JP2014019085A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ニアエンド状態の警告表示がされてから実際にエンド状態になるまでの期間が長くなり、ニアエンド状態が長期間警告表示され続ける。
【解決手段】動作要求が印刷要求であれば、印刷動作を実行して、印刷時吐出滴量を加算し、動作要求がクリーニング要求であれば、クリーニング動作を実行して、クリーニング時滴量を加算して、予め定めた計測期間(ニアエンド閾値算出期間)を経過したときには、計測した消費量から規定期間(ニアエンド期間)の消費量を算出して保存し、保存した規定期間の消費量からニアエンド閾値を変更する。
【選択図】図6
【解決手段】動作要求が印刷要求であれば、印刷動作を実行して、印刷時吐出滴量を加算し、動作要求がクリーニング要求であれば、クリーニング動作を実行して、クリーニング時滴量を加算して、予め定めた計測期間(ニアエンド閾値算出期間)を経過したときには、計測した消費量から規定期間(ニアエンド期間)の消費量を算出して保存し、保存した規定期間の消費量からニアエンド閾値を変更する。
【選択図】図6
Description
本発明は画像形成装置及びプログラムに関する。
インク、トナーなどの記録剤を使用して画像を形成する画像形成装置にあっては、記録剤の残量が減少してきたときに、ユーザに例えば記録剤カートリッジのスムーズな補充、交換を促すために、エンド状態に至る前の段階である一定残量値であるニアエンド状態になったこと警告表示するようにしている。
また、例えば記録剤としてインクを使用するインクジェット記録装置としては、維持回復動作などで生じるインクの廃液を収容する廃液タンクを交換可能とするものがある。このような装置にあっては、廃液タンクのニアエンド状態(ニア満杯状態)を検知することで同様に警告表示を行うようにしている。
従来、トナーのニアエンド状態を検出した時点での印刷枚数とトナー残量から印刷可能枚数を算出して、トナーエンドまでの連続印刷可能枚数から印刷出力の可否を判別したり、印刷出力条件から印刷可能枚数を増減させることができるようにしたものがある(特許文献1)。
ところで、例えばインクジェット記録装置においては、インクのニアエンド状態の検出は、平均的なユーザの単位期間当たりの印刷枚数を想定して閾値を設定し、インク残量が閾値以下になったときにニアエンド状態とするのが一般的である。同様に廃液タンクは、廃液タンク容量に対して排出した廃液量が閾値以上になったときにニアエンド状態とする。
そのため、単位期間(例えば一か月)の印刷枚数がかなり少ないユーザにとっては、ニアエンド状態の警告表示がされてから実際にエンド状態になるまでの期間が長くなり、その間、長期間警告表示がされ続け、記録剤の交換や廃液タンクなどの消耗品の交換をスムーズに行なうことができないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、消耗品の交換をスムーズに行えるようにしてユーザの利便性を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る画像形成装置は、
交換可能な消耗品の使用可能量がニアエンド閾値になったか否かを判別して、前記ニアエンド閾値になったときにニアエンド表示をするニアエンド表示手段と、
予め定めたニアエンド閾値算出期間における前記消耗品の使用量を計測する使用量計測手段と、
前記使用量計測手段で計測されたニアエンド閾値算出期間における前記消耗品の使用量に基づいて、前記消耗品がニアエンド状態からエンド状態になるまでの前記ニアエンド表示をする予め定めたニアエンド期間における前記消耗品の使用量を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出された前記ニアエンド期間における前記消耗品の使用量によって前記ニアエンド閾値を変更する閾値変更手段と、を備えている
構成とした。
交換可能な消耗品の使用可能量がニアエンド閾値になったか否かを判別して、前記ニアエンド閾値になったときにニアエンド表示をするニアエンド表示手段と、
予め定めたニアエンド閾値算出期間における前記消耗品の使用量を計測する使用量計測手段と、
前記使用量計測手段で計測されたニアエンド閾値算出期間における前記消耗品の使用量に基づいて、前記消耗品がニアエンド状態からエンド状態になるまでの前記ニアエンド表示をする予め定めたニアエンド期間における前記消耗品の使用量を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出された前記ニアエンド期間における前記消耗品の使用量によって前記ニアエンド閾値を変更する閾値変更手段と、を備えている
構成とした。
本発明の請求項1に係る画像形成装置によれば、消耗品の交換をスムーズに行えるようになり、ユーザの利便性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置を含むネットワーク・システムについて図1の説明図を参照して説明する。
この画像形成装置を含むオフィス・フロアでのネットワーク・システム10は、画像形成装置(以下「MFP」ともいう。)12と、情報処理装置14と、サーバ26などがイーサネット(登録商標)などローカルエリア・ネットワーク(LAN)28により相互接続されている。LAN28は、ハブ16により画像形成装置12、サーバ26、情報処理装置14などを物理接続していて、媒体アクセス制御(MAC)アドレスおよびIPアドレスを使用した相互通信を行っている。
ハブ16は、さらにルータ18に接続され、ルータ18は、MFP12および情報処理装置14、サーバ26をインターネット、ワイドエリア・ネットワーク(WAN)などの広域ネットワーク20に接続している。
広域ネットワーク20には、POPサーバ22が接続されていて、画像形成装置12、情報処理装置14、およびサーバ26との間でSMTPプロトコルを使用した電子メールの伝送を可能としている。なお、広域ネットワーク20には、図1に示す以外にも、ウェブ・サーバなどが接続されていても良い。また、POPサーバ22は、ISPなどが提供するメール・サーバであっても良く、また、社内に設置された専用メール・サーバとして実装することもできる。
画像形成装置12は、ファクシミリ、コピー、プリンタ、ARDF(Auto Reverse Document Feeder)などの複合的な機能を提供しており、ユーザからの直接指令または情報処理装置14などのジョブ要求、公衆電話網24から受信したファクシミリ・データを処理し、画像形成を行う。
次に、画像形成装置12について図2の機能ブロック図を参照して説明する。
画像形成装置12は、プリンタ、コピー、ファクシミリなどの機能を提供するための各種機能を含んでおり、ドキュメントを読み込んで、光学読み取りを行うためのARDF30と、ユーザに対して各種設定を可能とする、LCDパネルを含む操作パネル34とを含む。ARDF30は、原稿台上にセットされたドキュメントを、モータ32を起動してドキュメントの光学読み取りを行うスキャナ36に送り、照射光学系、駆動モータ、CCDなどを駆動してドキュメントをデジタル・データに変換する。
画像形成装置12は、コントローラ38と、画像形成を担当するプリンタエンジン52とを備えている。コントローラ38は、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、Windows(登録商標)200Xサーバなどのオペレーティング・システム(以下、OSとして参照する。)を動作する、CPU(図示せず)を含んでいる。
コントローラ38は、上述したOSの下で、C、C++、JAVA(登録商標)、Perlなどのプログラミング言語で記述されたアプリケーション・プログラムやApache、サーブレットなどのサーバ・プログラムを実行し、ウェブ・サーバの一部機能も提供する。
また、コントローラ38は、ストレージ管理部40と、通信処理部42と、イメージ変換部44とを備えている。ストレージ管理部40は、SDRAM、ハードディスク装置などの記憶装置56の入出力管理を実行する。
また、通信処理部42は、56Kbpsまたは126Kbps程度の通信レートのファックス・モデム58から受信したITU−T勧告T.6などのプロトコルでデータを、ランレングス符号化、MR、MMRなどの符号化方法を使用して復号化し、また画像形成装置12からのファクシミリ送信のためにデジタル・データをコードする。また、通信処理部42は、IPプロトコル・スイートおよびTCP/IPまたはUDP/IPを使用するデータ伝送も管理する。
通信処理部42は、コントローラ38が含むアプリケーション・プログラムからのデータ伝送要求を受付け、IPパケットまたはフレームを作成し、ネットワーク・インタフェース・カード(NIC)60からイーサネット(登録商標)またはワイヤレスLANへとデータを伝送し、また入来データをアプリケーション・プログラムへと伝送する。なお、通信処理部42は、上述した処理を実行するため、PPP(Point to Point Protocol)およびPPPoE(PPP on Ethernet(登録商標))などのデータ接続プロトコルをサポートする。
イメージ変換部44は、画像形成装置12が取得したデータを、GIF、BMP、JPEG、JPEG2000、TIFF、PNGなどのイメージ・データに変換し、変換されたイメージ・データを使用してPDL(Page Description Language)を作成し、作成したPDLをプリンタエンジン52に渡し、画像形成させる。
その他、コントローラ38は、フラッシュROM50などを実装し、画像形成装置12の起動時のセットアップ・データや画像形成に使用する色変換データなどを管理している。USB制御部48を含んでいて、USBコネクタ62を介してUSBホスト(図示せず)やプリンタエンジン52との間のバス接続を管理する。
なお、USB制御部48は、IEEE802.15などにより規定されるUWBプロトコルをサポートしていても良い。
画像形成装置12は、PSU54を実装していて、PSU54は、画像形成装置12の電源管理を行っている。
プリンタエンジン52は、電子写真法又はインクジェット法を使用した画像形成を行っており、各画像形成方法により画像を形成するため、感光体、半導体レーザ、現像器、転写装置、定着装置またはインク容器およびインクジェット・ノズルなどを含んで構成されている。また、プリンタエンジン52は、PJL(Printer Job Language)をサポートしていて、外部からのプリント要求に対応した印刷を実行することができる。
コントローラ38とプリンタエンジン52は、コントローラ38がホスト、プリンタエンジン52がデバイスとなってUSB通信をすることで、印刷データや印刷に必要な制御パラメータの送受信を行なう。
SDRAMなどの記憶装置56は、複数のデータセットを管理する。記憶装置56が管理する本実施形態にかかわるデータセットは、送信元登録データ(SUC_ADDR:source_Address)64、通知先登録データ(ACK_ADDR:Acknowledge_Address)66、およびMIB(Management Information Base)68である。
送信元登録データ64は、ユーザがあらかじめ設定し、受信したファクシミリ・データの通知を受けるか否かを指定するデータである。送信元登録データ64は、ファクシミリ番号のフォーマットで登録する。
また、通知先登録データ66は、当該ユーザの通知先アドレスを登録する。通知先登録データ66は、種々のフォーマットで登録することができ、例えば、メーラ46を使用して電子メールとして通知メッセージを送信するための電子メール・アドレス、MACアドレス、IPアドレス(プライベート・アドレス/サブネット・マスクで規定されるローカル・ドメイン)、または端末名称を使用することができる。
MACアドレス、IPアドレスを通知先登録データ66として使用する場合、端末名称またはユーザ識別値と、MACアドレスまたはIPアドレスとの対応テーブルを実装することが、ユーザ入力の手間を省くためには好ましい。また、ネットワーク基盤がTCP/IPではなく、NETBIOSを使用している場合には、端末名称を使用して、端末名称とIPアドレスとMACアドレスなどを対応させて登録したルックアップテーブルなどを通知先登録データ66とすることができる。
MIBは、RFC1156として規定されているMIB1またはRFC1213で規定されているMIB2を使用して構成される、ネットワーク管理情報を登録するデータセットであり、管理するべき画像形成装置に状態を、オブジェクト識別値(OID)およびそのステータス・データとして対応づけて管理する。
なお、情報処理装置14およびサーバ26は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、ブレード・サーバやシンサーバなどサーバ専用の情報処理装置である。情報処理装置14は、アプリケーションソフトによる処理結果を、プリンタ・ドライバを介して画像形成装置12に伝送し、画像形成装置12に対して処理結果を出力させている。また、サーバ26がプリンタ・サーバとして提供されている場合には、サーバ26は、情報処理装置14からのプリント要求を受付け、適切な画像形成装置12にプリントジョブを指令している。
次に、画像形成装置12のコントローラ38のソフトウエア構成について図3のブロック説明図を参照して説明する。
ポータルソフトウエア(Portal Software)101は、各機能のアプリケーションソフトの設定、削除を行う。ドキュメントマネージャ(Document manage)102、スキャン(Scan)103、ファックス(FAX)104、プリント(print)105は、マルチファンクション画像形成装置に必要な各種アプリケーションソフトである。
TWINドライバ(TWAIN driver)112は、スキャナなどのイメージスキャナから入力した画像データをPC上で使用が可能な形式に変換する。
PC−FAXドライバ(PC−FAX driver)113は、FAXより入出力された画像データをPC上で使用が可能な形式に変換する。
RPCSドライバ(RPCS driver)114は、画像データをプリンタ出力(印刷出力)が可能な形式に変換する。
PCLドライバ(PCL driver)115は、PCL(ページ記述言語)形式の印刷データをプリンタ出力可能な形式に変換する。
SMU(System Management Unit)116は、AIO機器情報を管理をし、各ドライバ(driver)のデータサイズや図1のRAM/ROM容量情報などの機器情報も記憶する。
MIB117は、機器情報データベースを意味する。
LSD(Local Status and Diagnostic)118:PC(パーソナルコンピュータ)上からUSB等を経由して機器設定の登録・変更を行うアプリケーションである。
次に、本発明を実施するソフト制御構成の一例について図4のブロック説明図を参照して説明する。ここでは、インクジェット記録装置の構成で説明する。
コントローラ38は、画像データを取り込む画像データ入力部101と、画像データ入力部301で取り込まれた画像データの印刷をプリンタエンジン52に対して要求する印刷要求制御部302と、記録ヘッドの維持回復(メンテナンス)動作を要求するメンテナンス要求制御部303とを有している。
また、操作パネル34から入力制御を司る操作パネル入力制御部304と、操作パネル34からの入力判定を行う操作パネル入力判定部305と、LCDメッセージ表示制御部306とを有している。
プリンタエンジン52は、印刷要求制御部302からの印刷要求を受けて印刷動作を制御する印刷制御部501と、印刷回数を判定する印刷回数判定部502と、メンテナンス要求制御部303からのメンテナンス要求を受けてメンテナンス動作におけるクリーニング回数及び空吐出回数を判定するクリーニング、空吐出回数判定部503とを有している。
また、ニアエンドを判定するニアエンド閾値を算出設定するニアエンド閾値算出部504と、ニアエンド閾値を保存するニアエンド閾値保存部505とを有している。
なお、コントローラ38は、図示しないが、スキャナ制御部、FAX制御部、ネットワーク制御部なども有している。
これらのコントローラ38及びプリンタエンジン52の各部が、本発明におけるニアエンド表示手段、使用量計測手段、算出手段、閾値変更手段、累積使用量計測手段、取り込む手段、判別手段などを兼ねている。
次に、ニアエンド状態の表示例の一例について図5を参照して説明する。
このニアエンド表示は、シアン(C)インクがニアエンド状態になっていることを示す表示例である。後述するように、図5(a)はニアエンド閾値になったときに使用するニアエンド表示、図5(b)はニアエンド追加閾値になったときに使用するニアエンド表示である。
次に、本発明の第1実施形態について図6のフロー図を参照して説明する。なお、ステップS1001などは、単に「S1001」というように表記する。
まず、動作要求を判定し(S1001)、動作要求が印刷要求であれば(S1002)、印刷動作を実行して(S1003)、印刷時吐出滴量を加算する(印刷時の空吐出量を含む)(S1004)。空吐出(予備吐出などとも称される。)とは画像形成に寄与しない液滴を吐出する動作である。
また、動作要求がクリーニング要求であれば(S1005)、クリーニング動作を実行して(S1006)、クリーニング時滴量を加算する(S1007)。
その後、予め定めた計測期間を経過したか否かを判別する(S1008)。ここで、「計測期間」は、本願におけるニアエンド閾値算出期間である。
そして、測定期間を経過したときには、予め定めた規定期間の消費量を算出して保存する(S1009)。ここで、「規定期間」は、図示しない消耗品(例えばインクカートリッジ、廃液タンク)がニアエンド状態からエンド状態になるまでのニアエンド表示をする予め定めた本願における「ニアエンド期間」である。
そして、保存した規定期間の消費量からニアエンド閾値を算出して変更する(S1010)。
この第1実施形態について具体的に説明する。ここでは、インクジェット記録装置で説明する。
まず、インク消費量算出は、インク消費量=Σ(印刷時インク滴サイズ×滴数)+Σ(クリーニング時ヘッド吸引規定値×クリーニング回数)+Σ(印刷時空吐出滴規定値×空吐出回数)、で算出している。
なお、インク滴サイズ(大滴、中滴、小滴の3種類とする)、ヘッド吸引規定値、平均的な印刷時インク量、インクカートリッジ容量、廃液タンク容量は、例えば、次のとおり定めている。
大滴:0.000000020ml
中滴:0.000000009ml
小滴:0.000000003ml
中滴:0.000000009ml
小滴:0.000000003ml
ヘッド吸引規定値:0.2ml(1色当たり)
空吐出規定値:0.0004ml(1色当たり)
平均的な印刷時インク量:0.01ml(ISOチャート1色当たり)
インクカートリッジ容量:30ml(1色当たり)
廃液タンク容量:200ml
空吐出規定値:0.0004ml(1色当たり)
平均的な印刷時インク量:0.01ml(ISOチャート1色当たり)
インクカートリッジ容量:30ml(1色当たり)
廃液タンク容量:200ml
ここで、インクの消費量は、上記のように使用するヘッドのノズルからインク滴が吐出されるインク滴のサイズ(容量)を基に、印刷や空吐出、クリーニングでヘッドのすべてのノズルから吐出されたインク滴数の合算で表す。
そして、装置の工場出荷時において、装置の販売先想定ユーザの印刷1枚当たりの平均的な消費量を基に、ニアエンド閾値を予め設定している。ニアエンド期間は10日とする。なお、「ニアエンド期間」とは、上述したように、ニアエンド表示の開始からエンドになるまでの期間、すなわちニアエンド表示をしている期間の意味である。
例えば、
インクニアエンド発生後10日で、印刷する枚数のインク消費量:3ml
インクニアエンド発生後10日のクリーニングで使用するインク消費量:0.4ml
廃液タンクニアエンド発生後10日に廃液満タンが発生するインク残容量:0.8ml
としている。
インクニアエンド発生後10日で、印刷する枚数のインク消費量:3ml
インクニアエンド発生後10日のクリーニングで使用するインク消費量:0.4ml
廃液タンクニアエンド発生後10日に廃液満タンが発生するインク残容量:0.8ml
としている。
また、装置の最初の電源投入時に、ニアエンド閾値算出期間(計測期間)として定めた一定期間(例えば30日)のインク消費量の計測を開始する。
インク消費量は、印刷やクリーニングの際にヘッドから出力されるインクの滴数の総量を、上記式を基にカウントする。
ここで、計測開始から30日経過後の印刷枚数が250枚でインク滴サイズと印刷時空吐出を加算した消費量が3mlで、クリーニング回数が9回だった場合、ニアエンド表示からエンド表示までのニアエンド期間である10日間の消費量又は残量は、次のようになる。
インクニアエンド発生後10日で、印刷する枚数のインク消費量:1ml(10日当たり1ml)、
インクニアエンド発生後10日のクリーニングで使用するインク消費量:0.6ml(クリーニング3回)、
廃液タンクニアエンド発生後10日に廃液満タンが発生するインク残容量:0.6ml(クリーニング3回)
インクニアエンド発生後10日のクリーニングで使用するインク消費量:0.6ml(クリーニング3回)、
廃液タンクニアエンド発生後10日に廃液満タンが発生するインク残容量:0.6ml(クリーニング3回)
そうすると、例えばインクカートリッジのニアエンド期間(規定)における合計消費量は、1.6mlとなるので、これを新たなニアエンド閾値とする(閾値を変更する)。同様に、廃液タンクについては0.6mlとなるので、これを新たなニアエンド閾値とする(閾値を変更する。)。
このように、一定期間(計測期間:ニアエンド閾値算出期間)の使用量(消費量)に基づいてニアエンド期間における使用量を算出し、算出した消費量によってニアエンドを判定するニアエンド閾値を変更する。これにより、消耗品がニアエンド状態からエンド状態になるまでのニアエンド期間が一定になるようにニアエンド閾値が変更され、ニアエンド状態が長期間表示され続けることが低減し、消耗品の交換をスムーズに行なうことができ、ユーザの利便性が向上する。
また、本実施例のように、インクジェット記録装置(液滴を吐出するヘッドを有する画像形成装置)に適用することで、インクの場合は、トナーよりインク使用量(ヘッドから吐出される液体の量)は、各ノズルからの吐出回数からかなり正確に算出することができ、より正確にニアエンド閾値を算出することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図7のフロー図を参照して説明する。
まず、本実施形態では、前記第1実施形態と同様に、動作要求を判定し、動作要求が印刷要求であれば、印刷動作を実行して、ニアエンド閾値算出期間である計測期間の印刷時吐出滴量を加算する(印刷時の空吐出量を含む)(S1101〜S1104)。その後、インクカートリッジの使用開始からの累積使用量を計測するため、累積期間の印刷時吐出滴量を加算する(印刷時の空吐出量を含む)(S1105)。
また、動作要求がクリーニング要求であれば、クリーニング動作を実行して、ニアエンド閾値算出期間である計測期間のクリーニング時滴量を加算する(S1106〜S1108)。その後、インクカートリッジの使用開始からの累積使用量を計測するため、累積期間のクリーニング時滴量を加算する(S1109)。
そして、インク残量(消耗品残量)を算出し(S1110)、ニアエンド閾値と比較する(S1111)。
そして、インク残量がニアエンド閾値以下になったか否かをチェックしてニアエンドか否かを判別する(S1112)。
ここで、ニアエンドになっていれば、ニアエンド表示(ニアエンドエラー表示)を行う(S1113)。
その後、またニアエンドになっていなければそのまま、計測期間(ニアエンド閾値算出期間)を経過したか否かを判別する(S1114)。
そして、計測期間を経過したときには、規定期間(ニアエンド期間)の消費量の算出と保存を行う(S1115)。
その後、保存した規定期間の消費量と、使用開始からの累積消費量の一定期間平均値を予め定めた比率で重み付けを行った値とを合算した値と、ニアエンド期間とから、ニアエンド閾値を更新設定(変更)する(S1116)。
本実施形態について具体的に説明する。
本実施形態では、上述した第1実施形態の動作に加えて、一定期間(例えば30日)経過後に、過去30日の印刷枚数が500枚でインク滴サイズと印刷時空吐出を加算した消費量が6mlで、クリーニング回数が18回だった場合、ニアエンド期間(例えば10日)における消費量は、次のとおりとなる。
インクニアエンド発生後10日で、印刷する枚数のインク消費量:2ml(10日当たり2ml)
インクニアエンド発生後10日のクリーニングで使用するインク消費量:1.2ml(クリーニング6回)
廃液タンクニアエンド発生後10日に廃液満タンが発生するインク残容量:1.2ml(クリーニング6回)
インクニアエンド発生後10日のクリーニングで使用するインク消費量:1.2ml(クリーニング6回)
廃液タンクニアエンド発生後10日に廃液満タンが発生するインク残容量:1.2ml(クリーニング6回)
次に、装置を使い始めてからの現在までの累積使用期間が、例えば90日で、その時の累積インク消費量が、印刷時15ml、クリーニング時9.6mlであった場合、過去90日間中を10日間に平均したインク消費量は、次のようになる。
印刷時:1.7ml(15ml/9)
クリーニング時:1.1ml(9.6ml/9)
クリーニング時:1.1ml(9.6ml/9)
そこで、過去30日間のインク消費量と、使用開始からの累積インク消費量を2:1で合算して算出すると、以下の値になる。
印刷時:(2ml×2+1.7ml)/3
クリーニング時:(1.2ml×2+1.1ml)/3
クリーニング時:(1.2ml×2+1.1ml)/3
そこで、上記規定期間の消費量からインクカートリッジのニアエンド閾値、廃液タンクのニアエンド閾値を変更する。
そして、印刷、クリーニングを実行したとき、インクカートリッジの残量又は廃液タンクの残容量と比較を行い、残量が上記ニアエンド閾値(上記の例では、印刷時とクリーニング時の合算(1.9ml+1.16ml=3.06ml)を下回った場合は、装置の表示装置からニアエンドを表示してユーザへ警告する。
このように、一定期間(計測期間、ニアエンド閾値算出期間)の消費量と累積消費量とに基づいてニアエンド閾値を変更することによって、ニアエンド期間をより一定の期間に近づけることができる。
次に、本発明の第3実施形態について図8のフロー図を参照して説明する。
本実施形態では、操作パネル34のメニュー項目から設定画面を表示させ、ニアエンド期間(規定期間)の設定を促し、操作パネルから入力されるニアエンド期間を取り込み(S1201〜S1203)、ニアエンド閾値算出期間(計測期間)の設定を促し、操作パネル34から入力されるニアエンド閾値算出期間を取り込む(S1204,S1205)。
そして、設定されたニアエンド期間、ニアエンド閾値算出期間を基に前記第1あるいは第2実施形態の処理を行う。
本実施形態について具体的に説明する。
例えば装置画面表示のメニューの項目から、一般的な機器操作手順でニアエンド算出設定画面(ここでは図示しない)を表示させる。そして、設定画面では、ニアエンド期間(例えば、5日、10日)、ニアエンド閾値算出期間(例えば、0日、60日、90日)をユーザが設定する。
次に、本発明の第4実施形態について図9のフロー図を参照して説明する。
本実施形態では、一のインクカートリッジについてニアエンド状態が発生する(S1301)と、他のインクカートリッジを検索して、他のインクカートリッジが予め定めたニアエンド追加閾値以下か否かを判別する(S1302,S1303)。
ここで、ニアエンド追加閾値とは、インク消費量がニアエンド閾値に達していないが、予め定めた期間内にニアエンド閾値以下になると予想される消費量として予め定めた閾値である。
そして、ニアエンド追加閾値以下の他のインクカートリッジがあれば、一のインクカートリッジについてニアエンド状態を表示するとともに、ニアエンド追加閾値以下の他のインクカートリッジについてもニアエンド状態を一のインクカートリッジのニアエンド表示と異なる表示形式でニアエンド表示をする(S1304)。つまり、例えば、ニアエンド閾値以下になったインクカートリッジのニアエンド表示と、ニアエンド閾値を超えているがニアエンド追加閾値以下のインクカートリッジのニアエンド表示とを異ならせる。
本実施形態について具体的に説明する。
例えば、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のインクを使用するとして、前記第1あるいは第2実施形態の動作において、ある色のインクカートリッジのニアエンドが検出された場合、残り3つの色のインクカートリッジのインク残量の確認を行う。
そして、確認したインク残量が、ニアエンド発生までの残期間が5日以内だった場合、ニアエンドカートリッジとして追加する。
前記第2実施形態の具体例で説明すると、10日分のインク残量(1.9ml+1.16ml)に、5日分の消費量(0.95ml+0.58ml)を加えた合計4.59ml以下のインク残量であれば、今回ニアエンドを検出したインクカートリッジと同じタイミングで、機器の表示装置から追加したカートリッジを合わせてニアエンドを表示する。
このとき、追加したインクカートリッジは、インクエンドが発生したカートカートリッジの表示色、例えば赤色と異なる例えば黄色で表示を行う。また、機器の製造コストから単色表示しかできない表示装置を使用する場合は、表示する文字のフォントや表示する文字を括弧で括るなどして識別表示をするようにしてもよい。図5(a)はニアエンド状態の表示、(b)は追加したニアエンド状態の表示の例である。
なお、上記各実施形態において説明した具体例は、ある機器のインク消費量を基に算出した値であり、適用する対象機器の想定使用環境によってインク消費量の評価を行い適切な値を算出することは勿論のことである。
また、上述した各処理はプログラムによってコンピュータに行なわせることができる。このプログラムは、記憶媒体に記憶して提供することができ、或はインターネットネットなどのネットワークを通じてダウンロードすることで提供される。また、上記実施形態で説明した画像形成装置とホスト側(情報処理装置)とを組みあせて画像形成システムを構成することもできる。
また、上記実施形態では、消耗品として、インクカートリッジや廃液タンクで説明しているが、これに限定されるものではなく、例えばトナーなどの消耗品についても同様に適用できる。
12 画像形成装置
38 コントローラ
52 プリンタエンジン
56 記憶装置
301 画像データ入力部
302 印刷要求制御部
303 メンテナンス要求制御部
304 操作パネル入力制御部
305 操作パネル入力判定部
306 LCDメッセージ表示制御部
501 印刷制御部
502 印刷回数判定部
503 クリーニング、空吐出回数判定部
504 ニアエンド閾値算出部
505 ニアエンド閾値保存部
38 コントローラ
52 プリンタエンジン
56 記憶装置
301 画像データ入力部
302 印刷要求制御部
303 メンテナンス要求制御部
304 操作パネル入力制御部
305 操作パネル入力判定部
306 LCDメッセージ表示制御部
501 印刷制御部
502 印刷回数判定部
503 クリーニング、空吐出回数判定部
504 ニアエンド閾値算出部
505 ニアエンド閾値保存部
Claims (8)
- 交換可能な消耗品の使用可能量がニアエンド閾値になったか否かを判別して、前記ニアエンド閾値になったときにニアエンド表示をするニアエンド表示手段と、
予め定めたニアエンド閾値算出期間における前記消耗品の使用量を計測する使用量計測手段と、
前記使用量計測手段で計測されたニアエンド閾値算出期間における前記消耗品の使用量に基づいて、前記消耗品がニアエンド状態からエンド状態になるまでの前記ニアエンド表示をする予め定めたニアエンド期間における前記消耗品の使用量を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出された前記ニアエンド期間における前記消耗品の使用量によって前記ニアエンド閾値を変更する閾値変更手段と、を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記消耗品の使用開始からの累積使用量を計測する累積使用量計測手段を備え、
前記算出手段は、前記使用量計測手段で計測された前記消耗品の使用量と、前記累積使用量計測手段で計測された前記累積使用量とに基づいて、前記ニアエンド期間における前記消耗品の使用量を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ニアエンド期間及び前記ニアエンド閾値算出期間の少なくともいずれかを外部又は操作パネルから取り込む手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記ニアエンド表示手段は、
少なくとも一の消耗品が前記ニアエンド閾値になったときに、他の消耗品について、前記ニアエンド閾値に対して予め定めた所定量の範囲内にあるニアエンド追加閾値になっているか否かを判別する手段と、
前記ニアエンド追加閾値になっている他の消耗品についてニアエンド表示をする手段と、を備え、
前記他の消耗品についてのニアエンド表示と前記一の消耗品のニアエンド表示とは表示形式を異ならせて表示させる
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 交換可能な消耗品の使用可能量がニアエンド閾値になったか否かを判別して、前記ニアエンド閾値になったときにニアエンド表示をする処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、
予め定めたニアエンド閾値算出期間における前記消耗品の使用量を計測する処理と、
前記計測されたニアエンド閾値算出期間における前記消耗品の使用量に基づいて、前記消耗品がニアエンド状態からエンド状態になるまでの前記ニアエンド表示をする予め定めたニアエンド期間における前記消耗品の使用量を算出する処理と、
前記算出された前記ニアエンド期間における前記消耗品の使用量によって前記ニアエンド閾値を変更する閾値変更処理と、をコンピュータに行わせる
ことを特徴とするプログラム。 - 前記消耗品の使用開始からの累積使用量を計測する累積使用量計測処理も行わせ、
前記ニアエンド期間における前記消耗品の使用量を算出する処理では、前記計測されたニアエンド閾値算出期間における前記消耗品の使用量と、前記計測された前記消耗品の使用開始からの累積使用量とに基づいて、前記ニアエンド期間における前記消耗品の使用量を算出させる
ことを特徴とする請求項5に記載のプログラム。 - 前記ニアエンド期間及び前記ニアエンド閾値算出期間の少なくともいずれかを外部又は操作パネルから取り込む処理を行わせることを特徴とする請求項5又は6に記載のプログラム。
- 前記ニアエンド表示をする処理では、
少なくとも一の消耗品が前記ニアエンド閾値になったときに、他の消耗品について、前記ニアエンド閾値に対して予め定めた所定量の範囲内にあるニアエンド追加閾値になっているか否かを判別する処理と、
前記ニアエンド追加閾値になっている他の消耗品についてニアエンド表示をする処理と、を行わせ、
前記他の消耗品についてのニアエンド表示と前記一の消耗品のニアエンド表示とは表示形式を異ならせて表示させる
ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のプログラム。
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|---|---|---|---|
| JP2012161007A JP2014019085A (ja) | 2012-07-19 | 2012-07-19 | 画像形成装置及びプログラム |
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|---|---|---|---|
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