JP2014180412A - 穿刺具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロテクタ5は、外針を収容する円筒部5aと、円筒部5aから延設されて上面及び側面を形成すると共に、下面及び円筒部の反対端部に開口部5c1,5c2を有する本体部5と、円筒部5の本体部外周面に形成されたリブ状フレーム5dと、本体部の内周面に形成された被係止突起5eとを有し、プロテクタ5の下面の開口部5c2に外針ハブの突起部位が配置され、プロテクタの開口部5c1から内針ハブの一端側を挿入することにより、本体部5の被係止突起5eが内針ハブのリブ状突起に係止され、外針が円筒部5aに収容される。
【選択図】図11
Description
このような穿刺具は、外針と外針ハブと、外針に先端部が挿入される内針と、内針の基端部を内部に保持する筒状の内針ハブとを備えている。
この穿刺具100は、図15(A)に示すように、外針102aと外針ハブ102bと、外針102aに先端部が挿入される内針103と、内針の基端部を内部に保持する筒状の内針ハブ101とを備えている。
そして、更に同方向に内針ハブ101を引っ張ることで、手に触れることなく、内針103の先端103aが同スライドカバー104内に保持される。
その結果、外針102aのみを体内に留置し、内針103を収容した内針ハブ101を取り外すことができ、内針103をそのまま廃棄することができる(図15(E)参照)。
即ち、外針ハブ102bの全体を前記プロテクタで覆うことができないという課題があった。また、翼106を収容可能なプロテクタを形成すると、非常に大型なプロテクタになるという課題があった。
即ち、外針ハブに翼などの突起部位が設けられている場合にも、プロテクタを大型化することなく確実に装着することができ、前記円筒部により外針及び該外針の先端から突出した内針を収容して保護し、それらの位置ずれを防止すると共に、安全面を確保することができる。
尚、前記本体部にリブ状フレームが形成されているため、下面及び前記円筒部の反対端部側に開口部を有する本体部の強度を増大させることができ、プロテクタの変形を抑制することができる。
このように、内針ハブの外周面は、本体部の内周面全体と圧接するのではなく、前記接触部と圧接するため、適度な摺動抵抗が得られ、プロテクタの装着、取り外す際の事故を抑制することができる。
このように、プロテクタを内針ハブに装着する際に、プロテクタはガイドされ、内針ハブとプロテクタとを確実に嵌合させることができる。
このように、前記被ガイド部が押え突起と接することにより、プロテクタの内針ハブに対するガタつきを防止することができる。特に、プロテクタを内針ハブに装着した際、プロテクタの下面開口部側への傾き(変形)を抑制することができる。
穿刺具1は、図1〜図3に示すように、カテーテル2と、前記カテーテル2に先端部が挿入される内針3と、前記内針3の一端部(基端部)を保持する筒状の注射具4と、前記カテーテル2および前記内針3の先端を覆うプロテクタ5とを備えている。また、前記穿刺具1において、前記内針3を除く全ての部品は樹脂製である。尚、図1,2では、前記カテーテル2および前記内針3は、前記プロテクタ5に覆われて見ることができない。
また、前記注射具4は、前記内針ハブ41の内部に進退自在に取り付けられた外筒6と、前記カテーテル2を把持する4つのアーム71Aを有し、前記外筒6の内部に進退自在に取付けられた内筒7とを備えている。
尚、本実施形態では、前記内筒7に、前記4つのアーム71Aが形成された場合を示しているが、2つ以上のアームでカテーテル2を保持できれば良い。
また、内針ハブ41の後端部には、尾栓42が嵌合する開口部41cが設けられ、筒状の嵌合部41bの本体部41a側には、前記外筒6の軸部64が挿通する貫通孔41dが設けられている。そして、内針ハブ41の本体部41a及び嵌合部41b内に、前記外筒6が収容されるように構成されている。
即ち、4個のリブ状突起41eは、2個のリブ状突起41eを一対として、内針ハブ41の先端側から見て左右対称に配置されている。そして、左右対称に配置されたリブ状突起41e間の間隔tは、プロテクタ5に形成された被ガイド部5h,5i(図11参照)が挿通するように、所定寸法に形成されている。
この押え突起41fの下面41f1は、図6に示すように、左右対称に配置された一対のリブ状突起41eのうち、上側のリブ状突起41eの下面41e1の延長線上に配置されている。
即ち、前記リブ状突起41eと押え突起41fにより、プロテクタ5に形成され被ガイド突起5h,5iを確実に保持するように構成されている。
尚、前記4つのアーム71Aは、前記アーム開閉部62の内面の両側部に形成されたガイド溝部62Aに案内されながら進退可能に形成されている。
また、前記アーム開閉部62は、図5に示すように、前記外筒6に前記内筒7が収容されている場合には、前記4つのアーム71Aは閉じられ前記カテーテル2を把持する。
一方、前記外筒6から前記内筒7が引抜かれた(進出した)場合には、図14(c)に示すように、ガイド溝部62A(アーム開閉部62)による規制がなくなるため、アーム71A自体の弾発力により、前記4つのアーム71Aは開き、前記カテーテル2を解放する。
前記軸部72は、前記外筒6の前記溝部61内に収容され、移動可能に形成された突出部72Aと、前記貫通孔73内の内針3によって押し出されて起立し、前記溝部61に係合する起立片72Bとを備えている。
尚、前記内筒7を前記外筒6に対して進出させた際、前記外筒6および内筒7は互いに分離することのないように、溝部61の端部に前記突出部72Aが係止されるように構成されている。
ここで、前記起立片72Bは、前記溝部61のうち、前記カテーテル2側の端部に係合するので、前記内筒7の前記首部71と共働して前記外筒6を挟み込むようにして前記外筒6に係止される。
換言すれば、前記起立片72Bは、前記貫通孔73に内針3が存在する場合には、前記内針3によって起立し、外筒6と内筒7が一体となり、前記内筒7の前記外筒6からの引抜きが規制される。
尚、前記内針ハブ41、および前記外筒6の夫々の端部41d、63には係合部が形成されており、伸長した際、前記端部41d、63に形成された係合部が係止することによって、互いに分離(離間)することのないように構成されている。
また、前記円弧状のリブ状突起5dは、使用者が指を掛けてプロテクタ5を取り外せるように、所定の高さh(寸法)を有している。
尚、前記リブ状突起5d及びリブ状突起5dの延設部5d1が本体部5bに設けられることにより、開口部5c1,5c2が形成されたプロテクタ5の機械的強度が向上し、プロテクタ5の変形を抑制することができる。
前記内針ハブ41にプロテクタ5装着する際、前記内針ハブ41の嵌合部41b外周面に形成されたリブ状突起41eが前記係止突起5eを乗り越えることによって、プロテクタ5の係止突起5eがリブ状突起41eに係止され、プロテクタ5は内針ハブ41(嵌合部41a)に固定されるように構成されている。
この接触部5f,5gは、プロテクタ5の内周面に突出すると共に、プロテクタ5の軸線に沿って、前記軸線と平行に延設されている。前記接触部5f,5gは、複数形成されていれば良く、前記嵌合部41bの外周面と接触部5f,5gとの圧接力は、前記嵌合部41bの外周面と接触部5f,5gとの摺動抵抗(引抜き力)を考慮して、接触部の幅、長さ、個数等が設定される。
上記したようにプロテクタ5の内周面に接触部5f,5gを設け、接触部の幅、長さ、個数等を適宜設定することにより、適切な前記摺動抵抗力(引抜き力)を得ることができ、安全性を確保することができる。
この被ガイド部5h,5iは、プロテクタ5を装着する際には、前記一対のリブ状突起41eの間を挿通し、前記リブ状突起41eに案内される。そのため、被ガイド部5h,5iの厚さ寸法は、一対のリブ状突起41eの間隔tよりも小さく形成されている。
このように、前記被ガイド部5h,5iが、一対のリブ状突起41eおよび押え突起41fによって、保持されるため、プロテクタ5のガタつきを防止することができる。
この押え突起41fによって、前記被ガイド部5h,5iを押えることにより、プロテクタ5開口部側への傾き(変形)を抑制することができる。
そして、プロテクタ5の被係止突起5eが、内針ハブ41の嵌合部41b外周面に形成されたリブ状突起41eを乗り越えることによって、プロテクタ5の被係止突起5gがリブ状突起41eに係止され、プロテクタ5は内針ハブ41(嵌合部41a)に固定される。
また、プロテクタ5に形成された円筒部5aの内部空間5a1内に前記内針3の先端が位置すると共に、前記円筒部5aの先端部5a2が外針ハブ22に当接する。これによりプロテクタ5が内針ハブ41に対し安定して装着(嵌合)された状態となる。
その結果、カテーテル2は固定された状態になされ、カテーテル2の移動は阻止される。また、外針ハブ22に翼22Aが設けられている場合にも、プロテクタ5を大型化することなく確実に装着することができ、また前記円筒部5aの空間部5a1により外針21及び該外針21の先端から突出した内針3を収容して保護することができる。
その結果、前記プロテクタ5を取り外した場合においても、内針3に対して外針ハブ22(カテーテル2)は移動しないため、外針21が内針3の先端よりも前方に移動し、内針3の先端を覆う等の弊害を防止することができる。
まず、図1、図2に示す穿刺具1から、前記したようにプロテクタ5を取り外し、図3に示すようにカテーテル2および内針3を露出させる。そして、図14(a)に示すように、前記カテーテル2および前記内針3を血管(患者の身体110)に穿刺する。
その後、前記カテーテル2を留め置きするために、前記内針ハブ41を軸方向に沿って前記カテーテル2から離間する方向に移動させる(引抜動作を行う)。この内針ハブ41の引抜き動作により、前記注射具4は伸長する。
このとき、前記溝部61は前記突出部72Aに案内されるため、前記内筒7の突出部72Aに案内されながら、前記外筒6は前記内針ハブ41から引抜き出される。
即ち、前記内針ハブ41を軸方向に沿って前記カテーテル2から離間させて前記注射具4を伸長させることによって、前記カテーテル2から抜出された前記内針3が前記内筒7、外筒6、内針ハブ41の内部に収容されると、前記4つのアーム71Aとアーム開閉部62によるカテーテル2の保持状態から、カテーテル2を解放する。
このように、前記穿刺具1は、前記内針3を前記カテーテル2から引抜き動作のみによって、前記内針3を前記注射具4の内部に収容することができ、しかも前記カテーテル2を前記注射具4から取り外すことができる。
2 カテーテル
3 内針
4 注射具
5 プロテクタ
5a 円筒部
5b 本体部
5c1 開口部(下面側)
5c2 開口部(円筒部の反対側端部側)
5d リブ状フレーム
5d1 リブ状フレーム延設部
5e 被係止突起
5f 接触部
5g 接触部
5h 被ガイド部
5i 被ガイド部
6 外筒(筒状体)
7 内筒(筒状体)
21 外針
22 外針ハブ
22A 翼(突起部位)
41 内針ハブ
41a 本体部
41b 嵌合部
41c 開口部
41d 貫通孔
41e リブ状突起
41f 押え突起
42 尾栓
42a 針接続部
61 溝部
62 アーム開閉部(把持手段)
71 首部
71A アーム(把持手段)
72 軸部
72A 突出部
72B 起立片
73 貫通孔
73A,73B 溝部
74 内部空間
74A,74B 凹部
110 患者の身体
Claims (5)
- 外針と、前記外針の基端部を保持すると共に、側面に突起部位を有する外針ハブと、前記外針に先端部が挿入される内針と、前記内針の基端部を保持する筒状の内針ハブと、前記外針を覆うプロテクタとを備える穿刺具であって、
前記プロテクタは、前記外針を収容する円筒部と、前記円筒部から軸線方向に延設されてプロテクタの上面及び側面を形成すると共に、下面及び前記円筒部の反対端部に開口部を有する本体部と、本体部の前記円筒部の反対端部側の外周面に形成されたリブ状フレームと、本体部の前記円筒部の反対端部側の内周面に形成された被係止突起とを有し、
前記内針ハブは、一端側の外周面に形成された前記被係止突起を係止するリブ状突起とを有し、
前記プロテクタの下面の開口部に前記外針ハブの突起部位が配置され、前記プロテクタの円筒部の反対端部側の開口部から内針ハブの一端側を挿入することにより、前記本体部の被係止突起が前記内針ハブのリブ状突起に係止され、前記外針が前記円筒部に収容されることを特徴とする穿刺具。 - 前記リブ状フレームの本体部外周面からの高さが、使用者の指がかかる寸法に形成されていることを特徴する請求項1記載の穿刺具。
- 前記プロテクタは、本体部の内周面から突出して、円筒部の反対端部側の開口部から本体部の軸線に沿って前記軸線と平行に延設された接触部を有し、
前記プロテクタの円筒部の反対端部側の開口部から内針ハブの一端側を挿入した際、前記接触部が内針ハブの外周面に圧接することを特徴する請求項1又は請求項2記載の穿刺具。 - 前記プロテクタは、本体部の内周面から突出して、前記円筒部の反対端部側の開口部から本体部の軸線に沿って前記軸線と平行に延設された被ガイド部を有し、
前記リブ状突起は、所定の間隔をあけて形成され、前記プロテクタの円筒部の反対端部側の開口部から内針ハブの一端側を挿入する際、前記被ガイド部が前記リブ状突起間を挿通し、前記リブ状突起に案内されることを特徴する請求項1又は請求項2記載の穿刺具。 - 前記リブ状突起より内針の基端部側の内針ハブの外周面に、前記被ガイド部が接する押え突起が形成されていることを特徴する請求項4記載の穿刺具。
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