JP2015123743A - 立体造形システム、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】立体物の造形において支持を要する部分のために形成される支持部の除去を簡易な構成で容易に行うこと。
【解決手段】造形するべき目的物の三次元的形状を示す目的物立体情報を取得し、目的物立体情報に基づき、目的物の三次元的形状において鉛直下方が空間である部分を支持するための支持用の部材を形成するべき部分の識別結果を取得し、支持用の部材を形成するべき部分のうち、目的物との境界面を含む界面部分を設定し、設定した界面部分以外の部分である支持体の三次元的形状を示す支持体立体情報を生成し、目的物立体情報と支持体立体情報とに基づき、立体造形装置に立体物の造形を行わせるための変換済み立体情報を生成して出力することを特徴とする。
【選択図】図8
【解決手段】造形するべき目的物の三次元的形状を示す目的物立体情報を取得し、目的物立体情報に基づき、目的物の三次元的形状において鉛直下方が空間である部分を支持するための支持用の部材を形成するべき部分の識別結果を取得し、支持用の部材を形成するべき部分のうち、目的物との境界面を含む界面部分を設定し、設定した界面部分以外の部分である支持体の三次元的形状を示す支持体立体情報を生成し、目的物立体情報と支持体立体情報とに基づき、立体造形装置に立体物の造形を行わせるための変換済み立体情報を生成して出力することを特徴とする。
【選択図】図8
Description
本発明は、立体造形システム、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法に関し、特に、立体物の造形に際して、立体物において鉛直下方が基盤に接していない部分の支持に関する。
近年、ラピッドプロトタイピング等の分野において三次元造型という技術が用いられている。かかる三次元造型によって得られた立体物は、商品開発段階等において最終製品の外観や性能の評価を行うための試作品、または展示品等として利用されることが多い。
このような三次元造型の技術としては、光造形法、粉末法、シート積層法等が知られている。中でも3Dプリンタによって紫外線硬化性樹脂を噴射しマスクパターンを積層する方法が多用されている(例えば、特許文献1参照)。この方法は、最終製品の外観内観のデザイン・機構等を三次元CADによってデータ化した後、コンピュータによって該データをスライスして薄板を重ね合わせるような多層型のマスクパターンデータを作成し、紫外線硬化性樹脂をマスクパターンデータに則してヘッドより噴射して積層することにより立体物を製造する。
近年ではミクロンオーダーの精細な積層ピッチを実現し、複雑な立体形状の生成が可能となっている。また、立体物において水平方向に突出した部分や逆テーパーになっている部分等、鉛直下方が基盤に接していないために空間になっており、支持が必要な部分(以降、「要支持部」とする)を伴う立体物についても、サポート材を用いることによって、製造することが可能となっている。この際、立体物に付着したサポート材を除去する必要があるが、このサポート材を除去する煩雑な工程が、三次元造型という技術の普及を阻む要因の一つとして指摘されている。
サポート材を除去する手段としては、ウォータージェットや手指によって擦り落とすような機械的負荷を加える除去方法、水や有機溶媒等を用いて溶解させる方法等が知られている。しかし機械的負荷を加える除去方法では煩雑な作業が伴い、造形物を破損する可能性がある。また、溶解させる方法では、サポート材の除去に時間がかかり非効率である。また、耐環境性に配慮し、取り扱いにおける安全性に配慮した処理方法を提供することも近年の要求となっている。
特許文献1においては、立体物を造形するための材料であるモデル材と、上述した要支持部を支持するためのサポート材とを夫々成形すると共に、モデル材とサポート材との間に離型性を有するサポート材を成形することにより、モデル材とサポート材との分離を容易化することが開示されている。この方法の場合、従来のサポート材の他に離型性を有するサポート材が必要となる。そのため、材料の種類が増え、且つ3Dプリンタにおいて夫々の材料を別個に吐出する機能が要求されるため、装置が複雑化する問題が生じる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、立体物の造形において支持を要する部分のために形成される支持部の除去を簡易な構成で容易に行うことを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、三次元的形状を示す立体情報に基づいて立体物を造形する立体造形システムであって、入力された情報に基づいて成形材の層を積層することにより前記立体物を造形する立体造形装置と、前記立体造形装置に入力するための情報を処理する立体情報処理プログラムとを含み、前記立体情報処理プログラムは、造形するべき目的物の三次元的形状を示す目的物立体情報を取得するステップと、取得された前記目的物立体情報に基づき、前記目的物の三次元的形状において鉛直下方が空間である部分を支持するための支持用の部材を形成するべき部分の識別結果を取得するステップと、前記支持用の部材を形成するべき部分のうち、前記三次元的形状において鉛直下方が空間である部分との境界面を含む界面部分を設定し、前記支持用の部材を形成するべき部分のうち設定した前記界面部分以外の部分である支持体の三次元的形状を示す支持体立体情報を生成するステップと、前記目的物立体情報と前記支持体立体情報とに基づき、前記立体造形装置に立体物の造形を行わせるための変換済み立体情報を生成して出力するステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、立体物の造形において支持を要する部分のために形成される支持部の除去を簡易な構成で容易に行うことができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、CAD(Computer Aided Design)データなどの立体物の形状を示す3Dデータを受信し、そのデータに基づいて液滴を吐出するヘッドによって成形材を吐出して形成した層を積層することにより立体物を形成する3Dプリンタと、3Dプリンタに3Dデータを送信するPC(Personal Computer)とによって構成されるシステムを例として説明する。このようなシステムにおいて、3Dプリンタに3Dデータを送信する際のPCによるデータ処理機能が本実施形態に係る要旨の1つである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、CAD(Computer Aided Design)データなどの立体物の形状を示す3Dデータを受信し、そのデータに基づいて液滴を吐出するヘッドによって成形材を吐出して形成した層を積層することにより立体物を形成する3Dプリンタと、3Dプリンタに3Dデータを送信するPC(Personal Computer)とによって構成されるシステムを例として説明する。このようなシステムにおいて、3Dプリンタに3Dデータを送信する際のPCによるデータ処理機能が本実施形態に係る要旨の1つである。
図1は、本実施形態に係る立体造形システムの運用形態を示す図である。本実施形態に係る立体造形システムは、入力された3Dデータを解析してデータを変換した上で3Dプリンタに立体造形出力を実行させるPC1と、PC1の制御に従って立体造形出力を実行する3Dプリンタ2とを含む。ここで、PC1のハードウェア構成について図2を参照して説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るPC1は、一般的な情報処理装置と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係るPC1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、PC1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザがPC1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザがPC1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30に格納されたプログラムや、HDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体からRAM20にロードされたプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るPC1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る3Dプリンタ2の構成について図3を参照して説明する。本実施形態に係る3Dプリンタ2は、一般的な液滴吐出式の3Dプリンタと同様の構成を有する。図3に示すように、本実施形態に係る3Dプリンタ2は、立体物を成形するために成形材を積層していくための基盤201、成形材を吐出するヘッド202及びヘッド202を支持し、基盤201上の空間においてヘッド202を移動させるアーム203を含む。
3Dプリンタ2は、上述したように、入力された3Dデータによって確定される立体造形物を水平方向に輪切りにして生成される輪切り画像に応じてヘッド202から成形材を吐出して一層分の成形を行い、そのような層を積層していくことによって立体造形を行う。そのため、3Dプリンタ2は、立体造形物の各部のうち、鉛直下方が空間であり基盤に接していないために支持が必要な部分(以降、「要支持部」とする)を成形するため、要支持部の鉛直下方の空間に相当する部分には成形材とは異なる材質のサポート材を吐出する。従って、ヘッド202は、立体造形物を形成するための成形材と、サポート材との2種類の材料を個別に吐出する機能を有する。
尚、3Dプリンタ2も、図2において説明した構成に準ずる情報処理機能を含む。そして、そのような情報処理機能によってPC1からの制御を受け付けると共に、情報処理機能によって実現される制御部によってアーム203の移動やヘッド202からの成形材の吐出が制御される。
次に、本実施形態に係るPC1の機能構成について説明する。図4に示すように、本実施形態に係るPC1は、図2において説明したLCD60及び操作部70に加えて、コントローラ100及びネットワークI/F101を含む。ネットワークI/F101は、PC1がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成され、PC1全体を制御する制御部として機能する。図4に示すように、コントローラ100は、3Dデータ変換処理部110及びPC1が3Dプリンタ2を制御するための機能を提供する3Dプリンタドライバ120を含む。
3Dデータ変換処理部110は、入力された3Dデータを取得して変換処理を行う。3Dデータ変換処理部110への3Dデータの入力は、ネットワークを介してPC1に入力されたデータを3Dデータ変換処理部110が取得する場合や、操作部70に対するユーザの操作によって指定されたファイルパスのデータを3Dデータ変換処理部110が取得する場合等がある。
3Dデータ変換処理部110は、そのように取得した3Dデータを解析し、本実施形態の要旨に係るデータ処理を行うことによりデータを変換する。本実施形態に係る3Dデータ変換処理部110は、入力された3Dデータによって表現される立体物の周囲の空間を解析し、立体物において鉛直下方が基盤に接しておらず空間になっているために支持が必要な部分(以降、「要支持部」とする)を支持するための支持部のデータを生成して、元々の3Dデータに追加する。このような処理が本実施形態の要旨に係る処理である。即ち、3Dデータ変換処理部110を実現するためのソフトウェア・プログラムが、立体情報処理プログラムとして用いられる。詳細は後述する。
3Dプリンタドライバ120は、PC1から3Dプリンタ2を動作させるためのソフトウェア・モジュールであり、一般的な3Dプリンタのドライバソフトウェアと同様の機能を有する。3Dプリンタドライバ120は、例えば一般的な紙のプリンタにおけるプリンタドライバの機能に準じており、入力された3Dデータに基づいて3Dプリンタ2を動作させるための画像情報を生成して、制御用の情報と共に3Dプリンタ2に送信する。
ここで、3Dプリンタドライバ120の機能について図6(a)、(b)、(c)を参照して説明する。図6(a)は、3Dプリンタドライバ120に入力される3Dデータによって表現される立体物、即ち目的物を示す斜視図である。本実施形態においては、図6(a)に示すように、アルファベットの「y」に似た図形が奥行きを持ったような形状の立体物を例とする。
図6(b)は、図6(a)に示す立体物を正面から見た状態を示す図である。上述したように、本実施形態に係る3Dプリンタ2は、入力された3Dデータに基づいて液滴を吐出することにより形成した層を積層することにより立体物を形成する。ここで、図6(b)に示すような形状に基づいて成形材を吐出すると、立体物において図中左側の窪みの部分や、図中右側の逆テーパーの部分は、鉛直下方に成形材を支えるものがないため、そのままでは層を形成することが不可能である。このような鉛直下方が空間となっており、基盤に接していない部分が本実施形態に係る要支持部である。
3Dプリンタドライバ120は、入力された3Dデータに基づいて要支持部を認識し、要支持部の鉛直下方の空間を埋めるようにサポート材形成空間を設定したデータを生成する。図6(c)は、そのようなサポート材形成空間が設定されたデータの例を示す図である。図6(c)においては、破線の斜線が付された部分がサポート材形成空間である換言すると、サポート材形成空間が、要支持部を支持するための支持要部の部材で充填される。
図6(c)に示すように要支持部の鉛直下方の空間にサポート材形成空間が設定されたデータが3Dプリンタドライバ120によって3Dプリンタ2に送信される。これにより、3Dプリンタ2によって成形材及びサポート材が選択的に吐出された層が積層され、成形材とサポート材とで構成された整形物が出力される。そのような整形物からサポート材を除去することにより、図6(a)に示すような、目的の立体物、即ち目的物が成形された造形物を得ることが出来る。
サポート材の除去に際しては、ウォータージェットや手指によって擦り落とすような機械的負荷を加える除去方法がある。この場合、作業者の作業負担が大きく、且つ成形材によって形成された立体物を破損しないように注意する必要がある。また、水や有機溶媒等を用いてサポート材を溶解させる方法もあるが、この場合には、サポート材の溶解に要する時間や、溶解されたサポート材や溶解に用いられた液体の廃棄が問題となる。
本実施形態においては、上述したようなサポート材の除去に関する問題を解決するため、図6(b)に示すサポート材形成空間についても立体物と同様の成形材で形成すると共に、造形物とサポート用の成形物(以降、「サポート用成形物」とする)との間に従来のサポート材の部分が形成されるように3Dデータを変換する。このサポート用成形物が、立体物の三次元的形状において鉛直下方が空間である部分を支持するための支持体として用いられる。
これにより、要支持部の成形が可能になると共に、成形材の吐出による各層の積層が完了した状態において、造形物とサポート用成形物とが別々の個体として成形される。また、このような状態であれば、サポート用成形物を造形物から引きはがすだけで目的の造形物を得ることが可能であり、従来のサポート材を用いた造形方法よりも、造形物の周囲に形成された支持のための部分を引き離す際の作業負担を減らすことが可能となる。尚、本実施形態においては、3Dデータ変換処理部110の機能により、3Dプリンタドライバ120や3Dプリンタ2については既存のものを使用することが可能となっている。詳細は後述する。
次に、本実施形態に係る3Dデータ変換処理部110の機能構成について図5を参照して説明する。図5に示すように、本実施形態に係る3Dデータ変換処理部110は、3Dデータ取得部111、サポート材領域特定部112、界面抽出部113、属性変換部114、データ合成部115、変換データ出力部116、表示データ出力部117及びデータ調整部118を含む。3Dデータ取得部111は、上述したように3Dデータ変換処理部110に入力された3Dデータ、即ち、目的物の三次元的形状を示す目的物立体情報を取得する。
サポート材領域特定部112は、3Dデータ取得部111が取得した3Dデータを解析することにより、図6(c)において説明したように、その3Dデータがそのまま3Dプリンタドライバ120に入力された場合に、サポート材形成空間となる領域を特定する。このサポート材領域特定部112の機能は、従来の3Dプリンタドライバ120と同様の機能であり、3Dデータ変換処理部110が、3Dプリンタドライバ120に備わっている機能を利用することによってサポート材領域特定部112の機能を実現しても良い。サポート材領域特定部112は、少なくとも、目的物の三次元的形状において鉛直下方が空間である要支持部を支持するためのサポート材を形成すべき部分の識別結果を取得する機能を担う。
界面抽出部113は、図6(c)に示すように特定されたサポート材形成空間のうち、目的の造形物との境界面を含む界面部分を特定して抽出する。図6(d)は、図6(c)のようにサポート材形成空間が特定された場合において、界面抽出部113に処理を実行させた場合の界面部分の特定結果を示す図である。図6(d)においては、界面部分として特定された部分を太線で示している。図6(d)に示すように特定された界面部分については、上述したサポート用成形材ではなく従来のサポート材で形成することが本実施形態に係る要旨の1つである。
属性変換部114は、図6(c)に示すように特定されたサポート材形成空間のうち、図6(d)に示すように特定された界面部分以外の支持体の部分の属性をサポート材ではなく造形物と同様の成形材に変換する。換言すると、属性変換部114は、サポート材形成空間のうち界面部分以外の支持体の部分について、図6(b)と同様の3Dデータである支持体立体情報を生成する。図6(e)は、そのように属性を変換した状態を概念的に示す図である。図6(d)においては破線の斜線が付されたサポート材形成空間が、図6(e)においては実線の斜線が付された成形材の領域に変換され、図6(b)と同様の3Dデータが生成されている。このように生成された3Dデータが、サポート用成形物の位置や形状を示す3Dデータである。
データ合成部115は、3Dデータ取得部111が取得した元々の3Dデータに、属性変換部114によって生成されたサポート用成形物の3Dデータを合成する。図6(f)は、元々の3Dデータにサポート用成形物の3Dデータを合成した状態を示す図である。図6(e)において説明したように、サポート用成形物の3Dデータは、サポート材形成空間のうち界面部分以外の部分である。従って、図6(f)に示すように、元々の造形物とサポート用成形物との間に隙間が設けられた状態の3Dデータ(以降、「変換済み3Dデータとする」)がデータ合成部115によって生成される。
図6(f)に示すように、本実施形態に係る変換済み3Dデータは、図6(d)において特定された界面部分の部分以外の部分が立体物として構成された3Dデータである。従って、この変換済み3Dデータが3Dプリンタドライバ120に入力されると、元々の造形物及びサポート用成形物の部分が通常の成形材によって形成されると共に、界面部分がサポート材によって形成されることとなる。
その結果、上述したようにサポート用成形物を引き剥がすだけで目的の造形物を得ることが可能となり、簡単な作業でサポート材やサポート用成形物等の支持部を除去することが出来る。また、このような変換済み3Dデータを用いることにより、3Dプリンタドライバ120や3Dプリンタ2は、従来通りの機能を実行するのみでよいため、簡易な構成で実現することが可能である。
変換データ出力部116は、データ合成部115によって生成された変換済み3Dデータを3Dプリンタドライバ120への入力のために出力する。これにより、3Dプリンタドライバ120によって3Dプリンタ2が制御されて立体造形出力が実行される。
表示データ出力部117は、データ合成部115によって生成された変換済み3Dデータを確認するための確認画面の表示情報を生成して出力する。これにより、LCD60に変換済みデータ変換確認画面が表示され、ユーザによる操作の受付が可能となる。
データ調整部118は、表示データ出力部117によって表示情報が出力されてLCD60に表示されたデータ変換確認画面に対するユーザの操作に応じて、データ合成部115によって生成された変換済み3Dデータの調整を行う。これにより、ユーザの意図したとおりの精細な変換済み3Dデータの生成が可能となる。
次に、本実施形態に係る立体造形の手順について説明する。図7は、本実施形態に係る立体造形物の製造方法全体を示すフローチャートである。図7に示すように、まずは3Dデータ変換処理部110に、立体造形出力するべき対象の造形物の3Dデータを入力する(S701)。
入力された3Dデータを取得した3Dデータ変換処理部110は、図6(c)〜(f)において説明したように、元々の3Dデータにサポート用成形物の3Dデータを合成して3Dデータを変換し、変換済み3Dデータを生成する(S702)。変換済み3Dデータが生成されると、3Dプリンタドライバ120がその変換済み3Dデータに基づいて3Dプリンタ2を制御することにより、立体造形出力を実行する(S703)。
S703において、3Dプリンタ2は、造形対象の立体物を形成するための素材、立体物における要支持部を支持するための支持体の素材、立体物と支持体との間の界面材となる界面部分の素材を選択的に出力して形成した層を積層することにより、立体造形出力を実行する。本実施形態においては、支持体の素材が立体物を形成するための素材と同一の成形材である。
立体造形出力が実行され、造形部とサポート用成形物との隙間がサポート材によって埋められた出力結果物が生成されると、サポート材やサポート用成形物等の、造形物を支持するための部分が除去される(S704)。これにより、目的の造形物が得られ、本実施形態に係る立体造形が完了する。
次に、本実施形態に係る立体造形出力の手順のうち、要旨の1つであるS702の3Dデータの変換処理について図8のフローチャートを参照して説明する。図8に示すように、3Dデータ変換処理部110において、3Dデータ取得部111が3Dデータを取得すると(S801)、サポート材領域特定部112及び界面抽出部113は、データ変換を実行する際に参照するべきパラメータの設定を行う(S802)。
図9は、上述したパラメータの例を示す図である。図9に示すように、本実施形態に係るパラメータとしては、“成形材支持”、“配置位置設定”、“姿勢設定”といった項目が含まれる。“成形材支持”は、造形物を形成するための成形材によって要支持部を支持する機能、即ち、本実施形態の要旨に係る機能を用いるか否かの設定を行う項目である。この項目が“有”に設定されると、“界面厚さ”の設定項目が有効となる。“界面厚さ”の設定項目は、図6(d)において説明した界面部分として認識される部分の厚みを設定する項目である。換言すると、界面抽出部113は、“界面厚さ”の設定値に応じて、サポート材領域特定部112から取得したサポート材領域のうち、界面部分とする部分を設定する。
界面部分は、造形対象の立体物とサポート用成形物とを別々の個体に分割し、両者を引き剥がす際の作業を簡略化するための機能を担う。そのため、界面部分の厚さは、少なくとも造形対象の立体物とサポート用成形物とが溶融することがない厚さである必要がある。但し、この界面部分の厚さが厚いと、造形対象の目的物からサポート用成形物を剥がした後のサポート材の除去における作業量が増えるため、界面部分の厚さは、立体物とサポート用成形物とが溶融することなく、且つ、成形完了後のサポート材の除去が簡単である程度の厚みであることが好ましい。この厚みは、例えば0.1mm〜0.3mm程度である。
“配置位置設定”は、立体造形物の配置位置を設定するための設定項目であり、主に3Dプリンタ2の基盤201上の位置の設定として用いられる。“姿勢設定”は、立体造形物を3Dプリンタ2によって立体造形出力する際の立体造形物の姿勢、即ち傾き角度を設定するための設定項目であり、3Dプリンタ2の基盤201上における傾き角度の設定として用いられる。図9に示すようなパラメータ設定値は、3Dデータ変換処理部110を構成する情報の一部として、PC1の記憶媒体に記憶されている。
“配置位置設定”は、立体造形物の配置位置を設定するための設定項目であり、主に3Dプリンタ2の基盤201上の位置の設定として用いられる。“姿勢設定”は、立体造形物を3Dプリンタ2によって立体造形出力する際の立体造形物の姿勢、即ち傾き角度を設定するための設定項目であり、3Dプリンタ2の基盤201上における傾き角度の設定として用いられる。図9に示すようなパラメータ設定値は、3Dデータ変換処理部110を構成する情報の一部として、PC1の記憶媒体に記憶されている。
パラメータ設定が完了すると、3Dデータ変換処理部110において、サポート材領域特定部112、界面抽出部113、属性変換部114及びデータ合成部115が、上述したように設定パラメータに従って図5、図6(a)〜(f)において説明したように動作し、データ変換を実行して変換済み3Dデータを生成する(S803)。変換済み3Dデータが生成されると、表示データ出力部117が、データ合成部115から変換済み3Dデータを取得し、ユーザが変換済み3Dデータを確認するための画面の表示情報を生成して出力することにより、LCD60に確認画面が表示される(S804)。
図10は、本実施形態に係るデータ変換確認画面の例を示す図である。図10に示すように、本実施形態に係るデータ変換確認画面においては、図6(f)において説明したように生成された変換済み3Dデータの画像が表示される。この際、造形対象の目的物の部分と、サポート用成形物の部分とで表示態様を変えることにより、ユーザの理解を助けることが出来る。図10においては、目的物を実線で、サポート用成形物を破線で示している。
更に、データ変換確認画面においては、図9において説明したパラメータ項目の設定値が表示される。ユーザは、図10に示す画面に対して操作を行うことにより、変換済み3Dデータの編集や、各パラメータ値の変更を行うことが可能である。
図10に示す画面において変換済み3Dデータに対する調整が加えられた場合、その情報はデータ調整部118が取得し、データ合成部115によって生成された変換済み3Dデータが調整される。そして、図10に示すように表示された確認画面において、「OK」のボタンがクリックされた場合(S805/YES)、変換データ出力部116は、データ合成部115から変換済み3Dデータを取得し、3Dプリンタドライバ120への入力のために出力する(S806)。これにより、図7のS703の処理が開始される。
他方、確認画面において「再設定」のボタンがクリックされた場合(S805/NO)、データ調整部118は、確認画面に対するユーザの操作によって指定されたパラメータの変更情報を受け付け、記憶媒体に記憶されているパラメータ値を変更する(S807)。そして、変更されたパラメータに従ってS802からの処理が繰り返される。このような処理により、本実施形態に係るデータ変換処理が完了する。
以上説明したように、本実施形態に係る立体造形システムにおいては、入力された3Dデータを解析して要支持部を支持するためのサポート材形成空間を特定し、造形物との界面部分に相当する部分を残してサポート材形成空間に対応する3Dデータを生成して元々の3Dデータと合成することにより、3Dデータの変換を行う。
そのように変換された3Dデータに基づいて通常通り立体造形出力を実行することにより、出力結果物は、造形対象である造形物とサポート用成形物との間がサポート材によって連結された状態となる。そのような出力結果物であれば、サポート材の部分が造形物やサポート用成形物の部分よりも脆弱な部分であり、この部分が容易に破断されることによってサポート用成形物を造形物から容易に引き剥がすことが可能であるため、立体物の造形において支持を要する部分のために形成される支持部の除去を容易に行うことができる。
また、このような構成によれば、3Dプリンタドライバ120や3Dプリンタ2については、成形材とサポート材とを個別に吐出する従来通りの機能以外、何ら特別な機能を必要としない。そのため、本実施形態に係る立体造形システムにおいては、造形物の立体的な形状を示す3Dデータにサポート用成形物の3Dデータを合成した変換済み3Dデータを生成するのみで良い。即ち、本実施形態に係る立体造形システムは、装置の複雑化を招くようなことが無く、簡易な構成で実現することが可能である。
また、上述したような出力結果物において造形物から引き剥がされたサポート用成形物は、廃棄に際して特別な処理が不要であるため、環境負荷や取扱いにおける安全性の面でも有効である。
実施の形態2.
前実施形態においては、サポート材形成空間のうち造形物との界面部分として特定された部分以外をサポート用成形物によって成形されるべき部分であるとしてその部分の3Dデータを生成する場合を例として説明した。しかしながら、そのように単純にサポート用成形物の部分を設定すると、出力結果物からサポート用成形物を取り外すのが困難になる場合がある。
前実施形態においては、サポート材形成空間のうち造形物との界面部分として特定された部分以外をサポート用成形物によって成形されるべき部分であるとしてその部分の3Dデータを生成する場合を例として説明した。しかしながら、そのように単純にサポート用成形物の部分を設定すると、出力結果物からサポート用成形物を取り外すのが困難になる場合がある。
一般的なサポート材は、流動性や脆弱性があり、仮に造形物の内部が中空であってその内部にサポート材が充填されていたとしても、造形物の内部からかき出すことが可能である。その反面、そのような流動性や脆弱性が、造形物からのサポート材の除去に要する作業負担を増大させている要因でもあった。
本実施形態に係る立体造形システムにおいては、そのようなサポート材の大部分を、造形物と同様の素材、即ち固形物として形成することにより、その固形物を造形物から引き剥がすだけで作業が完了することがメリットである。但し、上述したように造形物の内部が中空である場合、特に、図11(a)に示すように、造形物の内部に進むに従って幅が広くなっているような形状の場合、その内部に固形物であるサポート用成形物が図11(b)に示すように形成されてしまうと、造形物の内部からサポート用成形物を取り除くことが困難になってしまう。
このような問題は、サポート用成形物を分割して形成することにより、解決可能である。図11(c)は、サポート用成形物を分割する場合の一態様を示す図である。図11(c)の例においては、内部に進むにつれて幅が広がるように中空となっている造形物内部のサポート用成形物を、開口部から取り出し可能な大きさに分割して形成している。このような態様によれば、図11(d)に示すように、夫々のサポート材を造形物内部から取り出すことが可能である。
このような態様は、図6(d)において説明した造形物とサポート用成形物との界面部分に加えて、サポート用成形物を分割するための分割面を特定することにより可能である。即ち、属性変換部114がサポート材形成空間のうち界面部分として特定された部分以外を3Dデータとして属性変換する際、サポート材形成空間を分割するための分割面を含む分割部分を特定し、特定した分割部分について、界面部分と同様に3Dデータへの変換対象から除外する。これにより、図11(c)に示すようにサポート用成形物が分割された状態の出力結果物を得ることが出来る。
上述した分割部分は、図11(c)に示すようにサポート用成形物の除去が可能なように設定されることが好ましいが、例えばサポート用成形物のひと塊の最大の大きさを設定し、その大きさ毎に分割部分が設定されるようにしても良い。このような態様により、分割面の設定に要する処理負荷を低減することが出来ると共に、分割部分を好適に設定するための高度なプログラムを作成する必要がない。
サポート用成形物のひと塊の最大の大きさの設定は、例えば図12に「最大寸法」として示すように、“成形材支持”のパラメータ設定項目が「有」の場合の詳細設定項目として設けることが可能である。また、最大寸法の設定に際しては、例えばサポート用成形物が複数の立方体に分割されて形成されるような態様において、その立方体の1辺の長さを指定するような態様が考えられる。
実施の形態3.
前実施形態の図11(c)、(d)に示すような態様においては、中空状の造形物内部からサポート用成形物を引き抜く作業が必要となる。そのような作業を効率化するため、サポート用成形物に切り欠き等の凹部や、つかむための凸部を設ける態様が考えられる。図13(a)、(b)にそのような例について示す。
前実施形態の図11(c)、(d)に示すような態様においては、中空状の造形物内部からサポート用成形物を引き抜く作業が必要となる。そのような作業を効率化するため、サポート用成形物に切り欠き等の凹部や、つかむための凸部を設ける態様が考えられる。図13(a)、(b)にそのような例について示す。
図13(a)は、サポート用成形物に切り欠きを設ける場合の例を示す図である。サポート用成形物の除去作業において図13(a)に示すような切り欠きを用いることにより、造形物からサポート用成形物を容易に除去することが可能となる。また、図13(b)は、サポート用成形物に出っ張りを設ける場合の例を示す図である。サポート用造形物の除去作業において図13(b)に示すような出っ張りを用いることにより、造形物からサポート用成形物を容易に除去することが可能となる。
図13(a)に示すような態様も、前実施形態において説明したサポート用成形物の分割と同様に、属性変換部114がサポート材形成空間のうち界面部分として特定された部分以外を3Dデータとして属性変換する際、切り欠きを設ける部分を特定し、特定した分割面について、界面部分と同様に3Dデータへの変換対象から除外することにより実現可能である。これにより、図13(a)に示すようにサポート用成形物に切り欠きが形成された状態の出力結果物を得ることが出来る。
また、図13(b)に示すような態様は、属性変換部114がサポート材形成空間のうち界面部分として特定された部分以外を3Dデータとして属性変換した後、出っ張りを設ける部分に3Dデータを追加することによって可能である。これにより、図13(b)に示すようにサポート用成形物に出っ張りが形成された状態の出力結果物を得ることが出来る。
実施の形態4.
実施の形態1においては、図4において説明したように、3Dデータ変換処理部110が、3Dプリンタドライバ120とは異なるモジュールとして設けられ、3Dデータ変換処理部110から3Dプリンタドライバ120に変換済み3Dデータが入力される場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、例えば、図14に示すように、3Dデータ変換処理部110を3Dプリンタドライバ120の機能の一部として構成することも可能である。このような態様であっても、上記と同様の効果を得ることが可能である。
実施の形態1においては、図4において説明したように、3Dデータ変換処理部110が、3Dプリンタドライバ120とは異なるモジュールとして設けられ、3Dデータ変換処理部110から3Dプリンタドライバ120に変換済み3Dデータが入力される場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、例えば、図14に示すように、3Dデータ変換処理部110を3Dプリンタドライバ120の機能の一部として構成することも可能である。このような態様であっても、上記と同様の効果を得ることが可能である。
実施の形態5.
実施の形態1においては、サポート用成形物を造形物と同一の成形材で形成する場合を例として説明した。これは、成形材とサポート材とを別個に吐出可能な3Dプリンタを用いる場合において特に有効である。しかしながら、本件の意義は、造形物における要支持部を支持するために形成されるサポート用成形物の強度が、サポート用成形物と造形物との間に形成されるサポート材の強度よりも高く、サポート用成形物と造形物とを引き剥がす方向に力を掛けた場合に、サポート材が破断されることによってサポート用成形物が造形物から容易に除去可能なことである。
実施の形態1においては、サポート用成形物を造形物と同一の成形材で形成する場合を例として説明した。これは、成形材とサポート材とを別個に吐出可能な3Dプリンタを用いる場合において特に有効である。しかしながら、本件の意義は、造形物における要支持部を支持するために形成されるサポート用成形物の強度が、サポート用成形物と造形物との間に形成されるサポート材の強度よりも高く、サポート用成形物と造形物とを引き剥がす方向に力を掛けた場合に、サポート材が破断されることによってサポート用成形物が造形物から容易に除去可能なことである。
換言すると、本件の趣旨は、造形物とサポート用成形物との間に界面部分として形成されるサポート材が、造形物やサポート用成形物よりも脆い素材であり、サポート用成形物と造形物とを引き剥がす方向に力を掛けた場合に、サポート材が真っ先に破断されることである。従って、サポート用成形物と造形物とは同一の素材である必要は無く、サポート用成形物の素材は、サポート材よりも強度の高い素材であれば、即ち、サポート材がサポート用成形物よりも脆く、破断しやすい素材であれば、上述した効果を得ることが可能である。
3Dプリンタのサポート材は、脆弱であるために変形はするが、通常の状態では流動はしない様な特性を有するといった半固体として定義される素材が用いられる。半固体として定義される素材には、その形状を維持する力に応じて、形状を維持する力が高いものは粘土状、低いものはペースト状と呼ばれる。従って、上述したサポート材としてペースト状の素材を用いサポート用成形物の素材として粘土状の素材を用いることが可能である。
上述した形状を維持する力として、“みかけ粘度”という性質を用いることができる。みかけ粘度とは、非ニュートン流体についての物質の変形と流動に関する性質を数値化したものである。見かけ粘度の簡易的な測定方法としては、図15に示すような方法を用いることが出来る。即ち、注射器のように先端に毛管が設けられた管状のシリンジ151に試料152を充填し、その資料を注射器の様に穴から押し出すためのピストン153を、荷重を図るための秤154に押し付けて所定の速度(ここでは0.5cm/s)で資料を押し出す。
この際に要した時間と荷重を記録することにより、毛管半径R、毛管長さL、シリンジ半径S、資料充填長さv、押し出し時間t、荷重読み取り値Mを用い、下記の式(1)によって見かけ粘度ηを算出することが出来る。
サポート材及びサポート用成形物の素材として、上記式(1)のように求められるみかけ粘度がある程度異なる素材を用いることにより、上述した効果を達成することが可能である。また、3Dプリンタのサポート材はある程度素材が定まっているため、サポート用成形物の素材としては、そのような3Dプリンタのサポート材よりもみかけ粘度の値が大きいものを用いることにより、上述した効果を達成することが出来る。
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 ネットワークI/F
110 3Dデータ変換処理部
111 3Dデータ取得部
112 サポート材領域特定部
113 界面抽出部
114 属性変換部
115 データ合成部
116 変換データ出力部
117 表示データ出力部
118 データ調整部
151 シリンジ
152 試料
153 ピストン
154 秤
201 基盤
202 ヘッド
203 アーム
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 ネットワークI/F
110 3Dデータ変換処理部
111 3Dデータ取得部
112 サポート材領域特定部
113 界面抽出部
114 属性変換部
115 データ合成部
116 変換データ出力部
117 表示データ出力部
118 データ調整部
151 シリンジ
152 試料
153 ピストン
154 秤
201 基盤
202 ヘッド
203 アーム
Claims (9)
- 三次元的形状を示す立体情報に基づいて立体物を造形する立体造形システムであって、
入力された情報に基づいて成形材の層を積層することにより前記立体物を造形する立体造形装置と、
前記立体造形装置に入力するための情報を処理する立体情報処理プログラムとを含み、
前記立体情報処理プログラムは、
造形するべき目的物の三次元的形状を示す目的物立体情報を取得するステップと、
取得された前記目的物立体情報に基づき、前記目的物の三次元的形状において鉛直下方が空間である部分を支持するための支持用の部材を形成するべき部分の識別結果を取得するステップと、
前記支持用の部材を形成するべき部分のうち、前記目的物との境界面を含む界面部分を設定し、前記支持用の部材を形成するべき部分のうち設定した前記界面部分以外の部分である支持体の三次元的形状を示す支持体立体情報を生成するステップと、
前記目的物立体情報と前記支持体立体情報とに基づき、前記立体造形装置に立体物の造形を行わせるための変換済み立体情報を生成して出力するステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする立体造形システム。 - 前記立体造形装置は、前記変換済み立体情報に基づき、前記目的物立体情報によって特定される部分、前記支持体立体情報によって特定される部分、前記目的物立体情報によって特定される部分と前記支持体立体情報によって特定される部分との間の部分夫々に応じた部材を用いて形成した層を積層することにより前記立体造形物を造形し、
前記目的物立体情報によって特定される部分と前記支持体立体情報によって特定される部分との間の部分の素材が、前記支持体立体情報によって特定される部分の素材よりも破断しやすいことを特徴とする請求項1に記載の立体造形システム。 - 前記目的物立体情報によって特定される部分の素材と前記支持体立体情報によって特定される部分の素材とが同一であることを特徴とする請求項2に記載の立体造形システム。
- 前記立体情報処理プログラムは、
前記変換済み立体情報を生成して出力するステップにおいて、前記支持体立体情報によって特定される三次元的形状を、前記目的物立体情報によって特定される三次元的形状と同様の属性に変換することにより、
前記変換済み立体情報を生成して出力することを特徴とする請求項3に記載の立体造形システム。 - 前記立体情報処理プログラムは、
前記支持体立体情報を生成するステップにおいて、前記支持体の三次元的形状を分割するための分割面を含む分割部分を設定し、前記支持体の三次元的形状のうち設定した前記分割部分以外の三次元的形状を示す支持体立体情報を生成することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の立体造形システム。 - 前記立体情報処理プログラムは、
前記支持体立体情報を生成するステップにおいて、前記支持体の三次元的形状を分割した後の夫々の部分が所定の大きさを超えないように前記分割部分を設定することを特徴とする請求項5に記載の立体造形システム。 - 前記立体情報処理プログラムは、前記支持体立体情報を生成するステップにおいて、前記支持体に設けられる凸部または凹部を設定し、設定した凸部または凹部を含む三次元的形状を示す支持体立体情報を生成することを特徴とする請求項5または6に記載の立体造形システム。
- 入力された情報に基づいて成形材の層を積層することにより立体物を造形する立体造形装置に入力するための立体情報を処理する立体情報処理プログラムであって、
造形するべき目的物の三次元的形状を示す目的物立体情報を取得するステップと、
取得された前記目的物立体情報に基づき、前記目的物の三次元的形状において鉛直下方が空間である部分を支持するための支持用の部材を形成するべき部分の識別結果を取得するステップと、
前記支持用の部材を形成するべき部分のうち、前記目的物との境界面を含む界面部分を設定し、前記支持用の部材を形成するべき部分のうち設定した前記界面部分以外の部分である支持体の三次元的形状を示す支持体立体情報を生成するステップと、
前記目的物立体情報と前記支持体立体情報とに基づき、前記立体造形装置に立体物の造形を行わせるための変換済み立体情報を生成して出力するステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする立体情報処理プログラム。 - 成形材の層を積層することにより立体物を製造する立体物の製造方法であって、
前記立体物を形成するための素材、立体物の三次元的形状において鉛直下方が空間である部分を支持するための支持体の素材、前記立体物と前記支持体との間に形成される界面材の素材を選択的に出力して形成した層を積層し、
積層されて形成された結果物において前記界面材を破断することによって前記立体物から前記支持体を除去し、
前記支持体の素材が前記界面材の素材よりも破断しやすいことを特徴とする立体物の製造方法。
Priority Applications (1)
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| JP2013272288A JP2015123743A (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 立体造形システム、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171114 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180612 |