JP2014009062A - シート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014009062A
JP2014009062A JP2012146251A JP2012146251A JP2014009062A JP 2014009062 A JP2014009062 A JP 2014009062A JP 2012146251 A JP2012146251 A JP 2012146251A JP 2012146251 A JP2012146251 A JP 2012146251A JP 2014009062 A JP2014009062 A JP 2014009062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
roller
path
conveyance
coating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012146251A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Mitsuyanagi
秀人 三柳
Hidehisa Konishi
英向 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2012146251A priority Critical patent/JP2014009062A/ja
Publication of JP2014009062A publication Critical patent/JP2014009062A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

【課題】定着部から排出されたシートを搬送方向下流側に搬送する搬送ローラーを備えたシート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置において、搬送ローラーのコーティング層が剥離することを抑止する。
【解決手段】定着部において定着処理が施されたシートSは、搬送ユニット70に搬入される。シートSは、第1ガイド701の第1ガイド面701Aによって誘導された後、第1搬送ローラー対70Bによって排出される。第1搬送ローラー対70Bのうち、駆動手段によって回転駆動される第1排出ローラー71は、シートSのトナー像が形成された第1の面F1に接触する。第1排出ローラー71の周面に形成されたコーティング層71Aによって、トナーの離型剤がシートから第1排出ローラー71に付着することが抑止される。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、シートに画像を形成する画像形成装置では、感光体ドラム上にトナー像が形成され、感光体ドラムと転写ローラーとの間に形成される転写ニップ部において、前記トナー像がシートに転写される。画像形成装置は、更に定着部を備え、トナー像が転写されたシートは、定着部において定着処理を施された後、排出される。
上記のような画像形成装置に使用されるトナーには、定着部における離型性を向上させるために、脂肪酸エステルに代表されるワックス成分が配合される。このようなワックス成分は、定着部における熱によって溶融される。このため、定着部から排出されたシート上において凝固しきっていないワックス成分が、定着部よりも搬送方向下流側に配置された搬送ローラーの表面に付着することがある。そして、搬送ローラーの表面に付着したワックス成分は、後続のシートやOHPシートの表面に付着し、画質欠陥に繋がることがあった。特に、ワックスがOHPシートに付着した場合は、OHPシートの表裏に関わらず、搬送ローラーの位置に応じて筋状に付着したワックスが、投影画像上に画質欠陥として現れやすい。
特許文献1に記載された技術には、回転駆動力が伝達される駆動ローラーと前記駆動ローラーに対向して配置され、駆動ローラーに従動して回転される従動ローラーとから構成される搬送ローラーが開示されている。そして、従動ローラーの表面にシートの画像形成面が対向しながら、シートが搬送される。前記技術では、従動ローラーの表面に付着したワックス成分が、後続のシートの表面に付着することを防止するために、従動ローラーの表面にフッ素系樹脂のコーティング層が形成される。
特開平7−257775号公報
特許文献1に記載の技術では、搬送ローラーは直線的な搬送路(ストレートパス)の中に配置される。
一方、シート搬送路においてシートの搬送方向が途中で変わると、シートの先端部が搬送ローラーを構成する一対のローラーの一方に集中的に当接しやすい。したがって、特許文献1に記載の搬送ローラーが上記のように搬送方向が途中で変化されるシート搬送路に適用された場合、シートの先端部が従動ローラーの表面に当接し、フッ素系樹脂のコーティング層が離脱されやすいという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、定着部から排出されたシートを搬送方向下流側に搬送する搬送ローラーを備えたシート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置において、搬送ローラーのコーティング層の剥離を抑止することを目的とする。
本発明の一局面に係るシート搬送装置は、離型剤を含むトナーによって形成されたトナー像が定着された第1の面と前記第1の面とは反対側の第2の面とを備えるシートを所定の搬送方向に搬送するシート搬送装置であって、前記シートが第1の方向に向かって搬入されるシート搬入路と、前記シート搬入路の前記搬送方向下流側に連設され、前記シートが前記第1の方向と交差する第2の方向に向かって搬送されるシート搬送路と、前記シート搬入路と前記シート搬送路との間に配置され、前記シート搬入路に搬入された前記シートの先端部が当接され、かつ、前記シートの前記第2の面が摺擦される対向部を備え、前記シートを前記第1の方向から前記第2の方向に向かって誘導するガイド部と、前記ガイド部よりも前記搬送方向下流側に配置され、前記シートの前記第1の面に接触し、回転駆動され、周面にコーティング層が形成された駆動ローラーと、前記駆動ローラーに対向して配置され、前記シートの前記第2の面に接触し、前記駆動ローラーに従動して回転される従動ローラーと、を備え、前記シートを搬送する搬送ローラー対と、を有し、前記ガイド部材は、前記シートの前記先端部が前記従動ローラーの周面に当接するように前記シートを誘導し、前記コーティング層は、前記トナーの前記離型剤に対する親和性が前記シートよりも低い材料によって構成されていることを特徴とする。
本構成によれば、離型剤を含むトナーによって形成されたトナー像が定着された第1の面と前記第1の面とは反対側の第2の面とを備えるシートは、第1の方向に向かってシート搬入路に搬入され、ガイド部材によって誘導された後、シート搬送路を第2の方向に向かって搬送される。シートが搬送ローラーによって搬送される際、駆動ローラーはシートの第1の面に接触し、従動ローラーは第2の面に接触する。このため、シートの第1の面から駆動ローラーの周面に、トナーの離型剤が付着しやすい。このような場合であっても、上記の構成によれば、駆動ローラーの周面には、コーティング層が形成されている。前記コーティング層は、トナーの離型剤に対する親和性がシートよりも低い材料によって構成されている。このため、離型剤がシートの第1の面からコーティング層に付着することが抑止される。この結果、駆動ローラーに付着した離型剤がシートに再付着することによって生じる画質欠陥が好適に抑止される。更に、シートの先端部は、ガイド部材によって従動ローラーの周面に当接される。このため、シートの先端部が駆動ローラーの周面に当接し、コーティング層が剥離することが抑止される。
上記の構成において、前記コーティング層は、フッ素系材料から構成されることが望ましい。
本構成によれば、フッ素系材料から構成されるコーティング層に、トナーの離型剤が付着することが好適に抑制される。
上記の構成において、前記コーティング層に、固形粒子が分散されていることが望ましい。
本構成によれば、駆動ローラーの周面に形成されたコーティング層の材料とシートとの摩擦係数が低い場合であっても、コーティング層に分散された固形粒子によってコーティング層の表面粗さが増大される。したがって、コーティング層とシートとの摩擦係数が上昇し、駆動ローラーによるシートの搬送力が安定して維持される。
上記の構成において、前記固形粉末は、セラミック粒子であることが望ましい。
本構成によれば、セラミック粒子がコーティング層に分散されることによって、コーティング層の表面粗さが好適に増大される。
上記の構成において、前記駆動ローラーの前記周面を清掃する清掃手段を、更に有することが望ましい。
本構成によれば、清掃手段によって、駆動ローラーの周面が好適に清掃される。このため、駆動ローラーの周面に異物が付着することによって、駆動ローラーの搬送力が低下することが防止される。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記シートの前記第1の面に前記トナー像を形成する画像形成部と、前記シートに前記トナー像の定着処理を施す定着手段と、前記定着処理が施された前記シートが前記第1の方向に向かって搬入され、かつ、前記シートを前記第2の方向に向かって搬送する上記の何れかに記載のシート搬送装置と、を有することを特徴とする。
本構成によれば、定着手段によって定着処理が施されたシートの第1の面からコーティング層に離型剤が付着することが抑止される。このため、駆動ローラーに付着した離型剤がシートに再付着することによって生じる画質欠陥が好適に抑止される。更に、シートの先端部は、ガイド部材によって従動ローラーの周面に当接される。このため、シートの先端部が駆動ローラーの周面に当接し、コーティング層が剥離することが抑止される。
上記の構成において、前記シート搬送装置によって前記第2の方向に搬送された前記シートが排出される排紙部を更に備え、前記第1の方向は、下方から上方に向かう方向であり、前記第2の方向は、略水平方向に向かう方向であり、前記駆動ローラーは前記従動ローラーの下方に配置されることが望ましい。
本構成によれば、定着手段によって定着処理が施されたシートは、下方から上方に向かってシート搬送装置に搬入された後、ガイド部材によって略水平方向に向かって誘導される。そして、シートは搬送ローラー対によって排紙部に排出される。特に、ガイド部材によって進行方向が変化された後、シートが湾曲するように撓んだ状態で、シートの先端部が従動ローラーの周面に当接される。このため、シートに過剰の負荷がかかることを抑止した状態で、シートが排紙部に排出される。この際、シートの先端部が当接する従動ローラーとは反対側の駆動ローラーにコーティング層が形成される。そして、前記コーティング層にシートの第1の面が接触するように、シートの第1の面が下方に面された状態でシートが搬送される。このため、排紙部にシートを排出させるにあたり、駆動ローラーに離型剤が付着し、該離型剤がたシートに再付着することによって生じる画質欠陥が好適に抑止される。更に、シートの先端部が駆動ローラーの周面に当接し、コーティング層が剥離することが抑止される。
本発明によれば、定着部から排出されたシートを搬送方向下流側に搬送する搬送ローラーを備えたシート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置において、搬送ローラーのコーティング層が剥離することが抑止される。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の断面図である。 本発明の一実施形態に係るシート搬送ユニットの断面図である。 本発明の一実施形態に係るシート搬送ユニットの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシート搬送ユニットの側面図である。 本発明の一実施形態において、ワックスの接触角を測定する測定装置の概略図である。 本発明の一実施形態において、測定対象に滴下されたワックスの様子を示す断面図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す断面図である。ここでは、画像形成装置1として、プリンター機能と複写機能とを備えた複合機を例示するが、画像形成装置は、プリンター、複写機、ファクシミリ装置であってもよい。
<画像形成装置の説明>
画像形成装置1は、略直方体形状の筐体構造を有する装置本体10と、装置本体10上に配置される自動原稿給送装置20とを備える。装置本体10の内部には、複写する原稿画像を光学的に読み取る読取ユニット25と、シートにトナー像を形成する画像形成部30と、前記トナー像をシートに定着させる定着部60と、画像形成部30へ搬送されるシートを貯留する給紙部40と、シートを給紙部40又は給紙トレイ46から画像形成部30及び定着部60を経由して排紙部101まで搬送する搬送経路50と、が収容されている。
自動原稿給送装置(ADF)20は、装置本体10の上面に回動自在に取り付けられている。ADF20は、装置本体10における所定の原稿読取位置に向けて、複写される原稿シートを自動給送する。一方、ユーザーが手置きで原稿シートを所定の原稿読取位置に載置する場合は、ADF20は上方に開かれる。ADF20は、原稿シートが載置される原稿トレイ21と、自動原稿読取位置を経由して原稿シートを搬送する原稿搬送部22と、読取後の原稿シートが排出される原稿排出トレイ23とを含む。
読取ユニット25は、装置本体10の上面のADF20から自動給送される原稿シート又は手置きされる原稿シートの画像を光学的に読み取る。読取ユニット25内には、光源、移動キャリッジ、反射ミラー等を含む走査機構と、撮像素子とが収容されている(図略)。走査機構は、原稿シートに光を照射し、その反射光を撮像素子に導く。撮像素子は、前記反射光をアナログ電気信号に光電変換する。前記アナログ電気信号は、A/D変換回路でデジタル電気信号に変換された後、画像形成部30に入力される。
画像形成部30は、フルカラーのトナー画像を生成しこれをシート上に転写する処理を行うもので、タンデムに配置されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各トナー像を形成する4つのユニット32Y、32M、32C、32Bkを含む画像形成ユニット32と、該画像形成ユニット32の上に隣接して配置された中間転写ユニット33と、中間転写ユニット33上に配置されたトナー補給部34とを含む。
各画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Bkは、感光体ドラム321と、この感光体ドラム321の周囲に配置された、帯電器322、露光器323、現像装置324、一次転写ローラー325及びクリーニング装置326とを含む。
感光体ドラム321は、その軸回りに回転し、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される。感光体ドラム321としては、アモルファスシリコン(a−Si)系材料を用いた感光体ドラムを用いることができる。帯電器322は、感光体ドラム321の表面を均一に帯電する。露光器323は、レーザー光源とミラーやレンズ等の光学系機器とを有し、感光体ドラム321の周面に、原稿画像の画像データに基づく光を照射して、静電潜像を形成する。
現像装置324は、感光体ドラム321上に形成された静電潜像を現像するために、感光体ドラム321の周面にトナーを供給する。現像装置324は、2成分現像剤用のものであり、スクリューフィーダー、磁気ローラー、及び現像ローラーを含む。本実施形態では、現像装置324において使用されるトナーには離型剤が含まれている。前記離型剤には、脂肪酸エステルに代表されるワックス成分が配合される。
一次転写ローラー325は、中間転写ユニット33に備えられている中間転写ベルト331を挟んで感光体ドラム321とニップ部を形成し、感光体ドラム321上のトナー像を中間転写ベルト331上に一次転写する。クリーニング装置326は、クリーニングローラー等を有し、トナー像転写後の感光体ドラム321の周面を清掃する。
中間転写ユニット33は、中間転写ベルト331、ベルト駆動ローラー332及び従動ローラー333を備える。中間転写ベルト331は、ベルト駆動ローラー332及び従動ローラー333に架け渡された無端ベルトであって、該中間転写ベルト331の外周面には、複数の感光体ドラム321からトナー像が、同一箇所に重ねて転写される。中間転写ユニット33は図1では反時計回りに回転される。
ベルト駆動ローラー332の周面に対向して、二次転写ローラー35が配置されている。ベルト駆動ローラー332と二次転写ローラー35とのニップ部は、中間転写ベルト331に重ね塗りされたフルカラーのトナー像をシートに転写する二次転写部となる。ベルト駆動ローラー332又は二次転写ローラー35のいずれか一方のローラーに、トナー像と逆極性の二次転写バイアス電位が印加され、他方のローラーは接地される。また、ベルト駆動ローラー332よりも、中間転写ベルト331の回転方向上流側の位置には、中間転写ベルト331の周面に対向する位置に、濃度センサー35Aが対向配置されている。濃度センサー35Aは、中間転写ベルト331上に形成された画像の濃度に応じた電気信号を出力する。
トナー補給部34は、イエロー用トナーコンテナ34Y、マゼンタ用トナーコンテナ34M、シアン用トナーコンテナ34C、及びブラック用トナーコンテナ34Bkを含む。これらトナーコンテナ34Y、34C、34M、34Bkは、それぞれ各色のトナーを貯留するものであり、YMCBk各色に対応する画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Bkの現像装置324に、図略の供給経路を通して各色のトナーを供給する。
給紙部40は、画像形成処理が施されるシートSを収容する2段の給紙カセット40A、40Bを備える。これら給紙カセット40A、40Bは、装置本体10の前方から手前方向に引出可能である。
給紙カセット40A(40B)は、シートSが積層されてなるシート束を収納するシート収容部41と、前記シート束を給紙のためにリフトアップするリフト板42とを備える。給紙カセット40A(40B)の右端側の上部には、ピックアップローラー43と、給紙ローラー44とリタードローラー45とのローラー対とが配置されている。ピックアップローラー43及び給紙ローラー44の駆動により、給紙カセット40A内のシート束の最上層のシートSが1枚ずつ繰り出され、搬送経路50の上流端へ搬入される。
搬送経路50は、給紙部40から画像形成部30を経由して定着部60の出口までシートSを搬送する主搬送路50Aと、シートSに対して両面印刷を行う場合に片面印刷されたシートを画像形成部30に戻すための反転搬送路50Bと、主搬送路50Aの下流端から排紙部101へシートSを向かわせるための上方搬送路50C、下方搬送路50Dとを含む。
主搬送路50Aの、二次転写部35Aよりも上流側には、レジストローラー対51が配置されている。シートSは、停止状態のレジストローラー対51にて一旦停止され、スキュー矯正が行われる。その後、画像転写のための所定のタイミングで、レジストローラー対51が駆動モーター(図略)で回転駆動されることで、シートSは二次転写ローラー35に送り出される。この他、主搬送路50Aには、シートSを搬送するためのシート搬送ローラー52が複数配置されている。他の搬送路50B、50C、50Dも同様である。なお、上方搬送路50C、下方搬送路50Dについては、後記で詳述する。
定着部60は、シートSにトナー像を定着させる定着処理を施す誘導加熱方式の定着装置であって、定着ローラー61、加圧ローラー62及び誘導加熱ユニット64を含む。定着ローラー61に対して加圧ローラー62が圧接され、定着ニップ部が形成されている。定着ローラー61の周面にはベルトが配置され、前記ベルトは誘導加熱ユニット64によって誘導加熱され、その熱を前記定着ニップ部に与える。シートSが定着ニップ部を通過することで、シートSに転写されたトナー像が当該シートに定着される。この際、前述のように、トナーに離型剤が含まれることによって、定着ニップ部において溶融されたトナーが、定着ローラー61に付着することが抑止される。
図2を参照して、本実施形態では、シートは、下方から上方に向かって定着部60の内部に搬入される(図2の矢印D21)。この際、シートのうちトナー像が形成された面(第1の面F1、図3参照)は、定着ローラー61に当接される。また、前記トナー像が形成された面とは反対側の面(第2の面F2、図3参照)は、加圧ローラー62に当接される。前記定着ニップ部において定着処理が施されたシートは、定着排出ローラー63によって、上方に向かって更に搬送される(図2の矢印D22)。
<搬送ユニット70について>
次に、図3乃至図5を参照して、定着部60から排出されたシートを排紙部101に排紙させる搬送ユニット70(シート搬送装置)について詳述する。図3、図4、図5は、それぞれ搬送ユニット70の断面図、斜視図、側面図である。搬送ユニット70は、箱型形状からなるユニットであり、その外観は、搬送ハウジング70Aによって画定されている。
図3を参照して、搬送ユニット70は、前述のように、離型剤を含むトナーによるトナー像が定着された第1の面F1と前記第1の面F1とは反対側の第2の面F2とを備えるシートを、所定の搬送方向に搬送する。搬送ユニット70には、シートSが搬送される搬送路として、上方搬送路50Cおよび下方搬送路50Dが配置される。上方搬送路50Cは、第1搬入路50D1(シート搬入路)、第2搬入路50C1(シート搬入路)、第2排出路50C2(シート搬送路)とから構成される。また、下方搬送路50Dは、第1搬入路50D1、第1排出路50D2(シート搬送路)から構成される。
第1搬入路50D1は、定着部60から排出されたシートSが搬入される搬送路である。第1搬入路50D1では、シートSは下方から上方に向かって搬送される(矢印D32)(第1の方向)。第1排出路50D2は、第1搬入路50D1の搬送方向下流側に連設される。第1排出路50D2では、シートSは右方から左方に向かって、略水平方向に搬送される(矢印D33)(前記第1の方向と交差する方向、第2の方向)。
第2搬入路50C1は、第1搬入路50D1を通過されたシートSが搬入される搬送路である。第2搬入路50C1では、シートSは下方から上方に向かって搬送される(矢印D36)(第1の方向)。第2排出路50C2は、第2搬入路50C1の搬送方向下流側に連設される。第2排出路50C2では、シートSは右方から左方に向かって、略水平方向に搬送される(矢印D37)(第2の方向)。
シートSを上記の搬送路に沿って搬送させるために、搬送ユニット70は、第1ガイド701および第2ガイド702(いずれもガイド部材)を備える。
図3の断面視(後記の第1排出ローラー71の回転軸と交差する断面視)において、第1ガイド701は、搬送ユニット70の略中央部に配置される。第1ガイド701は、上下方向に所定の厚さを備え、前後方向(図3の紙面と直交する方向)に延設される板状部材である。第1ガイド701は、左上方から右下方に向かって、傾斜して配置される。第1ガイド701の右側先端部は、先細の形状からなる。また、第1ガイド701は、左側の端部に配置された不図示の支点を中心に、図3の矢印D31およびD35の方向に回動可能とされる。前記第1ガイド701の回動は不図示の駆動手段によって実行される。また、第1ガイド701のうち、下方に面する壁面には、第1ガイド面701A(対向部)が配置される。第1ガイド面701Aは、第1搬入路50D1に搬入されたシートSの先端部が当接され、かつ、前記シートSの前記第2の面F2が摺擦される。なお、第1ガイド面701Aには、シートSの摺動性が向上されるために、リブが配設されてもよい。
第2ガイド702は、第1ガイド701の上方に間隔をおいて配置される板状部材である。第2ガイド702は、左上方から右下方に向かって、傾斜して配置される。第2ガイド702のうち、下方に面する壁面には、第2ガイド面702A(対向部)が配置される。第2ガイド面702Aは、第1搬入路50D1から第2搬入路50C1に搬入されたシートSの先端部が当接され、かつ、前記シートSの前記第2の面F2が摺擦される。なお、第2ガイド面702Aには、シートSの摺動性が向上されるために、リブが配設されてもよい。
更に、搬送ユニット70は、第1搬送ローラー対70Bおよび第2搬送ローラー対70Cを備える。
第1搬送ローラー対70Bは、搬送ユニット70の左側面の下方において、前後方向に延設されるローラー対である。第1搬送ローラー対70Bは、第1排出路50D2の搬送方向下流側に配置され、シートSを搬送ユニット70から排出させる(図3の矢印D34)。第1搬送ローラー対70Bによって排出されたシートSは、排紙部101に排紙される。第1搬送ローラー対70Bは、第1排出ローラー71および第1従動コロ72を備える。
第1排出ローラー71は、第1搬送ローラー対70Bの下方部分に配置される。第1排出ローラー71は、前後方向に延設された第1シャフト71S(図5)の回りに、前後方向に間隔をおいて複数配置される。また、第1排出ローラー71の周面には、コーティング層71Aが配置される。本実施形態では、第1排出ローラー71は、基材としてのシリコンゴムの周囲に、フッ素系樹脂のコーティングが施されることによって構成される。フッ素系樹脂としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、FEP(テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの共重合体)やPFA(パーフルオロアルコキシアルカン)などが採用可能とされる。また、前記コーティング層71Aには、セラミック粒子が分散される。この結果、第1排出ローラー71の周面の表面粗さが増大される。第1シャフト71Sに不図示の駆動手段から回転駆動力が伝達され、第1排出ローラー71が回転駆動される。また、第1排出ローラー71の周面には、第1スクレーパ71Sが当接される。第1スクレーパ71Sは、一端が自由端からなるシート部材である、前記自由端が第1排出ローラー71の周面に当接し、第1排出ローラー71の周面を清掃する。
第1従動コロ72は、第1搬送ローラー対70Bの上方部分に配置される。第1従動コロ72は、第1排出ローラー71の上方において、第1排出ローラー71に対向して配置される複数の回転コロである。第1従動コロ72は、第1排出ローラー71に従動して回転される。また、第1従動コロ72は、POM材料(ポリオキシメチレン)から構成される。
第2搬送ローラー対70Cは、搬送ユニット70の左側面の上方において、前後方向に延設されるローラー対である。第2搬送ローラー対70Cは、第2排出路50C2の搬送方向下流側に配置され、シートを搬送ユニット70から排出させる(図3の矢印D38)。第2搬送ローラー対70Cによって排出されたシートSは、排紙部101の上方に排紙部101と平行に装着される不図示の排紙トレイに排紙される。第2搬送ローラー対70Cは、第2排出ローラー73および第2従動コロ74(図4、図5)を備える。
第2排出ローラー73は、第2搬送ローラー対70Cの下方部分に配置される。第2排出ローラー73は、前後方向に延設された第2シャフト73S(図5)の回りに、前後方向に間隔をおいて複数配置される。また、第2排出ローラー73の周面には、コーティング層73Aが配置される。本実施形態では、第2排出ローラー73は、第1排出ローラー71と同様に、基材としてのシリコンゴムの周囲に、フッ素系樹脂のコーティングが施されることによって構成される。また、前記コーティング層73Aには、セラミック粒子が分散される。この結果、第2排出ローラー73の周面の表面粗さが増大される。第2シャフト73Sに不図示の駆動手段から回転駆動力が伝達され、第2排出ローラー73が回転駆動される。また、第2排出ローラー73の周面には、第2スクレーパ73Sが当接される。第2スクレーパ73Sは、一端が自由端からなるシート部材である、前記自由端が第2排出ローラー73の周面に当接し、第2排出ローラー73の周面を清掃する。
第2従動コロ74(図4、図5)は、第2搬送ローラー対70Cの上方部分に配置される。第2従動コロ74は、第2排出ローラー73の上方において、第2排出ローラー73に対向して配置される複数の回転コロである。第2従動コロ74は、第2排出ローラー73に従動して回転される。また、第2従動コロ74は、POM材料(ポリオキシメチレン)から構成される。
定着部60から排出されたシートSは、下方から上方に向かって、第1搬入路50D1に搬入される(図3の矢印D32)。この際、前記駆動手段によって第1ガイド701が図3に示される位置に回動されていることで(矢印D31)、前記シートSの先端部は、第1ガイド701の第1ガイド面701Aに当接する。そして、シートSの第2の面F2が第1ガイド面701Aに摺擦されながら、シートSが第1の方向から第2の方向に向かって誘導される。更に前記シートSは、第1排出路50D2を搬送された後(矢印D33)、第1搬送ローラー対70Bによって、搬送ユニット70から排出される(矢印D34)。なお、本実施形態では、シートSが第1搬送ローラー対70Bのニップ部に進入する際、シートSの先端部が第1従動コロ72の周面に最初に当接するように、第1ガイド面701Aの角度が設定されている。すなわち、シートSが湾曲(ループ)しながら第1ガイド面701Aによって第2の方向(左方向)に誘導され、シートSの先端部が、第1搬送ローラー対70Bのうち上方に配置される第1従動コロ72に当接される。このため、シートSに過度の負荷がかかることなく、シートSが第1搬送ローラー対70Bのニップ部に進入される。なお、本実施形態と比較される態様として、シートSの先端部が最初に第1排出ローラー71の周面に当接された場合、前記周面に対するシートSの先端部の進入角度が大きいため、シートSに負荷がかかり、シートSが座屈しやすくなってしまう。
一方、前記駆動手段によって第1ガイド701が図3に示される位置から矢印D35のように回動されている場合、第1搬入路50D1を搬送されたシートSは、第1ガイド701の右方を通過し、第2搬入路50C1に搬入される(矢印D36)。そして、前記シートSの先端部は、第2ガイド702の第2ガイド面702Aに当接する。更に、シートSの第2の面F2が第2ガイド面702Aに摺擦されながら、シートSが第1の方向から第2の方向に向かって誘導される。更に前記シートSは、第2排出路50C2を搬送された後(矢印D37)、第2搬送ローラー対70Cによって、搬送ユニット70から排出される(矢印D38)。なお、本実施形態では、シートSが第2搬送ローラー対70Cのニップ部に進入する際、前述と同様の理由からシートSの先端部が第2従動コロ74の周面に最初に当接するように、第2ガイド面702Aの角度が設定されている。
上記のように、シートSが第1搬送ローラー対70Bまたは第2搬送ローラー対70Cによって搬送される際、シートSの第1の面F1は、第1排出ローラー71または第2排出ローラー73に接触する。また、シートSの第2の面F2は、第1従動コロ72または第2従動コロ74に接触する。シートSに定着処理されるトナーには前述のように、定着部60における離型性を向上させるために、脂肪酸エステルに代表されるワックス成分が配合される。このようなワックス成分は、定着部60における熱によって溶融される。このため、定着部60から排出されたシートS上において、凝固しきっていないワックス成分が、第1搬送ローラー対70Bまたは第2搬送ローラー対70Cの表面に付着することがある。第1搬送ローラー対70Bまたは第2搬送ローラー対70Cの表面に付着したワックス成分は、後続して搬送されるシートSやOHPシートの表面に付着し、画質欠陥に繋がることがある。特に、後続してOHPシートが搬送された場合、付着箇所がOHPシートの表裏に関わらず、第1搬送ローラー対70Bまたは第2搬送ローラー対70Cの位置に応じてOHPシートに筋状に付着したワックスが、投影画像上に画質欠陥として現れやすい。
このような課題を解決するために、本実施形態では、第1搬送ローラー対70Bまたは第2搬送ローラー対70Cの周面に形成されるコーティング層71A、73Aの材料が好適に選択される。すなわち、前記コーティング層71A、73Aには、トナーの離型剤に対する親和性がシートSよりも低い材料によって構成されている。
<コーティング層について>
前述のように、本実施形態では、第1搬送ローラー対70Bまたは第2搬送ローラー対70Cのコーティング層71A、73Aには、フッ素系樹脂(フッ素コート、ラテックス)が採用される。図6は、トナーの離型剤(ワックス)に対する親和性の代用特性として、ワックスの接触角を測定する測定装置の模式図である。また、図7は、測定時の各材料上のワックス滴の形態を示した図である。測定対象物として、(A)OHPシート、(B)シリコンゴム(第1搬送ローラー対70Bおよび第2搬送ローラー対70Cの基材)、(C)用紙(シートS)、(D)フッ素コート(ラテックス)が例示される。図6を参照して、各測定対象物の上に、重量3mg分のワックスが摘下される。この際、ヒーターによって測定空間の温度は80度に維持される。図7に示されるように、各測定対象物に応じてワックスの接触角が変化する。表1に、各測定対象物において3回測定した接触角のデータおよびその平均値が示される。
Figure 2014009062
表1に示すように、ワックス(トナーの離型剤)の接触角は、(A)OHPシート<(B)シリコンゴム<(C)用紙<(D)フッ素コートの関係となる。換言すれば、ワックスに対する親和性は、(A)OHPシート>(B)シリコンゴム>(C)用紙>(D)フッ素コートの関係となる。すなわち、シートS((C)用紙)よりも、コーティング層71A、73A((D)フッ素コート)の方が、トナーの離型剤(ワックス)への親和性が低い。したがって、シートSの第1の面F1のトナー像が、第1搬送ローラー対70Bまたは第2搬送ローラー対70Cのコーティング層71A、73Aに当接されても、トナー像のワックス成分が、シートSの第1の面F1側から前記コーティング層側に付着することが抑止される。この結果、第1搬送ローラー対70Bまたは第2搬送ローラー対70Cの表面に付着したワックス成分が、後続して搬送されるシートSやOHPシートの表面に付着し、画質欠陥に繋がることが抑制される。
なお、上記のように、第1排出ローラー71または第2排出ローラー73の周面にフッ素材料からなるコーティング層71A、73Aが形成された場合、第1排出ローラー71または第2排出ローラー73の周面とシートSとの摩擦係数が低いことによって、シートSの搬送性が低下される場合がある。このような場合であっても、前述のように、コーティング層71A、73Aにセラミック粒子が分散されることによって、前記周面とシートSとの摩擦係数が上昇し、シートSが安定して搬送される。
以上、上記の実施形態によれば、離型剤を含むトナーによるトナー像が定着された第1の面F1と前記第1の面F1とは反対側の第2の面F2とを備えるシートSは、第1の方向に向かって搬送ユニット70の第1搬入路50D1(または第2搬入路50C1)に搬入され、第1ガイド701(または第2ガイド702)によって誘導された後、第1排出路50D2(または第2排出路50C2)を第2の方向に向かって搬送される。シートSが第1搬送ローラー対70B(または第2搬送ローラー対70C)によって搬送される際、第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)がシートSの第1の面F1に接触し、第1従動コロ72(または第2従動コロ74)は第2の面F2に接触する。このため、シートSの第1の面F1から(第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)の周面に、トナーの離型剤が付着しやすい。このような場合であっても、上記の構成によれば、第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)の周面には、コーティング層71A(73A)が形成されている。前記コーティング層71A(73A)は、トナーの離型剤に対する親和性がシートSよりも低い材料によって構成されている。このため、前記離型剤がシートSの第1の面F1からコーティング層71A(73A)に付着することが抑止される。この結果、シートSに離型剤が再付着することによって生じる画質欠陥が好適に抑止される。更に、シートSの先端部は、第1ガイド701(または第2ガイド702)によって案内され第1従動コロ72(または第2従動コロ74)の周面に当接される。このため、シートSの先端部が第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)の周面に当接し、コーティング層71A(73A)が剥離されることが抑止される。
また、上記の実施形態によれば、前記コーティング層71A(73A)はフッ素系材料から構成されるため、コーティング層71A(73A)にトナーの離型剤が付着することが好適に抑制される。
また、上記の実施形態によれば、第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)の周面に形成されたコーティング層71A(73A)の材料とシートSとの摩擦係数が低い場合であっても、コーティング層71A(73A)に分散された固形粉末によってコーティング層の表面粗さが増大される。したがって、コーティング層71A(73A)とシートSとの摩擦係数が上昇し、第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)によるシートSの搬送力が安定して維持される。この際、セラミック粒子がコーティング層71A(73A)に分散されることによって、コーティング層71A(73A)の表面粗さが好適に増大される。
また、上記の実施形態によれば、第1スクレーパ71S(または第2スクレーパ73S)によって、第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)の周面が好適に清掃される。このため、前記周面に異物が付着することによって、第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)の搬送力が低下することが防止される。
また、上記の実施形態によれば、定着部60によって定着処理が施されたシートSは、下方から上方に向かって搬送ユニット70に搬入された後、第1ガイド701(または第2ガイド702)によって略水平方向に向かって誘導される。そして、トナー像が形成された第1の面F1が下方に面する姿勢で、シートSが第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)によって排紙部101に排出される。特に、第1ガイド701(または第2ガイド702)によって進行方向が変化された後、シートSが湾曲するように撓んだ状態で、シートSの先端部が第1従動コロ72(または第2従動コロ74)の周面に当接される。このため、シートSに過剰の負荷がかかることを抑止した状態で、シートSが排紙部101に排出される。この際、シートSの先端部が当接する第1従動コロ72(または第2従動コロ74)とは反対側の第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)にコーティング層71A(73A)が形成される。そして、前記コーティング層71A(73A)にシートSの第1の面F1が接触するように、シートSの第1の面F1が下方に面された状態でシートSが排紙される。このため、排紙部101にシートSを排出させるにあたり、第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)に離型剤が付着することによって生じる画質欠陥が好適に抑止される。更に、シートSの先端部が第1排出ローラー71(または第2排出ローラー73)の周面に当接し、コーティング層71A(73A)が剥離されることが抑止される。
以上、本発明の実施形態に係る搬送ユニット70およびこれを備える画像形成装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を採用することができる。
(1)上記の実施形態では、搬送ユニット70が2つの搬送路及び2対の搬送ローラー対を備える態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。搬送ユニット70は、1つの搬送路および1対の搬送ローラー対を備えるものであってもよい。
(2)また、上記の実施形態では、搬送ユニット70は、シートSを上方に向かって搬送した後、略水平方向に搬送する態様にて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。搬送ユニット70は、第1の方向にシートSを搬送したのち、第1の方向と交差する第2の方向にシートSを搬送するものであればよい。
(3)上記の実施形態では、第1排出ローラー71または第2排出ローラー73のコーティング層71A、73Aがフッ素系材料から構成される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、コーティング層71A(73A)は、トナーの離型剤に対する親和性がシートSよりも低い材料によって構成されるものであればよい。また、コーティング層71A(73A)に分散される粒子は、セラミック粒子に限定されるものではない。前記粒子は、ガラス粒子、各種のフィラー、微粒子、固形粉末などであってもよい。換言すれば、コーティング層71A(73A)に分散されることによって、第1排出ローラー71または第2排出ローラー73の周面とシートSとの摩擦係数が上昇されるものであればよい。
1 画像形成装置
101 排紙部
50C 上方搬送路
50C1 第2搬入路(シート搬入路)
50C2 第2排出路(シート搬送路)
50D 下方搬送路
50D1 第1搬入路(シート搬入路)
50D2 第1排出路(シート搬送路)
60 定着部
61 定着ローラー
62 加圧ローラー
63 定着排出ローラー
64 誘導加熱ユニット
70 搬送ユニット(シート搬送装置)
70A 搬送ハウジング
70B 第1搬送ローラー対(搬送ローラー対)
70C 第2搬送ローラー対(搬送ローラー対)
701 第1ガイド(ガイド部)
701A 第1ガイド面(対向部)
702 第2ガイド(ガイド部)
702A 第2ガイド面(対向部)
71 第1排出ローラー(駆動ローラー)
71A、73A コーティング層
71S 第1シャフト
72 第1従動コロ(従動ローラー)
73 第2排出ローラー(駆動ローラー)
73S 第2シャフト
74 第2従動コロ(従動ローラー)

Claims (7)

  1. 離型剤を含むトナーによって形成されたトナー像が定着された第1の面と前記第1の面とは反対側の第2の面とを備えるシートを所定の搬送方向に搬送するシート搬送装置であって、
    前記シートが第1の方向に向かって搬入されるシート搬入路と、
    前記シート搬入路の前記搬送方向下流側に連設され、前記シートが前記第1の方向と交差する第2の方向に向かって搬送されるシート搬送路と、
    前記シート搬入路と前記シート搬送路との間に配置され、前記シート搬入路に搬入された前記シートの先端部が当接され、かつ、前記シートの前記第2の面が摺擦される対向部を備え、前記シートを前記第1の方向から前記第2の方向に向かって誘導するガイド部と、
    前記ガイド部よりも前記搬送方向下流側に配置され、前記シートの前記第1の面に接触し、回転駆動され、周面にコーティング層が形成された駆動ローラーと、前記駆動ローラーに対向して配置され、前記シートの前記第2の面に接触し、前記駆動ローラーに従動して回転される従動ローラーと、を備え、前記シートを搬送する搬送ローラー対と、を有し、
    前記ガイド部材は、前記シートの前記先端部が前記従動ローラーの周面に当接するように前記シートを誘導し、
    前記コーティング層は、前記トナーの前記離型剤に対する親和性が前記シートよりも低い材料によって構成されていることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記コーティング層は、フッ素系材料から構成されることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記コーティング層に、固形粒子が分散されていることを特徴する請求項1または2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記固形粒子は、セラミック粒子であることを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記駆動ローラーの前記周面を清掃する清掃手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  6. 前記シートの前記第1の面に前記トナー像を形成する画像形成部と、
    前記シートに前記トナー像の定着処理を施す定着手段と、
    前記定着処理が施された前記シートが前記第1の方向に向かって搬入され、かつ、前記シートを前記第2の方向に向かって搬送する請求項1乃至5の何れか1項に記載のシート搬送装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記シート搬送装置によって前記第2の方向に搬送された前記シートが排出される排紙部を更に備え、
    前記第1の方向は、下方から上方に向かう方向であり、
    前記第2の方向は、略水平方向に向かう方向であり、
    前記駆動ローラーは前記従動ローラーの下方に配置されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
JP2012146251A 2012-06-29 2012-06-29 シート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置 Pending JP2014009062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012146251A JP2014009062A (ja) 2012-06-29 2012-06-29 シート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012146251A JP2014009062A (ja) 2012-06-29 2012-06-29 シート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014009062A true JP2014009062A (ja) 2014-01-20

Family

ID=50106084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012146251A Pending JP2014009062A (ja) 2012-06-29 2012-06-29 シート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014009062A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9671723B2 (en) 2015-04-17 2017-06-06 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with cleaning blade and rubbing rotatable member

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102067A (ja) * 1989-09-16 1991-04-26 Canon Inc 画像形成装置の排紙ガイド装置
JPH0572844U (ja) * 1992-03-04 1993-10-05 株式会社新興製作所 印字媒体搬送ロ−ラ
JPH1010908A (ja) * 1996-06-25 1998-01-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH10194518A (ja) * 1996-11-16 1998-07-28 Mita Ind Co Ltd 画像形成機
JP2001183880A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US20020044802A1 (en) * 2000-08-11 2002-04-18 Takaaki Tsuruya Having image heating apparatus and image forming apparatus the same
JP2003020149A (ja) * 2001-07-11 2003-01-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2003095475A (ja) * 2001-09-20 2003-04-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004268294A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008156006A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Sharp Corp 画像形成装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102067A (ja) * 1989-09-16 1991-04-26 Canon Inc 画像形成装置の排紙ガイド装置
JPH0572844U (ja) * 1992-03-04 1993-10-05 株式会社新興製作所 印字媒体搬送ロ−ラ
JPH1010908A (ja) * 1996-06-25 1998-01-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH10194518A (ja) * 1996-11-16 1998-07-28 Mita Ind Co Ltd 画像形成機
JP2001183880A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US20020044802A1 (en) * 2000-08-11 2002-04-18 Takaaki Tsuruya Having image heating apparatus and image forming apparatus the same
JP2003020149A (ja) * 2001-07-11 2003-01-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2003095475A (ja) * 2001-09-20 2003-04-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004268294A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008156006A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Sharp Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9671723B2 (en) 2015-04-17 2017-06-06 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with cleaning blade and rubbing rotatable member

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5790046B2 (ja) 画像形成装置及び画像濃度制御方法
CN102234032A (zh) 图像形成装置、记录介质检测装置及记录介质的检测方法
CN103576515A (zh) 定影装置以及图像形成装置
CN103818742B (zh) 供纸装置、原稿输送装置和图像形成装置
US7460811B2 (en) Image forming apparatus
JP5753863B2 (ja) シート搬送装置、およびこれを備えた画像読取装置、画像形成装置
US8811881B2 (en) Cleaning device and image forming apparatus
CN100454165C (zh) 显影装置及具有该显影装置的图像形成装置
US9429880B2 (en) Transfer device and image forming apparatus
JP5153747B2 (ja) 画像形成装置
JP5849273B2 (ja) 貯留部、トナー通路および画像形成装置
US10423092B2 (en) Cleaning member, charging device, and image forming apparatus
JP2014009090A (ja) 媒体の収容容器および画像形成装置
JP2011033761A (ja) 画像形成装置
JP2012194444A (ja) 定着装置及びその定着装置を備えた画像形成装置
JP5433530B2 (ja) 画像形成装置及び中間転写ベルトの転写面処理方法
JP2010093406A (ja) 原稿送り装置及びこれを用いる画像形成装置
JP5961729B2 (ja) 給紙装置、およびこれを備えた画像読取装置、画像形成装置
US12228869B2 (en) Transfer device and image forming apparatus
US20240091818A1 (en) Cleaning device, reading device, and image forming apparatus
JP2009217268A (ja) 画像形成装置、従動ローラ及び画像形成装置の転写ベルト回転方法
JP5958789B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP5759916B2 (ja) 定着装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2024099080A (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP2006023660A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150623