JP2014064534A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】穀物貯留用のグレンタンク5と、グレンタンク5の下方に配置された収量センサ60と、機体前後方向に沿って配設された主フレーム12と、その主フレーム12に連設された台座ブラケット13とが備えられ、前記収量センサ60は前記主フレーム12と前記台座ブラケット13とにわたって載置されている。
【選択図】図6
Description
したがって、例えば、グレンタンク内の穀粒量を、グレンタンク内部の適所に設けた光センサや感圧センサなどによって、満杯等の所定レベルに達したことを検出するように構成された構造のものに比べて、収穫作業中の任意の時点で重量を検知することができる便利さに加え、所定レベルの検知前まで、もしくは所定レベルの検知後にも収穫作業を続けた場合でも、最終的に収容されている穀物重量を正確に検知し得る点で有用である。
しかしながら、このようにグレンタンクの重量をロードセルで計測する構造のものでは、ロードセルの配設位置が機体フレーム1上の強固なシャーシが存在する箇所で、かつロードセルを搭載可能な面積を有した部位に限られ、設計上の自由度が制約される傾向にある。
〔解決手段1〕
解決手段1にかかる発明では、穀物貯留用のグレンタンクと、前記グレンタンクの下方に配置された収量センサと、機体前後方向に沿って配設された主フレームと、その主フレームに連設された台座ブラケットとが備えられ、前記収量センサは前記主フレームと前記台座ブラケットとにわたって載置されている。
上記の解決手段によれば、収量センサの配設箇所として、主フレームの上方位置のみに限られることなく、主フレームに連設された台座ブラケットをも利用して配設することができるので、収量センサを配設箇所を、主フレーム上面の大きさによる制約などを受けることなく、比較的自由に選び易くなるという利点がある。
解決手段2にかかる発明の構成によると、前記台座ブラケットは、前記主フレームと、その主フレームに交差する左右方向に沿って配設された横フレームとに連結されている。
解決手段2によれば、主フレームと、その主フレームに交差する左右方向に沿って配設された横フレームとを利用して台座ブラケットの取り付け強度を向上し得る利点がある。
解決手段3にかかる発明の構成によると、前記台座ブラケットは、前記主フレームよりも機体左右方向での中央側寄り箇所に配設されている。
解決手段3によれば、機体左右方向での中央側寄り箇所に配設されている台座ブラケットが、外側の主フレームによって、他物との接触等から保護され易くなるという利点がある。
解決手段4にかかる発明の構成によると、前記台座ブラケットに前記収量センサの配設位置を決めるための位置決め部が備えられている。
解決手段4によれば、台座ブラケットを収量センサの設置部としてのみならず、位置決め部としても利用でき、部材の兼用化による構造の簡素化、小型化を期待し得る利点がある。
解決手段5にかかる発明の構成によると、前記グレンタンクは、機体前後方向での一端側の上下軸心回りでの揺動により、機体前後方向に沿う作業姿勢位置と、前記一端側から離れた位置の他端側が機体横外方側へ変位する非作業姿勢位置とにわたって位置変更可能に構成され、このグレンタンクの底部に、前記作業姿勢位置で前記収量センサの受圧面の上側に乗る支え脚部と、前記支え脚部が前記作業姿勢位置から外れた位置で、前記主フレームを備えた機体フレームに乗り上がり可能で、かつ前記支え脚部が前記作業姿勢位置にあると機体フレームの上面から離れるガイド脚部とが備えられている。
解決手段5によれば、グレンタンクの重量計測のために用いられる支え脚部とは別に、支え脚部が作業姿勢位置から外れているときに機体フレームに乗り上がった状態でグレンタンクの重量を支持することが可能なガイド脚部を備えているので、機体フレーム上におけるグレンタンクを安定的に支持し易いという利点がある。
そして、そのガイド脚部は、支え脚部が作業姿勢位置にあると機体フレームの上面から離れて、グレンタンクの重量が支え脚部のみを介して収量センサに伝えられるように設けてあるので、ガイド脚部の存在によって収量センサの重量計測が行い難くなることもない。
解決手段6にかかる発明の構成によると、前記支え脚部は、前記ガイド脚部よりも機体前後方向で前記上下軸心に近い側に配設されている。
解決手段6によれば、機体前後方向で支え脚部より上下軸心から遠い側に配設されるガイド脚部は、グレンタンクの機体前後方向での中央近くに存在する重心からの距離が長くなる。このため、グレンタンクの重量がガイド脚部に作用する比率を少なくして、比較的軽くグレンタンクを動かし易くなる。
また、支え脚部は逆に重心に近くなっていて、グレンタンクの重量を収量センサに精度良く負荷させ易くなる点で有用である。
解決手段7にかかる発明の構成によると、前記支え脚部は、前記ガイド脚部よりも機体左右方向での機体内方側寄り箇所に配設されている。
解決手段7によれば、グレンタンクの回動中心となる上下軸心をできるだけ機体の横外方近くに設けて、大きく横外方へ開放させるように構成される傾向にあるグレンタンクに対して、支え脚部の位置をできるだけ機体内方側へ寄せて位置させることができる。
これによって、前記上下軸心とグレンタンクの中央近くの重心位置とを結んでグレンタンクの対角方向に向けられる線分に対して、支え脚部の位置をガイド脚部よりも近づけて配設し易く、支え脚部がグレンタンクの重心を通る前記線分に近づいて、左右バランスの良い状態での重量検出を行い易くなる利点がある。
解決手段8にかかる発明の構成によると、前記ガイド脚部は、前記グレンタンクが非作業姿勢位置側から作業姿勢位置へ向けて移動する際に、前記支え脚部が前記収量センサの受圧面の上側に乗るよりも先に、前記機体フレームに乗るように配設されている。
解決手段8によれば、支え脚部が収量センサの受圧面の上側に乗るよりも先に、ガイド脚部が機体フレームに乗ることにより、グレンタンクの重量を一旦ガイド脚部と機体フレームとで受けることができる。
これによって、グレンタンクの重量に変動があっても、その変動に伴って支え脚部と収量センサの受圧面との相対高さに大きな変化が生じることを回避でき、支え脚部と収量センサの受圧面との相対高さを一定の範囲に保って収量センサによる重量計測を行い易くし得る利点がある。
解決手段9にかかる発明の構成によると、前記支え脚部と前記ガイド脚部とは、夫々に前記グレンタンクの重量が作用するローラを備えており、前記支え脚部に備えたローラを前記収量センサの受圧面の上側へ案内する案内部材と、前記ガイド脚部に備えたローラを前記主フレームの上面側へ案内する案内部材とが、前記主フレームに設けられている。
解決手段9によれば、ガイド脚部に備えたローラを主フレームの上面側へ案内する案内部材を備えることによって、支え脚部に備えたローラを収量センサの受圧面の上側へ案内する案内部材によるグレンタンクの持ち上げ案内量を少なくでき、軽快に操作し得る利点がある。
解決手段10にかかる発明の構成によると、前記台座ブラケットを設けた箇所の前記機体フレームの下側が床板で覆われ、前記台座ブラケットの下面側が前記床板に連結されている。
解決手段10によれば、台座ブラケットの下面側が床板と連結されることで強度を向上し得るとともに、下方側からの飛散泥土が収量センサに降りかかるのを抑制し易いという利点がある。
解決手段11にかかる発明の構成によると、前記支え脚部に備えたローラを案内する案内部材は、主フレームに支持された軸支部材に取り付けられており、その軸支部材は前記主フレームの横側面に溶接固定された固定ブラケットに対して着脱可能に連結固定されている。
解決手段11によれば、収量センサを備えない仕様のコンバインを構成する際には、固定ブラケットを除く軸支部材や、支え脚部に備えたローラを案内する案内部材を簡単に取り外すことができる。そして、取り外し状態では、機体フレーム上に軸支部材や案内部材などの無用な部材が存在せず、主フレームの横側面に固定ブラケットが存在するだけの状態とすることができるので、仕様変更を行い易いという利点がある。
図1及び図2に示すように、コンバインは、自脱型に構成されている。
このコンバインの機体フレーム1が、左右一対のクローラ走行装置2によって支持されて自走式に構成されているとともに、機体フレーム1上には、運転キャビン3、脱穀装置4、グレンタンク5、排ワラ処理装置7等が装備されている。そして、その機体フレーム1の前部に対して、後端側を揺動支点として前端側を上下揺動可能に刈取部8が備えられている。このように構成されたコンバインでは、収穫対象の植立穀稈を刈り取って機体後方に向けて搬送し、脱穀装置4で脱穀・選別処理して、選別回収された穀粒をグレンタンク5に貯留し、排ワラは排ワラ処理装置7で細断処理して圃場へ排出するように構成されている。
したがって、左右の駆動スプロケット20の等速同方向回転によって、前進、又は後進での直進走行が行われ、左右の駆動スプロケット20の不等速での同方向回転、もしくは互いに逆方向での回転によって旋回走行が行われる。
前記表示装置34は、車速やエンジン回転数、及び燃料残量等の他に、グレンタンク5に収容された穀物の重量や後述する内部品質計測装置57での計測結果等を表示可能に構成されている。
脱穀装置4は、刈取部8から搬送された刈取穀稈の株元側を図示しないフィードチェーンにより挟持して搬送しながら、扱室内で回転駆動される扱胴(図示せず)により穂先側を扱き処理して脱穀し、扱胴の下部に備えられた選別機構(図示せず)により穀粒とワラ屑等の塵埃とに選別し、単粒化した穀粒を回収してグレンタンク5に搬送し、塵埃は機外へ排出するように構成してある。又、脱穀処理後の排ワラは排ワラ処理装置7で細断処理されるように構成してある。
前記揚穀装置41は、図示しないが、円筒状の筒内にスクリュー軸を内装し、かつスクリュー軸の上端部に穀粒をグレンタンク5内に向けて跳ね飛ばす回転羽根が設けられ、穀粒を極力広範囲に拡散させて、均した状態でグレンタンク5内に貯留させることができるように構成されている。
図1乃至図3に示されているように、グレンタンク5は、前記揚穀装置41に対向する機体内方側の左側壁部5Aと、機体外方側の右側壁部5Bとが、作業姿勢位置で機体前後方向に沿う前後方向に長い箱状に形成されている。そして、作業姿勢位置で機体後方側に位置する後側壁部5Dよりも後方側に設けた上下軸心y1を回動中心として左右揺動可能に構成されている。
このように後方側の上下軸心y1から離れる前方側が左右揺動可能に設けられることによって、グレンタンク5は、長手方向が機体前後方向に沿い左側壁部5Aが機体内方側に向く作業姿勢位置と、前方側の前側壁部5Cが右横外方側に向けられて機体内方側が開放されるメンテナンス位置(非作業姿勢位置に相当する)とに姿勢変更可能に構成されている。
上記の搬出用底スクリュー51、縦送りスクリューコンベア52、及び、横送りスクリューコンベア53によって穀粒搬出用のオーガ50が構成されている。そして、このオーガ50により、グレンタンク5内に貯留されている穀粒が排出口53Aから外部に排出されるように構成されている。
つまり、支軸部56Aの中心は前記縦送りスクリューコンベア52の上下軸心y1と同一位置であり、グレンタンク5の前記支軸部56Aを支点にした左右方向への揺動は、上下軸心y1周りの揺動作動となる。
このコンバインには、グレンタンク5に貯留された穀粒の重量を計測するための重量検出部6が機体フレーム1上に設けられている。
重量検出部6は、図3乃至図7に示すように、グレンタンク5に貯留された穀粒の重量を計測するためのロードセル60(収量センサに相当する)が、作業姿勢位置に位置するグレンタンク5の荷重を受け止めて重量を計測可能であるように機体フレーム1に備えられている。
この重量検出部6には、上記のロードセル60を機体フレーム1に載置するための載置構造としての、縦向きフレーム12(主フレームに相当する)や台座ブラケット13が設けられるとともに、ロードセル60の受圧面63Aにグレンタンク5側の重量が作用するように案内する可動案内部材70(案内部材に相当する)が設けられる。また、グレンタンク5には、その重量をロードセル60に負荷させるための支え脚部80、及びグレンタンク5の機体フレーム1上での揺動移動を円滑に行わせるためのガイド脚部90が設けられる。
具体的には、作業姿勢位置に位置する状態のグレンタンク5の正面視における投影図の図心と同一位置、もしくはその近くに、ロードセル60の中心を通る前後方向の仮想鉛直面yF(図3及び図4における線分yF参照)が位置するように、機体フレーム1上におけるロードセル60の位置を定めてある。
したがって、例えば、ロードセル60の位置がグレンタンク5の揺動支点の近くで、グレンタンク5自体の重量による撓み変形量が極少ない傾向にあるような構造のものに比べると、グレンタンク5自体の重量当たりの変形量の割合が大きくなる傾向を利用して、グレンタンク5の重量をロードセル60で精度良く検出し易くなる。
機体フレーム1上におけるロードセル60の設置構造について説明する。
作業姿勢位置に位置する状態のグレンタンク5の下側に相当する箇所で、グレンタンク5の下側に位置する右側の縦向きフレーム12と横向きフレーム11との交差箇所のうちで、前記グレンタンク5の上下軸心y1から離れたグレンタンク5の前端近く箇所の下方に位置させて台座ブラケット13を設けてある。
この台座ブラケット13は、縦向きフレーム12の機体内方側で、かつ横向きフレーム11の機体後方側に相当する箇所に設けられ、縦向きフレーム12及び横向きフレーム11の上面と面一であるように形成された上面13aを備えて、縦向きフレーム12及び横向きフレーム11の夫々に溶接固定されている。
また、この台座ブラケット13は、縦向きフレーム12及び横向きフレーム11の下面側と、前記足回り支持フレーム10の上面側とにわたって設けられた板金材料製の床板14の上面側に載置された状態で、その床板14の上面に対しても下端縁側を溶接固定してある。
そして、台座ブラケット13の上面側には、図5及び図6に示すように、3本の円柱状ピンからなる位置決め体15(位置決め部に相当する)が上面13aを貫通する状態で立設されている。この位置決め体15に対して、ロードセル60の下部に固定されている台板61に形成された係合孔61aが嵌り込むことによって、機体フレーム1に対するロードセル60の水平方向での取付位置が規定されるように構成されている。
前記本体部62の上面側の中央に凸部63が突出形成され、その凸部63の上面が受圧面63Aを構成している。この受圧面63Aは、その中央部が僅かに膨出した球面状に形成されていて、中心位置で上方からの荷重を受け易いように構成されている。
また、このような融通を特に設けずに、穀物重量の変化に伴うグレンタンク5自体の変形でロードセル60に重量が作用するようにしたものであっても差し支えない。
グレンタンク5の下部に備える支え脚部80をロードセル60の受圧面63Aに向けて案内する可動案内部材70(案内部材に相当する)について説明する。
この可動案内部材70は、図6乃至図8、及び図11に示すように、グレンタンク5がメンテナンス位置から作業姿勢位置に向けて回動するに伴って、グレンタンク5の下端部となる支え脚部80を受け止め支持しながらロードセル60での重量計測が可能な受圧面63Aの上方に相当する所定位置まで案内するためのものである。
そして、グレンタンク5が機体外方側のメンテナンス位置から機体内方側の作業姿勢位置に向けて回動するに伴って、そのグレンタンク5を持ち上げ側に案内するように、グレンタンク5の前記作業姿勢位置側への移動方向で該可動案内部材70の平坦部71よりも手前側(移動方向の上手側)に前方側ほど高くなる外側傾斜面72(傾斜面に相当する)が備えられている。
また、この可動案内部材70には、グレンタンク5が作業姿勢位置からメンテナンス位置側へ戻り移動する際にもグレンタンク5を持ち上げ側に案内するように、グレンタンク5のメンテナンス位置側への移動方向で、前記平坦部71よりも手前側(戻り移動方向での上手側)に前方側ほど高くなる内側傾斜面73(傾斜面に相当する)が備えられている。
上記の傾斜面のうち、機体外方側位置でグレンタンク5のメンテナンス位置から作業姿勢位置側への移動を案内する外側傾斜面72は、内側傾斜面73よりも、その始端位置が平坦部71から移動方向の前後方向でも上下方向でも離れた位置にある。したがって、内側傾斜面73に比べて平坦部71から遠く、かつ下方側の位置から支え脚部80の案内が可能であるように構成されている。
また、外側傾斜面72の傾斜は、内側傾斜面73に比べて移動方向での距離が長く、より緩やかな傾斜角度に形成されている。これは、作業姿勢位置からメンテナンス位置側への戻り移動は少し強く引き出さなければ簡単に動き難いようにするとともに、メンテナンス位置から機体内方側の作業姿勢位置に向けての移動は、グレンタンク5の回動を停止させる直前の動きであるためにゆっくりとした動きでの回動が行われ易くするためである。
前記軸支部材75の機体フレーム1に対する取付構造は、機体フレーム1を構成する縦向きフレーム12の上面よりも下方側で、機体横外側の横側面に対して平面視チャンネル状の固定ブラケット16が溶接固定されていて、その固定ブラケット16に、取付ボルト16aを介して着脱可能に連結固定されるように構成されたものである。
この支点軸76は、軸支部材75の左右両側の側板75aに形成された枢支孔75bと、軸支部材75の側板75aの横外側に位置する可動案内部材70の脚部74に形成された融通孔部74aとにわたって挿通され、可動案内部材70の脚部74の外側でβピン76aによって抜け止めされている。
つまり、可動案内部材70が支点軸76の揺動軸心z1周りでのみ揺動可能であるように構成するのではなく、その支点軸76の軸径よりも上下方向での孔寸法が大きい融通孔部74aが、可動案内部材70側の脚部74に形成されていることにより、可動案内部材70の支点軸76に対する枢着箇所に上下方向での融通が生じることになる。この上下方向での融通が生じる枢支構造によって、揺動支点機構77が構成され、機体前後方向に沿う前記揺動軸心z1に対して可動案内部材70が所定範囲内で上下位置変化することを許すように構成されている。
グレンタンク5の下部に設けられる支え脚部80について説明する。
図2及び図4に示すように、支え脚部80は、グレンタンク5の上下軸心y1が存在する一端側から離れた箇所で、グレンタンク5の下部に設けられている。この支え脚部80は、グレンタンク5の作業姿勢位置で図6及び図7に示すように可動案内部材70の上面に乗り、ロードセル60の受圧面63Aに対してグレンタンク5側の重量を伝えるものである。
そして、載置部材81の縦辺部81aに、ローラで構成された被案内体82が、可動案内部材70の揺動軸心z1と平行な前後方向の回転軸心z2周りで回転自在に装着されている。つまり、載置部材81が、グレンタンク5に対する被案内体82の取付部材としての役割を兼ねるように、載置部材81と取付部材とが一体に構成されている。
このアジャスト機構84は、グレンタンク5に対する横辺部81bの上下方向での相対位置移動を許すための上下方向の長孔によって構成される融通部84aと、グレンタンク5の下向き面に対して上端を押し当て可能なアジャストボルト84bとによって構成されている。
前記融通部84aが被案内体82をグレンタンク5に取り付けるための取付部材であるところの載置部材81の縦辺部81aに設けられ、アジャストボルト84bの取付部84cが前記横辺部81bに設けられている。
グレンタンク5の下部に設けられるガイド脚部90について説明する。
図10及び図12に示すように、グレンタンク5の前側壁部5Cの下部には、その前側壁部5Cに沿って板状の支持部材5Eが設けられ、その支持部材5Eの機体内方側の下端部に、ガイド脚部90が設けられている。
このガイド脚部90のストッパー片92は、図10に示すように、横下方への延出部分がグレンタンク5の作業姿勢位置で機体フレーム1側の当たり部17に接当し、それ以上のグレンタンク5の機体内方側への移動を阻止する機能がある。
したがって、ガイド脚部90の被案内体93が機体フレーム1に乗った状態でグレンタンク5を揺動作動させる際には、上下軸心y1との間の長いスパンを確保して、グレンタンク5の重心Gからの距離を長くし、グレンタンク5の重量がガイド脚部90の被案内体93に作用する比率をできるだけ軽くすることができる。
そして、グレンタンク5の作業姿勢位置では、支え脚部80がガイド脚部90よりも機体前後方向で前記上下軸心y1に近い側に位置するので、その支え脚部80がグレンタンク5の重心Gに近い位置でグレンタンク5の重量をロードセル60に負荷させやすくなる。
つまり、図9に示すように、機体フレーム1側には、ガイド脚部90に備えた被案内体93を、主フレームを構成する縦向きフレーム12の上面側へ案内する固定案内部材18(ガイド脚部90に対する案内部材に相当する)が設けられており、この固定案内部材18には機体内方側ほど高くなる傾斜面が形成されている。
つまり、ガイド脚部90側の被案内体93の所定距離だけ上方位置で、かつ所定距離だけ支え脚部80側の被案内体82が機体内方側に位置するように、それぞれの位置を設定してある。
この状態では、グレンタンク5の重量はガイド脚部90のみで機体フレーム1側に支えられ、支え脚部80はロードセル60に対しては何らの荷重も付与する状態ではない。つまり、グレンタンク5がメンテナンス位置から作業姿勢位置に向けて移動する際に、支え脚部80がロードセル60の受圧面63Aの上側の可動案内部材70に乗るよりも先に、ガイド脚部90側の被案内体93が機体フレーム1の一部である固定案内部材18の傾斜面に乗っている状態である。
この状態では、支え脚部80側の被案内体82が可動案内部材70を介して僅かにロードセル60に重量を付与し始めている可能性はあるが、まだ大部分がガイド脚部90側の被案内体93を介して固定案内部材18の傾斜面に作用している。
ガイド脚部90側の被案内体93がさらに固定案内部材18の傾斜面に案内されて縦向きフレーム12の上面に乗り上がると、少し遅れて支え脚部80側の被案内体82が可動案内部材70の平坦部71に乗り上がる。このときガイド脚部90側の被案内体93は縦向きフレーム12の上面から離れて、支え脚部80側の被案内体82にグレンタンク5の荷重が作用する状態で、支え脚部80側の被案内体82が可動案内部材70の平坦部71上を移動する。
これは支え脚部80側の被案内体82が可動案内部材70の外側傾斜面72によって持ち上げ案内され、かつ、可動案内部材70の平坦部71を通り過ぎて、支え脚部80の載置部材81の平坦部83と可動案内部材70の平坦部71とが面接触した状態である。この状態では、支え脚部80側の被案内体82とガイド脚部90側の被案内体93との何れもが宙に浮いた状態である。
この位置がグレンタンク5の作業姿勢位置であり、支え脚部80の載置部材81の平坦部83と可動案内部材70の平坦部71と面接触して安定した状態で、グレンタンク5の重量がロードセル60によって計測される状態である。
実施の形態では、収量センサとして、ロードセル60を用いた構造のものを示したが、これに限らず、例えば、荷重の作用する箇所に液圧で位置変化する受圧部を設け、その受圧部に作用する圧力を検出するセンサなど、適宜のセンサを採用することができる。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
グレンタンク5の重量をロードセル60に伝える支え脚部80の被案内体82、もしくはグレンタンク5の重量を機体フレーム1との間で支持するガイド脚部90の被案内体93としては、前述したローラによって構成されるものに限らず、単なる摺動可能な接当片など、適宜の構造を採用すればよい。
また、支え脚部80は、必ずしも載置部材81と被案内体82との組み合わせで構成される物に限らず、平坦部83を備えた載置部材81のみで構成されたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、支え脚部80の載置部材81と被案内体82とを一体に構成した構造を示したが、これに限らず、例えば載置部材81と被案内体82とを別々の部材で構成して、別々の箇所に取り付けるよう構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、支え脚部80の被案内体82の下端が載置部材81の平坦部83よりも下方に位置するように位置設定した構造のものを示したが、これに限らず、例えば被案内体82の下端が載置部材81の平坦部83と同等、もしくは載置部材81の平坦部83よりも上方に位置するように構成してもよい。
この場合、グレンタンク5の揺動移動方向の前後で被案内体82の通過跡と同じ軌跡を載置部材81が移動するのではなく、被案内体82の通過跡から外れた軌跡で載置部材81が移動するように、被案内体82と載置部材81とを、グレンタンク5の揺動移動方向での前後方向にではなく左右方向に離れさせて配設し、これに合わせて、案内部材70の平坦部71と外側傾斜面72及び内側傾斜面73とを、グレンタンク5の揺動移動方向での前後方向にではなく左右方向に離して配設するなどの工夫が必要である。
要は、グレンタンク5の揺動移動方向での移動中には載置部材81ではなく被案内体82が案内部材70によって持ち上げ案内され、グレンタンク5が作業姿勢位置に達すると、被案内体82に対する案内部材70の持ち上げ案内が解除され、載置部材81の平坦部83と案内部材70の平坦部71とが面接触するように構成されたものであればよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、アジャスト機構84でグレンタンク5に対する被案内体82の相対高さを変更する構造のものを示したが、被案内体82に代えて載置部材81のグレンタンク5に対する相対高さを変更する構造、もしくは被案内体82と載置部材81との夫々のグレンタンク5に対する相対高さを変更する構造を採用してもよい。
実施の形態では、案内部材70の揺動軸心z1側に揺動支点機構77を備え、その揺動支点機構77として上下方向に長い融通孔部74aを備えた構造のものを示したが、融通孔部74aは、上下方向のみならず水平方向にも融通のあるものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、ロードセル60の位置決めを行う手段として、台座ブラケット13に3本の円柱状ピンからなる位置決め体15を立設した構造のものを示したが、これに限られるものではない。例えば、2本以上の複数本の円柱状ピンを立設したり、角柱状などの円柱状ではない異径の凸部を突設して位置決めするように構成してもよい。
また、ピンや凸部ではなく孔部や凹部を台座ブラケット13に形成して、ロードセル60側から下向きに突出さえたピンや突起部が台座ブラケット13側の孔部や凹部に嵌り込むような構造であってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
5 グレンタンク
11 横フレーム
12 主フレーム
13 台座ブラケット
14 床板
15 位置決め部
16 固定ブラケット
60 収量センサ
63A 受圧面
70 案内部材
75 軸支部材
80 支え脚部
81 載置部材
82 被案内体
90 ガイド脚部
y1 上下軸心
Claims (11)
- 穀物貯留用のグレンタンクと、
前記グレンタンクの下方に配置された収量センサと、
機体前後方向に沿って配設された主フレームと、
その主フレームに連設された台座ブラケットとが備えられ、
前記収量センサは前記主フレームと前記台座ブラケットとにわたって載置されているコンバイン。 - 前記台座ブラケットは、前記主フレームと、その主フレームに交差する左右方向に沿って配設された横フレームとに連結されている請求項1記載のコンバイン。
- 前記台座ブラケットは、前記主フレームよりも機体左右方向での中央側寄り箇所に配設されている請求項1又は2記載のコンバイン。
- 前記台座ブラケットに前記収量センサの配設位置を決めるための位置決め部が備えられている請求項1〜3のいずれか一項記載のコンバイン。
- 前記グレンタンクは、機体前後方向での一端側の上下軸心回りでの揺動により、機体前後方向に沿う作業姿勢位置と、前記一端側から離れた位置の他端側が機体横外方側へ変位する非作業姿勢位置とにわたって位置変更可能に構成され、
このグレンタンクの底部に、前記作業姿勢位置で前記収量センサの受圧面の上側に乗る支え脚部と、前記支え脚部が前記作業姿勢位置から外れた位置で、前記主フレームを備えた機体フレームに乗り上がり可能で、かつ前記支え脚部が前記作業姿勢位置にあると機体フレームの上面から離れるガイド脚部とが備えられている請求項1〜4のいずれか一項記載のコンバイン。 - 前記支え脚部は、前記ガイド脚部よりも機体前後方向で前記上下軸心に近い側に配設されている請求項5記載のコンバイン。
- 前記支え脚部は、前記ガイド脚部よりも機体左右方向での機体内方側寄り箇所に配設されている請求項5又は6記載のコンバイン。
- 前記ガイド脚部は、前記グレンタンクが非作業姿勢位置側から作業姿勢位置へ向けて移動する際に、前記支え脚部が前記収量センサの受圧面の上側に乗るよりも先に、前記機体フレームに乗るように配設されている請求項5〜7のいずれか一項記載のコンバイン。
- 前記支え脚部と前記ガイド脚部とは、夫々に前記グレンタンクの重量が作用するローラを備えており、前記支え脚部に備えたローラを前記収量センサの受圧面の上側へ案内する案内部材と、前記ガイド脚部に備えたローラを前記主フレームの上面側へ案内する案内部材とが、前記主フレームに設けられている請求項5〜8のいずれか一項記載のコンバイン。
- 前記台座ブラケットを設けた箇所の前記機体フレームの下側が床板で覆われ、前記台座ブラケットの下面側が前記床板に連結されている請求項5〜9のいずれか一項記載のコンバイン。
- 前記支え脚部に備えたローラを案内する案内部材は、主フレームに支持された軸支部材に取り付けられており、その軸支部材は前記主フレームの横側面に溶接固定された固定ブラケットに対して着脱可能に連結固定されている請求項9又は10記載のコンバイン。
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-
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