JP2014201102A - ホームドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、乗降扉を構成する表面パネル板および裏面パネル板の反りを抑制することができるホームドア装置を提供するものである。【解決手段】乗降扉と、前記乗降扉を収容する戸袋とを有するホームドア装置において、乗降扉は、枠状に形成された枠構造体と、枠構造体の枠内に充填され圧縮されたハニカム充填材と、枠構造体とハニカム充填材の表面側および裏面側にそれぞれ接着剤により固定された表面パネル板および裏面パネル板とにより構成されるものである。【選択図】図2

Description

この発明は、例えば乗降扉と、この乗降扉を収容する戸袋とを有するホームドア装置に関するものである。
従来のホームドア装置においては、一般的に図7に示すように、戸袋1に収容された乗降扉2が開閉することにより、乗客が乗降できるものである。
乗降扉2は、例えば、枠状に形成された鉄パイプなどの枠構造体に鉄パイプなどの扉縦支持材と扉横支持材とを設け、枠構造体、扉縦支持材、扉横支持材との空間部に例えば防音用発泡材からなる充填材を充填し、これら枠構造体、扉縦支持材、扉横支持材、充填材の表面側および裏面側にそれぞれ固定された鉄またはステンレスなどの金属薄板からなる表面パネル板および裏面パネル板とにより構成されたものがある。
また、従来の他のホームドア装置においては、図8および図9に示すように、乗降扉2が、枠状に形成された鉄パイプなどの枠構造体21と、枠構造体21の枠内に充填された充填材22と、枠構造体21と充填材22の表面側および裏面側にそれぞれ固定された鉄またはステンレスなどの金属薄板からなる表面パネル板23および裏面パネル板24とにより構成されたものがある。
この充填材22としては、図10および図11に示すように、例えばアルミニウム製のハニカム充填材22aで構成され、このハニカム充填材22aは図11に示すように、水平方向Hおよび垂直方向Vに全く圧縮されていない均等なハニカム22a1を有する構造となっている。
特許第4685392号公報 特開2010−173517号公報 WO2013/001669A1公報
上述した従来のホームドア装置は、乗降扉が、枠状に形成された鉄パイプなどの枠構造体に設けた鉄パイプなどの扉縦支持材および扉横支持材と、枠構造体、扉縦支持材、扉横支持材との空間部に充填された例えば防音用発泡材からなる充填材と、これら枠構造体、扉縦支持材、扉横支持材、充填材の表面側および裏面側にそれぞれ固定された鉄またはステンレスなどの金属薄板からなる表面パネル板および裏面パネル板とにより構成されており、乗降扉は、枠構造体に扉縦支持材と扉横支持材を設けており、扉縦支持材、扉横支持材という補強が必要であった。
また、日射などにより表面パネル板あるいは裏面パネル板のいずれか片面のみが加熱された際、表面パネル体と裏面パネル体とにそれぞれの温度上昇量に差が生じて温度差が生じ、これにより発生する表面パネル体と裏面パネル体との間で温度変化による伸び量の差が発生してしまう。この伸び量の差が乗降扉の反りとなって現れ、乗降扉を開いた際に、乗降扉と戸袋とが接触するという課題があった。
また、従来の他のホームドア装置は、乗降扉2が、枠状に形成された鉄パイプなどの枠構造体21と、枠構造体21の枠内に充填され水平方向Hおよび垂直方向Vに全く圧縮されていない均等なハニカム22a1を有する例えばアルミニウム製のハニカム充填材22aと、枠構造体21とハニカム充填材22aの表面側および裏面側にそれぞれ固定された鉄またはステンレスなどの金属薄板からなる表面パネル板23および裏面パネル板24とにより構成されており、枠構造体21の枠内に水平方向Hおよび垂直方向Vに全く圧縮されていない均等なハニカム22a1を有する例えばアルミニウム製のハニカム充填材22aを充填し、枠構造体21とハニカム充填材22aの表面側および裏面側にそれぞれ表面パネル板23および裏面パネル板24を接着して固定しているが、ハニカム充填材22aは水平方向Hおよび垂直方向Vに全く圧縮されていない均等なハニカム22a1であり、表面パネル板23および裏面パネル板24との熱伝達を行う面積が極めて小さいものとなり、表面パネル板23と裏面パネル板24との間の熱抵抗が良好ではないという課題があった。
その結果として、日射などにより表面パネル板23あるいは裏面パネル板24のいずれか片面のみが加熱された際、表面パネル板23と裏面パネル板24とにそれぞれの温度上昇量に差が生じて温度差が生じ、これにより発生する表面パネル板23と裏面パネル板24との間で温度変化による伸び量の差が発生してしまう。この伸び量の差が乗降扉2の反りとなって現れ、乗降扉2を開いた際に、乗降扉2と戸袋1とが接触するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な構成で乗降扉を構成する表面パネル板および裏面パネル板の反りを抑制することができるホームドア装置を提供するものである。
この発明に係わるホームドア装置は、乗降扉と、前記乗降扉を収容する戸袋とを有するホームドア装置において、前記乗降扉は、枠状に形成された枠構造体と、前記枠構造体の枠内に充填され圧縮されたハニカム充填材と、前記枠構造体と前記ハニカム充填材の表面側および裏面側にそれぞれ接着剤により固定された表面パネル板および裏面パネル板とにより構成されるものである。
この発明に係わるホームドア装置によれば、枠構造体の枠内に圧縮されたハニカム充填材を充填し、枠構造体とハニカム充填材の表面側および裏面側にそれぞれ表面パネル板および裏面パネル板を接着剤により固定するようにしたので、乗降扉を構成する表面パネル板および裏面パネル板の反りを抑制することができるホームドア装置を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における枠構造体部を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置におけるハニカム構造充填材を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置におけるハニカム構造充填材の他の例を示す正面図である。 この発明の実施の形態4に係わるホームドア装置を示す要部正面図である。 従来のホームドア装置を示す正面図である。 従来のホームドア装置を示す斜視図である。 従来のホームドア装置を示す断面図である。 従来のホームドア装置における枠構造体部を示す正面図である。 従来のホームドア装置におけるハニカム構造充填材を示す正面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1ないし図5に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す斜視図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す断面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における枠構造体部を示す正面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置におけるハニカム構造充填材を示す正面図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置におけるハニカム構造充填材の他の例を示す正面図である。
これら各図において、200は図7にて示す戸袋1に収納される乗降扉である。この乗降扉200は、枠状に形成された鉄パイプなどの枠構造体211と、枠構造体211の枠内に充填され、図4に示すように垂直方向Vに1/2圧縮されたハニカム221aを有する例えばアルミニウム製のハニカム充填材221と、枠構造体211とハニカム充填材221の表面側および裏面側にそれぞれ固定された鉄またはステンレスなどの金属薄板からなる表面パネル板231および裏面パネル板241とにより構成されており、枠構造体211とハニカム充填材221の表面側および裏面側にそれぞれ表面パネル板231および裏面パネル板241を接着剤251にて接着して固定している。
このように、例えば垂直方向Vに1/2圧縮されたハニカム221aを有するハニカム充填材221を枠構造体211の枠内に充填し、枠構造体211とハニカム充填材221の表面側および裏面側にそれぞれ表面パネル板231および裏面パネル板241を接着剤251にて接着して固定したことにより、垂直方向Vに1/2圧縮されたハニカム充填材221と表面パネル板231および裏面パネル板241との熱伝達を行う面積を著しく増大することができ、表面パネル板231と裏面パネル板241との間の熱抵抗を著しく良好なものとすることができ、表面パネル板231と裏面パネル板241との間の温度差を著しく小さなものとすることができる。
したがって、日射などにより表面パネル板231あるいは裏面パネル板241のいずれか片面のみが加熱された際、表面パネル板231と裏面パネル板241とにそれぞれの温度上昇量に差が生じてもその温度差を著しく小さなものとすることができ、表面パネル板231と裏面パネル板241との間で温度変化による伸び量の差も著しく小さなものとすることができる。この伸び量の差を著しく小さなものとすることができるので、乗降扉200に反りが発生することを抑制でき、乗降扉200を開いた際に、乗降扉200と戸袋1とが接触することは皆無となり、乗客を安全に乗降させることができる。
ところで、上述した実施の形態1においては、ハニカム充填材221が垂直方向Vに1/2圧縮された場合について述べたが、図5に示すように、ハニカム充填材221を垂直方向Vに1/3圧縮したものでもよく、ハニカム充填材221を垂直方向Vに1/3圧縮したことにより、ハニカム充填材221と表面パネル板231および裏面パネル板241との熱伝達を行う面積をさらに増大することができ、表面パネル板231と裏面パネル板241との間の熱抵抗をさらに良好なものとすることができ、表面パネル板231と裏面パネル板241との間の温度差をさらに小さなものとすることができる。
したがって、日射などにより表面パネル板231あるいは裏面パネル板241のいずれか片面のみが加熱された際、表面パネル板231と裏面パネル板241とにそれぞれの温度上昇量に差が生じてもその温度差をさらに小さなものとすることができ、表面パネル板231と裏面パネル板241との間で温度変化による伸び量の差もさらに小さなものとすることができる。この伸び量の差をさらに小さなものとすることができるので、乗降扉200に反りが発生することをさらに抑制でき、乗降扉200を開いた際に、乗降扉200と戸袋1とが接触することは皆無となり、乗客を安全に乗降させることができる。
以上のように、ハニカム充填材221の垂直方向Vへの圧縮率を変化させることにより、ハニカム充填材221と表面パネル板231および裏面パネル板241との熱伝達を行う面積を調整することができ、これにより表面パネル板231と裏面パネル板241との間の熱抵抗を調整することができる。
また、ハニカム充填材221の垂直方向Vへの圧縮についてのみ述べたが、これに限定されるものではなく、ハニカム充填材221を水平方向Hに圧縮するようにしてもよく、上述した実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態2.
上述した実施の形態1においては、枠構造体211とハニカム充填材221の表面側および裏面側にそれぞれ表面パネル板231および裏面パネル板241を接着剤251にて接着して固定している場合について述べたが、この実施の形態2のものは、接着剤251として、変性シリコーン系接着剤などの熱伝導性の接着剤としたものである。
変性シリコーン系接着剤などの熱伝導性の接着剤としたことにより、表面パネル板231および裏面パネル板241から枠構造体211、ハニカム充填材221への熱伝達、および枠構造体211、ハニカム充填材221への熱伝達をより良好なものとすることができる。これにより、表面パネル板231と裏面パネル板241との間の温度差を小さなものとすることができ、乗降扉200に反りが発生することを抑制することができる。
実施の形態3.
上述した実施の形態2においては、枠構造体211とハニカム充填材221の表面側および裏面側にそれぞれ表面パネル板231および裏面パネル板241を接着する接着剤251として、変性シリコーン系接着剤などの熱伝導性の接着剤とした場合について述べたが、この実施の形態3のものは、接着剤251として、2液常温硬化型アクリル系接着剤などの可撓性の接着剤としたものである。
2液常温硬化型アクリル系接着剤などの可撓性の接着剤としたことにより、表面パネル板231および裏面パネル板241の伸びが接着面での滑りとして吸収されるので、乗降扉200に反りが発生することを抑制することができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4を図6に基づいて説明する。図6はこの発明の実施の形態4に係わるホームドア装置を示す要部正面図である。
この発明の実施の形態4においては、枠構造体211の枠内にパイプ状の中空構造材261を設置し、その中空構造材261の内部にパラフィン系潜熱蓄熱材などの外気温より融点の高い蓄熱材271を充填した構成としている。
パラフィン系潜熱蓄熱材などの外気温より融点の高い蓄熱材271が充填された中空構造材261と接触する表面パネル板231および裏面パネル板241の温度が蓄熱材271の融点を超えた場合、蓄熱材271の潜熱により熱を奪われるため、過熱される表面パネル板231および裏面パネル板241の面の温度上昇を抑制することができる。これにより、表面パネル板231および裏面パネル板241との間の温度差が小さくなり、乗降扉200に反りが発生することを抑制することができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は、簡単な構成で乗降扉を構成する表面パネル板および裏面パネル板の反りを抑制することができるホームドア装置の実現に好適である。
1 戸袋、200 乗降扉、211 枠構造体、221 ハニカム充填材、231 表面パネル体、241 裏面パネル体、251 接着剤、261 中空構造材、271 蓄熱材。

Claims (8)

  1. 乗降扉と、前記乗降扉を収容する戸袋とを有するホームドア装置において、前記乗降扉は、枠状に形成された枠構造体と、前記枠構造体の枠内に充填され圧縮されたハニカム充填材と、前記枠構造体と前記ハニカム充填材の表面側および裏面側にそれぞれ接着剤により固定された表面パネル板および裏面パネル板とにより構成されたことを特徴とするホームドア装置。
  2. 前記ハニカム充填材は、垂直方向に圧縮されたことを特徴とする請求項1に記載のホームドア装置。
  3. 前記ハニカム充填材は、垂直方向に1/2に圧縮されたことを特徴とする請求項2に記載のホームドア装置。
  4. 前記ハニカム充填材は、垂直方向に1/3に圧縮されたことを特徴とする請求項2に記載のホームドア装置。
  5. 前記接着剤は、変性シリコーン系接着剤などの熱伝導性の接着剤としたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のホームドア装置。
  6. 前記接着剤は、2液常温硬化型アクリル系接着剤などの可撓性の接着剤としたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のホームドア装置。
  7. 前記枠構造体の枠体内に中空構造材を配設し、前記中空構造材内に外気温より融点の高い蓄熱材を充填したことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のホームドア装置。
  8. 前記蓄熱材は、パラフィン系潜熱蓄熱材としたことを特徴とする請求項7に記載のホームドア装置。
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