JP2013183123A - 半導体装置及びその設計方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】スタンダードセルを用いた半導体装置においてゲート配線層よりも上層に位置する配線層の配線密度を低減する。
【解決手段】メッシュ状に形成された電源配線GVと、電源配線に囲まれた矩形状の領域に設けられた複数のスタンダードセルSCとを備える。スタンダードセルSC内には、ゲート電極Gn,Gpを備える少なくとも一つの電界効果トランジスタがそれぞれ設けられ、電源配線GVとゲート電極Gn,Gpは、いずれもゲート配線層Gに形成されている。本発明によれば、ゲート配線層Gにメッシュ状の電源配線GVを形成していることから、ゲート配線層Gよりも上層に位置する配線層M1〜M3の配線密度を低減することが可能となる。
【選択図】図3
【解決手段】メッシュ状に形成された電源配線GVと、電源配線に囲まれた矩形状の領域に設けられた複数のスタンダードセルSCとを備える。スタンダードセルSC内には、ゲート電極Gn,Gpを備える少なくとも一つの電界効果トランジスタがそれぞれ設けられ、電源配線GVとゲート電極Gn,Gpは、いずれもゲート配線層Gに形成されている。本発明によれば、ゲート配線層Gにメッシュ状の電源配線GVを形成していることから、ゲート配線層Gよりも上層に位置する配線層M1〜M3の配線密度を低減することが可能となる。
【選択図】図3
Description
本発明は半導体装置及びその設計方法に関し、特に、複数のスタンダードセルによって構成された回路ブロックを備える半導体装置及びその設計方法に関する。
半導体装置の設計においては、インバータ回路やNANDゲート回路のような基本的な機能を有するロジック回路のレイアウトを「スタンダードセル」としてあらかじめ登録しておき、必要なスタンダードセルを複数個組み合わせることによって所望の機能を有する回路ブロックを半導体基板上にレイアウトすることが一般的に行われている(特許文献1〜4参照)。スタンダードセル内を接続する配線は、主にゲート配線層よりも上層に位置する第1配線層に形成される。また、スタンダードセル間を接続する配線や、回路ブロックの外部から入力信号や電源電位を供給するための配線、さらには、回路ブロックの外部へ出力信号を供給するための配線については、主に第1配線層よりも上層に位置する第2配線層に形成される。
第2配線層に形成される配線は、一方向に平行にレイアウトされることが一般的である。第2配線層に形成される配線の幅は、当該配線に求められる特性(抵抗値など)を考慮して設計する必要があることから、多くの場合、電源用の配線については信号用の配線よりも配線幅を広く設計する必要がある。その一方で、微細加工技術の進歩により、同じ機能及び同じ特性を有するスタンダードセルが従来よりも小型化されることがある。このような場合であっても、電源用の配線については、要求される特性を満たすためにはスタンダードセルと比例して縮小することが困難な場合がある。このため、スタンダードセルのサイズが縮小されると、主に第2配線層の配線密度が高まるという傾向があった。
スタンダードセルの小型化によって第2配線層の配線密度が高くなっても、全ての配線を正しくレイアウトできれば問題はない。しかしながら、場合によっては全ての配線をレイアウトすることができないケースも生じる。このような場合、スタンダードセル間の一部に空きスペースや補償容量を配置するなどの対策を採ることによって配線領域を確保する必要があるが、この場合、チップ面積が増大してしまう。
このような問題は、回路ブロックに必要とされる電源電位の種類が増えるほど顕著となる。これは、上述の通り、電源用の配線については配線幅の縮小が困難だからである。必要な電源電位の種類としては、少なくとも高位側の電源電位(VDD)と低位側の電源電位(VSS)の2種類があり、その他にも、nチャンネル型MOSトランジスタが形成されるpウェルのウェル電位(VPW)や、pチャンネル型MOSトランジスタが形成されるnウェルのウェル電位(VNW)が別途必要となる場合がある。このような背景から、スタンダードセルを用いた半導体装置において、ゲート配線層よりも上層に位置する配線層の配線密度を低減する技術が望まれている。
本発明の一側面による半導体装置は、半導体基板上において第1の方向に配列され、それぞれ少なくとも1つの電界効果トランジスタを含む複数の第1のスタンダードセルと、前記複数の第1のスタンダードセルの第2の方向における一方の端部に沿って、前記第1の方向に延在する第1の電源配線と、を備え、前記電界効果トランジスタは、ゲート配線層に形成されたゲート電極を含み、前記第1の電源配線は、前記ゲート配線層に形成されていることを特徴とする。
本発明の他の側面による半導体装置は、メッシュ状に形成された電源配線と、前記電源配線に囲まれた矩形状の領域に設けられた複数のスタンダードセルと、を備え、前記複数のスタンダードセル内には、ゲート電極を備える少なくとも一つの電界効果トランジスタがそれぞれ設けられ、前記電源配線と前記ゲート電極は、いずれもゲート配線層に形成されていることを特徴とする。
本発明による半導体装置の設計方法は、それぞれ少なくとも一つの電界効果トランジスタを有する複数のスタンダードセルをレイアウトするステップと、前記複数のスタンダードセル間の境界領域にメッシュ状の電源配線をレイアウトするステップと、を備え、前記電界効果トランジスタのゲート電極及び前記電源配線は、いずれもゲート配線層に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、スタンダードセルを用いた半導体装置において、ゲート配線層よりも上層に位置する配線層の配線密度を低減することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましいいくつかの実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態による半導体装置のセルレイアウトを説明するための模式的な平面図である。
図1に示す複数のブロックはそれぞれセルであり、ハッチングが付されていないセルがスタンダードセルSC、ハッチングが付されたセルが給電セルFCである。セルとは、基本的な機能を有する単位回路であり、あらかじめ複数のセルのレイアウトパターンデータが設計ツール内に登録されている。そして、必要なセルを複数個組み合わせることによって、所望の機能を有する回路ブロックが半導体基板上にレイアウトされる。これにより、当該回路ブロックを最初からレイアウトする場合に比べて、設計時間を大幅に短縮することが可能となる。
スタンダードセルSCとは、基本的な機能を有するロジック回路である。スタンダードセルSCとして登録されるロジック回路としては、インバータ回路、NANDゲート回路、NORゲート回路、フリップフロップ回路などが挙げられる。一方、給電セルFCとは、スタンダードセルSC内のウェル領域にウェル電位を供給するためのセルである。スタンダードセルSCや給電セルFCの具体的な構成については追って詳述する。
図1に示すように、半導体基板上には複数のセルトラックCTが定義されており、各セルSC,FCはいずれかのセルトラックCT内にレイアウトされる。セルトラックCTとはX方向に延在する帯状の領域であり、そのY方向における幅は一定である。セルトラックCTは、「セル棚」とも呼ばれる。図1には5本のセルトラックCT1〜CT5を示しているが、実際の半導体装置においてはより多数のセルトラックCTが用いられる。また、複数のセルトラックCTからなる回路ブロックが2個以上存在する場合、これら回路ブロックにおけるセルトラックCTの延在方向が互いに同一である必要はない。例えば、ある回路ブロックについては複数のセルトラックCTがX方向に延在し、他の回路ブロックについては複数のセルトラックCTがY方向に延在していても構わない。
このように、各セルSC,FCはいずれかのセルトラックCT内にレイアウトされるため、各セルSC,FCのY方向における幅は、セルトラックCTのY方向における幅と一致している。これに対し、各セルSC,FCのX方向における幅は、当該セルに含まれる回路規模によって異なっている。
図1に示すように、各セルトラックCT内には複数の給電セルFCがレイアウトされている。特に限定されるものではないが、同じセルトラックCT内においては、複数の給電セルFCが互いに隣接しないようレイアウトすることが好ましい。換言すれば、各給電セルFCは、同じセルトラックCT内にレイアウトされた2つのスタンダードセルSC間に挟まれるようにレイアウトすることが好ましい。これは、後述するように、給電セルFCを分散して挿入することによってメッシュ状の電源配線を構成するためである。
図2は、ウェル領域の形状と給電セルFCに設けられたウェル給電用のコンタクト導体の位置を説明するための模式的な平面図である。セルのレイアウトは図1と同じである。
図2においてハッチングが付されていない領域はnウェル領域NWであり、ハッチングが付された領域はpウェル領域PWである。nウェル領域NWはPチャンネル型MOSトランジスタが形成される領域であり、pウェル領域PWはNチャンネル型MOSトランジスタが形成される領域である。但し、スタンダードセルSC内に形成されるトランジスタとしては、MOSトランジスタに限定されるものではなく、電界効果トランジスタであればMISトランジスタなど他の種類のトランジスタであっても構わない。
図2に示すように、nウェル領域NWとpウェル領域PWはX方向に延在し、Y方向に交互に現れるように形成される。そして、各セルトラックCTはnウェル領域NWとpウェル領域PWの両方を含むよう定義される。nウェル領域NWとpウェル領域PWの位置関係は、Y方向に隣接するセルトラックCT間において逆転している。具体的には、セルトラックCT1,CT3,CT5については、nウェル領域NWが図2に示す上側、pウェル領域PWが図2に示す下側に位置しているのに対し、セルトラックCT2,CT4については、nウェル領域NWが図2に示す下側、pウェル領域PWが図2に示す上側に位置している。これにより、Y方向に隣接するセルトラックCT間においてnウェル領域NW又はpウェル領域PWを共有することができる。例えば、セルトラックCT1とCT2はpウェル領域PWを共有しており、セルトラックCT2とCT3はnウェル領域NWを共有している。このような共有により一つのウェル領域の面積を大きく設計することができるため、ウェル境界が少なくなり、半導体基板の表面を効率よく利用することが可能となる。但し、本発明において、隣接するセルトラックCT間でウェル領域を共有することは必須でない。
図2に示すように、各給電セルFCにはウェル給電用のコンタクト導体CNW,CPWが設けられている。コンタクト導体CNWはnウェル領域NWにウェル電位を供給するためのコンタクト導体であり、コンタクト導体CPWはpウェル領域PWにウェル電位を供給するためのコンタクト導体である。特に限定されるものではないが、本実施形態による半導体装置においては、スタンダードセルSCにウェル給電用のコンタクト導体CNW,CPWが設けられていない。したがって、本実施形態ではスタンダードセルSC内のウェル電位は全て給電セルFCを介して供給される。かかる構成により、スタンダードセルSC内にウェル給電用のコンタクト導体CNW,CPWを設けた場合と比べ、スタンダードセルSCのサイズを縮小することが可能となる。
図3は、スタンダードセルSC及び給電セルFCの一部を示す断面図である。
図3に示すように、半導体基板10上には4つの配線層G,M1〜M3が割り当てられている。最下層に位置するのはゲート配線層Gであり、ゲート配線層Gにはゲート電極Gn,Gp及び電源配線GVが形成される。ゲート電極Gnとは、pウェル領域PWに設けられたNチャンネル型MOSトランジスタNMOSのゲート電極であり、ゲート電極Gpとは、nウェル領域NWに設けられたPチャンネル型MOSトランジスタPMOSのゲート電極である。電源配線GVについては後述する。
Nチャンネル型MOSトランジスタNMOSは、pウェル領域PWに設けられたn型のソース/ドレイン領域SDnを有しており、一対のソース/ドレイン領域SDn間に位置するチャネル領域の上部にゲート電極Gnが設けられる。同様に、Pチャンネル型MOSトランジスタPMOSは、nウェル領域NWに設けられたp型のソース/ドレイン領域SDpを有しており、一対のソース/ドレイン領域SDp間に位置するチャネル領域の上部にゲート電極Gpが設けられる。これらトランジスタNMOS,PMOSは、スタンダードセルSC内に形成される。
また、pウェル領域PWには給電用の拡散層領域DFpが設けられている。拡散層領域DFpは、pウェル領域PWにウェル電位を供給するための領域であり、pウェル領域PWよりも不純物濃度が高いp+型である。同様に、nウェル領域NWには給電用の拡散層領域DFnが設けられている。拡散層領域DFnは、nウェル領域NWにウェル電位を供給するための領域であり、nウェル領域NWよりも不純物濃度が高いn+型である。これら拡散層領域DFp,DFnは、給電セルFC内に形成される。
ゲート配線層Gの上層には、第1配線層M1、第2配線層M2及び第3配線層M3がこの順に割り当てられている。図3に示すように、第1配線層M1はゲート配線層Gを覆う層間絶縁膜21の表面に設けられ、第2配線層M2は第1配線層M1を覆う層間絶縁膜22の表面に設けられ、第3配線層M3は第2配線層M2を覆う層間絶縁膜23の表面に設けられる。一例として、図3には第1配線層M1に形成された配線31,34、第2配線層M2に形成された配線32、第3配線層M3に形成された配線33が図示されている。本発明において、ゲート配線層Gよりも上層の配線層が3層であることは必須でなく、2層以下であっても構わないし、4層以上であっても構わない。
異なる配線層に設けられた2つの配線は、これらの間に位置する層間絶縁膜を貫通して設けられたスルーホール導体THを介して相互に接続可能である。図3に示す例では、層間絶縁膜22を貫通して設けられたスルーホール導体THによって配線31と配線32が相互に接続されている。また、半導体基板10に設けられた拡散層は、層間絶縁膜21を貫通して設けられたコンタクト導体を介して上層の配線層に接続される。図3に示す例では、層間絶縁膜21を貫通して設けられたコンタクト導体CPWによって配線31と拡散層領域DFpが相互に接続され、層間絶縁膜21を貫通して設けられたコンタクト導体CNWによって配線34と拡散層領域DFnが相互に接続されている。コンタクト導体CNW,CPWは、図2を用いて説明したように給電セルFC内に配置される。
図4は、電源配線GVのレイアウトを示す模式的な平面図である。セルのレイアウトは図1と同じであり、破線で示されるブロックが一つのセルである。
図4に示すように、電源配線GVは、Y方向に隣接するセルトラックCT間に沿ってX方向に延在して設けられるとともに、給電セルFC内においてY方向に延在して設けられる。X方向に延在する部分とY方向に延在する部分とは互いに短絡されており、これにより、メッシュ状の電源配線GVが形成される。
より具体的に説明すると、セルトラックCT1〜CT5に配列されたスタンダードセルSCをそれぞれスタンダードセルSC1〜SC5と定義した場合、スタンダードセルSC1〜SC5のY方向における一方の端部(図4に示す上側の端部)に沿って、電源配線GV1〜GV5がX方向に延在している。また、スタンダードセルSC1〜SC5のY方向における他方の端部(図4に示す下側の端部)に沿って、電源配線GV2〜GV6がX方向に延在している。尚、スタンダードセルSC2〜SC5のY方向における一方の端部(図4に示す上側の端部)は、スタンダードセルSC1〜SC4のY方向における他方の端部(図4に示す下側の端部)と一致している。これにより、図4においては6本の電源配線GV1〜GV6がX方向に延在している。
さらに、各セルトラックCT1〜CT5に配置された給電セルFC内においては、それぞれ2本の電源配線GV0がY方向に延在している。電源配線GV0の一端は一方の電源配線GV1〜GV5に接続され、電源配線GV0の他端は他方の電源配線GV2〜GV6に接続されている。これにより、電源配線GV0〜GV6はメッシュ状となる。図3を用いて説明した通り、電源配線GV0〜GV6はゲート配線層Gに形成される。つまり、トランジスタNMOS,PMOSのゲート電極Gn,Gpと同じ配線層に形成される。
次に、セルの具体的なレイアウトパターンについて説明する。
図5は、スタンダードセルSCのレイアウトパターンの一例を示す透視平面図である。
図5に示すスタンダードセルSCは2入力のNORゲート回路であり、図6はその等価回路図である。図6に示すように、2入力のNORゲート回路は、直列接続された2つのPチャンネル型MOSトランジスタPMOS1,PMOS2と、並列接続された2つのNチャンネル型MOSトランジスタNMOS1,NMOS2からなる。トランジスタPMOS1,PMOS2は、高位側の電源電位VDDが供給される電源配線M1Vと出力ノードOUTとの間に直列接続されており、これらトランジスタPMOS1,PMOS2のゲート電極は、それぞれ対応する入力ノードIN1,IN2に接続されている。また、トランジスタNMOS1,NMOS2は、出力ノードOUTと低位側の電源電位VSSが供給される電源配線M1Sとの間に並列接続されており、これらトランジスタNMOS1,NMOS2のゲート電極はそれぞれ対応する入力ノードIN1,IN2に接続されている。
これら2つのPチャンネル型MOSトランジスタPMOS1,PMOS2は、図5に示す5つのp型拡散層領域P1〜P5及び4つのゲート電極Gp1〜Gp4を用いて構成される。具体的には、p型拡散層領域P1,P2及びこれらの間に配置されたゲート電極Gp1と、p型拡散層領域P4,P5及びこれらの間に配置されたゲート電極Gp4が図6に示すトランジスタPMOS1を構成する。また、p型拡散層領域P2,P3及びこれらの間に配置されたゲート電極Gp2と、p型拡散層領域P3,P4及びこれらの間に配置されたゲート電極Gp3が図6に示すトランジスタPMOS2を構成する。p型拡散層領域P1,P5は、コンタクト導体CP1,CP5を介して第1配線層M1に形成された電源配線M1Vに接続されている。電源配線M1Vは、p型拡散層領域P1,P5に上部に設けられY方向に延在する配線部分M1Vyと、スタンダードセルSCのY方向における一方の端部L1に沿ってX方向に延在する配線部分M1Vxを有している。配線部分M1Vxは、平面視で電源配線GV1と重なる位置に配置されている。電源配線GV1は端部L1に沿ってスタンダードセルSCを通過するのみであり、スタンダードセルSC内のいかなるノードにも接続されない。
また、2つのNチャンネル型MOSトランジスタNMOS1,NMOS2は、図5に示す3つのn型拡散層領域N1〜N3及び2つのゲート電極Gn1,Gn2を用いて構成される。具体的には、n型拡散層領域N1,N2及びこれらの間に配置されたゲート電極Gn1が図6に示すトランジスタNMOS1を構成する。また、n型拡散層領域N2,N3及びこれらの間に配置されたゲート電極Gn2が図6に示すトランジスタNMOS2を構成する。n型拡散層領域N1,N3は、コンタクト導体CN1,CN3を介して第1配線層M1に形成された電源配線M1Sに接続されている。電源配線M1Sは、n型拡散層領域N1,N3に上部に設けられY方向に延在する配線部分M1Syと、スタンダードセルSCのY方向における他方の端部L2に沿ってX方向に延在する配線部分M1Sxを有している。配線部分M1Sxは、平面視で電源配線GV2と重なる位置に配置されている。電源配線GV2は端部L2に沿ってスタンダードセルSCを通過するのみであり、スタンダードセルSC内のいかなるノードにも接続されない。
p型拡散層領域P3とn型拡散層領域N2は、それぞれコンタクト導体CP3,CN2を介して第1配線層M1に形成された信号配線M1OUTに共通接続されている。信号配線M1OUTは、図6に示すNORゲート回路の出力ノードOUTに相当する。また、ゲート電極Gp1,Gp4,Gn1は、ゲート配線層Gに形成された信号配線G1及びスルーホール導体TH1を介して、第1配線層M1に形成された信号配線M1IN1に接続されている。信号配線M1IN1は、図6に示すNORゲート回路の一方の入力ノードIN1に相当する。さらに、ゲート電極Gp2,Gp3,Gn2は、ゲート配線層Gに形成された信号配線G2及びスルーホール導体TH2を介して、第1配線層M1に形成された信号配線M1IN2に接続されている。信号配線M1IN2は、図6に示すNORゲート回路の他方の入力ノードIN2に相当する。
このように、スタンダードセルSC内の各ノード間を接続する配線は、第1配線層M1に形成されY方向に延在する配線が主に用いられる。一方、複数のスタンダードセルSC間に存在するノード間を接続する配線としては、図7に示すように、主に第2配線層M2又は第3配線層M3に形成された配線が用いられる。図7には3つのスタンダードセルSC11〜SC13が示されており、これらスタンダードセルSC11〜SC13間の接続に第2配線層M2及び第3配線層M3が用いられている。
より具体的に説明すると、スタンダードセルSC11とスタンダードセルSC12は、互いに同じセルトラックに配置されている一方、スタンダードセルSC13はこれらスタンダードセルSC11,SC12とは異なるセルトラックに配置されている。このため、スタンダードセルSC11とスタンダードセルSC12のY座標は互いに一致しているのに対し、スタンダードセルSC11,SC12とスタンダードセルSC13のY座標は互いに異なっている。図7に示す例では、スタンダードセルSC11〜SC13にそれぞれ入力ノードIN11〜IN13と出力ノードOUT11〜OUT13が設けられている。これら入力ノードIN11〜IN13及び出力ノードOUT11〜OUT13は、いずれも第1配線層M1に形成されたY方向に延在する信号配線によって構成されている。
図7に示す例では、スタンダードセルSC11の入力ノードIN11に信号配線W1が接続され、スタンダードセルSC11の出力ノードOUT11とスタンダードセルSC12の入力ノードIN12との間に信号配線W2が接続され、スタンダードセルSC12,SC13の出力ノードOUT12,OUT13にそれぞれ信号配線W3,W4が接続されている。また、信号配線W2とスタンダードセルSC13の入力ノードIN13とは、信号配線W5,W6を介して接続されている。ここで、信号配線W1〜W5は第2配線層M2に形成された配線であり、X方向に延在して設けられる。一方、信号配線W6は第3配線層M3に形成された配線であり、Y方向に延在して設けられる。このように、複数のスタンダードセル間は、第2配線層M2に形成された主としてX方向に延在する配線を用いて接続される。また、接続すべき複数のスタンダードセルのY座標が異なる場合には、第3配線層M3に形成された主としてY方向に延在する配線が部分的に使用される。
図8は、給電セルFCのレイアウトパターンの一例を示す透視平面図である。
図8に示すように、給電セルFCはY方向に延在する2本の電源配線GV0を備えている。これら電源配線GV0の一端は、給電セルFCの一方の端部L3に沿ってX方向に延在する電源配線GV1に接続され、他端は、給電セルFCの他方の端部L4に沿ってX方向に延在する電源配線GV2に接続されている。このように、電源配線GV0はY座標の異なる2つの電源配線GV1,GV2を相互に接続する役割を果たす。これによりメッシュ状の電源配線が形成される点は図4を用いて説明した通りである。
給電セルFCの一方の端部L3においては、電源配線GV1の上層部に電源配線M1Vの配線部分M1Vxが配置されている。配線部分M1VxはY方向に延在する配線部分M1Vyに接続されている。配線部分M1Vyは図3に示す配線34に相当し、コンタクト導体CNWを介して給電用の拡散層領域DFnに接続される。これにより、給電セルFC内のnウェル領域NWには、電源配線M1Vを介してウェル電位VNWとして高位側の電源電位VDDが与えられる。但し、本発明においてnウェル領域NWのウェル電位VNWと、スタンダードセルSC内のトランジスタPMOSのソース電位VDDとが一致していることは必須でなく、トランジスタPMOSのバックバイアスを制御する必要がある場合にはソース電位VDDとは異なる電位を与えても構わない。
給電セルFCの他方の端部L4においては、電源配線GV2の上部に電源配線M1Sの配線部分M1Sxが配置されている。本実施形態では、給電セルFC内に電源配線M1Sは引き込まれず、電源配線M1Sは端部L4に沿って給電セルFCを通過するのみである。これは、本実施形態ではpウェル領域PWのウェル電位として低位側の電源電位VSSと異なる電位を与えているからである。本実施形態では、pウェル領域PWのウェル電位として低位側の電源電位VSSとは異なるウェル電位VPWが与えられる。但し、本発明においてpウェル領域PWのウェル電位VPWと、スタンダードセルSC内のトランジスタNMOSのソース電位VSSとを異ならせることは必須でなく、pウェル領域PWのウェル電位VPWとしてトランジスタNMOSのソース電位VSSを用いても構わない。
図8に示すように、給電セルFC内の電源配線GV0は、スルーホール導体TH3を介して電源配線M1SPWの一端に接続される。電源配線M1SPWは、第1配線層M1に形成された配線であり、給電セルFC内においてY方向に延在して設けられている。電源配線M1SPWの他端は、コンタクト導体CPWを介して下層の拡散層領域DFpに接続される。また、図9に示すように、いくつかの給電セルFCにおいては、電源配線M1SPWの他端がスルーホール導体THを介して上層の電源配線M2SPWに接続される。ここで、電源配線M1SPW,M2SPWは、図3に示す配線31,32にそれぞれ相当する。したがって、電源配線M2SPWは第2配線層M2に形成された配線である。コンタクト導体CPW及びスルーホール導体THについても、図3に示す当該符号が付された構成要素に相当する。
かかる構成により、図9に示すように電源配線M2SPWを介してウェル電位VPWを供給すれば、ウェル電位VPWは給電用の拡散層領域DFpを介してpウェル領域PWに供給されるとともに、メッシュ状の電源配線GVにも供給される。尚、本実施形態においては電源配線GVがメッシュ状であることから、全ての給電セルFCに図9に示すような電源配線M2SPWを接続する必要はなく、各セルトラックCTに含まれる少なくとも1つの給電セルFCに電源配線M2SPWを接続すれば、全てのセルトラックCTへウェル電位VPWの供給が可能となる。これにより、第2配線層M2に形成する配線の配線密度を低下させることが可能となる。
このように、本実施形態ではpウェル領域PWのウェル電位VPWとしてトランジスタNMOSのソース電位VSSとは異なる電位を用いていることから、高位側の電源電位VDDと合わせ、合計で3種類の電源電位が必要である。しかしながら、本実施形態ではゲート配線層Gを用いてメッシュ状の電源配線GVを形成し、この電源配線GVにウェル電位VPWを供給していることから、第2配線層M2に形成すべき電源配線M2SPWの本数を削減することが可能となる。
図10及び図11は図1に示した領域Aの拡大図であり、図10はゲート配線層Gに形成された配線のみを示し、図11は図10に加えて拡散層領域を示している。
図10に示すように、ゲート配線層Gには、メッシュ状の電源配線GVと、ゲート電極Gn,Gp及びこれに接続された信号配線が形成される。メッシュ状の電源配線GVのうち、X方向に延在する部分GV2〜GV5はトランジスタが形成されないスタンダードセルSCの端部に沿って設けられていることから、これを設けたことによってスタンダードセルSCのY方向における幅が拡大することはない。また、メッシュ状の電源配線GVのうち、Y方向に延在する部分GV0は給電セルFCに設けられるため、各セルトラックCTに少なくとも一つの給電セルFCを配置することが必要である。しかしながら、図11に示すように、本実施形態においては各スタンダードセルSCに給電用の拡散層領域DFp,DFnやコンタクト導体CNW,CPWを設ける必要がないことから、その分、スタンダードセルSCのサイズを小型化することができる。これにより、結果的に半導体基板10上の占有面積を削減することが可能となる。
図12は、図11に第1配線層M1に形成される配線と第2配線層M2に形成される電源配線M2SPWを追記した図である。
上述の通り、本実施形態ではメッシュ状の電源配線GVにpウェル領域PWのウェル電位VPWが供給されることから、図12に示すように、第2配線層M2においてX方向に延在する電源配線M2SPWを多数設ける必要がない。図12に示す例では、X方向に延在する電源配線M2SPWを1本だけ設けている。これにより、第2配線層M2に形成すべき電源配線の本数を削減することができることから、その分、第2配線層M2に形成すべき配線の配線幅を拡大したり、配線本数を増大したりすることが可能となる。このため、スタンダードセルSCの小型化と比例して配線幅を縮小したり、配線本数を削減したりすることが困難な状況下において、配線領域を十分に確保することが可能となる。
図12に示す例では、X方向に延在する1本の電源配線M2SPWを用いているが、本発明がこれに限定されるものではない。他の例として、図13に示すようにX方向に延在する2本の電源配線M2SPWを用い、これら電源配線M2SPWの各端部を給電セルFCに接続しても構わない。本例によれば、図13に示すエリアBをY方向に貫通する配線を第2配線層M2に形成することが可能となる。2本以上の電源配線M2SPWを用いる場合、図14に示すように、これら電源配線M2SPWのY座標が互いに相違していても構わない。この場合、各電源配線M2SPWと同じY座標を有する第2配線層M2のエリアCに、他の配線を形成することが可能となる。
また、図8に示した給電セルFCは、Y方向に延在する2本の電源配線GV0を有しているが、本発明がこれに限定されるものではない。他の例として、図15に示すように、Y方向に延在する電源配線GV0を1本のみ有する給電セルFCaを用いても構わない。さらに他の例として、図16に示すように、給電用の拡散層領域DFp,DFnやコンタクト導体CNW,CPWを備えず、Y方向に延在する電源配線GV0を有するバイパスセルBCを用いても構わない。図16に示すバイパスセルBCを用いる場合、給電用の拡散層領域DFp,DFn及びコンタクト導体CNW,CPWを備えるセルを同じセルトラックCTに少なくとも1個配置する必要がある。
図16に示す例とは逆に、図17に示すように、Y方向に延在する電源配線GV0を備えず、給電用の拡散層領域DFp,DFnやコンタクト導体CNW,CPWを備える給電セルFCbを用いても構わない。図17に示す給電セルFCbを用いる場合、Y方向に延在する電源配線GV0を備えるセル(例えばバイパスセルBC)を同じセルトラックCTに少なくとも1個配置する必要がある。或いは、図18に示すように、いくつかのスタンダードセルSCaに電源配線GV0を設け、これにより一方の端部L5に沿って設けられた電源配線GV1と他方の端部L6に沿って設けられた電源配線GV2とを接続すればよい。
尚、メッシュ状の電源配線GVはゲート配線層Gに設けられることから、その直下及び近傍にpn接合や不純物濃度の異なる拡散層領域の境界が位置しないよう、これらを避けて配置することが好ましい。これは、電源配線GVの直下又は近傍にpn接合や拡散層領域の境界が存在すると、意図しないMOSトランジスタが形成されるおそれがあるからである。したがって、電源配線GVは給電用の拡散層領域DFp,DFnを避けてレイアウトすることが好ましい。また、本実施形態ではゲート配線層Gにゲート電極Gn,Gpだけでなく多数の電源配線GVが形成されることから、従来よりも強い応力がゲート配線層Gに生じうる。このような応力を緩和するレイアウトを用いることもまた好ましい。
図19は、nウェル領域NWとpウェル領域PWの境界部分において電源配線GVを分断した例による給電セルFCcを示している。分断された2つの電源配線GVa,GVbの端部は、スルーホール導体TH5,TH6及び第1配線層M1に形成された接続配線PAS1を介して接続されており、これによりY方向における接続が確保されている。nウェル領域NWとpウェル領域PWの境界部分は応力が生じやすいため、電源配線GVが境界部分を横断すると、応力により電源配線GVに断線が生じる可能性がある。しかしながら、図19に示すレイアウトを用いればこのような断線を防止することが可能となる。
図20は、nウェル領域NWに設けられた拡散層領域DFn及びpウェル領域PWに設けられた拡散層領域DFpを避けるように、電源配線GVを分断した例によるバイパスセルBCaを示している。分断された2つの電源配線GVc,GVdの端部は、スルーホール導体TH7,TH8及び第1配線層M1に形成された接続配線PAS2を介して接続されており、これによりY方向における接続が確保されている。かかる構成により、拡散層領域DFn,DFpをチャネルとし、nウェル領域NW及びpウェル領域PWをソース/ドレインとする寄生トランジスタの形成が防止される。本例においても、ゲート配線層Gにかかる応力が緩和される。
図21は、ダミーセルDC内において、X方向に延在する電源配線GV1,GV2を分断した例を示す。分断された2つの電源配線GV1a,GV1bの端部は、スルーホール導体TH9,TH10及び第1配線層M1に形成された接続配線PAS3を介して接続されており、これによりX方向における接続が確保されている。同様に、分断された2つの電源配線GV2a,GV2bの端部は、スルーホール導体TH11,TH12及び第1配線層M1に形成された接続配線PAS4を介して接続されており、これによりX方向における接続が確保されている。かかる構成により、ゲート配線層Gにかかる応力が緩和される。尚、図21に示す例では、電源配線GV1,GV2がダミーセルDC内に折り曲げられており、ダミーセルDC内で接続配線PAS3,PAS4を介して接続されているが、この点は必須でない。
以上説明したように、本実施形態による半導体装置は、ゲート配線層Gを用いてメッシュ状の電源配線GVを構成し、メッシュ状の電源配線GVを介してpウェル領域PWにウェル電位VPWを供給している。このため、ウェル電位VPWを供給するための電源配線M2SPWをpウェル領域PWごとに設ける必要が無くなり、複数のpウェル領域PWに対して最低1本の電源配線M2SPWを用いれば足りる。これにより、第2配線層M2に形成する配線の配線密度を緩和することが可能となる。したがって、本実施形態による半導体装置は、MOSトランジスタのソースに供給される動作電位とは異なるウェル電位をウェル領域に供給する場合において好適である。
但し、本発明において、ウェル領域のウェル電位がMOSトランジスタの動作電位と異なっていることは必須でなく、両者が同じ電位であっても構わない。次に、ウェル領域のウェル電位とMOSトランジスタの動作電位とが同じ電位である例による実施形態について説明する。
図22は、本発明の好ましい第2の実施形態による半導体装置の主要部の構成を示す透視平面図である。
図22に示すように、本実施形態においては、ゲート配線層Gに形成されたメッシュ状の電源配線GVに低位側の電源電位VSSが供給され、第1配線層M1に形成されたメッシュ状の電源配線M1Vに高位側の電源電位VDDが供給される。低位側の電源電位VSSはpウェル領域PWのウェル電位としても用いられ、高位側の電源電位VDDはnウェル領域NWのウェル電位としても用いられる。したがって、本実施形態にて使用される電源電位は2種類である。電源電位VSS,VDDは、第2配線層M2に形成された電源配線M2S,M2Vからそれぞれ供給される。
電源配線M2SはX方向に延在する配線であり、コンタクト導体CPWを介してpウェル領域PWに設けられた拡散層領域DFpに接続されるとともに、スルーホール導体THpを介してメッシュ状の電源配線GVに接続される。これにより、低位側の電源電位VSSは、pウェル領域PWに設けられた拡散層領域DFpに供給されるとともに、pウェル領域PWに設けられたNチャンネル型MOSトランジスタNMOSのソースに供給される。
電源配線M2VもX方向に延在する配線であり、コンタクト導体CNWを介してnウェル領域NWに設けられた拡散層領域DFnに接続されるとともに、スルーホール導体THnを介してメッシュ状の電源配線M1Vに接続される。これにより、高位側の電源電位VDDは、nウェル領域NWに設けられた拡散層領域DFnに供給されるとともに、nウェル領域NWに設けられたPチャンネル型MOSトランジスタPMOSのソースに供給される。
図22に示す例においても複数のセルトラックCTが設けられており、各セルトラックCTに複数のスタンダードセルSC及び給電セルFCがX方向に配列されている。この点、上述した第1の実施形態と同様である。そして、本実施形態においてはメッシュ状の電源配線GVに電源電位VSSが供給され、メッシュ状の電源配線M1Vに電源電位VDDが供給されることから、1本の電源配線M2S及び1本のM2Vを複数のセルトラックCTに対して割り当てることが可能となる。これにより、第2配線層M2に形成される配線の配線密度を緩和することが可能となる。
本実施形態では、ゲート配線層Gの電源配線GVによって電源電位VSSのメッシュを形成していることから、ゲート配線層Gの配線抵抗はできる限り低いことが好ましい。ゲート配線層Gの材料として一般的に使用されるドープトポリシリコンは、上層の配線層に使用される金属材料よりも配線抵抗が高いため、本実施形態はゲート配線層Gの材料として金属材料を用いることが好ましい。
このように、本実施形態では、ゲート配線層Gを用いて電源電位VSSのメッシュを形成し、第1配線層M1を用いて電源電位VDDのメッシュを形成していることから、第1配線層M1よりも上層の配線層に形成する電源のメッシュを簡素化することができ、場合によっては省略することが可能となる。これにより、第1配線層M1よりも上層の配線層に形成すべき電源配線の数が大幅に削減されるため、その分、多数の信号配線を割り当てることが可能となる。
上述の通り、第1及び第2の実施形態では、ゲート配線層Gを用いて電源のメッシュを形成しているが、本発明においてこの点は必須でない。次に、ゲート配線層Gを含む複数の配線層を用いて電源のメッシュを形成した例による実施形態について説明する。
図23は、本発明の好ましい第3の実施形態による半導体装置の主要部の構成を示す透視平面図である。
図23に示すように、本実施形態においては、ゲート配線層Gに形成された電源配線GVV,GVSが主にY方向に延在して設けられ、第1配線層M1に形成された電源配線M1V,M1Sが主にX方向に延在して設けられている。ゲート配線層Gの電源配線GVV,GVSは、給電セルFC内において並行に設けられる。そして、電源配線GVVと電源配線M1Vはスルーホール導体THvを介して接続され、電源配線GVSと電源配線M1Sはスルーホール導体THsを介して接続されており、これにより2つの電源のメッシュが形成されている。電源配線M1Vへの電源電位VDDの供給は、第2配線層M2においてX方向に延在する電源配線M2Vを介して行われる。同様に、電源配線M1Sへの電源電位VSSの供給は、第2配線層M2においてX方向に延在する電源配線M2Sを介して行われる。
第1配線層M1に形成された電源配線M1Sは、コンタクト導体CPWを介してpウェル領域PWに設けられた拡散層領域DFpに接続されるとともに、pウェル領域PWに設けられたNチャンネル型MOSトランジスタNMOSのソースに供給される。一方、第1配線層M1に形成された電源配線M1Vは、コンタクト導体CNWを介してnウェル領域NWに設けられた拡散層領域DFnに接続されるとともに、nウェル領域NWに設けられたPチャンネル型MOSトランジスタPMOSのソースに供給される。
図23に示す例においても複数のセルトラックCTが設けられており、各セルトラックCTに複数のスタンダードセルSC及び給電セルFCがX方向に配列されている。この点、上述した第1及び第2の実施形態と同様である。これにより、第1及び第2の実施形態と同様、1本の電源配線M2S及び1本のM2Vを複数のセルトラックCTに対して割り当てることが可能となる。これにより、第2配線層M2に形成される配線の配線密度をより緩和することが可能となる。
また、本実施形態においては、ゲート配線層Gに形成された電源配線GVVと、第1配線層M1に形成された電源配線M1Vを用いてメッシュ状のVDD配線を立体的に構築するとともに、ゲート配線層Gに形成された電源配線GVSと、第1配線層M1に形成された電源配線M1Sを用いてメッシュ状のVSS配線を立体的に構築していることから、ゲート配線層Gと第1配線層M1の配線抵抗に大きな差がある場合であっても、2つのメッシュ状の電源配線の配線抵抗にほとんど差が生じない。
尚、セルトラックCT内の各セルは、あらかじめ定められたグリッドを基準として配置される。グリッドの最小単位をNとした場合、各セルのX方向における長さは4Na(aは自然数)で表される。図23には、給電セルFCのX方向における長さが4N、スタンダードセルSCのX方向における長さが8Nである例を示している。そして、各セルのX方向における端部は、図23に示すグリッドgに沿ってレイアウトすることが条件とされている。グリッドgとは、Y方向に延在しX方向において4Nごとに現れるグリッドである。
このような条件を満たす場合、給電セルFC内においては、グリッドg1,g2に沿ってゲート配線層Gに電源配線GVを形成する。グリッドg1とは、Y方向に延在しX方向において4Nごとに現れるグリッドであり、グリッドgに対してX方向にNだけずれている。また、グリッドg2とは、Y方向に延在しX方向において4Nごとに現れるグリッドであり、グリッドgに対してX方向に3Nだけずれている。そして、X方向に延在する電源配線M1Vについては、グリッドg1との交点にスルーホール導体THvを配置し、X方向に延在する電源配線M1Sについては、グリッドg2との交点にスルーホール導体THsを配置すれば、上述した立体的なメッシュ状の電源配線を2つ形成することが可能となる。
次に、本発明の好ましい実施形態による半導体装置の設計装置及び設計方法について説明する。
図24は、本実施形態による半導体装置の設計装置100を示すブロック図である。また、図25は、本実施形態による半導体装置の設計方法を説明するためのフローチャートである。
図24に示す設計装置100は、入力デバイス110及び出力デバイス120と、これらに接続された処理部130と、複数のスタンダードセルSC及び給電セルFCのレイアウトが登録されたライブラリ140とを備える。したがって、プログラムによって動作する一般的なコンピュータを用いて設計装置100を構成することが可能である。そして、設計対象となる回路ブロックの回路データを入力デバイス110を介して入力すると、設計装置100はこれに対応するレイアウトパターンデータを出力デバイス120から出力する。レイアウトパターンデータとは、当該回路ブロックを実現するための物理的なデバイス構成を示すデータであり、拡散層、ゲート電極、信号配線、電源配線、コンタクト導体、スルーホール導体の位置データ及び形状データなどを含む。
図25に示すように、まず設計対象となる回路ブロックの回路データを入力デバイス110を介して入力する(ステップS1)。入力された回路データは処理部130に供給される。処理部130は回路データを解析し、ライブラリ140に登録された多数のスタンダードセルSCの中から必要な複数のスタンダードセルSC及びその組み合わせを特定する(ステップS2)。次に、処理部130は特定した複数のスタンダードセルSCを複数のセルトラックCT内に配置する(ステップS3)。各スタンダードセルSCにはセルトラックCTの境界に沿った電源配線GVが含まれており、これによりX方向に延在する複数の電源配線GVが形成される。当然ながら、当該処理は設計装置100の内部で実行される情報処理であり、半導体基板上に物理的なセルを実際に配置するわけではない。あくまで、設計装置100内に定義された仮想的なセルトラックCT内に、スタンダードセルSCを仮想的にレイアウトする処理である。以降の処理についても同様である。
次に、各セルトラックCT内に少なくとも一つの給電セルFCを挿入する(ステップS4)。これにより、当該回路ブロックを構成するセルのレイアウトが確定する。また、X方向に延在する複数の電源配線GVは、給電セルFC内に設けられたY方向に延在する電源配線GVによって短絡されることから、メッシュ状となる。
その後は、必要な配線を第1配線層M1、第2配線層M2及び第3配線層M3に順次発生させるとともに、必要なスルーホール導体及びコンタクト導体を発生させれば、レイアウトパターンデータが完成する(ステップS5)。生成されたレイアウトパターンデータは出力デバイス120から出力され(ステップS6)、これにより一連の処理が完了する。
次に、本発明の適用が可能な半導体装置の具体的な回路構成について説明する。
図26は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置50の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体装置50はDRAMであり、図26に示すようにメモリセルアレイ51を備えている。メモリセルアレイ51には、互いに交差する複数のワード線WLと複数のビット線BLが設けられており、その交点にメモリセルMCが配置されている。ワード線WLの選択はロウデコーダ52によって行われ、ビット線BLの選択はカラムデコーダ53によって行われる。ビット線BLは、センス回路54内の対応するセンスアンプSAにそれぞれ接続されており、カラムデコーダ53により選択されたビット線BLは、センスアンプSAを介してアンプ回路55に接続される。
ロウデコーダ52、カラムデコーダ53、センス回路54及びアンプ回路55の動作は、アクセス制御回路60によって制御される。アクセス制御回路60には、アドレス端子61及びアドレス入力回路63を介して外部からアドレス信号ADDが供給されるとともに、コマンド端子62及びコマンド入力回路64を介して外部からコマンド信号CMDが供給される。アドレス入力回路63は、アドレス端子61に供給されるアドレス信号ADDを受け、これを増幅する役割を果たす。コマンド入力回路64も同様であり、コマンド端子62に供給されるコマンド信号CMDを受け、これを増幅する役割を果たす。アクセス制御回路60は、これらアドレス信号ADD及びコマンド信号CMDを受け、これらに基づいてロウデコーダ52、カラムデコーダ53、センス回路54及びアンプ回路55を制御する。
具体的には、コマンド信号CMDが半導体装置50のアクティブ動作を示している場合、アドレス信号ADDはロウデコーダ52に供給される。これに応答して、ロウデコーダ52はアドレス信号ADDが示すワード線WLを選択し、これにより対応するメモリセルMCがそれぞれビット線BLに接続される。その後、アクセス制御回路60は、所定のタイミングでセンス回路54を活性化させる。
一方、コマンド信号CMDが半導体装置50のリード動作又はライト動作を示している場合、アドレス信号ADDはカラムデコーダ53に供給される。これに応答して、カラムデコーダ53はアドレス信号ADDが示すビット線BLをアンプ回路55に接続する。これにより、リード動作時においては、センスアンプSAを介してメモリセルアレイ51から読み出されたリードデータDQがアンプ回路55及びデータ入出力回路70を介してデータ端子71から外部に出力される。また、ライト動作時においては、データ端子71及びデータ入出力回路70を介して外部から供給されたライトデータDQが、アンプ回路55及びセンスアンプSAを介してメモリセルMCに書き込まれる。
これら各回路ブロックは、それぞれ所定の内部電圧を動作電源として使用する。これら内部電源は、図26に示す電源回路80によって生成される。電源回路80は、電源端子81,82を介してそれぞれ供給される外部電位VDD及び接地電位VSSを受け、これらに基づいて内部電圧VPP,VPERI,VARYなどを生成する。内部電位VPPは外部電位VDDを昇圧することによって生成され、内部電位VPERI,VARYは外部電位VDDを降圧することによって生成される。
内部電圧VPPは、主にロウデコーダ52において用いられる電圧である。ロウデコーダ52は、アドレス信号ADDに基づき選択したワード線WLをVPPレベルに駆動し、これによりメモリセルMCに含まれるセルトランジスタを導通させる。内部電圧VARYは、主にセンス回路54において用いられる電圧である。センス回路54が活性化すると、ビット線対の一方をVARYレベル、他方をVSSレベルに駆動することにより、読み出されたリードデータの増幅を行う。内部電圧VPERIは、アクセス制御回路60などの大部分の周辺回路の動作電圧として用いられる。これら周辺回路の動作電圧として外部から供給される電源電圧VDDよりも電圧の低い内部電圧VPERIを用いることにより、半導体装置50の低消費電力化が図られている。前述のスタンダードセルSCに使用される電圧をVDDと記したが、この内部電圧VPERIを用いても良い。
このような構成を有する半導体装置50においては、例えばアクセス制御回路60に含まれる回路ブロックに本発明を適用することが可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
10 半導体基板
21〜23 層間絶縁膜
31〜34 配線
50 半導体装置
51 メモリセルアレイ
52 ロウデコーダ
53 カラムデコーダ
54 センス回路
55 アンプ回路
60 アクセス制御回路
61 アドレス端子
62 コマンド端子
63 アドレス入力回路
64 コマンド入力回路
70 データ入出力回路
71 データ端子
80 電源回路
81,82 電源端子
100 設計装置
110 入力デバイス
120 出力デバイス
130 処理部
140 ライブラリ
BC,BCa バイパスセル
CN1〜CN3,CP1〜CP5,CNW,CPW コンタクト導体
CT セルトラック
DC ダミーセル
DFn,DFp 拡散層領域
FC,FCa,FCb,FCc 給電セル
G ゲート配線層
GV,GVV,GVS 電源配線
Gn,Gp ゲート電極
g グリッド
M1 第1配線層
M1S,M1V,M1SPW 電源配線
M2 第2配線層
M2S,M2V,M2SPW 電源配線
M3 第3配線層
N1〜N3 n型拡散層領域
NMOS Nチャンネル型MOSトランジスタ
NW Nウェル領域
P1〜P5 p型拡散層領域
PAS1〜PAS4 接続配線
PMOS Pチャンネル型MOSトランジスタ
PW Pウェル領域
SC,SCa スタンダードセル
SDn,SDp ソース/ドレイン領域
TH スルーホール導体
VDD 高位側の電源電位
VNW,VPW ウェル電位
VSS 低位側の電源電位
W 信号配線
21〜23 層間絶縁膜
31〜34 配線
50 半導体装置
51 メモリセルアレイ
52 ロウデコーダ
53 カラムデコーダ
54 センス回路
55 アンプ回路
60 アクセス制御回路
61 アドレス端子
62 コマンド端子
63 アドレス入力回路
64 コマンド入力回路
70 データ入出力回路
71 データ端子
80 電源回路
81,82 電源端子
100 設計装置
110 入力デバイス
120 出力デバイス
130 処理部
140 ライブラリ
BC,BCa バイパスセル
CN1〜CN3,CP1〜CP5,CNW,CPW コンタクト導体
CT セルトラック
DC ダミーセル
DFn,DFp 拡散層領域
FC,FCa,FCb,FCc 給電セル
G ゲート配線層
GV,GVV,GVS 電源配線
Gn,Gp ゲート電極
g グリッド
M1 第1配線層
M1S,M1V,M1SPW 電源配線
M2 第2配線層
M2S,M2V,M2SPW 電源配線
M3 第3配線層
N1〜N3 n型拡散層領域
NMOS Nチャンネル型MOSトランジスタ
NW Nウェル領域
P1〜P5 p型拡散層領域
PAS1〜PAS4 接続配線
PMOS Pチャンネル型MOSトランジスタ
PW Pウェル領域
SC,SCa スタンダードセル
SDn,SDp ソース/ドレイン領域
TH スルーホール導体
VDD 高位側の電源電位
VNW,VPW ウェル電位
VSS 低位側の電源電位
W 信号配線
Claims (22)
- 半導体基板上において第1の方向に配列され、それぞれ少なくとも1つの電界効果トランジスタを含む複数の第1のスタンダードセルと、
前記複数の第1のスタンダードセルの第2の方向における一方の端部に沿って、前記第1の方向に延在する第1の電源配線と、を備え、
前記電界効果トランジスタは、ゲート配線層に形成されたゲート電極を含み、
前記第1の電源配線は、前記ゲート配線層に形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 前記複数の第1のスタンダードセルの前記第2の方向における他方の端部に沿って、前記第1の方向に延在する第2の電源配線をさらに備え、
前記第2の電源配線は、前記ゲート配線層に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第2の方向に延在し、前記第1の電源配線と前記第2の電源配線とを接続する第3の電源配線をさらに備え、
前記第3の電源配線は、前記ゲート配線層に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。 - 前記半導体基板上において前記第1の方向に配列され、それぞれ少なくとも1つの電界効果トランジスタを含む複数の第2のスタンダードセルと、
前記複数の第2のスタンダードセルの前記第2の方向における一方の端部に沿って、前記第1の方向に延在する第4の電源配線と、をさらに備え、
前記第4の電源配線は、前記ゲート配線層に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。 - 前記複数の第1のスタンダードセルの前記第2の方向における一方の端部は、前記複数の第2のスタンダードセルの前記第2の方向における他方の端部と一致していることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
- 前記半導体基板には、前記複数の第1のスタンダードセルに共通の第1導電型の第1のウェル領域が設けられており、
前記電界効果トランジスタの少なくとも一部は前記第1のウェル領域上に形成されており、
前記第1のウェル領域には、前記第1の電源配線を介して所定のウェル電位が供給されることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記半導体基板には、前記複数の第1のスタンダードセルに共通の第2導電型の第2のウェル領域が設けられており、
前記電界効果トランジスタの他の少なくとも一部は、前記第2のウェル領域上に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。 - 前記複数の第1のスタンダードセルのうち、前記第1の方向に隣接する2つのスタンダードセル間に介在して設けられた給電セルをさらに備え、
前記第3の電源配線は、前記給電セル上に配置されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置。 - 前記第1のウェル領域は、前記ウェル電位が供給される給電用の拡散層領域を備え、
前記給電セルは、前記ウェル電位を前記拡散層領域に供給する第1のコンタクト導体を備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。 - 前記第3の電源配線は第1及び第2の部分に分割されており、
前記第1の部分の一端と前記第2の部分の一端は、前記ゲート配線層よりも上層に位置する他の配線層を介して短絡されていることを特徴とする請求項3乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記第3の電源配線は第1及び第2の部分に分割されており、
前記第1の部分の一端と前記第2の部分の一端は、前記ゲート配線層よりも上層に位置する他の配線層を介して短絡されており、
前記第1の部分の前記一端と前記第2の部分の前記一端との間に位置する前記半導体基板上には、前記第1のウェル領域と前記第2のウェル領域の境界が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。 - 前記第3の電源配線は第1及び第2の部分に分割されており、
前記第1の部分の一端と前記第2の部分の一端は、前記ゲート配線層よりも上層に位置する他の配線層を介して短絡されており、
前記第1の部分の前記一端と前記第2の部分の前記一端との間に位置する前記半導体基板上には、前記拡散層領域が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。 - 前記第1の電源配線は第3及び第4の部分に分割されており、
前記第3の部分の一端と前記第4の部分の一端は、前記ゲート配線層よりも上層に位置する他の配線層を介して短絡されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記ゲート配線層よりも上層に位置する第1配線層に形成されたメッシュ状の第5の電源配線をさらに備え、
前記第1乃至第3の電源配線と前記第5の電源配線には、互いに異なる電源電位が供給されることを特徴とする請求項3乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記第1配線層よりも上層に位置する第2配線層に形成された第6及び第7の電源配線をさらに備え、
前記第6及び第7の電源配線は、いずれも前記第1の方向に延在して設けられ、
前記第6の電源配線は、第2のコンタクト導体を介して前記第1乃至第3の電源配線に接続され、
前記第7の電源配線は、第3のコンタクト導体を介して前記第5の電源配線に接続されることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。 - 前記ゲート配線層よりも上層に位置する第1配線層に形成され、前記第2の方向に延在する第8及び第9の電源配線をさらに備え、
前記第8の電源配線は、第4のコンタクト導体を介して前記第1の電源配線に接続され、
前記第9の電源配線は、第5のコンタクト導体を介して前記第2の電源配線に接続されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。 - 前記第1配線層よりも上層に位置する第2配線層に形成された第10及び第11の電源配線をさらに備え、
前記第10及び第11の電源配線は、いずれも前記第2の方向に延在して設けられ、
前記第10の電源配線は、第6のコンタクト導体を介して前記第8の電源配線に接続され、
前記第11の電源配線は、第7のコンタクト導体を介して前記第9の電源配線に接続されることを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。 - メッシュ状に形成された電源配線と、
前記電源配線に囲まれた矩形状の領域に設けられた複数のスタンダードセルと、を備え、
前記複数のスタンダードセル内には、ゲート電極を備える少なくとも一つの電界効果トランジスタがそれぞれ設けられ、
前記電源配線と前記ゲート電極は、いずれもゲート配線層に形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 同じスタンダードセル内に存在する複数のノード間を接続する第1の配線と、
異なるスタンダードセル内に存在する複数のノード間を接続する第2の配線と、をさらに備え、
前記第1の配線は、前記ゲート配線層よりも上層に位置する第1配線層に形成され、
前記第2の配線は、前記第1配線層よりも上層に位置する第2配線層に形成されることを特徴とする請求項18に記載の半導体装置。 - 前記複数のスタンダードセルは、第1導電型の電界効果トランジスタと第2導電型の電界効果トランジスタを含み、
前記第1導電型の電界効果トランジスタが形成されるウェル領域には、前記電源配線を介して所定のウェル電位が供給されることを特徴とする請求項18又は19に記載の半導体装置。 - それぞれ少なくとも一つの電界効果トランジスタを有する複数のスタンダードセルをレイアウトするステップと、
前記複数のスタンダードセル間の境界領域にメッシュ状の電源配線をレイアウトするステップと、を備え、
前記電界効果トランジスタのゲート電極及び前記電源配線は、いずれもゲート配線層に形成されることを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 前記ゲート配線層よりも上層に位置する第1配線層に、同じスタンダードセル内に存在する複数のノード間を接続する第1の配線をレイアウトするステップと、
前記第1配線層よりも上層に位置する第2配線層に、異なるスタンダードセル内に存在する複数のノード間を接続する第2の配線をレイアウトするステップと、をさらに備えることを特徴とする請求項21に記載の半導体装置の設計方法。
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