JP2014009059A - エレベータ制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊な装置を用いずに事前にエレベータかごを呼び出し、且つ、呼び出しが不要な場合にまでエレベータかごが呼び出されることを防ぐ。
【解決手段】エントランスドア24および自宅用ドア25に設けられたキー位置検知部11,12は、ドア24,25のキーシリンダに装填された鍵40がかご呼出位置まで回転操作されたことを検知して、その検知信号を自身の識別情報とともにエレベータ制御装置13に出力する。エレベータ制御装置13は、キー位置検知部11,12から検知信号を受信すると、対応する階にエレベータかご23を移動させる。ここで、上記のかご呼出位置は、エントランスドア24および自宅用ドア25の開錠、施錠位置とは異なる位置に設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータかごの移動を制御するエレベータ制御システムに関する。
マンション等の高層の建物ではエレベータが広く利用されている。このような建物でエレベータを利用する場合、ユーザはエレベータホールまで歩いて移動した後、昇降いずれかの呼出ボタンを操作して、エレベータかごを呼び出している。
しかしながら、上述した建物にあっては、ユーザが呼出ボタンを操作した時に、ユーザが乗り込む階にエレベータかごが停止していることは希である。従って、ユーザは、呼出ボタンを操作してからエレベータかごが自分のいる階に移動するまでエレベータホールで待たなければならない。
この点に関し、ユーザが遠隔操作により、事前にエレベータかごをユーザの自宅がある階もしくはエントランスがある1階まで呼び出しておくことで、待ち時間を短くするシステムが知られている。
例えば、特許文献1には、遠隔でエレベータかごを呼び出すことができる携帯端末を利用者に保有させ、この携帯端末をセキュリティゲートに接近させることでセキュリティゲートを開錠すると共にエレベータかごを玄関階まで呼び出すことを可能にしたエレベータのセキュリティシステムについて記載されている。
また、特許文献2には、玄関ドアのキー差込穴に設けた施錠センサとキー操作センサとにより玄関ドアの室外からの施錠を検知して、施錠を検知した際に、ユーザの自宅がある階までエレベータかごを呼び出すことを可能にしたエレベータ制御システムについて記載されている。
特開2009−220924号公報 特開平9−315706号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムの場合、遠隔でエレベータかごを呼び出すために、ユーザは、専用のアプリケーションがインストールされた携帯端末を常に保有していなければならない。また、携帯端末の電池が切れた際にはエレベータかごを呼び出すことができないという問題があった。
また、特許文献2に記載の装置の場合、施錠を行うと同時にエレベータかごも呼び出されるため、利用者にとってエレベータかごの呼び出しが不要な場合にもエレベータかごが呼び出されてしまう問題点があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、特殊な装置を用いなくとも、事前にエレベータかごを呼び出すことを可能にしたエレベータ制御システムを提供することを第1の目的とする。また、本発明は、エレベータかごの呼び出しが不要な場合にまでエレベータかごが呼び出されることがないエレベータ制御システムを提供することを第2の目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のエレベータ制御システムは、
複数階にそれぞれ少なくとも1つの住戸を有する建物に設置されているエレベータのエレベータかごの移動を制御するエレベータ制御システムであって、
前記住戸のドアを開閉するための鍵による所定の操作を検知する鍵操作検知手段と、
前記鍵操作検知手段が所定の操作を検知した場合に、前記エレベータかごを該所定の操作が検知された階に移動させるエレベータ制御手段とを備え、
前記所定の操作は、前記ドアを施錠および開錠する操作とは異なる操作である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、特殊な装置を用いなくとも、事前にエレベータかごを呼び出すことができる。また、本発明によれば、エレベータかごの呼び出しが不要な場合にまでエレベータかごが呼び出されることを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係るエレベータ制御システムと、このエレベータ制御システムが設置されている高層のマンションとを示す図である。 図2(A)は、エントランスドアの鍵穴周辺部分を拡大した図である。図2(B)は、自宅用ドアの鍵穴周辺部分を拡大した図である。 エレベータ制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 カードキーを本発明に適用した場合の例を具体的に説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
図1は、本発明の実施形態に係るエレベータ制御システム10と、このエレベータ制御システム10が設置されている高層のマンション20とを示す図である。マンション20は、複数の階層を有し、各階にはそれぞれ少なくとも1つの住戸を有する。マンション20の各階の移動にはエレベータが利用され、各階にはエレベータホールが備えられている。ユーザ30はエレベータホールの呼出ボタン21,22を操作してエレベータかご23を呼び出し、所望のフロアに移動する。
マンション20の1階は、受付やエントランスとして利用されている。また、マンション20の1階には、マンション20に出入りするためのエントランスドア24が設置されている。ユーザ30は、外からマンションに入る際に、鍵40を用いてエントランスドア24を開錠する。
マンション20の2階以降は、マンション20の各ユーザ30の自宅として利用される。2階から上のフロアの廊下には、ユーザ30が自宅に出入りするための自宅用ドア25が配置される。ユーザ30は、エントランスドア24を施錠、開錠するのと同じ鍵40を用いて、自宅用ドア25を施錠や開錠する。なお、エントランスドア24と自宅用ドア25とで、異なる鍵40を使用するようにしてもよい。
ここで、上述したドア(エントランスドア24、自宅用ドア25)の鍵穴周辺部分を拡大した図を図2に示す。
図2(A)は、エントランスドア24の鍵穴周辺部分を示した図である。マンション20から外に出た後、ユーザ30は鍵40をキーシリンダ24Aに設けられた鍵穴24Bに装填して、時計回りに鍵40を初期位置P1から施錠位置P2まで回転させてエントランスドア24を施錠(ロック)する。
また、外からマンション20に入る場合、ユーザ30は鍵40をキーシリンダ24Aの鍵穴24Bに装填して、反時計回りに鍵40を初期位置P1から開錠位置P3まで回転させてエントランスドア24を開錠させる。また、この際、マンション20の1階のエレベータホールにエレベータかご23を呼び出したい場合、ユーザ30は、装填された鍵40を開錠位置P3からさらに反時計回りに、かご呼出位置P4まで回転させる。
図2(B)は、自宅用ドア25の鍵穴周辺部分を示した図である。自宅に入る場合、ユーザ30は鍵40をキーシリンダ25Aに設けられた鍵穴25Bに装填して、反時計回りに鍵40を初期位置P5から開錠位置P6まで回転させて自宅用ドア25を開錠させる。
また、自宅から廊下に出た後、ユーザ30は鍵40をキーシリンダ25Aの鍵穴25Bに装填して、時計回りに鍵40を初期位置P5から施錠位置P7まで回転させて自宅用ドア25を施錠(ロック)する。また、この際、自宅のあるn階のエレベータホールにエレベータかご23を呼び出したい場合、ユーザ30は、装填された鍵40を施錠位置P7からさらに反時計回りに、かご呼出位置P8まで回転させる。
図1に戻り、本発明の実施形態に係るエレベータ制御システム10は、キー位置検知部11,12と、エレベータ制御装置13とを備えて構成される。
キー位置検知部11,12は、磁気センサなどから構成され、キー位置検知部11はエントランスドア24に、キー位置検知部12は自宅用ドア25の内部に設置される。キー位置検知部11,12は、キーシリンダ24A,25Aに装填された鍵40が図2(A)及び図2(B)に示すかご呼出位置P4、P8まで回転操作されたことを検知して、その検知信号を自身の識別情報とともにエレベータ制御装置13に出力する。
図1に戻り、エレベータ制御装置13は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、エレベータかご23の移動を制御するコンピュータである。
続いて、エレベータ制御装置13の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。ユーザ30がエレベータホールの呼出ボタン21,22を操作してその操作信号を受信すると(ステップS11;Yes)、エレベータ制御装置13は、呼出ボタン21,22が操作された階にエレベータかご23を移動させる制御を行い(ステップS12)、ステップS11に処理は戻る。なお、ステップS12で実施する制御は、一般的なエレベータで行われているものと実質的に同じ制御である。
また、エレベータ制御装置13は、キー位置検知部11,12から検知信号を受信すると(ステップS13;Yes)、この検知信号とともに受信したキー位置検知部11,12の識別情報から、このキー位置検知部11,12が設置されている階を特定する(ステップS14)。例えば、エレベータ制御装置13は、各キー位置検知部11,12の識別情報とキー位置検知部11,12が設置されている階数との対応関係が記憶されている所定のテーブルを参照することにより、階を特定すればよい。
続いて、エレベータ制御装置13は、特定した階にエレベータかご23を移動させる制御を行う(ステップS15)。例えば、エレベータ制御部13は、1階にあるエントランスドア24のキー位置検知部11から検知信号を受信した場合、エレベータかご23を1階に移動させる制御を行う。また、n階にある自宅用ドア25のキー位置検知部12から検知信号を受信した場合、エレベータ制御装置13は、エレベータかご23をn階に移動させる制御を行う。ステップS15の処理が終了すると、ステップS11に処理は戻る。
このように、本実施形態に係るエレベータ制御システム10によれば、エントランスドア24や自宅用ドア25の開錠や施錠をする際に鍵40をかご呼出位置P4、P8まで回転させることで、対応する階までエレベータかご23を呼び出すことができる。従って、エレベータかご23の到着待ち時間を短縮することができる。
また、本実施形態では、ドア(エントランスドア24、自宅用ドア25)を施錠、開錠するために使用する一般的な鍵40を利用してエレベータかご23を呼び出すため、エレベータかご23を呼び出すために専用の携帯端末等を用いる必要がなく、携帯端末の電池が切れて使用できなくなる虞もない。さらに、本実施形態では、施錠位置P2、P7、および、開錠位置P3、P6とは異なるかご呼出位置P4、P8に鍵40を回転させたときにエレベータかご23を呼び出す。従って、ユーザ30が自宅用ドア25を施錠したが、同じ階の他のユーザの自宅を訪問するだけであったり階段を利用したい等、エレベータかご23の呼び出しが不要な場合にまでエレベータかご23が呼び出されてしまうことを防ぐことができる。
また、本実施形態では、エントランスドア24のキーシリンダ24Aに装填された鍵40を回転させて開錠させた鍵40の開錠位置P3から、同じ方向にさらに鍵を回転させた操作を行うことで、エレベータかご23を呼び出す。従って、ユーザ30は、エントランスドア24の開錠からエレベータ呼び出しまでを直感的な操作で容易に行うことができる。
また、本実施形態では、自宅用ドア25のキーシリンダ25Aに装填された鍵40を回転させて施錠させた鍵40の施錠位置P7から、同じ方向にさらに鍵40を回転させた操作を行うことで、エレベータかご23を呼び出す。従って、ユーザ30は、自宅用ドア25の施錠からエレベータ呼び出しまでを直感的な操作で容易に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない部分での種々の変更は勿論可能である。
例えば、図1に示すマンション20の例では、エントランスドア24と自宅用ドア25とは1つずつが示されているが、実際には、自宅用ドア25が複数あるのは勿論である。また、図1に示すようなマンション20に限らず、エレベータが利用される全ての建物に本発明は適用可能である。
また、例えば、上記実施形態では、キーシリンダに装填してドアを施錠、開錠するタイプの鍵(物理キー)を使用する場合を例に説明した。しかしながら、様々なタイプの鍵に本発明を適用可能である。例えば、カードキーにも本発明は適用可能である。
ここで、カードキーを本発明に適用した場合について、図4を用いて具体的に説明する。この図において、自宅用ドア25の右側の壁には、カードキー50のタッチ操作を検出する施錠開錠部61とエレベータ呼出部62とがカード読取面が露出された状態で別々に埋め込まれている。なお、ユーザ30には、自宅用ドア25を施錠、開錠するための非接触タイプのカードキー50が予め与えられている。
ユーザ30は、自宅用ドア25を施錠や開錠したい場合、カードキー50を施錠開錠部61にタッチする。タッチ操作を検知した施錠開錠部61は、自宅用ドア25の施錠や開錠を行う。
また、ユーザ30は、自宅から外出するため等にエレベータを利用したい場合、カードキー50をエレベータ呼出部62にタッチする。タッチ操作を検知したエレベータ呼出部62は、前述のキー位置検知部11,12と同様に検知信号をエレベータ制御装置13に送信する。エレベータ制御装置13は、エレベータ呼出部62から検知信号を受信すると、対応する階にエレベータを移動させる。このように、カードキー50を利用した場合も、物理キー(鍵40)を利用した場合と同様に、施錠、開錠する操作とは別の操作により、エレベータかご23を呼び出すことが可能となる。なお、エレベータ呼出部62を設けずに施錠開錠部61のみを用いた場合、通常のタッチでは施錠や開錠のみを行い、連続的に複数回タッチをした場合にエレベータ制御装置13に検知信号を送信してエレベータかご23を呼び出すようにしてもよい。
10 エレベータ制御システム
11,12 キー位置検知部
20 マンション
21,22 呼出ボタン
23 エレベータかご
24 エントランスドア
25 自宅用ドア
30 ユーザ
40 鍵
24A,25A キーシリンダ
24B,25B 鍵穴
P1,P5 初期位置
P2,P7 施錠位置
P3,P6 開錠位置
P4,P8 かご呼出位置

Claims (3)

  1. 複数階にそれぞれ少なくとも1つの住戸を有する建物に設置されているエレベータのエレベータかごの移動を制御するエレベータ制御システムであって、
    前記住戸のドアを開閉するための鍵による所定の操作を検知する鍵操作検知手段と、
    前記鍵操作検知手段が所定の操作を検知した場合に、前記エレベータかごを該所定の操作が検知された階に移動させるエレベータ制御手段とを備え、
    前記所定の操作は、前記ドアを施錠および開錠する操作とは異なる操作である、
    ことを特徴とするエレベータ制御システム。
  2. 前記鍵操作検知手段は、キーシリンダに装填された前記鍵が所定の回転位置に回転されたことを前記所定の操作として検知し、
    前記所定の回転位置は、前記ドアが施錠および開錠される回転位置とは異なる回転位置である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ制御システム。
  3. 前記所定の回転位置は、前記キーシリンダに装填された前記鍵を回転させて前記ドアを開錠又は施錠させた回転位置から、同じ方向にさらに回転させた回転位置である、
    ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ制御システム。
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