JP2015106985A - 電力変換装置用筐体 - Google Patents
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Abstract
Description
この電力変換装置は、交流架線の場合には、交流を直流に変換するコンバータ回路や直流を交流に変換するインバータ回路等を備えて構成されている。
そこで、従来、筐体として、比較的比重の軽いアルミ製の筐体が知られている。
このため、重量も重くなるとともに、状態を良好に保つためには、再塗装などのメンテナンスが必要となるという問題点があった。
ここで、筐体に用いる耐食性の高い材料としては、ステンレスが挙げられるが、ステンレス鋼板製の筐体をアルミ製の筐体と同様の構成とした場合には、比重に比例して重量が増加することとなり、省エネルギーの要求に逆行することとなる。
図1は、電力変換装置用筐体の平面図である。
図2は、電力変換装置用筐体の正面図である。
図3は、電力変換装置用筐体の背面図である。
図4は、電力変換装置用筐体の側面図(その1)である。
図5は、電力変換装置用筐体の側面図(その2)である。
また、図1中、矢印Pは、鉄道車両の進行方向である。
さらに第1側方開口部18の周囲には、後述する四角枠状のガスケット収納部18Aが設けられ、第2側面パネル19の周囲には、後述する四角枠状のガスケット収納部19Aが設けられている。
第1天板パネル部15Aと、正面パネル部16とは、1枚のステンレス鋼板を曲げ加工して一体に形成されている。
また第2天板パネル部15Bと、背面パネル部17とは、同様に1枚のステンレス鋼板を曲げ加工して一体に形成されている。
背面パネル部17には、複数のメンテナンス用開口部22A、22B、22Cが形成されている。なお、電力変換装置用筐体10が車両に実装される際には、これらのメンテナンス用開口部メンテナンス用開口部22A、22B、22Cには、図示しないカバーが取り付けられて、水密状態を確保することとなる。
T1,T2<T3、かつ、T1+T2<T3
とするのが好ましい。
この結果、最も重量に影響を与える筐体本体11の重量を大幅に抑制しつつ、十分な強度を有する電力変換装置用筐体を作成することが可能となっている。
図7は、第2側方開口部周囲のガスケット収納部へのガスケット収納時の説明図である。
図8は、図6のQ−Q断面図である。
図9は、第1側方開口部周囲及び第2側方開口部周囲のガスケットの収納状態の説明図である。
図6、図7及び図9に示すように、第1側方開口部18の周囲には、第1側方開口部18を塞ぐために取り付けられる図示しないカバーに当接されて水等の浸入を防止するためのガスケット収納部18Aが設けられ、第2側方開口部19の周囲には、第2側方開口部19を塞ぐために取り付けられる図示しないカバーに当接されて水等の浸入を防止するためのガスケット収納部19Aが設けられている。
そして、ガスケット収納部18A及びガスケット収納部19Aには、ガスケットGK1がそれぞれ嵌め込まれて、第1側方開口部18あるいは第2側方開口部19の周囲から筐体10内部への水等の浸入を確実に防止している。
この場合において、第1側方開口部18側を例として説明すると、第1側方開口部18の周囲には、図8に示すように、第1側方開口部18近傍の背面パネル部17に沿って、防水用のガスケット(パッキン)GK1を収納する収納部42を有するガスケット収納部材41が設けられている。
このガスケット収納部材41の一端は、接合部43を構成しており、接合部43は、背面パネル部17に対して、母材同士を溶かして溶接する、なめ付溶接(共付溶接)により強固に取り付けられている。
この結果、図示しないカバーの装着時には、水密状態が確保され、第1側方開口部18の周囲から図示しないカバーを介して筐体10内部への水等の浸入を確実に防止している。第2側方開口部19についても同様である。
また第1天板パネル部15Aの正面側中央部には、第1天板パネル部15A及び正面パネル部16を切り欠いた状態で、抵抗器等の部品を収納するための収納凹部24が形成されており、収納凹部24の底板24Aは、図6に示すように、雨水などが溜まらないように正面側が低くなる傾斜面(傾斜角度θ)とされている。
さらに必要に応じて、双方に収納凹部24を形成するようにすることも可能である。
図11に示すように、第1天板パネル部15Aは、一側端部を端面に沿って断面L字状に折り曲げて形成した第1当接部35Aを備えている。
そして、第1当接部35Aと、第2当接部35Bと、を第1当接部35A(第1天板パネル部15A)の端面と、第2当接部35B(第2天板パネル部15B)の端面と、を揃えた状態で当接し、第1当接部35Aの端面と、第2当接部35Bの端面と、を図1に示した接合部20の全域にわたってへり溶接して一体の天板パネル部15としている。
また、図13は、図10のゾーンZ3部分の部分拡大図である。
またガスケット収納部材32の中央部は、電力変換用素子(たとえば、IGBT等)が載置された冷却器ベース板を受けて保持するベース板受け面36を構成している。
図14に示すように、収納凹部24の背面板24Bの上端には、端面に沿って断面L字状に折り曲げて形成した当接部24Eが設けられている。
このようにして、収納凹部24の接合部24Fから電力変換装置用筐体10の内部に水などが浸入することを確実に防止している。
図15において、図10と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
また、図11の下部に示すように、開口部14の周囲には、後述する防水用のガスケット(パッキン)を収納する収納部31を有するガスケット収納部材32が設けられている。
電力変換装置の冷却器ベース板100は、ガスケットGKに沿って当接して、防水性を確保するためのリブ状の突起部101が電力変換回路を構成している回路素子110A、110Bを載置する面側に環状に形成されている。
このような構成の結果、電力変換装置用筐体10の内部に水などの浸入を防止しつつ、放熱を確実に行って、電力変換回路の動作を確実に行わせることができるようになっている。
第1天板パネル部15Aの正面側中央部には、図17に示すように、抵抗器等の部品を収納するための収納凹部24が形成されており、さらに、図13の下部に示すように、開口部14の周囲、より詳細には、側壁部14A、14Bに沿って、防水用のガスケット(パッキン)を収納する収納部51を有するガスケット収納部材52が設けられている。
図19は、図17のゾーンZ6部分の部分拡大図である。
収納凹部24の側面板24Cの上端には、図14に示すように、端面に沿って断面L字状に折り曲げて形成した当接部24Eが設けられている。同様に、収納凹部24の側面板24Dの上端には、図15に示すように、端面に沿って断面L字状に折り曲げて形成した当接部24Eが設けられている。
図21は、図20のR−R断面図である。
メンテナンス用開口部21A〜21D、22A〜22Cは、同様の構成であるので、図20及び図21においては、メンテナンス用開口部21Cを例として説明する。
図20に示すように、メンテナンス用開口部21Cの側部には、正面パネル部16の正面側から突設されたガイド部材51が接合されている。
ガイド部材51は、図21に示すように、正面パネル部16の面から突設された突設部52と、正面パネル部16の裏面側になめ付け溶接(共付溶接)された接合部53を備えている。
この結果、ガイド部材51を正面パネル部16に強固に保持することが可能となっている。
また、へり溶接を全域にわたって行うことにより、防水機能を持たせているので、防水シールを用いる必要もなく、さらに塗装も行う必要が無いので、さらなる軽量化が図れている。
11 筐体本体
12 ボルト孔
13 吊り耳
14 開口部
14A 側壁部
15 天板パネル部
15A 第1天板パネル部
15B 第2天板パネル部
16 正面パネル部
17 背面パネル部
18 第1側方開口部
19 第2側方開口部
20 接合部
21A〜21D メンテナンス用開口部
22A〜22C メンテナンス用開口部
23 補強板
24 収納凹部
24A 底板
24B 背面板
24C 側面板
24D 側面板
24E 当接部
24F 接合部
31、51 収納部
32、52 ガスケット収納部材
35 接合部
35A 第1当接部
35B 第2当接部
36、56 ベース板受け面
37 接合部材
37A 接合部
100 冷却器ベース板
101 突起部
110A 回路素子
120 放熱フィン
Claims (5)
- 鉄道車両の床下に配設され、電力変換装置を収納するとともに、下方に開口部が形成された電力変換装置用筐体であって、
ステンレス鋼板製の第1天板パネル部の一側端部を端面に沿って断面L字状に折り曲げて形成した第1当接部と、ステンレス鋼板製の第2天板パネル部の一側端部を端面に沿って断面L字状に折り曲げて形成した第2当接部と、を当接し、前記第1当接部の端面と、前記第2当接部の端面と、を揃えた状態で両端面をへり溶接して形成した天板パネル部を有する筐体本体を備えた、
電力変換装置用筐体。 - 前記筐体本体は、前記第1天板パネル部の端部を折り曲げて形成した第1の側板パネル部と、
前記第2天板パネル部の端部を折り曲げて形成した第2の側板パネル部と、を備えた、
請求項1記載の電力変換装置用筐体。 - 前記筐体本体は、前記第1天板パネル部及び前記第1の側板パネル部の一部、あるいは、前記第2天板パネル部及び前記第2の側板パネル部の一部のいずれかを切り欠き、収納凹部形成部材をへり溶接により接合して形成した収納凹部を備えた、
請求項2記載の電力変換装置用筐体。 - 前記筐体本体には、当該筐体本体を鉄道車両の床下に吊り下げるためのボルト孔が形成され、ステンレス鋼板製の複数の吊り耳が形成され、前記吊り耳の前記筐体本体を介した当該筐体本体の背面側には、ステンレス鋼板製の補強板がそれぞれ溶接されている、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電力変換装置用筐体。 - 前記筐体本体を構成しているステンレス鋼板の厚さをT1とし、
前記補強板を構成しているステンレス鋼板の厚さをT2とし、
前記吊り耳を構成しているステンレス鋼板の厚さをT3とした場合に、
T1,T2<T3、かつ、T1+T2<T3
とされている、
請求項4記載の電力変換装置用筐体。
Priority Applications (1)
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| JP2013247986A JP2015106985A (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 電力変換装置用筐体 |
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| JP2013247986A JP2015106985A (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 電力変換装置用筐体 |
Publications (1)
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| JP2015106985A true JP2015106985A (ja) | 2015-06-08 |
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ID=53436824
Family Applications (1)
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2013
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