JP2014100421A - 医療用リザーバ - Google Patents

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和久 石原
Tadao Yasumura
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Abstract

【課題】貯留槽の液面レベルに依存することなく安定した送出流量を維持できるとともに、貯留槽の内の薬液または血液が所定の液面レベル以下になった際は、流路を閉塞し、気泡の送出リスクを無くする構成を備える医療用リザーバを提供する。
【解決手段】この医療用リザーバ100は、ガイド孔130hを上下方向に移動可能なように、筒状壁131内に貯留槽110内に貯留される薬液の上下移動に伴って上下方向に移動し、少なくとも一部分が薬液の液面下に位置して、ガイド孔130hの最下端に位置した状態において、送出ポート120の送出孔120hとの連通を遮断する弁体140が収容されている。
【選択図】図8

Description

この発明は、医療用リザーバに関し、より特定的には、内部に薬液または血液が貯留される医療用リザーバの構造に関する。
人工肺を用いた体外血液循環においては、人体の静脈ラインから脱血ラインを経て脱血した静脈血を貯血槽内に一次的に貯留する。この貯血槽内の血液は、輸液ポンプ(ローラーポンプまたは血液ポンプ)を用いて人工肺に送血される。人工肺に送られた血液はガス交換され(以下、「ガス交換後血液」と称する。)、返血ラインを経て人体の動脈に返血される。
また、心臓病手術(開心術)等においては、一次的に心臓の心拍動を停止させる必要があるため、返血ラインを経て人体の動脈に返血される血液に、薬液として心筋保護液が加えられる。
心筋保護液は医療用リザーバに貯留され、医療用リザーバに連結された薬液ラインおよびローラポンプにより一定量の心筋保護液が、ガス交換後血液とともに人体の動脈に返血される。人工肺を用いた体外血液循環に用いられる貯血槽(医療用リザーバ)においても、返血ラインおよびローラポンプにより一定量の血液が人体の動脈に返血される。
人工肺を用いた体外血液循環に用いられる貯血槽の一例として、特開平06−39032号公報(特許文献1)が挙げられる。
特開平06−39032号公報
上記特許文献1においては、貯血槽の血液量が少なくなった場合の気泡の管路への混入を防止するために、貯血槽の血液量が少なくなった場合に、血液が所定の液面レベルより低くなると流路を閉塞し、管路への気泡の流入を阻止するダイヤフラムを用いる構成が採用されている。しかし、ダイヤフラムを用いる構成は、貯血槽の液面レベルによって流路の閉塞の程度が変化するため、血液の送出流量が液面高さに依存してしまう課題がある。
したがって、この発明は上記課題に鑑みてなされたもので、この発明の目的は、管路内の薬液または血液が輸液ポンプによって送り出される管路に連結され、薬液または血液を貯留するとともに、管路に薬液または血液を供給する際に用いられる医療用リザーバにおいて、貯留槽の液面レベルに依存することなく安定した送出流量を維持できるとともに、貯留槽の内の薬液または血液が所定の液面レベル以下になった際は、流路を閉塞し、気泡の送出リスクを無くする構成を備える医療用リザーバを提供することにある。
この発明に基づいた医療用リザーバにおいては、管路内の薬液または血液が輸液ポンプによって送り出される上記管路に連結され、上記薬液または上記血液を貯留するとともに、上記管路に上記薬液または上記血液を供給する医療用リザーバであって、以下の構成を備える。
上記薬液または上記血液を内部に貯留する貯留領域を形成する貯留槽と、上記貯留槽の底面側に設けられるとともに上記管路が連結され、上記貯留槽内の上記薬液または上記血液を上記管路に送出する送出孔を形成する送出ポートと、上記貯留槽の内部に設けられ、下端側が上記送出孔に連通し上端側が上記貯留槽の上方に向かって延びるとともに上端が閉じた筒状のガイド孔を形成し、上記貯留領域に連通する連通孔が設けられる筒状壁と、上記ガイド孔を上下方向に移動可能なように、上記筒状壁内に収容され、上記貯留槽内に貯留される上記薬液または上記血液の液面の上下移動に伴って上下方向に移動し、少なくとも一部分が上記薬液または上記血液の液面下に位置して、上記ガイド孔の最下端に位置した状態において、上記送出ポートの上記送出孔との連通を遮断する弁体とを有する。
他の形態において、上記貯留槽は、対向配置される第1側壁と第2側壁とを含み、上記第2側壁は、上記貯留槽の上側よりも下側の方が、上記第1側壁との距離が近くなるように傾斜しており、上記筒状壁は、上記第1側壁に接して配置され、上記第1側壁は、上記筒状壁の一部を構成している。
他の形態において、上記第1側壁の上記筒状壁の一部を構成している領域は、上記ガイド孔内に収容される上記弁体を、上記貯留槽の外部から視認可能な部材で形成されている。
他の形態において、上記弁体の下端側の外周面は、下方に向かって窄む外面領域を含み、上記筒状壁の上記送出ポートに連通する内周面は、上記弁体が上記ガイド孔の最下端に位置した状態において、上記外面領域に密着するように下方に向かって窄む内面領域を含む。
この発明に基づいた医療用リザーバによれば、貯留槽の液面レベルに依存することなく安定した送出流量を維持できるとともに、貯留槽の内の薬液または血液が所定の液面レベル以下になった際は、流路を閉塞し、気泡の送出リスクを無くする構成を備える医療用リザーバを提供することを可能とする。
実施の形態1における心筋保護回路の全体構成の一例を示す模式図である。 実施の形態1における心筋保護回路に用いられる医療用リザーバの外観を示す全体斜視図である。 実施の形態1における心筋保護回路に用いられる医療用リザーバの外観を示す正面図である。 図2中IV−IV線矢視断面図である。 図2中V−V線矢視断面図である。 図2中VI−VI線矢視断面図である。 実施の形態1における医療用リザーバに用いられる弁体の外観を示す全体斜視図である。 実施の形態1における医療用リザーバの送出ポート近傍の拡大断面図である。 実施の形態1における医療用リザーバ内の液面の変化による弁体の移動状態を示す第1図である。 実施の形態1における医療用リザーバ内の液面の変化による弁体の移動状態を示す第2図である。 実施の形態1における医療用リザーバ内の液面の変化による弁体の移動状態を示す第3図である。 実施の形態2における医療用リザーバのガイド孔の最下端形状および弁体の構造を示す断面図である。 実施の形態2における医療用リザーバに用いられる弁体の外観を示す全体斜視図である。 (a),(b),(c)は、実施の形態2における医療用リザーバに用いられる弁体の断面形状の他の形態を示す断面図である。 実施の形態3における医療用リザーバのガイド孔の最下端形状および弁体の構造を示す断面図である。 実施の形態3における医療用リザーバに用いられる弁体の外観を示す全体斜視図である。 実施の形態4における医療用リザーバのガイド孔の最下端形状および弁体の構造を示す断面図である。 図17中XVIII−XVIII線矢視断面図である。
本発明に基づいた各実施の形態における医療用リザーバについて、以下、図を参照しながら説明する。なお、以下に説明する各実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、実施の形態に表れる構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。
(実施の形態1)
以下、図1から図8を参照して、本実施の形態における医療用リザーバの構造について説明する。図1は、本実施の形態における心筋保護回路の全体構成の一例を示す模式図、図2は、本実施の形態における心筋保護回路に用いられる医療用リザーバ100の外観を示す全体斜視図、図3は、医療用リザーバ100の外観を示す正面図、図4は、図2中IV−IV線矢視断面図、図5は、図2中V−V線矢視断面図、図6は、図2中VI−VI線矢視断面図、図7は、医療用リザーバ100に用いられる弁体140の外観を示す全体斜視図、図8は、医療用リザーバ100の送出ポート120近傍の拡大断面図である。
(心筋保護回路)
まず、図1を参照して、人工肺を用いた体外血液循環において、心臓病手術(開心術)に用いられる心筋保護回路の全体構成の一例について説明する。人工肺装置500によってガス交換されたガス交換後血液は、返血ラインL2に導出される。心筋保護液が貯留された医療用リザーバ100には、管路としてチューブからなる薬液ラインL1が連結されている。本実施の形態では、医療用リザーバ100は、2組設けられている状態を図示している。薬液ラインL1には、図示しない流路切り替コックが設けられている。
薬液ラインL1および返血ラインL2は、輸液ポンプP1の作用により一定量が送り出された後、ガス交換後血液に心筋保護液が混合されて、一本の返血ラインL3となる。返血ラインL3には、熱交換器600が設けられており、返血ラインL3中のガス交換後血液を所定の温度にまで加温する。その後、ガス交換後血液は、人体の動脈(心臓)H1に返血される。
(医療用リザーバ100)
次に、図2から図8を参照して、本実施の形態における医療用リザーバ100の構造について説明する。本実施の形態における医療用リザーバ100は、薬液ラインL1に連結され、心筋保護液(薬液)を貯留するとともに、薬液ラインL1に心筋保護液を供給する。
図3および図4を参照して、本実施の形態における医療用リザーバ100は、樹脂成形品であり、心筋保護液を内部に貯留する貯留領域110aを形成する貯留槽110と、貯留槽110の上端部の開口を塞ぐ蓋170とを有する。貯留槽110は、対向配置される第1側壁110Aと第2側壁110Bとを含み、第2側壁110Bは、貯留槽110の上側よりも下側の方が、第1側壁110Aとの距離が近くなるように傾斜している。
第1側壁110Aは、上下方向に延びる第1上側側壁部111と、第1側壁110Aの中間領域に設けられ第2側壁110B側に向かって傾斜する第1傾斜壁112と、上下方向に延びる第1下側側壁部113とを有する。
第2側壁110Bは、上下方向に延びるとともに、第1側壁110A側に向かって緩く傾斜する第2上側側壁部114と、第1側壁110A側に向かって大きく傾斜する第2傾斜壁115と、第1側壁110A側に向かって緩く傾斜する中間側壁部116と、第1側壁110A側に向かって大きく傾斜する第3傾斜壁118と、第1側壁110A側に向かって緩く傾斜する底面壁部119とを有する。
本実施の形態における医療用リザーバ100の寸法は(図3参照)は、H=約339mm、W=約226mm、H11=約140mm、H12=約35mm、H13=約164mm、H14=約147mm、H15=約23mm、H16=約115mm、H17=約18mm、H18=約36mm、W1=約20mm、W2=約36mm、W3=約55mm、W4=約24mm、W5=約62mm、W6=約26mm程度である。また、医療用リザーバ100の厚さ(D:図5)は、約50mm程度である。
貯留槽110の底面側には、薬液ラインL1が連結され、貯留槽110内の心筋保護液を薬液ラインL1に送出する送出孔120hを形成する送出ポート120が設けられている。
図4から図6を参照して、貯留槽110の内部には、貯留領域110aに連通する複数の連通孔132h1,132h2,132h3が設けられ、下端側が送出孔120hに連通し上端側が貯留槽110の上方に向かって延びるとともに上端が閉じた筒状のガイド孔130hを形成し、横断面が環状形状の筒状壁131が設けられている。連通孔132h1,132h2,132h3は、上下方向に延びるスリット状の開口部である。なお、連通孔の形状は、スリット状の開口形状には限定されない。
本実施の形態においては、筒状壁131は、第1側壁110Aの第1下側側壁部113に接して配置され、第1下側側壁部113は、筒状壁131の一部を構成している。第1下側側壁部113の筒状壁131の一部を構成する領域は、外面側に略半円形状に膨出している(図6中のSで示す領域)。
貯留槽110において、略半円形状に膨出している領域を外部から内部を視認することができる部材(たとえば、透明部材、半透明部材)で形成することにより、後述する弁体140の上下移動位置を外部から容易に確認することが可能になる。
筒状壁131の内部には、ガイド孔130hを上下方向に移動可能なように弁体140が収容されている。弁体140は、貯留槽110内に貯留される心筋保護液の液面の上下移動に伴って上下方向に移動し、少なくとも一部分が心筋保護液の液面(図8のS1参照)よりも下に位置して、ガイド孔130hの最下端に位置した状態において、送出ポート120の送出孔120hとの連通を遮断する。
図7および図8を参照して、本実施の形態における弁体140について説明する。弁体140は外周面が円筒形状外面領域141と、円筒形状外面領域141の下端側においてその外周面が、下方に向かって窄む円錐形状外面領域142とを有する。弁体140は、少なくとも一部分が心筋保護液の液面S1の下に位置するように比重が調節された材料からなり、一体成形品であってもよいし、2部品以上の構成からなる組合せ品であってもよい。
筒状壁131の送出ポート120に連通する内周面は、弁体140がガイド孔130hの最下端に位置した状態において、円錐形状外面領域142に密着するように下方に向かって窄むガイド孔内面領域132を含む。
本実施の形態においては、弁体140はスチレン系ゴムを用いて成形され、寸法は、円筒形状外面領域141の長さ(H1)は、約13mm程度、直径(D1)は、約8mm程度、円錐形状外面領域142の長さ(H2)は、約5mm程度、下端部の直径(D2)は、約3.5mm程度である。弁体140の材質は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、スチレン系ゴム、シリコンゴム、エラストマーなど、人体への影響の少ない材質であることが好ましい。より好ましくは、上記性質に加えて、弁体140がガイド孔130hの内面領域に密着する際に、送出ポート120の送出孔120hとの連通がより遮断され易い弾性を有する材質であることが好ましい。
(弁体140の移動)
次に、図9から図11を参照して、心筋保護液Aの液面S1の上下移動に伴って弁体140が上下方向に移動する状態について説明する。図9から図11は、本実施の形態における医療用リザーバ100内の液面S1の変化による弁体140の移動状態を示す第1図から第3図である。
図9を参照して、医療用リザーバ100の貯留槽110の内部には、十分な心筋保護液Aが貯留されている状態を示している。心筋保護液Aの液面S1は、筒状壁131の上端よりも上に位置している。その結果、弁体140は、ガイド孔130hの最上端に位置し、筒状壁131の上端に設けられた蓋部131bに当接し、それ以上の浮上は阻止されている。
図10を参照して、貯留槽110の内部の心筋保護液Aの液面S1が、ガイド孔130の上端よりも下方に位置した状態を示している。弁体140は、心筋保護液Aの液面S1の下方への移動に伴って下方に移動し、一部が液面S1の上に露出し、その他の部分は、液面S1の下(液面下)に位置している。
心筋保護液Aの液面S1は、ガイド孔130h内と貯留領域110aとにおいては、筒状壁131に、連通孔132h1,132h2,132h3が設けられていることから、常に同じ液面高さとなる。
なお、再び図8を参照して、最下段に位置する連通孔132h3の位置は、弁体140により送出ポート120の送出孔120hとの連通を遮断した状態においても、ガイド孔130h内と貯留領域110aとにおいて液面高さを一致させるために、液面S1よりも下方の領域に設けておく。
貯留槽110において、第1下側側壁部113の略半円形状に膨出している領域を外部から内部を視認することができる部材(たとえば、透明部材、半透明部材)で形成した場合、弁体140の位置を外部から確認することができる。また、第1下側側壁部113に目盛を付しておくことで、心筋保護液Aの残量を確認することもできる。
図11を参照して、貯留槽110の内部の心筋保護液Aの液面S1が、ガイド孔130hの最下端に位置した状態を示している。この状態は、図8に示した状態と同じであり、弁体140の円錐形状外面領域142がガイド孔内面領域132に密着することで、送出ポート120の送出孔120hとの連通が遮断される。
このとき、弁体140の円錐形状外面領域142は、心筋保護液Aの液面S1よりも下に位置していることから、円錐形状外面領域142がガイド孔内面領域132に密着する状態においても、貯留領域110aには心筋保護液Aが残存している状態である。その結果、貯留領域110aが空の状態になる前に送出ポート120の送出孔120hとの連通が遮断されることから、空気が送出ポート120に送り出されることはない。
また、本実施の形態における医療用リザーバ100は、樹脂成形品からなる貯留槽110および蓋170と弁体140とのみから構成されているため、製造コストの上昇を抑制することを可能としている。
(実施の形態2)
図12から図14を参照して、実施の形態2における医療用リザーバ200について説明する。図12は、本実施の形態における医療用リザーバのガイド孔の最下端形状および弁体の構造を示す断面図、図13は、本実施の形態における医療用リザーバに用いられる弁体の外観を示す全体斜視図、図14(a),(b),(c)は、本実施の形態における医療用リザーバに用いられる弁体の断面形状の他の形態を示す断面図である。
上記実施の形態1における医療用リザーバ100との相違点は、弁体の形状にある。医療用リザーバ100に用いた弁体140は、下方に向かって窄む円錐形状外面領域142が設けられていた。しかし、本実施の形態における医療用リザーバ200においては、外面が円柱形状の弁体150を用いている。その他の構成は、実施の形態1における医療用リザーバ100と同じである。
図12に示すように、このような形状を有する弁体150であっても、弁体150がガイド孔130hの最下端に位置した状態において、弁体150の底面150bが送出孔120hを塞ぐことで、実施の形態1における弁体140と同様に、貯留領域110aが空の状態になる前に送出ポート120の送出孔120hとの連通を遮断することができる。これにより、実施の形態1の医療用リザーバ100と同様の作用効果を得ることができる。
弁体150は、弁体140と同様に、少なくとも一部分が心筋保護液の液面S1の下に位置するように比重が調節された材料からなり、一体成形品であってもよいし、図13に示すように、上側部材151および下側部材152の2部品以上の構成からなる組合せ品であってもよい。
図14を参照して、弁体150の横断面は、(a)に示す円形に限定されず、(b)の四角形、(c)の六角形、その他の多角形の形状を採用することもできる。弁体150の横断面形状を多角形にし、筒状壁131の内面も弁体150の外面に合わせた多角形の内面形状にしてもよい。
(実施の形態3)
図15および図16を参照して、実施の形態3における医療用リザーバ300について説明する。図15は、本実施の形態における医療用リザーバのガイド孔の最下端形状および弁体の構造を示す断面図、図16は、本実施の形態における医療用リザーバに用いられる弁体の外観を示す全体斜視図である。
上記実施の形態1における医療用リザーバ100との相違点は、弁体の形状にある。医療用リザーバ100に用いた弁体140は、下方に向かって窄む円錐形状外面領域142が設けられていた。しかし、本実施の形態における医療用リザーバ300においては、球形状の弁体160を用いている。その他の構成は、実施の形態1における医療用リザーバ100と同じである。
図15に示すように、このような形状を有する弁体160であっても、弁体160がガイド孔130hの最下端に位置した状態において、弁体160の底面160bが送出孔120hを塞ぐことで、実施の形態1における弁体140と同様に、貯留領域110aが空の状態になる前に送出ポート120の送出孔120hとの連通を遮断することができる。これにより、実施の形態1の医療用リザーバ100と同様の作用効果を得ることができる。
弁体160は、弁体140と同様に、少なくとも一部分が心筋保護液の液面S1の下に位置するように比重が調節された材料からなり、一体成形品であってもよいし、図16に示すように、上側部材161および下側部材162の2部品以上の構成からなる組合せ品であってもよい。
(実施の形態4)
図17および図18を参照して、実施の形態4における医療用リザーバ400について説明する。図17は、本実施の形態における医療用リザーバのガイド孔の最下端形状および弁体の構造を示す断面図、図18は、図17中XVIII−XVIII線矢視断面図である。
上記実施の形態1から3における医療用リザーバ100,200,300においては、筒状壁131は、第1側壁110Aの第1下側側壁部113に接して配置され、第1下側側壁部113は、筒状壁131の一部を構成している。
本実施の形態における医療用リザーバ400においては、筒状壁131は、第1下側側壁部113に接しておらず、第1下側側壁部113に対して独立した形態を有している。その他の構成は、実施の形態1における医療用リザーバ100と同じである。これにより、実施の形態1の医療用リザーバ100と同様の採用効果を得ることができる。
上記各実施の形態において弁体に用いる材料としては、弁体が心筋保護液Aに浮く際に、送出孔120h内面と弁体とが密着する面より、上部に心筋保護液Aの液面S1を保持できるような比重を有するものがよい。すなわち液面S1と密着面との間にある程度の長さを保持し、心筋保護液Aが全て送出される前に弁体の密着面と送出孔120h内面とが物理的に接触できる材質であるとよい。
弁体の形状としては、(1)その一部が心筋保護液の送出孔120h内面と密着して液密性を保持できる形状、および(2)弁体の閉塞に関与する面より液面S1を上部に保持できる、すなわちある程度の長さを有する形状がよい。
弁体を内蔵するガイド孔130hの形状は、(1)円筒状に限定されず、弁体の上下動の際に向きを保持できる形状(弁体が上下逆にならない寸法と形状、弁体の閉塞機構を阻害する程度の傾きが起こらない寸法と形状)、および、(2)心筋保護液の貯留領域110aの液面とガイド孔130hの液面を同一とできるように、部分的に貯留領域110aとガイド孔130hが連通している形状を有するとよい。
上記各実施の形態においては、心筋保護液を貯留する医療用リザーバに本発明を適用した場合について説明しているが、本発明は、心筋保護液を貯留する医療用リザーバに限定されず、血液を貯留する医療用リザーバに適用することも可能である。
また、上記各実施の形態における医療用リザーバ100〜400の貯留槽110の形態は一例であって、正方形形状、長方形形状、および円柱状形状を採用することも可能である。
以上、本発明に基づいた各実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
100,200,300,400 医療用リザーバ、110 貯留槽、110A 第1側壁、110B 第2側壁、110a 貯留領域、111 第1上側側壁部、112 第1傾斜壁、113 第1下側側壁部、114 第2上側側壁部、115 第2傾斜壁、116 中間側壁部、118 第3傾斜壁、119 底面壁部、120 送出ポート、120h 送出孔、130h ガイド孔、131 筒状壁、131b 蓋部、132 ガイド孔内面領域、132h1,132h2,132h3 連通孔、140,150,160 弁体、141 円筒形状外面領域、142 円錐形状外面領域、150b 底面、151,161 上側部材、152,162 下側部材、170 蓋、500 人工肺装置、600 熱交換器、A 心筋保護液、L1,L3 薬液ライン、L2 返血ライン、P1 輸液ポンプ。

Claims (4)

  1. 管路内の薬液または血液が輸液ポンプによって送り出される前記管路に連結され、前記薬液または前記血液を貯留するとともに、前記管路に前記薬液または前記血液を供給する医療用リザーバであって、
    前記薬液または前記血液を内部に貯留する貯留領域を形成する貯留槽と、
    前記貯留槽の底面側に設けられるとともに前記管路が連結され、前記貯留槽内の前記薬液または前記血液を前記管路に送出する送出孔を形成する送出ポートと、
    前記貯留槽の内部に設けられ、下端側が前記送出孔に連通し上端側が前記貯留槽の上方に向かって延びる筒状のガイド孔を形成し、前記貯留領域に連通する連通孔が設けられる筒状壁と、
    前記ガイド孔を上下方向に移動可能なように、前記筒状壁内に収容され、前記貯留槽内に貯留される前記薬液または前記血液の上下移動に伴って上下方向に移動し、少なくとも一部分が前記薬液または前記血液の液面下に位置して、前記ガイド孔の最下端に位置した状態において、前記送出ポートの前記送出孔との連通を遮断する弁体と、
    を有する医療用リザーバ。
  2. 前記貯留槽は、対向配置される第1側壁と第2側壁とを含み、
    前記第2側壁は、前記貯留槽の上側よりも下側の方が、前記第1側壁との距離が近くなるように傾斜しており、
    前記筒状壁は、前記第1側壁に接して配置され、前記第1側壁は、前記筒状壁の一部を構成している、請求項1に記載の医療用リザーバ。
  3. 前記第1側壁の前記筒状壁の一部を構成している領域は、前記ガイド孔内に収容される前記弁体を、前記貯留槽の外部から視認可能な部材で形成されている、請求項1または2に記載の医療用リザーバ。
  4. 前記弁体の下端側の外周面は、下方に向かって窄む外面領域を含み、
    前記筒状壁の前記送出ポートに連通する内周面は、前記弁体が前記ガイド孔の最下端に位置した状態において、前記外面領域に密着するように下方に向かって窄む内面領域を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の医療用リザーバ。
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