JP2014193731A - 梱包包装体 - Google Patents

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Masahito Yamaguchi
雅人 山口
Tomohiko Mizutani
友彦 水谷
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Abstract

【課題】板状パネルを備えた被梱包部品が梱包された梱包体が転倒又は落下した際に板状パネルが変形することを防止でき、且つ、梱包作業が簡易に行える梱包包装体を提供する。
【解決手段】板状パネル2を備えた被梱包部品4を梱包するための梱包包装体1であって、被梱包部品4を支持する梱包部材10に板状パネル2の少なくとも前面2aに沿って配置可能な緩衝材16を備えた補強部材18が設けられている。梱包部材10と補強部材18とは分割可能とされていることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、梱包包装体に関する。
液晶ディスプレイ等の板状パネルを備えた部品は、輸送される際に、梱包部材により少なくとも四隅を支持され、段ボール等に収容される。このように板状パネルを備えた部品が梱包された梱包体には、この梱包体の転倒による板状パネルの変形を防止すると共に、板状パネルが輸送中の梱包体への振動及び衝撃に耐えられるようにするために、板状パネルに沿って配置可能な緩衝材を備えた補強部材が用いられている。
上記補強部材の例として、特許文献1には、一端部が板状パネルを備えた被梱包部品の板状パネル側に位置すると共に、他端部が前記被梱包部品の板状パネルとは反対側に位置し、中間部が被梱包部品の天側に位置するように被梱包部品に掛け置かれた補強板と、当該補強板の一端部側に固定された緩衝材と、を備えた補強部材が開示されている。また、特許文献2には、被梱包部品の本体に巻回して固定された補強板と、当該補強板に板状パネルの表面に当接可能に配置された緩衝材と、を備えた補強部材が開示されている。
特開2011−46426号公報 特開2006−232360号公報
しかしながら、従来の補強部材及び当該補強部材を含む梱包包装体を用いると、先ず被梱包部品に補強部材を設置し、その後、被梱包部品を梱包部材により支持して、これら被梱包部品、梱包部材及び補強部材を段ボールに収容するという複数の工程を実施するため、梱包作業が煩雑になり、時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するために、板状パネルを備えた被梱包部品が梱包された梱包体が転倒又は落下した際に板状パネルが変形することを防止でき、且つ、梱包作業が簡易に行える梱包包装体の提供を課題とする。
請求項1に記載の発明は、板状パネルを有する被梱包部品を梱包するための梱包包装体であって、前記被梱包部品を支持する梱包部材に前記板状パネルの少なくとも一方の面に沿って配置可能な緩衝材を備えた補強部材が設けられていることを特徴とする。
本発明では、緩衝材を備えた補強部材が梱包部材に設けられているため、被梱包部品を梱包部材により支持すると同時に、板状パネルの少なくとも一方の面に沿って緩衝材が配置される。そのため、本発明の梱包包装体を用いて梱包された梱包体を輸送する際に、振動や衝撃が加えられても板状パネルの面外方向へのたわみが緩衝材によって抑えられ、板状パネルの変形が防止される。また、補強部材を梱包部材に設けるので、板状パネルの梱包と同時に補強部材を設ければよく、従来のように、板状パネルに補強部材を取り付ける作業が不要となり、作業効率が向上する。
請求項2に記載の発明は、前記梱包部材と前記補強部材とは分割可能とされていることを特徴とする。
本発明では、梱包部材と補強部材とが一体的に設けられる場合に比べて、梱包部材と補強部材をそれぞれ製造し易くなる。また、梱包時に梱包部材とは別で補強部材が梱包部材に取り付けられる。
請求項3に記載の発明は、前記補強部材には折り込み片が設けられており、前記被梱包部品の上部を支持する前記梱包部材の上面側に、折り込まれた状態の前記補強部材の前記折り込み片が載置されていることを特徴とする。
本発明では、折り込まれた状態の補強部材の折り込み片が被梱包部品の上部を支持する梱包部材の上面側で適度なあそびをもって支持される。
本発明によれば、板状パネルを備えた被梱包部品が梱包された梱包体が転倒又は落下した際に板状パネルが変形することを防止でき、且つ、梱包作業が簡易に行える梱包包装体が提供される。
本発明の第一実施形態である梱包包装体を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態である梱包包装体を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態である梱包包装体を示す別の斜視図である。
以下、本発明の実施形態である梱包包装体について、図面を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態である梱包包装体1を示す斜視図である。図1に示すように、梱包包装体1は、板状パネル2を有する被梱包部品4を梱包するためのものであって、梱包部材10,12を備えている。
被梱包部品4は、液晶ディスプレイ等が設置されている板状パネル2と、支持部6と、底板8と、を備えている。ここで、図1に示す紙面手前側を向く板状パネル2の板面を前面2a(一方の面)とし、紙面奥側を向く板状パネル2の板面を後面2bとする。前記液晶ディスプレイは、板状パネル2の前面2a、後面2bの一方又は両方に設けられている。板状パネル2は、支持部6及び底板8により下方から支持されている。
梱包部材10は、被梱包部品4の上部を支持するための梱包材14と、被梱包部品4の板状パネル2の前面2aに沿って緩衝材16を配置するための補強部材18と、を備えている。梱包材14には、被梱包部品4の板状パネル2の上部が嵌合可能に設けられた凹部15が形成されている。梱包材14の材質としては、例えば、熱可塑性樹脂の発泡成形体が挙げられる。前記熱可塑性樹脂には、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例えばポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂)、ポリエステル系樹脂(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート)、ポリカーボネート系樹脂、ポリ乳酸系樹脂等がある。なかでも、ポリスチレンとポリエチレンとを含む複合樹脂を用いることが好ましい。発泡体の倍率は、梱包しようとする被梱包部品4の重量や形状等を勘案して適宜設定すればよいが、緩衝性がよく、軽量であって経済的である点から、好ましくは20倍〜60倍程度である。
補強部材18は、補強板20と緩衝材16とによって構成されている。補強板20は、梱包材14の上面端部を基端として被梱包部品4に向かって延び、被梱包部品4の板状パネル2の上部が凹部15に嵌合した際に、先端が板状パネル2の前面2aと平面視で重なって配置されるように設けられている。緩衝材16は、補強板20の先端の被梱包部品4側に貼付されている。即ち、緩衝材16は被梱包部品4の板状パネル2の前面2aに沿って配置可能に設けられており、緩衝材16の被梱包部品4を向く面が板状パネル2の前面2aに当接してもよく、板状パネル2の前面2aと間隔をあけて配置されてもよい。このように緩衝材16が板状パネル2の前面2aに沿って配置可能とされていることにより、被梱包部品4が梱包包装体1を用いて梱包された梱包体が転倒又は落下した際に板状パネル2のたわみが適度に抑えられ、板状パネル2の変形が防止される。
補強板20は、適度な硬さを有し、折り込み線等の形成により折り込み可能な材質から構成され、このような材質としては、例えば段ボールが挙げられる。また、緩衝材16は、板状パネル2の前面2aに対する均一な緩衝性を発揮する材質から構成され、このような材質としては、例えば前記熱可塑性樹脂の発泡成形体が挙げられる。
梱包部材12は、被梱包部品4の下部を支持するための梱包材22により構成されている。梱包材22には、被梱包部品4の底板8が嵌合可能に設けられた凹部24が形成されている。梱包材22の材質としては、例えば梱包部材10と同様に、前記熱可塑性樹脂の発泡成形体が挙げられる。
梱包包装体1を用いて被梱包部品4を梱包する際には、図1に示すように、梱包部材10,12を用意し、梱包部材12の梱包材22の凹部24に被梱包部品4の底板8を嵌める。その後、被梱包部品4の板状パネル2の上部に梱包部材10の梱包材14の凹部15を嵌める。この作業により、梱包部材10の補強部材18の緩衝材16が被梱包部品4の板状パネル2の前面2aに沿って配置される。続いて、一体化した梱包部材10,12及び被梱包部品4を段ボール等からなる箱(図示略)に収納する。以上の作業により、梱包包装体1を用いた被梱包部品4の梱包が完了する。
上記説明した本実施形態の梱包包装体1によれば、板状パネル2の前面2aに沿って配置可能な緩衝材16を備えた補強部材18が被梱包部品4を支持する梱包部材10に設けられているため、被梱包部品4を梱包部材10により支持すると同時に、板状パネル2の前面2aに沿って緩衝材16が配置される。従って、被梱包部品4を梱包部材10により支持する作業とは別に被梱包部品4に補強部材18を設置する作業を行う必要がなく、梱包作業を簡易にして短時間で効率よく被梱包部品4を梱包することができる。
(第二実施形態)
図2は、本発明の第二実施形態である梱包包装体30を示す斜視図である。なお、図2に示す本実施形態の梱包包装体30の構成要素において、図1に示す本発明の第一実施形態の梱包包装体1の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態の梱包包装体30は、図1に示す第一実施形態の梱包包装体1の梱包部材10と補強部材18とが分割可能とされたものであって、具体的には梱包部材10において梱包材14と補強部材18の補強板20とが切り離されたものであり、図2に示すように、梱包部材10と、補強部材19と、梱包部材12と、を備えている。補強板20は、プラスチック段ボール、発泡シートボード等の緩衝性を有するものであればよい。
補強部材19は、梱包部材10側の折り込み線34を境として折り込み可能とされ、折り込み片32を備えている。また、梱包部材10を構成する梱包材14の上面14a側には、折り込まれた状態の補強部材19の折り込み片32が載置可能な凹部36が形成されている。なお、凹部36に折り込み片32が嵌められることにより折り込み片32の安定性が高まるが、凹部36が省略された状態で折り込み片32が梱包材14の上面14aに載置可能とされていてもよい。また、折り込み片32と凹部36の底面又は梱包材14の上面14aとの間に別の梱包材(図示略)等が介在していてもよい。
梱包包装体30を用いて被梱包部品4を梱包する際には、図2に示すように、梱包部材10,12及び補強部材19を用意し、梱包部材12の梱包材22の凹部24に被梱包部品4の底板8を嵌める。その後、図3に示すように、補強部材19の折り込み線34を境として補強板20を折り込み、折り込み片32を凹部36に載置する。同時に、被梱包部品4の板状パネル2の上部に梱包部材10の梱包材14の凹部15を嵌める。この作業により、梱包部材10の補強部材19の緩衝材16が被梱包部品4の板状パネル2の前面2aに沿って配置される。続いて、一体化した梱包部材10,12と、補強部材19と、被梱包部品4とを段ボール等からなる箱(図示略)に収納する。または、段ボール等からなる箱に梱包材22を挿入して、梱包部材12を収容し、補強部材19の緩衝材16を板状パネル2に当てながら、梱包部材10の凹部15を嵌めた後、折り込み片32を凹部36に載置する。以上の作業により、梱包包装体30を用いた被梱包部品4の梱包が完了する。
上記説明した本実施形態の梱包包装体30によれば、板状パネル2の前面2aに沿って配置可能な緩衝材16を備えた補強部材18が被梱包部品4を支持する梱包部材10に載置可能とされているため、被梱包部品4が梱包部材10により支持されると共に、板状パネル2の前面2aに沿って緩衝材16が配置される。従って、被梱包部品4を梱包部材10により梱包した梱包体を輸送する際に、振動や衝撃が加えられても板状パネル2の面外方向へのたわみを緩衝材16によって抑え、板状パネル2の変形を防止することができる。また、補強部材18を梱包部材10に設けるので、板状パネル2の梱包と同時に補強部材18を設けられ、従来のように板状パネル2に補強部材18を取り付ける作業を行わなくてよい。これにより、被梱包部品4の梱包時の作業効率を向上させることができる。
また、本実施形態の梱包包装体30によれば、梱包部材10と補強部材19とは分割可能とされているため、梱包部材10と補強部材19とが一体的に設けられる場合に比べて、梱包部材10と補強部材19とをそれぞれ製造し易くすることができる。また、梱包包装体30を用いた梱包時に、梱包部材10とは別で補強部材19に取り付けることができる。
更に、本実施形態の梱包包装体30によれば、補強部材19に折り込み片32が設けられ、被梱包部品4の上部を支持する梱包部材10の梱包材14の上面14a側に、折り込まれた状態の折り込み片32が載置されているため、折り込み片32が被梱包部品4の上部を支持する梱包部材10の上面側で適度なあそびをもって支持される。従って、梱包包装体30及び被梱包部品4の梱包・運搬時における板状パネル2の前面2aのたわみに対する緩衝材16の緩衝性を高めることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上記の実施形態における構成要素を変更する、又は、周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。例えば、補強部材18の基端は梱包部材12に設けられていてもよい。また、補強部材19の折り込み片32が載置可能な凹部36は、梱包部材12の底面に形成されていてもよい。
なお、本実施形態では、板状パネル2の一方の面(前面2a)のみに沿って緩衝材16を配置しているが、板状パネル2の前面2a及び後面2bの両方に緩衝材16を配置するようにしてもよく、後面2bのみに沿って配置してもよい。また、本実施形態では、被梱包部品4として板状パネル2と支持部6及び底板8を備えたものを対象として説明したが、本発明の被梱包部品4は板状パネル2のみであってもよい。
1,30 梱包包装体
2 板状パネル
2a 前面(一方の面)
4 被梱包部品
10 梱包部材
14a 上面
16 緩衝材
18,19 補強部材
32 折り込み片

Claims (3)

  1. 板状パネルを有する被梱包部品を梱包するための梱包包装体であって、
    前記被梱包部品を支持する梱包部材に前記板状パネルの少なくとも一方の面に沿って配置可能な緩衝材を備えた補強部材が設けられていることを特徴とする梱包包装体。
  2. 前記梱包部材と前記補強部材とは分割可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の梱包包装体。
  3. 前記補強部材には折り込み片が設けられており、
    前記被梱包部品の上部を支持する前記梱包部材の上面側に、折り込まれた状態の前記補強部材の前記折り込み片が載置されていることを特徴とする請求項2に記載の梱包包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110065728A (zh) * 2018-01-23 2019-07-30 昆山亚比斯环保包装材料有限公司 一种异质复合缓冲包装箱及异质复合缓冲结构
KR20210101038A (ko) * 2020-02-07 2021-08-18 엘지전자 주식회사 디스플레이 디바이스 포장재

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