JP2014181012A - 車載用負荷過熱防止装置 - Google Patents

車載用負荷過熱防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】サーミスタを用いずに、負荷の過熱防止を安価に行うことができる車載用ヒータ過熱防止装置を提供することを目的とする。
【解決手段】接続負荷28と電源30とをFET26を介して接続し、FET26をECU12によって制御する。このとき、予め定めたデューティ比及び周期のPWM制御によりFET26を駆動したときに、接続負荷28の過熱を検出したい温度に到達するまでの時間に一致する、過熱保護機能が作動する温度に到達するまでの時間となるFET26を選定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されたヒータ等の負荷の過熱を防止する車載用負荷過熱防止装置に関する。
車両に搭載されたヒータ等の負荷には、図5に示すように、PCT(Positive temperature coefficient)サーミスタ54が内蔵され、ECU(Electronic Control Unit)50によって負荷52が制御されるものがある。PTCサーミスタ54は過熱を検出すると、抵抗値が大きく上がるため、負荷52への通電電流を遮断することができ、負荷の異常過熱を防止することができる。
また、サーミスタを備えた車載用温度調節装置としては、例えば、特許文献1に記載の技術が提案されている。
特許文献1では、サーミスタの温度信号で駆動される電流制御素子と、サーミスタが断線した時に電流制御素子に流れる電流を遮断するサーミスタ断線保護回路とを少なくとも備え、線状の発熱体が配設された車載用採暖物の温度をサーミスタの温度信号によって調節する車載用温度調節装置であって、車載用温度調節物の電源電圧に異常高電圧が重畳された時、サーミスタ断線保護回路を異常高電圧の重畳期間とほぼ同じ期間、擬似的に作動させるように構成した車載用温度調節装置が提案されている。
特開2004−127591号公報
しかしながら、過熱防止に用いられる上述のPCTサーミスタはコストが高く、車両においてヒータ駆動システムを安価に設定できないため、改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、サーミスタを用いずに、負荷の過熱防止を安価に行うことができる車載用ヒータ過熱防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、自動車に搭載され、予め定めた電源からの電力によって駆動される負荷と、前記負荷と前記電源との間に接続されると共に、予め定めた発熱保護温度になった場合に前記電源から前記負荷への電力供給を遮断するように作動する発熱保護機能を有し、前記負荷への電力供給開始から前記負荷が予め定めた過熱温度に達するまでの到達時間に対応しかつ前記発熱保護温度に上昇する発熱保護時間が経過した際に前記発熱保護機能が作動するスイッチング手段と、前記電源の電力を前記負荷へ供給するように前記スイッチング手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、負荷は、自動車に搭載され、予め定めた電源によって駆動される。負荷としては、シートヒータやステアリングヒータ等の各種ヒータを適用するようにしてもよいし、他の負荷を適用するようにしてもよい。
スイッチング手段は、負荷と電源との間に接続されると共に、予め定めた過熱温度になった場合に電源から負荷への電力供給を遮断するように作動する過熱遮断機能を有している。すなわち、スイッチング手段によるスイッチングにより負荷に電源の電力を供給することができ、予め定めた発熱保護温度になった場合に電源から負荷への電力供給が遮断され、スイッチング手段の過熱が防止される。
また、スイッチング手段は、負荷への電力供給開始から負荷が予め定めた過熱温度に達するまでの到達時間に対応しかつ発熱保護温度に上昇する発熱保護時間が経過した際に発熱保護機能が作動するようになっている。すなわち、負荷が過熱温度に達するまでの到達時間と、スイッチング手段の発熱保護機能が作動するまでの発熱保護時間とが対応するので、スイッチング手段の発熱保護機能によって付加の過熱を防止することができる。従って、サーミスタを用いずに、負荷の過熱防止を安価に行うことができる
なお、請求項2に記載の発明のように、電源の電圧を検出する電圧検出手段と、自動車の車内温度を検出する温度検出手段と、を更に備えて、制御手段が、電圧検出手段及び温度検出手段の検出結果に基づいて、到達時間と発熱保護時間との対応のずれを補正するように、スイッチング手段を更に制御するようにしてもよい。すなわち、電圧や車内温度によって発熱保護機能が作動する発熱保護時間と到達時間との対応がずれても補正することができるので、スイッチング手段の発熱保護機能によって負荷の発熱を確実に防止することができる。
この場合、制御手段は、請求項3に記載の発明のように、パルス幅変調のデューティ比及び周期の少なくとも一方を調整して到達時間と発熱保護時間との対応のずれを補正するように、スイッチング手段を制御するようにしてもよい。スイッチング手段をパルス幅変調方式で制御して、パルス幅変調のデューティ比や周期を調整することにより、スイッチング手段の発熱保護時間を調整することができるので、発熱保護時間を負荷が過熱温度に到達するまでの到達時間に合わせ込むことが可能となる。
また、請求項4に記載の発明のように、電源の電圧を検出する電圧検出手段と、自動車の車内温度を検出する温度検出手段と、を更に備えて、制御手段が、電圧検出手段及び温度検出手段の検出結果に基づいて、到達時間を更に予測し、予測した到達時間になったところで負荷への電力の供給を停止するようにスイッチング手段を更に制御するようにしてもよい。すなわち、電源の電圧及び車内温度が分かれば、負荷の過熱温度に到達するまでの到達時間が予測できるので、到達時間を予測して、予測した到達時間になったところでスイッチング手段を制御して負荷への電力の供給を停止することにより負荷の過熱を防止する。これにより、スイッチング手段の発熱保護機能を利用したハード的な負荷の過熱防止に加えて、ソフト的な負荷の過熱防止が行われるので、2重のフェールセーフにより負荷の過熱を確実に防止することができる。なお、このとき、請求項5に記載の発明のように、制御手段は、到達時間を予測する際に、発熱保護機能が作動する発熱保護時間よりも長い時間を到達時間として予測するようにしてもよい。すなわち、スイッチング手段の発熱保護機能による負荷の過熱防止を優先して行い、ソフト的な制御手段による負荷の過熱防止を補助的に行うようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、負荷の過熱を検出したい予め定めた過熱温度に達するまでの到達時間に対応する発熱保護時間で発熱保護機能が作動するスイッチング手段を用いることにより、サーミスタを用いずに、負荷の過熱防止を安価に行うことができる車載用ヒータ過熱防止装置を提供することができる、という効果がある。
本発明の実施の形態に係る車載用負荷過熱防止装置の構成を示すブロック図である。 (A)は予め定めたデューティ比及び周期のPWM制御により接続負荷を駆動したときの時間経過に対する接続負荷の温度を示す図であり、(B)は予め定めたデューティ比及び周期のPWM制御によりFETを駆動したときの時間経過に対するFETの発熱温度を示す図である。 発熱保護検出温度に達するまでの時間が異なるFETの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車載用負荷過熱防止装置のECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 PTCサーミスタを内蔵した負荷の従来例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る車載用負荷過熱防止装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、車両用負荷過熱防止装置10は、接続負荷28にECU(Electronic Control Unit)12が接続され、ECU12によって接続負荷28の駆動が制御される。
接続負荷28としては、例えば、シートヒータや、ステアリングヒータ等の各種ヒータを適用することができる。また、ヒータ以外に過熱防止する必要がある負荷を適用するようにしてもよい。なお、以下では、接続負荷28としてヒータを適用した場合について説明する。
ECU12は、図1に示すように、CPU14、ROM16、RAM18、及びI/O(入出力インタフェース)20がそれぞれバス19に接続されたマイクロコンピュータで構成されている。
ROM16には、接続負荷28の駆動を制御するためのプログラムや各種テーブルや数式等の各種データなどが記憶されており、ROM16に記憶されたプログラムをRAM18に展開してCPU14が実行することにより、接続負荷28の駆動が制御される。なお、ROM16に記憶されるプログラムとしては、一例として後述する接続負荷過熱防止プログラムが記憶される。
I/O20には、電源監視部22及び車内温度監視部24が接続されていると共に、FET(Field effect transistor)26を介して接続負荷28が接続されている。
電源監視部22は、CPU14や接続負荷28に電力を供給する電源30の電圧を監視し、車内温度監視部24は、温度センサ等によって車内温度を監視する。
FET26は、発熱保護機能付きのFETが適用され、FET26が予め定めた発熱保護温度に達したところで接続負荷28への通電が遮断される。例えば、FET26は、発熱に伴って電圧が上昇するので、電圧の上昇により電源30から接続負荷28への電力供給が遮断されることにより、発熱保護機能として機能する。
本実施の形態では、予め定めたデューティ比及び周期のPWM(Pulse Width Modulation)制御(パルス幅変調方式)でFET26を駆動したときに、通電開始から発熱保護機能による発熱保護温度に達するまでの時間が、接続負荷28の過熱を検出したい温度までの時間に略一致するFET26が適用される。すなわち、FET26の発熱保護機能が作動したときに、接続負荷28の過熱を検出した温度に到達するので、FET26の発熱保護機能によって接続負荷28の過熱を防止することができる。
ここで、上述の発熱保護機能付きのFET26の選定方法について説明する。
予め定めた車内温度及び予め定めた電源電圧の条件下で、予め定めたデューティ比及び周期のPWM制御により接続負荷28を駆動し、接続負荷28の温度を測定し、図2(A)に示すように、通電開始から接続負荷28の過熱を検出したい温度(例えば、60℃)に到達するまでの時間t1を測定する。
同様に、予め定めた車内温度及び予め定めた電源電圧の条件下で、予め定めたデューティ比及び周期のPWM制御によりFET26を駆動し、FET26の発熱温度を測定し、図2(B)に示すように、通電開始から過熱保護機能が作動する温度(例えば、150℃)に到達するまでの時間t2を測定する。
FET26は、オン抵抗や、パッケージ(FET26の大きさ等)により、例えば、図2(B)のA〜Cのように発熱温度が異なるため、接続負荷28の過熱を検出したい温度に到達するまでの時間t1に一致する、過熱保護機能が作動する温度に到達するまでの時間t2のFET26を選定する。これによりFET26過熱保護起動が作動する温度に到達するまでの時間t2と、接続負荷28の過熱を検出したい温度に到達するまでの時間t1を対応させることができるので、FET26の発熱保護機能を利用することで、接続負荷28の過熱を防止することが可能となり、PTCサーミスタ等が不要となる。
ところで、上記ようにFET26を選定しても、前提とした条件(予め定めた車内温度及び予め定めた電源電圧の条件)から、電源電圧や車内温度が変化した場合には、接続負荷28としてのヒータの時間t1とFET26の時間t2とにずれが発生してしまう。
そこで、本実施の形態では、電源電圧監視部22及び車内温度監視部24の監視結果に基づいて、FET26をPWM制御で駆動する際のデューティ比及び周期の少なくとも一方を調整することにより、時間t1と時間t2のずれを補正するようになっている。
FET26をPWM制御する際のデューティ比及び周期の少なくとも一方を調整することにより、FET26の負荷発熱曲線が、図3のA〜Cのように変化するので、FET26の発熱保護検出温度(例えば、150℃)に達するまでの時間も変化する。図3の例では、発熱保護検出温度に達するまでの時間がt2〜t4に変化する。
具体的には、デューティ比を大きくするとFET26の発熱量が増加し、デューティ比を小さくするとFET26の発熱量が減し、PWM周期を短くすると発熱量が増加し、PWM周期を長くすると発熱量が減少するので、これを利用して時間t1と時間t2を一致させる。
例えば、ヒータ負荷発熱時間>FET発熱時間の場合には、FET26は銅箔基板実装のためヒータ負荷に比べて放熱性がよいので、PWM制御のデューティ比を小さくすることにより、FET26の発熱を抑えて、ヒータ負荷とFET26の発熱時間を合わせ込むことが可能となる。或いは、PWM制御の周期を遅くすることにより、FET26のスイッチング損失が減少するため、FET26の発熱時間を遅くすることができ、ヒータ負荷とFET26の発熱時間を合わせる込むことが可能となる。
また、ヒータ負荷発熱時間<FET発熱時間の場合には、PWM制御の周期を早くすることにより、FET26のスイッチング損失が増加するため、FET26の発熱時間を早めることができ、ヒータ負荷とFET26の発熱時間を合わせ込むことが可能となる。或いは、PWM制御のデューティ比を大きくすることにより、FET26の発熱量を増加させて、ヒータ負荷とFET26の発熱時間を合わせ込むことが可能となる。
但し、上記のデューティ比及び周期の少なくとも一方を調整する制御は、電源電圧や車内温度の各種条件下で、PWM制御のデューティ比や周期を変更して予め測定しておく必要があり、測定した結果をテーブルや数式等の対応関係としてROM16に記憶しておき、記憶した対応関係に基づいて補正する。これにより、時間t1と時間t2とのずれを補正することが可能となる。
また、本実施の形態では、FET26の発熱保護機能を利用したハード的な過熱防止に加えて、ソフト的に接続負荷28の過熱を防止する機能を備えている。なお、ソフト的に接続負荷28の過熱を防止する機能は、上述の接続負荷過熱防止プログラムにより実現される。
具体的には、電源電圧及び車内温度から接続負荷28の過熱を検出したい温度に到達するまでの時間t1を予測する。電源電圧及び車内温度が分かれば、PWM制御のデューティ比と周期から接続負荷28の過熱を検出したい温度に到達するまでの時間t1を予測することができるので、時間t1を予測して、予測した時間t1が経過したところでFET26の駆動を停止するFET26を制御すればよい。このとき、本実施の形態では、予測した時間t1が経過したところでFET26の駆動を停止せずに、予測した時間t1に対して予め定めた値を加えた時間が経過したところでFET26の駆動を停止するように制御するようになっている。これにより、ハード的な過熱防止が優先して行われ、ハード的な過熱防止のフェールセーフとしてソフト的な過熱の防止が行われる。すなわち、本実施の形態では、ハード及びソフトの2重のフェールセーフとされている。
なお、本実施の形態では、基本的にはハード的な過熱防止(FET26の過熱保護機能を利用した過熱防止)を行うので、FET26の過熱保護機能を優先して、ソフト的な過熱防止を後に行うようになっているが、逆にソフト的な過熱防止を優先するようにしてもよい。この場合には、予測した時間t1から予め定めた値を引いた時間が経過したところでFET26の駆動を停止するように制御すればよい。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係る車載用負荷過熱防止装置10の作用について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る車載用負荷過熱防止装置10のECU12で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図4の処理は、上述した接続負荷過熱防止プログラムを実行することにより行われるものであり、接続負荷28のヒータがオンされた場合に開始し、ヒータがオフされた場合に終了するものとして説明する。
まず、ステップ100では、FET26の駆動が開始されると共に、時間カウントアップが開始されてステップ102へ移行する。すなわち、予め定めたデューティ比及び予め定めたPWM制御周期でFET26が駆動されることにより、電源30の電圧が接続負荷28としてのヒータに印加されて、ヒータが過熱される。また、同時に過熱開始からの時間を計数するための時間がCPU14によってカウントアップされる。
ステップ102では、電源電圧監視部22によって監視された電源30の電圧が取得されると共に、車内温度監視部24によって監視された車内温度が取得されてステップ104へ移行する。
ステップ104では、FET26の駆動補正を行う必要があるか否かCPU14によって判定される。該判定は、接続負荷28の過熱を検出したい温度までの時間t1と、FET26の発熱保護機能による発熱保護温度に達するまでの時間t2とがずれる条件であるか否かをステップ102の監視結果に基づいて判定し、該判定が肯定された場合にはステップ106へ移行し、否定された場合にはステップ108へ移行する。更に具体的には、例えば、取得した電源電圧や車内温度がFET26の駆動を補正する必要がある環境であるか否かを判定する。すなわち、ROM16に予め記憶したテーブルや数式(電源電圧や車内温度に対応するFET26を駆動するデューティ比やPWM制御周期)を用いて判定する。
ステップ106では、FET26の駆動補正が行われてステップ108へ移行する。すなわち、取得した電源電圧及び車内温度に基づいて、FET26を駆動するデューティ比及びPWM制御周期の少なくとも一方が変更される。これによって、接続負荷28の過熱を検出したい温度までの時間t1と、FET26の発熱保護機能による発熱保護温度に達するまでの時間t2とのずれが補正される。従って、FET26の発熱保護機能を利用して接続負荷28の過熱を確実に防止することができる。
ステップ108では、ステップ102で取得した電源電圧及び車内温度に基づいて、予測加熱時間(接続負荷28の過熱を検出したい温度に到達するまでの時間t1)が予測されてステップ110へ移行する。
ステップ110では、予測過熱時間になったか否か判定され、該判定が否定された場合にはステップ102へ戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合にはステップ112へ移行する。
ステップ112では、FET26の駆動がCPU14によって停止されると共に、時間カウントアップがリセットされてステップ114へ移行する。これによって、故障等によってFET26の発熱保護機能が作動しなかった場合でも、FET26の駆動がソフト的に停止されるので、接続負荷28の過熱を確実に防止することができる。
ステップ114では、FET26の駆動再開か否か判定される。該判定は、例えば、予め定めた時間(FET26や接続負荷28が予め定めた温度以下となる時間)経過したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機し、判定が肯定されたところで一連の処理をリターンして、ステップ100からの処理が再び開始される。
このように本実施の形態に係る車載用負荷過熱防止装置10では、接続負荷28の過熱を検出したい温度に到達するまでの時間t1に略一致する、過熱保護機能が作動する温度に到達するまでの時間t2のFET26を選定することにより、PTCサーミスタ等の効果なものを利用することなく、FET26の発熱保護機能を利用して接続負荷28の過熱を防止することができる。
また、上記処理を実行するにより、FET26の発熱保護機能によるハード的な過熱防止以外にソフト的にも接続負荷の過熱を防止することができるので、2重のフェールセーフで接続負荷28の過熱を確実に防止することができる。
なお、上記の実施の形態では、ハード的な過熱防止とソフト的な過熱防止を共に行う例を説明したが、どちらか一方のみを行うようにしてもよいが、ハード的な過熱防止の方がソフトの暴走等がないため、信頼性が高いので、どちらか一方のみを行う場合には、ハード的な過熱防止を行う方が好ましい。
10 車載用負荷過熱防止装置
12 ECU
22 電源監視部
24 車内温度監視部
26 FET
28 接続負荷
30 電源

Claims (5)

  1. 自動車に搭載され、予め定めた電源からの電力によって駆動される負荷と、
    前記負荷と前記電源との間に接続されると共に、予め定めた発熱保護温度になった場合に前記電源から前記負荷への電力供給を遮断するように作動する発熱保護機能を有し、前記負荷への電力供給開始から前記負荷が予め定めた過熱温度に達するまでの到達時間に対応しかつ前記発熱保護温度に上昇する発熱保護時間が経過した際に前記発熱保護機能が作動するスイッチング手段と、
    前記電源の電力を前記負荷へ供給するように前記スイッチング手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両用負荷過熱防止装置。
  2. 前記電源の電圧を検出する電圧検出手段と、自動車の車内温度を検出する温度検出手段と、を更に備え、
    前記制御手段が、前記電圧検出手段及び前記温度検出手段の検出結果に基づいて、前記到達時間と前記発熱保護時間との対応のずれを補正するように、前記スイッチング手段を更に制御する請求項1に記載の車両用負荷過熱防止装置。
  3. 前記制御手段は、パルス幅変調のデューティ比及び周期の少なくとも一方を調整して前記到達時間と前記発熱保護時間との対応のずれを補正するように、前記スイッチング手段を制御する請求項2に記載の車載用負荷過熱防止装置。
  4. 前記電源の電圧を検出する電圧検出手段と、自動車の車内温度を検出する温度検出手段と、を更に備え、
    前記制御手段が、前記電圧検出手段及び前記温度検出手段の検出結果に基づいて、前記到達時間を更に予測し、予測した前記到達時間になったところで前記負荷への電力の供給を停止するように前記スイッチング手段を更に制御する請求項1〜3の何れか1項に記載の車載用負荷過熱防止装置。
  5. 前記制御手段は、前記到達時間を予測する際に、前記発熱保護機能が作動する前記発熱保護時間よりも長い時間を前記到達時間として予測する請求項4に記載の車載用負荷過熱防止装置。
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