JP2014190359A - 緩衝器 - Google Patents

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雅史 角田
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Abstract

【課題】 フロントフォークの改良に関し、軸受けの摺動隙間を狭くすることなくガタを抑制する。
【解決手段】 アウターチューブ10と、このアウターチューブ10に出入りするインナーチューブ11と、上記アウターチューブ10と上記インナーチューブ11の重複部の間に形成される筒状隙間aと、この筒状隙間aに配置されて上記インナーチューブ11を上記アウターチューブ10に出入り自在に軸支する一対の軸受け2A,2Bと、上記筒状隙間aに収容されて上記軸受け2A,2Bの摺動面を潤滑する液体とを備える緩衝器Dにおいて、上記筒状隙間aの軸方向に沿って延び上記筒状隙間aの横断面積を小さくする狭窄手段3Aを備えている。
【選択図】 図1

Description

緩衝器の改良に関する。
一般的に、緩衝器は、車両、機器、構造物の振動を抑制するものである。例えば、二輪車や三輪車等の鞍乗型車両では、前輪を一対の緩衝器で支えており、各緩衝器は、アウターチューブと、このアウターチューブに出入りするインナーチューブとからなり緩衝器の外殻となる緩衝器本体を備え、この緩衝器本体に液体や気体を封入している。
特開2007−120676号公報
インナーチューブは、アウターチューブとインナーチューブの重複部の間に形成される筒状隙間に配置される一対の軸受けでアウターチューブに出入り自在に軸支されている。そして、軸受けが摺接するアウターチューブの内周面やインナーチューブの外周面と軸受けとの間には、インナーチューブがアウターチューブに円滑に出入りできるように、摺動隙間が設けられている。この摺動隙間は、インナーチューブがアウターチューブの内周面に沿って摺動する際に不可欠であるが、摺動隙間があるとアウターチューブに対してインナーチューブが傾斜できるようになるので直径方向のガタの発生の原因となる。しかし、ガタを抑制するため摺動隙間を狭くするとインナーチューブの円滑な摺動の妨げとなる。
そこで、本発明の目的は、軸受けの摺動隙間を狭くすることなく、ガタを抑制することが可能な緩衝器を提供することである。
上記課題を解決するための手段は、アウターチューブと、このアウターチューブに出入りするインナーチューブと、上記アウターチューブと上記インナーチューブの重複部の間に形成される筒状隙間と、この筒状隙間に配置されて上記インナーチューブを上記アウターチューブに出入り自在に軸支する一対の軸受けと、上記筒状隙間に収容されて上記軸受けの摺動面を潤滑する液体とを備える緩衝器において、上記筒状隙間の軸方向に沿って延び上記筒状隙間の横断面積を小さくする狭窄手段を備えていることである。
本発明の緩衝器によれば、軸受けの摺動隙間を狭くすることなく、ガタを抑制することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る緩衝器を原理的に示した図である。 本発明の一実施の形態に係る緩衝器の横断面を拡大して示した図である。 本発明の一実施の形態に係る緩衝器の横断面を拡大して示し、インナーチューブがアウターチューブに対して傾斜したときの作動油の流れを示した説明図である。 本発明の一実施の形態に係る緩衝器の横断面を拡大して示した図であり、狭窄手段の第一の変形例を示す。 本発明の一実施の形態に係る緩衝器の横断面を拡大して示した図であり、狭窄手段の第二の変形例を示す。
以下に本発明の一実施の形態に係る緩衝器について、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品か対応する部品を示す。
図1に示すように、本実施の形態に係る緩衝器Dは、アウターチューブ10と、このアウターチューブ10に出入りするインナーチューブ11と、上記アウターチューブ10と上記インナーチューブ11の重複部の間に形成される筒状隙間aと、この筒状隙間aに配置されて上記インナーチューブ11を上記アウターチューブ10に出入り自在に軸支する一対の軸受け2A,2Bと、上記筒状隙間aに収容されて上記軸受け2A,2Bの摺動面を潤滑する作動油(液体)とを備えるとともに、上記筒状隙間aの軸方向に沿って延び上記筒状隙間aの横断面積を小さくする狭窄手段3Aを備えている。
本実施の形態において、上記緩衝器Dは、二輪車や三輪車等の鞍乗型車両において、前輪を懸架するフロントフォークに利用されている。このフロントフォークの構成は周知であるので、詳細に図示しないが、前輪の両側に起立して前輪を支える一対の緩衝器(一方の緩衝器Dのみを図示し、他方の緩衝器を図示せず)と、これら緩衝器を連結するとともに車体の骨格となる車体フレームに連結される車体側ブラケットと、各緩衝器を前輪の車軸に連結する車輪側ブラケット12とを備えている。なお、本発明に係る緩衝器Dは、フロントフォーク以外に利用されるとしてもよく、鞍乗型車両の後輪を懸架するリアクッションや、鞍乗型車両以外の車両、機器、構造物等に利用されるとしてもよい。
また、本実施の形態において、本発明は、上記フロントフォークを構成する一方または両方の緩衝器に具現化されており、以下、本発明が具現化された緩衝器Dについて詳細に説明する。
緩衝器Dは、アウターチューブ10と、このアウターチューブ10に出入りするインナーチューブ11とからなり、緩衝器Dの外殻を構成する緩衝器本体1を備えており、アウターチューブ10に車体側ブラケットが連結され、インナーチューブ11に車輪側ブラケット12が連結されているので、路面からの突き上げ入力があると、インナーチューブ11がアウターチューブ10に進入することができ、緩衝器本体1が伸縮する。緩衝器本体1の上側開口がキャップ部材13で塞がれ、下側開口が車輪側ブラケット12で塞がれ、アウターチューブ10とインナーチューブ11の重複部の間に形成される筒状隙間aの下側開口がアウターチューブ10の内周に保持されてインナーチューブ11の外周面に摺接する環状のシール部材14で塞がれており、緩衝器本体1内に収容される液体や気体が外気側に漏れないようになっている。なお、本実施の形態において、アウターチューブ10が車体側に連結されるとともに、インナーチューブ11が車輪側に連結されてフロントフォークが倒立型に設定されているが、アウターチューブ10が車輪側に連結されるとともに、インナーチューブ11が車体側に連結されてフロントフォークが正立型に設定されるとしてもよい。
さらに、緩衝器1は、キャップ部材13に吊り下げられた状態に保持されてアウターチューブ10の軸心部に起立するピストンロッド4と、このピストンロッド4の先端に保持されてインナーチューブ11の内周面に摺接するピストン5と、インナーチューブ11の内周に固定されてピストンロッド4を軸方向に移動自在に軸支するロッドガイド6とを備えている。緩衝器本体1の内部において、アウターチューブ10の内側で且つインナーチューブ11の内側に形成される空間は、ロッドガイド6で図1中下側の作用室Pと図1中上側のリザーバRとに区画されており、作用室Pは、ピストン5で図1中上側のロッド側室p1と図1中下側のピストン側室p2とに区画され、リザーバRには、作動油が貯留されて液溜室r1が形成されるとともに、その液面を介して上側に気体が封入されて気室r2が形成されている。アウターチューブ10とインナーチューブ11の重複部の間に形成される筒状隙間a、ロッド側室p1及びピストン側室p2には、作動流体として作動油が充填されており、インナーチューブ11には、通孔11aが形成されているので、筒状隙間aとロッド側室p1との間を作動油が自由に移動できるようになっている。
ロッドガイド6には、ロッド側室p1と液溜室r1とを連通する伸側と圧側のロッドガイド通路60,61が形成されている。そして、伸側のロッドガイド通路60の途中に、伸側のロッドガイド通路60を通過する作動油に所定の抵抗を与えるオリフィス62が設けられており、圧側のロッドガイド通路61の途中に、圧側のロッドガイド通路61を液溜室r1からロッド側室p1に移動する作動油の流れを許容するがその反対方向の流れを阻止する逆止弁63が設けられている。
ピストン5には、ロッド側室p1とピストン側室p2とを連通する伸側と圧側のピストン通路50,51が形成されている。そして、伸側のピストン通路50の途中に、伸側のピストン通路50をロッド側室p1からピストン側室p2に移動する作動油の流れを許容するがその反対方向の流れを阻止するとともに、伸側のピストン通路50を通過する作動油に抵抗を与える伸側減衰弁52が設けられており、圧側のピストン通路51の途中に、圧側のピストン通路51をピストン側室p2からロッド側室p1に移動する作動油の流れを許容するがその反対方向の流れを阻止するとともに、圧側のピストン通路51を通過する作動油に抵抗を与える圧側減衰弁53が設けられている。
筒状隙間aには、上記したように、インナーチューブ11をアウターチューブ10に出入り自在に軸支する一対の軸受け2A,2Bが配置されている。図1中上側の軸受け2Aは、インナーチューブ11の上側部分外周に保持されてアウターチューブ10の内周面に摺接しており、図1中下側の軸受け2Bは、アウターチューブ10の下側部分内周に保持されてインナーチューブ11の外周面に摺接している。上側の軸受け2Aとアウターチューブ10との間及び下側の軸受け2Bとインナーチューブ2Bとの間には、符示しないがそれぞれ摺動隙間が設けられており、インナーチューブ11がアウターチューブ10に円滑に出入りできるようになっている。また、インナーチューブ11の上端部外周には、アウターチューブ10の内周面に摺接する環状のシール部材15が取り付けられているので、筒状隙間aの作動油がロッド側室p1を通過することなくリザーバRに移動しないようになっている。つまり、両軸受け2A,2Bは、筒状隙間aの両側開口を塞ぐシール部材14,15の内側に配置されているので、筒状隙間aに収容される作動油で両軸受け2A,2Bの摺動面を潤滑することができる。
さらに、筒状隙間aには、一対の軸受け2A,2Bの間に筒状のスリーブからなる狭窄手段3Aが挿入されている。一対の軸受け2A,2Bは、アウターチューブ10からインナーチューブ11が最も退出する緩衝器Dの最伸長時に最接近し、この最接近時の距離よりも狭窄手段3Aの軸方向長さが短くなるように設定されている。以下、筒状隙間aにおいて、狭窄手段3Aが配置されている部分を狭窄部a1、狭窄手段3Aが配置されていない部分を広漠部a2とすると、図2に示すように、広漠部a2の横断面積X2は、アウターチューブ10において上側の軸受け2Aが摺接する摺接部分の内周横断面積からインナーチューブ11において下側の軸受け2Bが摺接する摺接部分の外周横断面積を引いた面積となる。他方、狭窄部a1の横断面積X1は、広漠部a2の横断面積X2から狭窄手段3Aの横断面積X3を引いた面積(X1=X2−X3)となる。そして、突き上げ入力等によりアウターチューブ10に対してインナーチューブ11が傾斜して、図3に示すように、アウターチューブ10内をインナーチューブ11が直径方向(図3中矢印y1)に移動すると、筒状隙間aの作動油が周方向(図3中矢印y2)に移動して、図中3中一点鎖線で囲んで斜線で示した部分z1に移動する。狭窄部a1では、横断面積X1が狭窄手段3Aの分小さくなっているので、作動油が移動するための流路面積が狭くなり、作動油の周方向の移動が抑制されてインナーチューブ11の直径方向のガタを抑制することができる。
また、広漠部a2の横断面積X2は、ピストンロッド4の横断面積X4(図1)よりも大きくなるように設定されている。このため、インナーチューブ11がアウターチューブ10から退出するとともに、ピストンロッド4がインナーチューブ11から退出する緩衝器Dの伸長時には、ピストンロッド退出分の容積よりも筒状隙間減少分の容積の方が大きくなるので、作動室P内で作動油が余剰となり、ピストン5で加圧されたロッド側室p1の作動油が伸側のロッドガイド通路60を通過して液溜室r1に移動するとともに、伸側のピストン通路50を通過してピストン側室p2に移動する。このとき、緩衝器Dは、伸側減衰弁52及びオリフィス62の抵抗に起因する伸側減衰力を発生する。反対に、インナーチューブ11がアウターチューブ10に進入するとともに、ピストンロッド4がインナーチューブ11に進入する緩衝器Dの圧縮時には、ピストンロッド進入分の容積よりも筒状隙間増加分の容積の方が大きくなるので、作用室P内で作動油が不足し、液溜室r1の作動油が圧側のロッドガイド通路61を通過してロッド側室p1に移動するとともに、ピストン5で加圧されたピストン側室p2の作動油が圧側のピストン通路51を通過してロッド側室p1に移動する。このとき、緩衝器Dは、圧側減衰弁53及び逆止弁63の抵抗に起因する圧側減衰力を発生するが、逆止弁63の開弁圧は低く設定されているので、上記圧側減衰力は、主に圧側減衰弁53の抵抗によるものである。
以下、本実施の形態に係る緩衝器Dの作用効果について説明する。
本実施の形態において、緩衝器Dは、アウターチューブ10に連結されてインナーチューブ11に出入りするピストンロッド4と、このピストンロッド4の先端に保持されて上記インナーチューブ11の内周面に摺接するピストン5と、上記インナーチューブ11の内周に固定されて上記ピストンロッド4を軸方向に移動自在に軸支するロッドガイド6と、上記ピストン5で区画され作動油(液体)が充填されるロッド側室p1及びピストン側室p2と、上記ロッドガイド6で上記ロッド側室p1と区画され上記作動油が貯留される液溜室r1と、上記インナーチューブ11に形成されて上記ロッド側室p1と筒状隙間aとを連通する通孔11aと、上記ピストン5に形成されて上記ロッド側室p1と上記ピストン側室p2とを連通するピストン通路50,51と、上記ロッドガイド6に形成されて上記ロッド側室p1と上記液溜室r1とを連通するロッドガイド通路60,61とを備え、上記筒状隙間aにおける狭窄手段3Aが配置されていない広漠部a2の横断面積X2が上記ピストンロッド4の横断面積X4よりも大きく設定されている。
上記構成を備える緩衝器Dにおいては、ピストンロッド4の横断面積X4との兼ね合いで筒状隙間aの軸方向全体に狭窄手段3Aを設けて筒状隙間aの横断面積を均一的に狭くすることが難しい。このため、アウターチューブ10の内周を縮径して狭窄手段としたり、インナーチューブ11の外周を拡径して狭窄手段としたりしようとすると、アウターチューブ10やインナーチューブ11を部分的に縮径したり拡径したりしなければならず、加工が煩雑になる。そこで、上記構成を備える緩衝器Dにおいては、筒状隙間aの横断面積を小さくするため、狭窄手段3Aを筒状のスリーブにして筒状隙間a内に挿入することが好ましい。しかし、緩衝器Dの構成は、適宜変更することが可能であり、例えば、緩衝器本体1の内部にシリンダを起立させ、このシリンダ内にピストン5を摺接させるとしてもよい。
また、本実施の形態において、一対の軸受け2A,2Bのうちの一方(2B)は、アウターチューブ10の図1中下側となるインナーチューブ側内周に保持されてインナーチューブ11の外周面に摺接し、一対の軸受け2A,2Bのうちの他方(2A)は、インナーチューブ11の図1中上側となるアウターチューブ側外周に保持されてアウターチューブ10の内周面に摺接し、狭窄手段3Aの軸方向長さは、上記両軸受け2A,2Bが最接近したときの距離よりも短く設定されている。
上記構成によれば、狭窄手段3Aが筒状のスリーブからなる場合や、部分的に縮径されたアウターチューブ10の内周や、部分的に拡径されたインナーチューブ11の外周からなる場合において、狭窄手段3Aが緩衝器本体1の伸縮の妨げとなることを防止することができる。しかし、アウターチューブ10の内周全体を縮径したり、インナーチューブ11の外周全体を拡径したりして、狭窄手段を構成し、この狭窄手段に軸受け2A,2Bを摺接させるとしてもよく、この場合、筒状隙間aの横断面積を軸方向に均一に小さくすることができる。また、上記一対の軸受け2A,2Bがアウターチューブ10またはインナーチューブ11の一方に固定され、緩衝器Dが伸縮しても軸受け2A,2Bの距離が変わらないものとしてもよい。この場合、狭窄手段3Aの軸方向長さを自由に設定することができる。
また、本実施の形態において、狭窄手段3Aは、筒状隙間aに挿入される筒状のスリーブからなる。
このため、アウターチューブ10の内径や、インナーチューブ11の外径を変えることなく筒状隙間aの横断面積を小さくしてインナーチューブ11の直径方向のガタを抑制することができる。さらに、本実施の形態においては、狭窄手段3Aの横断面が真円状となっているが、図4に示す狭窄手段3Bのように、狭窄手段3Bの横断面を楕円状にしたり、図5に示す狭窄手段3Cのように、横断面真円状の狭窄手段3Cの外周に一対の突起31,31を形成したりしてもよい。この場合、狭窄手段3B,3Cを緩衝器本体1に対して回り止めすることで、特定の方向に対するガタを抑制することができる。例えば、狭窄手段3B,3Cにおいてアウターチューブ10の内周に接近する部分30,30や突起31,31を車体の進行方向に向かって左右に配置すると、筒状隙間aの作動油が前側から後側に向かって移動し難くなるので、前後方向のガタを抑制することができる。また、アウターチューブ10の外側から狭窄手段3B,3Cを回転できるようにしておけばガタを抑制する方向を調節することも可能となる。しかし、狭窄手段3A,3B,3Cの構成や形状は、適宜変更することが可能であり、狭窄手段がアウターチューブ10またはインナーチューブ11と一体形成されるとしてもよい。
また、本実施の形態において、緩衝器Dは、アウターチューブ10と、このアウターチューブ10に出入りするインナーチューブ11と、上記アウターチューブ10と上記インナーチューブ11の重複部の間に形成される筒状隙間aと、この筒状隙間aに配置されて上記インナーチューブ11を上記アウターチューブ10に出入り自在に軸支する一対の軸受け2A,2Bと、上記筒状隙間aに収容されて上記軸受け2A,2Bの摺動面を潤滑する作動油(液体)とを備えるとともに、上記筒状隙間aの軸方向に沿って延び上記筒状隙間aの横断面積を小さくする狭窄手段3A〜3Cを備えている。
インナーチューブ11がアウターチューブ10に対して傾斜してガタつく際、インナーチューブ11がアウターチューブ10内を直径方向に移動して筒状隙間aの作動油(液体)を周方向に移動させるが、上記構成によれば、筒状隙間aの作動油が周方向に移動する際の流路面積を狭窄手段3A〜3Cで狭くすることができ、作動油の周方向の移動が抑制されるので、軸受け2A,2Bの摺動隙間を狭くすることなくガタを抑制することが可能である。なお、本実施の形態においては、軸受け2A,2Bの摺動面を潤滑するための液体として、減衰力を発生するための作動流体である作動油を利用しているが、作動油以外の液体を利用するとしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱することなく改造、変形及び変更を行うことができることは理解すべきである。
a 筒状隙間
a2 広漠部
D 緩衝器
p1 ロッド側室
p2 ピストン側室
r1 液溜室
X2 広漠部の横断面積
X4 ピストンロッドの横断面積
2A,2B 軸受け
3A,3B,3C 狭窄手段
4 ピストンロッド
5 ピストン
6 ロッドガイド
10 アウターチューブ
11 インナーチューブ
11a 通孔
50,51 ピストン通路
60,61 ロッドガイド通路

Claims (5)

  1. アウターチューブと、このアウターチューブに出入りするインナーチューブと、上記アウターチューブと上記インナーチューブの重複部の間に形成される筒状隙間と、この筒状隙間に配置されて上記インナーチューブを上記アウターチューブに出入り自在に軸支する一対の軸受けと、上記筒状隙間に収容されて上記軸受けの摺動面を潤滑する液体とを備える緩衝器において、
    上記筒状隙間の軸方向に沿って延び上記筒状隙間の横断面積を小さくする狭窄手段を備えていることを特徴とする緩衝器。
  2. 上記狭窄手段は、上記筒状隙間に挿入される筒状のスリーブからなることを特徴とする請求項1に記載の緩衝器。
  3. 上記狭窄手段の外周が楕円状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の緩衝器。
  4. 上記一対の軸受けのうちの一方は、上記アウターチューブのインナーチューブ側の内周に保持されて上記インナーチューブの外周面に摺接し、
    上記一対の軸受けのうちの他方は、上記インナーチューブのアウターチューブ側の外周に保持されて上記アウターチューブの内周面に摺接し、
    上記狭窄手段の軸方向長さは、上記両軸受けが最接近したときの距離よりも短く設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の緩衝器。
  5. 上記アウターチューブに連結されて上記インナーチューブに出入りするピストンロッドと、このピストンロッドの先端に保持されて上記インナーチューブの内周面に摺接するピストンと、上記インナーチューブの内周に固定されて上記ピストンロッドを軸方向に移動自在に軸支するロッドガイドと、上記ピストンで区画され上記液体が充填されるロッド側室及びピストン側室と、上記ロッドガイドで上記ロッド側室と区画され上記液体が貯留される液溜室と、上記インナーチューブに形成されて上記ロッド側室と上記筒状隙間とを連通する通孔と、上記ピストンに形成されて上記ロッド側室と上記ピストン側室とを連通するピストン通路と、上記ロッドガイドに形成されて上記ロッド側室と上記液溜室とを連通するロッドガイド通路とを備え、
    上記筒状隙間における上記狭窄手段が配置されていない広漠部の横断面積が上記ピストンロッドの横断面積よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項4に記載の緩衝器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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