JP2014237965A - ブラインド装置用羽根及びそれを具備したブラインド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に色彩を変更したり、個々に又は全体に絵画、広告等を簡単に表示し得て、要求に対して臨機応変に対処し得るブラインド装置用羽根及びそれを具備したブラインド装置を提供すること。【解決手段】ブラインド装置用羽根1は、アルミの押し出し成型品からなる長尺の羽根本体2と、羽根本体2の1.0mm程度の肉厚tよりも薄い0.2mmから0.3mm程度の肉厚を有すると共に羽根本体2の両長手縁部3及び4の夫々に長手縁部5及び6で取り外し自在に嵌装された弾性的可撓性の長尺の薄肉板7とを具備している。【選択図】図1

Description

本発明は、建物の窓に配されて室内を目隠しすると共に遮光するブラインド装置に用いられる羽根、即ち、ブラインド装置用羽根及びそれを具備したブラインド装置に関する。
建物の窓に上下方向に複数の羽根(スラット又はルーバー)を配列して羽根の昇降及び傾動でもって室内を目隠しすると共に自然光又は人工光を遮光するブラインド装置は知られており、例えば特許文献1においては、羽根の昇降のための昇降装置と、羽根の傾動のための傾動手段(チルト機構)とが設けられたブラインド装置が提案されている。
特開2004−156289号公報 特開2004−300858号公報 特開2011−162941号公報
ところで、斯かるブラインド装置において、室内を目隠しすると共に自然光又は人工光を遮光するその羽根は、アルミ等の素材自体の色彩をもって製造されたり、設置する室に調和する色彩をもって着色又は塗装されて製造されたりするが、斯かる羽根に対して、その色彩を変更したり、個々に又は全体に絵画、広告等を表示したい場合には、羽根を取り換えたり、羽根自体に印刷又は焼付塗装を行ったりする必要がある結果、臨機応変な対応が困難である上に、費用の増大が避け難い。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、簡単に色彩を変更したり、個々に又は全体に絵画、広告等を簡単に表示し得て、要求に対して臨機応変に対処し得るブラインド装置用羽根及びそれを具備したブラインド装置を提供することにある。
本発明のブラインド装置用羽根は、長尺の羽根本体と、この羽根本体の肉厚よりも薄い肉厚を有すると共に羽根本体の両長手縁部の夫々に長手縁部で取り外し自在に嵌装された弾性的可撓性の長尺の薄肉板とを具備しており、この薄肉板は、羽根本体の表面及び裏面のうちの少なくとも一方において当該羽根本体に重ね合わされている。
本発明のブラインド装置用羽根によれば、長尺の羽根本体の両長手縁部の夫々に、弾性的可撓性の長尺の薄肉板がその長手縁部で取り外し自在に嵌装されているために、設置する室に羽根本体自体が意匠的に調和した色彩をもっていない場合であって、薄肉板が羽根本体の裏面において当該羽根本体に重ね合わされている場合には、嵌装された薄肉板でもって設置する室に意匠的に調和した色彩にでき、また、絵画、広告等が表示された薄肉板を用いることにより、室内外に対して部分的に又は全体に絵画、広告等を簡単に表示し得て、種々の要求に対して臨機応変に対処し得るブラインド装置用羽根を提供することができる。
本発明において、羽根本体は、形状保持性を有している金属製、合成樹脂製又は木製等のいずれであってもよいが、好ましくは、アルミ若しくは樹脂の押し出し成型品又はアルミ、ポリカーボネイト、塩化ビニール等の樹脂若しくはスチールの薄板のフォーミング成型品からなり、より好ましくは、肉厚1.0mm程度のアルミの押し出し成型品からなり、薄肉板は、弾性的可撓性と適度の形状保持性とを有している金属製、合成樹脂製又は木製金属製等のフォーミング成型品又は樹脂板のいずれであってもよいが、彩色化、印刷簡易化、軽量化の観点から、好ましくは、肉厚0.2mmから0.3mm程度の合成樹脂製のものであるが、耐久性、特に、羽根本体の表面において薄肉板を当該羽根本体に重ね合わされる場合には、対候性及び耐紫外線性の観点からは、金属製又は対候性及び耐紫外線性の合成樹脂製であってもよく、また、薄肉板は、好ましくは、羽根本体の長手方向の全体を覆うような長手方向長をもって羽根本体に重ね合わされているが、これに代えて、長手方向において羽根本体を部分的に覆うような長手方向長をもって羽根本体に重ね合わされていてもよい。
本発明の好ましい一つの例では、羽根本体は、大径の円弧凸表面を有する長尺の大径の円弧部と、この大径の円弧部の大径の円弧凸表面の曲率半径よりも小さい曲率半径をもった小径の円弧凸表面を有すると共に小径の円弧凸表面が大径の円弧凸表面から連続して伸びるように大径の円弧部の両長手縁部の夫々に一体的に形成された小径の円弧部とを具備しており、薄肉板は、羽根本体の大径の円弧部に重ね合わされている長尺の大径の円弧薄肉部と、羽根本体の小径の円弧部の少なくとも一部を包み込んで当該小径の円弧部に重ね合わされるようにして小径の円弧部の夫々に取り外し自在に嵌装されていると共に大径の円弧薄肉部の両長手縁部の夫々に一体的に形成された小径の円弧薄肉部とを具備しており、大径の円弧薄肉部は、大径の円弧部の大径の円弧凸表面に相似形であって当該大径の円弧凸表面に接触する大径の円弧凹裏面を有しており、小径の円弧薄肉部は、小径の円弧部の小径の円弧凸表面に相似形であって当該小径の円弧凸表面に接触すると共に大径の円弧凹裏面から連続して伸びる小径の円弧凹裏面を有している。
本例のブラインド装置用羽根によれば、大径の円弧凸表面を覆って大径の円弧部に大径の円弧薄肉部が重ね合わされているために、例えば、室外から目視し得る絵画、広告等を簡単に表示し得、しかも、羽根本体に対しての薄肉板の脱着、嵌合による交換で、斯かる絵画、広告等を時期に合わせて適宜変更できる。
本例において、薄肉板の小径の円弧薄肉部は、小径の円弧部の夫々に取り外し自在に嵌装されるように、羽根本体の小径の円弧部の全部又は一部を包み込んでいればよく、また、羽根本体は、大径の円弧部と協働して円弧状の空洞を形成するように大径の円弧部に対峙した内側の大径の円弧部を更に具備していてもよく、この場合、大径の円弧部は、その一方の長手縁部で一方の小径の円弧部の一端に、その他方の長手縁部で他方の小径の円弧部の一端に夫々一体的に形成されており、内側の大径の円弧部は、その一方の長手縁部で一方の小径の円弧部の他端に、その他方の長手縁部で他方の小径の円弧部の他端に夫々一体的に形成されていてもよく、斯かる例のブラインド装置用羽根によれば、羽根本体が大径の円弧部と内側の大径の円弧部とを具備する結果、軽量化を図り得る上に、羽根本体の強度を増大でき、軽量化のために大径の円弧部及び内側の大径の円弧部の夫々を薄肉にしても風等により撓むことなしにしっかりと羽根本体の形状を保持できる。加えて、本例の羽根本体は、大径の円弧部と内側の大径の円弧部とを橋絡するように大径の円弧部と内側の大径の円弧部とに一体的に形成された補強リブを更に具備していてもよく、このような補強リブにより、羽根本体の強度を更に増大でき、風等により撓むことなしに更にしっかりと羽根本体の形状を保持できるようになる。
本発明のブラインド装置用羽根の好ましい他の例では、羽根本体は、円弧凸表面を有する長尺の外側の円弧部と、この外側の円弧部の円弧凸表面から連続して伸びる表面を有すると共にスリットを有して外側の円弧部の両長手縁部の夫々に一体的に形成された係止縁部と、円弧凹表面をもって、一端では一方の係止縁部に、他端では他方の係止縁部に夫々一体的に形成されていると共に外側の円弧部と協働して円弧状の空洞を形成するように外側の円弧部に対峙した内側の円弧部とを具備しており、薄肉板は、係止縁部の夫々のスリットに嵌装された一対の長手縁部と、一対の長手縁部に一体的に形成されていると共に内側の円弧部の円弧凹表面に相似形であって当該円弧凹表面に接触する円弧凸裏面を有している円弧薄肉部とを具備している。
斯かる他の例のブラインド装置用羽根によれば、内側の円弧部の円弧凹表面を覆って当該内側の円弧部に円弧薄肉部が重ね合わされているために、例えば、適宜な色彩をもった薄肉板によりブラインド装置用羽根を室壁の色彩等の室内の意匠に対応させることができ、しかも、羽根本体に対しての薄肉板の交換で、室の意匠に合わせてブラインド装置用羽根の色彩を変更でき、しかも、外側の円弧部と内側の円弧部とを具備しているために、前記と同様に、羽根本体の強度を増大でき、軽量化のために外側の円弧部及び内側の円弧部の夫々を薄肉にしても風等により撓むことなしにしっかりと羽根本体の形状を保持できる。
また、本発明のブラインド装置用羽根の好ましい更に他の例では、羽根本体は、円弧凸表面及び円弧凹裏面を有する長尺の円弧部と、この円弧部の両長手縁部の夫々に一体的に形成された半円筒部とを具備していてもよく、この場合、薄肉板は、各半円筒部の開口から当該半円筒部内に挿入された一対の長手縁部と、一対の長手縁部に一体的に形成されていると共に円弧部の円弧凹裏面に相似形であって当該円弧凹裏面に接触する円弧凸裏面を有している円弧薄肉部とを具備しているとよい。
斯かる例のブラインド装置用羽根によれば、円弧部の円弧凹裏面を覆って当該円弧部に円弧薄肉部が重ね合わされているために、上記と同様に、例えば、適宜な色彩をもった薄肉板によりブラインド装置用羽根を室壁の色彩等の室内の意匠に対応させることができ、しかも、羽根本体に対しての薄肉板の交換で、室の意匠に合わせてブラインド装置用羽根の色彩を変更でき、しかも、軽量化を図り得る。
本発明によれば、簡単に色彩を変更したり、個々に又は全体に絵画、広告等を簡単に表示し得て、要求に対して臨機応変に対処し得るブラインド装置用羽根及びそれを具備したブラインド装置を提供し得る。
図1は、本発明の実施の形態の好ましい例の斜視説明図である。 図2は、図1に示す例の側面説明図である。 図3は、図1に示す例の分解側面説明図である。 図4は、図1に示す例を用いたブラインド装置の例の斜視説明図である。 図5は、図4に示す例の動作説明図である。 図6は、本発明の実施の形態の好ましい他の例の斜視説明図である。 図7は、図6に示す例の側面説明図である。 図8は、図6に示す例の分解側面説明図である。 図9は、本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の斜視説明図である。 図10は、図9に示す例の側面説明図である。 図11は、図9に示す例の分解側面説明図である。 図12は、本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の側面説明図である。
次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図3において、本例のブラインド装置用羽根1は、アルミの押し出し成型品からなる長尺の羽根本体2と、羽根本体2の1.0mm程度の肉厚tよりも薄い0.2mmから0.3mm程度の肉厚を有すると共に羽根本体2の両長手縁部3及び4の夫々に長手縁部5及び6で取り外し自在に嵌装された弾性的可撓性の長尺の薄肉板7とを具備している。
羽根本体2は、大径の円弧凸表面11を有する肉厚1.0mm程度の長尺の外側の大径の円弧部12と、円弧部12の円弧凸表面11の曲率半径よりも小さい曲率半径をもった小径の円弧凸表面13及び14を有すると共に円弧凸表面13及び14の夫々が円弧凸表面11から面一となって連続して伸びるように円弧部12の両長手縁部15及び16の夫々に一体的に形成されて羽根本体2の両長手縁部3及び4となる小径の円弧部17及び18と、円弧部12と協働して円弧状の空洞19を形成するように円弧部12に対峙した肉厚1.0mm程度の円弧部20と、円弧部12及び20を橋絡して空洞19を分割するように円弧部12及び20に一体的に形成された補強リブ21とを具備している。
円弧部12は、その一方の長手縁部15で一方の円弧部17の一端25に、その他方の長手縁部16で他方の円弧部18の一端26に夫々一体的に形成されており、円弧部20は、その一方の長手縁部27で一方の円弧部17の他端28に、その他方の長手縁部29で他方の円弧部18の他端30に夫々一体的に形成されている。
羽根本体2の表面及び裏面のうちの少なくとも一方、本例では羽根本体2の表面である円弧凸表面11並びに円弧凸表面13及び14において当該羽根本体2の円弧部12並びに円弧部17及び18に重ね合わされている合成樹脂製の薄肉板7は、羽根本体2の円弧部12に重ね合わされている長尺の大径の円弧薄肉部35と、羽根本体2の円弧部17及び18の一部の夫々を包み込んで当該円弧部17及び18の夫々に重ね合わされるようにして円弧部17及び18の夫々に取り外し自在に嵌装されていると共に円弧薄肉部35の両長手縁部36及び37の夫々に一体的に形成された小径の円弧薄肉部38及び39とを具備している。
円弧薄肉部35は、円弧部12の円弧凸表面11に相似形の大径の円弧凸表面44と、同じく円弧部12の円弧凸表面11に相似形であって当該円弧凸表面11に接触する大径の円弧凹裏面45とを有しており、円弧薄肉部38及び39の夫々は、円弧部17及び18の夫々の円弧凸表面13及び14に相似形であって当該円弧凸表面13及び14の夫々に接触すると共に円弧凹裏面45から面一に連続して伸びる小径の円弧凹裏面46及び47を有している。
図4及び図5に示すように、ブラインド装置50は、上枠51び下枠52並びに縦枠53及び54からなる枠体55と、上枠51及び下枠52並びに縦枠53及び54に囲まれた空間56に配されていると共に縦枠53及び54に対して傾動及び昇降自在である複数枚の長尺の上述のブラインド装置用羽根1と、空間56において縦枠53及び54に対してブラインド装置用羽根1を昇降、傾動させると共に上枠51から垂れ下がった玉チェーン57の手動操作による走行で作動される昇降、傾動機構(図示せず)と、ブラインド装置用羽根1の夫々の長手方向の一端部58及び他端部59を昇降、傾動機構に連結する連結機構(図示せず)とを具備しており、ブラインド装置50の昇降、傾動機構は、玉チェーン57の手動操作による走行で、該連結機構を介してブラインド装置用羽根1を縦枠53及び54に対して縦枠53及び54に設けられたスリット60に案内させて昇降させて、ブラインド装置用羽根1により空間56を完全閉鎖させ(図4参照)又は完全開口させるようになっており、そして、ブラインド装置用羽根1を縦枠53及び54に対して傾動させる(図5参照)させるようになっており、斯かる昇降、傾動機構及び連結機構は、公知であるので、その詳細な説明を省く。
ブラインド装置用羽根1では、羽根本体2に薄肉板7を横から長手方向Aに沿って差し込んで羽根本体2に薄肉板7を嵌装してもよいが、図3に示すように、薄肉板7の弾性的可撓性を利用して、円弧薄肉部35を方向Bで示すように羽根本体2の円弧凸表面11に向って押し付けると共に円弧薄肉部38及び39の近傍を方向Cに沿って撓ませ、円弧薄肉部38及び39を円弧部17及び18にスナップフィット式に嵌着して、羽根本体2に薄肉板7を嵌装してもよく、このようにすると、羽根本体2への薄肉板7の装着又は羽根本体2に対する薄肉板7の取り換えにおいて、ブラインド装置用羽根1の夫々の長手方向の一端部58及び他端部59を昇降、傾動機構に連結する連結機構からのブラインド装置用羽根1の取り外しを省略でき、当該連結機構にブラインド装置用羽根1を取付けたままで、羽根本体2への薄肉板7の装着又は羽根本体2に対する薄肉板7の取り換えを行うことができる。
以上のブラインド装置用羽根1によれば、長尺の羽根本体2の両長手縁部3及び4である円弧部17及び18の夫々に、弾性的可撓性の長尺の薄肉板7がその長手縁部5及び6で取り外し自在に嵌装されて、円弧凸表面11を覆って円弧部12に円弧薄肉部35が重ね合わされているために、円弧薄肉部35の円弧凸表面44に絵画、広告等が表示された薄肉板7を用いることにより、室外から目視し得る絵画、広告等を部分的に又は全体に簡単に表示し得て、種々の要求に対して臨機応変に対処し得る上に、しかも、羽根本体2に対しての薄肉板7の脱着、嵌合による交換で、斯かる絵画、広告等を時期に合わせて適宜変更できる。
また、ブラインド装置用羽根1によれば、羽根本体2が空洞19を形成する円弧部12と円弧部20とを具備する結果、言い換えると、羽根本体2が中空体である結果、軽量化を図り得る上に、羽根本体2の強度を増大でき、軽量化のために円弧部12及び20の夫々を薄肉にしても風等により撓むことなしにしっかりと羽根本体2の形状を保持でき、しかも、補強リブ21を更に具備しているために、羽根本体2の強度を更に増大でき、風等により撓むことなしに更にしっかりと羽根本体2の形状を保持できる。
上記のブラインド装置用羽根1では、薄肉板7が羽根本体2の表面において当該羽根本体2に重ね合わされているが、これに代えて、図6から図8に示すように、薄肉板65が羽根本体66の裏面において当該羽根本体66に重ね合わされていてもよい。
即ち、ブラインド装置50に用いられる図6から図8に示すブラインド装置用羽根1は、アルミの押し出し成型品からなる長尺の羽根本体66と、羽根本体66の1.0mm程度の肉厚tよりも薄い0.2mmから0.3mm程度の肉厚を有すると共に羽根本体66の両長手縁部67及び68の夫々に長手縁部69及び70で取り外し自在に嵌装された弾性的可撓性の長尺の薄肉板65とを具備しており、羽根本体66は、円弧凸表面75を有する長尺の外側の円弧部76と、円弧部76の円弧凸表面75から連続して伸びる表面77及び78の夫々を有すると共にスリット79及び80の夫々を有して円弧部76の両長手縁部81及び82の夫々に一体的に形成されて羽根本体66の両長手縁部67及び68となる係止縁部83及び84と、円弧凹表面90をもって、一端91では一方の係止縁部83に、他端92では他方の係止縁部84に夫々一体的に形成されていると共に外側の円弧部76と協働して円弧状の空洞93を形成するように外側の円弧部76に対峙した内側の円弧部94とを具備しており、薄肉板65は、係止縁部83及び84の夫々のスリット79及び80に挿入されて嵌装された一対の長手縁部69及び70と、一対の長手縁部69及び70に一体的に形成されていると共に内側の円弧部94の円弧凹表面90に相似形であって当該円弧凹表面90に接触する円弧凸裏面95を有している円弧薄肉部96とを具備している。
このように図6から図8に示すブラインド装置用羽根1では、薄肉板65がその円弧凸裏面95で羽根本体66の裏面である円弧凹表面90において当該羽根本体66に重ね合わされており、斯かるブラインド装置用羽根1では、羽根本体66のスリット79及び80に薄肉板65の長手縁部69及び70を横から長手方向Aに沿って差し込んで羽根本体66に薄肉板65を嵌装してもよいが、図8に示すように、薄肉板65の弾性的可撓性を利用して、円弧薄肉部96を方向Bで示すように羽根本体66の円弧凹表面90に向って押し付けると共に長手縁部69及び70の近傍を方向Cに沿って撓ませ、長手縁部69及び70をスリット79及び80に挿入して、羽根本体66に薄肉板65を嵌装してもよく、このようにすると、羽根本体66への薄肉板65の装着又は羽根本体66に対する薄肉板65の取り換えにおいて、ブラインド装置用羽根1の夫々の長手方向の一端部58及び他端部59を昇降、傾動機構に連結する連結機構からのブラインド装置用羽根1の取り外しを省略でき、当該連結機構にブラインド装置用羽根1を取付けたままで、羽根本体66への薄肉板65の装着又は羽根本体66に対する薄肉板65の取り換えを行うことができる。
図6から図8に示すブラインド装置用羽根1によれば、長尺の羽根本体66の両長手縁部67及び68の夫々に、弾性的可撓性の長尺の薄肉板65がその長手縁部69及び70でスリット79及び80を介して取り外し自在に嵌装されて、円弧凹表面90を覆って円弧部94に円弧薄肉部96が重ね合わされているために、設置する室に羽根本体66自体が意匠的に調和した色彩をもっていない場合でも、嵌装された薄肉板65でもって設置する室に意匠的に調和した色彩にでき、また、円弧薄肉部96の円弧凹表面97に絵画等が表示された薄肉板65を用いることにより、部分的に又は全体に絵画等を簡単に表示し得て、室内の種々の要求に対して臨機応変に対処し得、しかも、羽根本体66に対しての薄肉板65の脱着、嵌合による交換で、斯かる色彩、絵画等を時期に合わせて適宜変更できる。
また、図6から図8に示すブラインド装置用羽根1によれば、羽根本体66が空洞93を形成する円弧部76と円弧部94とを具備する結果、言い換えると、羽根本体66が中空体である結果、軽量化を図り得る上に、羽根本体66の強度を増大でき、軽量化のために円弧部76及び94の夫々を薄肉にしても風等により撓むことなしにしっかりと羽根本体66の形状を保持できる。なお本例においても、補強リブ21と同様の補強リブを設けて、羽根本体66の強度を更に増大し、風等により撓むことなしに更にしっかりと羽根本体66の形状を保持できるようにしてもよい。
上記のブラインド装置用羽根1では、羽根本体2及び66夫々が中空体であるが、これに代えて、図9から図11に示すように、中空体でない羽根本体101であってもよい。
即ち、ブラインド装置50に用いられる図9から図11に示すブラインド装置用羽根1は、アルミの押し出し成型品からなる長尺の羽根本体101と、羽根本体101の1.0mm程度の肉厚tよりも薄い0.2mmから0.3mm程度の肉厚を有すると共に羽根本体101の両長手縁部102及び103の夫々に長手縁部104及び105で取り外し自在に嵌装された弾性的可撓性の長尺の薄肉板106とを具備しており、羽根本体101は、円弧凸表面110及び円弧凹裏面111を有する長尺の円弧部112と、円弧部112の両長手縁部113及び114の夫々に一体的に形成されて、羽根本体101の両長手縁部102及び103となる半円筒部115及び116とを具備しており、薄肉板106は、半円筒部115及び116の夫々の開口117及び118から当該半円筒部115及び116内に挿入された一対の長手縁部104及び105と、一対の長手縁部104及び105に一体的に形成されていると共に円弧部112の円弧凹裏面111に相似形であって当該円弧凹裏面111に接触する円弧凸裏面119を有している円弧薄肉部120とを具備している。
このように図9から図11に示すブラインド装置用羽根1では、薄肉板106がその円弧凸裏面119で羽根本体101の裏面である円弧凹裏面111において当該羽根本体101に重ね合わされており、斯かるブラインド装置用羽根1は、羽根本体101の開口117及び118に薄肉板106の長手縁部104及び105を横から長手方向Aに沿って差し込んで羽根本体101に薄肉板106を嵌装してもよいが、図11に示すように、薄肉板106の弾性的可撓性を利用して、円弧薄肉部120を方向Bで示すように羽根本体101の円弧凹裏面111に向って押し付けると共に長手縁部104及び105の近傍を方向Cに沿って撓ませ、長手縁部104及び105を開口117及び118から半円筒部115及び116内に挿入して、羽根本体101に薄肉板106を嵌装してもよく、このようにすると、羽根本体101への薄肉板106の装着又は羽根本体101に対する薄肉板106の取り換えにおいて、ブラインド装置用羽根1の夫々の長手方向の一端部58及び他端部59を昇降、傾動機構に連結する連結機構からのブラインド装置用羽根1の取り外しを省略でき、当該連結機構にブラインド装置用羽根1を取付けたままで、羽根本体101への薄肉板106の装着又は羽根本体101に対する薄肉板106の取り換えを行うことができる。
図9から図11に示すブラインド装置用羽根1によっても、長尺の羽根本体101の両長手縁部102及び103の夫々に、弾性的可撓性の長尺の薄肉板106がその長手縁部104及び105で開口117及び118を介して取り外し自在に嵌装されて、円弧凹裏面111を覆って円弧部112に円弧薄肉部120が重ね合わされているために、設置する室に羽根本体101自体が意匠的に調和した色彩をもっていない場合でも、嵌装された薄肉板106でもって設置する室に意匠的に調和した色彩にでき、また、円弧薄肉部120の円弧凹表面121に絵画等が表示された薄肉板106を用いることにより、部分的に又は全体に絵画等を簡単に表示し得て、室内の種々の要求に対して臨機応変に対処し得、しかも、羽根本体101に対しての薄肉板106の脱着、嵌合による交換で、斯かる色彩、絵画等を時期に合わせて適宜変更できる。
ところで、図1から図3に示すブラインド装置用羽根1の羽根本体2は、円弧部12と円弧部17及び18とに加えて、円弧部20及び補強リブ21を具備しているが、これに代えて、図12に示すように、図1から図3に示す円弧部12と円弧部17及び18とでもって羽根本体2を構成してもよく、この場合も、斯かる羽根本体2に薄肉板7を前記と同様にして嵌装することによりブラインド装置用羽根を得ることができる。
1 ブラインド装置用羽根
2 羽根本体
3、4、5、6、15、16、27、29、36、37 長手縁部
7 薄肉板
11、13、14 円弧凸表面
12、17、18、20 円弧部
19 空洞
21 補強リブ
25、26 一端
28、30 他端
35、38、39 円弧薄肉部
44 円弧凸表面
45、46、47 円弧凹裏面

Claims (7)

  1. 長尺の羽根本体と、この羽根本体の肉厚よりも薄い肉厚を有すると共に羽根本体の両長手縁部の夫々に長手縁部で取り外し自在に嵌装された弾性的可撓性の長尺の薄肉板とを具備しており、この薄肉板は、羽根本体の表面及び裏面のうちの少なくとも一方において当該羽根本体に重ね合わされているブラインド装置用羽根。
  2. 羽根本体は、アルミ若しくは樹脂の押し出し成型品又はアルミ、樹脂若しくはスチールの薄板のフォーミング成型品からなる請求項1に記載のブラインド装置用羽根。
  3. 羽根本体は、大径の円弧凸表面を有する長尺の大径の円弧部と、この大径の円弧部の大径の円弧凸表面の曲率半径よりも小さい曲率半径をもった小径の円弧凸表面を有すると共に小径の円弧凸表面が大径の円弧凸表面から連続して伸びるように大径の円弧部の両長手縁部の夫々に一体的に形成された小径の円弧部とを具備しており、薄肉板は、羽根本体の大径の円弧部に重ね合わされている長尺の大径の円弧薄肉部と、羽根本体の小径の円弧部の少なくとも一部を包み込んで当該小径の円弧部に重ね合わされるようにして小径の円弧部の夫々に取り外し自在に嵌装されていると共に大径の円弧薄肉部の両長手縁部の夫々に一体的に形成された小径の円弧薄肉部とを具備しており、大径の円弧薄肉部は、大径の円弧部の大径の円弧凸表面に相似形であって当該大径の円弧凸表面に接触する大径の円弧凹裏面を有しており、小径の円弧薄肉部は、小径の円弧部の小径の円弧凸表面に相似形であって当該小径の円弧凸表面に接触すると共に大径の円弧凹裏面から連続して伸びる小径の円弧凹裏面を有している請求項1又は2に記載のブラインド装置用羽根。
  4. 羽根本体は、大径の円弧部と協働して円弧状の空洞を形成するように大径の円弧部に対峙した内側の大径の円弧部を更に具備しており、大径の円弧部は、その一方の長手縁部で一方の小径の円弧部の一端に、その他方の長手縁部で他方の小径の円弧部の一端に夫々一体的に形成されており、内側の大径の円弧部は、その一方の長手縁部で一方の小径の円弧部の他端に、その他方の長手縁部で他方の小径の円弧部の他端に夫々一体的に形成されている請求項3に記載のブラインド装置用羽根。
  5. 羽根本体は、円弧凸表面を有する長尺の外側の円弧部と、この外側の円弧部の円弧凸表面から連続して伸びる表面を有すると共にスリットを有して外側の円弧部の両長手縁部の夫々に一体的に形成された係止縁部と、円弧凹表面をもって、一端では一方の係止縁部に、他端では他方の係止縁部に夫々一体的に形成されていると共に外側の円弧部と協働して円弧状の空洞を形成するように外側の円弧部に対峙した内側の円弧部とを具備しており、薄肉板は、係止縁部の夫々のスリットに嵌装された一対の長手縁部と、一対の長手縁部に一体的に形成されていると共に内側の円弧部の円弧凹表面に相似形であって当該円弧凹表面に接触する円弧凸裏面を有している円弧薄肉部とを具備している請求項1又は2に記載のブラインド装置用羽根。
  6. 羽根本体は、円弧凸表面及び円弧凹裏面を有する長尺の円弧部と、この円弧部の両長手縁部の夫々に一体的に形成された半円筒部とを具備しており、薄肉板は、各半円筒部の開口から当該半円筒部内に挿入された一対の長手縁部と、一対の長手縁部に一体的に形成されていると共に円弧部の円弧凹裏面に相似形であって当該円弧凹裏面に接触する円弧凸裏面を有している円弧薄肉部とを具備している請求項1又は2に記載のブラインド装置用羽根。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のブラインド装置用羽根を具備したブラインド装置。
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