JP2013538902A - 修飾フィラーおよびそれを含むエラストマーコンポジット - Google Patents
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Abstract
Description
a)いずれかの他の芳香族基の存在下、または非存在下での、硫黄含有またはポリ硫黄含有置換基を有する少なくとも1つの1,2,4トリアゾールなどの少なくとも1つのトリアゾール;または、
b)いずれかの他の芳香族基の存在下、または非存在下での、硫黄含有置換基を有する少なくとも1つのピラゾール、またはこれらのいずれかの組み合わせがその上に吸着されたフィラーであるか、またはそれを含むものである修飾フィラーにも関する。ここでも、好ましくは、修飾フィラーは、エラストマー組成物中に存在する場合、修飾されていないフィラーと比較して、耐摩耗性を改善する。ここでも、この試験特性を確認するために、実施例で用いられるエラストマー成物の1つを用いてよい。
式中、Zbは、アルキレン基(例:C1‐C4アルキレン)であり、ここで、bは、0または1であり;
Xは、同一または異なっていて、H、NH2、SH、NHNH2、CHO、COOR、COOH、CONR2、CN、CH3、OH、NDD’、またはCF3であり;
Yは、HまたはNH2であり;
Aは、官能基であり、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)であってよいか、またはこれらを含んでよく;または、1つ以上のその官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびRは、同一であってもまたは異なっていてもよく、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、1から8の整数であり;ならびに、
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6である。SkRは、SkHであってよい。SkRについて、RがHでない場合、kは、2から8であり、RがHである場合、kは1から8であり;
Eは、Sw(ここで、wは2から8である)、SSO、SSO2、SOSO2、SO2SO2などのポリ硫黄含有基であり;ならびに、
トリアゾールは、所望に応じて、NDD’置換基によってN置換されていてよく、この場合、DおよびD’は、同一または異なっていて、HまたはC1‐C4アルキルである。
式中、Zbは、アルキレン基(例:C1‐C4アルキレン)であり、ここで、bは、0または1であり;
XおよびYは、独立して、H、NH2、SH、NHNH2、CHO、COOR、COOH,CONR2、CN、CH3、OH、NDD’、もしくはCF3であるか、またはYは、Rであってよく、ここで、XおよびYの各々は、同一または異なっており;
Aは、官能基であり、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)であってよいか、またはこれらを含んでよく;または、1つ以上のその官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一であってもまたは異なっていてもよく、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;kは、1から8の整数であり;ならびに、Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6である。SkRは、SkHであってよい。SkRについて、RがHでない場合、kは、2から8であり、RがHである場合、kは1から8である。Eは、Sw(ここで、wは2から8である)、SSO、SSO2、SOSO2、またはSO2SO2などのポリ硫黄含有基であり;ならびに、
DおよびD’は、同一または異なっていて、HまたはC1‐C4アルキルである。
その互変異性体が挙げられ、
式中、置換基は、前述のものと同じであるが、ただし、X(またはXのうちの1つ)は、結合された状態となるためのフィラーへの結合であるか、またはそれを含む。
Zbは、アルキレン基(例:C1‐C4アルキレン)であり、ここで、bは、0または1であり;
少なくとも1つのXは、フィラーへの結合を含み、ならびに残りのXのいずれも、フィラーへの結合、または本明細書で述べる種々の置換基Aおよび/もしくはRなどの官能基を含み;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上のその官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっていて、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、RがHである場合、1から8の整数であり、それ以外の場合、kは、2から8であり;
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(C3/4)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6であり;
Eは、ポリ硫黄含有ラジカルであり;ならびに、
トリアゾールは、所望に応じて、NDD’置換基によってN置換されていてよく、この場合、DおよびD’は、同一または異なっていて、HまたはC1‐C4アルキルであり;ならびに、
Yは、H、アルキル、アリール、またはNH2である。
その互変異性体が挙げられ、
式中、置換基は、前述のものと同じであるが、ただし、X(またはXのうちの1つ)は、結合された状態となるためのフィラーへの結合であるか、またはそれを含む。
Zbは、アルキレン基(例:C1‐C4アルキレン)であり、ここで、bは、0または1であり;
少なくとも1つのXまたはYは、フィラーへの結合を含み、およびその他のXまたはYのいずれも、同一または異なっていて、フィラーへの結合、または本明細書で述べる種々の置換基Aおよび/もしくはRなどの官能基を含み;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上のその官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっていて、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、RがHの場合、1から8の整数であり、それ以外の場合、kは、2から8であり;
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6であり;ならびに、
Eは、ポリ硫黄含有基である。
その互変異性体が挙げられ、
式中、置換基は、前述のものと同じであるが、ただし、X(またはXのうちの1つ)は、結合された状態となるためのフィラーへの結合であるか、またはそれを含む。
Zbは、アルキレン基(例:C1‐C4アルキレン)であり、ここで、bは、0または1であり;
各Xは、フィラーへの結合、H、アルキル(他所にて提供される例がここで適用される)、アリール(他所にて提供される例がここで適用される)、またはNH2を含むが、ただし、少なくとも1つのXは、結合を含み;
Yは、HまたはNH2であり;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上の前記官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっていてよく、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、1から8の整数であり;
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6であり;ならびに、
Eは、ポリ硫黄含有基である。
その互変異性体を含む結合トリアゾールをその上に有するフィラーであるか、またはそれを含み:
式中、Zbは、アルキレン基(例:C1‐C4アルキレン)であり、ここで、bは、0または1であり;
少なくとも1つのXは、フィラーへの結合を含み、ならびに残りのXのいずれも、フィラーへの結合、または本明細書で述べる種々の置換基AもしくはRなどの官能基を含み;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上のその官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっていてよく、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、1から8の整数であり;
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)3/4であり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6であり;
Eは、ポリ硫黄含有ラジカルであり;ならびに、
トリアゾールは、所望に応じて、NDD’置換基によってN置換されていてよく、この場合、DおよびD’は、同一または異なっていて、HまたはC1‐C4アルキルである。
この型の修飾フィラーは、いずれの吸着化学基を有していても、または有していなくてもよい。
本例は、本発明のカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。21.7gの水による2.60g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1301gの水、5.00gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、および5.14gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて約5分間かけて添加した。混合を、70℃にて50分間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH溶液によりpHを8.1に調節した。生成物をろ過で回収し、2.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。生成物は、1.53重量%のSを有していた。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSと比較して、0.89重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、本発明のカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。23.1gの水による2.61g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1301gの水、4.31gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、および5.14gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて10分間かけて添加した。混合を、70℃にて1時間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH溶液によりpHを7.5に調節した。生成物をろ過で回収し、2.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。生成物は、1.41重量%のSを有していた。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSと比較して、0.89重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、APDSのジアゾニウム塩を用いて修飾したカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。直径8インチおよび長さ8インチの混合チャンバーを有するバッチペレタイザーを、60℃に加熱し、ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックの300gを投入した。4‐アミノフェニルジスルフィド(19.0g)および209gの水を添加した。少し混合した後、27.9%硫酸の29.0gを添加した。少し混合した後、20%のNaNO2水溶液の52gを、間に少しの攪拌を入れながら、数回に分けて5分間かけて添加した。水(50g)を添加し、混合を、60℃にて30分間継続し、生成物をペレタイザーから取り出し、4Lの水に懸濁し、ろ過した。生成物をエタノールで洗浄し、次に4Lの水に懸濁した。NaOH溶液によりpHを8に調節し、この混合物をろ過し、ろ液の導電率が225μS/cmとなるまで洗浄した。生成物を70℃にて空気乾燥した。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.60重量%のSと比較して、1.61重量%のSを有していた。
本例は、ATPのジアゾニウム塩を用いて修飾したカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。直径8インチおよび長さ8インチの混合チャンバーを有するバッチペレタイザーを、60℃に加熱し、ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックの300gを投入した。4‐アミノチオフェノール(9.67g)および240gの水を添加した。少し混合した後、27.9%硫酸の14.5gを添加した。少し混合した後、20%のNaNO2水溶液の26gを、間に少しの攪拌を入れながら、数回に分けて5分間かけて添加した。水(50g)を添加し、混合を、60℃にて30分間継続し、生成物をペレタイザーから取り出し、4Lの水に懸濁し、ろ過した。生成物を4Lの水に懸濁した。NaOH溶液によりpHを9に調節し、この混合物をろ過し、ろ液の導電率が250μS/cm未満となるまで洗浄した。生成物を70℃にて空気乾燥した。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.60重量%のSと比較して、1.09重量%のSを有していた。
本例は、本発明のカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。11.9gの水による1.29g NaNO2の溶液を、150gの中間体サンプルX、1301gの水、2.17gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、および2.58gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて5分間かけて添加した。混合を、70℃にて75分間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH溶液によりpHを7.5に調節した。生成物をろ過で回収し、2.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。生成物は、1.07重量%のSを有していた。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSと比較して、0.80重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、本発明のカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。1300gの水、150gのカーボンブラック、および100gのClorox 次亜塩素酸ナトリウム溶液の懸濁液を混合し、90℃に加熱した。カーボンブラックは、ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gであった。混合を70分間継続し、この懸濁液を70℃に冷却した。0.166gの濃H2SO4により、pHを4.9に調節した。3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール(4.32g)および5.15gの70%メタンスルホン酸を添加した。21.6gの水による2.60g NaNO2の溶液を、10分間かけて添加した。混合を70℃にて65分間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH溶液にてpH7.6に調節した。生成物をろ過で回収し、2Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。生成物は、1.38重量%のSを有していた。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSと比較して、0.87重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、本発明のカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。12.0gの水による1.30g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1300gの水、2.16gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、および2.58gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて6分間かけて添加した。混合を、70℃にて1時間継続した。スルファニル酸(6.49g)を添加し、次に、22.3gの水による2.59g NaNO2の溶液を、5分間かけて添加した。混合を、70℃にて1時間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH水溶液によりpHを7.5に調節した。生成物を回収し、0.45ミクロンの膜を有するミリポア加圧フィルターを用いてメタノールで洗浄した。得られた分散液を、70℃にて乾燥した。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSおよび0.34重量%のNと比較して、1.37重量%のSおよび0.58重量%のNを有していた。
本例は、本発明のカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。21.8gの水による2.62g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1301gの水、4.31gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、および5.15gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて15分間かけて添加した。混合を、70℃にて65分間継続した。スルファニル酸(6.49g)を添加し、次に、23.1gの水による2.59g NaNO2の溶液を、約10分間かけて添加した。混合を、70℃にて1時間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH水溶液によりpHを7.5に調節した。生成物を回収し、50/50 水/メタノールで洗浄し、0.45ミクロンの膜を有するミリポア加圧フィルターを用いてメタノールで洗浄した。得られた分散液を、70℃にて乾燥した。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSおよび0.34重量%のNと比較して、1.31重量%のSおよび0.64重量%のNを有していた。
本例は、本発明のカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。22.4gの水による2.60g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1301gの水、4.31gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、および5.16gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて10分間かけて添加した。混合を、70℃にて1時間継続した。スルファニル酸(3.24g)を添加し、次に、11.7gの水による1.32g NaNO2の溶液を、4分間かけて添加した。混合を、70℃にて1時間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH水溶液により中和した。生成物を回収し、0.45ミクロンの膜を有するミリポア加圧フィルターを用いてメタノールで洗浄した。得られた分散液を、70℃にて真空乾燥した。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSおよび0.34重量%のNと比較して、1.24重量%のSおよび0.62重量%のNを有していた。
本例は、本発明のケイ素処理カーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が113、STSAが128m2/g、DBPAが107mL/100g、およびケイ素含有量が2.64重量%のケイ素処理カーボンブラックを用いた。22.4gの水による2.60g NaNO2の溶液を、150gのケイ素処理カーボンブラック、1305gの水、4.32gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、および5.16gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて10分間かけて添加した。混合を、70℃にて65分間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH溶液によりpH7.5に調節した。生成物をろ過により回収し、2Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。生成物は、1.04重量%のSを有していた。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのケイ素処理カーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.35重量%のSと比較して、0.54重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、本発明のケイ素処理カーボンブラック生成物の作製を説明するものである。1300gの水、150gのケイ素処理カーボンブラック、および100gのClorox 次亜塩素酸ナトリウム溶液の懸濁液を混合し、90℃に加熱した。ヨウ素価が113、STSAが128m2/g、DBPAが107mL/100g、およびケイ素含有量が2.64重量%のケイ素処理カーボンブラックを用いた。混合を65分間継続し、この懸濁液を70℃に冷却した。0.042gの濃H2SO4により、pHを5.1に調節した。3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール(4.32g)および5.17gの70%メタンスルホン酸を添加した。22.1gの水による2.62g NaNO2の溶液を、10分間かけて添加した。混合を、70℃にて1時間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH溶液によりpH7.6に調節した。生成物をろ過により回収し、2.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。生成物は、1.00重量%のSを有していた。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.35重量%のSと比較して、0.54重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、本発明のカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。22.5gの水による2.60g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1300gの水、4.33gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、および5.14gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて10分間かけて添加した。混合を、70℃にて1時間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH溶液によりpHを7.5に調節した。生成物をろ過で回収し、2.5Lの水で洗浄した。生成物を、実質的に同じ方法で作製したさらなる2バッチ分のものと共に1つにまとめた。この混合物の一部を70℃にて真空乾燥し、例26で用いた。生成物は、1.49重量%のSを有していた。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSと比較して、0.88重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、本発明のカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。35.0gの水による3.91g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1299gの水、4.31gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、および7.71gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて5分間かけて添加した。混合を、70℃にて1時間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH溶液によりpHを7.5に調節した。生成物をろ過で回収し、2.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。生成物は、1.45重量%のSを有していた。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSと比較して、1.03重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、本発明のカーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。46.8gの水による5.21g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1300gの水、4.32gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、および10.3gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて10分間かけて添加した。混合を、70℃にて1時間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH溶液によりpHを7.6に調節した。生成物をろ過で回収し、2.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。生成物は、1.38重量%のSを有していた。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSと比較して、1.30重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
この物質は、例1〜9で用いたヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックである。
Process All 4HVミキサー(4L)に、ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを600g投入した。この物質を、10分間混合し、55〜75℃に加熱した。過酸化水素水溶液(30%、675g)を、20分間かけて添加した。混合を、75℃にてさらに30分間継続した。生成物を130℃にて一晩空気乾燥した。
中間体サンプルXの150g分を、1300gの水と混合した。NaOH水溶液によりpHを7.7に調節し、ろ過し、70℃にて真空乾燥した。
1302gの水、150gのカーボンブラック、および100gのClorox 次亜塩素酸ナトリウム溶液の懸濁液を混合し、90℃に加熱した。カーボンブラックは、ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gであった。混合を1時間継続し、この懸濁液を室温に冷却した。NaOH水溶液にてpH7.5に調節した。生成物をろ過で回収し、2.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。
22.3gの水による2.62g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1300gの水、および6.49gのスルファニル酸の攪拌混合物へ、70℃にて10分間かけて添加した。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。混合を、70℃にて1時間継続した。この混合物を室温まで冷却し、NaOH水溶液によりpHを7.4に調節した。生成物に、溶出液の導電率が350μS/cmとなるまでダイアフィルトレーションを施した。得られた分散液を70℃にて真空乾燥した。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.65重量%のSと比較して、1.00重量%のSを有していた。
この物質は、ヨウ素価が113、STSAが128m2/g、DBPAが107mL/100g、およびケイ素含有量が2.64重量%のケイ素処理カーボンブラックである。
1300gの水、150gのケイ素処理カーボンブラック、および100gのClorox 次亜塩素酸ナトリウム溶液の懸濁液を混合し、90℃に加熱した。ヨウ素価が113、STSAが128m2/g、DBPAが107mL/100g、およびケイ素含有量が2.64重量%のケイ素処理カーボンブラックを用いた。混合を1時間継続し、この懸濁液を室温に冷却した。NaOH水溶液にてpH7.5に調節した。生成物をろ過で回収し、2Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。
901gのメタノール、150gのカーボンブラック、および4.32gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオールの懸濁液を、10分間混合した。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。溶媒をロータリーエバポレーターで除去し、生成物を、70℃にて真空乾燥した。
上記の例に従って作製したカーボンブラックまたはカーボンブラック生成物を用いてエラストマーコンポジットの組成物を作製し、これを以下の表AおよびBに示す。すべての例において、特に断りのない限り、数値は重量部を表す。
氷酢酸(2.60g)を、15%過酸化水素水溶液の4.89gに添加した。得られた溶液を、5.01gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、65.2gの水、および4.33gの40% NaOHから作製した溶液へ、20分間かけて添加した。添加する間、氷浴を用いて、この反応混合物を18℃〜22℃の間に保持した。75分間の攪拌後、生成物をろ過し、水で洗浄し、次に70℃にて真空乾燥した。
濃H2SO4を、180.0gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオールおよび2958gの水の攪拌混合物へ添加した。30%過酸化水素溶液(87.8g)を添加し、攪拌を一晩継続した。過酸化物試験紙により、すべての過酸化物が消費されたことが示された。生成物は、3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド硫酸塩の溶液である。
氷酢酸(7.89g)を、15%過酸化水素水溶液の18.7gに添加した。得られた溶液を、16.5gの1,2,4‐トリアゾール‐3‐チオール、160gの水、および16.3gの40% NaOHから作製した溶液へ、ゆっくり添加した。添加する間、氷浴を用いて、温和な反応温度とした。室温にて一晩攪拌後、生成物をろ過し、水で洗浄し、次に70℃にて真空乾燥した。
これらの例は、吸着基を有する本発明の修飾フィラーの作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。列挙した化合物を約1Lの溶媒に溶解し、150gのカーボンブラックと約15分間混合した。次に、溶媒をロータリーエバポレーターで除去し、70℃にて真空乾燥した。いくつかのサンプルの一部に、メタノールによるソックスレー抽出を一晩施し、硫黄の分析を行って吸着を確認した。得られたS分析から、吸着化合物がほぼ完全に除去されたことが示され、従って、結合ではなく吸着であることが確認された。
5.00gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド、0.70gの硫黄、および5.34gのN‐メチルピロリドンを、攪拌しながら100℃に加熱した。サンプルの加熱に従って、固体物質の一部をスパチュラで崩した。100℃にて1時間加熱した後には、すべての硫黄が反応した。サンプルを冷却し、得られた固体を5gの水で洗浄し、乾燥した。HPLC/MS分析により、生成物である3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルトリスルフィドは、3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィドおよび3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオールも含有していることが示された。生成物(8.67gおよび52% 非揮発性分)を熱ジメチルホルムアミドに溶解し、ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックの137gと混合した。約15分間の攪拌後、混合物を室温まで冷却し、ろ過した。固体を1Lの水で3回洗浄し、70℃にて真空乾燥した。吸着基がフィラー上に存在することが確認された。
4‐アミノ‐3‐ヒドラジノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール(5.48g)を、1Lの水および3.0gのNaOHの溶液へ溶解した。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラック(150g)を添加し、この混合物を攪拌した。濃硫酸の7.2gを添加して、pHを7.2まで低下させた。この混合物をろ過し、約3.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。吸着基がフィラー上に存在することが確認された。
本例は、参照カーボンブラックのPAH22含有量 710ppmと比較して、PAH22含有量が25ppmである本発明の修飾フィラーの作製を説明するものである。カーボンブラックは、ヨウ素価が137およびDBPAが120mL/100gであった。150gのカーボンブラック、4.32gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド、および1Lのメタノールの混合物を15分間攪拌した。メタノールをロータリーエバポレーターで除去し、生成物を70℃にて真空乾燥した。吸着基がフィラー上に存在することが確認された。
20LのRossミキサーに、11.26kgの水、および3.00kgのカーボンブラック、および1543gの0.243mmol/g 3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド硫酸塩溶液を投入した。カーボンブラックは、ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gであった。70℃に加熱後、20%のNaNO2水溶液の259gを10分間かけて添加した。この混合物を70℃にて1時間攪拌し、室温まで冷却した。40%のNaOH水溶液(37.6g)を添加し、混合物をさらに5分間攪拌した。この混合物をろ過し、生成物を、導電率が約5000uS/cmとなるまで水で洗浄した。生成物を100℃にて乾燥した。生成物は、1.35重量%のSを有していた。メタノールによる一晩のソックスレー抽出を施した後のこの修飾カーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.75重量%のSと比較して、1.04重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
この修飾カーボンブラック生成物は、例49と実質的に同じ方法で作製した。
本例は、本発明の修飾フィラーの作製を説明するものである。直径8インチおよび長さ8インチの混合チャンバーを有するバッチペレタイザーを、50℃に加熱し、ヨウ素価が149およびDBPAが125mL/100gの綿状(fluffy)カーボンブラックの224gを投入した。水(17g)および0.235mmol/gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド硫酸塩溶液 132gを添加し、この混合物を500rpmにて1分間混合した。4.21重量%のNaNO2溶液(107g)を噴霧添加し、処理をさらに5分間継続した。生成物をオーブンにて100℃で乾燥した。メタノールによるソックスレー抽出を一晩施した後のこの修飾カーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.47重量%のSと比較して、0.79重量%のSを有していた。このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、本発明の修飾フィラーの作製を説明するものである。ヨウ素価が70およびDBPAが118mL/100gのカーボンブラックを用いた。13.2gの水による1.56g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1300gの水、および0.241mmol/gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド硫酸塩溶液 47.5gの攪拌混合物へ、70℃にて約5分間かけて添加した。混合を、70℃にて65分間継続した。この混合物を室温まで冷却し、40% NaOH水溶液の1.28gによりpHを7.4に調節した。生成物をろ過で回収し、2Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。このカーボンブラック生成物(120.0g)を663gのメタノールに懸濁し、3.4gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィドを添加した。15分間の攪拌後、メタノールをロータリーエバポレーターで除去し、生成物を70℃にて真空乾燥した。メタノールによるソックスレー抽出を一晩施した後のこの修飾カーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの1.31重量%のSと比較して、1.41重量%のSを有していた。このサンプルは、従って、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、本発明の修飾カーボンブラック生成物の作製を説明するものである。それは、参照カーボンブラックのPAH22含有量 710ppmと比較して、PAH22含有量が25ppmであった。カーボンブラックは、ヨウ素価が137およびCOANが120mL/100gであった。24.7gの水による2.60g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1300gの水、4.31gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド、および5.14gの70% メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて6分間かけて添加した。混合を、70℃にて66分間継続した。この混合物を室温まで冷却した。生成物をろ過で回収し、2.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。メタノールによるソックスレー抽出を一晩施した後のこの修飾カーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.48重量%のSと比較して、0.77重量%のSを有していた。このサンプルは、結合および吸着トリアゾールを有していた。
本例は、本発明の修飾カーボンブラック生成物の作製を説明するものである。1302gの水、150gのカーボンブラック、および100gのClorox 次亜塩素酸ナトリウム溶液の懸濁液を混合し、90℃に加熱した。カーボンブラックは、ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gであった。混合を60分間継続し、この懸濁液を70℃に冷却した。生成物をろ過で回収し、2.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド(3.44g)を、約0.8Lの溶媒に溶解し、120gのカーボンブラックと約15分間混合した。次に、溶媒をロータリーエバポレーターで除去し、70℃にて真空乾燥した。サンプルの一部にメタノールによるソックスレー抽出を一晩施し、硫黄の分析を行った。得られたS分析から、化合物をほぼ完全に除去することができ、従って、トリアゾールはフィラー上に吸着されていたことが示される。
本例は、本発明の修飾ケイ素処理カーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が64、STSAが120m2/g、DBPAが157mL/100g、およびケイ素含有量が10重量%であるケイ素処理カーボンブラックを用いた。このケイ素処理カーボンブラック(150g)を、メタノール約1L中の4.31g 3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィドの溶液と共に、15分間攪拌した。溶媒をロータリーエバポレーターで除去し、生成物を70℃にて真空乾燥した。フィラー上に吸着された基が確認された。
本例は、本発明の修飾シリカ生成物の作製を説明するものである。Zeosil 1165シリカ(ローディアの製品)を、メタノール約1L中の7.93g 3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィドの溶液と共に、15分間攪拌した。溶媒をロータリーエバポレーターで除去し、生成物を70℃にて真空乾燥した。フィラー上に吸着された基が確認された。
これらの例では、ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。NaNO2の10重量%水溶液を、300gのカーボンブラック、2600gの水、示した化合物、および70% メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて約5分間かけて添加した。混合を、70℃にて約1時間継続した。この混合物を室温まで冷却した。表に示すように、いくつかの生成物について、ろ過に続いて、水での洗浄により(A)、または水での洗浄、続いてエタノール次に水での洗浄により(B)、精製した。いくつかの生成物について、2もしくは3回の水の交換を行って(C)、または水、続いてエタノール、次に水により(D)、遠心分離によって精製した。生成物を70℃にて真空乾燥した。生成物は、結合有機基を有していた。
本発明のこれらの例において、例57から66の結合基を有するカーボンブラック生成物上に、3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィドを吸着させた。各々の場合において、カーボンブラック生成物を、エタノール1L中の4.3g 3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィドの溶液と共に、15分間攪拌した。エタノールをロータリーエバポレーターで除去し、生成物を70℃にて真空乾燥した。
本例は、本発明の修飾フィラーの作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。35.3gの水による3.88g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1300gの水、6.86gの4‐アミノベンジルアミン、および17.05gの70% メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて約10分間かけて添加した。混合を、70℃にて60分間継続した。この混合物を室温まで冷却し、5.44gの40% NaOH水溶液でpH8.4に調節した。生成物をろ過で回収し、2.5Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。このカーボンブラック生成物(120.1g)を、660gのメタノールに懸濁し、3.47gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィドを添加した。15分間の攪拌の後、メタノールをロータリーエバポレーターで除去し、生成物を70℃にて真空乾燥した。フィラー上の吸着基が確認された。
10.0gの2‐メルカプトベンゾイミダゾール、88gのエタノール、および6.68gの40% NaOH水溶液から作製した溶液を、79gのエタノール中の8.54gのヨウ素の溶液と混合した。得られた混合物をろ過し、回収した生成物をエタノールで洗浄し、70℃にて真空乾燥した。
10.0gの2‐アミノ‐1,3,4‐チアジアゾール‐5‐チオール、81gのエタノール、および7.78gの40% NaOH水溶液から作製した溶液を、75gのエタノール中の9.48gのヨウ素の溶液と混合した。得られた混合物をろ過し、回収した生成物をエタノールで洗浄し、70℃にて真空乾燥した。
濃HCl(12.06g)を、104gのエタノール中の14.98gの5‐メルカプト‐1,2,3‐トリアゾールナトリウム塩の溶液へ添加した。固体をろ過で除去し、得られた1,2,3‐トリアゾール‐4‐チオールの溶液を直接用いた。
J. Am. Chem. Soc. 77 1540 (1955)に記載の方法に類似の方法により、3‐クロロメチル‐1,2,4‐トリアゾールを作製した。国際公開第2008151288号に記載の方法に類似の方法により、3‐クロロメチル‐1,2,4‐トリアゾールを、30容量部の還流エタノール中、1当量のチオウレアと15時間反応させた。反応生成物を、12%のNaOH水溶液により、50℃にて20分間加水分解した。0.5当量の12およびNaIの添加により、(1,2,4‐トリアゾール‐3‐イルメチル)ジスルフィドが得られた。
この物質は、例52で用いた、ヨウ素価が70およびDBPAが118mL/100gのカーボンブラックである。
この物質は、水と共にペレット化して100℃で乾燥した、例51で用いたヨウ素価が149およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックである。
この物質は、例55で用いた、ヨウ素価が64、STSAが120m2/g、DBPAが157mL/100g、およびケイ素含有量が10%のケイ素処理カーボンブラックである。
これは、例56で用いたZeosil 1165シリカである。
この物質は、例53で用いたカーボンブラックである。これは、参照カーボンブラックのPAH22含有量 710ppmと比較して、PAH22含有量が25ppmであった。このカーボンブラックは、ヨウ素価が137およびCOANが120mL/100gであった。
3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィドの4.31g、およびヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックの150gの乾燥混合物を、ワーリングブレンダーにて30秒間混合した。
これらの例は、種々の物質の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。示した化合物を約1Lの溶媒に溶解し、150gのカーボンブラックと約15分間混合した。次に、溶媒をロータリーエバポレーターで除去し、70℃にて真空乾燥した。
本例は、比較物質の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。ベンゾイミダゾール‐2‐イルジスルフィド(5.62g)を約1Lの熱ジメチルホルムアミドに溶解し、150gのカーボンブラックと約15分間混合した。この混合物を冷却し、ろ過した。生成物を水で3回洗浄し、70℃にて真空乾燥した。
本例は、比較物質の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。2‐アミノ‐1,3,4‐チアジアゾリル‐5‐イルジスルフィド(4.95g)を約700mLのジメチルスルホキシドに溶解し、150gのカーボンブラックと約15分間混合した。水(500g)を添加し、この混合物を冷蔵庫に3日間保存した。この混合物をろ過し、4Lの水で洗浄し、70℃にて真空乾燥した。
本例は、比較カーボンブラック生成物の作製を説明するものである。ヨウ素価が119およびDBPAが125mL/100gのカーボンブラックを用いた。21.3gの水による2.59g NaNO2の溶液を、150gのカーボンブラック、1300gの水、4.33gの3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド、および5.15gの70%メタンスルホン酸の攪拌混合物へ、70℃にて5分間かけて添加した。混合を、70℃にて65分間継続した。この混合物を室温まで冷却した。生成物をろ過で回収し、3Lの水、2Lのメタノールで洗浄し、70℃にて真空乾燥した。生成物は、1.06重量%のSを有していた。メタノールによるソックスレー抽出を施した後のこのカーボンブラック生成物のサンプルは、未処理カーボンブラックの0.75重量%のSと比較して、0.97重量%のSを有していた。従って、このサンプルは、結合トリアゾールを有しており、残留抽出可能物質は表面に残っている。
以下の例は、エラストマーコンポジットを形成するための、本発明の修飾フィラーまたは比較フィラーのエラストマー配合物における使用に関するものである。フィラーに応じて、いくつかの異なるエラストマー配合物を用いた。特に断りのない限り、エラストマーコンポジットの作製方法は、前述の例15〜36と同じとした。
配合物(特に断りのない限り、単位はphr):
配合物AA(配合物AAは、例29、40、42、45、88、82、52、41、43、54、89、90、46、102、87、91〜96、47、97、98、44、49、57、67、58、68、59、69、60、70、61、71、62、72、63、73、64、74、65、75、66、76、77、83、51、86、53、48、100、102、103、および99で用い、ここでは、カーボンブラックをフィラーとして、または修飾されたフィラーとして用いた。)
Duradene 739 100
(示した例番号の)カーボンブラック 50
酸化亜鉛 3
ステアリン酸 2
Santoflex 6PPD 1
硫黄 1.75
Santocure CBS 1.25
Perkacit MBT 0.2
配合物BB(配合物BBは、表XIVのATTおよびATT2の例に用い、ここで、化学基(トリアゾール)は、比較例として、コンパウンディングの間に添加した。)
これらのサンプルは、コンパウンディングの間にトリアゾールを添加したものである:
配合物BB #1 #2
Duradene 739 100 100
(示した例番号の)カーボンブラック 50 50
3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール 1.45
3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド 1.44
酸化亜鉛 3 3
ステアリン酸 2 2
Santoflex 6PPD 1 1
硫黄 1.75 1.75
Santocure CBS 1.25 1.25
Perkacit MBT 0.2 0.2
配合物CC(配合物CCは、例85、56、84、および55で用い、ここでは、フィラーは、シリカまたはケイ素処理カーボンブラックであった(本発明またはその比較例)。)
配合物CC #1 #2 #3 #4
Duradene 739 100 100 100 100
SiO2(例85) 56
例56 56
ケイ素処理フィラー(例84) 50
例55 50
ビス(トリエトキシシリルプロピル)ポリスルフィド
4.48 4.48 2 2
酸化亜鉛 3 3 3 3
ステアリン酸 2 2 2 2
Santoflex 6PPD 1 1 1 1
硫黄 1.5 1.5 1.5 1.5
Santocure CBS 1.7 1.7 1.4 1.4
Perkacit MBT 1.5 1.5 0.7 0.7
Claims (69)
- 修飾フィラーであって:
、
、または
その互変異性体を含むトリアゾールをその上に吸着されて有するフィラーを含み;
式中、Zbは、アルキレン基であり、ここで、bは、0または1であり;
Xは、同一または異なっていて、H、NH2、SH、NHN3/4、CHO、COOR、COOH,CONR2、CN、CH3、OH、NDD’、またはCF3であり;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上の前記官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっていて、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、RがHの場合、1から8の整数であり、それ以外の場合、kは、2から8であり;
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6であり;
Eは、ポリ硫黄含有基であり;ならびに、
前記トリアゾールは、NDD’置換基によってN置換されていてもよく、この場合、DおよびD’は、同一または異なっていて、HまたはC1‐C4アルキルである、
修飾フィラー。 - 前記フィラーが:3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐チオール、3‐アミノ‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イルジスルフィド、1,2,4‐トリアゾール‐3‐チオール、もしくは1,2,4‐トリアゾール‐3‐イルジスルフィド、またはこれらのいずれかの組み合わせを、その上に吸着されて有する、請求項1に記載の修飾フィラー。
- 修飾フィラーであって:
、
、または
その互変異性体を含むピラゾールをその上に吸着されて有するフィラーを含み;
式中、Zbは、アルキレン基であり、ここで、bは、0または1であり;
XおよびYは、独立して、H、NH2、SH、NHNH2、CHO、COOR、COOH、CONR2、CN、CH3、OH、NDD’、もしくはCF3であるか、またはYは、Rであり、ここで、XおよびYの各々は、同一または異なっており;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上の前記官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっており、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、RがHの場合、1から8の整数であり、それ以外の場合、kは、2から8であり;
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6であり;ならびに、
DおよびD’は、同一または異なっていて、HまたはC1‐C4アルキルであり、
Eは、ポリ硫黄含有基である、
修飾フィラー。 - 修飾フィラーであって:
a)少なくとも1つのトリアゾール;
b)少なくとも1つのピラゾール;または、
これらのいずれかの組み合わせ、
をその上に吸着されて有するフィラーを含み、ここで、前記修飾フィラーは、エラストマー組成物中に存在する場合、修飾されていない前記フィラーと比較して、耐摩耗性を改善する、修飾フィラー。 - a)が存在して、それが、1,2,4トリアゾールである、請求項10に記載の修飾フィラー。
- b)が存在する、請求項10に記載の修飾フィラー。
- a)またはb)が、硫黄含有置換基を含む、請求項10に記載の修飾フィラー。
- 前記フィラーに結合された少なくとも1つの化学基をさらに含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 前記化学基が、少なくとも1つの有機基である、請求項14に記載の修飾フィラー。
- 前記有機基が:
a)少なくとも1つのトリアゾール;
b)少なくとも1つのピラゾール;
c)少なくとも1つのイミダゾール;または、
これらのいずれかの組み合わせ、
を含む、請求項15に記載の修飾フィラー。 - 前記トリアゾールが、前記フィラーに結合し、および:
または
その互変異性体を含み;
式中、Zbは、アルキレン基であり、ここで、bは、0または1であり;
Xは、前記フィラーへの結合を含み
Yは、H、アルキル、アリール、またはNH2であり;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上の前記官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっていて、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、1から8の整数であり;ならびに、
Qは、(C3/4)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6である、
請求項16に記載の修飾フィラー。 - 前記トリアゾールが、前記フィラーに結合し、および:
、
、または
その互変異性体を含み;
式中、Zbは、アルキレン基であり、ここで、bは、0または1であり;
少なくとも1つのXは、前記フィラーへの結合を含み、および残りのXのいずれも、前記フィラーへの結合、または官能基を含み;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上の前記官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっていて、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、RがHである場合、1から8の整数であり、それ以外の場合、kは、2から8であり;
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6であり;
Eは、ポリ硫黄含有ラジカルであり;ならびに、
前記トリアゾールは、NDD’置換基によってN置換されていてもよく、この場合、DおよびD’は、同一または異なっていて、HまたはC1‐C4アルキルである、
請求項16に記載の修飾フィラー。 - 前記トリアゾールが、前記フィラーに結合し、1,2,4‐トリアゾール‐3‐イル基である、請求項16に記載の修飾フィラー。
- 前記トリアゾールが、前記フィラーに結合し、3‐メルカプト‐1,2,4‐トリアゾール‐5‐イル基である、請求項16に記載の修飾フィラー。
- 前記ピラゾールが、前記フィラーに結合し、および:
または
その互変異性体を含み;
式中、Zbは、アルキレン基であり、ここで、bは、0または1であり;
各Xは、H、アルキル、アリール、NH2であるか、または前記フィラーへの結合を含むが、ただし、少なくとも1つのXは、結合を含み;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上の前記官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっていて、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、1から8の整数であり;ならびに、
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6である、
請求項16に記載の修飾フィラー。 - 前記ピラゾールが、前記フィラーに結合し、および:
、
、または
その互変異性体を含み;
式中、Zbは、アルキレン基であり、ここで、bは、0または1であり;
少なくとも1つのXまたはYは、前記フィラーへの結合を含み、他のいずれのXまたはYは、同一または異なっていて、結合または官能基を含み;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上の前記官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっており、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、RがHの場合、1から8の整数であり、それ以外の場合、kは、2から8であり;
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6であり;ならびに、
Eは、ポリ硫黄含有基である、
請求項16に記載の修飾フィラー。 - 前記イミダゾールが、前記フィラーに結合している、請求項16に記載の修飾フィラー。
- 前記イミダゾールが、前記フィラーに結合し、および:
、
、または
その互変異性体を含み;
式中、Zbはアルキレン基であり、ここで、bは、0または1であり;
各Xは、前記フィラーへの結合、H、アルキル、アリール、またはNH2を含むが、ただし、少なくとも1つのXは、結合を含み;
Yは、HまたはNH2であり;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR、SO2SR、SNRR、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上の前記官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびRは、同一または異なっていてよく、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1−C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、1から8の整数であり;
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6であり;ならびに、
Eは、ポリ硫黄含有基である、
請求項16に記載の修飾フィラー。 - 前記有機基が、脂肪族基または芳香族基を含む、請求項15に記載の修飾フィラー。
- 前記有機基が、R、OR、COR、COOR、OCOR、カルボン酸塩、ハロゲン、CN、NR2、SO3H、スルホン酸塩、NR(COR)、CONR2、NO2、PO3H2、ホスホン酸塩、リン酸塩 N=NR、NR3 +X-、?R3 +X-、SkR、SSO3H、SSO3 -塩、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、2‐(1,3‐ジチオラニル)、SOR、またはSO2Rである官能基を少なくとも有するアルキル基または芳香族基を含み、ここで、RおよびR’は、同一または異なっていて、独立して、水素、分岐鎖状または非分岐鎖状、置換または無置換、飽和または不飽和のC1‐C12炭化水素であり、kは、1〜8の範囲の整数であり、X-は、ハロゲン化物、または無機もしくは有機酸由来のアニオンであり、Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、wは、2から6の整数であり、xおよびzは、独立して、1から6の整数である、請求項15に記載の修飾フィラー。
- 前記有機基が、式AyAr−を有する芳香族基を含み、式中、Arは、芳香族ラジカルであり、Aは、R、OR、COR、COOR、OCOR、カルボン酸塩、ハロゲン、CN、NR2、SO3H、スルホン酸塩、NR(COR)、CONR2、NO2、PO3H2、ホスホン酸塩、リン酸塩 N=NR、NR3 +X-、PR3 +X-、SkR、SSO3H、SSO3 -塩、SO2NRR’、SO2SR、SNRR’、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、2‐(1,3‐ジチオラニル)、SOR、またはSO2Rであり、ここで、RおよびR’は、同一または異なっていて、独立して、水素、分岐鎖状または非分岐鎖状、置換または無置換、飽和または不飽和のC1‐C100炭化水素であり、kは、1〜8の範囲の整数であり、X-は、ハロゲン化物、または無機もしくは有機酸由来のアニオンであり、Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、wは、2から6の整数であり、xおよびzは、独立して、1から6の整数であり、yは、1から前記芳香族ラジカル中の−CHラジカルの総数までの整数である、請求項15に記載の修飾フィラー。
- 前記Arが、トリアゾール基を含む、請求項29に記載の修飾フィラー。
- 前記Arが、ピラゾール基を含む、請求項29に記載の修飾フィラー。
- 前記Arが、イミダゾール基を含む、請求項29に記載の修飾フィラー。
- 前記有機基が、少なくとも1つのアミノメチルフェニル基である、請求項15に記載の修飾フィラー。
- 前記有機基が、X−C6H4−S−S−C6H4−Xであり、ここで、少なくとも一方のXは、前記フィラーへの結合であり、他方のXは、前記フィラーへの結合、または官能基である、請求項15に記載の修飾フィラー。
- 前記有機基が、少なくとも1つの芳香族スルフィドまたはポリスルフィドを含む、請求項15に記載の修飾フィラー。
- フィラー表面積(m2)あたり0.01〜10マイクロモルのヘテロ環式基の吸着量を有する、請求項1〜35のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- フィラー表面積(m2)あたり0.01〜6マイクロモルの結合量を有する、請求項14〜35のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 前記修飾フィラーが、エラストマー組成物中に存在する場合、修飾されていない前記フィラーと比較して、耐摩耗性を改善する、請求項1〜37のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 前記耐摩耗性が、少なくとも10%増加する、請求項38に記載の修飾フィラー。
- 前記耐摩耗性が、少なくとも50%増加する、請求項38に記載の修飾フィラー。
- 前記耐摩耗性が、少なくとも75%増加する、請求項38に記載の修飾フィラー。
- 前記耐摩耗性が、少なくとも100%増加する、請求項38に記載の修飾フィラー。
- 前記修飾フィラーが、エラストマー組成物中に存在する場合、修飾されていない前記フィラーと比較して、耐摩耗性を改善し、および前記エラストマー組成物中に存在する場合、未修飾の前記フィラーと比較して、ヒステリシスを改善(低減)する、請求項14〜35のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 前記ヒステリシスが、少なくとも5%改善(低減)する、請求項43に記載の修飾フィラー。
- 前記ヒステリシスが、少なくとも10%改善(低減)する、請求項43に記載の修飾フィラー。
- 前記ヒステリシスが、少なくとも20%改善(低減)する、請求項43に記載の修飾フィラー。
- 前記耐摩耗性が、少なくとも10%増加し、前記ヒステリシスが、少なくとも5%改善(低減)する、請求項43に記載の修飾フィラー。
- 前記耐摩耗性が、少なくとも50%増加し、前記ヒステリシスが、少なくとも10%改善(低減)する、請求項43に記載の修飾フィラー。
- 前記耐摩耗性が、少なくとも75%増加し、前記ヒステリシスが、少なくとも15%改善(低減)する、請求項43に記載の修飾フィラー。
- 修飾フィラーであって:
、
、または
その互変異性体を含むトリアゾールをその上に結合されて有するフィラーを含み、
式中、Zbはアルキレン基であり、ここで、bは、0または1であり;
少なくとも1つのXは、前記フィラーへの結合を含み、および残りのXのいずれも、前記フィラーへの結合、または官能基を含み;
Aは、SkR、SSO3H、SO2NRR’、SO2SR、SNRR、SNQ、SO2NQ、CO2NQ、S‐(1,4‐ピペラジンジイル)‐SR、2‐(1,3‐ジチアニル)、もしくは2‐(1,3‐ジチオラニル)である官能基であるか;または、1つ以上の前記官能基で置換された直鎖状、分岐鎖状、芳香族、もしくは環状炭化水素ラジカルであり;
ここで、RおよびR’は、同一または異なっていてよく、水素;分岐鎖状または非分岐鎖状でC1‐C12の無置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル;無置換または置換アリール;無置換または置換ヘテロアリール;無置換または置換アルキルアリール;無置換もしくは置換アリールアルキル、アリーレン、ヘテロアリーレン、またはアルキルアリーレンであり;
kは、1から8の整数であり;
Qは、(CH2)w、(CH2)xO(CH2)z、(CH2)xNR(CH2)z、または(CH2)xS(CH2)zであり、ここで、xは、1から6であり、zは、1から6であり、wは、2から6であり;
Eは、ポリ硫黄含有ラジカルであり;ならびに、
前記トリアゾールは、NDD’置換基によってN置換されていてもよく、この場合、DおよびD’は、同一または異なっていて、HまたはC1‐C4アルキルである、
修飾フィラー。 - フィラー表面積(m2)あたり0.1〜6モルの結合量を有する、請求項14〜35または50〜52のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 前記修飾フィラーが、エラストマー組成物中に存在する場合、未修飾の前記フィラーと比較して、ヒステリシスを改善する、請求項50〜52のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 前記ヒステリシスが、少なくとも5%低減する、請求項54に記載の修飾フィラー。
- 前記ヒステリシスが、少なくとも10%低減する、請求項54に記載の修飾フィラー。
- 前記ヒステリシスが、少なくとも20%低減する、請求項54に記載の修飾フィラー。
- 前記フィラーが、カーボンブラック、ケイ素処理カーボンブラック、ケイ素被覆カーボンブラック、または金属酸化物である、請求項1〜57のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 前記フィラーがカーボンブラックである、請求項1〜57のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 前記フィラーがシリカである、請求項1〜57のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 前記フィラーが、少なくとも1つの金属酸化物であり、前記フィラーへの結合を含む前記Xが、少なくとも1つのシランリンカー基を介している、請求項17〜20、23〜26、34、および50〜52のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 前記フィラーが、少なくとも1つの金属酸化物であり、前記フィラーへの結合を含む前記Xが、少なくとも1つのSi含有基、Ti含有基、Cr含有基、またはZr含有基を介している、請求項17〜20、23〜26、34、および50〜52のいずれか一項に記載の修飾フィラー。
- 請求項1〜62のいずれか一項に記載の修飾フィラー、および少なくとも1つのエラストマーを含む、エラストマー組成物。
- 請求項63に記載のエラストマー組成物を含む、製品。
- 前記製品が、タイヤまたはその構成部品である、請求項64に記載の製品
- 前記製品が、タイヤトレッドまたはタイヤサイドウォールである、請求項64に記載の製品
- エラストマー組成物において、請求項1〜62のいずれか一項に記載の修飾フィラーの少なくとも1つを前記エラストマー組成物中に硬化前に導入することを含む、耐摩耗性を改善するための方法。
- エラストマー組成物において、請求項14〜37または請求項50〜52のいずれか一項に記載の修飾フィラーの少なくとも1つを前記エラストマー組成物中に硬化前に導入することを含む、ヒステリシスを改善(低減)するための方法。
- エラストマー組成物において、請求項14〜37のいずれか一項に記載の修飾フィラーを前記エラストマー組成物中に硬化前に導入することを含む、耐摩耗性を増加し、ヒステリシスを低減するための方法。
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