JP2013161902A - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

半導体発光素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013161902A
JP2013161902A JP2012021700A JP2012021700A JP2013161902A JP 2013161902 A JP2013161902 A JP 2013161902A JP 2012021700 A JP2012021700 A JP 2012021700A JP 2012021700 A JP2012021700 A JP 2012021700A JP 2013161902 A JP2013161902 A JP 2013161902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
manufacturing
semiconductor light
crystal
emitting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012021700A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5803708B2 (ja
Inventor
Shingo Toya
真悟 戸谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2012021700A priority Critical patent/JP5803708B2/ja
Publication of JP2013161902A publication Critical patent/JP2013161902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5803708B2 publication Critical patent/JP5803708B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Led Devices (AREA)

Abstract

【課題】 凹凸形状を形成する工程の簡略化を図った半導体発光素子の製造方法を提供することである。
【解決手段】 p型コンタクト層80の上に、結晶部分PC12と非結晶部分PC13とが混合している混合層PC11をスパッタリングにより形成する混合層形成工程を行う。これにより、結晶部分PC12は、p型コンタクト層80の表面81の一部81aを覆っている。非結晶部分PC13は、p型コンタクト層80の表面81の残部81bと、結晶部分PC12の凸形状部分PC12aとを覆っている。その後、シュウ酸エッチングにより、混合層PC11から、非結晶部分PC13を除去する非結晶部分除去工程を行う。これにより、p型コンタクト層80の表面81の残部81bおよび結晶部分PC12の凸形状部分PC12aが露出する。そして、さらに、混合層PC14を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体発光素子の製造方法に関する。さらに詳細には、凹凸形状の光取り出し面を形成する半導体発光素子の製造方法に関するものである。
半導体発光素子では、半導体層の上に導電性透明膜を形成することが多い。半導体層に電流を流すとともに、発光層の発する光を外部に効率よく取り出すためである。この導電性透明膜の表面が平坦であると、界面反射により大部分の光が反射されてしまう。これでは、光を半導体発光素子の外部に効率良く取り出すことができない。
したがって、導電性透明膜の表面を粗面化することにより、凹凸形状の光取り出し面を形成することが一般的に行われている。例えば、特許文献1には、レーザー光を導電性透明膜の表面に選択的に照射し、レーザー光を照射しなかった部分を選択的にエッチングすることで導電性透明膜に凹凸形状をパターニングする技術が開示されている(特許文献1の段落[0031]参照)。また、特許文献2には、フォトリソグラフィーやレーザースクライブにより導電性透明膜に凹凸形状を形成する技術が開示されている(特許文献2の段落[0057]参照)。
特開2006−128227号公報 特開2006−294907号公報
しかし、特許文献1や特許文献2に記載の方法を用いるには、一旦、導電性透明膜を形成した後に、さらに、レーザーの照射工程やマスクの形成工程などが必要である。つまり、導電性透明膜の形成後に、凹凸形状を形成する別の工程が必要である。そのため、製造工程が多い。また、製品の製造コストが高いままであった。
本発明は、前述した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは、凹凸形状を形成する工程の簡略化を図った半導体発光素子の製造方法を提供することである。
第1の態様に係る半導体発光素子の製造方法は、発光層から発せられる光を取り出す光取り出し面を凹凸形状とする凹凸形状形成工程を有する方法である。そして、凹凸形状形成工程は、スパッタリングにより、下地層に、下地層の一部を覆う複数の凸形状部分を有する結晶部分と、下地層の残部および結晶部分を覆う非結晶部分と、が混合している混合層を形成する混合層形成工程と、エッチングにより、混合層から非結晶部分を除去して下地層の残部および結晶部分の凸形状部分を露出させる非結晶部分除去工程と、を有する。
かかる半導体発光素子の製造方法では、結晶部分のエッチングレートが非結晶部分のエッチングレートに比べて極めて小さいことを利用して、凹凸形状の光取り出し面を形成することができる。そして、結晶部分の凸形状部分は極めて小さい。そのため、微細な凹凸形状を形成することができる。
第2の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、混合層形成工程で形成される混合層の材質が、透明な導電性酸化物である。光取り出し面となる電極層から効率よく光を取り出すことができるからである。
第3の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、導電性酸化物は、ITO、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 のいずれか1つである。いずれも、スパッタリングにより混合層を形成することができるからである。
第4の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、混合層形成工程は、不活性ガスに、体積比で0.1%以上1.0%以下の範囲内の酸素ガスを混合した混合ガスを供給ガスとして用いてスパッタリングを行う。結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層を好適に形成することができるからである。
第5の態様に係る半導体発光素子の製造方法において、非結晶部分除去工程では、酸性溶液を用いてウェットエッチングを行う。この弱酸性溶液を用いることで、非結晶部分を溶解するとともに、結晶部分をほとんど溶解しないようにできるからである。
第6の態様に係る半導体発光素子の製造方法にいおて、非結晶部分除去工程では、酸性溶液として、シュウ酸を用いる。非結晶部分除去工程のエッチングに好適であるからである。
第7の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、混合層形成工程は、p型コンタクト層を下地層として混合層を形成する工程であり、非結晶部分除去工程は、p型コンタクト層の残部および結晶部分を露出させる工程であり、p型コンタクト層の残部および結晶部分に凹凸層を形成する凹凸層形成工程を有する。この方法を用いることにより、p型コンタクト層の側に、凹凸形状の光取り出し面を好適に形成することができる。
第8の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、凹凸層は、混合層と同じ材質の非結晶層であり、凹凸層形成工程の後に、結晶部分および凹凸層を200℃以上800℃以下の範囲内の温度で加熱して結晶部分および凹凸層を一体の結晶層とする加熱工程を有する。この方法を用いることにより、一体の結晶層に凹凸形状を形成することができる。
第9の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、凹凸層は、ITO、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 のいずれか1つであって混合層と異なる材質から成る層である。この方法を用いることにより、2層の導電性透明膜が形成される。屈折率を変化させることにより、光取り出し効率が向上する。
第10の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、凹凸形状形成工程は、混合層形成工程の前に、p型コンタクト層の上に結晶層を形成する結晶層形成工程を有する。そして、混合層形成工程では、結晶層を下地層として下地層と同じ材質の混合層を形成する。好適な厚みの結晶層を形成しやすい。
第11の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、結晶層形成工程は、p型コンタクト層の上に非晶質の非結晶層を形成する非結晶層形成工程と、非結晶層を200℃以上800℃以下の範囲内の温度で加熱して結晶層とする加熱工程と、を有する。この方法を用いることにより、好適な結晶層を作成することができる。
第12の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、結晶層形成工程は、p型コンタクト層の上に100℃以上400℃以下の範囲内の温度で結晶層を形成する工程である。これにより、少ない工程で結晶層を形成することができる。
第13の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、凹凸形状形成工程は、非晶質の非結晶層を下地層として形成する非結晶層形成工程と、非結晶層と同じ材質の混合層を形成する混合層形成工程と、非結晶層の一部および非結晶部分を除去する非結晶部分除去工程と、非結晶層の残部および結晶部分を加熱して一体の結晶層とする加熱工程と、を有する。凹凸の大きい凹凸形状を形成することができる。
第14の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、凹凸形状形成工程は、III 族窒化物半導体層を下地層として混合層を形成する混合層形成工程と、混合層から非結晶部分を除去してIII 族窒化物半導体層の残部および結晶部分を露出させる非結晶部分除去工程と、エッチングにより、露出しているIII 族窒化物半導体層の残部を溶解して凹部を形成する半導体エッチング工程と、結晶部分および凹部に凹凸層を形成する凹凸層形成工程と、を有する。この方法を用いることにより、III 族窒化物半導体層に凹部を形成することができるとともに、凹凸形状の光取り出し面を形成することができる。
第15の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、凹凸形状形成工程は、結晶部分および凹凸層を200℃以上800℃以下の範囲内の温度で加熱して結晶部分および凹凸層を一体の結晶層とする加熱工程を有する。これにより、凹凸形状のあるIII 族窒化物半導体層の上に、凹凸形状のある結晶層を1層だけ形成することができる。
第16の態様に係る半導体発光素子の製造方法において、混合層形成工程では、サファイア基板を下地層として混合層を形成し、非結晶部分除去工程では、非結晶部分を除去することによりサファイア基板の残部および結晶部分を露出させる。これにより、サファイア基板に凹凸形状のある結晶層を形成することができる。
第17の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、凹凸形状形成工程は、非結晶部分除去工程の後に、エッチングにより、露出しているサファイア基板の露出箇所を凹部とするサファイアエッチング工程を有する。サファイアおよび結晶部分にわたって凹凸形状が形成されるからである。
第18の態様に係る半導体発光素子の製造方法では、凹凸形状形成工程は、凹凸形状の形成後に、パターニングを行うパターニング工程を有する。これにより、より詳細なパターニングを行うことができる。
第19の態様に係る半導体発光素子の製造方法において、混合層形成工程では、形成する混合層の膜厚を1000Å以上5000Å以下の範囲内とし、成膜圧力を0.1Pa以上0.4Pa以下の範囲内とし、スパッタリングレートを2Å/sec以上10Å/sec以下の範囲内とする。結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層を好適に形成することができるからである。
本発明によれば、凹凸形状を形成する工程の簡略化を図った半導体発光素子の製造方法が提供されている。
実施例1−4に係る発光素子の積層構造を説明するための概略構成図である。 実施例1に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その1)である。 実施例1に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その2)である。 実施例1に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その3)である。 実施例1に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その4)である。 実施例2に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その1)である。 実施例2に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その2)である。 実施例2に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その3)である。 実施例2に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その4)である。 実施例3に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その1)である。 実施例3に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その2)である。 実施例3に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その3)である。 実施例3に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その4)である。 実施例4に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その1)である。 実施例4に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その2)である。 実施例4に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その3)である。 実施例4に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その4)である。 実施例4に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その5)である。 実施例5に係る発光素子の積層構造を説明するための概略構成図である。 実施例5に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その1)である。 実施例5に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その2)である。 実施例5に係る発光素子の製造方法を説明するための概念図(その3)である。
以下、具体的な実施例について、発光素子を例に挙げて図を参照しつつ説明する。しかし、これらの実施例に限定されるものではない。また、後述する発光素子の各層の積層構造および電極構造は、例示である。実施例とは異なる積層構造であってももちろん構わない。そして、それぞれの図における各層の厚みは、概念的に示したものであり、実際の厚みを示しているわけではない。また、各図の凹凸形状については、理解しやすいように大きく描いてある。しかし、実際には、これらの凹凸形状は非常に微細な形状である。
1.半導体発光素子
本実施例に係る半導体発光素子の製造方法により製造される発光素子100を図1により説明する。発光素子100は、フェイスアップ型の半導体発光素子である。発光素子100は、III 族窒化物半導体から成る複数の半導体層を有する。
図1に示すように、発光素子100は、サファイア基板10に、低温バッファ層20と、n型コンタクト層30と、n型ESD層40と、n型SL層50と、発光源であるMQW層(多重量子井戸層)60と、p型クラッド層70と、p型コンタクト層80とを有している。また、n型コンタクト層30には、n電極N1が形成されている。p型コンタクト層80には、p電極P1が形成されている。
サファイア基板10は、MOCVD法により、その一面に上記の各層を形成するためのものである。そして、光取り出し効率を向上させるために、その表面に凹凸加工がされているとよい。また、サファイア以外にも、SiC、ZnO、Si、GaNなどを成長基板として用いてもよい。低温バッファ層20は、サファイア基板10の結晶性を受け継ぎつつ、上層を形成するためのものである。低温バッファ層20の材質は、例えばAlNやGaNである。
n型コンタクト層30は、n電極N1に実際に接触する層である。n型コンタクト層30は、n−GaNから成る層である。そのSi濃度は1×1018/cm3 以上である。また、n型コンタクト層30を、キャリア濃度の異なる複数の層としてもよい。n電極とのオーミック性を向上させるためである。
n型ESD層40は、各半導体層の静電破壊を防止するための静電耐圧層である。n型ESD層40の構造は、ノンドープのGaNとSiドープのn−GaNの積層構造である。Siのドープ量は、キャリア濃度を1×1018/cm3 以上となるようにするとよい。
n型SL層50は、MQW層60に加わる応力を緩和するための歪緩和層である。より具体的には、n型SL層50は、超格子構造を有するn型超格子層である。n型SL層50は、後述するように、InGaNと、GaNと、n−GaNとを積層した単位積層体を繰り返し積層したものである。図1に示すように、n型SL層50は、n型ESD層40とMQW層60との間に位置している。そして、n型ESD層40とMQW層60とに接している。
MQW層60は、電子と正孔とが再結合することで、光を発する発光層である。そのために、MQW層60は、バンドギャップの小さい井戸層と、バンドギャップの大きい障壁層とが交互に形成されている多重量子井戸構造となっている。ここで、井戸層としてInGaNを用いるとともに、障壁層としてAlGaNを用いることができる。このように井戸層は、Inを含んでいる。また、障壁層としてAlInGaNを用いてもよい。もしくは、これらを自由に組み合わせて、4層以上を単位構造として、その単位構造を繰り返すこととしてもよい。
p型クラッド層70は、電子がp型コンタクト層80に拡散するのを防止するためのものである。p型クラッド層70は、p−InGaNから成る層と、p−AlGaNから成る層とを単位構造として、その単位構造を繰り返して形成した層である。その繰り返し回数は、7回である。また、その繰り返し回数を3〜50回の範囲としてもよい。
p型コンタクト層80は、p電極P1と実際に接触する層である。p型コンタクト層80は、Mgをドープしたp−GaNから成る層である。p型コンタクト層80の材質として、その他に、InGaNと、AlGaNと、AlInGaNとのうちのいずれか1つを用いてもよい。p型コンタクト層80は、発光素子100におけるサファイア基板10と反対側の表面に表れている。
ここで、p型コンタクト層80の厚みは、100Å以上1000Å以下の範囲内である。p型コンタクト層80におけるMgドープ量は、1×1019/cm3 以上1×1022/cm3 以下の範囲内である。なお、p型コンタクト層80におけるp電極P1に近い位置ほど、Mgのドープ量を増加させるように複数の層を形成してもよい。
p電極P1は、p型コンタクト層80を覆う導電性透明膜である。p電極P1の表面は、光取り出し面である。そのため、p電極P1の表面には、凹凸形状が形成されている。発光層であるMQW層60から発せられる光を効率よく取り出すためである。そして、p電極P1の材質は、ITOである。また、p電極P1の上に、パッド電極が形成されていてもよい。
2.半導体発光素子の製造方法
本実施例に係る半導体素子の製造方法では、凹凸形状のあるp電極P1を形成する凹凸形状形成工程に特徴がある。ここでは、半導体発光素子の製造方法について説明する。
2−1.半導体層形成工程
有機金属気相成長法(MOCVD法)により、各半導体層の結晶をエピタキシャル成長させた。まず、サファイア基板10をMOCVD炉の内部に配置する。サファイア基板10に、低温バッファ層20と、n型コンタクト層30と、n型ESD層40と、n型SL層50と、MQW層60と、p型クラッド層70と、p型コンタクト層80と、をこの順序で形成する。これにより、サファイア基板10に各半導体層の形成された積層体90が形成される。そして、MOCVD炉から積層体90を取り出す。なお、積層体90に複数の工程が施される。その度に、積層体90に形成されているものは変化する。しかしながら、説明の便宜上、積層体90ということとする。
2−2.凹凸形状形成工程
次に、凹凸形状形成工程を行う。凹凸形状形成工程は、p型コンタクト層80を下地層としてその上にp電極P1を形成する。これにより、p電極P1を形成された積層体90が形成される。この凹凸形状形成工程については、後に詳しく述べる。
2−3.n電極形成工程
次に、p電極P1を形成した積層体90にn電極N1を形成する。そのために、レーザー等で積層体90の一部を抉って、n型コンタクト層30を光取り出し面の側に露出させる。そして露出したn型コンタクト層30の上にn電極N1を形成する。n電極N1として、n型コンタクト層30の側からW層、Ti層、Au層をこの順に形成した。なお、このn電極形成工程と、凹凸形状形成工程とは、実施する順番を入れ替えてもよい。以上により、発光素子100が得られた。
3.凹凸形状形成工程
本実施例では、図1に示した積層体90の表面にp電極P1を形成する凹凸形状形成工程に特徴がある。したがって、ここで凹凸形状形成工程について説明する。この導電層を形成する工程は、混合層形成工程と、非結晶部分除去工程と、凹凸層形成工程と、加熱工程と、パターニング工程とを有している。以下、順番に説明する。
3−1.混合層形成工程
続いて、積層体90に混合層を形成する。そのために、積層体90をスパッタリング用真空チャンバーに入れる。そして、スパッタリングにより、図2に示すように、p型コンタクト層80の上に混合層PC11を形成する。p型コンタクト層80は、スパッタリングにより混合層PC11を形成するための下地層である。
ここで混合層とは、結晶部分と非結晶部分とが混合している層である。混合層における結晶部分は、下地層の種結晶を核として成長する。そのため、結晶部分は、下地層を底面とする複数の凸形状部分を有している。そして、結晶部分は、下地層の表面の一部を覆う。一方、非結晶部分は、結晶部分の凸形状部分を覆うとともに、結晶部分の覆っていない下地層の表面、すなわち、下地層の表面の残部を覆う。
図2に示すように、混合層PC11は、結晶部分PC12と、非結晶部分PC13とが混合した層である。結晶部分PC12は、p型コンタクト層80の表面81の一部81aを覆っている。そして、p型コンタクト層80の表面81の一部81aを底面とする凸形状部分PC12aを有している。結晶部分PC12は、p型コンタクト層80の上の種結晶を核として成長する。そのため、結晶部分PC12の成長の度合いにはばらつきがある。図2では、結晶部分PC12の高さは揃っているが、実際には、それぞれの結晶部分PC12の高さや幅の程度はまちまちである。
一方、非結晶部分PC13は、非晶質状態の部分である。混合層PC11における結晶部分PC12を除いた部分が非結晶部分PC13である。そのため、非結晶部分PC13は、混合層PC11における表面側に位置している。非結晶部分PC13は、図2に示すように、p型コンタクト層80の表面81の残部81bと、結晶部分PC12の凸形状部分PC12aとを覆っている。
本実施例では、p型コンタクト層80の表面81のすべてを結晶部分PC12で覆い尽くさないようにする。後の工程で、非結晶部分PC13を除去して、p型コンタクト層80の表面81の一部81aおよび結晶部分PC12を露出させるためである。
図2の混合層PC11を、スパッタリングにより形成した。この混合層PC11の材質はITOである。そのため、結晶部分PC12は、ITOの結晶でできている。非結晶部分PC13は、ITOの非晶質でできている。本実施例におけるスパッタリングの条件は、次のようなものであった。
[表1]
酸素 1.0 %
膜厚 1000 Å
成膜圧力 0.4 Pa
成膜速度 3 Å/sec
表1に示すように、スパッタリングの際に供給する供給ガスは、不活性ガスであるArに酸素を混合した混合ガスである。そして、その供給ガスにおける酸素の混合比は、体積比で1.0%であった。
表1の条件を用いることで、結晶部分PC11と非結晶部分PC12とが混合した混合状態の層を形成することができる。しかし、この代わりに、表2の範囲でスパッタリング条件を変えてもよい。
[表2]
酸素 0.1〜1.0 %
膜厚 1000〜5000 Å
成膜圧力 0.1〜0.4 Pa
成膜速度 2〜10 Å/sec
つまり、酸素の混合比は、体積比で、0.1%以上1.0%以下の範囲内であればよい。酸素の混合比が、体積比で、0.5%以上1.0%以下の範囲内であると好ましい。また、混合層PC11の膜厚は、1000Å以上5000Å以下であればよい。成膜圧力は、0.1Pa以上0.4Pa以下であればよい。成膜速度、すなわち、スパッタリングレートは、2Å/sec以上10Å/sec以下であればよい。
そして、混合層PC11を形成後の積層体90を、スパッタリング用真空チャンバーの中から取り出す。
3−2.非結晶部分除去工程
続いて、図2の混合層PC11から非結晶部分PC13を除去する。ここでは、シュウ酸エッチングを行う。そのために積層体90をシュウ酸槽の中に浸漬する。ここで、結晶部分PC12は、シュウ酸に溶解しにくい。一方、非結晶部分PC13は、シュウ酸に溶解しやすい。同じ材質でも、原子間の結合力が、結晶部分PC12では大きく、非結晶部分PC13では小さいからである。
これにより、混合層PC11から、p型コンタクト層80の表面81および結晶部分PC12を覆っていた非結晶部分PC13が除去される。この結果、図3に示すように、p型コンタクト層80の表面81の残部81bおよび結晶部分PC12の凸形状部分PC12aが露出する。ただし、実際には、結晶部分PC12の表面もわずかであるが溶解する。
3−3.凹凸層形成工程
次に、非結晶部分PC13を除去した後の積層体90を、再びスパッタリング用真空チャンバーの中に入れる。そして、図3のようにp型コンタクト層80の上に結晶部分PC12が形成されている状態で再びスパッタリングを行う。
これにより、図4に示すように、混合層PC14が形成される。このスパッタリングにより、結晶部分PC12は、やや成長する。そして、結晶部分PC12を覆う非結晶部分PC15が形成される。非結晶部分PC15は、結晶部分PC12の凸形状およびp型コンタクト層80の表面81の残部81bを覆っている。そして、非結晶部分PC15の表面には、結晶部分PC12の凸形状に対応した凹凸形状が形成されている。つまり、非結晶部分PC15は、凹凸形状の形成された凹凸層である。なお、非結晶部分PC15の材質は、結晶部分PC12と同じ材質である。
ここでのスパッタリングの条件は、表1に示した条件と同じものを用いる。もちろん、これ以外の条件で行ってもよい。また、スパッタリングで形成する混合層PC14の材質は、結晶部分PC12の材質と同じである。つまり、ITOである。そして、混合層PC14形成後の積層体90をスパッタリング用真空チャンバーから取り出す。
3−4.加熱工程
次に、混合層PC14形成後の積層体90を加熱炉の内部に入れる。そして、積層体90を加熱する。そのときの炉内温度は、700℃である。この炉内温度は、200℃以上800℃以下の範囲内であるとよい。これにより、混合層PC14が、結晶化する。つまり、結晶部分PC12および非結晶部分PC15は、図5に示すような、一体の結晶層PC16となる。結晶層PC16は、凹凸形状Z10の形成された結晶化ITOである。そして、結晶層PC16の形成された積層体90を加熱炉から取り出す。
3−5.パターニング工程
そして、凹凸形状形成後に、結晶層PC16を形成後の積層体90に各種のパターニングを行う。そのために、塩化鉄系エッチングを行う。以上により、p電極P1を形成した積層体90が得られた。
以上詳細に説明したように、本実施例の発光素子100の製造方法では、p電極P1の形成後に凹凸形状を形成するための工程を必要としない。そのため、工程が少ない。そして、製造コストも低い。また、レーザーを走査する装置がなくとも、発光素子100を製造することができる。
4.製造された発光素子
本実施例の半導体発光素子の製造方法により製造された発光素子100は、図5に示すように、凹凸形状Z10の形成されたp電極P1を有している。p電極P1の凸形状の高さは、必ずしも揃っていない。また、レーザーの走査痕やマスクの痕も残っていない。ただし、後述するレジストマスク工程を行った場合には、平坦部がマスクの痕として残る。それでも、pパッド電極を形成する領域以外の領域には、マスクの痕はない。
5.変形例
5−1.スパッタリングの条件
本実施例では、凹凸層形成工程で行うスパッタリングの条件を、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層が形成される条件とした。つまり、表1や表2に示した条件を用いた。しかし、この工程では凹凸層が形成されれば、混合層を形成する必要はない。つまり、非晶質層や結晶層を形成してもよい。そのため、非晶質層を形成するスパッタリング条件や結晶層を形成するスパッタリング条件を用いてもよい。
5−2.導電性酸化物
本実施例では、p電極P1として、透明な導電性酸化物であるITOを用いた。しかし、ITOの他に、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 の透明な導電性酸化物を用いることができる。これらの導電性酸化物についても、供給ガスとして、不活性ガスと酸素ガスとの混合ガスを用いることにより、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層が形成できることに変わりないからである。
5−3.2層の導電性透明膜
本実施例では、混合層形成工程で形成する混合層PC11の材質と、凹凸層形成工程で形成する非結晶部分PC15の材質とは、同じ材質のものとした。しかし、結晶部分PC12と、非結晶部分PC15とで、異なる材質のものを用いてもよい。その場合には、図4のような形状をした2層の導電性透明膜が形成されることとなる。そして、これらの層の材質として、ITO、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 のうちから、2種類を選択すればよい。
5−4.レジストマスク形成工程
非結晶部分除去工程の前に、レジストマスクを形成するレジストマスク形成工程を行ってもよい。レジストマスクを形成することにより、p電極P1に平坦部を形成することができる。例えば、pパッド電極を形成する箇所として、平坦部を形成すると良い。
6.まとめ
以上詳細に説明したように、本実施例の発光素子100の製造方法では、凹凸形状形成工程に特徴がある。この凹凸形状形成工程は、混合層形成工程と、非結晶部分除去工程とを有する。混合層形成工程では、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層を形成する。そして、非結晶部分除去工程では、非結晶部分を除去してp型コンタクト層を部分的に露出させる。そして、再度混合層を形成することにより、凹凸形状の形成されたp電極P1を形成することができる。
実施例2について説明する。本実施例の発光素子の構成は、実施例1の発光素子100の構成と同じである。本実施例の発光素子100の製造方法は、実施例1の発光素子100の製造方法と凹凸形状形成工程のみが異なる。したがって、その異なる凹凸形状形成工程のみについて説明する。
1.凹凸形状形成工程
本実施例の凹凸形状形成工程は、非結晶層形成工程と、加熱工程と、混合層形成工程と、非結晶部分除去工程と、パターニング工程とを有する。以下、これらの各工程について説明する。
1−1.非結晶層形成工程
まず、積層体90をスパッタリング用真空チャンバーの内部に入れる。そして、スパッタリングにより、図6に示すように、積層体90のp型コンタクト層80の上に非結晶層PC21を形成する。非結晶層PC21は、非晶質のITOからなる層である。そして、非結晶層PC21を形成した積層体90をスパッタリング用真空チャンバーから取り出す。
1−2.加熱工程
次に、非結晶層PC21の形成された積層体90を加熱炉に入れる。そして、積層体90を加熱する。これにより、非結晶層PC21も加熱される。その炉内温度は、700℃である。また、炉内温度については、200℃以上800℃以下の範囲内で変えてもよい。これにより、非結晶層PC21は結晶化する。そして、非結晶層PC21は、図7に示すように、結晶層PC22となる。つまり、p型コンタクト層80の上に結晶層PC22が形成される。そしてその積層体90を加熱炉から取り出す。これらの非結晶層形成工程および加熱工程は、結晶層PC22を形成するための結晶層形成工程である。
1−3.混合層形成工程
次に、結晶層PC22の形成された積層体90を再びスパッタリング用真空チャンバーに入れる。そして、スパッタリングにより、図8に示すように、結晶層PC22の上に混合層PC23を形成する。ここで、混合層PC23を形成するための下地層は、結晶層PC22である。混合層PC23の材質は、結晶層PC22の材質と同じITOである。このときのスパッタリングの条件は、表1の場合と同様である。または、表2の範囲内で変えてもよい。これにより、結晶層PC22の上に結晶部分PC24と非結晶部分PC25とが形成される。
ここで、結晶部分および非結晶部分が覆う領域については、実施例1の場合と同様である。つまり、結晶部分PC24は、下地層である結晶層PC22の表面281の一部281aを覆うとともに、複数の凸形状部分PC24aを有している。一方、非結晶部分PC25は、結晶部分PC24の凸形状部分PC24aを覆うとともに、結晶部分PC24の覆っていない結晶層PC22の表面281の残部281bを覆っている。そして、混合層PC23の形成された積層体90をスパッタリング用真空チャンバーから取り出す。
1−4.非結晶部分除去工程
次に、混合層PC23の形成された積層体90をシュウ酸槽に入れる。このシュウ酸エッチングにより、実施例1の場合と同様に、非結晶部分PC25が除去される。前述したようにシュウ酸は弱酸性である。そのため、結晶部分PC24はほとんど溶けない。そのため、図9に示すように、下地層である結晶層PC26の表面282の残部282bと、結晶層PC27の凸形状部分PC27aとが露出する。結晶層PC26、PC27は、結晶化されたITOである。
1−5.パターニング工程
そして、凹凸形状形成後に、結晶層PC26、PC27を形成後の積層体90に各種のパターニングを行う。そのために、塩化鉄系エッチングを行う。以上により、p電極P1を形成した積層体90が得られた。
以上詳細に説明したように、本実施例の発光素子100の製造方法では、p電極P1の形成後に凹凸形状を形成するための工程を必要としない。そのため、工程が少ない。そして、製造コストも低い。また、レーザーを走査する装置がなくとも、発光素子100を製造することができる。
2.製造された発光素子
本実施例の半導体発光素子の製造方法により製造された発光素子100は、図9に示すように、凹凸形状Z20の形成されたp電極P1を有している。p電極P1の凸形状の高さは、必ずしも揃っていない。また、レーザーの走査痕やマスクの痕も残っていない。ただし、後述するレジストマスク工程を行った場合には、平坦部がマスクの痕として残る。それでも、pパッド電極を形成する領域以外の領域には、マスクの痕はない。
また、p電極P1の凹凸形状Z20は、図9に示すように、ITOの結晶層PC27の凸形状部分PC27aと、ITOの結晶層PC26の表面281の残部282bとで形成されている。残部282bは、平坦部である。つまり、本実施例のp電極P1の凹凸形状Z20は、平坦部(残部282b)と平坦部から外側に向かって凸となっている凸形状部(凸形状部分27a)とからなっている。
3.変形例
3−1.導電性酸化物
本実施例では、p電極P1として、透明な導電性酸化物であるITOを用いた。しかし、ITOの他に、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 の透明な導電性酸化物を用いることができる。これらの導電性酸化物についても、供給ガスとして、不活性ガスと酸素ガスとの混合ガスを用いることにより、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層が形成できることに変わりないからである。
3−2.2層の導電性透明膜
本実施例では、非結晶層形成工程で形成する非結晶層PC21の材質と、混合層形成工程で形成する混合層PC23の材質とは、同じ材質のものとした。しかし、非結晶層PC21と、混合層PC23とで、異なる材質のものを用いてもよい。その場合には、図9のような形状をした2層の導電性透明膜が形成されることとなる。そして、これらの層の材質として、ITO、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 のうちから、2種類を選択すればよい。
3−3.レジストマスク形成工程
非結晶部分除去工程の前に、レジストマスクを形成するレジストマスク形成工程を行ってもよい。レジストマスクを形成することにより、p電極P1に平坦部を形成することができる。例えば、pパッド電極を形成する箇所として、平坦部を形成すると良い。
3−4.結晶層形成工程
本実施例では、非結晶層形成工程により非結晶層PC21を形成し、加熱工程によりその非結晶層PC21を結晶層PC22とした。しかし、これらの工程の代わりに、非結晶層PC21を形成することなく、直接に結晶層PC22を形成してもよい。そのためには、例えば、真空チャンバー内の温度を100℃以上400℃以下として、その条件下で結晶層PC22を形成することとすればよい。
4.まとめ
以上詳細に説明したように、本実施例の発光素子100の製造方法では、凹凸形状形成工程に特徴がある。この凹凸形状形成工程は、混合層形成工程と、非結晶部分除去工程とを有する。混合層形成工程では、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層を形成する。そして、非結晶部分除去工程では、非結晶部分を除去して下地層の結晶層を部分的に露出させる。これにより、凹凸形状の形成されたp電極P1を形成することができる。
実施例3について説明する。本実施例の発光素子の構成は、実施例1の発光素子100の構成と同じである。本実施例の発光素子100の製造方法は、実施例1の発光素子100の製造方法と凹凸形状形成工程のみが異なる。したがって、その異なる凹凸形状形成工程のみについて説明する。
1.凹凸形状形成工程
本実施例の凹凸形状形成工程では、非結晶層形成工程と、混合層形成工程と、非結晶部分除去工程と、加熱工程と、パターニング工程とを有する。以下、これらの各工程について説明する。
1−1.非結晶層形成工程
まず、積層体90をスパッタリング用真空チャンバーの内部に入れる。そして、スパッタリングにより、図10に示すように、積層体90のp型コンタクト層80の上に非結晶層PC31を形成する。ここで、非結晶層PC31は、後の混合層形成工程で下地層とするための層である。非結晶層PC31は、非晶質のITOからなる層である。これは、通常のスパッタリング条件により行う。この通常のスパッタリング条件はもちろん公知である。
1−2.混合層形成工程
次に、図11に示すように、非結晶層PC31の形成された積層体90に混合層PC32を形成する。混合層PC32の材質は、非結晶層PC31の材質と同じITOである。その際のスパッタリングの条件は、表1に示した条件と同様である。もしくは、表2に示した範囲から選んでもよい。これにより、非結晶層PC31を下地層としてその上に結晶部分PC33および非結晶部分PC34が形成される。
ここで、結晶部分および非結晶部分が覆う領域については、実施例1の場合と同様である。つまり、結晶部分PC33は、下地層である非結晶層PC31の表面381の一部381aを覆うとともに、複数の凸形状部分PC33aを有している。一方、非結晶部分PC34は、結晶部分PC33の凸形状部分PC33aを覆うとともに、結晶部分PC33の覆っていない非結晶層PC31の表面381の残部381bを覆っている。そして、混合層PC32の形成された積層体90をスパッタリング用真空チャンバーから取り出す。
1−3.非結晶部分除去工程
次に、混合層PC32の形成された積層体90をシュウ酸槽に入れる。このシュウ酸エッチングにより、実施例1の場合と同様に、非結晶部分PC34が除去される。前述したようにシュウ酸は弱酸性である。そのため、結晶部分PC33はほとんど溶けない。
そして、このシュウ酸エッチングにより、図11に示した非結晶部分PC31も部分的に除去される。非結晶部分PC31の溶解する箇所は、結晶部分PC33で覆われていない、非結晶層PC31の表面381の残部381bである。そのため、図12に示すように、p型コンタクト層80の上に非結晶部分PC35および結晶部分PC33が形成される。
この非結晶部分PC35の一部は、結晶部分PC33に覆われたままである。非結晶部分PC35の残部は露出する。そして露出した非結晶部分PC35の残部には、凹部X31が形成される。このとき、非結晶部分PC35および結晶部分PC33にわたって凹凸形状が形成されている。そして、結晶部分PC33の凸形状部分PC33aおよび非結晶部分PC35の凹部X31が露出している。
1−4.加熱工程
次に、非結晶層PC35および結晶部分PC33の形成された積層体90を加熱炉に入れる。そして、その積層体90を加熱する。これにより、非結晶層PC53および結晶部分PC33も加熱される。その炉内温度は、700℃である。また、炉内温度については、200℃以上800℃以下の範囲内で変えてもよい。これにより、図13に示すように、非結晶層PC35および結晶部分PC33は、一体の結晶層PC36となる。結晶層PC36の表面には、もちろん、凹凸形状Z30が形成されている。そして、結晶層PC36の形成された積層体90を加熱炉から取り出す。
1−5.パターニング工程
そして、凹凸形状形成後に、結晶層PC36を形成後の積層体90に各種のパターニングを行う。そのために、塩化鉄系エッチングを行う。以上により、p電極P1を形成した積層体90が得られた。
以上詳細に説明したように、本実施例の発光素子100の製造方法では、p電極P1の形成後に凹凸形状を形成するための工程を必要としない。そのため、工程が少ない。そして、製造コストも低い。また、レーザーを走査する装置がなくとも、発光素子100を製造することができる。
2.製造された発光素子
本実施例の半導体発光素子の製造方法により製造された発光素子100は、図13に示すように、凹凸形状Z30の形成されたp電極P1を有している。p電極P1の凸形状の高さは、必ずしも揃っていない。また、レーザーの走査痕やマスクの痕も残っていない。ただし、後述するレジストマスク工程を行った場合には、平坦部がマスクの痕として残る。それでも、pパッド電極を形成する領域以外の領域には、マスクの痕はない。また、凹部X31が深く形成されているため、凹凸形状Z30の凹凸は他の実施例に比べて大きい。
3.変形例
3−1.導電性酸化物
本実施例では、p電極P1として、透明な導電性酸化物であるITOを用いた。しかし、ITOの他に、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 の透明な導電性酸化物を用いることができる。これらの導電性酸化物についても、供給ガスとして、不活性ガスと酸素ガスとの混合ガスを用いることにより、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層が形成できることに変わりないからである。
3−2.2層の導電性透明膜
本実施例では、非結晶層形成工程で形成する非結晶層PC31の材質と、混合層形成工程で形成する混合層PC32の材質とは、同じ材質のものとした。しかし、非結晶層PC31と、混合層PC32とで、異なる材質のものを用いてもよい。その場合には、図12のような形状をした2層の導電性透明膜が形成されることとなる。そして、これらの層の材質として、ITO、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 のうちから、2種類を選択すればよい。
3−3.レジストマスク形成工程
非結晶部分除去工程の前に、レジストマスクを形成するレジストマスク形成工程を行ってもよい。レジストマスクを形成することにより、p電極P1に平坦部を形成することができる。例えば、pパッド電極を形成する箇所として、平坦部を形成すると良い。
4.まとめ
以上詳細に説明したように、本実施例の発光素子100の製造方法では、凹凸形状形成工程に特徴がある。この凹凸形状形成工程は、混合層形成工程と、非結晶部分除去工程とを有する。混合層形成工程では、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層を形成する。そして、非結晶部分除去工程では、結晶部分PC33を残して、上層の非結晶部分PC34と、下地層の非結晶部分PC31の一部とを除去する。そして、加熱して結晶化することにより、凹凸形状の形成されたp電極P1を形成することができる。
実施例4について説明する。本実施例の発光素子の構成は、実施例1の発光素子100の構成と同じである。本実施例の発光素子100の製造方法は、実施例1の発光素子100の製造方法と凹凸形状形成工程のみが異なる。したがって、その異なる凹凸形状形成工程のみについて説明する。
1.凹凸形状形成工程
本実施例の凹凸形状形成工程では、混合層形成工程と、非結晶部分除去工程と、半導体エッチング工程と、凹凸層形成工程と、加熱工程と、パターニング工程とを有する。以下、これらの各工程について説明する。
1−1.混合層形成工程
まず、積層体90をスパッタリング用真空チャンバーの中に入れる。次に、スパッタリングにより、図14に示すように、p型コンタクト層80を下地層としてその上に混合層PC41を形成する。その際のスパッタリングの条件は、表1の条件と同様である。もしくは、表2の範囲の条件を用いてもよい。これにより、p型コンタクト層80の上に結晶部分PC42と非結晶部分PC43とが形成される。
ここで、結晶部分および非結晶部分が覆う領域については、実施例1の場合と同様である。つまり、結晶部分PC42は、p型コンタクト層80の表面481の一部481aを覆うとともに、複数の凸形状部分PC42aを有している。一方、非結晶部分PC43は、結晶部分PC42の凸形状部分PC42aを覆うとともに、結晶部分PC42の覆っていないp型コンタクト層80の表面481の残部481bを覆っている。そして、混合層PC41の形成された積層体90をスパッタリング用真空チャンバーから取り出す。
1−2.非結晶部分除去工程
次に、混合層PC41の形成された積層体90をシュウ酸槽に入れる。このシュウ酸エッチングにより、実施例1の場合と同様に、非結晶部分PC43が除去される。前述したようにシュウ酸は弱酸性である。そのため、結晶部分PC42はほとんど溶けない。そのため、p型コンタクト層80の上に図15に示すような結晶部分PC42が残留する。そして、p型コンタクト層80の表面481の残部481bと、結晶層PC42の凸形状部分PC42aとが露出する。
1−3.半導体エッチング工程
次に、結晶部分PC42の残留している積層体90をエッチング液槽に入れる。エッチング液槽には、例えば、TMAH(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド)が入っている。もしくは、これ以外の公知のエッチング液を用いてもよい。
これにより、p型コンタクト層80の露出している露出箇所が部分的に溶解する。一方、結晶部分PC42は溶解しない。そのため、結晶部分PC42で覆われている箇所は、溶解しない。つまり、結晶部分PC42がマスクとなって、その下のp型コンタクト層80の露出していない箇所は溶解しないのである。
これにより、図16に示すように、p型コンタクト層80には凹部が形成される。その凹部の形成箇所はもちろん、結晶部分PC42で覆われていない箇所である。その結果、積層体90の表面にはp型コンタクト層80および結晶部分PC42にわたる凹凸形状が形成されている。
1−4.凹凸層形成工程
次に、凹凸形状の形成された積層体90を、再びスパッタリング用真空チャンバーの中に入れる。そして、スパッタリングにより、積層体90のp型コンタクト層80の上に混合層PC44を形成する。
これにより、図17に示すように、混合層PC14が形成される。このスパッタリングにより、結晶部分PC42は、やや成長する。そして、結晶部分PC42を覆う非結晶部分PC45が形成される。非結晶部分PC45は、結晶部分PC42の凸形状およびp型コンタクト層80の凹部を覆っている。そして、非結晶部分PC45の表面には、結晶部分PC42の凸形状に対応した凹凸形状が形成されている。つまり、非結晶部分PC45は、凹凸形状の形成された凹凸層である。
ここでのスパッタリングの条件は、表1に示した条件と同じものを用いる。もちろん、これ以外の条件で行ってもよい。また、非結晶部分PC45の材質は、結晶部分PC42の材質と同じである。つまり、ITOである。そして、混合層PC44形成後の積層体90をスパッタリング用真空チャンバーから取り出す。
1−5.加熱工程
次に、混合層PC44を形成された積層体90を加熱炉に入れる。そして、その積層体90を加熱する。これにより、結晶部分PC42および非結晶部分PC45も加熱される。その炉内温度は、700℃である。また、炉内温度については、200℃以上800℃以下の範囲内で変えてもよい。これにより、図18に示すように、結晶部分PC42および非結晶部分PC45は、一体の結晶層PC46となる。結晶層PC46の表面には、もちろん凹凸形状Z40が形成されている。そして、結晶層PC46の形成された積層体90を加熱炉から取り出す。
1−6.パターニング工程
そして、凹凸形状形成後に、結晶層PC46を形成後の積層体90に各種のパターニングを行う。そのために、塩化鉄系エッチングを行う。以上により、p電極P1を形成した積層体90が得られた。
以上詳細に説明したように、本実施例の発光素子100の製造方法では、p電極P1の形成後に凹凸形状を形成するための工程を必要としない。そのため、工程が少ない。そして、製造コストも低い。また、レーザーを走査する装置がなくとも、発光素子100を製造することができる。
2.製造された発光素子
本実施例の半導体発光素子の製造方法により製造された発光素子100は、図18に示すように、凹凸形状Z40の形成されたp電極P1を有している。p電極P1の凸形状の高さは、必ずしも揃っていない。また、レーザーの走査痕やマスクの痕も残っていない。ただし、後述するレジストマスク工程を行った場合には、平坦部がマスクの痕として残る。それでも、pパッド電極を形成する領域以外の領域には、マスクの痕はない。
また、本実施例のp電極P1は、図18に示すように、凹部X41を有している。凹部X41は、p型コンタクト層80の側からみて凹んでいる。そして、凹部X41におけるp型コンタクト層80からみて最も遠い位置には、平坦部X42が形成されている。そして、p電極P1には、発光素子100の外側に向かって突出する凸部X43が形成されている。そして、凸部X43の頂部X43aは、図18において平坦部X42の上方に位置している。つまり、頂部X43aからp型コンタクト層80の形成面X44に垂線LLを下ろしたときに、その垂線LLと交わる位置に、平坦部X42は位置している。
3.変形例
3−1.スパッタリングの条件
本実施例では、凹凸層形成工程で行うスパッタリングの条件を、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層が形成される条件とした。つまり、表1や表2に示した条件を用いた。しかし、この工程では凹凸層が形成されれば、混合層を形成する必要はない。つまり、非晶質層や結晶層を形成してもよい。そのため、非晶質層を形成するスパッタリング条件や結晶層を形成するスパッタリング条件を用いてもよい。
3−2.導電性酸化物
本実施例では、p電極P1として、透明な導電性酸化物であるITOを用いた。しかし、ITOの他に、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 の透明な導電性酸化物を用いることができる。これらの導電性酸化物についても、供給ガスとして、不活性ガスと酸素ガスとの混合ガスを用いることにより、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層が形成できることに変わりないからである。
3−3.2層の導電性透明膜
本実施例では、混合層形成工程で形成する混合層PC41の材質と、凹凸層形成工程で形成する非結晶部分PC45の材質とは、同じ材質のものとした。しかし、結晶部分PC42と、非結晶部分PC45とで、異なる材質のものを用いてもよい。その場合には、図17のような形状をした2層の導電性透明膜が形成されることとなる。そして、これらの層の材質として、ITO、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 のうちから、2種類を選択すればよい。
3−4.レジストマスク形成工程
非結晶部分除去工程の前に、レジストマスクを形成するレジストマスク形成工程を行ってもよい。レジストマスクを形成することにより、p電極P1に平坦部を形成することができる。例えば、pパッド電極を形成する箇所として、平坦部を形成すると良い。
3−5.GaN基板エッチング工程
本実施例では、半導体エッチング工程によりp型コンタクト層80をエッチングすることとした。しかし、成長基板としてGaN基板を用いた場合には、本実施例と同様の工程により、GaN基板に凹凸形状を形成することができる。そのため、GaN基板を用いたフリップチップにも、適用することができる。
4.まとめ
以上詳細に説明したように、本実施例の発光素子100の製造方法では、凹凸形状形成工程に特徴がある。この凹凸形状形成工程は、混合層形成工程と、非結晶部分除去工程と、凹凸層形成工程とを有する。混合層形成工程では、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層を形成する。そして、非結晶部分除去工程では、非結晶部分を除去してp型コンタクト層を部分的に露出させるとともに、そのp型コンタクト層の露出部分をもエッチングして、p型コンタクト層に凹部を形成する。そして、凹凸層形成工程では、凹部の形成されたp型コンタクト層および結晶部分に、さらに、スパッタリングを行うことで凹凸層を形成する。これにより、凹凸形状の形成されたp電極P1を形成することができる。
実施例5について説明する。本実施例に係る発光素子は、サファイア基板の側に光取り出し面を有するフリップチップ型の半導体発光素子である。実施例1から実施例4まででは、p型コンタクト層80の側に凹凸形状を形成することとした。本実施例では、後述するように、サファイア基板の側に凹凸形状を形成することに特徴がある。
1.半導体発光素子
本実施例に係る半導体発光素子の製造方法により製造される発光素子200を図19に示す。発光素子200は、III 族窒化物半導体から成る層を有する。図19に示すように、発光素子200は、サファイア基板210に、低温バッファ層220と、n型コンタクト層230と、n型ESD層240と、n型SL層250と、MQW層260と、p型クラッド層270と、p型コンタクト層280とがこの順序で形成されたものである。また、n型コンタクト層230には、n電極N2が形成されている。p型コンタクト層80には、p電極P2が形成されている。
そして、サファイア基板210の図19中の下側、すなわち半導体層の形成されていない側の面には、凹凸形状の結晶層Lが形成されている。結晶層Lの表面は、凹凸形状の光取り出し面である。
そのため、p電極P2には光取り出し面がない。したがって、p電極P2は透明膜である必要はない。ただし、光取り出し面側に光を反射するために、p電極P2の材質として、光を反射するとともに導電性のものを用いる。p電極P2の材質として、例えば、Ag、Ag合金が挙げられる。
2.半導体発光素子の製造方法
2−1.凹凸形状形成工程
サファイア基板210の一方の面に、後述するように結晶層Lを形成する。この結晶層Lの表面には、もちろん、凹凸形状が形成されている。
2−2.半導体層形成工程
次に、結晶層Lを形成済みのサファイア基板210をMOCVD炉の内部に入れる。サファイア基板210における結晶層Lの形成されていない側の面に、低温バッファ層220と、n型コンタクト層230と、n型ESD層240と、n型SL層250と、MQW層260と、p型クラッド層270と、p型コンタクト層280とを、この順で形成する。これにより、積層体290が形成される。
2−3.電極形成工程
次に、積層体290にp電極P2およびn電極N2を形成する。n電極N2については、実施例1のn電極N1の形成方法と同様に形成すればよい。
3.凹凸形状形成工程
本実施例の凹凸形状形成工程は、混合層形成工程と、非結晶部分除去工程とを有する。したがって、以下、各工程について説明する。
3−1.混合層形成工程
まず、サファイア基板210を、スパッタリング用真空チャンバーの内部に入れる。そして、図20に示すように、サファイア基板210を下地層としてその上に混合層PC51を形成する。その際のスパッタリングの条件は、表1の場合と同様である。また、表2の範囲内で条件を選んでもよい。これにより、サファイア基板210の上に結晶部分PC52と非結晶部分PC53とが形成される。
ここで、結晶部分および非結晶部分が覆う領域については、実施例1の場合と同様である。つまり、結晶部分PC52は、下地層であるサファイア基板210の表面581の一部581aを覆うとともに、複数の凸形状部分PC52aを有している。一方、非結晶部分PC53は、結晶部分PC52の凸形状部分PC52aを覆うとともに、結晶部分PC52の覆っていないサファイア基板210の表面581の残部581bを覆っている。そして、混合層PC51の形成されたサファイア基板210をスパッタリング用真空チャンバーから取り出す。
3−2.非結晶部分除去工程
次に、混合層PC51の形成されたサファイア基板210をシュウ酸槽に入れる。このシュウ酸エッチングにより、実施例1の場合と同様に、非結晶部分PC53が除去される。前述したようにシュウ酸は弱酸性である。そのため、結晶部分PC52はほとんど溶けない。そのため、図21のように、結晶部分PC52の凸形状部分PC52aおよびサファイア基板210の表面581の残部581bが露出する。
これにより、凹凸形状Z50の形成されたサファイア基板210が製造される。凹凸形状Z50は、結晶部分PC52の凸形状部分PC52aと、サファイア基板20の残部581bとにわたって形成されている。なお、この結晶部分PC52は、結晶層Lである。
そして、結晶層Lの形成されたサファイア基板210に、半導体層形成工程と、電極形成工程とを実施することにより、発光素子200が製造される。
以上詳細に説明したように、本実施例の発光素子200の製造方法では、容易に、サファイア基板210に凹凸形状を形成することができる。また、レーザーを走査する装置がなくとも、発光素子200を製造することができる。
4.製造された発光素子
本実施例の半導体発光素子の製造方法により製造された発光素子200は、図21に示すように、凹凸形状Z50の形成されたサファイア基板210を有している。結晶層Lの凸形状の高さは、必ずしも揃っていない。また、レーザーの走査痕やマスクの痕も残っていない。
5.変形例
5−1.導電性酸化物
本実施例では、結晶層Lとして、透明な導電性酸化物であるITOを用いた。しかし、ITOの他に、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 の透明な導電性酸化物を用いることができる。これらの導電性酸化物についても、供給ガスとして、不活性ガスと酸素ガスとの混合ガスを用いることにより、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層が形成できることに変わりないからである。
5−2.実施する工程の順序
本実施例では、サファイア基板210に結晶層Lを形成する凹凸形状形成工程を行った後に、半導体層形成工程および電極形成工程を行った。しかし、これらの工程の順序を入れ替えてもかまわない。凹凸形状形成工程を、半導体層形成工程の後であって電極形成工程の前に行うこととしてもよい。また、電極形成工程の後に凹凸形状形成工程を行うこととしてもよい。
5−3.サファイアエッチング工程
本実施例では、結晶層Lを凹凸形状とした。しかし、露出しているサファイア基板210にエッチングを施すことにより、図22に示すように、サファイア基板210の露出している露出箇所に凹部を形成することとしてもよい。つまり、非結晶部分除去工程の後に、サファイアエッチング工程を行うこととすればよい。
サファイアエッチング工程では、結晶部分PC52の形成されたサファイア基板210をエッチング液槽に浸漬する。このエッチング液槽には、例えば、硫酸と燐酸との混合液が入っている。または、塩酸と燐酸との混合液が入っている。または、これ以外の公知のエッチング液を用いてもよい。また、Clガスなどを用いたドライエッチングを行ってもよい。ここで、結晶部分PC52をマスクとし、サファイアを溶解させる。
そのため、図22に示すように、サファイア基板210における露出箇所に凹部X51が形成される。これにより、サファイア基板210の凹部X51と、結晶部分PC52の凸形状部分PC52aとにわたる凹凸形状Z60が形成される。なお、結晶部分PC52は、サファイアエッチング工程にて除去してもよい。
6.まとめ
以上詳細に説明したように、本実施例の発光素子200の製造方法では、凹凸形状形成工程に特徴がある。この凹凸形状形成工程は、混合層形成工程と、非結晶部分除去工程とを有する。混合層形成工程では、結晶部分と非結晶部分とが混合した混合層を形成する。そして、非結晶部分除去工程では、非結晶部分を除去してサファイア基板210を部分的に露出させる。これにより、サファイア基板210に凹凸形状の形成された発光素子200を形成することができる。
なお、以上に説明した実施例1から実施例5までは単なる例示にすぎない。したがって当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。積層体の積層構造については、必ずしも図に示したものに限らない。積層構造や各層の繰り返し回数等、任意に選択してよい。また、有機金属気相成長法(MOCVD法)に限らない。キャリアガスを用いて結晶を成長させる方法であれば、他の方法を用いてもよい。また、液相エピタキシー法、分子線エピタキシー法等、その他のエピタキシャル成長法により半導体層を形成することとしてもよい。さらに、必ずしもIII 族窒化物半導体に限らず、その他の半導体発光素子を製造する場合に用いてもよい。
10、210…サファイア基板
20、220…低温バッファ層
30、230…n型コンタクト層
40、240…n型ESD層
50、250…n型SL層
60、260…MQW層
70、270…p型クラッド層
80、280…p型コンタクト層
90、290…積層体
100、200…発光素子
81、281、282、381、481、581…表面
81a、281a、282a、381a、481a、581a…一部
81b、281b、282b、381b、481b、581b…残部
N1、N2…n電極
P1、P2…p電極
PC11、PC14、PC23、PC32、PC41、PC44、PC51…混合層
PC12、PC24、PC33、PC42、PC52…結晶部分
PC13、PC15、PC25、PC34、PC43、PC45、PC53…非結晶部分
PC16、PC22、PC26、PC27、PC36、PC46、L…結晶層
PC21、PC31、PC35…非結晶層
PC12a、PC27a、PC33a、PC42a、PC52a…凸形状部分
Z10、Z20、Z30、Z40、Z50、Z60…凹凸形状

Claims (19)

  1. 発光層から発せられる光を取り出す光取り出し面を凹凸形状とする凹凸形状形成工程を有する半導体発光素子の製造方法において、
    前記凹凸形状形成工程は、
    スパッタリングにより、下地層に、前記下地層の一部を覆う複数の凸形状部分を有する結晶部分と、前記下地層の残部および前記結晶部分を覆う非結晶部分と、が混合している混合層を形成する混合層形成工程と、
    エッチングにより、前記混合層から前記非結晶部分を除去して前記下地層の残部および前記結晶部分の凸形状部分を露出させる非結晶部分除去工程と、
    を有することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記混合層形成工程で形成される前記混合層の材質が、
    透明な導電性酸化物であること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  3. 請求項2に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記導電性酸化物は、
    ITO、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 のいずれか1つであること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記混合層形成工程は、
    不活性ガスに、体積比で0.1%以上1.0%以下の範囲内の酸素ガスを混合した混合ガスを供給ガスとして用いてスパッタリングを行うこと
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記非結晶部分除去工程では、
    酸性溶液を用いてウェットエッチングを行うこと
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  6. 請求項5に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記非結晶部分除去工程では、
    前記酸性溶液として、シュウ酸を用いること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記混合層形成工程は、
    p型コンタクト層を下地層として混合層を形成する工程であり、
    前記非結晶部分除去工程は、
    前記p型コンタクト層の残部および前記結晶部分を露出させる工程であり、
    前記p型コンタクト層の残部および前記結晶部分に凹凸層を形成する凹凸層形成工程を有すること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  8. 請求項7に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記凹凸層は、
    前記混合層と同じ材質の非結晶層であり、
    前記凹凸層形成工程の後に、
    前記結晶部分および前記凹凸層を200℃以上800℃以下の範囲内の温度で加熱して前記結晶部分および前記凹凸層を一体の結晶層とする加熱工程を有すること、
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  9. 請求項7に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記凹凸層は、
    ITO、ICO、IZO、ZnO、TiO2 、NbTiO2 、TaTiO2 のいずれか1つであって前記混合層と異なる材質から成る層であること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  10. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記凹凸形状形成工程は、
    前記混合層形成工程の前に、p型コンタクト層の上に結晶層を形成する結晶層形成工程を有し、
    前記混合層形成工程では、
    前記結晶層を前記下地層として前記下地層と同じ材質の混合層を形成すること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  11. 請求項10に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記結晶層形成工程は、
    前記p型コンタクト層の上に非晶質の非結晶層を形成する非結晶層形成工程と、
    前記非結晶層を200℃以上800℃以下の範囲内の温度で加熱して結晶層とする加熱工程と、
    を有することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  12. 請求項10に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記結晶層形成工程は、
    前記p型コンタクト層の上に100℃以上400℃以下の範囲内の温度で結晶層を形成する工程であること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  13. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記凹凸形状形成工程は、
    非晶質の非結晶層を前記下地層として形成する非結晶層形成工程と、
    前記非結晶層と同じ材質の混合層を形成する混合層形成工程と、
    前記非結晶層の一部および前記非結晶部分を除去する非結晶部分除去工程と、
    前記非結晶層の残部および前記結晶部分を加熱して一体の結晶層とする加熱工程と、
    を有することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  14. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記凹凸形状形成工程は、
    III 族窒化物半導体層を前記下地層として混合層を形成する混合層形成工程と、
    前記混合層から前記非結晶部分を除去して前記III 族窒化物半導体層の残部および前記結晶部分を露出させる非結晶部分除去工程と、
    エッチングにより、露出している前記III 族窒化物半導体層の残部を溶解して凹部を形成する半導体エッチング工程と、
    前記結晶部分および前記凹部に凹凸層を形成する凹凸層形成工程と、
    を有することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  15. 請求項14に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記凹凸形状形成工程は、
    前記結晶部分および前記凹凸層を200℃以上800℃以下の範囲内の温度で加熱して前記結晶部分および前記凹凸層を一体の結晶層とする加熱工程を有すること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  16. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記混合層形成工程では、
    サファイア基板を前記下地層として混合層を形成し、
    前記非結晶部分除去工程では、
    前記非結晶部分を除去することにより前記サファイア基板の残部および前記結晶部分を露出させること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  17. 請求項16に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記凹凸形状形成工程は、
    前記非結晶部分除去工程の後に、
    エッチングにより、露出している前記サファイア基板の露出箇所を凹部とするサファイアエッチング工程を有すること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  18. 請求項7から請求項15までのいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記凹凸形状形成工程は、
    前記凹凸形状の形成後に、
    パターニングを行うパターニング工程を有すること
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  19. 請求項1から請求項18までのいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法において、
    前記混合層形成工程では、
    形成する前記混合層の膜厚を1000Å以上5000Å以下の範囲内とし、
    成膜圧力を0.1Pa以上0.4Pa以下の範囲内とし、
    スパッタリングレートを2Å/sec以上10Å/sec以下の範囲内とすること、
    を特徴とする半導体発光素子の製造方法。
JP2012021700A 2012-02-03 2012-02-03 半導体発光素子の製造方法 Active JP5803708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012021700A JP5803708B2 (ja) 2012-02-03 2012-02-03 半導体発光素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012021700A JP5803708B2 (ja) 2012-02-03 2012-02-03 半導体発光素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013161902A true JP2013161902A (ja) 2013-08-19
JP5803708B2 JP5803708B2 (ja) 2015-11-04

Family

ID=49173927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012021700A Active JP5803708B2 (ja) 2012-02-03 2012-02-03 半導体発光素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5803708B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015514312A (ja) * 2012-03-19 2015-05-18 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ シリコン基板上に成長される発光デバイス
KR101824322B1 (ko) 2016-06-07 2018-01-31 전북대학교산학협력단 질화갈륨계 고효율 발광다이오드 및 그의 제조방법

Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1069984A (ja) * 1996-06-18 1998-03-10 Mitsui Petrochem Ind Ltd 有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2000294812A (ja) * 1999-04-07 2000-10-20 Sanyo Electric Co Ltd 光電変換素子及びその製造方法
JP2002025350A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Sanyo Electric Co Ltd 透明導電膜付き基板及びその作製方法,それを用いたエッチング方法並びに光起電力装置
JP2004119491A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Sharp Corp 薄膜太陽電池の製造方法およびその方法で製造された薄膜太陽電池
JP2006066362A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Prime View Internatl Co Ltd 多結晶ito皮膜および多結晶ito電極の製造方法
JP2007165596A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Showa Denko Kk 窒化物系半導体発光素子及び窒化物系半導体発光素子の製造方法、ランプ
JP2007220972A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Showa Denko Kk 半導体発光素子及びその製造方法、並びにランプ
JP2008004931A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Samsung Electro Mech Co Ltd 前面発光型窒化物系発光素子の製造方法
JP2008198876A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Mitsubishi Chemicals Corp GaN系LED素子および発光装置
JP2009260237A (ja) * 2008-01-24 2009-11-05 Showa Denko Kk 化合物半導体発光素子及びその製造方法、化合物半導体発光素子用導電型透光性電極、ランプ、電子機器並びに機械装置
JP2010045253A (ja) * 2008-08-14 2010-02-25 Kanto Chem Co Inc 透明導電膜用エッチング液組成物
JP2010062198A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Toyoda Gosei Co Ltd TiO2からなる導電性透明層の製造方法及び当該導電性透明層の製造方法を利用した半導体発光素子の製造方法。
JP2010062593A (ja) * 2004-02-20 2010-03-18 Sharp Corp 光電変換装置用基板
JP2010135786A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Samsung Led Co Ltd 半導体発光素子及びその製造方法
JP2011086613A (ja) * 2009-09-16 2011-04-28 Showa Denko Kk 透明導電膜の製造方法、半導体発光素子の製造方法及び半導体発光素子、ランプ、透明導電性基体の製造方法及び透明導電性基体、並びに、電子機器
JP2011138937A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Showa Denko Kk 透明導電膜用エッチング液
JP2012004364A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Idemitsu Kosan Co Ltd 半導体発光素子

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1069984A (ja) * 1996-06-18 1998-03-10 Mitsui Petrochem Ind Ltd 有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2000294812A (ja) * 1999-04-07 2000-10-20 Sanyo Electric Co Ltd 光電変換素子及びその製造方法
JP2002025350A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Sanyo Electric Co Ltd 透明導電膜付き基板及びその作製方法,それを用いたエッチング方法並びに光起電力装置
JP2004119491A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Sharp Corp 薄膜太陽電池の製造方法およびその方法で製造された薄膜太陽電池
JP2010062593A (ja) * 2004-02-20 2010-03-18 Sharp Corp 光電変換装置用基板
JP2006066362A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Prime View Internatl Co Ltd 多結晶ito皮膜および多結晶ito電極の製造方法
JP2007165596A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Showa Denko Kk 窒化物系半導体発光素子及び窒化物系半導体発光素子の製造方法、ランプ
JP2007220972A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Showa Denko Kk 半導体発光素子及びその製造方法、並びにランプ
JP2008004931A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Samsung Electro Mech Co Ltd 前面発光型窒化物系発光素子の製造方法
JP2008198876A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Mitsubishi Chemicals Corp GaN系LED素子および発光装置
JP2009260237A (ja) * 2008-01-24 2009-11-05 Showa Denko Kk 化合物半導体発光素子及びその製造方法、化合物半導体発光素子用導電型透光性電極、ランプ、電子機器並びに機械装置
JP2010045253A (ja) * 2008-08-14 2010-02-25 Kanto Chem Co Inc 透明導電膜用エッチング液組成物
JP2010062198A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Toyoda Gosei Co Ltd TiO2からなる導電性透明層の製造方法及び当該導電性透明層の製造方法を利用した半導体発光素子の製造方法。
JP2010135786A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Samsung Led Co Ltd 半導体発光素子及びその製造方法
JP2011086613A (ja) * 2009-09-16 2011-04-28 Showa Denko Kk 透明導電膜の製造方法、半導体発光素子の製造方法及び半導体発光素子、ランプ、透明導電性基体の製造方法及び透明導電性基体、並びに、電子機器
JP2011138937A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Showa Denko Kk 透明導電膜用エッチング液
JP2012004364A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Idemitsu Kosan Co Ltd 半導体発光素子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015514312A (ja) * 2012-03-19 2015-05-18 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ シリコン基板上に成長される発光デバイス
KR101824322B1 (ko) 2016-06-07 2018-01-31 전북대학교산학협력단 질화갈륨계 고효율 발광다이오드 및 그의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP5803708B2 (ja) 2015-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5232972B2 (ja) 半導体発光素子及び半導体発光素子の製造方法
KR100735496B1 (ko) 수직구조 질화갈륨계 led 소자의 제조방법
JP5932664B2 (ja) Iii族窒化物半導体デバイス及びその製造方法
CN101467272B (zh) 氮化镓系化合物半导体发光元件
TW200832759A (en) Gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting element
JP5707978B2 (ja) 半導体発光素子用基板およびその製造方法、並びにその基板を用いた半導体発光素子
JP2012256918A (ja) 窒化物系半導体発光素子及びその製造方法
WO2004001920A1 (ja) GaN系半導体素子
JP2006352129A (ja) 発光ダイオードの製造方法
KR101008268B1 (ko) 외부양자효율 개선을 위한 수직구조 발광다이오드 및 그 제조방법
CN101908587B (zh) 一种退火剥离倒装SiC衬底GaN基LED的制作方法
CN106653968A (zh) Iii‑v族氮化物生长用复合衬底、器件结构及制备方法
CN103682025A (zh) 一种深紫外二极管外延片、芯片及其制备方法
JP2011119333A (ja) 窒化物半導体発光素子
CN102651435A (zh) 利用图案化晶格缓冲层的氮化物基发光器件及其制造方法
JP5077224B2 (ja) Iii族窒化物半導体発光素子、およびその製造方法
KR100616543B1 (ko) 실리콘기판 상에 질화물 단결정성장방법, 이를 이용한질화물 반도체 발광소자 및 그 제조방법
JP5803708B2 (ja) 半導体発光素子の製造方法
JP2016072388A (ja) Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法
CN119584743B (zh) Micro LED芯片及其制作方法
CN101276864A (zh) 发光元件
JP2012079722A (ja) Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法
JP2017216280A (ja) Iii 族窒化物半導体発光素子とその製造方法
JP2007165596A (ja) 窒化物系半導体発光素子及び窒化物系半導体発光素子の製造方法、ランプ
CN102157631B (zh) 用于形成半导体层的方法和用于制造发光器件的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150619

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5803708

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150