JP2014005672A - 把持具ユニット及びその把持具ユニットを取り付けた扉 - Google Patents

把持具ユニット及びその把持具ユニットを取り付けた扉 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は簡単な構造でありながら、室内が使用中であるか否かを夜であっても認識しやすく、体裁に優れた把持具ユニット及びその把持具ユニットを取り付けた扉を提供することを課題とする。
【解決手段】扉Dの一部に設けられ、前記扉Dの厚み方向に貫通孔B1を有する固定材Bと、前記扉Dにおける室内側と室外側の双方から前記貫通孔B1に嵌入される接続部材1と、前記接続部材1に係止される把持具2とを備える把持具ユニットYであって、前記接続部材1は、挿入孔を有する中空筒部材であって、前記中空筒部材の内壁面に第1係止部11を有してなり、前記把持具2は、把持部3と、前記把持部3から延設され、前記接続部材1の前記挿入孔に挿入可能な挿入部4とを備え、前記挿入部4の外壁面には前記第1係止部11と係止する第2係止部41を有してなり、前記把持具2が透明または透光性を有する材料から形成されてなる。
【選択図】図3

Description

本発明は把持具ユニット及びその把持具ユニットを取り付けた扉に関する。
従来より、開き戸や引き戸などの扉において、室内が使用中であるか否かを示す表示手段として、扉が施錠状態の時は赤色、開錠状態の時は青色に表示される表示窓を設けた扉が存在する。
しかしながら、上記表示窓は、夜間等暗い状況では、その表示窓の色を認識することが困難であった。
そこで、室内を使用中に扉が施錠状態または開錠状態であることを、夜間であっても室外から認識し易い表示錠として、施錠表示部と、開錠表示部とが、施錠操作、または、開錠操作により切り替わって、そのいずれか一方の表示部が表示窓に表示されるように形成された表示錠において、施錠表示部、および、開錠表示部が透光性を有する材料で形成されてなるとともに、一方の面に設けられた光導入部から導入された光が、光通過部を通過して、他方の面に設けられた表示窓に表示された表示部を透光状態に表示するように形成されている明かり取り付き表示錠が公知である(特許文献1)。
特開2008−57106号公報
しかしながら、上記特許文献1の表示錠は光通過部の両端をそれぞれ室内側の光導入部と室外側の表示窓とを連結する必要があるため、扉の厚さによって光通過部の長さを変更する必要があるうえに、構造が複雑であり、かつ、体裁に優れたものではなかった。
そこで、本発明は簡単な構造でありながら、室内が使用中であるか否かを夜であっても認識しやすく、体裁に優れた把持具ユニット及びその把持具ユニットを取り付けた扉を提供する。
上記課題を解決すべく以下の手段を講じている。
本発明の把持具ユニットは、扉の一部に設けられ、前記扉の厚み方向に貫通孔を有する固定材と、前記扉における室内側と室外側の双方から前記貫通孔に嵌入される接続部材と、前記接続部材に係止される把持具とを備える把持具ユニットであって、前記接続部材は、挿入孔を有する中空筒部材であって、前記中空筒部材の内壁面に第1係止部を有してなり、前記把持具は、把持部と、前記把持部から延設され、前記接続部材の前記挿入孔に挿入可能な挿入部とを備え、前記挿入部の外壁面には前記第1係止部と係止する第2係止部を有してなり、前記把持具が透明または透光性を有する材料から形成されてなる。
また、前記接続部材の前記中空筒部材の外壁面の軸方向に、凸条のリブを設けることができる。
また、前記把持具における前記把持部と前記挿入部とを軸方向の同一直線上に配置することができる。
また、前記接続部材の前記第1係止部を前記挿入孔の径方向へ弾性を有する係止片の内壁面に設けられる突起とし、前記把持部の前記第2係止部を前記突起と係止する係止溝とすることができる。
さらに、前記把持具ユニットを取り付けた扉とすることができる。
上述した本発明の把持具ユニット及びその把持具ユニットを取り付けた扉によれば、扉を開閉するために必須の構成である把持具に表示機能と明り取りの役目を担わすことで、従来のような表示窓、若しくは、その表示窓を構成するための台座等を設ける必要が無くなり、非常に簡単な構造でありながら、機能的で、シンプルかつ体裁に優れたものとすることができた。
また、扉厚の変化に自在に対応可能なものとすることができた。
本発明の実施形態における把持具ユニットを取り付けた扉の全体斜視図である。 本発明の実施形態における把持具ユニットを取り付けた扉の図1の把持具付近の要部の拡大図である。 本発明の実施形態における把持具ユニットを取り付けた扉の図2の分解斜視図である。 本発明の実施形態における把持具ユニットを取り付けた扉の図1の把持具付近の要部拡大正面図である。 本発明の実施形態における把持具ユニットを取り付けた扉の図4のA−A線断面図である。 本発明の実施形態における把持具ユニットを取り付けた扉の図2の分解した部分断面図である。 本発明の実施形態における把持具ユニットを取り付けた扉の図5のB−B線断面図である。
以下、本発明の把持具ユニットY及びその把持具ユニットYを取り付けた扉Dの実施形態について図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態の把持具ユニットYとは図1及び図2に示すように把持具2と接続部材1からなるものであり、把持具2は図1及び図2に示すように、扉Dを開閉するための持ち手として使用されるものであり、扉D内部における適宜位置の一部に設けられた固定材Bに、接続部材1を介して、扉Dの室内側と室外側にそれぞれ取り付けられるものである。
接続部材1は、把持具2と扉Dとを接続すると共に把持具2を扉Dに固定するためのものである。接続部材1は挿入孔を有し、把持具2の挿入部4が挿入可能となっており、その挿入された挿入部4が係止可能となる第1係止部11を有していると共に、扉Dに設けられた固定材Bに挿入することで、扉Dに固定可能となっている。
具体的には、図3に示すように接続部材1は中空円柱形状に形成される中空筒部材の当該一端側に周方向に向けて略直角にフランジ14が設けられている。また、接続部材1の外壁面にはフランジ14部分から他端側に向けて、軸方向に凸条のリブ12が複数本等間隔に形成されている。この凸条のリブ12の周方向の高さは、フランジ14側から他端側に向かうに従って徐々に低くなり、他端側近傍は接続部材1の周壁面と略同一になるように形成されていることが好ましい。また、リブ12の本数は6〜8本程度とすることが好ましい。
そして、接続部材1の内壁面には、第1係止部11が設けられている。本実施形態では、フランジ14の近傍から他端側の軸方向に向けて平行する2本の矩形状の切欠き部を設けることで、係止片13を形成している。そして、その係止片13の外壁面側の肉厚を薄くすることで、弾性変形可能となり、係止片13を撓み易くしている。
また、係止片13の内壁面側には、把持具2を接続部材1に挿入した際に挿入部4に設けられた第2係止部41となる係止溝に対応する位置に、内壁面側に向けて第1係止部11となる突起が設けられている。本実施形態の係止部は、接続部材1の壁面に3か所、等間隔に設けられている。
把持具2は、図3に示すように持ち手となる把持部3と、接続部材1に挿入する挿入部4とからなり、挿入部4には接続部材1に設けられている第1係止部11と係止する第2係止部41が設けられている。
把持部3及び挿入部4は、透明または透光性を有しており、例えばアクリル樹脂、ABS樹脂、ガラス等からなる。また、樹脂やガラスの中に気泡を混入させ、把持部3や挿入部4の内部に泡の模様を形成することもできるし、有色とすることもできる。
ここで、「透明」とは透過率が極めて高く、物質を通してその向こう側が透けて見える状態のことをいい、「透光性を有する」とは透明と同様に光が透過する性質を有しているが、透過する光が拡散するため、または、透過率が低いために、透明と異なり、その材質を通じて向こう側の形状等を明確に認識できないか、または、全く認識できない状態のことをいう。
具体的に把持具2は、円柱形状の把持部3と、その把持部3の軸方向の他端面側の略中央に把持部3よりも短い直径を有する円柱形状の挿入部4が凸状に形成されている。つまり、把持具2における把持部3と挿入部4とを軸方向の同一直線上に配置している。そして、挿入部4の把持部3側とは反対の他端側付近の外壁面には、第2係止部41となる係止溝が形成されている。この係止溝は周状に形成されることが好ましい。
本実施形態の把持部3は円柱形状としているが、扉Dを開閉する際に、持ち手となることが可能であれば、例えば、四角柱等の多角柱や、星形多角柱、星形多角反柱等とすることができる。また、挿入部4は接続部材1に挿入することが可能であって、接続部材1と係止可能な構造であればどのような形状であっても構わない。
ところで、本発明の把持具2は、接続部材1を介して扉Dに取り付けられるが、通常室内で使用される扉Dは軽量化、コストダウン等の理由から木材などの骨組みを作りその両面に合板等を貼り付けた中空構造となっているため、本発明の把持具2を扉Dに取り付けるためには、接続部材1を固定するための固定材Bを扉D内部に設ける必要がある。
固定材Bは、図1に示すように、把持具2を取り付ける適宜の位置の扉D内部に設ける。固定材Bの厚さは、扉D厚さと略同一であり、固定材Bの面積は把持具2が取り付け可能な適宜の大きさあれば足りる。固定材Bと扉Dとは接着剤等の適宜の方法で固定する。また、固定材Bはムク等の木材からなる。
そして、図3に示すように固定材Bには接続部材1と略同じ断面形状を有する貫通孔B1が設けられている。
本発明で使用する扉Dは、引き戸扉Dや折れ戸扉Dであることが好ましい。本発明の把持具2は回動可能に扉Dに取り付ける構造ではなく、開き戸扉Dに通常必要なラッチ錠を構成出来ないためである。
また扉Dには、上記固定材B及び接続部材1と略同じ断面形状を有する貫通孔B1が設けられている。
上記のように構成される把持具ユニットYは以下のようにして扉Dに取り付けられる。
図1は把持具2を引き戸扉Dに取り付けた状態を示す斜視図であり、図2及び図4は把持具2を引き戸扉Dに取り付けた状態の把持具2付近を拡大した斜視図と正面図である。
まず、図1に示すように、把持具2を取り付けたい位置に固定材Bの貫通孔B1が位置するように、固定材Bを扉D間内に設けると共に、扉Dの室内側と室内側にもこの固定材Bの貫通孔B1と対応する貫通孔を設ける。
次に、接続部材1を扉Dの室内側の貫通孔B1と室外側の貫通孔B1にそれぞれフランジ14が設けられていない端部側から嵌入する。ここで、扉Dと固定材Bの貫通孔B1の内周径と、接続部材1の外周径とは略同一に形成しているので、接続部材1を貫通孔B1に嵌め込みながら押し込み、貫通孔B1に嵌入させる。このとき、固定材Bはムク等の木材から構成されているため、接続部材1を押し込みながら嵌入する際に、接続部材1の外周壁に設けられた凸条のリブ12が、固定材Bに入り込むことにより、固定材Bにしっかり固定される(図5、図7参照)。この凸条のリブ12の周方向の高さを、フランジ14側から他端側に向かうに従って徐々に低くし、他端側近傍は接続部材1の周壁面と略同一になるように形成しておけば、固定材Bに接続部材1を嵌入させるときに抵抗が少なくなり押し込み易くなる。
そして、接続部材1を固定材Bに一定程度押し込むと、接続部材1に設けられたフランジ14と扉Dが当接して位置決めされ固定される(図5)。
次に、固定材Bに固定された室内側と室外側とのそれぞれの接続部材1に、把持具2を挿入部4側からそれぞれ挿入する。
そして、接続部材1の内周径と把持具2の挿入部4の外周径とを略同一形成しておき、把持具2の挿入部4を接続部材1に押し込むようにして挿入させると共に、挿入部4の第2係止部41(係止溝)に接続部材1の係止片13に設けられた第1係止部11(突起)が係止することで、把持具2が接続部材1に固定されることとなる(図5)。
詳述すると、把持具2の挿入部4を接続部材1に押し込んでいくと、係止片13の内周側に設けられた突起に、挿入部4の外周壁面が当接するが、突起が形成されている付近の接続部材1の内周径は、挿入部4の外周径よりもその突起の長さ分だけ短くなるため、挿入部4の外周壁によって、係止片13が外周側方向に押される。
しかし、係止片13は、係止片13の外壁側の肉厚を薄くしているため、外周方向に弾性変形し易くしていると共に、その薄くした肉厚の厚みは、突起が内周側に突出している長さと略同じ厚みか、それよりも僅かに厚い厚さとしていることによって、固定材Bに固定された状態の接続部材1内を、把持具2の挿入部4の外周壁が係止片13の突起付近を通過するときに、係止片13が弾性変形により押し広げられ、係止溝に突起を係止させた後は、元の状態に戻るようになっている。
このようにして把持具2を取り付けた扉Dは、図1、図2、図4、図5に示すように把持具2が室内側と室外側とに、貫通孔B1を通じて対向して設けられることになる。
この場合、把持具2の把持部3と挿入部4が透明な部材からなる場合、室外側に取り付けた把持具2の把持部3からは、貫通孔B1を通じて室内側の光を透過することが可能となると共に、室外側の把持部3の端面側から室内側を覗くと、室内側の様子を伺うことが可能となる。
また、同様に、室内側から室外側の光を透過することが可能となると共に、室内側の把持部3の端面側から室外側を覗くと、室内側の様子を伺うことが可能となる。
また、透明な部材からなり、対向するように設けられた把持具2の挿入部4の端面のどちらか一方、または、両方の表面をスリ加工等することにより、細かい凹凸をつけて、透光性を有することとすれば、視界を遮りながら、柔らかい光を透過させることが可能である。
このことにより、扉Dに取り付けられた把持具2を介して、室外側から室内側の照明の点灯の有無を確認することができるため、把持具2が、室内を使用中か否かを確認す表示機能を有すると共に、明り取りの役目も担うこととなり、室内の照明の消し忘れを防止することも可能となる。
そして、例えば、暗い廊下側から照明の付いた室内に入る際、容易に把持具2の位置を確認することができる。
また、把持具2によって室外側から室内側を覗くことが可能となれば、例えば、室内で就寝している子供や高齢者等の様子を確認する際、扉Dの開閉によって、就寝を妨げることなく、様子を伺うことが可能となる。
また、プライバシーを守りたい部屋の扉Dに取り付ける場合は、把持具2を上述したように透光性を有することにすれば、プライバシーを守ることが可能となる。
以上説明した本発明に係る把持具ユニットY及びその把持具ユニットYを取り付けた扉Dによれば、扉Dを開閉するために必須の構成である把持具2に表示機能と明り取りの役目を担わすことで、従来のような表示窓、若しくは、その表示窓を構成するための台座等を設ける必要が無くなり、非常に簡単な構造でありながら、機能的で、シンプルかつ体裁に優れたものとすることができた。
また、本発明の把持具2は、接続部材1を扉Dの室内側の貫通孔B1と室外側の貫通孔B1にそれぞれ嵌入し、その接続部材1に把持具2を挿入し嵌合させる構造であるため(図5、6参照)、従来の表示錠のように、扉Dの厚さによって光通過部の長さを変更する必要もなく、一定の厚み以上の扉Dであれば、扉Dの厚みを気にすることなく取り付け可能である。つまり、扉D厚の変化に自在に対応可能なものとすることができた。
当該発明は、上述の実施形態の構成に限定されるものではなく、把持具2、挿入部4接続部材1の形状、材料、更には、係止溝、係止部の構造、形状、寸法等を適宜変更して実施することが可能である。例えば、把持部3の係止溝と接続部材1の突起を置換することもできる。また、把持具の外壁面をスリ加工等することで透光性を有することとすることもできる。さらに、一部構成を省略することができるし、一部抽出した構成とすることができることは勿論である。
D 扉
B 固定材
B1 貫通孔
Y 把持具ユニット
1 接続部材
11 第1係止部
12 リブ
13 係止片
14 フランジ
2 把持具
3 把持部
4 挿入部
41 第2係止部

Claims (5)

  1. 扉の一部に設けられ、前記扉の厚み方向に貫通孔を有する固定材と、
    前記扉における室内側と室外側の双方から前記貫通孔に嵌入される接続部材と、
    前記接続部材に係止される把持具とを備える把持具ユニットであって、
    前記接続部材は、挿入孔を有する中空筒部材であって、前記中空筒部材の内壁面に第1係止部を有してなり、
    前記把持具は、把持部と、前記把持部から延設され、前記接続部材の前記挿入孔に挿入可能な挿入部とを備え、
    前記挿入部の外壁面には前記第1係止部と係止する第2係止部を有してなり、
    前記把持具が透明または透光性を有する材料から形成されてなることを特徴とする把持具ユニット。
  2. 前記接続部材の前記中空筒部材の外壁面の軸方向に、凸条のリブを設けていることを特徴とする請求項1に記載の把持部ユニット。
  3. 前記把持具における前記把持部と前記挿入部とを軸方向の同一直線上に配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の把持具ユニット。
  4. 前記接続部材の前記第1係止部を前記挿入孔の径方向へ弾性を有する係止片の内壁面に設けられる突起とし、
    前記把持部の前記第2係止部を前記突起と係止する係止溝とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の把持具ユニット。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の前記把持具ユニットを取り付けた扉。
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