JP2014129977A - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷媒回路(20)には、気液分離器(41)の流入側と気液分離器(41)の液流出側とを繋ぐバイパス回路(57b)と、第1冷凍サイクル時に上記バイパス回路(57b)を閉状態とし2冷凍サイクル時にバイパス回路(57b)を開状態とする開閉機構(59b)とが設けられる。
【選択図】図6
Description
実施形態1は、室外ユニットに対して並列に接続された複数の室内ユニットを有し、冷房と暖房が混在する運転が可能に構成されたいわゆる冷暖フリー型の空気調和装置に関するものである。この空気調和装置は、冷房と暖房とを混在させずに切り換えて行う室内マルチタイプの既設の空気調和装置を、冷暖フリー型の空気調和装置に更新するのに適した構成を備えている。以下の説明において、更新前の装置の冷媒回路には旧冷媒としてR410A又はR22が充填され、更新後の装置の冷媒回路には新冷媒としてR32(ジフルオロメタン)が充填されるものとする。
次に、本実施形態の空気調和装置(1)の運転動作を説明する。空気調和装置(1)では、第1暖房主体運転と、第2暖房主体運転と、第1冷房主体運転と、第2冷房主体運転とが切り換えて行われる。なお、以下の説明では、図1〜図6の上から下へ順に、室内ユニット(3)を必要に応じて第1室内ユニット(3A)、第2室内ユニット(3B)、及び第3室内ユニット(3C)と称し、運転切換ユニット(5)を必要に応じて第1運転切換ユニット(5A)、第2運転切換ユニット(5B)、及び第3運転切換ユニット(5C)と称する。
第1暖房主体運転は、全空調負荷のうち、冷房負荷がゼロから約20%程度と少ない第1負荷領域で行われる運転である。第1暖房主体運転の例として全暖房運転を図2に基づいて説明する。
第2暖房主体運転は、全空調負荷のうち、冷房負荷が約20%から50%の第2負荷領域で行われる運転である。ここでは、図4に示すように、第1,第2室内ユニット(3A,3B)で暖房をし、第3室内ユニット(3C)で冷房を行う状態を例に説明する。
次に、第1冷房主体運転として、第1室内ユニット(3A)で暖房をし、第2,第3室内ユニット(3B,3C)で冷房をする状態を、図5に基づいて説明する。室外ユニット(2)では、三方弁(24)が第2状態に設定され、室外第1電動弁(35)、室外第2電動弁(36)、及び電磁弁(29)が開放され、室外第3電動弁(37)と室外第4電動弁(38)とが閉鎖される。気液分離ユニット(4)では、中間第1電動弁(58)が開放され、中間第2電動弁(59a)及び中間第3電動弁(59b)が閉鎖される。第1運転切換ユニット(5A)では、第2切換弁(64)が開放され、第1切換弁(63)が閉鎖される。第2,第3運転切換ユニット(5)では、第1切換弁(63)が開放され、第2切換弁(64)が閉鎖される。第1室内ユニット(3A)では、室内膨張弁(72)が開放される。第2,第3室内ユニット(3B, 3C)では、室内膨張弁(72)の開度が調節される。
次に、全冷房運転である第2冷房主体運転を図6に基づいて説明する。全冷房運転の室外ユニット(2)では、三方弁(24)が第2状態に設定され、室外第2電動弁(36)及び電磁弁(29)が開放され、室外第1電動弁(35)、室外第3電動弁(37)、及び室外第4電動弁(38)が閉鎖される。気液分離ユニット(4)では、中間第3電動弁(59b)が開放され、中間第1電動弁(58)、中間第2電動弁(59a)、及び中間第4電動弁(59c)が閉鎖される。運転切換ユニット(5)では、全ての運転切換ユニット(5)において、第1切換弁(63)が開放され、第2切換弁(64)が閉鎖される。室内ユニット(3)では、全ての室内ユニット(3A,3B, 3C)において、室内膨張弁(72)の開度が調節される。
上述した全冷房運転では、室外熱交換器(22)で凝縮した冷媒を、気液分離器(41)をバイパスさせて各室内ユニット(3A, 3B, 3C)へ供給するバイパス動作が行われる。具体的に、全冷房運転では、上述したように中間第1電動弁(58)及び中間第4電動弁(59c)が閉鎖されると同時に中間第3電動弁(59b)が開放される。このため、室外熱交換器(22)で凝縮し、第2接続管(52)を流れる冷媒は、気液分離器(41)側へは送られず、第2分岐管(57b)を流れ、中間部第1連絡配管(15)へ流出する。中間部第1連絡配管(15)を流れる冷媒は、各室内ユニット(3A, 3B, 3C)へ供給され、室内の冷房に利用される。このように、全冷房運転では、液冷媒が気液分離器(41)をバイパスするため、気液分離器(41)内に液冷媒が溜まり込むことを防止でき、各室内ユニット(3A, 3B, 3C)へ十分な量の冷媒を供給することができる。
上記実施形態1によれば、冷房負荷が最も高い全冷房運転において、室外熱交換器(22)で放熱した冷媒が気液分離器(41)をバイパスして室内熱交換器(71)へ送られるので、気液分離器(41)の内部に液冷媒が溜まり込むことを防止できる。この結果、各室内熱交換器(71)へ供給される液冷媒の流量を増大することができ、ひいては各室内熱交換器(71)の冷房能力の向上を図ることができる。また、気液分離器(41)の流入側は中間第4電動弁(59c)によって閉鎖されるため、冷媒が気液分離器(41)へ流入することが禁止される。また、気液分離器(41)の液流出側は中間第1電動弁(58)によって閉鎖されるため、冷媒が気液分離器(41)の液流出側を経由して該気液分離器(41)に流入してしまうことも防止できる。この結果、本実施形態では、気液分離器(41)の内部に液冷媒が溜まり込むことを確実に防止できる。
図7に示す実施形態1の変形例は、実施形態1における気液分離ユニット(4)と運転切換ユニット(5)を一体化して、一つの冷暖切換えユニット(6)(一体式の気液分離器ユニット)として構成した例である。冷媒回路(20)の構成は実施形態1と同じである。
図8に示す実施形態2は、実施形態1と構成が異なる冷暖フリー型の空気調和装置(1)である。空気調和装置(1)は、室外回路(20a)を有する室外ユニット(2)と、中継回路(20e)を有する冷暖切換ユニット(6)(気液分離ユニット)と、室内回路(20b)をそれぞれ有する複数(図8では3つ)の室内ユニット(3)とを備えている。
実施形態2の空気調和装置(1)の運転動作について説明する。空気調和装置(1)では、第1暖房主体運転と、第2暖房主体運転と、第1冷房主体運転と、第2冷房主体運転とが切り換えて行われる。
図9に示す第1暖房主体運転(ここでは、全暖房運転)の室外ユニット(2)では、四方切換弁(80)が第1状態に設定され、バイパス弁(81)が全閉状態となる。また、冷暖切換ユニット(6)では、中間第1電動弁(58)及び中間第4電動弁(59c)が閉鎖され、中間第3電動弁(59b)の開度が調節され、全ての三方切換弁(83)が第2状態に設定される。各室内ユニット(3A, 3B, 3C)では、室内膨張弁(72)が開放される。
図10に示すように、ここでは、第1,第2室内ユニット(3A,3B)で暖房をし、第3室内ユニット(3C)で冷房を行う第2暖房主体運転について説明する。室外ユニット(2)では、四方切換弁(80)が第1状態に設定され、バイパス弁(81)が全閉状態となる。また、冷暖切換ユニット(6)では、中間第1電動弁(58)が閉鎖され、中間第3電動弁(59b)の開度が調節され、中間第4電動弁(59c)が開放される。また、第1,第2室内ユニット(3A, 3B)に対応する三方切換弁(83)が第2状態に設定され、第3室内ユニット(3C)に対応する三方切換弁(83)が第1状態に設定される。第1,第2室内ユニット(3A, 3B)の室内膨張弁(72)が開放され、第3室内ユニット(3C)の室内膨張弁(72)の開度が調節される。
図11に示すように、ここでは、第1室内ユニット(3A)で暖房をし、第2,第3室内ユニット(3B,3C)で冷房を行う第1冷房主体運転について説明する。室外ユニット(2)では、四方切換弁(80)が第2状態に設定され、バイパス弁(81)の開度が調節される。また、冷暖切換ユニット(6)では、中間第1電動弁(58)の開度が調節され、中間第4電動弁(59c)が開放され、中間第3電動弁(59b)が閉鎖される。また、第1室内ユニット(3A)に対応する三方切換弁(83)が第1状態に設定され、第2,第3室内ユニット(3B, 3C)に対応する三方切換弁(83)が第2状態に設定される。各室内ユニット(3A, 3B, 3C)では、第1室内ユニット(3A)の室内膨張弁(72)が開放され、第2,第3室内ユニット(3B, 3C)の開度が調節される。
図12に示す第2冷房主体運転(ここでは、全冷房運転)の室外ユニット(2)では、四方切換弁(80)が第2状態に設定され、バイパス弁(81)が全閉状態となる。また、冷暖切換ユニット(6)では、中間第1電動弁(58)及び中間第4電動弁(59c)が閉鎖され、中間第3電動弁(59b)が開放され、全ての三方切換弁(83)が第2状態に設定される。各室内ユニット(3A, 3B, 3C)では、室内膨張弁(72)の開度が調節される。
図13に示す実施形態3では、実施形態2の室外回路(20a)において、第1〜第4までの配管(91,92,93,94)がブリッジ状に接続されている。第1〜第4配管(91,92,93,94)には、それぞれ逆止弁(CV-5〜CV-8)が接続されている。各逆止弁(CV-5〜CV-8)では、図13の矢印で示す方向の流れが許容され、その逆方向の流れが禁止される。第1配管(91)は、室外部第2連絡配管(12)と室外熱交換器(22)の液側端部との間に接続される。第2配管(92)は、室外部第1連絡配管(11)と四方切換弁(80)の第3ポート(80c)との間に接続されている。第3配管(93)は、第1配管(91)の流出端と第2配管(92)の流出端との間に接続されている。第4配管(94)は、第2配管(92)の流入端と第1配管(91)の流入端との間に接続されている。
実施形態3の空気調和装置(1)の運転動作について説明する。空気調和装置(1)では、第1暖房主体運転と、第2暖房主体運転と、第1冷房主体運転と、第2冷房主体運転とが切り換えて行われる。
図14に示す第1暖房主体運転(ここでは、全暖房運転)の室外ユニット(2)では、四方切換弁(80)が第1状態に設定され、バイパス弁(81)が全閉状態となる。冷暖切換ユニット(6)では、中間第1電動弁(58)及び中間第3電動弁(59b)が閉鎖され、中間第4電動弁(59c)が開放され、中間第5電動弁(96)の開度が調節される。また、冷暖切換ユニット(6)では、全ての室内ユニット(3A, 3B, 3C)に対応する第1開閉弁(84)が閉鎖され、全ての室内ユニット(3A, 3B, 3C)に対応する第2開閉弁(85)が開放される。各室内ユニット(3)では、全ての室内ユニット(3A, 3B, 3C)の室内膨張弁(72)が開放される。
図15に示すように、ここでは、第1,第2室内ユニット(3A,3B)で暖房をし、第3室内ユニット(3C)で冷房を行う第2暖房主体運転について説明する。室外ユニット(2)では、四方切換弁(80)が第1状態に設定され、バイパス弁(81)が全閉状態となる。冷暖切換ユニット(6)では、中間第1電動弁(58)及び中間第3電動弁(59b)が閉鎖され、中間第4電動弁(59c)が開放され、中間第5電動弁(96)の開度が調節される。また、冷暖切換ユニット(6)では、第1,第2室内ユニット(3A, 3B)に対応する第1開閉弁(84)が閉鎖され、第2開閉弁(85)が開放される。また、冷暖切換ユニット(6)では、第3室内ユニット(3C)に対応する第1開閉弁(84)が開放され、第2開閉弁(85)が閉鎖される。各室内ユニット(3)では、第1,第2室内ユニット(3A, 3B)に対応する室内膨張弁(72)が開放され、第3室内ユニット(3C)に対応する室内膨張弁(72)の開度が調節される。
図16に示すように、ここでは、第1室内ユニット(3A)で暖房をし、第2,第3室内ユニット(3B,3C)で冷房を行う第1冷房主体運転について説明する。室外ユニット(2)では、四方切換弁(80)が第2状態に設定され、バイパス弁(81)の開度が調節される。冷暖切換ユニット(6)では、中間第1電動弁(58)及び中間第4電動弁(59c)が開放され、中間第3電動弁(59b)及び中間第5電動弁(96)が閉鎖される。また、冷暖切換ユニット(6)では、第1室内ユニット(3A, 3B)に対応する第1開閉弁(84)が閉鎖され、第2開閉弁(85)が開放される。また、冷暖切換ユニット(6)では、第2,第3室内ユニット(3B, 3C)に対応する第1開閉弁(84)が開放され、第2開閉弁(85)が閉鎖される。各室内ユニット(3)では、第1室内ユニット(3A)に対応する室内膨張弁(72)が開放され、第2,第3室内ユニット(3B, 3C)に対応する室内膨張弁(72)の開度が調節される。
図17に示す第2冷房主体運転(ここでは、全冷房運転)の室外ユニット(2)では、四方切換弁(80)が第2状態に設定され、バイパス弁(81)が全閉状態となる。冷暖切換ユニット(6)では、中間第1電動弁(58)、中間第4電動弁(59c)、及び中間第5電動弁(96)が閉鎖され、中間第3電動弁(59b)が開放される。また、冷暖切換ユニット(6)では、全ての室内ユニット(3A, 3B, 3C)に対応する第1開閉弁(84)が開放され、全ての室内ユニット(3A, 3B, 3C)に対応する第2開閉弁(85)が閉鎖される。各室内ユニット(3)では、全ての室内ユニット(3A, 3B, 3C)の室内膨張弁(72)の開度が調節される。
4 気液分離ユニット
6 冷暖切換ユニット(気液分離ユニット)
10 空気調和装置
11 室外部第1連絡配管(第1連絡配管)
12 室外部第2連絡配管(第2連絡配管)
20 冷媒回路
20a 室外回路
20c 第1中継回路(中継回路)
20e 中継回路
21 圧縮機
22 室外熱交換器
41 気液分離器
57b 第2分岐管(バイパス回路)
57c 分岐管(バイパス回路)
58 中間第1電動弁(流出側開閉機構)
59b 中間第3電動弁(開閉機構)
59c 中間第4電動弁(流入側開閉機構)
63 第1切換弁(切換機構)
64 第2切換弁(切換機構)
71 室内熱交換器
83 三方切換弁(切換機構)
84 第1開閉弁(切換機構)
85 第2開閉弁(切換機構)
Claims (6)
- 圧縮機(21)と、室外熱交換器(22)と、気液分離器(41)と、複数の室内熱交換器(71)とが接続される冷媒回路(20)を備え、該冷媒回路(20)は、上記室外熱交換器(22)で放熱した冷媒を上記気液分離器(41)でガス冷媒と液冷媒とに分離し、該気液分離器(41)で分離したガス冷媒を一部の室内熱交換器(71)で放熱させると同時に該気液分離器(41)で分離した液冷媒を一部の室内熱交換器(71)で蒸発させ暖房と冷房とを同時に行う第1冷凍サイクルと、上記室外熱交換器(22)で放熱した後の液冷媒を複数の室内熱交換器(71)で蒸発させ冷房のみを行う第2冷凍サイクルとを切換可能に構成された空気調和装置であって、
上記冷媒回路(20)には、
上記気液分離器(41)の流入側と該気液分離器(41)の液流出側とを繋ぐバイパス回路(57b,57c)と、
上記第1冷凍サイクル時に上記バイパス回路(57b,57c)を閉状態とし上記第2冷凍サイクル時に該バイパス回路(57b,57c)を開状態とする開閉機構(59b)とが設けられている
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1において、
上記冷媒回路(20)には、上記バイパス回路(57b,57c)の流入端と上記気液分離器(41)の流入端との間に接続され、上記第1冷凍サイクル時に開状態となり上記第2冷凍サイクル時に閉状態となる流入側開閉機構(59c)が設けられている
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1又は2において、
上記冷媒回路(20)には、上記気液分離器(41)の液流出端と上記バイパス回路(57b,57c)の流出端との間に接続され、上記第1冷凍サイクル時に開状態となり上記第2冷凍サイクル時に閉状態となる流出側開閉機構(58)が設けられている
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、
上記圧縮機(21)及び室外熱交換器(22)が接続される室外回路(20a)有する室外ユニット(2)と、
上記気液分離器(41)と上記バイパス回路(57b,57c)が接続される中継回路(20c,20e)を有する気液分離ユニット(4,6)と、
上記室外回路(20a)と中継回路(20c,20e)とを接続する2本の連絡配管(11,12)と
を備えている
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項4において、
上記中継回路(20c,20e)には、上記室内熱交換器(71)における液冷媒とガス冷媒の流れを切り換えるための切換機構(63,64,83,84,85)が接続されている
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1つにおいて、
上記冷媒回路(20)の冷媒は、ジフルオロメタンである
ことを特徴とする空気調和装置。
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