JP2013148103A - 電動コンプレッサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
モータ駆動回路41が収容された収容部36は側壁部37にカバー部材38を取り付けることで形成されているとともに、側壁部37とカバー部材38との間には収容空間35を密閉する密閉部材60が介在されている。密閉部材60は、シール部32と、該シール部32を収容空間35の周縁に沿う形状に保持する形状保持部材とを備えている。形状保持部材は、モータ駆動回路を構成する基板43によって形成され、基板43の周縁部が収容空間35の周縁に沿うように形成されている。基板43の周縁部にシール部32が設けられている。
【選択図】図4
Description
また、この構成によれば、密閉部材がハウジングとカバー部材との間に位置決めされた状態が位置決め手段によって維持され、電動コンプレッサの運転中の振動等により密閉部材が位置ずれすることが防止される。そして、密閉部材と、収容部及びモータ駆動回路の少なくとも一方とを互いに当接又は係合させるだけの構成で密閉部材を位置決めすることができる。したがって、例えば、密閉部材の位置決めのために、密閉部材の内周側にピン孔形成部を延設し、該ピン孔形成部にピン孔を形成し、さらに、ハウジング側にもピン孔を形成し、両ピン孔にピンを圧入して密閉部材を位置決めする場合に比して部品点数を減らすことができる。
また、この構成によれば、密閉部材がハウジングとカバー部材との間に位置決めされた状態が位置決め手段によって維持され、電動コンプレッサの運転中の振動等により密閉部材が位置ずれすることが防止される。そして、密閉部材と、収容部及びモータ駆動回路の少なくとも一方とを互いに当接又は係合させるだけの構成で密閉部材を位置決めすることができる。したがって、例えば、密閉部材の位置決めのために、密閉部材の内周側にピン孔形成部を延設し、該ピン孔形成部にピン孔を形成し、さらに、ハウジング側にもピン孔を形成し、両ピン孔にピンを圧入して密閉部材を位置決めする場合に比して部品点数を減らすことができる。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する(第1の実施形態は参考例として記載するものである。)。なお、以下の説明において圧縮機の「前」「後」は、図1に示す矢印Y1の方向を前後方向とし、「左」「右」は、図3に示す矢印Y2の方向を左右方向とする。
(1)ハウジング11における側壁部37の開口端37aと、カバー部材38における周壁部40の開口端40aとの間には密閉部材30が介在されおり、この密閉部材30は収容空間35の周縁に配置され、シール部32が各開口端37a,40aに密接することで収容空間35を密閉している。そして、密閉部材30は、前記開口端37a,40aの周方向に沿う略四角枠状をなす芯金31に、ゴム材料を蒸着してなるシール部32を備えている。このため、密閉部材30のシール部32は、芯金31によって開口端37a,40aに沿う略四角枠状に形状保持されている。したがって、シール部32の形状を四角枠状に保持するための手段(例えば溝を形成したり、接着剤で接合)をハウジング11における開口端37aやカバー部材38における開口端40aに設ける必要がなくなる。その結果として、前記溝を形成する場合に比して電動コンプレッサ10の製造を容易とすることができる。
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図4にしたがって説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
(8)密閉部材60は、モータ駆動回路41の基板43にシール部32を一体化することで形成されている。このため、モータ駆動回路41を収容空間35に収容する作業と同時に、シール部32を収容空間35の周縁に配置することができる。このため、収容部36の形成時に、モータ駆動回路41を収容空間35に収容する作業と、密閉部材30を配置する作業を別々に行う場合に比して収容部36を形成する作業の工程を減らすことができ、電動コンプレッサ10の製造を容易とすることができる。
次に、本発明を具体化した第3の実施形態を図5及び図6にしたがって説明する。なお、以下に説明する第3の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
(9)密閉部材30において、シール部32の内周から芯金31の内周部31aを突出させ、該内周部31aに対し、収容空間35内に位置決めされたモータ駆動回路41(ベース42の外周部42c)の当接部42bを当接させた。このため、密閉部材30が開口端37a,40aの間に位置決めされ、電動コンプレッサ10の運転中の振動等により密閉部材30が位置ずれすることが防止される。よって、密閉部材30における溝部32aを開口端37a,40aに対向させた状態を維持することができる。その結果として、万一、各開口端37a,40aと、シール部32との間に異物、水等が侵入しても溝部32aで回収することができ、溝部32aが無い場合に比して異物、水等が収容空間35に達するまでの期間を延長することができる。
○ 第3の実施形態において、当接部42bはベース42の外周部42cの全周に亘って立設されていてもよく、この場合、芯金31における内周部31aの全周が当接部42bに当接して密閉部材30が位置決めされる。
○ 図12に示すように、第1の実施形態の密閉部材30を、芯金31にて各開口端37a,40aに対向する面側それぞれにゴム材料製のゴム板63を接合した構成とし、各ゴム板63によってシール部を構成してもよい。
○ 側壁部37の開口端37a及びカバー部材38の開口端40aは、四角枠状に限定されず、任意の形状、例えば、丸枠状、三角枠状等であってもよく、開口端37a,40aの形状に対応して密閉部材30における芯金31及びシール部32の形状が変更される。
(1)前記収容空間は前記ハウジング及びカバー部材の少なくともいずれか一方に形成された収容凹部より形成されている前記電動コンプレッサ。
Claims (7)
- ハウジング内には電動モータ及び圧縮機構が収容されており、前記電動モータの駆動によって前記圧縮機構が動作されるとともに、前記ハウジングには収容部が設けられ、該収容部内に形成された収容空間には前記電動モータを駆動するためのモータ駆動回路が収容されてなる電動コンプレッサにおいて、
前記収容部は前記ハウジングにカバー部材を取り付けることで形成されているとともに、前記ハウジングと前記カバー部材との間には前記収容空間を密閉する密閉部材が介在されており、前記密閉部材は、前記ハウジング及びカバー部材に密接する弾性を有するシール部と、該シール部を前記収容空間の周縁に沿う形状に保持する形状保持部材とを備え、該密閉部材は、前記形状保持部材を少なくとも周縁部が前記収容空間の周縁に沿う形状をなすように成形し、該形状保持部材の周縁部にゴム材料を一体的に設けることで前記シール部を形成してなり、
前記形状保持部材は、前記モータ駆動回路を構成する基板によって形成され、該基板の周縁部が前記収容空間の周縁に沿うように形成されているとともに基板の周縁部に前記シール部が設けられていることを特徴とする電動コンプレッサ。 - ハウジング内には電動モータ及び圧縮機構が収容されており、前記電動モータの駆動によって前記圧縮機構が動作されるとともに、前記ハウジングには収容部が設けられ、該収容部内に形成された収容空間には前記電動モータを駆動するためのモータ駆動回路が収容されてなる電動コンプレッサにおいて、
前記収容部は前記ハウジングにカバー部材を取り付けることで形成されているとともに、前記ハウジングと前記カバー部材との間には前記収容空間を密閉する密閉部材が介在されており、前記密閉部材は、前記ハウジング及びカバー部材に密接する弾性を有するシール部と、該シール部を前記収容空間の周縁に沿う形状に保持する形状保持部材とを備え、該密閉部材は、前記形状保持部材を少なくとも周縁部が前記収容空間の周縁に沿う形状をなすように成形し、該形状保持部材の周縁部にゴム材料を一体的に設けることで前記シール部を形成してなり、
前記形状保持部材は、前記収容空間の周縁に沿う枠状をなす芯金よりなり、
前記密閉部材は、前記収容空間の周縁に沿う枠状をなし、該密閉部材と、前記収容部及
び前記モータ駆動回路の少なくとも一方との間には互いの当接又は係合により密閉部材をハウジングとカバー部材との間に位置決めする位置決め手段が設けられ、
前記芯金の内周部は前記シール部の内周より密閉部材の内側に向けて突出し、前記位置決め手段は、前記芯金の内周部と前記モータ駆動回路の外周部に設けられた当接部との当接よりなることを特徴とする電動コンプレッサ。 - ハウジング内には電動モータ及び圧縮機構が収容されており、前記電動モータの駆動によって前記圧縮機構が動作されるとともに、前記ハウジングには収容部が設けられ、該収容部内に形成された収容空間には前記電動モータを駆動するためのモータ駆動回路が収容されてなる電動コンプレッサにおいて、
前記収容部は前記ハウジングにカバー部材を取り付けることで形成されているとともに、前記ハウジングと前記カバー部材との間には前記収容空間を密閉する密閉部材が介在されており、前記密閉部材は、前記ハウジング及びカバー部材に密接する弾性を有するシール部と、該シール部を前記収容空間の周縁に沿う形状に保持する形状保持部材とを備え、該密閉部材は、前記形状保持部材を少なくとも周縁部が前記収容空間の周縁に沿う形状をなすように成形し、該形状保持部材の周縁部にゴム材料を一体的に設けることで前記シール部を形成してなり、
前記形状保持部材は、前記収容空間の周縁に沿う枠状をなす芯金よりなり、
前記密閉部材は、前記収容空間の周縁に沿う枠状をなし、該密閉部材と、前記収容部及び前記モータ駆動回路の少なくとも一方との間には互いの当接又は係合により密閉部材をハウジングとカバー部材との間に位置決めする位置決め手段が設けられ、
前記位置決め手段は、前記密閉部材の芯金又はシール部の内周部と前記モータ駆動回路の外周部との間に設けられる凹凸の係合関係からなることを特徴とする電動コンプレッサ。 - ハウジング内には電動モータ及び圧縮機構が収容されており、前記電動モータの駆動によって前記圧縮機構が動作されるとともに、前記ハウジングには収容部が設けられ、該収容部内に形成された収容空間には前記電動モータを駆動するためのモータ駆動回路が収容されてなる電動コンプレッサにおいて、
前記収容部は前記ハウジングにカバー部材を取り付けることで形成されているとともに、前記ハウジングと前記カバー部材との間には前記収容空間を密閉する密閉部材が介在されており、前記密閉部材は、前記ハウジング及びカバー部材に密接する弾性を有するシール部と、該シール部を前記収容空間の周縁に沿う形状に保持する形状保持部材とを備え、該密閉部材は、前記形状保持部材を少なくとも周縁部が前記収容空間の周縁に沿う形状をなすように成形し、該形状保持部材の周縁部にゴム材料を一体的に設けることで前記シール部を形成してなり、
前記シール部は、前記形状保持部材の外周縁部を覆うように該形状保持部材の周縁部に形成され、
前記シール部における前記ハウジングの開口端への対向面及び前記カバー部材の開口端への対向面には溝部が形成されていることを特徴とする電動コンプレッサ。 - 前記形状保持部材は、前記収容空間の周縁に沿う枠状をなす芯金よりなる請求項4に記載の電動コンプレッサ。
- 前記密閉部材は多角枠状をなし、前記位置決め手段は前記密閉部材の複数のコーナ部のうち相対向するように位置する2つのコーナ部をそれぞれ形成する各2辺と、前記収容部及びモータ駆動回路のうちの少なくとも一方において前記密閉部材の前記各2辺にそれぞれ対向する位置との間に設けられる請求項2又は請求項3に記載の電動コンプレッサ。
- 前記収容部は、前記ハウジングから一体に延出形成された多角枠状の側壁部の開口端に、該側壁部の開口を覆うように前記カバー部材を取り付けることで形成されている請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の電動コンプレッサ。
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