JP2013257375A - 画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像投射装置を載置台に載置したときに、被投射面に向かう投射光を接続線で遮ることなく、画像投射装置周辺の載置台上の空間をより有効に使用することができる画像投射装置を提供する。
【解決手段】光源と、光源からの光を利用して画像を形成する画像形成部と、画像形成部で形成された画像を外部のスクリーン2に向けて投射光Lとして投射する投射レンズ31と、外部との接続線が接続される入出力コネクタ部11とを有し、投射レンズ31を装置本体のスクリーン2側の外面に配置するプロジェクタ1において、入出力コネクタ部11を、装置本体の被投射面側の外面であって、外部の装置設置箇所に対して載置または固定される装置底面101が水平となるように設置したときに投射レンズ31の中心を通るレンズ中心水平面Sを挟んで装置底面101と同じ側となる部分に配置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像投射装置に関するものである。
従来から、パソコンやビデオカメラ等からの画像データを基に、光源から出射される光を用いて画像形成部により画像を形成し、その画像をスクリーン等の被投射面に投射して表示する画像投射装置が知られている(特許文献1〜5)。
画像投射装置では、大画面に画像を投射できること(投射画面の大画面化)と共に画像投射装置の装置本体外に投射のために必要とされる投射空間を出来るだけ小さくできることが要請されている。ここで投射空間とは、画像投射装置から被投射面に向かう投射光が通過する空間である。投射空間は、画像投射装置から被投射面までの距離である投射距離を短くすることで小さくすることができるが、画像投射装置が備える投射光学部から投射された投射光によって形成される画像が所望の大きさとなるためには、被投射面に対してある程度の投射距離を置いて画像投射装置を設置する必要があった。
しかし、近年、投射光学部の性能が向上し、投射距離が1〜2[m]で投射画面の大きさとして60型〜80型に相当する投射画面に画像を投射できる画像投射装置が主流となってきている(例えば特許文献5)。
画像投射装置を使用する環境としては、スクリーン等の被投射面の正面に配置された載置台の上に画像投射装置を載置して使用する環境が一般的である。また、会議で使用する場合、載置台として長机を使用し、長机の長手方向が被投射面の正面から離れる方向となるように長机を配置し、その長辺に向かい合うようにして閲覧者が位置する状態で使用されることがある。
このように載置台としての長机の上に、従来の投射距離が長い画像投射装置を載置して使用する場合、投射距離を確保しつつ、閲覧者と被投射画面との距離を離さないために、長机は被投射面の近くに配置しつつ、画像投射装置は長机上における被投射面から離れた位置に配置していた。このような使用環境の場合、長机上の画像投射装置よりも被投射面側の空間が空いているが、この空間に物を置いたり、この空間で作業をしたりすると、画像投射装置の投射光を遮ることがあり、投射光を遮ると投射画面の画像が乱れるため、上記長机上の空間は自由に使用することができなかった。
一方、近年の投射距離が短い画像投射装置を用いた使用環境では、画像投射装置を長机の前側(被投射面側)の端部近傍に配置することができ、長机における画像投射装置の後ろ側(画像投射装置を挟んで被投射面とは反対側)の空間を自由に使用できる。
しかしながら、近年の投射距離が短い画像投射装置においても、電源との接続や外部との画像情報等の入出力等を行う外部接続部は、装置の側面のうち投射光を発する投射光学部が配置された側面以外の面、すなわち、投射光学部が配置された側面を正面としたときの背面や左右側面に、設けられていた。このように、画像投射装置の背面や左右側面に外部接続部を配置すると、外部接続部に接続する接続線等が長机上に散乱し、長机の自由に使用できる空間が少なくなるという課題が生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、画像投射装置を載置台に載置したときに、被投射面に向かう投射光を接続線で遮ることなく、画像投射装置周辺の載置台上の空間をより有効に使用することができる画像投射装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、光源と、該光源からの光を利用して画像を形成する画像形成部と、該画像形成部で形成された画像を外部の被投射面に向けて投射光として投射する投射光学部と、外部との接続線が接続される外部接続部とを有し、該投射光学部を装置本体の被投射面側の外面に配置する画像投射装置において、上記外部接続部を、装置本体の被投射面側の外面であって、外部の装置設置箇所に対して載置または固定される装置底面が水平となるように設置したときに上記投射光学部の中心を通る仮想水平面を挟んで該装置底面と同じ側となる部分に配置していることを特徴とするものである。
本発明においては、外部接続部を装置本体の被投射面側の外面に配置しているため、画像投射装置を載置台に載置したときに、画像投射装置と被投射面との間の空間に外部接続部に接続された接続線を垂らすことができる。ここで、単純に装置本体の被投射面側の外面に外部接続部を配置すると、外部接続部から垂れ下がる接続線が投射光を遮るおそれがある。これを回避するために、本発明においては、外部接続部を、投射光学部投射部の中心を通る仮想水平面を挟んで装置底面と同じ側となる部分に配置している。これにより、外部接続部に接続された接続線は載置台に支持される装置底面側に垂れ下がり、接続線が投射水平面を挟んで装置底面とは反対側に位置することを防止できるため、接続線が外部接続部から垂れ下がったときに投射光を遮ることを防止できる。また、画像投射装置と被投射面との間の空間は、投射光が通過する空間であり、通常は、物を置いたり、作業をしたりしない空間であるため、接続線が垂れていても問題は生じない。
このように、外部接続部に接続された接続線は、投射光を遮ることなく画像投射装置と被投射面との間の空間に垂らすことが可能となるため、画像投射装置の背面や左右側面に外部接続部を設けたときのように載置台上に接続線が散乱することがなく、画像投射装置周辺の載置台上の空間をより有効に使用することができる。
本発明によれば、画像投射装置を載置台に載置したときに、被投射面に向かう投射光を接続線で遮ることなく、画像投射装置周辺の載置台上の空間をより有効に使用することができるという優れた効果がある。
プロジェクタの側方断面図。 プロジェクタの外観図、(a)は斜視図、(b)は側面図。 光学装置及び光源装置の説明図、(a)は、上部外装カバーを取り外した状態のプロジェクタの斜視図、(b)は、光学装置及び光源装置の斜視図。 光学装置と光源装置との水平断面。 プロジェクタの正面図。 プロジェクタの使用環境の説明図、(a)は、入出力コネクタ部がプロジェクタの背面にある場合の説明図、(b)は、本発明に係るプロジェクタを用いた場合の説明図。 プロジェクタにおける排気方向を説明する上面図。 プロジェクタの装置内の斜視説明図、(a)上部外装カバーを取り外した状態のプロジェクタの上方斜視図、(b)は、上部外装カバーと下部外装カバーとを取り外した状態のプロジェクタの下方斜視図。 ベース筐体に対する光学装置及び光源装置と、プリント回路基板との組み付けの説明図。 ベース筐体をプロジェクタにおける左側面側から見た斜視図、(a)は、上方から見た斜視図、(b)は、(a)中のβで示す領域近傍を斜め下方から見た斜視拡大図。 ベース筐体をプロジェクタにおける右側面側から見た斜視図、(a)は、上方から見た斜視図、(b)は、(a)中のγで示す領域近傍を斜め下方から見た斜視拡大図。 外装カバーが取り付けられた状態のプロジェクタの斜視図、(a)は背面側斜視図、(b)は正面側斜視図。 外装カバーを取り外し、光源装置及び光学装置を取り外した状態のプロジェクタの斜視図、(a)は背面側斜視図、(b)は正面側斜視図。
以下、本発明を適用される画像投射装置としてのプロジェクタ(以下、単に、プロジェクタ1と呼ぶ)の実施形態について説明する。
図2は、本実施形態に係るプロジェクタ1の外観図であり、図2(a)は斜視図、図2(b)は側面図である。なお、図2(b)では、プロジェクタ1の投射レンズ31から発した投射光Lが被投射面であるスクリーン2に照射されている状態を示している。
図3は、プロジェクタ1が備える光学装置3及び光源装置4の説明図である。図3(a)は、図2(a)に示す状態から上部外装カバー1aを取り外した状態のプロジェクタ1の斜視図であり、図3(b)は、図3(a)中のαで囲う領域に配置された光学装置3及び光源装置4の斜視図である。
図4は、照明機構3a及び投射機構3bからなる光学装置3と、光源装置4との水平断面(X−Y断面)図であり、光学装置3の構成の詳細を示している。図4に示すように、光学装置3は、カラーホイール5、ライトトンネル6、リレーレンズ7、平面ミラー8、凹面ミラー9及び画像表示素子機構10等を備える。
円盤状のカラーホイール5は、光源装置4からの白色光を単位時間毎にRGBの各色が繰り返す光に変換してライトトンネル6に向けて出射する。ライトトンネル6は、板ガラスを張り合わせて筒状に構成されたものであり、カラーホイール5から出射する光をリレーレンズ7に導く部材である。リレーレンズ7は、二枚のレンズを組み合わせて構成されたものであり、ライトトンネル6から出射される光の軸上色収差を補正しつつ集光する部材である。平面ミラー8及び凹面ミラー9は、リレーレンズ7より出射される光を反射して画像表示素子機構10に案内して、集光させる部材である。画像表示素子機構10は、複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有し、映像データに基づいて各マイクロミラーが時分割駆動されることにより、所定の映像を形成するように投射光を加工して反射するDMD(Digital Micro‐mirror Device)素子を備えた部材である。
本実施形態のプロジェクタ1では、光源装置4が備える光源として高圧水銀ランプを採用している。光源装置4は光学装置3の照明機構3aに向けて白色光を照射する。照明機構3a内では、光源装置4から照射された白色光をRGBに分光し、画像表示素子機構10へ導き、画像表示素子機構10によって変調信号に応じて画像形成し、その画像を投射機構3bで拡大投射する構成である。
図4中の画像表示素子機構10の図中手前側となる画像表示素子機構10の鉛直上方には、画像表示素子機構10に入射した光のうち、投射光Lに使用しない不要な光を受光する不図示のOFF光板が配置されている。画像表示素子機構10に光が入射すると、DMD素子の働きにより時分割で映像データに基づいて複数のマイクロミラーが作動し、このマイクロミラーによって使用する光は投射レンズ31へ反射し、捨てる光はOFF光板へ反射する。
画像表示素子機構10では、投射画像に使用する光は投射機構3bへ反射し、複数の投射レンズ31を通り拡大され、この拡大された映像光は図2(b)に示すようにスクリーン2上へ拡大投射される。
図5は、プロジェクタ1をスクリーン2側の外面である正面側から見たプロジェクタ1の正面図である。
本実施形態のプロジェクタ1は、投射レンズ31の下側に電源入力部110、アナログデータ入力部111、ビデオRCA端子112、HDMI端子113及びUSB端子114及びステレオミニジャック115等の複数のインターフェースが配置された入出力コネクタ部11を備える。電源入力部110は、電源の入力を行う「AC/Inlet」であり、アナログデータ入力部111は、パーソナルコンピューターなどの外部機器とのアナログデータ入出力を行う「D‐Sub15−Terminal」である。ビデオRCA端子112は、映像の入力端子であり、HDMI端子113やUSB端子114は、映像や音声のデジタル信号の通信を行う端子であり、ステレオミニジャック115は音声の入出力を行う端子である。
また、投射レンズ31の右側に、LANコネクタ部72及び第二USB端子71を配置した側方コネクタ部70を備える。
プロジェクタ1は、パーソナルコンピューターやビデオカメラ等から入力される映像データを基に映像を生成し、その映像をスクリーン2等の被投射面に投射表示する装置である。プロジェクタ1のような画像投射装置として広く知られた液晶プロジェクタは、近来、液晶パネルの高解像化、光源ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。
また、Digital Micro‐mirror Device(以下、「DMD」とよぶ)を利用した小型軽量な画像投射装置が普及し、オフィスや学校のみならず家庭においても広く画像投射装置が利用されるようになってきている。
特に、フロントタイプの画像投射装置は携帯性が向上し、数人規模の小会議にも使われるようになってきている。プロジェクタ1のような画像投射装置には、大画面の画像を投射できること(投射画面の大画面化)と共に「プロジェクタ外に必要とされる投射空間」をできるだけ小さくできることが要請されている。
近年では光学系の性能が向上し、投射距離が1〜2[m]で投射画面の大きさとして60型〜80型に相当する投射画面に画像を投射できる画像投射装置が主流となってきている。画像投射装置を使用する環境としては、スクリーン等の被投射面の正面に配置された載置台の上に画像投射装置を載置して使用する環境が一般的である。また、会議で使用する場合、載置台として長机を使用し、長机の長手方向が被投射面の正面から離れる方向となるように長机を配置し、その長辺に向かい合うようにして閲覧者が位置する状態で使用されることがある。このように長机に載置する場合、近年の投射距離が短い画像投射装置を用いることで、投射距離が長いものに比べて、画像投射装置を長机の前側(被投射面側)の端部近傍に配置することができ、長机における画像投射装置の後ろ側(画像投射装置を挟んで被投射面とは反対側)の空間を自由に使用できる。
しかし、投射距離が短い画像投射装置であっても、電源との接続や外部との画像情報等の入出力等を行う外部接続部が画像投射装置の背面や左右側面に配置されている、外部接続部に接続するケーブル等が長机上に散乱し、長机の自由に使用できる空間が少なくなるという課題が生じる。
図6は、スクリーン2の前に配置された長机としての会議机42の上に、プロジェクタ1とパーソナルコンピューター41とを載置したプロジェクタ1の使用環境の説明図である。図6(a)は、入出力コネクタ部11をプロジェクタ1の背面に設けた構成の説明図であり、図6(b)は、本実施形態のプロジェクタ1を用いた場合の説明図である。
図6(a)に示すように、入出力コネクタ部11をプロジェクタ1の背面に設けた構成では、パーソナルコンピューター41と接続する信号ケーブル44と電源ケーブル43とが会議机42の上に散乱してしまう。
一方、本実施形態のプロジェクタ1では、投射レンズ31が配置された装置本体の正面(以下、「投射面」とも呼ぶ。)の投射レンズ31の下側に入出力コネクタ部11を配置している。このような構成によって、図6(b)に示すように、プロジェクタ1をスクリーン2から1[m]〜2[m]程離れた会議机42等のテーブルのスクリーン2側の端部に載置して使用するときに、入出力コネクタ部11に接続されたケーブル類(42や43)を会議机42の先端側から下側に垂らしておくことが出来る。これにより、プロジェクタ1周辺の会議机42上にケーブル類が散乱することなく、会議机42上のスペースをより有効に使用することができる。
図1は、投射しているプロジェクタ1を図5中の右側から見た側方断面図である。
図1に示すように、入出力コネクタ部11を保持したプリント回路基板13は、投射レンズ31の中心を通るレンズ中心水平面Sに対して、スクリーン2が配置された側とは反対側(図1では下側)の装置底面101側に、レンズ中心水平面Sに対して略平行に配置された構成である。この構成によって、プロジェクタ1の投射面における投射レンズ31の下側(投射レンズ31に対してスクリーン2の無い側)に入出力コネクタ部11を配置することができる。これにより、入出力コネクタ部11に接続されたケーブル類は、投射レンズ31とは反対側である下側に垂らすことができるので投射映像に対してケーブル類が邪魔になることを防ぐことが出来る。
図7は、プロジェクタ1における排気方向を説明する上面図である。図5に示すように、投射面における投射レンズ31の左側には排気口60が配置されており、図7中の矢印A1で示すように、プロジェクタ1の斜め前方に空気を排出する構成である。
プロジェクタ1のように投射距離が短くなった構成では、会議机42等の載置台のスクリーン2側の先端に置かれることが多く、プロジェクタ1の周辺の投射面側以外には人がいるケースが多く、投射面側は画像投射に対して邪魔になるので人がいることが少ない。また、プロジェクタ1から排出される排気は排気は温度が高く、人に触れると不快に感じる可能性が高い。このため、図7に示すプロジェクタ1のように、投射面側に排気する構成の画像投射装置が多くなってきている。
このように、投射面側に排気する構成であると、本実施形態のプロジェクタ1のように、入出力コネクタ部11を投射面側に設けた構成では、入出力コネクタ部11を保持したプリント回路基板13が高温の空気を排出する排気口60との距離が近くなり、プリント回路基板13の昇温を招き、不具合が生じる懸念がある。
これを回避するために、プロジェクタ1は、装置内の空間を水平方向に二つに仕切る仕切り部材を備えた構成となっている。
図8は、プロジェクタ1の装置内の斜視説明図であり、図8(a)は、上部外装カバー1aを取り外した状態のプロジェクタ1の上方斜視図であり、図8(b)は、上部外装カバー1aと下部外装カバー1bとを取り外した状態のプロジェクタ1の下方斜視図である。
図8に示すように、内部モジュールを保持するベース筐体12は上下方向に各種モジュールを保持する部材であり、仕切り部材として機能する。プロジェクタ1は、ベース筐体12によって二階建てに構成された形状となっており、ベース筐体12は、二階部分に光学装置3及び光源装置4を保持しており、一階部分にプリント回路基板13を保持している。
図9は、ベース筐体12に対する光学装置3及び光源装置4と、プリント回路基板13との組み付けの説明図である。
ベース筐体12によって二階建てに構成することで、図9に示すように、ベース筐体12の二階部分に対して上から光学装置3及び光源装置4を組み付け、ベース筐体12の一階部分に対して下からプリント回路基板13を組み付けることができるので、組立工程が容易になる効果がある。
さらに、熱源である光源装置4や光学装置3とプリント回路基板13との間に仕切り部材として機能するベース筐体12が存在するため、熱源からの輻射熱がベース筐体12に阻まれ、プリント回路基板13が昇温することを防止できる。
図10及び図11は、ベース筐体12の形状の詳細を示した図であり、特に空気流れを示した図である。
図10は、ベース筐体12をプロジェクタ1における左側面側から見た斜視図であり、図10(a)は上方から見た斜視図であって、図10(b)は図10(a)中のβで示す領域近傍を斜め下方から見た斜視拡大図である。
図10に示すように、プロジェクタ1の左側面側には一階部分の空間に送り込む空気を取り込む左側吸気口51が設けられている。図10中の矢印A2で示すように、左側吸気口51を通過した空気は、図10中の矢印A21で示すように、一階部分の空間を通過してベース筐体12における二階部分に光源装置4を保持する光源保持部81の下方の空間に到達する。
図11は、ベース筐体12をプロジェクタ1における右側面側から見た斜視図であり、図11(a)は上方から見た斜視図であって、図11(b)は図11(a)中のγで示す領域近傍を斜め下方から見た斜視拡大図である。
図11に示すように、プロジェクタ1の右側面側には一階部分の空間に送り込む空気を取り込む右側吸気口52が設けられている。図11中の矢印A3で示すように、右側吸気口52を通過した空気は、一階部分の空間を通過して光源保持部81の下方の空間に到達する。
図10及び図11に示すように、ベース筐体12は左右両側に吸気口(51及び52)があり、両吸気口から吸入された冷却空気は、上述したようにそれぞれ光源保持部81の下方の空間に到達し、ここで合流する。
光源保持部81の左右両側には、ベース筐体12よって仕切られた一階部分の空間と二階部分の空間とを連通する通気口を形成する左側通気部121aと右側通気部121bとが配置されている。
光源保持部81の下方の空間で合流した冷却空気は、図10及び図11中の矢印A4及びA5で示すように、左側通気部121aまたは右側通気部121bを通過して、二階部分の空間へと進入する。
図12及び図13は、プロジェクタ1全体での空気の流れを示している。図12は、外装カバー(1a及び1b)が取り付けられた状態のプロジェクタ1の斜視図であり、図12(a)は背面側斜視図、図12(b)は正面側斜視図である。図13は、外装カバー(1a及び1b)を取り外し、光源装置4及び光学装置3を取り外した状態のプロジェクタ1の斜視図であり、図13(a)は背面側斜視図、図13(b)は正面側斜視図である。
上述したように、プロジェクタ1の投射面と略直交する左右両側面には、外部から空気を取りこむ吸気口(51及び52)が備えられている。両吸気口からプリント回路基板13が配置されたベース筐体12によって形成される一階部分の空間に外部空気が流れ込む。そして、光源保持部81の下方の空間で両吸気口から取り込まれた外部空気が合流し、光源保持部81に設けられた通気口からベース筐体12によって形成される二階部分の空間に流れ、プロジェクタ1の装置外へ排気される流路を備えている。このような流路を備えた構成によって、温度の低い外部空気がプリント回路基板13を配置した一階部分の空間に流れ込むために、プリント回路基板13の昇温を防ぐことができる。
また、一階部分の空間に両側面側から外部空気である冷却風が流れ込み、最も温度の高い光源装置4の下方のスペースで合流し、ベース筐体12の通気口を通過して二階部分の空間に流れ込み、排気ファン14の働きによって機外に排気される。このように、空気の流れでは、プリント回路基板13が光源装置4よりも上流側となっているため、光源装置4で暖められた空気がプリント回路基板13に到達することでプリント回路基板13への伝達熱を防ぐことができる。
このように、光源装置4とプリント回路基板13との間にはベース筐体12の壁があり、さらに、冷却空気の冷却効果によって、輻射熱及び伝達熱を防ぐことができ、プリント回路基板13の昇温を確実に防止することができる。
なお、図2、図3及び図13に示すように、プロジェクタ1の右側面側には、二階部分の空間に外部空気を取り込む上部吸気口53及び上部吸気ファン54を備えている。
上述した会議机42等の載置台上のスペースをより有効に使用する構成として、載置台上の有効スペースを拡大するために、プロジェクタ1等の画像投射装置の小型化も要望されている項目の一つである。しかしながら、小型化を行うと内部モジュールの密度が増し、熱源である光源装置4と近接し、回路基板等の耐熱許容温度の低いモジュールも昇温してしまう課題が発生している。
特許文献4には、画像投射装置の小型化、軽量化を達成するために外装部と光学装置との隙間に空気を流し、内部のモジュールと外装内面が突き当たる構成で外装強度を保つ構成が記載されている。この構成は、外装部と光学装置の隙間をダクトとして利用し照明系を冷却する構成であるが、熱源である光源装置の熱をその他モジュールへの熱伝達及び輻射熱を防止する構成に関しては特許文献4に開示されていない。このため、光源装置からの熱が回路基板を昇温させる不具合が発生する可能性がある。
これに対して、本実施形態のプロジェクタ1では、光源装置4からの輻射熱及び伝達熱がプリント回路基板13を昇温させることを防ぐことができ、プリント回路基板13の昇温を確実に防止することができる。
図3及び図8等に示すように、プロジェクタ1は、投射レンズ31の右側に無線によって外部装置との通信するためのネットワーク基板80を配置している。ネットワーク基板80は、アンテナ部83を備えており、このアンテナ部83による情報通信によってパーソナルコンピューター等の外部装置からの情報の出入力を行う。なお、ネットワーク基板80の投射面側には、LANコネクタ部72及び第二USB端子71を配置した側方コネクタ部70を備えている。また、ネットワーク基板80から外部へ電磁波が放出されることを防止するために、ネットワーク基板80のさらに右側面側には電磁シールド部材82が配置されている。
ネットワーク基板80も光源装置4からの熱の伝達は防ぎたいが、スペース上の問題から一階部分の空間にネットワーク基板80を配置することができないため、プロジェクタ1では、二階部分の空間における投射レンズ31を挟んで光源装置4の反対側にネットワーク基板80を配置している。投射レンズ31を間に挟むことで光源装置4からの熱がネットワーク基板80に伝達することを防止できる。
また、図3及び図8等に示すように、プロジェクタ1の背面側の内部には、電源基板20が配置されている。電源基板20は、電源入力部110から入力された電力を各装置に向けて伝達する装置である。電源基板20は、ある程度の長さを必要とし、その長手方向の一端を出力部とし、他端側を入力部とする。
出力部はネットワーク基板80に近い方が好ましいため、図8(a)中の電源基板20における図中手前側の端部が出力部であり、他端側となる図8(a)中の奥側の端部が入力部となる。この入力部は、電源入力部110に近い方が好ましいため、電源入力部110は電源基板20の入力部が近くなるプロジェクタ1の左側端部近傍に配置されるレイアウトとなっており、熱源である光源装置4の下方に位置している。
このように、光源装置4から離れた位置に配置することが望ましいネットワーク基板80がプロジェクタ1の右側端部に配置され、電源基板20の出力部はネットワーク基板80と近い方が好ましいため、電源基板20の長手方向他端側となる入力部は、プロジェクタ1の右側端部近傍となり、電源基板20の入力部との距離が近い方が好ましい電源入力部110もプロジェクタ1の右側端部近傍となる。このようなレイアウトにより、ネットワーク基板80の昇温を防止しつつ、装置全体の小型化を図ることができる。
上述した実施形態のプロジェクタ1は、図1に示すように、レンズ中心水平面Sを挟んでスクリーン2が上方となるように、投射光Lを投射する構成であるが、入出力コネクタ部11に接続されたケーブル類が投射光Lを遮らない位置関係であれば、スクリーン2の一部がレンズ中心水平面Sよりも下方となるように投射光Lを投射する構成としてもよい。
上述した実施形態では、プロジェクタ1の装置底面101を載置台に接触させて、載置台上にプロジェクタ1を載置する使用例について説明した。本実施形態で説明したプロジェクタ1は、天井等の上方面に上下反転して固定しても良い。この場合、装置底面101を上方面に対して接触させて、ネジや嵌め合い等の固定手段によって、装置底面101を上方面に固定する。このとき、入出力コネクタ部11に接続されたケーブル類は、レンズ中心水平面Sよりも下方に垂れ下がらないように、装置底面101を固定した上方面側に固定して這わせるように設置する。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
光源装置4等の光源と、光源からの光を利用して画像を形成する画像表示素子機構10等の画像形成部と、画像形成部で形成された画像を外部のスクリーン2等の被投射面に向けて投射光として投射する投射レンズ31等の投射光学部と、信号ケーブル44及び電源ケーブル43等の外部との接続線が接続される入出力コネクタ部11等の外部接続部とを有し、投射光学部を装置本体の被投射面側の外面に配置するプロジェクタ1等の画像投射装置において、外部接続部を、装置本体の被投射面側の外面であって、会議机42の上面等の外部の装置設置箇所に対して載置または固定される装置底面101等の装置底面が水平となるように設置したときに投射光学部の中心を通るレンズ中心水平面S等の仮想水平面を挟んで装置底面と同じ側となる部分に配置している。これによれば、上記実施形態について説明したように、外部接続部を装置本体の被投射面側の外面に配置しているため、画像投射装置を載置台に載置したときに、画像投射装置と被投射面との間の空間に外部接続部に接続された接続線を垂らすことができ、外部接続部を、投射光学部投射部の中心を通る仮想水平面を挟んで装置底面と同じ側となる部分に配置することにより、外部接続部に接続された接続線は載置台に支持される装置底面側に垂れ下がり、接続線が投射水平面を挟んで装置底面とは反対側に位置することを防止できるため、接続線が外部接続部から垂れ下がったときに投射光を遮ることを防止できる。このように、外部接続部に接続された接続線は、投射光を遮ることなく画像投射装置と被投射面との間の空間に垂らすことが可能となるため、画像投射装置の背面や左右側面に外部接続部を設けたときのように載置台上に接続線が散乱することがなく、画像投射装置周辺の載置台上の空間をより有効に使用することができる。
(態様B)
態様Aにおいて、入出力コネクタ部11等の外部接続部を備えたプリント回路基板13等の回路基板をレンズ中心水平面S等の仮想水平面に対して略平行に配置している。これによれば、上記実施形態について説明したように、板状のプリント回路基板13を、水平方向に延在するほうに配置することができ、画像投射装置全体の小型化を図ることができる。
(態様C)
態様AまたはBにおいて、レンズ中心水平面S等の仮想水平面に対して略平行に装置内の空間を二つに仕切るベース筐体12等の仕切り部材を備え、二階部分の空間等の仕切り部材によって仕切られた一方の空間に、光源装置4等の光源と、画像表示素子機構10等の画像形成部と、投射レンズ31等の投射光学部とを配置し、一階部分の空間等の仕切り部材によって仕切られた他方の空間に、入出力コネクタ部11等の外部接続部を備えたプリント回路基板13等の回路基板を配置した。これによれば、上記実施形態について説明したように、仕切り部材によって仕切られた一方の空間に配置された光源と他方の空間に配置された回路基板との間に、仕切り部材が存在するため、光源からの輻射熱のよって回路基板が昇温することを防止することができる。
(態様D)
態様A乃至Cの何れか一つの態様において、左側吸気口51及び右側吸気口52等の外部からの空気を一階部分の空間等の他方の空間に取り込む吸気手段と、ベース筐体12等の仕切り部材における光源装置4等の光源と対向する位置(光源保持部81等)の近傍に形成され、他方の空間から二階部分の空間等の一方の空間に向かう空気が通過する左側通気部121a及び右側通気部121b等の通気口と、一方の空間の空気を装置外に排出する排気ファン14及び排気口60等の排気手段とを備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、温度の低い外部空気がプリント回路基板等の回路基板を配置した一階部分の空間等の他方の空間に流れ込むために、回路基板の昇温を防ぐことができる。また、ベース筐体12等の仕切り部材によって形成される他方の空間の両側端側から外部空気が流れ込み、プロジェクタ1内で最も温度が高くなる光源装置4等の光源の下側スペース(光源保持部81)で合流し、二階部分の空間等の一方の空間に空気が流れ、排気ファン14等の排気手段の働きによって機外に排気される。このため、光源と回路基板との間には仕切り部材と冷却風による冷却効果とによって、光源からの輻射熱及び伝達熱が回路基板に伝達することを防ぐことができ、回路基板の昇温を確実に防止することができる。
1 プロジェクタ
1a 上部外装カバー
1b 下部外装カバー
2 スクリーン
3 光学装置
3a 照明機構
3b 投射機構
4 光源装置
5 カラーホイール
6 ライトトンネル
7 リレーレンズ
8 平面ミラー
9 凹面ミラー
10 画像表示素子機構
11 入出力コネクタ部
12 ベース筐体
13 プリント回路基板
14 排気ファン
20 電源基板
31 投射レンズ
41 パーソナルコンピューター
42 会議机
43 電源ケーブル
44 信号ケーブル
51 左側吸気口
52 右側吸気口
53 上部吸気口
54 上部吸気ファン
60 排気口
70 側方コネクタ部
71 第二USB端子
72 LANコネクタ部
80 ネットワーク基板
81 光源保持部
82 電磁シールド部材
83 アンテナ部
101 装置底面
110 電源入力部
111 アナログデータ入力部
112 ビデオRCA端子
113 HDMI端子
114 USB端子
115 ステレオミニジャック
121a 左側通気部
121b 右側通気部
特開平10−325982号公報 特許第4598409号 特開2007−316320号公報 特開2009−104031号公報 特開2010−237356号公報

Claims (4)

  1. 光源と、
    該光源からの光を利用して画像を形成する画像形成部と、
    該画像形成部で形成された画像を外部の被投射面に向けて投射光として投射する投射光学部と、
    外部との接続線が接続される外部接続部とを有し、該投射光学部を装置本体の被投射面側の外面に配置する画像投射装置において、
    上記外部接続部を、装置本体の被投射面側の外面であって、外部の装置設置箇所に対して載置または固定される装置底面が水平となるように設置したときに上記投射光学部の中心を通る仮想水平面を挟んで該装置底面と同じ側となる部分に配置していることを特徴とする画像投射装置。
  2. 請求項1の画像投射装置において、
    上記外部接続部を備えた回路基板を上記仮想水平面に対して略平行に配置したことを特徴とする画像投射装置。
  3. 請求項1または2の記載の画像投射装置において、
    上記仮想水平面に対して略平行に装置内の空間を二つに仕切る仕切り部材を備え、
    該仕切り部材によって仕切られた一方の空間に、上記光源と、上記画像形成部と、上記投射光学部とを配置し、
    該仕切り部材によって仕切られた他方の空間に、上記外部接続部を備えた回路基板を配置したことを特徴とする画像投射装置。
  4. 請求項3の画像投射装置において、
    外部からの空気を上記他方の空間に取り込む吸気手段と、
    上記仕切り部材における上記光源と対向する位置の近傍に形成され、該他方の空間から上記一方の空間に向かう空気が通過する通気口と、
    該一方の空間の空気を装置外に排出する排気手段とを備えることを特徴とする画像投射装置。
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