JP2014005884A - 流体制御ユニット、流体制御集積ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力損失の少なく、かつ、小型で大流量の流体を流すこと。
【解決手段】
第1分岐流路15と第1連通流路13の間に弁体収納室14が形成された弁本体11と、弁体収納室内14に切換弁第1制御バルブ20と、を有する流体制御ユニット10である。また、弁体収納室14は中空逆円錐形状であり、切換弁20は逆円錐形状である。さらに、切換弁20には第1分岐流路15と第1連通流路13を遮断するシール部材22を有し、シール部材22は上方向のシールをする上方シール部221、下方向のシールをする下方シール部222、横方向のシールをする側方シール部223を有する。さらに、側方シール部223は、上方シール部221と下方シール部222を連結し、シール部材22は上方シール部221から下方シール部222に向かってテーパ形状である流体制御ユニット10とする。
【選択図】 図2

Description

第1流路と第2流路の間に弁体収納室が形成された弁本体と、前記弁体収納室内に切換弁と、を有する流体制御ユニット及び流体制御集積ユニットに関するものである。
従来、第1流路と第2流路とを連通又は非連通状態にする切換弁として、図17に示すニードル弁及び図18に示すボール弁がある。
図17に示すニードル弁500は、第1流路511から第2流路512へ流れる流体の流量を調整する弁である。ニードル弁500のハンドル501を回転させ一体に形成されたニードル軸502を回転させると、ニードル軸502が回転し図示しないネジに沿って軸方向に移動する。
開弁時には、ニードル軸502を回転させ、ニードル軸502の先端部503がオリフィス孔513と離間する方向に移動する。それにより、図17に示すように、オリフィス孔513と先端部503の間に隙間が形成され、第1流路511と第2流路512が連通状態となる。
他方、閉弁時には、ニードル軸502を反対に回転させ、ニードル軸502のテーパ形状の先端部503がオリフィス孔513と当接させる方向に移動させる。それにより、先端部503とオリフィス孔513が当接した状態となるため、第1流路511と第2流路512が非連通状態となる。
図18に示すボール弁600は、第1流路611から第2流路612へ流れる流体の流量を調整する弁である。ボール弁600のハンドル601を回転させるとボール部602が回転する。ボール部602には連通孔605が形成され、ボール部602の一曲面部には開口部604が形成されている。
開弁時には、図18に示すように、ボール部602の開口部604と第1流路611が連通状態になる。
他方、閉弁時には、ボール部602を回転させボール面603を弁座613に当接させる。それにより、ボール面603と弁座613が当接した状態となるため、第1流路611と第2流路612が非連通状態となる。
特許文献として上述したニードル弁及びボール弁とは異なるが、以下に示すような特許公報に掲載されたニードル弁及びボール弁がある。
特開2008−82493号公報 特開2010−1964号公報
しかし、図17に示すニードル弁500は、圧力損失が大きく流量を流そうとするとニードル弁500が大きくなる問題があった。また、ニードル弁500は、流量調整後に外観で弁の開度が分からない問題がある。さらに、ニードル弁500は、一時停止時につまみを多く回す必要があるため操作性が悪い問題がある。
また、図18に示すボール弁600は、流量調整後にレバーに触ると位置が変わり調整のやり直しとなる点で問題となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、小型で圧力損失の少ない大流量の流量制御ユニット及び流体制御集積ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る流体制御ユニット及び流体制御集積ユニットは、以下の構成を有する。
(1)第1流路と第2流路の間に弁体収納室が形成された弁本体と、前記弁体収納室内に切換弁と、を有する流体制御ユニットにおいて、前記弁体収納室は中空逆円錐形状であること、前記切換弁は逆円錐形状であること、前記切換弁には前記第1流路と前記第2流路を遮断するシール部材を有すること、前記シール部材は上方向のシールをする上方シール部、下方向のシールをする下方シール部、横方向のシールをする側方シール部を有すること、前記側方シール部は、前記上方シール部と前記下方シール部を連結していること、前記シール部材は前記上方シール部から前記下方シール部に向かってテーパ形状であること、を特徴とするものである。
それにより、圧力損失が小さくなり、小型で、かつ、大流量の制御が可能な流体制御ユニットとすることができる。すなわち、切換弁を逆円錐形状とし、弁体収納室を中空逆円錐形状とすることにより、切換弁を回転させることで第1流路と第2流路を連通した状態にすることができる。そのため、ボール弁を使用した場合と同様に圧力損失を小さくすることができる。
さらに、シール部材は切換弁に沿った逆円錐形状と同様のテーパ形状となるため、切換弁と弁体収納室の間の隙間を確実にシールすることができる。
(2)(1)に記載する流体制御ユニットにおいて、前記切換弁を回転させることにより前記第1流路と前記第2流路が連通すること、を特徴とするものである。
それにより、外部から切換弁の開度を認識することができるため作業者の作業効率を向上させることができる。すなわち、外部から切換弁の開度を認識することができないとすると、作業者は切換弁の開度をいちいち確認することが必要となり面倒である。そこで、外部から切換弁の開度を認識することができれば作業効率を向上させることができる。
(3)(2)に記載する流体制御ユニットにおいて、前記切換弁を90度回転させること、を特徴とするものである。
それにより、操作性が向上することができる。すわなち、切換弁を90度回転させることで、全開又は全閉の作業を容易にすることができるため、操作動作を小さくすることができ操作性を向上させることができる。
(4)(1)乃至(3)に記載するいずれか一つの流体制御ユニットにおいて、前記切換弁に係合凸部が形成されていること、前記切換弁の係合凸部に対向する部分に対係合凸部が形成されていること、前記係合凸部と前記対係合凸部は前記第1流路と前記第2流路が非連通状態にあるときに係合状態となること、前記係合凸部と前記対係合凸部は前記第1流路と前記第2流路が連通状態にあるときに非係合状態となること、を特徴とするものである。
それにより、切換弁が閉弁状態にあるときに、切換弁に取り付けられたシール部材が弁体収納室に押圧され、シール力が増し漏れを防止することができる。すなわち、切換弁が閉弁状態にあるとき切換弁に形成された係合凸部と対係合凸部が係合状態となることで、切換弁は弁体収納室側に押圧される。切換弁が弁体収納室側に押圧されることで、シール部材が弁体収納室に押圧される。その押圧力により、シール部材の弁体収納室に対するシール力を増すことができる。したがって、閉弁したとき本来流れるべきではない第1流路から第2流路へ流れる流体の漏れを防止することができる。
(5)(1)乃至(4)に記載するいずれか一つの流体制御ユニットにおいて、前記切換弁はハンドルと連結した手動弁であること、前記手動弁は前記ハンドルの回転軸に対してU字形状の貫通孔が形成されていること、前記貫通孔に前記ハンドルを固定する固定ネジが挿入されること、を特徴とするものである。
それにより、ハンドルが固定ネジにより固定されるためハンドルに触っても切換弁の開度が変化せず流量が変化することがない。
さらに、貫通孔が形成されていることによりハンドルを90度回転することで開弁及び閉弁を確実に行うことができるようになる。すなわち、ハンドルは固定ネジを介して貫通孔によりガイドされるため90度の回転しかできない。したがって、ハンドルを90度回転させるという小さい動作で確実に開弁及び閉弁をすることができる。
(6)(5)に記載する流体制御ユニットにおいて、前記貫通孔が外部で目視できる位置に形成されていること、を特徴とするものである。
それにより、操作者が貫通孔の固定位置を目視により確認することができるため、ハンドルの固定及び許容範囲以上の無理な力を加えなくなる。
また、固定ネジの貫通孔の位置により開弁状態か閉弁状態にあるのかを確認することができる。
(7)(1)乃至(6)に記載する流体制御ユニットを複数個有すること、を特徴とするものである。
それにより、圧力損失が小さくなり、小型で、かつ、大流量の制御が可能な流体制御集積ユニットとすることができる。すなわち、切換弁を逆円錐形状とし、弁体収納室を中空逆円錐形状とすることにより、切換弁を回転させることで第1流路と第2流路を連通した状態にすることができる。そのため、ボール弁を使用した場合と同様に圧力損失を小さくすることができる。
さらに、シール部材は切換弁に沿った逆円錐形状と同様のテーパ形状となるため、切換弁と弁体収納室の間の隙間を確実にシールすることができる。
本発明によれば、小型大流量の流体制御ユニット及び流体制御集積ユニットを提供することができる。
本実施形態に係る流体制御ユニットの上面図である。 本実施形態に係る図1に示す流体制御ユニットのAA断面図である。 本実施形態に係る弁体及びシール部材の正面図である。 本実施形態に係る図3に示す弁体及びシール部材のPP断面図である。 本実施形態に係る弁体及びシール部材の下面図である。 本実施形態に係る第1制御バルブの全開状態の上面図である。 本実施形態に係る図6に示す第1制御バルブのBB断面図である。 本実施形態に係る図7に示す第1制御バルブのCC断面図である。 本実施形態に係る第1制御バルブの中間状態の上面図である。 本実施形態に係る図9に示す第1制御バルブのDD断面図である。 本実施形態に係る図10に示す第1制御バルブのEE断面図である。 本実施形態に係る第1制御バルブの全閉状態の上面図である。 本実施形態に係る図12に示す第1制御バルブのFF断面図である。 本実施形態に係る図13に示す第1制御バルブのGG断面図である。 本実施形態に係る弁体及びシール部材に対してスペーサを装着する前の断面図である。 本実施形態に係る流体制御集積ユニットの上面図である。 従来技術に係るニードル弁の断面図である。 従来技術に係るボール弁の断面図である。
次に、本発明に係る流体制御ユニット及び流体制御集積ユニットの一実施の形態について図面を参照して説明する。
<流体制御集積ユニットの全体構成>
図16に流体制御集積ユニット1の上面図を示す。
流体制御集積ユニット1は、複数の流体制御ユニット10の両端に第1及び第2入出力ユニット3,4を配置して集積し、外部のワークに供給する第1流体と第2流体を制御するものである。流体制御ユニット10は、ワークに接続される系統に対応する数だけ備えられている。本実施形態では、5個の流体制御ユニット10を備える。説明の便宜上、図16には、図中左側から順に流体制御ユニット10A、10B、10C、10D、10Eと記載する。なお、説明上区別する必要がない場合には、付記したアルファベットA〜Eを省略し、流体制御ユニット10という。
流体制御集積ユニット1は、流体制御ユニット10A〜10Eと第1及び第2入出力ユニット3,4を互いに面接触させ、第2入出力ユニット4と流体制御ユニット10A〜10Eに貫き通した複数本の締結部材で固定することにより、流体制御ユニット10A〜10Eと第1及び第2入出力ユニット3、4が一体に連結されている。
流体制御集積ユニット1は、第1共通流路5と第2共通流路6がユニット集積方向(図16の図中左右方向)に沿って真っすぐ独立して形成され、貫通している。流体制御集積ユニット1の両端側には、第1ポート91と第2ポート92と第3ポート93と第4ポート94が開口している。第1ポート91と第3ポート93は、第1共通流路5の両端開口部に同軸上に設けられている。第2ポート92と第4ポート94は、第2共通流路6の両端開口部に同軸上に設けられている。そのため、流体制御集積ユニット1は、第1乃至第4ポート91〜94の何れを入力ポートと出力ポートにしても、第1及び第2共通流路5,6を流れる流体の流れ方向に沿って流体を入出力することができ、流体の抜け効率が良い流路構造になっている。
流体制御集積ユニット1は、第1乃至第4ポート91、92、93、94毎に第1乃至第4二方弁95、96、97、98が設けられ、第1乃至第4ポート91〜94に入出力する流体を個別に制御できるようになっている。
流体制御集積ユニット1は、第1共通流路5から5本の第1分岐流路15A,15B,15C,15D,15Eが分岐している。流体制御集積ユニット1は、第1制御バルブ20A,20B,20C,20D,20Eにより、第1共通流路5と第1分岐流路15A〜15Eとの連通状態を個別に切り換えられるようになっている。
また、流体制御集積ユニット1は、第2共通流路6から5本の第2分岐流路19A,19B,19C,19D,19Eが分岐している。流体制御集積ユニット1は、第2制御バルブ30A,30B,30C,30D,30Eにより、第2共通流路6と第2分岐流路19A〜19Eとの連通状態を個別に切り換えられるようになっている。
流量センサ50A,50B,50C,50D,50Eは、第1分岐流路15A〜15Eにそれぞれ接続するように、流体制御集積ユニット1に取り付けられている。流量センサ50A〜50Eは、第1分岐流路15A〜15Eへ流入する流体の流量を測定するように、配置されている。流量センサ50A〜50Eは、配線56A,56B,56C,56D,56Eが外部装置(図示せず)にそれぞれ電気的に接続され、流体測定値を送信する。
<流体制御ユニットの構成>
図1に流体制御ユニット10の上面図を示す。図2に図1に示す流体制御ユニット10のAA断面図を示す。図3に第1弁体21及びシール部材22の正面図を示す。図4に図3に示す第1弁体21及びシール部材22のPP断面図を示す。図5に第1弁体21及びシール部材22の下面図を示す。図6に第1制御バルブ20の全開状態の上面図を示す。図7に図6に示す第1制御バルブのBB断面図を示す。図8に図7に示す第1制御バルブのCC断面図を示す。図9に第1制御バルブ20の中間状態の上面図を示す。図10に図9に示す第1制御バルブのDD断面図を示す。図11に図10に示す第1制御バルブのEE断面図を示す。図12に第1制御バルブの全閉状態の上面図を示す。図13に図12に示す第1制御バルブ20のFF断面図を示す。図14に図13に示す第1制御バルブのGG断面図を示す。図15に第1弁体21及びシール部材22に対してスペーサ24を装着する前の断面図を示す。
流体制御ユニット10は、図2に示すように、第1制御バルブ20と第2制御バルブ30と流量センサ50が一列に並んだ状態で、弁本体11に取り付けられている。
図2に示すように流体制御ユニット10の弁本体11には、第1共通流路5の一部を構成する第1直線流路12と、第2共通流路6の一部を構成する第2直線流路16が、ユニット集積方向(図2を手前から奥側へ貫く方向)に沿って貫通して形成されている。第1直線流路12は、第1連通流路13と第1弁体収納室14を介して第1分岐流路15に連通している。一方、第2直線流路16は、第2連通流路17と第2弁体収納室18を介して第2分岐流路19に連通している。
図2に示すように、第1弁体収納室14と第1連通流路13は、弁本体11のバルブ取付面(図2中の上面)から同軸心上に形成されている。第1弁体収納室14と第1連通流路13は、第1直線流路12に対して直交する方向に形成されている。第1連通流路13は、第1共通流路5に合流又は分流される流体が流れるため、流路内径寸法が第1直線流路12の流路内径寸法より小さく設定されている。第1弁体収納室14は、略中空逆円錐形状に形成されている。第1弁体収納室14は図2中の上面から第1弁体収納室底面14Bにかけて先細りのテーパ形状となっている。また、第1弁体収納室底面14Bは円形状であり、その中心には第1弁体収納室底面14Bの径よりも小さい、円筒形状の第1連通流路13が連通している。第1弁体収納室14は、内径寸法が第1連通流路13より大きく設定され、第1制御バルブ20の第1弁体21を回転可能に収納できるようにされている。第1分岐流路15は、第1直線流路12よりバルブ取付面側にずれた位置から、第1直線流路12に対して直交する方向に形成され、第1弁体収納室14の内壁に開口している。
なお、図2に示すように、第2弁体収納室18と第2連通流路17と第2分岐流路19は、第1弁体収納室14と第1連通流路13と第1分岐流路15と同様に形成されている。
ここで、第1及び第2弁体収納室14、18と第1及び第2連通流路13、17は、軸線が第1及び第2直線流路12、16の軸線より内側に寄るように、弁本体11に設けられている。つまり、弁本体11は、第1及び第2直線流路12、16の軸線より内側に、第1及び第2制御バルブ20、30が取り付けられている。そのため、弁本体11は、バルブ取付面の第1及び第2制御バルブ20、30より外側のスペースが、第1及び第2制御バルブ20、30を第1及び第2直線流路12、16の軸線上に配置する場合よりも広い。
第1及び第2制御バルブ20、30は、ハンドル23、33を回転させることにより、第1及び第2弁体21、31を第1及び第2弁体収納室14、18内で回転させ、連通孔21a、31aを介して第1及び第2直線流路12、16を第1及び第2分岐流路15、19に連通させるように、弁本体11に取り付けられている。
図2に示す、第1及び第2制御バルブ20、30は、連通孔21a、31aの形状を除いて、ハンドル23、33と第1及び第2弁体21、31とカバー25、35とシール部材22、32が、図16に示す第1及び第2二方弁95、96内に構成されているハンドル951、961と図示しない弁体、スペーサ、カバー、シール部材等と同様に構成されている。
連通孔21a、31aは、下方の第1及び第2連通流路13、17と側方の第1及び第2分岐流路15、19をそれぞれ導通させるために、第1及び第2弁体21、31の図中下面と外周面に開口する断面L字状に形成されている。
・弁体について説明を行う。
図3に示すように、第1弁体21にはシール嵌合溝213が形成され、シール嵌合溝213にシール部材22が嵌合されることにより、一体となっている。第1弁体21は、図3中上方にハンドル23と係合するハンドル係合部211が形成されている。第1弁体21は、図3中下方に弁体部212が形成されている。弁体部212は、第1弁体収納室14と同様の略逆円錐形状であり、逆円錐形状の先端部212aは平坦な面となっている。略逆円錐形状とは、弁体部212のうち図3上方の平坦面である上面212bから図3下方の先端部212aに対して先細りのテーパ形状であることをいう。また、上面212b及び先端部212aはともに円状であり、上面212bの方が先端部212aの円の直径が大きい。また、上面212bと先端部212aは平行の位置関係にある。
図3及び図4に示すように、弁体部212には凹形状のシール嵌合溝213が形成されている。図4に示すようにシール嵌合溝213は、弁体部212から一段窪んだ形状であるため、同様に上面212b方向から先端部212a方向にかけて先細りの略逆円錐形状となる。
図4に示すように、弁体部212の中心には中空円筒形状の連通孔21aが形成されている。また、図15に示すように、連通孔21aを形成する周壁215の一部に開口部214が形成され、開口部214と連通孔21aは連通している。また、図3に示すように開口部214は正面から見た場合、第1弁体21の側面に対してコの字形状に形成されている。
図8に示すように、開口部214は、断面円形状の周壁215に対して約半分程度の切欠き面として開口している。
開口部214は、コの字形状に形成され、断面円形状の周壁215に対して約半分程度の切欠き面として開口していることにより、大流量の流体を連通孔21aに流すことができる。
図7及び図13に示すように第1弁体21の上面212bには、スペーサ側凸部217(請求項中の「係合凸部」。以下同じ。)が形成されている。図13に示すように、スペーサ側凸部217は、閉弁時にスペーサ24に形成された弁体側凸部244(請求項中の「対係合凸部」。以下同じ。)と重なる位置に形成されている。閉弁時にはスペーサ側凸部217と弁体側凸部244が係合するため、第1弁体21が第1弁体収納室14側に押圧される。
・ハンドルについて説明を行う。
図2に示す、ハンドル23は第1弁体21を動かすための部材である。ハンドル23はハンドル部231と固定部232を有する。
図2に示すように、ハンドル23の固定部232に対して垂直方向に凸形状であるハンドル部231が形成されている。図1に示すように、ハンドル部231は上方から見たときに、中心は略円筒形状の中心部231Aが形成されている。図7に示すように、中心部231Aの中心にはハンドル係合部211が挿入される挿入孔231ANが形成されている。
図1に示すように、中心部231Aの両端は略直方体形状の端部231B、231Cが形成されている。端部のうち一方の端部231Cは先端部に2つの突起が形成され、先端部に三角印が記載されている。端部231Bと端部231Cとに違いを持たせておくことにより、図6に示すように、端部231Cを第1分岐流路15側に向けた時に流体が流れることが容易に理解できる。それにより、作業者が外部から一目で確認をすることができるため作業性が向上する。
また、中心部231Aと端部231B、231Cは一体に形成されている。端部231B、231Cが略直方体形状であることにより、作業者はハンドル部231を把持しやすい。
図1に示すように、固定部232は円形状である。固定部232には、中心部231Aの回転軸に対してU字形状の貫通孔232Aが形成されている。図6に示すように、開弁状態にあるときに貫通孔232Aのうち固定ネジ233と接触する部分が端部232AKである。固定ネジ233と端部232AKが接触する開弁状態のときにも、図8に示すように、開口部214が第1分岐流路15側に対して直交する位置ではなく、開口部214が第1分岐流路15に対して斜めを向いた形となる。開口部214が第1分岐流路15側に対して直交しない状態であっても、連通孔21aに対して流体が大量に流れるためである。
他方、図12に示すように、閉弁状態にあるときに貫通孔232Aのうち固定ネジ233と接触する部分が端部232AHである。固定ネジ233と端部232AHは接触する閉弁状態のときにも、図14に示すように、開口部214が第1分岐流路15に対して完全に背を向けた状態ではなく斜めを向いた形となる。開口部214が第1分岐流路15に対して完全に背を向けた状態でなくても、第1分岐流路15と連通孔21aは非連通状態となり流体の流れを止めることができるためである。
貫通孔232Aの溝が端部232AKから端部232AHまでの長さの溝であることで、ハンドル部231を90度回転させただけで開閉を行うことができる。すなわち、貫通孔232Aが端部232AKから端部232AHまでの溝であることにより、作業者が無駄にハンドル部231を回転させることがなく90度回転させるだけとなる。そのため、作業者は確実に90度回転させるだけで開閉を行うようにすることができる。
貫通孔232Aには、図1に示すように固定ネジ233が形成されている。貫通孔232Aに対して固定ネジ233が形成されていることにより、固定ネジ233の螺合状態によりハンドル23をカバー25に対して固定状態、非固定状態とすることができる。
また、図1に示すように固定部232のうち貫通孔232Aの中心部231Aに対して対抗する位置に、U字形状の操作表示部232Bが形成されている。操作表示部232Bには開閉を意味する記載がされていることにより、ハンドル23の操作方向が外観上から理解することができる。
図2に示すように、固定部232には、カバー25と係合する係合凹部232Cが形成されている。係合凹部232Cは外周方向の側面部に凹部が形成されている。カバー25の係合孔251と係合凹部232Cが係合する。係合孔251と係合凹部232Cは摺動可能に係合しているため、ハンドル23を回転させることができる。
・カバーについて説明を行う。
図1に示すカバー25は、第1弁体21、ハンドル23、スペーサ24等を弁本体11に対して固定するための部材である。図2に示すように、カバー25には、円形状でカバー25を貫通する係合孔251が形成されている。係合孔251には、ハンドル23の固定部232の係合凹部232Cが係合する。
また、図1に示すようにカバー25には、ハンドル23を囲むようにブロック固定ネジ26が形成されている。カバー25のうち、ブロック固定ネジ26が形成される部分には、図示しない貫通孔が形成されている。
さらに、図7に示すカバー25の下面25Bには、係合凹部252が形成されている。
・スペーサについて説明を行う。
図2及び図15に示すスペーサ24は、ハンドル23と第1弁体21のスペースを埋めるための部材である。図15に示すように、スペーサ24は円板形状であり、その中心には貫通孔である弁体挿通孔241が形成されている。スペーサ24の上面24A側には円周状に当接凸部242が形成されている。また、当接凸部242の一部には、他の当接凸部242からさらに突出した突出部243が形成されている。突出部243は、図7に示すカバー25の係合凹部252と係合し、スペーサ24とカバー25は固定される。
図7、図13及び図15に示すようにスペーサ24の下面24Bには、弁体側凸部244が形成されている。図13に示すように、弁体側凸部244は、閉弁時に第1弁体21に形成されたスペーサ側凸部217と重なる位置に形成されている。
・シール部材について説明を行う。
図3に示すシール部材22は、流体の液漏れを防止するための部材である。図3及び図5に示すように、弁体部212の上方を円環状にシールする上方シール部221と、下方を円環状にシールする下方シール部222を有する。図5に示すように、上方シール部221の径は、下方シール部222の径よりも大きく形成されている。図3乃至図5に示すように、上方シール部221と下方シール部222を連結する側方シール部223が形成されている。上方シール部221と下方シール部222は平行の位置に形成され、側方シール部223は上方シール部221及び下方シール部222に対して垂直に連結するように形成されている。なお、図3に示す正面図においてシール部材22は、エの字形状とされているが、背面から見た場合も同様にエの字形状となる。
図8に示すように、シール部材22のうち側方シール部223は、周壁215と開口部214の境界部に設けられている。周壁215と開口部214の境界部に設けられていることにより、図8に示す開弁状態においては、開口部214から周壁215側へ流体が漏れて流れることがない。また、反対に、図14に示す閉弁状態においては周壁215から開口部214側へ流体が漏れて流れることがない。
・流量センサについて説明を行う。
図2に示すように、流量センサ50は、第1分岐流路15に流入する流体の流量を計測できるように、弁本体11に取り付けられている。流量センサ50は、流量を計測する流量計測ブロック52と、制御基板を内蔵する基板ブロック53を、一体に設けたものである。流量センサ50は、図1に示すように、幅が弁本体11の幅以下である。一方、流量センサ50は、図2に示すように、流量計測ブロック52が、基板ブロック53より小さく、基板ブロック53の中央に配置されている。流量センサ50は、基板ブロック53と流量計測ブロック52との段差部分に継手54が取り付けられている。
このような流量センサ50は、基板ブロック53の配線56が第1制御バルブ20と反対向きに取出されている。流量センサ50は、基板ブロック53を弁本体11のバルブ取付面上に部分的に重ね、流量計測ブロック52を弁本体11に固定される。流量センサ50の固定は、流量計測ブロック52の長手方向に固定ボルト(図示せず)を挿通し、その固定ボルト(図示せず)を弁本体11に形成された雌ネジ孔(図示せず)に締めこむことにより行われる。
<流体制御ユニットの作用効果>
流体制御集積ユニット1は、流体制御ユニット10A〜10Eの集合体である。そのため、図2に示す流体制御ユニット10の作用効果について説明することで、流体制御集積ユニット1の全体の説明を割愛する。流体制御集積ユニット1の流体の流れ等に関しては従来と変わるところがないため説明を割愛する。また、流体制御ユニット10A〜10Eは同様の構成を有するため、図1乃至図14に示す共通する流体制御ユニット10を説明することにより他の流体制御ユニット10A〜10Eに関しての説明を割愛する。
図2に示す、第1分岐流路15から第1直線流路12へと流体の流れの関係を、第1制御バルブ20を用いて説明する。なお、反対に第1直線流路12から第1分岐流路15へと流体が流れる場合も同様に考えられる。
また、以下では第1制御バルブ20の説明を行うが、第2制御バルブ30も同様の構成を有し同様の作用効果を奏することから、第1制御バルブ20の説明を行うことにより第2制御バルブ30の説明を割愛する。
(第1制御バルブが開弁状態)
図6に示すように、ハンドル23の端部231Cが第1分岐流路15方向に向いている場合に、図7及び図8に示すように、第1分岐流路15から流れる流体は開口部214から連通孔21aに流入し、第1連通流路13、第1直線流路12に流入する。
ハンドル23が図6の状態にあるとき、図8に示すように第1弁体収納室14内では、第1弁体21の開口部214が第1分岐流路15側を向いている。具体的には、図8に示すように、第1分岐流路15の中心軸J1から開口部214の中心K1までの角度α1が45度の開きとなっている。最大開弁状態の角度α1が45度に設定されているのは、角度α1が45度であっても角度α1が中心軸J1と中心K1が重なる角度0度とほとんど変わらない流量が得られるためである。また、角度α1が0度である場合には、作業者はさらに45度回転させる必要がある。したがって、作業者の動作を小さくするために角度α1を45度としている。
図8に示すように角度α1に位置するときに、図6に示すハンドル23の貫通孔232Aのうち端部232AKが固定ネジ233と接触した状態にある。ハンドル23を全開に回した場合にも、貫通孔232Aが形成されていることにより、開口部214の開口する角度は角度α1の45度以下にはならない。よって、貫通孔232Aが形成されているため作業者の動作を小さくすることができる。
また、開弁状態を維持する場合には、固定ネジ233をハンドル23に対してきつく締めることでハンドル23を固定する。それにより、作業者がハンドル23に誤って触れてしまった場合でもハンドル23が動くことがなく開弁状態を維持することができる。
図7に示すように、開口部214の上方はシール部材22の上方シール部221により開口部214から上方向へ流れる流体はシールされる。同様に開口部214の下方はシール部材22の下方シール部222により開口部214から下方向へ流れる流体はシールされる。
また、図8に示すように、開口部214の側方はシール部材22の側方シール部223により開口部214から周壁215側方向へ流れる流体はシールされる。
そのため、開口部214を流れる流体は開口部214から漏れることなく、連通孔21aに流入することができる。
(第1制御バルブが中間状態)
図9に示すように、ハンドル23の端部231Cを45度回転させた中間位置にある場合に、第1制御バルブ20は中間状態にあり、閉弁状態にはない。そのため、図11に示すように、第1分岐流路15の流体は開口部214、連通孔21aへ流入し第1直線流路12へと流体は流れる。
ハンドル23が図9の状態にあるとき、図11に示すように第1弁体収納室14内では、第1弁体21の開口部214が第1分岐流路15に対して横を向いている。具体的には、図11に示すように、第1分岐流路15の中心軸J1から開口部214の中心K1までの角度α2が90度の開きとなっている。
角度α2が90度であるときには、開口部214は半分開いた状態となる。そのため、全開状態である角度α1の時と比較して第1分岐流路15から連通孔21aに流れる流体の流量は少なくなる。
(第1制御バルブが閉弁状態)
図12に示すようにハンドル23の端部231Cが第1分岐流路15の流路上と直角方向に向いている場合に、第1分岐流路15から連通孔21aに流れる流体は全て周壁215により防がれる。そのため、図14に示すように、第1分岐流路15から連通孔21aに対して流体が流れることがない。
ハンドル23が図12の状態にあるとき、図14に示すように第1弁体収納室14内では、第1弁体21の開口部214が第1分岐流路15側と反対側を向いている。具体的には、図14に示すように、第1分岐流路15の中心軸J1から開口部214の中心K1までの角度α3が135度の開きとなっている。最大閉弁状態の角度α3が135度に設定されているのは、角度α3が135度であっても角度α3が中心軸J1と中心K1が直線状に位置する角度180度と同じシール性を有し第1分岐流路15から連通孔21aに流体が流入しないためである。また、角度α3が180度である場合には、作業者はさらに45度回転させる必要がある。作業者の動作を小さくするために角度α3を135度としている。
作業者は、開弁状態の角度α1の45度から閉弁状態の角度α3の135度までハンドル23を回転させることで開弁及び閉弁の作業をすることができる。すなわち、角度α3から角度α1の差である90度回転させることで開弁及び閉弁の作業をすることができる。したがって、90度の回転で第1制御バルブ20を開弁及び閉弁に容易にすることができるため、操作動作を小さくすることができ操作性を向上させることができる。
図14に示すように角度α3に位置するときに、図12に示すハンドル23の貫通孔232Aのうち端部232AHが固定ネジ233と接触した状態にある。ハンドル23を全開に回した場合にも、貫通孔232Aが形成されていることにより、開口部214の開口する角度は角度α3の135度以上にはならない。よって、貫通孔232Aが形成されているため作業者の動作を小さくすることができる。
また、閉弁状態を維持する場合には、固定ネジ233をハンドル23に対してきつく締めることでハンドル23を固定する。それにより、作業者がハンドル23に誤って触れてしまった場合でもハンドル23が動くことがなく閉弁状態を維持することができる。
図13に示すように、開口部214の上方はシール部材22の上方シール部221により開口部214から上方向へ流れる流体はシールされる。同様に開口部214の下方はシール部材22の下方シール部222により開口部214から下方向へ流れる流体はシールされる。
また、図14に示すように、周壁215の側方はシール部材22の側方シール部223により側方向の流れはシールされる。
そのため、第1分岐流路15から連通孔21aに流れる、流体は全て周壁215により防がれる。したがって、第1分岐流路15から連通孔21aに対して流体が流れることがない。
図13に示すように、第1制御バルブ20が閉弁状態にあるとき、第1弁体21の上面212bのスペーサ側凸部217と、スペーサ24に形成された弁体側凸部244とが重なり係合した状態となる。スペーサ側凸部217がスペーサ24の弁体側凸部244と係合することにより、第1弁体21は、第1弁体収納室14側に押圧される。第1弁体21が押圧されることにより、第1弁体21の周壁に形成されているシール部材22も第1弁体収納室14に押圧される。シール部材22は弾性部材であるため、第1弁体収納室14に押圧されることによりシール部材22は弾性変形しシール力が向上する。したがって、閉弁状態において、第1弁体21の上面212bのスペーサ側凸部217と、スペーサ24に形成された弁体側凸部244とが重なり係合した状態となることによりシール力を向上させることができる。
以上詳細に説明したように、上記流体制御ユニット10及び流体制御集積ユニット1は以下の効果を有する。
(1)第1弁体収納室14は中空逆円錐形状であり、第1制御バルブ20は逆円錐形状である。また、第1制御バルブ20には第1分岐流路15と第1連通流路13を遮断するシール部材22を有し、シール部材22は上方向のシールをする上方シール部221、下方向のシールをする下方シール部222、横方向のシールをする側方シール部223を有する。さらに、側方シール部223は、上方シール部221と下方シール部222を連結しており、シール部材22は上方シール部221から下方シール部222に向かってテーパ形状である。
それにより、圧力損失が小さくなり、小型で、かつ、大流量の制御が可能な流体制御ユニット10とすることができる。すなわち、第1制御バルブ20を逆円錐形状とし、第1弁体収納室14を中空逆円錐形状とすることにより、第1制御バルブ20を回転させることで第1分岐流路15と第1連通流路13を連通した状態にすることができる。そのため、ボール弁を使用した場合と同様に圧力損失を小さくすることができる。
さらに、シール部材22は第1制御バルブ20の第1弁体21に沿った逆円錐形状と同様のテーパ形状となるため、第1弁体21と第1弁体収納室14の間の隙間を確実にシールすることができる。
(2)(1)に記載する流体制御ユニット10において、第1制御バルブ20を回転させることにより第1分岐流路15と第1連通流路13が連通する。
それにより、外部から第1制御バルブ20の開度を認識することができるため作業者の作業効率を向上させることができる。すなわち、外部から第1制御バルブ20の開度を認識することができないとすると、作業者は第1制御バルブ20の開度をいちいち確認することが必要となり面倒である。そこで、外部から第1制御バルブ20の開度を認識することができれば作業効率を向上させることができる。
(3)(2)に記載する流体制御ユニット10において、第1制御バルブ20を90度回転させることにより、開弁及び閉弁をおこなうことができる。
それにより、操作性が向上することができる。すわなち、第1制御バルブ20を90度回転させることで、全開又は全閉の作業を容易にすることができるため、操作動作を小さくすることができ操作性を向上させることができる。
(4)(1)乃至(3)に記載するいずれか一つの流体制御ユニット10において、第1制御バルブ20にスペーサ側係合凸部217が形成され、第1制御バルブ20のスペーサ側係合凸部217に対向する部分に弁体側係合凸部244が形成されている。スペーサ係合凸部217と弁体側係合凸部244が第1分岐流路15と第1連通流路13が非連通状態にあるときに係合状態となり、連通状態にあるときに非係合状態となる。
それにより、第1制御バルブ20が閉弁状態にあるときに、第1制御バルブ20に取り付けられたシール部材22が弁体収納室14に押圧され、シール力が増し漏れを防止することができる。すなわち、第1制御バルブ20が閉弁状態にあるときスペーサ側係合凸部217と弁体側係合凸部244が係合状態となることで、第1制御バルブ20は弁体収納室14側に押圧される。第1制御バルブ20弁が弁体収納室14側に押圧されることで、シール部材22が弁体収納室14に押圧される。その押圧力により、シール部材22の弁体収納室14に対するシール力を増すことができる。したがって、閉弁したとき本来流れるべきではない第1分岐流路15から第1連通流路13へ流れる流体の漏れを防止することができる。
(5)(1)乃至(4)に記載するいずれか一つの流体制御ユニット10において、第1制御バルブ20はハンドル23と連結した手動弁である。ハンドル23の回転軸に対してU字形状の貫通孔232Aが形成され、固定する固定ネジ233が挿入される。
それにより、ハンドル23が固定ネジ233により固定されるためハンドル23に触っても第1制御バルブ20の開度が変化せず流量が変化することがない。また、ハンドル23が固定ネジ233により固定されるため流体の勢いによる回転を防止することができる。
さらに、貫通孔233Aが形成されていることによりハンドル23を90度回転することで開弁及び閉弁を確実に行うことができるようになる。すなわち、ハンドル23は固定ネジ233を介して貫通孔232Aによりガイドされるため90度の回転しかできない。したがって、ハンドル23を90度回転させるという小さい動作で確実に開弁及び閉弁をすることができる。
(6)(5)に記載する流体制御ユニット10において、貫通孔232Aが外部で目視できる位置に形成されている。
それにより、操作者が貫通孔232Aの固定位置を目視により確認することができるため、ハンドル23の固定及び許容範囲以上の無理な力を加えなくなる。
また、固定ネジ233の貫通孔232Aの位置により開弁状態か閉弁状態にあるのかを確認することができる。
(7)(1)乃至(6)に記載する流体制御ユニット10を複数個有する流体制御集積ユニット1である。
それにより、圧力損失が小さくなり、小型で、かつ、大流量の制御が可能な流体制御集積ユニット1とすることができる。すなわち、第1制御バルブ20を逆円錐形状とし、弁体収納室14を中空逆円錐形状とすることにより、第1制御バルブ20を回転させることで第1分岐流路15と第1連通流路13を連通した状態にすることができる。そのため、ボール弁を使用した場合と同様に圧力損失を小さくすることができる。
さらに、シール部材22は第1制御バルブ20の第1弁体21に沿った逆円錐形状と同様のテーパ形状となるため、第1弁体21と第1弁体収納室14の間の隙間を確実にシールすることができる。
<変形例>
尚、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で色々な応用が可能である。
例えば、本実施形態においては第1制御バルブ20について説明をしてきたが第2制御バルブ30も同様の作用効果を有する。
例えば、流体制御集積ユニット1では流体制御ユニット10を5つ集積させているが、2つ以上集積するものであれば流体制御集積ユニットとすることができる。
例えば、本実施形態においては第1制御バルブ20、第2制御バルブ30、第1乃至第4二方弁95、96、97、98を手動弁としたが、電磁弁、パイロット弁、機械操作による弁とすることもできる。
例えば、本実施形態においては流体制御集積ユニット1として用いたが、単独の流体制御弁に第1弁体収納室14、第1制御バルブ20等を用いることもできる。
例えば、本実施形態においては、弁体側凸部244をスペーサ24に設けたが、スペーサ側凸部217と係合する部分に形成されていればスペーサ24に以外に形成することも可能である。例えば、カバー25やハンドル23が直接弁体部212に当接するときは、当接する部分に係合凸部を形成することも可能である。
例えば、図16に示す流体制御集積ユニット1の第3ポート93及び第4ポート94を封鎖し、ブロック状の形状とすることもできる。ブロック状の形状とされた時には第3及び第4二方弁97,98は必要がないためなくすことができる。さらに、第1及び第2二方弁95、96を設けずに、第1ポート91と第2ポート92に直接第1共通流路5を連通させることもできる。
1 流体制御集積ユニット
10 流体制御ユニット
11 弁本体
13 第1連通流路(請求項中の「第2流路」)
14 弁体収納室
15 第1分岐流路(請求項中の「第1流路」)
20 第1制御バルブ(請求項中の「切換弁」)
22 シール部材
221 上方シール部
222 下方シール部
223 側方シール部

Claims (7)

  1. 第1流路と第2流路の間に弁体収納室が形成された弁本体と、前記弁体収納室内に切換弁と、を有する流体制御ユニットにおいて、
    前記弁体収納室は中空逆円錐形状であること、
    前記切換弁は逆円錐形状であること、
    前記切換弁には前記第1流路と前記第2流路を遮断するシール部材を有すること、
    前記シール部材は上方向のシールをする上方シール部、下方向のシールをする下方シール部、横方向のシールをする側方シール部を有すること、
    前記側方シール部は、前記上方シール部と前記下方シール部を連結していること、
    前記シール部材は前記上方シール部から前記下方シール部に向かってテーパ形状であること、
    を特徴とする流体制御ユニット。
  2. 請求項1に記載する流体制御ユニットにおいて、
    前記切換弁を回転させることにより前記第1流路と前記第2流路が連通すること、
    を特徴とする流体制御ユニット。
  3. 請求項2に記載する流体制御ユニットにおいて、
    前記切換弁を90度回転させること、
    を特徴とする流体制御ユニット。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載するいずれか一つの流体制御ユニットにおいて、
    前記切換弁に係合凸部が形成されていること、
    前記切換弁の係合凸部に対向する部分に対係合凸部が形成されていること、
    前記係合凸部と前記対係合凸部は前記第1流路と前記第2流路が非連通状態にあるときに係合状態となること、
    前記係合凸部と前記対係合凸部は前記第1流路と前記第2流路が連通状態にあるときに非係合状態となること、
    を特徴とする流体制御ユニット。
  5. 請求項1乃至請求項4に記載するいずれか一つの流体制御ユニットにおいて、
    前記切換弁はハンドルと連結した手動弁であること、
    前記手動弁は前記ハンドルの回転軸に対してU字形状の貫通孔が形成されていること、
    前記貫通孔に前記ハンドルを固定する固定ネジが挿入されること、
    を特徴とする流体制御ユニット。
  6. 請求項5に記載する流体制御ユニットにおいて、
    前記貫通孔が外部で目視できる位置に形成されていること、
    を特徴とする流体制御ユニット。
  7. 請求項1乃至請求項6に記載する流体制御ユニットを複数個有すること、
    を特徴とする流体制御集積ユニット。
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