JP2013242583A - マスクケース、搬送装置、搬送方法、露光装置、露光方法及びデバイス製造方法 - Google Patents
マスクケース、搬送装置、搬送方法、露光装置、露光方法及びデバイス製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】大きな重量を有するマスクを確実に搬送する。
【解決手段】パターンが設けられたマスクを保持するマスクケースであって、前記マスクが収納される収納部を形成する収納部本体と、前記収納部本体に設けられ、前記収納部本体の外側からの光を前記収納部本体の内側へ入射させるための第1窓と、前記収納部本体に設けられ、前記収納部本体の内側に入射した前記光を前記収納部本体の外側へ射出させるための第2窓とを備える。
【選択図】図19
【解決手段】パターンが設けられたマスクを保持するマスクケースであって、前記マスクが収納される収納部を形成する収納部本体と、前記収納部本体に設けられ、前記収納部本体の外側からの光を前記収納部本体の内側へ入射させるための第1窓と、前記収納部本体に設けられ、前記収納部本体の内側に入射した前記光を前記収納部本体の外側へ射出させるための第2窓とを備える。
【選択図】図19
Description
本発明は、マスクが収納されるマスクケース、該マスクケースに収納されたマスクを搬送する搬送装置、搬送方法、露光装置、露光方法及びデバイス製造方法に関するものである。
従来、マスクはマスクケースに収納された状態で無人搬送車によって露光装置の近傍まで搬送され、例えば無人搬送車に設けられている搬送用アームにより、マスクケースに収納されたまま、露光装置内の所定の位置に受け渡される。この所定の位置に置かれたマスクは、マスクケースに収納されたまま、露光装置内の搬送装置に備えられている搬送用アームによってマスクライブラリまで搬送されて保管される(日本国特許出願公開2005−243770号参照)。
ところで、近年における液晶表示デバイス製造用マスクの大型化は顕著であり、これにともなってマスクの重量も大きくなっている。かかるマスクを搬送用アームによって搬送することは、搬送用アームの強度を確保する等の点から困難になってきている。
本発明の目的は、大きな重量を有するマスクを確実に搬送することができるマスクケース、搬送装置、搬送方法、露光装置、露光方法及びデバイス製造方法を提供することである。
本発明のマスクケースは、パターンが設けられたマスクを保持するマスクケースであって、前記マスクが収納される収納部を形成する収納部本体と、前記収納部本体に設けられ、前記収納部本体の外側からの光を前記収納部本体の内側へ入射させるための第1窓と、前記収納部本体に設けられ、前記収納部本体の内側に入射した前記光を前記収納部本体の外側へ射出させるための第2窓とを備えることを特徴とする。
本発明の搬送装置は、露光装置で使用されるマスクを搬送する搬送装置であって、前記マスクが収納された本発明のマスクケースを保持して移動する移動機構を備えることを特徴とする。
本発明の搬送方法は、露光装置で使用されるマスクを搬送する搬送方法であって、前記マスクが収納された本発明のマスクケースを保持することを含むことを特徴とする。
本発明の露光装置は、マスクに設けられたパターンを感光性基板に転写する露光装置であって、前記マスクが収納された本発明のマスクケースを搬送する搬送装置を備えることを特徴とする。
本発明の露光方法は、マスクに設けられたパターンを感光性基板に転写する露光方法であって、前記マスクが収納された本発明のマスクケースを搬送することを含むことを特徴とする。
本発明のデバイス製造方法は、感光性基板にデバイスを形成するデバイス製造方法であって、本発明の露光方法を用いて前記感光性基板にパターンを転写することと、前記パターンが露光された前記感光性基板を現像することとを含む。
本発明のマスクケース、搬送装置、搬送方法、露光装置、露光方法及びデバイス製造方法によれば、大きな重量を有するマスクを確実に搬送することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るマスクケース、搬送装置、露光装置、マスク搬送方法及びデバイス製造方法について説明を行なう。図1は、本発明の第1の実施形態に係る露光装置EXの概略構成図を示す図である。なお、以下の説明において、水平面内における所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と垂直な方向をY軸方向、X軸及びY軸方向に垂直な方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。
露光装置EXは、マスクMのパターンを感光基板Pに露光する露光部Sと、大きな重量を有するマスクMが収納されたマスクケースCを保管する保管部としてのマスクライブラリLBと、マスクライブラリLBに対してマスクケースCを搬送する搬送装置H1と、マスクケースCから取り出したマスクMを露光部Sに搬送する搬送装置H2を備えている。なお、露光部S、マスクライブラリLB、及び搬送装置H1,H2は、所定環境に設定された露光チャンバCH内部に収容されており、搬送装置H1,H2を含む露光装置EX全体の動作は制御装置CONTにより制御される。
マスクライブラリLBは、露光チャンバCHに設けられたマスクケースCの搬出入口10(図6参照)の上方に設けられ、マスクケースCを収容する複数の収容部65を有している。収容部65はZ軸方向に複数設けられており、収容部65に収容されるマスクケースCにはマスクMが1枚ずつ個別に収納される。
露光部Sは、パターンが設けられたマスクMを支持するマスクステージMSTと、露光処理対象である感光基板Pを支持する基板ステージPSTと、マスクステージMSTに支持されたマスクMを露光光ELで照明する照明光学系ILと、露光光ELで照明されたマスクMのパターンの投影像を感光基板P上に形成する投影光学系PLとを備えている。
マスクMは図示しないマスクストッカからマスクケースCに収納された状態で搬送車Vによって露光装置EXまで搬送される。搬送車Vは、搬出入口10からチャンバCH内に進入し、マスクライブラリLBの下部に停止する。そして搬送車Vは、搬送装置H1との間でマスクケースCの受け渡しを行う。
図2はマスクケースCの構成を示す図であり、(a)はマスクケースCの側面図、(b)はマスクケースCの底面図、(c)はマスクケースCのレール状の補強部材の端部の拡大図である。図2に示すように、マスクケースCは、マスクMが収納されたマスク収納部(収納部本体)30と、マスクケースCが載置される搬送車V、搬送装置H1等(以下、外部装置と呼ぶ。)との接触部に設けられた補強部材32とを備えている。
マスク収納部30は、マスクMが収納される空間を形成する平面視矩形状の下部材30aと平面視矩形状の上部材30bとを備えている。下部材30aおよび下部材30bは、マスク収納部30の軽量化等を目的として、例えばアルミニウムを用いて形成される。補強部材32は、後述のように外部装置に対して搬送されるマスクケースCの搬出入方向(図2(b)に示す矢印D方向)に沿って、マスクケースCの底面部の両側部にレール状に延設されている。補強部材32は、焼入れした金属部材(例えば、焼入れしたSUS400系材料)等を用いて形成されており、収納部30に収納されるマスクMの荷重に対応する強度、つまりマスクMの荷重によって変形等されない強度を有している。なお、マスクケースCの軽量化を図りつつ補強部材32の耐荷重強度を確保するため、マスク収納部30は比重が小さい構成材料が用いられ、補強部材32はマスク収納部30の構成材料よりも大きい比重を有する構成材料が用いられる。
また、補強部材32は、外部装置と接触する部分にマスクケースCの搬出入方向に対して所定の幅以上の平面部32aが設けられるとともに、搬出入方向の前端部及び後端部には、図2(c)に示すように、マスクMの荷重方向に対して傾斜したテーパ面32bが設けられている。なお、補強部材32は、1部材で構成してもよく、2以上の部材を連結して構成してもよい。特に、3以上の部材を連結して構成する場合には、その複数の連結位置の間隔を、後述する外部装置との複数の接触点の間隔と異ならせることが好ましい。
また、マスクケースCの底面部には、後述のように搬送装置H1に設けられているスライド機構55(図5参照)に対して切り離し自在に連結される連結部としての連結凹部33が設けられている。さらに、マスクケースCの側面部には、後述のように搬送装置H1に設けられた仮固定機構としてのカムフォロア56が押し当てられる切欠き部34が設けられている。
次に、図3および図4を参照して、搬送車(搬送装置)Vの構成を説明する。図3は搬送車Vの正面図であり、図4は搬送車Vの平面図である。搬送車Vは、搬送車Vを移動させる装置移動機構としての車輪40a及び図示しない車輪駆動部を有する本体部40と、本体部40上に設けられているマスクケース搬送部41と、所定の回転中心100を中心として、本体部40に対してマスクケース搬送部41を回転させる回転機構42とを備える。
マスクケース搬送部41は、マスクケースCを保持し、搬送装置H1との間でマスクケースCの受け渡しを行う機構を備える。具体的には、マスクケース搬送部41上には、マスクケースCの補強部材32を支持すると共に、この補強部材32との間に生じる摩擦を抑制するケース支持部としてのボールトランスファ43がほぼ平行な2列に配置されている。この2列の間隔は、マスクケースCに設けられた2本の補強部材32の間隔にほぼ等しく設定されている。また、ボールトランスファ43の列に沿ったマスクケース搬送部41上の側端部には、ガイド機構としての複数のカムフォロア44がボールトランスファ43の列とほぼ平行な2列に配置されている。この2列のカムフォロア44のうち少なくとも一方は、マスクケースCの側面部に当接され、搬送車Vに対するマスクケースCの搬出入方向(図2(b)に示す矢印D方向)を規定している。
また、マスクケース搬送部41上の2列に配置されたボールトランスファ43の間には、マスクケースCの底面部を保持し、ボールトランスファ43に対してマスクケースCを上昇させて離間させることによりマスクケース搬送部41上におけるマスクケースCの位置を仮固定する仮固定機構としての保持機構45が設けられている。
回転機構42は、水平面に沿ってマスクケース搬送部41を回転させることにより、搬送車Vの本体部40に対するマスクケースCの搬出入方向を変化させる。ここで、本体部40には、回転機構42によるボールトランスファ43の配列方向の回転角度に対応する角度情報を検知する角度検知装置が設けられており、回転機構42は、この角度検知装置により検出された角度情報に基づいて、マスクケース搬送部41、ひいては2列に配置されたボールトランスファ43を、回転中心100を中心として回転させる。
次に、図5および図6を参照して、搬送装置H1の構成を説明する。図5は搬送装置H1におけるマスクケース搬送部の平面図であり、図6は搬送装置H1の側面図である。なお、図6中、マスクケース搬送部は、図5におけるA−A矢視図を示している。搬送装置H1は、マスクケース搬送部50と昇降駆動部51が設けられている。マスクケース搬送部50及び昇降駆動部51は、昇降移動機構を構成する。
マスクケース搬送部50は、マスクケースCを保持し、搬送車VとマスクライブラリLBとの間でマスクケースCの受け渡しを行う機構を備える。具体的には、マスクケース搬送部50上には、マスクケースCの補強部材32を支持すると共に、この補強部材32との間に生じる摩擦を抑制するケース支持部としての複数のボールトランスファ52がほぼ平行な2列に配置されている。この2列の間隔は、マスクケースCに設けられた2本の補強部材32の間隔にほぼ等しく設定されている。
また、ボールトランスファ52の列に沿ったマスクケース搬送部50上の側端部には、ガイド機構としての複数のカムフォロア53がボールトランスファ52の列とほぼ平行な2列に配置されている。この2列のカムフォロア53のうち少なくとも一方は、マスクケースCの側面部に当接され、搬送装置H1に対するマスクケースCの搬出入方向を規定している。
また、マスクケース搬送部50上の2列に配置されたボールトランスファ52の間には、ボールトランスファ52に対してマスクケースCを搬出入方向にスライド移動させるスライド機構55が設けられている。スライド機構55は、マスクケースCの連結凹部33に連結される連結凸部54を有しており、この連結凸部54をカムフォロア53の列に沿って移動させることで、マスクケースCをボールトランスファ52上で搬出入方向へスライド移動させる。
また、ボールトランスファ52の列に沿ったマスクケース搬送部50の一方の端部には、マスクケース搬送部50に対するマスクケースCの位置を仮固定する仮固定機構としてのカムフォロア56が設けられている。カムフォロア56は、図示しないエアシリンダ等によってマスクケースCの搬出入方向とほぼ垂直な方向(図5に示す矢印B方向)へ駆動される。これによって、カムフォロア56は、マスクケースCの一方の側面部に設けられた切欠き部34に押し付けられ、マスクケースCの他方の側面部をカムフォロア53に押し当てて、マスクケース搬送部50上におけるマスクケースCの位置を仮固定する。
ここで、マスクケースCに設けられた補強部材32には、ボールトランスファ52との接触面として、マスクケースCの搬出入方向に対して所定幅以上の平面部が設けられており、この平面部がボールトランスファ52上を摺動することで、マスクケースCは、カムフォロア53によって押し当てられる。
昇降駆動部51は、マスクケース搬送部50を保持し、搬出入口10に対応する高さとマスクライブラリLBに対応する高さとに対してマスクケース搬送部50を昇降移動させる。より詳細には、昇降駆動部51は、搬出入口10に対応する高さにおいて、搬送車Vのボールトランスファ43の高さとマスクケース搬送部50のボールトランスファ53の高さとをほぼ一致させる。また、マスクライブラリLBに対応する高さでは、昇降駆動部51は、ボールトランスファ53の高さと、後述するマスクライブラリLBのボールトランスファ66(図7参照)の高さとをほぼ一致させる。
次に、図7を参照して、マスクライブラリLBの構成を説明する。図7は、マスクライブラリLBをマスクケースCの搬出入口10の方向から視た図を示している。マスクライブラリLBの各収容部65は、マスクケースCを保持し、搬送装置H1との間でマスクケースCの受け渡しを行う機構を備える。具体的には、各収容部65には、マスクケースCの補強部材32を支持すると共に、この補強部材32との間に生じる摩擦を抑制するケース支持部としての複数のボールトランスファ66がほぼ平行な2列に配置されている。この2列の間隔は、マスクケースCに設けられた2本の補強部材32の間隔にほぼ等しく設定されている。また、ボールトランスファ66の列に沿った各収容部65の側端部には、ガイド機構としての複数のカムフォロア67がボールトランスファ66の列とほぼ平行な2列に配置されている。この2列のカムフォロア67のうち少なくとも一方は、マスクケースCの側面部に当接され、マスクライブラリLBに対するマスクケースCの搬出入方向を規定している。
次に、図8に示すフローチャートを参照して、搬送車Vに搭載されたマスクMおよびマスクケースCをマスクライブラリLBまで搬送する搬入手順について説明する。なお、マスクライブラリLBから搬送車Vまで搬送する搬出手順は、以下に説明する搬入手順を逆順に処理することで行われる。
まず、マスクMが収納されたマスクケースCが搬送車Vによって露光装置EXまで搬送される(ステップS10)。即ち、搬送車Vのマスクケース搬送部41上に保持機構45によってマスクケースCを仮固定した状態で、マスクケースCが露光チャンバCHの近傍まで搬送される。制御装置CONTは、搬送車Vを露光チャンバCH内に進入させるために、図示しない開閉機構によって搬出入口10を開放する。そして、図9に示すように、搬送車VはマスクライブラリLBの下方の所定位置まで進入し、搬送車Vに設けられている図示しない位置決め機構により搬送装置H1に対して位置決めされて停止する。この時点では、搬送車Vは、保持機構45を上昇させることにより、ボールトランスファ43に対してマスクケースCを上昇させて、ボールトランスファ43とマスクケースCの補強部材32を離間させているが、所定位置に停止した後、搬送装置H1へのマスクケースCの受け渡しに備え、保持機構45を降下させることにより、ボールトランスファ43に対してマスクケースCを降下させて、ボールトランスファ43によってマスクケースCの補強部材32を支持する状態とする。
次に、マスクケースCを搬送車Vから搬送装置H1のマスクケース搬送部41上にスライド移動させる(ステップS11)。即ち、制御装置CONTは、昇降駆動部51によりマスクケース搬送部50を搬出入口10に対応する高さ(第1搬送高さ)まで移動させ、搬送車Vのボールトランスファ43の頂部の高さとマスクケース搬送部50のボールトランスファ52の頂部の高さとを一致させる。制御装置CONTは、図10の側面図、図11の平面図に示すように、スライド機構55の連結凸部54を搬送車V側に移動させて、マスクケースCの連結凹部33に連結させる。なお、スライド機構55の連結凸部54とマスクケースCの連結凹部33が正常に連結したか否かは、例えば、マスクケース搬送部50に設けられた光センサ57(図10参照)により、連結凸部54の下部に設けられた図示しない反射鏡に対して射出した光の反射光の有無により検出する。そして、制御装置CONTは、図12に示すようにスライド機構55により連結凸部54を搬送車Vと反対側の位置まで移動させることにより、マスクケースCを、搬送車Vのボールトランスファ43上からマスクケース搬送部50のボールトランスファ52上へスライド移動させ、これによってマスクケースCを搬送車Vからマスクケース搬送部50へ受け渡す。マスクケース搬送部50上に移動されたマスクケースCは、カムフォロア56により、マスクケース搬送部50上における位置が仮固定される。
なお、搬出入口10に対応する高さにおいて、ボールトランスファ43とボールトランスファ52との高さを一致させるとは、必ずしも厳密に一致させるばかりでなく、ほぼ一致させる場合を含むものである。この場合、搬送車Vからマスクケース搬送部50へマスクケースCの受け渡しを行う際は、ボールトランスファ43に対してボールトランスファ52をやや高い位置に設定することが好ましく、これとは逆に受け渡しを行う際には、ボールトランスファ52に対してボールトランスファ43をやや高い位置に設定することが好ましい。マスクケースCが有する補強部材32の先端部にはテーパ面32bが設けられているため、このように高さ設定をすることで、ボールトランスファ43,52間で衝撃なくマスクケースCの受け渡しを行うことができる。
次に、制御装置CONTは、マスクケース搬送部50を昇降駆動部51によりマスクライブラリLBに対応する高さ、即ち、マスクケースCを収容するものとして指定された収容部65の高さ(第2搬送高さ)まで上昇させ(ステップS12)、マスクケース搬送部50のボールトランスファ52の頂部の高さと指定された収容部65のボールトランスファ66の頂部の高さとを一致させる。そして、制御装置CONTは、カムフォロア56によるマスクケースCの仮固定を解除し、スライド機構55により連結凸部54を収容部65側の位置まで移動させることにより、マスクケースCを、マスクケース搬送部50のボールトランスファ52上から収容部65のボールトランスファ66上へスライド移動させ、図13に示すように、マスクケースCをマスクライブラリLBの指定された収容部65へ受け渡す(ステップS13)。
なお、マスクケースCを受け渡す収容部65は、例えばマスクケースCの搬入開始前に所定の入力装置を介して指定される。あるいは、搬送装置H1が、マスクケースCが収容されていない収容部65を検知する検知装置を備え、この検知装置の検知結果をもとに、受け渡しを行う収容部65を適宜指定することもできる。
また、マスクライブラリLBに対応する高さにおいて、ボールトランスファ52とボールトランスファ66との高さを一致させるとは、必ずしも厳密に一致させるばかりでなく、搬出入口10に対応する高さにおけるボールトランスファ43とボールトランスファ52との高さ関係と同様に、ほぼ一致させる場合を含むものである。
ここで、マスクライブラリLBから露光部SへのマスクMの搬送は、搬送装置H2により行われる。即ち制御装置CONTの制御の下、昇降駆動部51により搬送装置H1のマスクケース搬送部50を、露光処理に使用するために指定されたマスクMが収納されたマスクケースCを収容している収容部65の高さまで移動させる。そして、その収容部65のボールトランスファ66とマスクケース搬送部50のボールトランスファ52との高さを一致させた状態で、搬送装置H1のスライド機構55によりマスクケースCをマスクケース搬送部50上にスライド移動させる。この際に、マスクケースCの上部材30bをマスクライブラリLBの収容部65内に残し、マスクMがマスクケースCの下部材30a上に載置された状態で、マスクケース搬送部50上にスライド移動させる。そして、昇降駆動部51により搬送装置H1のマスクケース搬送部50を搬送装置H1の最上部である位置CA1(図1参照)まで上昇移動させる。
マスクMは、位置CA1においてキャリア21に渡される。キャリア21は、位置CA1と位置CA2との間をキャリアガイド部21Aに支持されつつ移動可能であると共に、キャリアガイド部21Aと共にZ軸方向に移動可能である。つまり、キャリア21は図1中、X軸及びZ軸方向に移動可能に設けられている。キャリア21は下面に真空吸着孔を有しており、連結された不図示の真空ポンプのON・OFFによってマスクMを吸着保持及び保持解除可能となっている。キャリア21は、位置CA1においてアーム部20からマスクMを受け取った後、位置CA2まで搬送する。位置CA2に移動したキャリア21は、位置CA2においてマスクMをロードアーム22に渡す。ここでロードアーム22及びアンロードアーム23は、図1中、Y軸及びZ軸方向に移動可能である。ロードアーム22とアンロードアーム23とは、位置CA2とマスクステージMSTとの間をY軸方向に個別に移動可能であると共に、Z軸方向についてはZ軸ガイド部22Aに支持されつつ一体で移動可能となっている。これらロードアーム22及びアンロードアーム23は、マスクMを保持する真空吸着孔を有しており、連結された真空ポンプのON・OFFによってマスクMの吸着保持及び保持解除を行う。ロードアーム22は、位置CA2において露光処理に使用するマスクMをキャリア21から受け取り、マスクステージMSTまで搬送する。そして、マスクステージMSTに支持されたマスクMを照明光学系ILにより露光光ELで照明することで、基板ステージPSTに支持されている感光基板P上に、マスクMに設けられたパタターンの投影像が投影光学系PLによって転写される。
露光部Sにおいて露光処理を終えたマスクMはアンロードアーム23によりマスクステージMSTからアンロードされ、位置CA2まで搬送される。位置CA2に搬送されたマスクMは、この位置CA2に待機しているキャリア21に渡され、このキャリア21によって位置CA1に搬送される。そして、位置CA1に搬送されたマスクMは、位置CA1に待機していた搬送装置H1のマスクケース搬送部50上のマスクケースの下部材30a上に載置され、露光処理前に収容されていた収容部65の高さまで昇降駆動部51によって移動される。そして、収容部65のボールトランスファ66とマスクケース搬送部50のボールトランスファ52の高さを一致させた状態で、搬送装置H1のスライド機構55により下部材30aを収容部65内にスライド移動させる。
以上説明したように、この第1の実施形態によれば、マスクケースCは、このマスクケースCが載置される外部装置としての搬送車Vおよび搬送装置H1等との接触部に、マスクMの荷重に対応する強度を有した補強部材32を備えており、搬送装置としての搬送車Vおよび搬送装置H1と保管部としてのマスクライブラリLBとは、マスクケースCの補強部材32を支持すると共に、この補強部材32との間に生じる摩擦を抑制するケース支持部としてのボールトランスファ43,52,66をそれぞれ複数備えているため、搬送車V、搬送装置H1およびマスクライブラリLBによって、大きな重量を有するマスクMが収納されたマスクケースCを確実かつ円滑に搬送することができる。
なお、上述の第1の実施形態において、搬送装置H1に対する搬送車Vの姿勢、即ち搬送装置H1に対するマスク搬送部41の水平面に沿った回転角度を検出する角度センサを搬送車Vの前部に設け、この角度センサによる検出結果に基づいて、回転機構42によりマスクケース搬送部41を回転させて、搬送装置H1に対するマスクケースCの搬出入方向と、搬送車Vに対するマスクケースCの搬出入方向を一致させることもできる。図14は、搬送装置H1のマスクケース搬送部50に搬送車Vが接近する状態を示す図である。この図においては、搬送車Vが搬送装置H1に対して所定の角度を有した状態で接近し、搬送車Vの前部に設けられている角度センサ46により、搬送装置H1に対するマスク搬送部41の回転角度を検出し、この検出結果に基づいて、回転機構42によりマスクケース搬送部41を回転させている。これによって、搬送車Vが搬送装置H1近傍に移動した際、搬送装置H1に対するマスクケースCの搬出入方向と、搬送車Vに対するマスクケースCの搬出入方向を一致させている。このように構成することで、搬送車Vが搬送装置H1に接近したときに、搬送装置H1に対するマスクケースCの搬出入方向と、搬送車Vに対するマスクケースCの搬出入方向がずれていたとしても、搬送車Vが搬送装置H1近傍に移動した際、搬送装置H1に対するマスクケースCの搬出入方向と、搬送車Vに対するマスクケースCの搬出入方向を必ず一致させることができるため、搬送車Vと搬送装置H1との間でマスクケースCの受け渡しをスムーズかつ迅速に行うことができる。
また、上述の第1の実施形態においては、マスクケース搬送部41上におけるマスクケースCの仮固定機構として、マスクケースCの底面部を保持し、ボールトランスファ43に対してマスクケースCを上下動させる保持機構45が設けられているが、ボールトランスファ43と共にマスクケースCを上下動させる上下動機構と、この上下動機構が降下させたマスクケースCを保持する保持部とを用いて仮固定機構を構成してもよい。
更に、図15に示すように、ボールトランスファ43の列に沿ったマスクケース搬送部41の一方の端部に、マスクケース搬送部41に対するマスクケースCの位置を仮固定する仮固定機構としてのカムフォロア47を設けてもよい。このカムフォロア47は、搬送装置H1におけるカムフォロア56と同様に、図示しないエアシリンダ等によってマスクケースCの搬出入方向とほぼ垂直な方向(図15に示す矢印方向)へ駆動される。これによって、カムフォロア47は、マスクケースCの一方の側面部に設けられた切欠き部34に押し付けられ、マスクケースCの他方の側面部をカムフォロア44に押し当てて、マスクケース搬送部41上におけるマスクケースCの位置を仮固定する。
なお、図15に示すストッパ機構58は、搬送車Vと搬送装置H1との間でマスクケースCを受け渡すとき以外にマスクケースCがマスクケース搬送部41から滑り出すことを防止するものであって、搬送車Vに限らず、搬送装置H1を含めて少なくとも一方に設けると好ましいものである。
次に、図16〜図18を参照して、本発明の第2の実施形態に係る露光装置について説明する。この第2の実施形態に係る露光装置は、第1の実施形態に係る露光装置において、搬送車から搬送装置に直接マスクケースをスライド移動させていたのを、搬送車から露光装置の露光チャンバ内に設けられた受渡部にマスクケースを受け渡し、その後、受渡部から搬送装置にマスクケースをスライド移動させる点を除き第1の実施形態に係る露光装置と同一の構成を有する。従って、第2の実施形態の説明においては、第1の実施形態にかかる露光装置の構成と同一の構成の詳細な説明は省略し、第1の実施形態に係る露光装置の構成と同一の構成には第1の実施形態で用いたものと同一の符号を用いて説明を行う。なお、第2の実施形態に係る露光装置が受渡部を備えることにともない、この露光装置にマスクケースを搬送する搬送車の構成も第1の実施形態とは異なるものとなる。
図16は、露光装置EXのマスクライブラリLBの下部に設けられたマスクケース受渡部70の構成を示す図である。マスクケース受渡部70は、マスクライブラリLBの収容部65と同様に、マスクケースCを保持し、搬送装置H1との間でマスクケースCの受け渡しを行う機構を備える。すなわち、マスクケース受渡部70は、マスクケースCの補強部材32を支持すると共に、この補強部材32との間に生じる摩擦を抑制するケース支持部としての複数のボールトランスファ71がほぼ平行な2列に配置されている。この2列の間隔は、マスクケースCに設けられた2本の補強部材32の間隔にほぼ等しく設定されている。
また、2列に配置されたボールトランスファ71の列に沿ったマスクケース受渡部70の側端部には、ガイド機構としての複数のカムフォロア72がボールトランスファ71の列とほぼ平行な2列に配置されている。この2列のカムフォロア72のうち少なくとも一方は、マスクケースCの側面部に当接され、マスクケース受渡部70に対するマスクケースCの搬出入方向を規定している。なお、図16では、各々2列に設けられたボールトランスファ71及びカムフォロア72のうち、図中奥側に位置するボールトランスファ71及びカムフォロア72の列のみ図示している。
図17に示すフローチャートは、第2の実施形態にかかる露光装置EXのマスクライブラリLBへのマスクケースCの搬送について説明するものである。まず、マスクMが収納されたマスクケースCが搬送車V1によって露光装置EXまで搬送される(ステップS20)。ここで、搬送車V1は、図18に示すように、第1の実施形態にかかる搬送車Vの構成をもとに、マスクケース搬送部41に替えてマスクケース搬送用テーブル80を備えている。すなわち、搬送車V1は、マスクケースCを支持するボールトランスファや、マスクケースCをガイドするカムフォロアを有していない。制御装置CONTは、搬送車V1を露光チャンバCH内に進入させるために、図示しない開閉機構によって搬出入口10を開放する。そして、図18に示すように、搬送車V1はマスクライブラリLBの下方の所定位置まで進入して停止する。この時点では、搬送車V1は、マスクケース搬送用テーブル80を上昇させた状態であり、ボールトランスファ71に対してマスクケースCの補強部材32は離間している。
次に、搬送車V1は、マスクケース搬送用テーブル80を下降させて、マスクケース受渡部70に設けられているボールトランスファ71上にマスクケースCを載置し、マスクケースCをマスクケース受渡部70に受け渡す(ステップS21)。
次に、マスクケースCをマスクケース受渡部70から搬送装置H1のマスクケース搬送部50上にスライド移動させる(ステップS22)。即ち、制御装置CONTは、昇降駆動部51によりマスクケース搬送部50をマスクケース受渡部70に対応する高さ(第1搬送高さ)まで移動させ、マスクケース受渡部70のボールトランスファ71の頂部の高さとマスクケース搬送部50のボールトランスファ52の頂部の高さとを一致させる。制御装置CONTは、スライド機構55の連結凸部54をマスクケース受渡部70側に移動させて、マスクケースCの連結凹部33に連結させる。そして、スライド機構55により連結凸部54をマスクケース受渡部70と反対側の位置まで移動させることにより、マスクケースCを、マスクケース受渡部70のボールトランスファ71上からマスクケース搬送部50のボールトランスファ52上へスライド移動させ、これによってマスクケースCをマスクケース受渡部70からマスクケース搬送部50へ受け渡す。なお、マスクケース受渡部70に対応する高さにおいて、ボールトランスファ71とボールトランスファ52との高さを一致させるとは、必ずしも厳密に一致させるばかりでなく、第1の実施形態における搬出入口10に対応する高さでのボールトランスファ43とボールトランスファ52との高さ関係と同様に、ほぼ一致させる場合を含むものである。
つづいて、搬送装置H1からマスクライブラリLBまでマスクケースCを搬送する処理(ステップS23,S24)は、第1の実施の形態におけるステップS12,S13と同様にして行われる。また、マスクライブラリLBからマスクケース受渡部70まで搬送する搬出手順は、以上説明したマスクケース受渡部70からマスクライブラリLBまでマスクケースCを搬送する搬入手順を逆順に処理することで行われる。
以上説明したように、この第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、マスクケースCが補強部材32を備え、搬送装置H1におけるマスクケース受渡部70およびマスクケース搬送部50とマスクライブラリLBにおける収容部65とが、マスクケースCの補強部材32を支持すると共に、この補強部材32との間に生じる摩擦を抑制するケース支持部としてのボールトランスファ71,52,66をそれぞれ備えているため、搬送車V1、搬送装置H1およびマスクライブラリLBによって、大きな重量を有するマスクMが収納されたマスクケースCを確実かつ円滑に搬送することができる。また、搬送車V1の構成を搬送車Vの構成に比して簡略化することができる。
なお、上述の各実施形態において、マスクケースCの底面部に補強部材32を設けているが、補強部材は外部装置と接触する部分に設ければよいことから、例えばマスクケースのマスク収納部の側面に突設部を設け、この突設部の下面に補強部材を設けて外部装置と接触させるようにしてもよい。
また、上述の各実施形態においては、マスクケースCの底面部にレール状に補強部材32が延設されているが、マスクケースCの底面部の全体に平板状に補強部材を設けるようにしてもよい。この場合、搬送車V、搬送装置H1およびマスクライブラリLBのそれぞれに2列に設けたボールトランスファ43,52,66の各列間隔を、その平板状の補強部材の幅内で任意に設定することができる。また、これらの複数のボールトランスファ43,52,66の配置を列状に限定されず2次元的に配置することができることで、マスクMよりさらに大きな重量を有するマスクであっても、確実かつ円滑に搬送することができる。
また、上述の各実施形態においては、マスクケース搬送部50とマスクケース搬送部41、収容部65またはマスクケース受渡部70との間でマスクケースCの受け渡しを行う際、スライド機構55とマスクケースCとの連結をマスクケースCの底面部において行うものとしたが、マスクケースの底面部に限らず、側面部または上面部等において連結を行うようにしてもよい。さらに、スライド機構55とマスクケースCとの連結は、凹部と凸部との係合による連結に限定されず、クランプ機構、電磁石機構または真空吸着機構等を用いた連結機構によって行ってもよい。
また、上述の各実施形態においては、搬送車V、搬送装置H1、マスクライブラリLBのケース支持部としてボールトランスファを用いているが、これに限らずエアー浮上機構、カムフォロア機構、ベアリング機構、ローラコンベア機構等を用いることもできる。すなわち、補強部材を介してマスクケースを支持する際に、補強部材との間に生じる摩擦を抑制する機能を有する種々の機構を用いることができる。
また、上述の各実施形態においては、搬送車V、搬送装置H1、マスクライブラリLBの各ケース支持部に同一構造のボールトランスファを複数用いているが、ケース支持部の端部等、マスクケースCの受け渡しの際に大きな衝撃が加わる恐れがある部分には、耐衝撃性が高いボールトランスファ等のケース支持部材を用いることもできる。
また、上述の各実施形態においては、搬送車V、搬送装置H1、マスクライブラリLBのガイド機構としてカムフォロアを用いているが、これに限らずローラ機構等マスクケースをガイド可能な他の機構を用いることができる。また、カムフォロアをマスクケースCの側面部に当接してマスクケースCを搬出入方向にガイドしているが、カムフォロアを補強部材の側面部に当接させてマスクケースをガイドするようにしてもよい。またレール状に延設される補強部材に対応するマスクケース搬送部の位置に、レール状に延設されるガイド部材を設け、補強部材の断面形状とガイド部材の断面形状をそれぞれ相補的に形成し、レール状のガイド部材によって、マスクケースを搬出入方向にガイドするようにしてもよい。
また、上述の各実施形態においては、本発明に係る搬送車Vは、無人走行(自走)するものとして説明したが、作業員などが人力で走行させる搬送車として本発明を適用することもできる。
また、上述の各実施形態においては、搬送車Vのマスクケース搬送部41に、2列に配置されたボールトランスファ43の間に設けられた保持機構45を上下動させることにより、マスクケース搬送部41上におけるマスクケースCの位置を仮固定する仮固定機構を設けているが、同様な機構を搬送装置H1のマスクケース搬送部50に設けてもよい。更に、搬送装置H1のマスクケース搬送部50に、マスクケースCの下部に配置されてマスクケースを保持する保持部と、ボールトランスファを上下動させる上下動機構により構成される仮固定機構を設けてもよい。
また、上述の各実施形態においては、搬送車Vが回転機構42を有し、搬送車VにおけるマスクケースCの搬出入方向を搬送装置H1における搬出入方向に一致させるものとしたが、搬送装置H1におけるマスクケースCの搬出入方向を搬送車Vに対して回転させる機構を搬送装置H1に設けるようにしてもよい。すなわち、搬送車Vと搬送装置H1との少なくとも一方においてマスクケースCの搬出入方向を回転する機構を設けるとよい。同様に、収容部65におけるマスクケースCの搬出入方向を搬送装置H1に対して回転させる機構をマスクライブラリLBに設けることもできる。これによって、マスクケースCの受け渡しを行う際の搬送車V、搬送装置H1およびマスクライブラリLB(収容部65)の相互の配置関係を、露光装置の全体構成や複数の露光装置の配列構成(装置レイアウト)等に応じて適切に設定することができる。
次に、図19〜図21を参照して、本発明の第3の実施形態に係る露光装置について説明する。この第3の実施形態に係る露光装置においては、露光装置に搬入されるマスクケースの構成、マスクケース受渡部及びマスクケース搬送部の構成が第2の実施形態と異なるが、その他の点においては第2の実施形態に係る露光装置と同一の構成を有する。従って、第3の実施形態の説明においては、第2の実施形態にかかる露光装置の構成と同一の構成の詳細な説明は省略し、第2の実施形態に係る露光装置の構成と同一の構成には第2の実施形態で用いたものと同一の符号を用いて説明を行う。
図19は、マスクケースC1の構成を示す斜視図である。なお、図に示す矢印は、マスクケースC1が搬送車V1によって露光装置EXの搬出入口10から露光チャンバCH内に進入する方向を示す。図19に示すように、マスクケースC1は、マスクMが収納されたマスク収納部(収納部本体)30と、マスクケースC1が載置される搬送車V1、搬送装置H1等との接触部に設けられた補強部材(図示せず)とを備えている。
マスク収納部30は、マスクMが収納される空間を形成する平面視矩形状の下部材30aと平面視矩形状の上部材30bとを備えている。なお、下部材30a、上部材30b及び補強部材は、上述の実施形態のマスクケースCと略同様の構成を有する。
マスクケースC1の進入方向に向いている前端面には、反射板取付部35が設けられており、反射板取付部35における反射板35aの取り付け位置を後述のマスクサイズ識別センサ85(図20参照)によって検出することにより、マスクケースC1内に収容されているマスクMのサイズを検出する。またマスクケースC1の両側面には、マスク有無センサ86(図20参照)によりマスクケースC1内にマスクMが収容されているか否かを検出する際に用いる、マスク有無センサ用窓36aが設けられている。ここでマスクケースC1の両側面に設けられているマスク有無センサ用窓36aは、透明樹脂などにより形成されており、マスクケースC1の進入方向に所定量ずれた位置に配置されている。また、マスクケースC1の上部材30bには、マスクケースC1内に収容されているマスクMに形成されたバーコードを、後述のバーコードリーダ87(図20参照)により読み取るためのバーコード窓36bが形成されている。なお、マスクケースC1の上部材30bには、マスクケースC1に内に収容されているマスクMを目視するためのマスク確認窓36cも形成されている。ここでバーコード窓36b及びマスク確認窓36cは透明樹脂などにより形成されている。更に、上部材30bの両側部及び後端部には、上部材30bを開閉する際に用いる蓋開閉用突起37が設けられている。
なお、マスクケースC1内においてマスクMは、下部材30aのマスクケースC1の進入方向の両側部のそれぞれに4つ設けられた支持部(図示せず)によって支持されている。支持部の中の1つは、マスクケースC1の上部材30bに設けられているバーコード窓36bに対応する位置に設けられている。ここで、このバーコード窓36bに対応する位置に設けられている支持部には、マスクMの下面に形成されているバーコードが直接、支持部に接触しないように、支持部の上面のバーコードが位置する部分にクリアランスが形成されており、このクリアランスの両端部でマスクMの下面を支持する。他の7つの支持部は、支持部の上面の全体でマスクMの下面を支持する。
図20は、露光装置EXのマスクライブラリLBの下部に設けられたマスクケース受渡部700と、マスクケース受渡部700の図中右側に設けられたマスクケース搬送部500の構成を示す図である。マスクケース受渡部700は、マスクケースC1を保持し、搬送装置H1との間でマスクケースC1の受け渡しを行う機構を備える。すなわち、マスクケース受渡部700は、マスクケースC1の補強部材を支持すると共に、この補強部材との間に生じる摩擦を抑制するケース支持部としての複数のカムフォロア73がほぼ平行な2列に配置されている。ここでカムフォロア73は、マスクケースC1の進入方向へのみ回転する構成を有する。また、カムフォロア73の間には、エアー浮上式ボールトランスファ74が設けられている。エアー浮上式ボールトランスファ74は、マスクケースC1の進入方向と直交する方向のアライメントを行う場合に浮上して、マスクケースC1を保持し、図示しないアクチュエータによりマスクケースC1を進入方向と直交する方向に移動させ、進入方向と直交する方向のアライメントを行う。なお、図20においては、カムフォロア73とエアー浮上式ボールトランスファ74が交互に設けられているが、エアー浮上式ボールトランスファ74の間に複数個のカムフォロア73を設けるようにしてもよい。
また、2列に配置されたカムフォロア73の列に沿ったマスクケース受渡部700の側端部には、ガイド機構としての複数のカムフォロア72がカムフォロア73の列とほぼ平行な2列に配置されている。この2列のカムフォロア72のうち少なくとも一方は、マスクケースC1の側面部に当接され、マスクケース受渡部700に対するマスクケースC1の搬出入方向を規定している。なお、図20では、各々2列に設けられたカムフォロア73及びカムフォロア72のうち、図中奥側に位置するカムフォロア73及びカムフォロア72の列のみ図示している。
マスクケース搬送部500は、マスクケースC1を保持し、搬送車V1とマスクライブラリLBとの間でマスクケースC1の受け渡しを行う機構を備える。具体的には、マスクケース搬送部500上には、マスクケースC1の補強部材を支持すると共に、この補強部材との間に生じる摩擦を抑制するケース支持部としての複数のカムフォロア75がほぼ平行な2列に配置されている。ここでカムフォロア75は、マスクケースC1の進入方向へのみ回転する構成を有する。また、カムフォロア75の間には、エアー浮上式ボールトランスファ76が設けられている。エアー浮上式ボールトランスファ76は、マスクケースC1の進入方向と直交する方向のアライメントを行う場合に浮上して、マスクケースC1を保持し、図示しないアクチュエータによりマスクケースC1を進入方向と直交する方向に移動させ、進入方向と直交する方向のアライメントを行う。なお、図20においては、カムフォロア75とエアー浮上式ボールトランスファ76が交互に設けられているが、エアー浮上式ボールトランスファ76の間に複数個のカムフォロア75を設けるようにしてもよい。
また、2列に配置されたカムフォロア75の列に沿ったマスクケース搬送部500の側端部には、ガイド機構としての複数のカムフォロア53がカムフォロア75の列とほぼ平行な2列に配置されている。この2列のカムフォロア53のうち少なくとも一方は、マスクケースC1の側面部に当接され、マスクケース搬送部500に対するマスクケースC1の搬出入方向を規定している。なお、図20では、各々2列に設けられたカムフォロア75及びカムフォロア53のうち、図中奥側に位置するカムフォロア75及びカムフォロア53の列のみ図示している。また、マスクケース搬送部500上の2列に配置されたカムフォロア75の間には、カムフォロア75に対してマスクケースC1を搬出入方向にスライド移動させるスライド機構55が設けられている。
図21に示すフローチャートは、第3の実施形態にかかる露光装置EXのマスクライブラリLBへのマスクケースC1の搬送について説明するものである。まず、マスクMが収納されたマスクケースC1が搬送車V1によって露光装置EXまで搬送され(ステップS30)、マスクケース受渡部700に設けられているカムフォロア73上にマスクケースC1を載置し、マスクケースC1をマスクケース受渡部700に受け渡す(ステップS31)。なお、このときは、エアー浮上式ボールトランスファ74は、浮上しておらず、その頂部はマスクケースC1の下面に接していない。
次に、マスクケースC1をマスクケース受渡部700から搬送装置H1のマスクケース搬送部500上にスライド移動させる(ステップS32)。即ち、制御装置CONTは、昇降駆動部51によりマスクケース搬送部500をマスクケース受渡部700に対応する高さ(第1搬送高さ)まで移動させ、マスクケース受渡部700のカムフォロア73の頂部の高さとマスクケース搬送部500のカムフォロア75の頂部の高さとを一致させる。制御装置CONTは、スライド機構55によりマスクケースC1を、マスクケース受渡部700のカムフォロア73上からマスクケース搬送部500のカムフォロア75上へスライド移動させる。なお、マスクケース受渡部700及びマスクケース搬送部500において、マスクケースC1の進入方向と直交する方向のアライメントを行う場合には、エアー浮上式ボールトランスファ74,76を浮上させて、その頂部でマスクケースC1を保持し、図示しないアクチュエータによりマスクケースC1を進入方向と直交する方向に移動させ、進入方向と直交する方向のアライメントを行う。
次に、マスクケースC1がマスクケース搬送部500へ移動されると、制御装置CONTは、マスク有無センサ86によりマスクケースC1内にマスクMが収容されているか否かを検出する(ステップS33)。即ち、マスク有無センサ86からマスクケースC1の一方の側面に形成されたマスク有無センサ用窓36aに対して検出光を入射させ、入射した検出光がマスクMの側面からマスクM内に入射して他方の側面から射出し、この検出光がマスクケースC1の他方の側面に形成されたマスク有無センサ用窓36aから射出し、図示しない反射板により反射された検出光をマスク有無センサ86により検出できるか否かで、マスクケースC1内にマスクMが収容されているか否かを検出する。
次にマスクサイズ識別センサ85により検出された反射板取付部35における反射板35aの取り付け位置に基づいて、マスクケースC1内に収容されているマスクMのサイズを検出する(ステップS34)。
次に、制御装置CONTは、昇降駆動部51によりマスクケース搬送部500を搬送装置H1の最上部まで移動させ、バーコードリーダ87により、バーコード窓36bを介してマスクケースC1に内に収容されているマスクMに形成されたバーコードを読み取る(ステップS35)。そして、搬送装置H1の最上部からマスクライブラリLBまでマスクケースC1を搬送する(ステップS36,S37)。なお、この処理は、第1の実施の形態におけるステップS12,S13と同様にして行われる。
なお、マスクライブラリLBから露光部SへマスクMを搬送する場合には、マスクケースC1の上部材30bをマスクライブラリLBの収容部65内に残し、マスクMがマスクケースC1の下部材30a上に載置された状態で、マスクケース搬送部500上にスライド移動させ、昇降駆動部51によりマスクケース搬送部500を搬送装置H1の最上部である位置CA1(図1参照)まで上昇移動させ、マスクMを位置CA1においてキャリア21に受け渡す。この場合に、マスクライブラリLBの収容部65内において、収容部65内に設けられた蓋昇降機構(図示せず)により、蓋開閉用突起37の下面を支持し、上部材30bを上昇させた状態でマスクMが載置された下部材30aをマスクケース搬送部500上に移動させる。
なお、上述の実施形態においては、位置CA1から位置CA2の間のマスクMの移動をキャリア21により行っているが、図22及び図23に示すキャリア210により行ってもよい。図22に示すように、キャリア210は、マスクMの4隅近傍を保持する4つのハンド爪211を備えている。ハンド爪211には、図23に示すように、緩衝材212を介して多孔質エアパット213が設けられている。多孔質エアパット213は、マスクMに接する支持面の全面に複数のエアー噴出孔が形成されている。なお、多孔質エアパット213の下部にはピポット機構214が設けられており、マスクMが撓んだ場合などには、マスクMの撓みに応じてピポット機構214により多孔質エアパット213の支持面をマスクMの撓みに応じて傾斜させる。このハンド爪211によれば、エアー供給部215から供給されたエアーを多孔質エアパット213の全面からマスクMに対して均一に噴出させることができるため、マスクMを確実に浮上させてマスクMの載置場所のアライメントを容易に行うことができる。
また、上述の各実施形態において、露光装置EXとしては、マスクMと感光基板Pとを同期移動してマスクMのパターンを走査露光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置や、マスクMと感光基板Pとを静止した状態でマスクMのパターンを露光し、感光基板Pを順次ステップ移動するステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(ステッパ)に適用することができる。また、露光装置EXの種類としては、感光基板Pに液晶表示デバイスパターンを露光する液晶表示デバイス製造用の露光装置に限られず、ウエハに半導体デバイスパターンを露光する半導体デバイス製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)あるいはレチクルなどを製造するための露光装置などにも広く適用できる。また、露光光ELの光源として、超高圧水銀ランプから発生する輝線(g線(436nm)、h線(404.7nm)、i線(365nm))、KrFエキシマレーザ(248nm)、ArFエキシマレーザ(193nm)、F2レーザ(157nm)を使うことができる。更に、投影光学系PLの倍率は、等倍系のみならず縮小系および拡大系のいずれでもよい。また、投影光学系PLとしては、エキシマレーザなどの遠紫外線を用いる場合は硝材として石英や蛍石などの遠紫外線を透過する材料を用い、F2レーザやX線を用いる場合は反射屈折系または屈折系の光学系にする。また、投影光学系PLを用いることなく、マスクMと感光基板Pとを密接させてマスクMのパターンを露光するプロキシミティ露光装置にも適用可能である。
次に、本発明にかかる露光装置を用いたデバイス製造方法について説明する。図24は、半導体デバイスの製造工程を示すフローチャートである。この図に示すように、半導体デバイスの製造工程では、半導体デバイスの基板となるウエハに金属膜を蒸着し(ステップS40)、この蒸着した金属膜上に感光性材料であるフォトレジストを塗布する(ステップS42)。つづいて、本発明にかかる露光装置において、マスクライブラリから、マスク(レチクル)を取り出しマスクステージ上に搬送し(搬送工程)、このマスク設けられたパターンの投影像をウエハ上の各ショット領域に転写し(ステップS44:露光工程(照明工程および投影工程))、この転写が終了したウエハの現像、つまりパターンの投影像が転写されたフォトレジストの現像を行う(ステップS46:現像工程)。その後、ステップS46によってウエハ上に形成されたレジストパターンをマスクとし、ウエハに対してエッチング等の加工を行う(ステップS48:加工工程)。
ここで、レジストパターンとは、本発明にかかる露光装置によって転写されたパターンの投影像に対応する形状の凹凸が形成されたフォトレジスト層であって、その凹部がフォトレジスト層を貫通しているものである。ステップS48では、このレジストパターンを介してウエハ表面の加工を行う。ステップS48で行われる加工には、例えばウエハ表面のエッチングまたは金属膜等の成膜の少なくとも一方が含まれる。なお、ステップS44では、本発明にかかる露光装置は、フォトレジストが塗布されたウエハを感光基板としてパターンの転写を行う。
図25は、液晶表示素子等の液晶デバイスの製造工程を示すフローチャートである。この図に示すように、液晶デバイスの製造工程では、パターン形成工程(ステップS50)、カラーフィルタ形成工程(ステップS52)、セル組立工程(ステップS54)およびモジュール組立工程(ステップS56)を順次行う。
ステップS50のパターン形成工程では、感光基板としてフォトレジストが塗布されたガラス基板上に、本発明にかかる露光装置を用いて回路パターンおよび電極パターン等の所定のパターンを形成する。このパターン形成工程には、本発明にかかる露光装置を用いてフォトレジスト層に、マスクに設けられたパターンの投影像を転写する露光工程と、パターンの投影像が転写された感光基板の現像、つまりガラス基板上のフォトレジスト層の現像を行い、パターンの投影像に対応する形状のフォトレジスト層を形成する現像工程と、この現像されたフォトレジスト層を介してガラス基板を加工する加工工程とが含まれている。ステップS52のカラーフィルタ形成工程では、R(Red)、G(Green)、B(Blue)に対応する3つのドットの組をマトリクス状に多数配列するか、またはR、G、Bの3本のストライプのフィルタの組を水平走査方向に複数配列したカラーフィルタを形成する。
ステップS54のセル組立工程では、ステップS50によって所定パターンが形成されたガラス基板と、ステップS52によって形成されたカラーフィルタとを用いて液晶パネル(液晶セル)を組み立てる。具体的には、例えばガラス基板とカラーフィルタとの間に液晶を注入することで液晶パネルを形成する。ステップS56のモジュール組立工程では、ステップS54によって組み立てられた液晶パネルに対し、この液晶パネルの表示動作を行わせる電気回路およびバックライト等の各種部品を取り付ける。
本開示は、2007年11月15日に提出された日本国特許出願第2007−296640号に含まれた主題に関連し、その開示の全てはここに参照事項として明白に組み込まれる。
EX…露光装置、M…マスク、P…感光基板、S…露光部、C…マスクケース、LB…マスクライブラリ、H1,H2…搬送装置、露光部S、CONT…制御装置
Claims (21)
- パターンが設けられたマスクを保持するマスクケースであって、
前記マスクが収納される収納部を形成する収納部本体と、
前記収納部本体に設けられ、前記収納部本体の外側からの光を前記収納部本体の内側へ入射させるための第1窓と、
前記収納部本体に設けられ、前記収納部本体の内側に入射した前記光を前記収納部本体の外側へ射出させるための第2窓と、
を備えることを特徴とするマスクケース。 - 請求項1に記載のマスクケースにおいて、
前記第1窓は、前記収納部本体の第1側面に設けられ、
前記第2窓は、前記収納部本体の前記第1側面と対向する第2側面に設けられている
ことを特徴とするマスクケース。 - 請求項2に記載のマスクケースにおいて、
前記第1窓および前記第2窓は、前記第1側面に沿った方向に互いに所定量ずれて配置されていることを特徴とするマスクケース。 - 請求項2または3に記載のマスクケースにおいて、
前記収納部本体は、互いに着脱可能に組み合わされる第1部材および第2部材を含み、
前記第1部材は、前記収納部本体に収納されたマスクが載置され、
前記第2部材は、前記第1側面および前記第2側面を含む
ことを特徴とするマスクケース。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のマスクケースにおいて、
前記収納部本体は、互いに着脱可能に組み合わされる第1部材および第2部材を含み、
前記第1部材は、前記収納部本体に収納されたマスクが載置される
ことを特徴とするマスクケース。 - 請求項4または5に記載のマスクケースにおいて、
前記第2部材は、前記マスクに形成されたバーコードを前記収納部本体の外側から読み取り可能にするための第3窓が設けられていることを特徴とするマスクケース。 - 請求項4〜6のいずれか一項に記載のマスクケースにおいて、
前記第2部材は、前記収納部本体に収納された前記マスクを前記収納部本体の外側から目視可能にするための第4窓が設けられていることを特徴とするマスクケース。 - 請求項4〜9のいずれか一項に記載のマスクケースにおいて、
前記第2部材は、該第2部材の側面に対して突起した突起部が設けられていることを特徴とするマスクケース。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のマスクケースにおいて、
前記第1窓および前記第2窓は、前記光が透過可能な光透過部材を含むことを特徴とするマスクケース。 - 請求項9に記載のマスクケースにおいて、
前記光透過部材は、透明樹脂を含むことを特徴とするマスクケース。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載のマスクケースにおいて、
前記収納部本体は、アルミニウムを用いて形成されていることを特徴とするマスクケース。 - 請求項1〜11のいずれか一項に記載のマスクケースにおいて、
前記マスクは、露光装置に搭載され、前記パターンは、前記露光装置によって感光性基板に転写されることを特徴とするマスクケース。 - 露光装置で使用されるマスクを搬送する搬送装置であって、
前記マスクが収納された請求項1〜12のいずれか一項に記載のマスクケースを保持して移動する移動機構を備えることを特徴とする搬送装置。 - 請求項13に記載の搬送装置において、
前記マスクケースの前記第1窓から前記収納部本体の内側へ光を入射させ、該収納部本体の内側を通過して前記第2窓から射出される前記光を検出するセンサを備えることを特徴とする搬送装置。 - 露光装置で使用されるマスクを搬送する搬送方法であって、
前記マスクが収納された請求項1〜12のいずれか一項に記載のマスクケースを保持することを含むことを特徴とする搬送方法。 - 請求項14に記載の搬送方法において、
前記マスクケースの前記第1窓から前記収納部本体の内側へ光を入射させることと、
前記収納部本体の内側を通過して前記第2窓から射出される前記光を検出することと、を含むことを特徴とする搬送方法。 - マスクに設けられたパターンを感光性基板に転写する露光装置であって、
前記マスクが収納された請求項1〜12のいずれか一項に記載のマスクケースを搬送する搬送装置を備えることを特徴とする露光装置。 - 請求項17に記載の露光装置において、
前記マスクを支持するマスクステージと、
前記マスクステージに支持された前記マスクが有する前記パターンの像を前記感光性基板に投影する投影光学系と、
前記搬送装置によって搬送された前記マスクケース内の前記マスクを前記マスクステージへ搬送するマスク搬送装置と、
を備えることを特徴とする露光装置。 - マスクに設けられたパターンを感光性基板に転写する露光方法であって、
前記マスクが収納された請求項1〜12のいずれか一項に記載のマスクケースを搬送することを含むことを特徴とする露光方法。 - 請求項19に記載の露光方法において、
前記マスクケース内の前記マスクをマスクステージへ搬送することと、
前記マスクをマスクステージにより支持することと、
前記マスクステージに支持された前記マスクが有する前記パターンの像を前記感光性基板に投影することと、
を含むことを特徴とする露光方法。 - 感光性基板にデバイスを形成するデバイス製造方法であって、
請求項19または20に記載の露光方法を用いて前記感光性基板にパターンを転写することと、
前記パターンが露光された前記感光性基板を現像することと、
を含むデバイス製造方法。
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