される。
(ブレ補正枠105)
図4から図7に示すように、ブレ補正枠105は、第2レンズ群G2を支持する。ブレ補正枠105は、シャッターユニット106に支持されている。ブレ補正枠105は、シャッターユニット106に対して光軸AXと直交する面内で移動可能であり、シャッターユニット106に対して光軸AX方向への移動が規制されている。第2レンズ群G2は、光軸AXと直交する面内で移動することにより、受光面上での光学像の位置を変更する。ブレ補正枠105は駆動手段によって駆動される。たとえば、ブレ補正枠105は、デジタルカメラ1のブレに起因して発生する光学像のブレを抑制するように駆動される。
図4から図7に示すように、ブレ補正枠105は、第2レンズ群G2を支持する。ブレ補正枠105は、シャッターユニット106に支持されている。ブレ補正枠105は、シャッターユニット106に対して光軸AXと直交する面内で移動可能であり、シャッターユニット106に対して光軸AX方向への移動が規制されている。第2レンズ群G2は、光軸AXと直交する面内で移動することにより、受光面上での光学像の位置を変更する。ブレ補正枠105は駆動手段によって駆動される。たとえば、ブレ補正枠105は、デジタルカメラ1のブレに起因して発生する光学像のブレを抑制するように駆動される。
(シャッターユニット106)
シャッターユニット106は、図示しないシャッターを内包している。シャッターが開放されているとき、シャッターユニット106は光を透過し、シャッターが閉じられているとき、シャッターユニット106は光を遮蔽する。シャッターユニット106は、光学系Oの光の透過および遮蔽を制御可能である。
シャッターユニット106は、図示しないシャッターを内包している。シャッターが開放されているとき、シャッターユニット106は光を透過し、シャッターが閉じられているとき、シャッターユニット106は光を遮蔽する。シャッターユニット106は、光学系Oの光の透過および遮蔽を制御可能である。
シャッターユニット106の外周面には、6個の第4カムピン139と、2つの第3直進案内溝140とが形成されている。
第4カムピン139は、第4カム溝125と係合している。第4カムピン139と第4カム溝125との係合によって、シャッターユニット106はカム枠103に支持されている。また、第4カム溝125に沿って第4カムピン139が移動することにより、シャッターユニット106はカム枠103に対して光軸AX方向に移動する。
第3直進案内溝140には、腕部131が係合している。第3直進案内溝140と腕部131の係合により、シャッターユニット106は2群直進枠104に対して光軸AX方向に移動可能であり、2群直進枠104に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。
(3群枠108)
図4から図7に示すように、3群枠108は、第3レンズ群G3を支持する。3群枠108は、直進ガイド部141と、回転防止部142と、ナット係合部143とを有する。直進ガイド部141には、第1ガイドポール144が挿入されている。第1ガイドポール144は、光軸AXと平行な方向に伸びている。直進ガイド部141と第1ガイドポール144との係合によって、直進ガイド部141は光軸AX方向に移動可能であり、第1ガイドポール144と直交する移動が規制されている。
図4から図7に示すように、3群枠108は、第3レンズ群G3を支持する。3群枠108は、直進ガイド部141と、回転防止部142と、ナット係合部143とを有する。直進ガイド部141には、第1ガイドポール144が挿入されている。第1ガイドポール144は、光軸AXと平行な方向に伸びている。直進ガイド部141と第1ガイドポール144との係合によって、直進ガイド部141は光軸AX方向に移動可能であり、第1ガイドポール144と直交する移動が規制されている。
回転防止部142には、第2ガイドポール145が係合している。第2ガイドポール145は、光軸AXと平行な方向に伸びている。回転防止部142と第2ガイドポール145との係合によって、3群枠108が第1ガイドポール144を中心として回転するのが規制される。
ナット係合部143には、フォーカスモーターユニット148のナット149が係合する。フォーカスモーターユニット148は、モーターと、モーターによって回転されるリードスクリューとを有する。リードスクリューは、光軸AX方向に伸びている。ナットは、リードスクリューと係合し、リードスクリューの回転によって光軸AX方向に駆動される。つまり、3群枠108は、フォーカスモーターユニット148によって、光軸AX方向に駆動される。
(マスターフランジ109)
マスターフランジ109には、第1ガイドポール144と第2ガイドポール145とが固定されている。つまり、マスターフランジ109は、第1ガイドポール144および第2ガイドポール145を介して、3群枠108を支持している。
マスターフランジ109には、第1ガイドポール144と第2ガイドポール145とが固定されている。つまり、マスターフランジ109は、第1ガイドポール144および第2ガイドポール145を介して、3群枠108を支持している。
また、マスターフランジ109には、CCD取付板146を介して、CCD110が後方から固定されている。CCD110は、開口部147を通して前方に、受光面を向けている。
フォーカスモーターユニット148のモーターは、モーター取付板を介して、マスターフランジ109に固定されている。3群枠108は、フォーカスモーターユニット148によって、マスターフランジ109に対して光軸AX方向に駆動される。
<レンズ鏡筒の動作>
次に、レンズ鏡筒100の動作を説明する。あわせて、さらに詳細な構成についても説明する。
次に、レンズ鏡筒100の動作を説明する。あわせて、さらに詳細な構成についても説明する。
カム枠103は、ズームモーターユニット116によって、固定枠107に対して回転する。カム枠103の第1カムピン119が固定枠107の第1カム溝112に沿って移動し、カム枠103は固定枠107に対して光軸AX方向に移動する。つまり、カム枠103は、回転可能、かつ、光軸AX方向に移動可能である。その際の、第3カムピン137の移動軌跡137T、第2前方カムピン122Aの移動軌跡122AT、第2後方カムピン122Bの移動軌跡122BTを図10から図12に図示している。
1群直進枠102の第3バヨネット係合部129とカム枠103の第1バヨネット係合部121との係合によって、1群直進枠102はカム枠103と一体となって光軸AX方向に移動する。このとき、1群直進枠102の第1直進案内凸部127が固定枠107の第1直進案内溝113に沿って移動するため、1群直進枠102は固定枠107に対して回転しない。つまり、1群直進枠102は、回転不能、かつ、光軸AX方向に移動可能である。
1群枠101の第3直進案内凸部136と1群直進枠102の第2直進案内溝128との係合によって、1群枠101は1群直進枠102に対して回転しない。つまり、1群枠101は回転不能である。そして、カム枠103が回転すると、カム枠103の第2カムピン122が1群枠101の第2カム溝138に沿って移動し、1群枠101がカム枠103に対して光軸AX方向に移動する。言い換えると、1群枠101は1群直進枠102に対して光軸AX方向に移動する。つまり、1群枠101は光軸AX方向に移動可能である。
2群直進枠104の第4バヨネット係合部133とカム枠103の第2バヨネット係合部126との係合によって、2群直進枠104はカム枠103と一体となって光軸AX方向に移動する。このとき、2群直進枠104の第2直進案内凸部132と固定枠107の第1直進案内溝113との係合によって、2群直進枠104は回転しない。
シャッターユニット106の第3直進案内溝140と2群直進枠104の腕部131との係合によって、シャッターユニット106は回転しない。カム枠103が回転すると、シャッターユニット106の第4カムピン139がカム枠103の第4カム溝125に沿って移動し、シャッターユニット106がカム枠103に対して光軸AX方向に移動する。ブレ補正枠105は、シャッターユニット106と一体となって光軸AX方向に移動する。
3群枠108は、フォーカスモーターユニット148によって、マスターフランジ109に対して光軸AX方向に移動する。
従って、沈胴状態から、カム枠103のギア部120に第1駆動ギア114を介してズームモーターユニット116の回転力が伝わると、カム枠103は光軸AX回りに回転し、又は、回転しながら前進する。カム枠103と1群直進枠102および2群直進枠104は、固定枠107に対して、光軸AX方向に一体的に移動する。その際、1群直進枠102および2群直進枠104は回転しない。そして、カム枠103の回転力によって、1群枠101およびシャッターユニット106が光軸AX方向に移動する。その際、1群枠101およびシャッターユニット106は回転しない。
<1群枠101の駆動機構の特徴>
1群枠101は、レンズを支持する枠である。レンズを支持する強度を保証するため、筒の厚みは一定以上必要である。1群枠101は、特に、第1レンズ群G1を支持している。第1レンズ群G1は光学系Oの中で最も被写体側に配置されるため、特に大きい。そのため、第1レンズ群G1を支持する枠は、特に、厚みが大きい必要がある。一方、1群枠101に第2カム溝138を設けても、強度の低下は小さい。1群枠101に第2カム溝138を形成することにより、1群枠101を大型化することなく、また、1群枠101の強度を維持しつつ、カム枠103に対する1群枠101の駆動機構を実現することができる。
1群枠101は、レンズを支持する枠である。レンズを支持する強度を保証するため、筒の厚みは一定以上必要である。1群枠101は、特に、第1レンズ群G1を支持している。第1レンズ群G1は光学系Oの中で最も被写体側に配置されるため、特に大きい。そのため、第1レンズ群G1を支持する枠は、特に、厚みが大きい必要がある。一方、1群枠101に第2カム溝138を設けても、強度の低下は小さい。1群枠101に第2カム溝138を形成することにより、1群枠101を大型化することなく、また、1群枠101の強度を維持しつつ、カム枠103に対する1群枠101の駆動機構を実現することができる。
カム枠103に対する1群枠101の移動は、第2カム溝138と第2カムピン122との係合によって行われる。そのため、他の実施形態としては、第3カムピン137と第3カム溝123がなくてもよい。そうすると、カム枠103に必要なカム溝は内面だけになり、カム枠103の設計自由度が高まる。たとえば、カム枠103の厚みを薄くすることができ、レンズ鏡筒100の外径を小さくすることができる。
一方、本実施形態では、カム枠103の第3カム溝123と1群枠101の第3カムピン137が係合している。1群枠101が前方に繰り出された状態で1群枠101が前方から力を受けたとき、その力を第2カム溝138と第2カムピン122との接触によって受けるだけでなく、第3カム溝123と第3カムピン137との接触によって受けることができる。具体的には、壁面124と第3カムピン137が接触して力を受ける。そして、第2カム溝138と第2カムピン122にかかる力を低減することができる。
このように、たとえばデジタルカメラ1の落下によって1群枠101に衝撃が加わった際に破損しにくい構成となっている。また、第2カム溝138と第2カムピン122にかかる力を低減することができるため、第2カム溝138の幅と、第2カムピン122の第2カム溝138と係合する部分の幅を小さくすることができる。そのため、第2カム溝138の幅が小さいため、1群枠101の強度を高めることができる。さらに、第2カム溝138の幅が小さいため、1群枠101の光軸AX方向の移動量を確保しつつ、1群枠101の光軸AX方向の大きさを小さくすることができる。
第2カムピン122の第2カム溝138と係合する部分の幅の最大値は、第3カムピン137の第3カム溝123と係合する部分の幅の最大値と異なっている。そのため、設計自由度が高い。本実施形態では、第2カムピン122の第2カム溝138と係合する部分の幅の最大値は、第3カムピン137の第3カム溝123と係合する部分の幅の最大値よりも小さいが、大きくてもいい。本実施形態では、第2カムピン122の第2カム溝138と係合する部分の幅の最大値は、第3カムピン137の第3カム溝123と係合する部分の幅の最大値よりも小さいため、第2カム溝138を細くして1群枠101の強度を高くすることができるとともに、第3カムピン137を大きくして落下等の衝撃に対する強度を高くすることができる。
幅の狭い第2カムピン122は、第2カム溝138に接触しながら第2カム溝138に沿って移動する。カム枠103に対する1群枠101の位置は、第2カムピン122と第2カム溝138の係合によって決まる。第2カムピン122および第2カム溝138は、移動軌跡保証用のカム機構である。一方、幅の広い第3カムピン137は、第3カム溝123の壁面124とわずかに隙間を空けた状態で、壁面124に沿って移動する。1群枠101に前方から衝撃が加わると、第3カムピン137と壁面124とが接触する。第3カムピン137および第3カム溝123(壁面124)は、落下強度保証用のカム機構である。もちろん、第3カムピン137と壁面124とは接触していてもよい。しかし、第3カムピン137と壁面124との間に隙間を空けた方が、カム枠103に対する1群枠101の位置が第2カムピン122と第2カム溝138の形状精度だけで決定し、位置精度が高いため好ましい。さらに、移動軌跡保証用のカム機構である第2カムピン122および第2カム溝138の幅が小さいため、1群枠101の光軸AX方向の移動量を確保しつつ、1群枠101の光軸AX方向の大きさを小さくすることができる。
第3カム溝123は、後方にのみ壁面124が形成されており、前方には壁面が設けられていない区間を有する。具体的には、光学系Oの広角端から望遠端までの変化の際に第3カムピン137が移動する区間において、第3カム溝123の前方の壁面が形成されていない。これにより、第3カムピン137の幅を大きくすることができ、第3カムピン137の強度を高めることができる。よって、1群枠101への衝撃に対する強度を高めることができる。また、第3カム溝123の前方の壁面が形成されていないため、カム枠103の第3カム溝123、より具体的には壁面124の形状がアンダーカットになりにくく、金型でカム枠103を成型する際に容易である。そして、金型でカム枠103を成型する際に、壁面124の角度を光軸AXと直交する角度に近づけることができ、衝撃によって第3カムピン137と壁面124が接触する際に第3カムピン137が脱落しにくくなり、衝撃に対する強度が高くなる。
カム枠103の外面の第2カムピン122は、光軸AX方向に同じ位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した3個の第2前方カムピン122Aと、第2前方カムピン122Aに対して光軸AX方向にずれた位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した3個の第2後方カムピン122Bから成る。1群枠101の内面の第2カム溝138は、光軸AX方向に同じ位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した3本の第2前方カム溝138Aと、第2前方カム溝138Aに対して光軸AX方向にずれた位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した第2後方カム溝138Bから成る。レンズ鏡筒100が沈胴の時の1群枠101とカム枠103の位置(図10に示す位置。以下、沈胴位置ともいう。)、光学系Oの焦点距離が広角端の時の1群枠101とカム枠103の位置(図11に示す位置。以下、Wide位置ともいう)、光学系Oの焦点距離が標準の時の1群枠101とカム枠103の位置(以下、Normal位置ともいう。)、光学系Oの焦点距離が望遠端の時の1群枠101とカム枠103の位置(図12に示す位置。以下、Tele位置ともいう。)と変化する際の第2カムピン122と第2カム溝138の関係を説明する。
図10から図12に示すように、1群枠101に対してカム枠103が一方向に回転すると、第2前方カムピン122Aは、沈胴位置(図10)、Wide位置(図11)、Normal位置、Tele位置(図12)の順に移動する。その際の、第3カムピン137の移動軌跡137T、第2前方カムピン122Aの移動軌跡122AT、第2後方カムピン122Bの移動軌跡122BTを図10から図12に図示している。その際、第2前方カムピン122Aは、沈胴位置とWide位置の間の位置(以下、第1位置ともいう)からTele位置の区間で第2前方カム溝138Aに係合する。沈胴位置から第1位置の区間では、第2前方カムピン122Aは第2前方カム溝138Aに接触していない。沈胴位置から第1位置の区間では、第2前方カム溝138Aが形成されていない。一方、第2後方カムピン122Bは、沈胴位置から第1位置の区間で第2後方カム溝138Bに係合している。第1位置からTele位置の区間では、第2後方カムピン122Bは第2後方カム溝138Bに接触していない。第1位置からTele位置の区間の一部には、第2後方カム溝138Bが形成されていない。
第2カム溝138は第2カムピン122(122Aまたは122B)が沈胴位置から望遠位置まで移動するすべての区間で単独で係合するようにしてもよいが、その場合は、第2カム溝138が光軸AX方向に大きくなる。一方、本実施形態のように沈胴位置から望遠位置に移動する間に第2カムピン122(122Aまたは122B)と第2カム溝138(138Aまたは138B)が係合する部分を乗り換える構成では、1群枠101を光軸AX方向に小さくしつつ、1群枠101のカム枠103に対する移動量を大きくすることができる。なお、第2前方カムピン122Aおよび第2後方カムピン122Bを1群枠101に設け、第2前方カム溝138Aおよび第2後方カム溝138Bをカム枠103に設ける構成でもよい。
<バリア羽根134Bの駆動機構の特徴>
図4から図7に示すように、バリア羽根134Bは、第1レンズ群G1を保護し、また光学系Oへの光の進入を遮る。また、撮影時には、バリア羽根134Bが開かれ、光学系Oに光が導かれる。バリア羽根134Bは、撮影時に光学系Oに光を導くために、有効光線外へ退避される。このため、退避されたバリア羽根134Bを収納するスペースが必要になり、レンズ鏡筒100の外径サイズを大きくしてしまう可能性がある。これを避けるため、通常、バリア羽根134Bは2枚以上で構成されることが多いが、1枚で構成しても良い。
図4から図7に示すように、バリア羽根134Bは、第1レンズ群G1を保護し、また光学系Oへの光の進入を遮る。また、撮影時には、バリア羽根134Bが開かれ、光学系Oに光が導かれる。バリア羽根134Bは、撮影時に光学系Oに光を導くために、有効光線外へ退避される。このため、退避されたバリア羽根134Bを収納するスペースが必要になり、レンズ鏡筒100の外径サイズを大きくしてしまう可能性がある。これを避けるため、通常、バリア羽根134Bは2枚以上で構成されることが多いが、1枚で構成しても良い。
バリア羽根134Bの開閉は、バリアカムリング134Aが回転することで行われる。図13に示すように、バリアカムリング134Aには、第2当接部153が備えられている。レンズ鏡筒100が沈胴状態にあるとき、第2当接部153は、カム枠103に備えられた第1当接部152(図8)と接触し、カム枠103の停止位置に合わせて、停止状態となっている。バリア羽根134Bは、バリア羽根134Bに備えられた穴(図示なし)にバリアカムリング134Aに備えられたボス(図示なし)が挿入されて支持される。またバリア羽根134Bとバリアカムリング134Aは、第1バリアバネ135Aが係合されており、バリアカムリング134Aの回転運動とバリア羽根134Bの開閉が連動するように構成されている。
レンズ鏡筒100が繰り出す際、カム枠103は、第1当接部152と第2当接部153が離れるように回転するとともに、第2カム溝138の軌跡に従い、カム枠103とバリアカムリング134Aは光軸方向に離間する。これによってバリアカムリング134Aは回転可能な状態になる。バリアカムリング134Aには、第2バリアバネ135Bが備えられている。第2バリアバネ135Bは、バリアカムリング134Aをバリア羽根134Bを開く方向に常に力が働くように係合されている。第2バリアバネ135Bの復元力により、バリアカムリング134Aは、バリア羽根134Bが開く方向へ回転し、バリア羽根134Bを開く。
図9に示すように、1群枠101には、穴155が備えられている。図13に示すように、バリアカムリング134Aには、穴155に対向する位置に切り欠き部154が備えられている。図14に示すように、レンズ鏡筒100が沈胴するとき、カム枠103の突起部117Aは、1群枠101の穴155を貫通し、1群枠101の穴155内に配置される。つまり、第2前方カムピン122Aは、1群枠101の穴155を貫通し、1群枠101の穴155内に配置される。そして、突起部117A及び第2前方カムピン122Aは、バリアカムリング134Aに備えられた切り欠き部154に停止する。また、突起部117A及び第2前方カムピン122Aはバリア羽根134Bが退避していない領域に停止する。これによって、レンズ鏡筒100が沈胴状態のときに、突起部117A及び第2前方カムピン122Aは、バリアカムリング134Aおよびバリア羽根134Bと光軸と垂直な方向の同一面、あるいはより前方側に構成することが可能である。レンズ鏡筒100の沈胴時の断面図である図5(A)のように、突起部117A及び第2前方カムピン122Aがバリアカムリング134Aおよびバリア羽根134Bと光軸と垂直な方向の同一面、あるいはより前方側に構成することで、直径方向の小型化は維持しつつ、光軸方向の小型化も可能となる。
一方、図15に示すように、レンズ鏡筒100が繰り出すとき、カム枠103の突起部117Aは、1群枠101の穴155から退避する。そして、突起部117A及び第2前方カムピン122Aが退避した領域、つまり、穴155および切り欠き部154がもうけられた領域の一部に、開いたバリア羽根134Bが停止する。そのため、撮影可能状態では、突起部117A及び第2前方カムピン122Aは、バリアカムリング134Aおよびバリア羽根134Bより後方側(撮像素子側)に構成される。これによって、直径方向の小型化は維持しつつ、光軸方向の小型化も可能となる。
<シャッターユニット106の駆動機構の特徴>
シャッターユニット106の外面の第4カムピン139は、光軸AX方向に同じ位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した3個の第4前方カムピン139Aと、第4前方カムピン139Aに対して光軸AX方向にずれた位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した3個の第4後方カムピン139Bから成る。カム枠103の内面の第4カム溝125は、光軸AX方向に同じ位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した3本の第4前方カム溝125Aと、第4前方カム溝125Aに対して光軸AX方向にずれた位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した第4後方カム溝125Bから成る。
シャッターユニット106の外面の第4カムピン139は、光軸AX方向に同じ位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した3個の第4前方カムピン139Aと、第4前方カムピン139Aに対して光軸AX方向にずれた位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した3個の第4後方カムピン139Bから成る。カム枠103の内面の第4カム溝125は、光軸AX方向に同じ位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した3本の第4前方カム溝125Aと、第4前方カム溝125Aに対して光軸AX方向にずれた位置で、かつ、光軸AXを中心に略120°ピッチで配列した第4後方カム溝125Bから成る。
シャッターユニット106に対してカム枠103が一方向に回転すると、第4前方カムピン139Aは、沈胴位置、Wide位置、Normal位置、Tele位置の順に移動する。その際、第4前方カムピン139Aは、沈胴位置からWide位置を経由してNormal位置の区間で第4前方カム溝125Aに係合する。Normal位置からTele位置の区間では、第4前方カムピン139Aは第4前方カム溝125Aに接触していない。Normal位置からTele位置の区間の一部では、第4前方カム溝125Aが形成されていない。一方、第4後方カムピン139Bは、Normal位置からTele位置の区間で第4後方カム溝125Bに係合している。沈胴位置からNormal位置の区間では、第4後方カムピン139Bは第4後方カム溝125Bに接触していない。沈胴位置からNormal位置の区間の一部では、第4後方カム溝125Bが形成されていない。
このような構成により、カム枠103を光軸AX方向に小さくしつつ、シャッターユニット106のカム枠103に対する光軸AX方向の移動量を大きくすることができる。
<まとめ>
本実施形態に係るレンズ鏡筒100は、被写体の光学像を形成する光学系Oと、光学系Oに含まれる少なくとも1枚のレンズを有する第1レンズ群G1(レンズの一例)と、第1レンズ群G1を保護するための開閉するバリア羽根134Bを有するバリアユニット134と、第1レンズ群G1を保持する1群枠101(第1の筒の一例)と、1群枠101の内側設けられたカム枠103(第2の筒の一例)と、を備える。1群枠101は、内周面(カム枠103が設けられた方の側面)に、第2前方カム溝138A(第1のカム溝の一例)を有する。カム枠103は、光軸方向で被写体側に突出する突起部117Aを有する。突起部117Aは、第2前方カム溝138Aと係合する第2前方カムピン122A(第1のカムフォロアの一例)を有する。バリアユニット134は、突起部117Aを収納する少なくとも1つの切り欠き部154(収納部の一例)を有する。沈胴状態(1群枠101が最も撮像素子側に配置された状態)において、突起部117Aは、バリア羽根134Bの撮像素子側の端より、光軸方向で被写体側に配置される。
本実施形態に係るレンズ鏡筒100は、被写体の光学像を形成する光学系Oと、光学系Oに含まれる少なくとも1枚のレンズを有する第1レンズ群G1(レンズの一例)と、第1レンズ群G1を保護するための開閉するバリア羽根134Bを有するバリアユニット134と、第1レンズ群G1を保持する1群枠101(第1の筒の一例)と、1群枠101の内側設けられたカム枠103(第2の筒の一例)と、を備える。1群枠101は、内周面(カム枠103が設けられた方の側面)に、第2前方カム溝138A(第1のカム溝の一例)を有する。カム枠103は、光軸方向で被写体側に突出する突起部117Aを有する。突起部117Aは、第2前方カム溝138Aと係合する第2前方カムピン122A(第1のカムフォロアの一例)を有する。バリアユニット134は、突起部117Aを収納する少なくとも1つの切り欠き部154(収納部の一例)を有する。沈胴状態(1群枠101が最も撮像素子側に配置された状態)において、突起部117Aは、バリア羽根134Bの撮像素子側の端より、光軸方向で被写体側に配置される。
これにより、レンズ鏡筒100の直径方向の小型化が維持されつつ、光軸方向の小型化が実現可能である。
なお、本実施の形態では、カム枠103は、1群枠101の内側であるが、外側である構成であってもよい。その場合、他の構成も異なることはもちろんである。
<他の実施形態>
(A)本実施形態では、第2バリアバネ135Bは引張りバネとしたが、バリアカムリング134Aを回転方向に付勢できれば、ねじりコイルバネなどで構成しても良い。
(A)本実施形態では、第2バリアバネ135Bは引張りバネとしたが、バリアカムリング134Aを回転方向に付勢できれば、ねじりコイルバネなどで構成しても良い。
(B)本実施形態では、第1バリアバネ135Aはねじりコイルバネとしたが、バリアカムリング134Aの回転運動を、バリア羽根134Bに連動できれば、引張りバネなどで構成しても良い。
(C)本実施形態では、第2カムピン122および第3カムピン137は、略円筒形状であった。第2カムピン122および第3カムピン137はカムフォロアの一例である。カムフォロアは、楕円形状やその他の形状であってもよい。カムフォロアは、樹脂による一体成型であってもよく、金属等の他の部材で構成されてもよい。また、カムフォロアは、軸とローラーとで構成されてもよい。
(D)本実施形態において、第2カム溝138は貫通溝ではなく、底を有している。しかし、第2カム溝138は貫通溝でもよい。しかし、底を有している方が、レンズを保持するための強度が得られるため、好ましい。
(E)第3カム溝123の内側には第4カム溝125が形成されないようにすると、カム枠103の厚みをさらに薄くすることができるため、好ましい。
(F)本実施形態では、バリアカムリング134Aの沈胴時の回転は、第1当接部152と第2当接部153の接触回転によるが、カム枠103の第2カムピン122によってバリアカムリング134Aを回転させても良い。
(G)本実施の形態では、第2カムピン122をカム枠103に、第2カム溝138を1群枠101に設けたが、これに限られない。つまり、カムピンを1群枠101に、カム溝をカム枠103に設ける構成にしてもよい。
(H)本実施の形態では、カム枠103には3組の第2カムピン122を設けたが、3つの第2カムピン122であってもよい。その場合、1群枠101には、3本の第2カム溝138を設ければよい。
(I)本実施の形態では、突起部117Aが、バリア羽根134Bの撮像素子側の端より、光軸方向で被写体側に配置されており、さらに第2カムピン122もバリア羽根134Bと光軸方向でオーバーラップしている。突起部117Aが光軸方向でバリア羽根134Bとオーバーラップすればよいが、第2カムピン122をオーバーラップさせることで、第2カムピン122のストロークを長くすることができるため、レンズ鏡筒100をさらに小型化することができる。
ここに開示された技術は、たとえば、デジタルカメラ、カムコーダ、フィルムカメラ、携帯電話、プロジェクター等の投射光学系を有する機器等に用いられる、レンズ鏡筒として利用可能である。
1 デジタルカメラ
100 レンズ鏡筒
O 光学系
AX 光軸
101 1群枠
102 1群直進枠
103 カム枠
104 2群直進枠
105 ブレ補正枠
106 シャッターユニット
107 固定枠
108 3群枠
G1 第1レンズ群
112 第1カム溝
113 第1直進案内溝
114 第1駆動ギア
115 取付部
116 ズームモーターユニット
117 筒部
117A 突起部
118 第1フランジ部
119 第1カムピン
120 ギア部
121 第1バヨネット係合部
122A 第2前方カムピン
122B 第2後方カムピン
122 第2カムピン
123 第3カム溝
124 壁面
125A 第4前方カム溝
125B 第4後方カム溝
125 第4カム溝
126 第2バヨネット係合部
127 第1直進案内凸部
128 第2直進案内溝
129 第3バヨネット係合部
130 第2フランジ部
131 腕部
132 第2直進案内凸部
133 第4バヨネット係合部
134 バリアユニット
134A バリアカムリング
134B バリア羽根
135A 第1バリアバネ
135B 第2バリアバネ
136 第3直進案内凸部
137 第3カムピン
138A 第2前方カム溝
138B 第2後方カム溝
138 第2カム溝
139A 第4前方カムピン
139B 第4後方カムピン
139 第4カムピン
140 第3直進案内溝
141 直進ガイド部
142 回転防止部
143 ナット係合部
144 第1ガイドポール
145 第2ガイドポール
146 CCD取付板
147 開口部
148 フォーカスモーターユニット
149 ナット
150 化粧枠
152 第1当接部
153 第2当接部
154 切り欠き部
155 穴
100 レンズ鏡筒
O 光学系
AX 光軸
101 1群枠
102 1群直進枠
103 カム枠
104 2群直進枠
105 ブレ補正枠
106 シャッターユニット
107 固定枠
108 3群枠
G1 第1レンズ群
112 第1カム溝
113 第1直進案内溝
114 第1駆動ギア
115 取付部
116 ズームモーターユニット
117 筒部
117A 突起部
118 第1フランジ部
119 第1カムピン
120 ギア部
121 第1バヨネット係合部
122A 第2前方カムピン
122B 第2後方カムピン
122 第2カムピン
123 第3カム溝
124 壁面
125A 第4前方カム溝
125B 第4後方カム溝
125 第4カム溝
126 第2バヨネット係合部
127 第1直進案内凸部
128 第2直進案内溝
129 第3バヨネット係合部
130 第2フランジ部
131 腕部
132 第2直進案内凸部
133 第4バヨネット係合部
134 バリアユニット
134A バリアカムリング
134B バリア羽根
135A 第1バリアバネ
135B 第2バリアバネ
136 第3直進案内凸部
137 第3カムピン
138A 第2前方カム溝
138B 第2後方カム溝
138 第2カム溝
139A 第4前方カムピン
139B 第4後方カムピン
139 第4カムピン
140 第3直進案内溝
141 直進ガイド部
142 回転防止部
143 ナット係合部
144 第1ガイドポール
145 第2ガイドポール
146 CCD取付板
147 開口部
148 フォーカスモーターユニット
149 ナット
150 化粧枠
152 第1当接部
153 第2当接部
154 切り欠き部
155 穴
Claims (2)
- 被写体の光学像を形成する光学系と、
前記光学系に含まれる少なくとも1枚のレンズと、
前記レンズを保護するための開閉するバリア羽根を有するバリアユニットと、
前記レンズを保持する第1の筒と、
前記第1の筒の内側または外側に設けられた第2の筒と、を備え、
前記第1の筒は、前記第2の筒が設けられた方の側面に、第1のカム溝を有し、
前記第2の筒は、光軸方向で被写体側に突出する突起部を有し、
前記突起部は、前記第1のカム溝と係合する第1のカムフォロアを有し、
前記バリアユニットは、前記突起部を収納する少なくとも1つの収納部を有し、
前記第1の筒が最も撮像素子側に配置された状態において、
前記突起部は、前記バリア羽根の撮像素子側の端より、光軸方向で被写体側に配置される、
レンズ鏡筒。 - 被写体の光学像を形成する光学系と、
前記光学系に含まれる少なくとも1枚のレンズと、
前記レンズを保護するための開閉するバリア羽根を有するバリアユニットと、
前記レンズを保持する第1の筒と、
前記第1の筒の内側または外側に設けられた第2の筒と、を備え、
前記第1の筒は、前記第2の筒が設けられた方の側面に、第1のカムフォロアを有し、
前記第2の筒は、光軸方向で被写体側に突出する突起部を有し、
前記突起部は、前記第1のカムフォロアと係合する第1のカム溝を有し、
前記バリアユニットは、前記突起部を収納する少なくとも1つの収納部を有し、
前記第1の筒が最も撮像素子側に配置された状態において、
前記突起部は、前記バリア羽根の撮像素子側の端より、光軸方向で被写体側に配置される、
レンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012005020A JP2013145272A (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012005020A JP2013145272A (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013145272A true JP2013145272A (ja) | 2013-07-25 |
Family
ID=49041097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012005020A Pending JP2013145272A (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013145272A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020003921A1 (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒 |
-
2012
- 2012-01-13 JP JP2012005020A patent/JP2013145272A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020003921A1 (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-02 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒 |
| JPWO2020003921A1 (ja) * | 2018-06-28 | 2021-06-03 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒 |
| JP7128889B2 (ja) | 2018-06-28 | 2022-08-31 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒 |
| US12099253B2 (en) | 2018-06-28 | 2024-09-24 | Nikon Corporation | Lens barrel |
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