JPH04109288U - 配管工事用コツク - Google Patents

配管工事用コツク

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JPH04109288U
JPH04109288U JP1189991U JP1189991U JPH04109288U JP H04109288 U JPH04109288 U JP H04109288U JP 1189991 U JP1189991 U JP 1189991U JP 1189991 U JP1189991 U JP 1189991U JP H04109288 U JPH04109288 U JP H04109288U
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cock
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隆志 栗岡
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大喜工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な水道管一部交換工事を実用化するため
の、軽量で安価なコックを提供すること。 【構成】 有底筒状の中央部および接続管を備えた合成
樹脂製のケーシングと、そのケーシングの空洞内に回転
自在に挿入されると共に接続管と連通する孔を備えた合
成樹脂製の栓体とからなり、前記栓体が、下端に開口部
を有し、前記孔と連通する中央の空所を有する本体と、
前記空所の下端開口部を塞ぐプラグと、本体の側面から
プラグの下面にかけて覆うコーティング層を備えている
配管工事用コック。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は配管工事用コックに関する。さらに詳しくは、塩化ビニル樹脂などの 合成樹脂からなる水道管の一部を、給水を中断することなく交換する工事などに 用いるコックに関する。
【0002】
【従来の技術】
合成樹脂製の水道管が破損して水洩れを生じているばあいは、図5に示すよう に、まず破損した部分31の上流側32で管33を切断し、置コマKを詰めて止水する 。つぎに破損した部位の下流側34を切断し、交換用の新しい管35をソケット37a などで連結する。さらに置コマKを抜くと共に、新しい管35の端部35aをユニオ ンナット36およびソケット37を用いて上流側の管の端部38に接続している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の交換工事で用いられているユニオンナット36およびソケット37は、簡便 に使用しうる半面、置コマKを抜いてからユニオンナット36を締めるまでの間に 多量の水が漏水するという問題がある。
【0004】 かかる問題を解消するため、本考案者は上流側の管の端部に置きコマを挿通し うる孔を備えたコックを接続し、孔を通して置コマを抜くと同時にコックを閉じ 、その後コックの反対側に新しい管を接続するという新規な工事方法を開発した 。しかし一般的なコックは焼結金属ないし鋳物製であり、塩化ビニル製の水道管 との接続が困難で、かつ高価である。さらに重量が重く、塩化ビニル樹脂製の配 管に介在させるばあいは特別なサポートが必要となる。
【0005】 本考案は前記新規な水道管の一部交換工事において、現実に使用しうるコック を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の配管工事用コックは、 (A) 有底筒状の中央部と、該中央部の両側に突出し、通路により中央部の空洞と 連通する接続管とを備えた合成樹脂製のケーシングと、 (B) 前記空洞内に回転自在に挿入されると共に、前記通路と対応する部位に、置 コマを通過させうる孔が横方向に貫通している合成樹脂製の栓体とからなり、 前記栓体が、(B1)下端に開口部を有すると共に前記孔と連通する中空部を有す る合成樹脂製の本体と、 (B2)該本体の前記下端の開口部を塞ぐプラグ とからなることを特徴としている。
【0007】 前記栓体は、本体の側面からプラグの底面にかけて、栓体より軟質の材料から なるコーティング層で覆われているのが好ましい。
【0008】
【作用】
本考案のコックは以下のように用いる。まず置コマが詰められた上流側配管の 端部に、一方の通路を接続し、栓体の孔を通して置コマを抜き、同時に栓体を回 転させて水路を閉止させておく。その後、他方の通路に下流側の管を接続し、最 後にコックを開状態にする。
【0009】 したがって置コマを抜いてからコックを締めるまでの時間が短いので、漏水を 最少限にすることができる。
【0010】 本考案のコックは、全体が合成樹脂製であるので、軽量であり、工事後に特別 のサポートを必要としない。しかも塩化ビニル樹脂製の水道管との接着接続が容 易である。さらに接続部の漏水も少ない。
【0011】 栓体の表面にケーシングよりも軟質の材料からなるコーティング層を設けると きは、栓体やケーシングの内面の成形精度が不充分でも、シール性を確保でき、 回転摺動を滑らかにしうる利点がある。
【0012】
【実施例】
つぎに図面を参照しながら本考案のコックを説明する。
【0013】 図1は本考案のコックの一実施例を示す縦断面図、図2は図1のコックの組み 立て前の状態を示す斜視図、図3は本考案にかかわる栓体の製造法の一例を示す 工程図、図4は本考案のコックの使用方法の説明図である。
【0014】 図1〜2において、1は合成樹脂製のケーシングであり、ケーシング1の空洞 2内には円柱状の栓体3が回転自在に収容されている。さらにケーシング1の上 端にはパッキン4を押さえるためのパッキン押え5が螺着されている。
【0015】 前記ケーシング1は有底筒状の中央部6と、中央部6から側方に突出する接続 管7、8とから構成されており、中央部6の空洞2と接続管7、8の空洞7a、 8aとは通路9、10によって連通されている。
【0016】 中央部6の空洞2は上に向って拡がるテーパー状に形成されており、その内壁 の上端には雌ネジ11が形成されている。
【0017】 接続管7、8の内径は接続しようとする水道管12、13の外径と同じであり、そ の内底14、15は水道管12、13の端面と当接するよう平坦にされている。前記通路 9、10の内径は実質的に水道管12、13の内径と同じである。
【0018】 前記栓体3は実質的に有底筒状の本体16と、本体16の空所17の下部の開口端17 aに嵌合・接着されるプラグ18と、本体16の下半分を覆うコーティング層19とか ら構成されている。本体16の外周面20は前記ケーシング1のテーパ状の空洞2と 同じテーパ角度の、下向きに細くなるテーパ面とされており、空所17には抜き勾 配が設けられている。
【0019】 なお空洞2および栓体3をテーパ状にすることは、シール性を高めるうえで好 ましいが、本考案にとっては必らずしも必須というわけではない。したがって抜 き勾配程度のテーパであってもよい。また栓体3とケーシング1の材質の選択に よっては、とくにコーティング層19を設けなくても実用上差しつかえがない。
【0020】 本体16の上端近辺の外周面16aには段部22が形成されており、それによりその 外周面16cとコーティング層19とが面一にされている。このように段部22を設け るのは、コーティング層19と栓体との間でズレが生じないようにするためである 。
【0021】 コーティング層19の厚さ、すなわち段部22の段差は約1〜3mm程度である。
【0022】 本体16の上端には円柱部23が設けられており、さらにその上端は指での捻り操 作がしやすいように板状のつまみ部23aとされている。
【0023】 また本体16およびコーティング層19には栓体の中心線に対して直角に孔21が形 成されており、孔21は空所と連通している。
【0024】 前記パッキン押え5は六角形状にされた頭部5aと、本体16の上端の前記雌ネ ジ11に螺入されるネジ部5bとからなり、その中央部には栓体3の円柱部23を貫 通させる開口24が形成されている。
【0025】 栓体3の外周面にテーパ角度をつけるばあいは、そのテーパ角度はケーシング や栓体の角度に応じて選択すればよいが、たとえばモールステーパより、いくら か緩く、抜けやすいテーパとしておき、パッキン押えの5の締め込みでテーパ面 の当接圧を調整すればよい。また、内部の空所の17の抜き勾配は栓体の型構造に 応じて選択するが、通常は1°程度である。
【0026】 前記ケーシング1の材質としては、たとえば硬質塩化ビニル樹脂などの合成樹 脂があげられる。なお他の合成樹脂を用いてもよいが、塩化ビニル製の水道管と の接合性、シール性を高めるために硬質塩化ビニル樹脂を用いるのが好ましい。 栓体3およびプラグ18の材質も、硬質塩化ビニル樹脂が好ましいが、他の合成 樹脂を用いてもよい。
【0027】 コーティング層19の材質は合成ゴムなどのゴム、軟質塩化ビニル樹脂、ナイロ ンなどの耐摩耗性およびすべり性が高い合成樹脂が好ましい。
【0028】 一般に本体と栓体とに型成形した合成樹脂を用いると、摺動面の当りの精度が 低くなるが、前記軟質のコーティング層19を介在させることにより、シール性が 高まり、すべり性も高くなる利点がある。また溶着や「かじり」なども防止され うる。
【0029】 つぎに叙上のごとく構成される配管工事用コックの好ましい製造方法について 説明する。
【0030】 ケーシング1は通常の射出成形あるいは加圧成形などにより形成し、接続管7 、8の空所7a、8aおよび通路9、10は機械加工などで成形する。
【0031】 栓体3は図3に示すように、まずテーパ部6および頭部を射出成形あるいは加 圧成形などで成形し(A工程)、ついでプラグ18を嵌入して接着し(B工程)、 それにより全体の強度を高めた後にコーティング層19を被せると共に、孔21を穿 設する。プラグ18で強度を上げているので、孔21はたとえばプレス加工などで抜 くことができる。
【0032】 このように製造することにより中空部を有する栓体が容易にえられる。
【0033】 つぎに図4を参照しながら本考案のコックを用いた配管の一部交換工事の例を 説明する。
【0034】 水道管の破損部を除去し、新しい管35を下流側に接続する点は従来の方法と同 じである(図5参照)。
【0035】 この方法では、ついで、置コマKで止水されている上流側の管の端部38に、コ ック25の一方の枝管7を固着する(I工程)。
【0036】 つぎに反対側の接続管8から操作棒Sを挿入し、ハンドルHを回転させて置コ マKの膨圧ゴムによる密栓を緩め、置コマKを通路9、孔21、通路10の順に通し て抜き出す(I工程の想像線)。このばあい置コマKの長さは栓体3の外径より も長いものが抜きやすいので好ましい。
【0037】 置コマKを抜くと同時に栓体3を90°回転させ(矢印P)、上流側の管を止水 する。その間は熟練者で0.2 〜0.4 秒ぐらいであり、ほとんど水漏れしない。
【0038】 その状態でコック25の他方の接続管8に、すでに下流側に接続している新しい 管34の端部を拝み合わせ(II工程)、最後に新しい管34の端部を接続管8に接 着し、栓体3を回転させてコックを開ける(III工程)。
【0039】 すなわちコック25自体は工事終了後は「開」のままにして置き去りにし、土中 に埋めておくのである。そのため所望により工事終了後に栓体3の上部とパッキ ン押え5の隙間にコーキング材を詰めておいてもよい。またパッキン押え5と本 体16とはあらかじめ接着しておいてもよい。
【0040】
【考案の効果】
本考案のコックは全体が合成樹脂で構成されているので軽量でしかも安価であ る。そのため合成樹脂配管の一部交換工事のときに置き去りにすることができ、 配管に特別なサポートを設ける必要もない。
【0041】 すなわち本考案のコックにより、はじめてコックを用いる配管の一部交換工事 が実用化されたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコックの一実施例を示す縦断面図。
【図2】図1のコックの組み立て前の状態を示す斜視
図。
【図3】本考案にかかわる栓体の製造法の一例を示す工
程図。
【図4】本考案のコックの使用方法の説明図。
【図5】従来の配管交換工事の一例を示す工程図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 空洞 3 栓体 6 中央部 7 接続管 8 接続管 9 通路 10 通路 16 本体 17 空所 18 プラグ 19 コーティング層

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 有底筒状の中央部と、該中央部の両
    側に突出し、通路により中央部の空洞と連通する接続管
    とを備えた合成樹脂製のケーシングと、(B) 前記空洞内
    に回転自在に挿入されると共に、前記通路と対応する部
    位に、置コマを通過させうる孔が横方向に貫通している
    合成樹脂製の栓体とからなり、該栓体が、(B1)下端に開
    口部を有すると共に前記孔と連通する空所を有する合成
    樹脂製の本体と、(B2)該本体の前記下端の開口部を塞ぐ
    プラグとからなる配管工事用コック。
  2. 【請求項2】 前記栓体が、本体の側面からプラグの底
    面にかけて、栓体より軟質の材質からなるコーティング
    層で覆われている請求項1記載のコック。
JP1189991U 1991-03-06 1991-03-06 配管工事用コック Expired - Lifetime JP2546408Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100841402B1 (ko) * 2007-04-16 2008-06-25 이종태 휴대용 가스버너에 설치되는 가스 조절밸브의 스핀들 및 그제조방법
JP2014005884A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Ckd Corp 流体制御ユニット、流体制御集積ユニット
KR102059171B1 (ko) * 2019-05-27 2019-12-24 주식회사 에이앤지테크 원터치 주입구

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JP2546408Y2 (ja) 1997-09-03

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