JP2014155181A - 無線機及び送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】時間制御器と制御装置とを備え、時間制御器は、受信信号の入力に応じて自己が管理する時刻を受信時刻として取得し、受信時刻とともに受信信号を制御装置に転送する。制御装置は、ソフトウェア無線機能に対応する通信タスクの実行期間において受信信号を復調する。制御装置は、変調後の送信信号と受信時刻に基づいて算出した送信予定時刻とを、通信タスクの実行期間において時間制御器に送信する。時間制御器は、送信信号と送信予定時刻の受信に応じて、送信予定時刻に至るのに応じて、送信信号を送信させるための制御を実行する。
【選択図】図4
Description
しかし、マルチタスクOS上でソフトウェア無線通信機能のタスクを動作させた場合には、他のタスクの割り込み処理によって、送信信号の送信に先立って予めCPUが算出した送信時刻(送信予定時刻)と、送信信号が送信された実の送信時刻との間に誤差が発生する。このような送信時刻の誤差は、例えばCPUによる送信予定時刻の算出処理と、CPUによる送信処理との間に他のタスクの処理が割り込んだような場合に発生する。
また、送信予定時刻は、OSが管理する時刻から取得することから、タスクの切り替えや割り込み処理などのタイミングによっては、送信予定時刻そのものについても誤差が発生する場合がある。
例えば、受信側においては一定時間内に信号を受信することを前提として動作しているので、上記のように送信時刻の誤差が発生した場合には、受信側において一定時間内に信号を受信できずに、受信エラーとなる可能性が高くなる。
図1は、ソフトウェア無線機としての基本的な構成例を示している。図1に示すソフトウェア無線機は、アンテナ11、アナログ送受信部12、AD変換器13、DA変換器14、制御装置15及びメモリ16を備える。
アナログ送受信部12は、アンテナ11が電波を受信して得られたアナログの受信信号を入力して所定の受信信号処理を施し、AD変換器13に出力する。また、アナログ送受信部12は、DA変換器14から出力されたアナログの送信信号を入力して送信信号処理を施し、アンテナ11から電波として送出させる。
DA変換器14は、制御装置15から出力されたデジタルの送信信号を入力し、アナログの送信信号に変換して、アナログ送受信部12に出力する。
メモリ16は、例えばRAM(Random Access Memory)であり、制御装置15の作業領域として使用される。
図2において、通信タスクは、制御装置15が実行するタスクのうち、ソフトウェア無線機能に対応するタスクである。他タスクは、ソフトウェア無線機能以外のタスクである。他タスクは、例えば通信タスクよりも処理の優先順位が高い割り込み処理を含んでいる。
AD変換器13は、受信の指示を受けるのに応じて、時刻t73〜t74の期間によりアナログの受信信号を入力してデジタルの受信信号に変換する。ここで、通信タスクは、時刻t73、t74の間の時刻t2において終了し、続いて他タスクの期間が開始される。
AD変換器13は、時刻t74〜t75の期間によりデジタルに変換した受信信号を制御装置15に転送する。
そして、制御装置15は、時刻t4から通信タスクが開始されるのに応じて受信信号を復調し、受信信号の復調が完了した時刻t76において、復調結果に基づいて受信時刻の補正を実行する。なお、制御装置15は受信信号を復調することにより受信データを生成し、生成した受信データを出力する。
時刻t1〜t2による通信タスクの期間において、制御装置15は、時刻t1〜t81の期間により送信データを変調してデジタルの送信信号を生成する。制御装置15は、生成したデジタルの送信信号をメモリ16に記憶させたうえで、受信時において補正した受信時刻に基づいて算出した送信予定時刻である時刻t82まで待機する。
DA変換器14は、時刻t83〜t5の期間においてデジタルの送信信号をアナログの送信信号に変換する。
そこで、本実施形態においては、以下に説明するようにして、送信時刻についての誤差の縮小を図る。
[ソフトウェア無線機の構成例]
図4は、第1の実施形態に係るソフトウェア無線機の構成例を示している。図4のソフトウェア無線機は、アンテナ101、アナログ送受信部102、AD変換器103、DA変換器104、時間制御器200、制御装置300及びメモリ400を備える。
アナログ送受信部102は、アンテナ101が電波を受信して得られたアナログの受信信号を入力して、例えば増幅、周波数変換などの所定の受信信号処理を施し、AD変換器103に出力する。また、アナログ送受信部102は、DA変換器104から出力されたアナログの送信信号を入力して送信信号処理を施し、アンテナ101から電波として送出させる。
DA変換器104は、時間制御器200から出力されたデジタルの送信信号を入力し、入力したデジタルの送信信号をアナログの送信信号に変換して、アナログ送受信部102に出力する。
メモリ400は、制御装置300の作業領域として利用され、制御装置300の演算結果などを記憶する。メモリ400には、例えばRAMが使用される。
受信時刻取得部211は、無線通信における受信信号の入力に応じて、時間制御器200が管理する時刻を受信時刻として取得する。
受信信号転送部212は、入力した受信信号と受信時刻とを制御装置300に転送する。具体的に、受信信号転送部212は、AD変換器103からデジタルの受信信号を入力し、入力した受信信号を、受信時刻取得部211が取得した受信時刻とともに制御装置300に転送する。
送信予定時刻記憶部214は、制御装置300からデジタルの送信信号とともに転送された送信予定時刻を記憶する。送信予定時刻記憶部214には、例えばレジスタなどを使用できる。
なお、制御装置300は、ソフトウェア無線機能以外の機能に対応するアプリケーションを実行することにより、通信タスク以外のタスク(他タスク)も並行して実行可能である。ただし、図示を明解にすることの便宜上、図4においては、他タスクに対応する機能部についての図示は省略している。
復調部311は、時間制御器200の受信信号転送部212から転送された受信信号を復調して受信データを出力する。
なお、制御装置300は、通信タスク以外の他タスクが処理を実行している期間において、時間制御器200の受信信号転送部212から受信信号が転送された場合、例えばOSの機能により、転送された受信信号をメモリ400に記憶させる。そして、復調部311は、他タスクから通信タスクに切り替わるのに応じて、メモリ400に記憶されている受信信号を入力して復調を行うことができる。
そこで、受信時刻補正部312は、復調部311により受信信号が復調されるのに応じて、時間制御器200の受信信号転送部212から転送された受信時刻を補正する。この際、受信時刻補正部312は、復調部311の復調結果に基づいて受信時刻を補正する。
具体的に、例えば受信信号には特定のパターンを有するパターン信号が挿入されている。受信時刻補正部312は、AD変換器103が変換を開始してから特定のパターンが検出されるまでのデータ数Xをカウントする。そして、受信時刻補正部312は、例えば受信信号とともに転送された受信時刻に対してデータ数X分に相当する時間を加算することにより受信時刻を補正することができる。
送信信号転送部315は、送信信号を送信予定時刻とともに時間制御器200に転送する。つまり、送信信号転送部315は、変調部314により生成されたデジタルの送信信号を、送信予定時刻算出部313が算出した送信予定時刻とともに時間制御器200に転送する。前述のように、時間制御器200においては、転送されたデジタルの送信信号を送信信号記憶部213が記憶し、転送された送信予定時刻を送信予定時刻記憶部214が記憶する。
図5を参照して、第1の実施形態におけるソフトウェア無線の受信時における処理タイミング例について説明する。
図5においては、時刻t1〜t2の期間において通信タスクが実行され、続く時刻t2〜t3、t3〜t4の期間において他タスクが実行され、時刻t4〜t5の期間において通信タスクが実行され、時刻t5以降において他タスクが実行されるように、タスクの切り替えが行われる例が示される。なお、他タスクは、例えば、通信タスクより優先順位が高い割り込み処理を含んでいる。
例えば、図5においては、時刻t13〜t14の期間の途中の時刻t2において通信タスクから他タスクに切り替わっている。しかし、時間制御器200の処理は、タスクの切り替わりに依存しないため、時刻t13〜t14の期間により受信信号転送部212が実行する受信の指示は、時刻t2におけるタスクの切り替わりにかかわらず、正常に実行される。
また、受信時刻補正部312は、時刻t18〜t5の期間において、先の時刻t4〜t18による復調処理の結果に基づいて受信時刻を補正する。
次に、図6を参照して、第1の実施形態におけるソフトウェア無線の送信時における処理タイミング例について説明する。
図6においても、図5と同様に、時刻t1〜t2の期間において通信タスクが実行され、続く時刻t2〜t3、t3〜t4の期間において他タスクが実行され、時刻t4〜t5の期間において通信タスクが実行され、時刻t5以降において他タスクが実行されるように、タスクの切り替えが行われる例を示している。
なお、時間制御器200において、送信信号記憶部213は、時刻t21〜t2の期間において転送された送信信号を記憶し、送信予定時刻記憶部214は、送信信号とともに転送された送信予定時刻を記憶する。
そこで、送信制御部215は、時刻t2以降において、送信予定時刻である時刻t23の所定時間前の時刻t22に至るまで送信信号の転送(送信制御)を待機する。そして、送信制御部215は、時刻t22に至るのに応じて、時刻t22〜t23の期間により、送信信号記憶部213に記憶されている送信信号をDA変換器104に転送する。この場合、送信予定時刻と実の送信時刻は、時刻t23で一致する。
DA変換器104は、例えば時刻t23以降において、転送されたデジタルの送信信号をアナログの送信信号に変換する。
これに対して、本実施形態においては、図5にて説明したように、送信予定時刻の基となる受信時刻については、制御装置300がOSの管理する時刻から取得するのではなく、時間制御器200が、自己の管理する時刻から取得している。これにより、時間制御器200における受信時刻の取得とこれに応じたAD変換器103への受信指示は、タスクの切り替えにかかわらず連続した処理として実行することが可能になる。この結果、送信予定時刻についての誤差の発生が抑えられる。
[ソフトウェア無線機の構成例]
続いて、第2の実施形態について説明する。ソフトウェア無線機能はOS上で動作するアプリケーションにより実現される。したがって、例えばそれぞれが異なる通信方式に対応する複数のソフトウェア無線機能のアプリケーションを実装すれば、複数の異なる通信方式に対応した無線通信機能を有するソフトウェア無線機が得られる。そのうえで、マルチタスクOSに複数のソフトウェア無線機能のアプリケーションを実装した場合には、これら複数のソフトウェア無線機能の通信タスクを並行して実行させることが可能である。
第2の実施形態は、マルチタスクOS上で、複数の通信タスクを並行して実行可能なソフトウェア無線機の構成である。
なお、図7において図4と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態においては、第1通信タスクに対応する無線通信方式による受信信号と、第2通信タスクに対応する無線通信方式による受信信号が複合された複合受信信号が受信される。
分配器111は、複数の通信タスクに対応する受信信号を含む複合受信信号から通信タスクごとに対応する受信信号を分配する。
具体的に、図7の分配器111は、AD変換器103によりデジタルに変換された複合受信信号を入力して、第1通信タスクに対応する受信信号と第2通信タスクに対応する受信信号とに分配する。分配器111は、分配後の第1通信タスクに対応する受信信号を、時間制御器200における第1通信タスク対応時間制御部201−1に出力し、分配後の第2通信タスクに対応する受信信号を、時間制御器200における第2通信タスク対応時間制御部201−2に出力する。
具体的に、合成器112は、第1通信タスク対応時間制御部201−1から出力される第1通信タスクに対応する送信信号と、第2通信タスク対応時間制御部201−2から出力される第2通信タスクに対応する送信信号とを入力して合成し、複合送信信号を生成する。合成器112は、複合送信信号をDA変換器104に出力する。
第1通信タスク対応時間制御部201−1は、第1通信タスクに対応して、受信時刻の取得と、AD変換器103と制御装置300との間における受信信号の転送制御と、制御装置300とDA変換器104との間における送信信号の転送制御とを実行する。
第2通信タスク対応時間制御部201−2は、第2通信タスクに対応して、受信時刻の取得と、AD変換器103と制御装置300との間における受信信号の転送制御と、制御装置300とDA変換器104との間における送信信号の転送制御とを実行する。
このように、第2の実施形態の時間制御器200は、通信タスク対応時間制御部201を、複数の通信タスクごとに対応してそれぞれ個別に備える。これにより、例えば複数の通信タスクの同時送受信に対応することが可能になる。
第1通信タスク処理部301−1は、図4の通信タスク処理部301と同様の構成である。そのうえで、第1通信タスク処理部301−1における復調部311は、第1通信タスク対応時間制御部201−1の受信信号転送部212から転送された受信信号を復調して受信データを生成する。
また、第1通信タスク処理部301−1における受信時刻補正部312は、第1通信タスク対応時間制御部201−1の受信信号転送部212から受信信号とともに転送された受信時刻について、復調部311の復調結果に基づいて補正する。
また、第1通信タスク処理部301−1における変調部314は、第1通信タスクに対応する送信データを変調して送信信号を生成する。
第1通信タスク処理部301−1において、送信信号転送部315は、変調部314により生成された送信信号と、送信予定時刻算出部313が算出した送信予定時刻を、第1通信タスク対応時間制御部201−1に対して転送する。
また、第2通信タスク処理部301−2における受信時刻補正部312は、第2通信タスク対応時間制御部201−2の受信信号転送部212から受信信号とともに転送された受信時刻について、復調部311の復調結果に基づいて補正する。
また、第2通信タスク処理部301−2における変調部314は、第2通信タスクに対応する送信データを変調して送信信号を生成する。
第2通信タスク処理部301−2において、送信信号転送部315は、変調部314により生成された送信信号と、送信予定時刻算出部313が算出した送信予定時刻を、第2通信タスク対応時間制御部201−2に対して転送する。
このように、第2の実施形態の制御装置300は、複数の通信タスクごとに対応して、通信タスク処理部301を複数備える。なお、複数の通信タスク処理部301は、制御装置300としてのハードウェア(例えばCPU)を共有する。また、通信タスク処理部301を構成する機能のうち、同一の処理となる機能については複数の通信タスク処理部301間で共有することができる。
図8を参照して、第2の実施形態におけるソフトウェア無線の受信時における処理タイミング例について説明する。
図8においては、時刻t1〜t2の期間において第1通信タスクが実行され、続く時刻t2〜t3の期間において第2通信タスクが実行され、時刻t3〜t4の期間において他タスクが実行され、時刻t4〜t5の期間において第1通信タスクが実行され、時刻t5〜t6において第2通信タスクが実行されるように、タスクの切り替えが行われる例が示される。なお、他タスクは、例えば、第1通信タスクと第2通信タスクより優先順位が高い割り込み処理を含んでいる。
受信の指示に応じて、第1通信タスク対応時間制御部201−1における受信時刻取得部211は、時刻t32〜t33の期間において時間制御器200内部で管理する時刻を受信時刻として取得する。なお、受信時刻取得部211は、取得した受信時刻を、例えば時刻t36〜t37による受信信号の転送が行われるまで保持する。続けて、第1通信タスク対応時間制御部201−1の受信信号転送部212は、時刻t33〜t34の期間において、分配器111に対して受信を指示する。
このように、第2の実施形態においても、第1通信タスク対応時間制御部201−1は、タスクの切り替わりに依存せずに個別に動作する。
これにより、時刻t32〜t37までの第1通信タスク対応時間制御部201−1の受信時刻の取得と受信信号の転送、及び、分配器111による複合受信信号の分配と受信信号の転送は、待機時間を含むことなく連続的に実行していくことができる。
また、第1通信タスク処理部301−1の受信時刻補正部312は、時刻t38〜t5の期間において、先の時刻t4〜t38による復調処理の結果に基づいて受信時刻を補正する。
制御装置300の第2通信タスク処理部301−2の復調部311は、時刻t2〜t3による第2通信タスクの期間に含まれる時刻t41〜t42の期間により時間制御器200の第2通信タスク対応時間制御部201−2に対して受信を指示する。
受信の指示に応じて、第2通信タスク対応時間制御部201−2における受信時刻取得部211は、時刻t42〜t43の期間において時間制御器200内部で管理する時刻を受信時刻として取得する。なお、受信時刻取得部211は、取得した受信時刻を、例えば時刻t4〜t47により受信信号の転送が行われるまで保持する。続けて、第2通信タスク対応時間制御部201−2の受信信号転送部212は、時刻t43〜t3の期間において、分配器111に対して受信を指示する。
つまり、図8におけるAD変換器103は、時刻t34〜t45の期間において、アナログの複合受信信号をデジタルの複合受信信号に変換する処理を実行する。
これにより、時刻t42〜t47までの第2通信タスク対応時間制御部201−2の受信時刻の取得と受信信号の転送、及び、分配器111による複合受信信号の分配と受信信号の転送も、待機時間を含むことなく連続的に実行していくことができる。
そこで、第2通信タスク処理部301−2は、時刻t4〜t47の期間に転送された受信信号をメモリ400に記憶させ、時刻t47以降において通信タスクに切り替わるまで待機する。
また、第2通信タスク処理部301−2の受信時刻補正部312は、時刻t48〜t6の期間において、先の時刻t5〜t48による復調処理の結果に基づいて受信時刻を補正する。
次に、図9を参照して、第2の実施形態におけるソフトウェア無線の送信時における処理タイミング例について説明する。
図9においても、図8と同様に、時刻t1〜t2の期間において第1通信タスクが実行され、続く時刻t2〜t3の期間において第2通信タスクが実行され、時刻t3〜t4の期間において他タスクが実行され、時刻t4〜t5の期間において第1通信タスクが実行され、時刻t5〜t6において第2通信タスクが実行されるように、タスクの切り替えが行われる例が示される。
第1通信タスク対応時間制御部201−1において、送信信号記憶部213は、時刻t51〜t2の期間により転送された送信信号を記憶し、送信予定時刻記憶部214は、送信信号とともに転送された送信予定時刻を記憶する。
そこで、第1通信タスク対応時間制御部201−1の送信制御部215は、時刻t2以降において、送信予定時刻1である時刻t53の所定時間前の時刻t52に至るまで送信信号の転送を待機する。そして、第1通信タスク対応時間制御部201−1の送信制御部215は、時刻t52〜t53の期間において、送信信号記憶部213に記憶されている送信信号を合成器112に転送する。これにより、送信予定時刻1と実の送信時刻は、時刻t53で一致する。
図9において、制御装置300の第2通信タスク処理部301−2における変調部314は、例えば、第2通信タスクの期間に含まれる時刻t2〜t61により、送信データの変調を実行してデジタルの送信信号を生成する。そして、第2通信タスク処理部301−2における送信信号転送部315は、時刻t61〜t3の期間において、時刻t2〜t61の変調により生成したデジタルの送信信号を、送信予定時刻算出部313が算出した送信予定時刻とともに時間制御器200の第2通信タスク対応時間制御部201−2に転送する。
第2通信タスク対応時間制御部201−2において、送信信号記憶部213は、時刻t61〜t3の期間により転送された送信信号を記憶し、送信予定時刻記憶部214は、送信信号とともに転送された送信予定時刻を記憶する。
そこで、第2通信タスク対応時間制御部201−2の送信制御部215は、時刻t3以降において、送信予定時刻2である時刻t63の所定時間前の時刻t62に至るまで送信信号の転送を待機する。そして、第2通信タスク対応時間制御部201−2の送信制御部215は、時刻t62〜t63の期間において、送信信号記憶部213に記憶されている送信信号を合成器112に転送する。これにより、送信予定時刻2と実の送信時刻は、時刻t63で一致する。
つまり、図9におけるDA変換器104は、時刻t53〜t64の期間において、複合送信信号をデジタルからアナログに変換する。
なお、第2の実施形態においては、2つの通信タスクに対応した構成を示しているが、3以上の通信タスクに対応した構成であってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (3)
- 時間制御器と制御装置とを備える無線機であって、
前記時間制御器は、
無線通信における受信信号の入力に応じて、前記時間制御器が管理する時刻を受信時刻として取得する受信時刻取得部と、
入力した受信信号と前記受信時刻とを制御装置に転送する受信信号転送部と、
前記制御装置から転送された送信信号を記憶する送信信号記憶部と、
前記制御装置から前記送信信号とともに転送された送信予定時刻を記憶する送信予定時刻記憶部と、
前記送信予定時刻記憶部が記憶する送信予定時刻に至るのに応じて、前記送信信号記憶部が記憶する送信信号を無線により送信させる送信制御部とを備え、
前記制御装置は、
前記時間制御器から転送された受信信号を復調して受信データを出力する復調部と、
前記復調部により受信信号が復調されるのに応じて、前記時間制御器から転送された受信時刻を補正する受信時刻補正部と、
前記受信時刻補正部により補正された受信時刻に基づいて前記送信予定時刻を算出する送信予定時刻算出部と、
送信データを変調して送信信号を生成する変調部と、
前記送信信号を送信予定時刻とともに前記時間制御器に転送する送信信号転送部とを備える無線機。 - 複数の通信タスクに対応する受信信号を含む複合受信信号から通信タスクごとに対応する受信信号を分配する分配器と、
前記時間制御器が出力する複数の送信信号を合成して複合送信信号を生成する合成器をさらに備え、
前記時間制御器は、
前記受信時刻取得部と、前記分配器から入力した受信信号を前記受信時刻取得部が取得した受信時刻とともに転送する前記受信信号転送部と、前記送信信号記憶部と、前記送信予定時刻記憶部と、前記送信制御部とを備える通信タスク対応時間制御部を、前記複数の通信タスクごとに対応して複数備え、
前記制御装置は、
前記復調部と、前記受信時刻補正部と、前記送信予定時刻算出部と、前記変調部と、前記送信信号転送部を備える通信タスク処理部を、前記複数の通信タスクごとに対応して複数備える、
請求項1に記載の無線機。 - 時間制御器と制御装置とを備える無線機における送受信方法であって、
前記時間制御器は、
無線通信における受信信号の入力に応じて、前記時間制御器が管理する時刻を受信時刻として取得する受信時刻取得ステップと、
入力した受信信号と前記受信時刻とを制御装置に転送する受信信号転送ステップと、
制御装置から前記送信信号とともに転送された送信予定時刻に至るのに応じて、前記制御装置から転送された送信信号を無線により送信させる送信制御ステップとを備え、
前記制御装置は、
前記時間制御器から転送された受信信号を復調して受信データを出力する復調ステップと、
前記復調ステップにより受信信号が復調されるのに応じて、前記時間制御器から転送された受信時刻を補正する受信時刻補正ステップと、
前記受信時刻補正ステップにより補正された受信時刻に基づいて前記送信予定時刻を算出する送信予定時刻算出ステップと、
送信データを変調して送信信号を生成する変調ステップと、
前記送信信号を送信予定時刻とともに前記時間制御器に転送する送信信号転送ステップとを有する送受信方法。
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