JP2015000237A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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島崎 秀夫
Hideo Shimazaki
秀夫 島崎
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Abstract

【課題】ボールをヒットする打点が高くなり、ボールの打ち出し角が大きくなるよう構成された中空ゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】ゴルフクラブヘッド1は、フェース部2と、クラウン部3と、ソール部4と、サイド部5と、ホゼル部6とを有する。ソール部4のヒール側は、ヒール側ほど高位となる平面4fとなっている。この平面4fにウェイト材7が設けられている。ソール部4の前後方向中央付近にリブ8が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は中空のゴルフクラブヘッドに係り、特にソール部のヒール側を平面又は凹曲面としたゴルフクラブヘッドに関する。
ドライバーやフェアウェーウッドなどのウッド型ゴルフクラブヘッドとして、中空の金属製のものが広く用いられている。一般に、中空のウッド型のゴルフクラブヘッドは、ボールをヒットするためのフェース部と、ゴルフクラブヘッドの上面部を構成するクラウン部と、ゴルフクラブヘッドの底面部を構成するソール部と、ゴルフクラブヘッドのトウ側、バック側及びヒール側の側面部を構成するサイド部と、ホゼル部とを有している。このホゼル部にシャフトが挿入され、接着剤等によってシャフトがゴルフクラブヘッドに固定されることにより、ゴルフクラブが構成される。
この中空ゴルフクラブヘッドを構成する金属としては、アルミニウム合金、ステンレスやチタン合金が用いられている。なお、ゴルフクラブヘッドの一部を繊維強化合成樹脂にて構成することもある。
特許文献1には、ソール部のヒール側を平面としたゴルフクラブヘッドが記載されている。
特開平11−319163
特許文献1においてソール部のヒール側を平面とする目的は、いかなるライからもダフリを軽減するためであり、ゴルフクラブヘッドとしてはアイアンヘッドが想定されている。
本発明は、ボールをヒットする打点が高くなり、ボールの打ち出し角が大きくなるよう構成された中空ゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
本発明のゴルフクラブヘッドは、フェース部、ソール部、サイド部、クラウン部及びホゼル部を有する中空のゴルフクラブヘッドにおいて、ソール部のヒール側が平面又は凹曲面となっており、該ソール部のヒール側にウェイト材が設けられていることを特徴とするものである。
本発明では、ライ角を58℃としたときの前記ソール部のヒール側の水平面との交角θが6〜10°であることが好ましい。
本発明では、前記ソール部の前後方向中央付近に、トウ・ヒール方向に延在するリブを設けてもよい。
本発明では、ウェイト材の重心位置が、シャフト軸心線とソール部との交点よりも後方に位置していることが好ましい。
本発明のゴルフクラブヘッドは、ソール部のヒール側が平面又は凹曲面よりなるため、ソール部のヒール側が従来のように下方に向って凸に湾曲したゴルフクラブヘッドに比べて、ソールしたときにフェース面全体が低く位置するようになる。そのため、打点(ボールをヒットするときのボール中心のフェース面上の位置)が従来よりも高くなる。また、本発明では、このソール部のヒール側にウェイト材を設けるので、重心高さが低くなり、打点と重心との高低差が大きくなる。このような作用効果が相乗することにより、ボールの打ち出し角が大きくなる。さらに、平面にウェイト材を設けたことにより、重心距離(シャフト軸心線と重心との距離)が小さくなり、ヘッドが返り易くなる。そのため、非力なプレーヤーにとってボールがつかまり易くなり、飛距離増大を望むことができる。
実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの正面図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの断面斜視図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの断面斜視図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの断面斜視図である。 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの底面図である。 別の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの正面図である。 さらに別の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの正面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1〜図5は第1の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドを示している。
このゴルフクラブヘッド1は、フェース部2と、クラウン部3と、ソール部4と、サイド部5と、ホゼル部6とを有する中空形状であり、全体としてチタン合金などの金属にて一体に構成されている。金属としては、チタン、チタン合金、アルミ合金、ステンレスなど各種のものを用いることができる。ゴルフクラブヘッドの容積は350cc以上例えば400〜460cc程度であることが好ましい。ホゼル部6は円筒状であり、シャフトが挿入され、接着剤で固定される。
この実施の形態では、ソール部4のヒール側が、ヒール側ほど高位となる平面4fとなっている。なお、図5では、平面4fはドットを付した領域である。平面4fよりもトウ側は、従来のゴルフクラブヘッドと同様に下方に向って凸に湾曲した凸曲面4tとなっている。凸曲面4tと平面4fとの境界部4kは、フェースセンター付近に位置する。具体例には、境界部4kは、フェースセンタ位置に対しトウ側に0〜12mmの位置からヒール側に0〜3mm位置までの範囲に存在することが好ましい。境界部4kは、ソール部4を前後方向に延在している。ドライバーヘッドの場合、平面4fの面積は5〜25cm特に5〜15cm程度が好ましい。
ライ角aを58°となるようにゴルフクラブヘッド1をソールした状態において、平面4fと水平面との交角θが6〜10°特に8〜10°となることが好ましい。なお、ゴルフクラブヘッド1のライ角aは54〜60°程度が好ましい。
このゴルフクラブヘッド1内にあっては、平面4fからヒール側サイド部5にかけてウェイト材7が設けられている。この実施の形態では、ウェイト材7はゴルフクラブヘッド1を部分的に厚肉とすることにより構成されたものであり、ゴルフクラブヘッド1と一体となっている。このウェイト材7はフェース部2から若干(例えば、5〜20mm特に10〜15mm程度)後方に離隔している。これは、ボールをヒットしたときのフェース部の撓みを阻害しないためである。但し、この実施の形態に限定されない。例えば、ゴルフクラブヘッドのウェイトを配置する部分に凹部を設け、別体のウェイト材を圧入、かしめ、接着、ビス止め等、他の方法で取り付けても良い。
この実施の形態では、ソール部4の前後方向中央付近(ゴルフクラブヘッドの平面図においてゴルフクラブヘッドの前縁からゴルフクラブヘッドの前後方向長さの50〜80%特に50〜60%程度の位置)において、トウ・ヒール方向に延在するリブ8が設けられている。リブ8の高さは3〜8mm特に4〜6mm、全長は50〜110mm特に60〜80mm、厚さは1〜3mm特に1〜2mm程度が好ましい。
ソール部4の後部のヒール側は上方に向って凹陥することによりウェイト収容部4w(図2,3)となっている。ソール部4の下面側からこのウェイト収容部4wにタングステン合金等よりなるウェイトが嵌合され、ねじによって固着されている。
ソール部4の後部中央付近に銘板9が装着されている。
このように構成されたゴルフクラブヘッド1は、ソール部4のヒール側が平面4fよりなるため、ソール部4のヒール側が従来のように下方に向って凸に湾曲したゴルフクラブヘッドに比べて、ソールしたときにフェース部3の全体が低く位置するようになる。そのため、打点が従来よりも高くなる。また、この平面4fにウェイト材7を設けたので、重心高さが低くなり、打点と重心との高低差が大きくなる。このような作用効果が相乗することにより、ボールの打ち出し角が大きくなる。さらに、ヒール側にウェイト材7を設けたことにより、重心距離が小さくなり、ヘッドが返り易くなる。そのため、非力なプレーヤーにとってボールがつかまり易くなり、飛距離増大を望むことができる。
ただし、本発明では、ソール部トウ側に第2のウェイト材を設け、ゴルフクラブヘッドの重心位置の調整やスイートエリアの拡大を図ってもよい。
この実施の形態では、ウェイト材7をフェース面から後方に離隔させ、これにより、ウェイト材7の重心位置をシャフトの軸心線とソール部4との交点よりも後方としている。これにより、重心アングルが大きくなり、非力なゴルファーがボールを打ってもスライスボールが出にくくなるという効果が得られる。
なお、ソール部4にウェイト材7を設けたことにより、ボールをヒットしたときのソール部の振動の振幅が大きくなり、打球音が大きくなる。そこで、この実施の形態ではリブ8を設け、ソール部の振幅を抑制し、打球音が過大となることを防いでいる。
上記実施の形態では、ソール部のヒール側を平面4fとしているが、図6のゴルフクラブヘッド1Aのように、ソール部のヒール側を上方に向って凹んでいる凹曲面4f’としてもよい。また、本発明では、図6のゴルフクラブヘッド1Bのように、ソール部ヒール側の平面4fからヘッド内に向って凹陥する凹部4rを設け、この凹部4rにウェイト材を設置するようにしてもよい。図5,6のその他の構成は図1と同様であり、同一符号は同一部分を示している。
なお、非力なゴルファーにおいては、スライスするボールを打ちやすいため、フェース角が、スクエアー(0°)からフックフェース(クローズドフェース)にする方が好ましい。この場合、フェース角は、0°〜2°、とりわけ0.5°〜1°が好ましく、例えば、所定のライ角aが58°のとき、フェース角は0.5°フックフェースとされる。
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であって、本発明は図示以外の形態とされてもよい。本発明はドライバーに適用するのに好適であるが、フェアウェーウッドや、それに類似した形状のユーティリティクラブのヘッドにも適用可能である。
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース部
3 クラウン部
4 ソール部
4f 平面
4f’ 凹曲面
4k 境界部
4r 凹部
4t 凸曲面
5 サイド部
6 ホゼル部
7 ウェイト材
8 リブ

Claims (4)

  1. フェース部、ソール部、サイド部、クラウン部及びホゼル部を有する中空のゴルフクラブヘッドにおいて、
    ソール部のヒール側が平面又は凹曲面となっており、
    該ソール部のヒール側にウェイト材が設けられていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 請求項1において、ライ角を58℃としたときの前記ソール部のヒール側の水平面との交角θが6〜10°であることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  3. 請求項1において、前記ソール部の前後方向中央付近に、トウ・ヒール方向に延在するリブを設けたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、ウェイト材の重心位置が、シャフト軸心線とソール部との交点よりも後方に位置していることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
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