JP2013180318A - 鋳型造型用砂組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物を含有し、酸性硬化剤組成物が炭素数1〜3の1価アルコールを含有し、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物に対する炭素数1〜3の1価アルコールの重量比率(炭素数1〜3の1価アルコール/フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物)が0.10〜1.0である自硬性鋳型造形用粘結剤組成物、耐火性骨材及び酸性硬化剤組成物を含有する自硬性鋳物砂組成物。
【選択図】 なし
Description
また、耐火性粒状材料、酸硬化性樹脂を含有する粘結剤、酸を含有する硬化剤及びアルコール等の溶剤を含有する酸硬化性鋳型成形用粒状材料組成物が、鋳型強度を向上させることが開示されている(特許文献2)。
また、特定の構造のフルフリルアルコール縮合物及びフルフリルアルコール・ホルムアルデヒド縮合物から選ばれる1種以上の化合物と酸硬化性樹脂とを含有する自硬性鋳型造形用粘結剤組成物が、鋳型強度、及び鋳型の深部硬化性を向上させることが開示されている(特許文献3)。
本発明は、鋳型の製造において抜型時間を短縮し、鋳型強度を向上させる鋳物砂組成物を提供する。
自硬性鋳型造形用粘結剤組成物がフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物を含有し、酸性硬化剤組成物が炭素数1〜3の1価アルコールを含有し、特定の炭素数1〜3の1価アルコール/フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の重量比を有するために、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物と酸性硬化剤組成物の相溶性が向上し、硬化剤中の酸がフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物と均一に混合され、硬化剤中の酸とフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の接触頻度が高まり硬化速度を向上させる。一方、炭素数1〜3の1価アルコール/フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の重量比が小さいと、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物と酸性硬化剤組成物の相溶性が不十分となり、硬化速度の向上が不十分となる。また、該重量比が大きいと硬化剤中の酸とフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の接触頻度が低下し、硬化速度の向上が不十分となる。また、炭素数1〜3の1価アルコールが揮発し、酸の濃度が増すと共に、水の系外への除去も促進される。これらの相乗効果により、硬化速度が向上し、抜型時間が短縮され、鋳型強度が向上する。
本発明で用いられる自硬性鋳型造形用粘結剤組成物は、酸硬化性樹脂として、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物を含有する。
(フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物)
フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物は、下記式(1)で示されるようなオルガノシランもしくはオルガノシロキサンであることが好ましい。
粘結剤組成物中のフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の含有量は、抜型時間を短縮させる観点及び鋳型強度を向上させる観点から、20重量%以上が好ましく、35重量%以上がより好ましく、60重量%以上が更に好ましく、80重量%以上がより更に好ましく90重量%以上がより更に好ましい。
本発明で用いられる粘結剤組成物中には、鋳型の性能を向上させる観点から、その他の酸硬化性樹脂が含まれていてもよい。酸硬化性樹脂としては、例えば、フルフリルアルコール、フルフリルアルコールとアルデヒド類の縮合物、フェノール類とアルデヒド類の縮合物、メラミンとアルデヒド類の縮合物及び尿素とアルデヒド類の縮合物よりなる群から選ばれる1種からなるものや、これらの群から選ばれる2種以上の混合物からなるものが使用できる。また、前記群から選ばれる2種以上の共縮合物からなるものや、前記群から選ばれる1種以上と前記共縮合物との混合物からなるものも使用できる。このうち、深部硬化性向上の観点から、フルフリルアルコールとフェノール類とアルデヒド類の縮合物、フルフリルアルコールとメラミンとアルデヒド類の縮合物、及びフルフリルアルコールと尿素とアルデヒド類の縮合物よりなる群から選ばれる1種からなるフラン樹脂、あるいはこれらの群から選ばれる2種以上の混合物からなるフラン樹脂が好ましい。また、造型時のホルムアルデヒドの発生量を低減する観点及び鋳型強度を向上させる観点から、フルフリルアルコールと尿素とアルデヒド類の縮合物であることが好ましい。また、粘結剤組成物の粘度を適度な範囲に調整し、取り扱を容易にする観点から、酸硬化性樹脂はフルフリルアルコールを含有することが好ましい。
粘結剤組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、硬化促進剤やシランカップリング剤等を含有してもよい。
粘結剤組成物中の水の含有量は、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の加水分解を防ぐ観点から、粘結剤組成物中、10重量%以下が好ましく、5重量%以下がより好ましく、実質的に0重量%であることが更に好ましい。
本発明において用いられる酸性硬化剤組成物には、硫酸、リン酸などの無機酸や、芳香族スルホン酸等の有機酸など、従来公知のものを、1種以上使用できる。この内、鋳型強度を向上させる観点から、有機酸が好ましく、スルホン酸がより好ましく、芳香族スルホン酸が更に好ましく、パラトルエンスルホン酸がより更に好ましい。
アルコール類としては、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物との相溶性を向上させ、鋳型の抜型時間を短縮する観点及び鋳型強度を向上させる観点から、炭素数3以下の一価アルコールであり、炭素数2以下の一価アルコールがより好ましい。具体的には、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノールが挙げられ、メタノール、エタノールが好ましい。
更に、抜型時間を短縮し、抜型時間低減率を向上させる観点から、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物に対する炭素数1〜3の1価アルコールの重量比率は、0.12〜0.90が好ましく、0.25〜0.85がより好ましく、0.30〜0.82が更に好ましい。また、鋳型強度を向上させ、鋳型強度向上率を向上させる観点から、0.10〜0.50が好ましく、0.10〜0.35がより好ましく、0.10〜0.30が更に好ましく、0.10〜0.25がより更に好ましい。
更に、抜型時間を短縮し、抜型時間低減率を向上させる観点及び鋳型強度を向上させ、鋳型強度向上率を向上させる観点から、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物に対する炭素数1〜3の1価アルコールの重量比率は、0.12〜0.50が好ましく、0.25〜0.35がより好ましい。
耐火性骨材としては、石英質を主成分とする珪砂の他、クロマイト砂、ジルコン砂、オリビン砂、アルミナ砂や人工ムライト砂等の従来公知のものを使用でき、また、使用済みの耐火性骨材を回収したものや再生処理したものなども使用できる。
本発明の鋳型造形用砂組成物の製造方法としては、例えば、上記本発明の粘結剤組成物と酸性硬化剤組成物とを耐火性骨材に加え、これらをバッチミキサーや連続ミキサーなどで混練する方法を例示できる。この際、前記酸性硬化剤組成物を耐火性骨材に添加した後、粘結剤組成物を添加することが好ましい。
本発明の鋳型造形用砂組成物は、耐火性骨材と、酸硬化性樹脂を含有する粘結剤組成物と、硬化剤とを混合してなる鋳型造形用砂組成物を硬化させる工程を有する鋳型の製造方法に好適である。即ち、本発明の鋳型の製造方法は、鋳型造形用砂組成物として上記本発明の鋳型造形用砂組成物を使用する鋳型の製造方法である。
<1>耐火性骨材、自硬性鋳型造形用粘結剤組成物及び酸性硬化剤組成物を含有する自硬性鋳物砂組成物であって、自硬性鋳型造形用粘結剤組成物がフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物を含有し、酸性硬化剤組成物が炭素数1〜3の1価アルコールを含有し、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物に対する炭素数1〜3の1価アルコールの重量比率(炭素数1〜3の1価アルコール/フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物)が0.10〜1.0である自硬性鋳物砂組成物である。
本発明は、更に以下の組成物または製造方法、或いは用途が好ましい。
<2>フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物が式(1)で示される化合物である、前記<1>の自硬性鋳物砂組成物。
<4>フルフリルオキシ変性度が、60%以上、好ましくは80%以上、より好ましくは90%以上である、前記<2>又は<3>の自硬性鋳物砂組成物。
<5>フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物のSi濃度から換算したSiO2濃度が12〜25重量%であり、好ましくは18〜25重量%、より好ましくは18〜23重量%である、前記<1>〜<4>の自硬性鋳物砂組成物。
<6>フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の25℃における粘度が、3〜170mPa・sであり、好ましくは25〜120Pa・s、より好ましくは50〜70mPa・sである、前記<1>〜<5>の自硬性鋳物砂組成物。
<7>フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の含有量が、自硬性鋳型造形用粘結剤組成物中、20重量%以上であり、好ましくは35重量%以上、より好ましくは60重量%以上、更に好ましくは80重量%以上、より更に好ましくは90重量%以上である、前記<1>〜<6>の自硬性鋳物砂組成物。
<8>自硬性鋳型造形用粘結剤組成物中の水の含有量が、10重量%以下であり、好ましくは5重量%以下、より好ましくは実質的に0重量%である、前記<1>〜<7>の自硬性鋳物砂組成物。
<9>炭素数1〜3の1価アルコールが、メタノール及びエタノールから選ばれる1種以上である、前記<1>〜<8>の自硬性鋳物砂組成物。
<10>酸性硬化剤組成物に含有される酸が、有機酸であり、好ましくはスルホン酸であり、より好ましくは芳香族スルホン酸であり、より好ましくはパラトルエンスルホン酸である、前記<1>〜<9>の自硬性鋳物砂組成物。
<11>フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物に対する炭素数1〜3の1価アルコールの重量比率が、0.12〜0.50であり、好ましくは0.25〜0.35である、前記<1>〜<10>の自硬性鋳物砂組成物。
<12>粘結剤組成物に対する炭素数1〜3の1価アルコールの重量比率が、0.22〜0.35であり、好ましくは0.26〜0.33であり、より好ましくは0.29〜0.32である、前記<1>〜<11>の自硬性鋳物砂組成物。
<13>粘結剤組成物に対する炭素数1〜3の1価アルコールの重量比率が、0.10〜0.26であり、好ましくは0.14〜0.22である、前記<1>〜<12>の自硬性鋳物砂組成物。
<14>酸性硬化剤組成物が更に水を含有する、前記<1>〜<13>の自硬性鋳物砂組成物。
<15>炭素数1〜3の1価アルコールに対する水の重量比率が、0.01〜2.5であり、好ましくは0.03〜2.1、より好ましくは0.1〜1.8、更に好ましくは0.3〜1.5、より更に好ましくは0.8〜1.2である、前記<1>〜<14>の自硬性鋳物砂組成物。
<16>酸性硬化剤組成物中の酸の含有量が、10〜60重量%であり、好ましくは15〜45重量%である、前記<1>〜<15>の自硬性鋳物砂組成物。
<17>酸性硬化剤組成物中のアルコールの含有量は、22〜80重量%であり、好ましくは25〜65重量%、より好ましく30〜55重量%、更に好ましくは35〜45重量%である、前記<1>〜<16>の自硬性鋳物砂組成物。
<18>酸性硬化剤組成物中の水の含有量が、1〜55重量%であり、好ましくは15〜50重量%、より好ましくは35〜45重量%である、前記<1>〜<17>の自硬性鋳物砂組成物。
<19>酸性硬化剤組成物中のアルコールと水の合計含有量は、40〜90重量%であり、好ましくは55〜85重量%である、前記<1>〜<18>の自硬性鋳物砂組成物。
<20>自硬性鋳型造形用粘結剤組成物の含有量が、耐火性骨材100重量部に対して、0.4〜5重量部であり、好ましくは0.6〜3重量部、より好ましくは0.8〜2重量部である、前記<1>〜<19>の自硬性鋳物砂組成物。
<21>酸性硬化剤組成物の含有量が、耐火性骨材100重量部に対して、0.12〜3.5重量部であり、好ましくは0.2〜1.5重量部、より好ましくは0.25〜0.80重量部、更に好ましくは0.30〜0.60重量部である、前記<1>〜<20>の自硬性鋳物砂組成物。
<22>酸性硬化剤組成物の含有量が、粘結剤組成物100重量部に対して、20〜100重量部であり、好ましくは25〜90重量部、より好ましくは30〜80重量部、更に好ましくは35〜70重量部である、前記<1>〜<21>の自硬性鋳物砂組成物。
<23>鋳型造型用砂組成物中の耐火性骨材の含有量が、92.1〜99.5重量%であり、好ましくは96.0〜99.2重量%、より好ましくは98.0〜99.0重量%である、前記<1>〜<22>の自硬性鋳物砂組成物。
<24>耐火性骨材に、自硬性鋳型造形用粘結剤組成物及び酸性硬化剤組成物を添加して前記<1>〜<23>の自硬性鋳物砂組成物を得る工程、及び該自硬性鋳物砂組成物を硬化させる工程を有する鋳型の製造方法。
<25>前記<1>〜<23>の自硬性鋳物砂組成物の鋳型製造への使用。
重水素化クロロホルムにフルフリルオキシを有する有機ケイ素化合物を溶解した後、内部標準としてテトラメチルシランを加えて測定用試料を調製した。核磁気共鳴分析(1H−NMR)を用いて、この試料を分析した。このNMRスペクトルからケイ素原子と結合したフルフリルオキシ基のメチレンプロトンピーク(δ値約4.7ppm)の面積X、ケイ素と結合したエトキシ基のメチルプロトンピーク(δ値約1.2ppm)の面積Yを積分曲線より求め、変性度=[3X/(3X+2Y)]×100よりフルフリルオキシ変性度(%)を算出した。
(1)と同様に核磁気共鳴分析(1H−NMR)を用いて分析した。このNMRスペクトルからケイ素原子と結合したフルフリルオキシ基のメチレンプロトンピーク(δ値約4.7ppm)の面積X、遊離のフルフリルアルコールのメチレンプロトンピーク(δ値約4.6ppm)の面積Zを積分曲線より求め、遊離フルフリルアルコール量={反応時に加えたフルフリルアルコール量×[Z/(X+Z)]/生成物全量}×100より、遊離フルフリルアルコール量を算出した。
JIS K0116 ICP発光分析法によりSi重量%を測定し、SiO2重量%に換算することで求めた。
E型粘度計を用い25℃条件で測定した。
温度計、撹拌機及びアルコール分離器を備えた反応器にエチルシリケート40(商品名、コルコート社製テトラエトキシシリケート、分子中のSi原子の数が平均5のもの)1200g、フルフリルアルコール1920g及び水酸化ナトリウム3.3gを仕込み、次いで反応器内を減圧にすると共に撹拌しながら加熱昇温し、44mmHgの減圧下、85℃にて3時間反応した。更に、90℃に昇温し、エタノールを完全に除去した後、室温まで冷却して、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物1(式(1)において、n=4)を得た。フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物1のフルフリルオキシ変性度は90%、遊離フルフリルアルコール量は8重量%、SiO2濃度は21.7重量%で、25℃における粘度は62.2mPa・sあった。
製造例1においてエチルシリケート40に代えてKBE−04(商品名、信越化学工業製テトラエトキシシラン)を277g使用し、また、仕込み量をフルフリルアルコールの523g、水酸化ナトリウム0.6gとする以外は製造例1と同様にしてフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物2を得た。フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物2(式(1)において、n=0)を得た。フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物1のフルフリルオキシ変性度は88%、遊離フルフリルアルコール量は10重量%、SiO2濃度は14.4重量%で、25℃における粘度は3.6mPa・sあった。
製造例1においてエチルシリケート40に代えてエチルシリケート48(商品名、コルコール社製テトラエトキシシリケート、分子中のSi原子の数が平均10のもの)を456g使用し、また、仕込み量をフルフリルアルコールの386g、水酸化ナトリウム0.7gとする以外は製造例1と同様にしてフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物3を得た。フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物3(式(1)において、n=9)を得た。フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物1のフルフリルオキシ変性度は90%、遊離フルフリルアルコール量は10重量%、SiO2濃度は23.2重量%で、25℃における粘度は165.6mPa・sあった。
フルフリルアルコール100重量部と製造例1で得たフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物1 72重量部を25℃で混合し、自硬性鋳型造形用粘結剤組成物Aを得た。
製造例1で製造したフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物1をそのまま用いた。
製造例2で製造したフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物2をそのまま用いた。
製造例3で製造したフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物3をそのまま用いた。
フルフリルアルコール/ホルムアルデヒド/尿素のモル比が2.5/3.6/1であるフルフリルアルコール尿素ホルムアルデヒド樹脂29重量部、フルフリルアルコール61重量部、水分8重量部、f−尿素2重量部、N−β−(アミノエチル)−γ‐アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.1重量部を混合して得た。
表1に示す所定量のパラトルエンスルホン酸1水和物(和光純薬製)、水、アルコールを25℃にて配合し、硬化剤組成物を得た。25℃、50%RHの条件下で、耐火性骨材として珪砂100重量部と表1に示す所定量の硬化剤組成物を40秒間混合した。次に、表1に示す所定量の自硬性鋳型造形用粘結剤組成物を加え80秒間混合し、実施例1〜19及び比較例1〜18の鋳物砂組成物を得た。
混練直後の鋳物砂組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形上のテストピース枠に充填し、25℃、50%RHの条件下で所定の時間放置した後、JIS Z 2604−1976に記載された方法で、圧縮強度を測定した。得られた測定値が、放置後はじめて0.8MPaに到達したときの充填直後からの放置時間を抜型時間とした。
比較例1の抜型時間を100とした時の実施例1〜4、比較例2の抜型時間の相対値を抜型時間低減率とした。値が小さいほど、抜型時間が短くなり、優れている。
同様に、比較例7の抜型時間を100とした時の比較例3〜6,8の抜型時間低減率を、比較例10の抜型時間を100とした時の実施例5〜9、比較例9、11,12の抜型時間低減率を、比較例13の抜型時間を100とした時の実施例10の抜型時間低減率を、比較例14の抜型時間を100とした時の実施例11の抜型時間低減率を、比較例15の抜型時間を100とし、実施例12〜15、比較例16の抜型時間低減率をそれぞれ求めた。
さらに、比較例17の抜型時間を100とした時の実施例16、17の抜型時間低減率を、比較例18の抜型時間を100とし、実施例18,19の抜型時間低減率をそれぞれ求めた。
混練直後の鋳物砂組成物を調製後すぐに直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填した。25℃、55%RHの条件下で充填後5時間経過した時に抜型を行い、更に、25℃、55%RHの条件下で抜型後19時間放置した後、JIS Z 2604−1976に記載された方法で鋳型圧縮強度を測定し、得られた測定値を24時間後の鋳型圧縮強度(MPa)とした。24時間後の鋳型圧縮強度が高いほど、最終的な鋳型強度が高いと評価できる。
比較例1の鋳型圧縮強度を100とした時の実施例1〜4、比較例2の鋳型圧縮強度の相対値を鋳型強度向上率とした。値が大きいほど、鋳型圧縮強度が高くなり、優れている。
同様に、比較例7の鋳型圧縮強度を100とした時の比較例3〜6、8の鋳型強度向上率を、比較例10の鋳型圧縮強度を100とした時の実施例5〜9、比較例9、11,12の鋳型強度向上率を、比較例13の鋳型圧縮強度を100とした時の実施例10の鋳型強度向上率を、比較例14の鋳型圧縮強度を100とした時の実施例11の鋳型強度向上率を、比較例15の鋳型圧縮強度を100とし、実施例12〜15、比較例16の鋳型強度向上率をそれぞれ求めた。
さらに、比較例17の鋳型圧縮強度を100とした時の実施例16,17の鋳型強度向上率を、比較例18の鋳型圧縮強度を100とし、実施例18、19の鋳型強度向上率をそれぞれ求めた。
Claims (10)
- 耐火性骨材、自硬性鋳型造形用粘結剤組成物及び酸性硬化剤組成物を含有する自硬性鋳物砂組成物であって、
自硬性鋳型造形用粘結剤組成物がフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物を含有し、
酸性硬化剤組成物が炭素数1〜3の1価アルコールを含有し、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物に対する炭素数1〜3の1価アルコールの重量比率(炭素数1〜3の1価アルコール/フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物)が0.10〜1.0である、自硬性鋳物砂組成物。 - フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物の含有量が、自硬性鋳型造形用粘結剤組成物中、20重量%以上である、請求項1記載の自硬性鋳物砂組成物。
- 炭素数1〜3の1価アルコールがメタノール及びエタノールから選ばれる1種以上である、請求項1又は2に記載の自硬性鋳物砂組成物。
- 酸性硬化剤組成物が更に水を含有する、請求項1〜3いずれかに記載の自硬性鋳物砂組成物。
- 炭素数1〜3の1価アルコールに対する水の重量比率が0.01〜2.5である、請求項1〜4いずれかに記載の自硬性鋳物砂組成物。
- 式(1)の化合物において、nが0〜12である、請求項6記載の自硬性鋳物砂組成物。
- 自硬性鋳型造形用粘結剤組成物の含有量が、耐火性骨材100重量部に対して、0.4〜5重量部である、請求項1〜7いずれかに記載の自硬性鋳物砂組成物。
- 酸性硬化剤組成物の含有量が、耐火性骨材100重量部に対して、0.12〜3.5重量部である、請求項1〜8いずれかに記載の自硬性鋳物砂組成物。
- 耐火性骨材に、自硬性鋳型造形用粘結剤組成物及び酸性硬化剤組成物を添加して自硬性鋳物砂組成物を得る工程、及び該自硬性鋳物砂組成物を硬化させる工程を有する鋳型の製造方法であって、
自硬性鋳型造形用粘結剤組成物がフルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物を含有し、
酸性硬化剤組成物が炭素数1〜3の1価アルコールを含有し、フルフリルオキシ基を有する有機ケイ素化合物に対する炭素数1〜3の1価アルコールの重量比率が0.10〜1.0である、鋳型の製造方法。
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2012
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