JP2015124864A - 回転・直動アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動軸50を軸方向へ移動させるための第1のモータ30と、第1のモータ30と同一軸線上に配置され、駆動軸50を回転させるための第2のモータ10とから構成される回転・直動アクチュエータであって、第1のモータ30は小径部33aと大径部33bの中空出力軸33を有し、駆動軸50のねじ部50bに係合される第1のナット39を大径部33bに装着し、かつ第2のモータ10は小径部13aと大径部13bの中空出力軸13を有し、駆動軸50のスプライン部50aに係合される第2のナット19を大径部13bに装着するとともに、第1のモータ30により第1のナット39を回転して駆動軸50を軸方向に移動し、かつ第2のモータ10により直接に又は伝達機構を介して第2のナット19を回転して駆動軸50を回転するように構成した。
【選択図】図1
Description
ねじ部とスプライン部とを有する駆動軸と、前記駆動軸を軸方向へ移動させるための第1のモータと、前記第1のモータと同一軸線上に配置され、前記駆動軸を回転させるための第2のモータとから構成される回転・直動アクチュエータであって、前記第1のモータは、小径部と大径部の中空出力軸を有し、前記駆動軸のねじ部に係合される第1のナットを該大径部に装着し、かつ、前記第2のモータは、小径部と大径部の中空出力軸を有し、前記駆動軸のスプライン部に係合される第2のナットを該大径部に装着するとともに、前記第1のモータにより前記第1のナットを回転して前記駆動軸を軸方向に移動し、かつ前記第2のモータにより直接に又は伝達機構を介して前記第2のナットを回転して前記駆動軸を回転するように構成したので、従来のものより、機構面積を少なくし、省スペース化が出来るとともに、ストロークが長く取れる。デッドスペースがスプラインナット部・ボールねじ部と少ない。また、伝達部品の削減、部品の共通化によるコスト削減が出来る。さらに、モータモジュールとしてボールねじのリードや機種を容易に変更出来る。スプラインナット及びボールねじナットが係合されている中空出力軸の大径部の円周上に大きなベアリングを設置することにより、スプラインナットとボールネジナットの振動を抑制すると共に高剛性で高寿命化を達成出来る。
図1(a)(b)は、本発明の一実施例を示す回転・直動アクチュエータの正面図およびX−X線断面図である。
まず構成を説明すると、回転・直動アクチュエータ1は、同一軸線上に配置された第2のモータとしての回転モータ部10と、第1のモータとしての直動モータ部30で構成されている。回転モータ部10は、円筒状に配置されたステータ11と、このステータ11の軸線上に同心状に配置されたロータ12と、このロータ12の軸線上に挿通され、該ロータ12を支持する中空出力軸13とを備えている。
前記中空出力軸13は、小径部13aと大径部13bが設けられている。
前記ステータ11の軸方向の一側にはブラケット14が配置され、前記ステータ11の軸方向の他側にはフランジ15が配置されている。このフランジ15のボス部15aには、フランジ側ベアリング16が配置されて、前記中空出力軸13の大径部13b側外周面を支持している。前記ブラケット14のボス部14aには、ブラケット側ベアリング17が配置されて、前記中空出力軸13の小径部13a側外周面を支持している。
前記中空出力軸33は、小径部33aと大径部33bが設けられている。
前記ステータ31の軸方向の一側にはブラケット34が配置され、前記ステータ31の軸方向の他側には第1のフランジ351、および第2のフランジ352が同軸方向に並設されている。この第1のフランジ351、および第2のフランジ352のボス部には、複列のスラスト・ラジアルベアリング36が配置されて、前記中空出力軸33の大径部33b側外周面を支持している。前記ブラケット34のボス部34aには、ブラケット側ベアリング37が配置されて、前記中空出力軸33の小径部33a側外周面を支持している。
前記回転モータ部10の中空出力軸13の大径部13bの中空部には、スプラインナット19が係合されており、外径部はフランジ側ベアリング16で支持されている。
また、直動モータ部30の中空出力軸33の大径部33bの中空部には、ボールねじナット39が係合されており、外径部は複列のスラスト・ラジアルベアリング36で支持されている。
回転モータ部10のロ−タ12に中空出力軸13が結合され、中空出力軸13の大径部13bにスプラインナット19が結合されて、同期回転する。スプラインナット19には駆動軸50であるボールねじ・スプライン軸のスプライン部50aが噛合され、駆動軸50も同期回転する。同様に直動モータ部30のロ−タ32に中空出力軸33が結合され、中空出力軸33の大径部33bにボールねじナット39が結合されており、同期回転する。ボールねじナット39には、駆動軸50であるボールねじ・スプライン軸のボールねじ部50bが噛合されている。
回転モータ部10を停止させ、直動モータ部30のみを動かすとボールねじナット39の回転に伴って駆動軸50はスラスト方向に移動する。
回転モータ部10の回転方向と直動モータ部30を同期回転することにより、駆動軸50はその場で回転のみを行う。
回転モータ部10と直動モータ部30の回転速度差を生じるように行うことより、スパイラル的動作が可能となる。
モータの性能が同じ場合、回転モータ部10と直動モータ部30の回転方向を逆方法に動かすことにより、スラスト方向の速度はモータが1軸の場合の動きに対して最大2倍の速度を出すことが出来る。
回転モータ部10にスプラインナット19と回転用大径ベアリング16と回転検出センサ18、直動モータ部30にボールねじナット39とスラスト・ラジアルベアリング36と回転検出センサ38が内蔵されている。さらに、各モータからの伝達機構がなく、直結していることにより、部品削減と共に省スペース化を実現できる。
この場合回転モータ部10と、直動モータ部30の軸方向の位置を入れ替えることにより駆動軸502には、スプラインナット19に噛合するスプライン部50aを後方に、ボールねじナット39に噛合するボールねじ部50bが前方に形成されている。
この場合、駆動軸501には、図1に記載した駆動軸50よりも全長の長いものを使用したものである。したがって、駆動軸501は回転モータ部10と、直動モータ部30のいずれの側からも突出して作動させることができる。こうして、駆動軸501としてのボールねじ軸・スプライン軸がブラケット34側、フランジ15側に飛び出している。
この実施例は、所謂、センサレスモータで回転検出センサ部18、38を省略して全長を短くしたものである。駆動軸50には、図1の実施の形態よりわずかに短いものを使用している。作用および効果は図1の実施の形態と同様である。
図6の場合、駆動軸504は、前記駆動軸50と異なり、ボールねじ・スプライン軸のスプライン部504aと、ボールねじ・スプライン軸のボールねじ部504bの両方を共通のシャフトの全長に亘り形成したものである。前記駆動軸駆動軸504のスプライン部504aには、前記スブラインナット19が噛み合い、前記駆動軸504のボールねじ部504bには、前記ボールねじナット39が噛み合っている。こうして、前記スブラインナット19またはボールねじナット39がスプライン部504aまたはボールねじ部504bに噛合している範囲内で移動することができる。
従来のものより、機構全体の面積を少なくして、省スペース化を図ることが出来る。
デッドスペースがスプラインナット部・ボールねじ部と少ないことから、従来のものより、ストロークを長く取ることができる。
中空出力軸13、33からスプラインナット19、あるいはボールねじナット39を介して直接、駆動軸50、501、502、503に伝達することができるので、伝達部品の削減、部品の共通化によるコスト削減を図ることが出来る。
モータモジュールとしてボールねじのリードや機種を容易に変更出来る。
スプラインナット19及びボールねじナット39が係合されている中空出力軸13,33の大径部13b、33bの円周上に大きなベアリング16,36を設置することにより、スプラインナット19とボールネジナット39の振動を抑制すると共に高剛性で高寿命化を達成出来る。
また、駆動軸の変形例として、図7のように駆動軸505は、ボールねじ部505bと外径をDカットした軸505aでもよく、この場合、スプラインナット19に変えて、Dカットした軸505aに対応したDカットした軸対応のナット59を用いる。さらに、図8のように駆動軸506は、ボールねじ部506bと多面カットをした軸506aを用いてもよく、この場合、スプラインナット19に変えて、多面カットをした軸506a対応のナット69を用いる。
あるいは図9のように駆動軸507は、ボールねじ部507bと多溝を有する回り止め軸507aを用いたものでもよい。この場合、スプラインナット19に変えて、多溝を有する回り止め軸507a対応のナット79を用いる。これらの駆動軸505、駆動軸506、駆動軸507によっても同じ効果が得られる。等、その他、本発明の技術的思想を変更しない範囲内で適宜変更して実施しうることは言うまでもない。
10 回転モータ部(第2のモータ)
11 ステータ
12 ロータ
13 中空出力軸
13a 小径部
13b 大径部
19 スブラインナット
30 直動モータ部(第1のモータ)
31 ステータ
32 ロータ
33 中空出力軸
33a 小径部
33b 大径部
39 ボールねじナット
50、501〜507 駆動軸
50a スプライン部
50b ボールねじ部
Claims (5)
- ねじ部とスプライン部とを有する駆動軸と、前記駆動軸を軸方向へ移動させるための第1のモータと、前記第1のモータと同一軸線上に配置され、前記駆動軸を回転させるための第2のモータとから構成される回転・直動アクチュエータであって、
前記第1のモータは、小径部と大径部の中空出力軸を有し、前記駆動軸のねじ部に係合される第1のナットを該大径部に装着し、かつ、前記第2のモータは、小径部と大径部の中空出力軸を有し、前記駆動軸のスプライン部に係合される第2のナットを該大径部に装着するとともに、前記第1のモータにより前記第1のナットを回転して前記駆動軸を軸方向に移動し、かつ前記第2のモータにより直接に又は伝達機構を介して前記第2のナットを回転して前記駆動軸を回転するように構成したことを特徴とする回転・直動アクチュエータ。 - 前記駆動軸は、軸方向に沿ってねじ部とスプライン部が部分的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転・直動アクチュエータ。
- 前記駆動軸は、軸方向に沿ってねじ部とスプライン部が駆動軸の全域に渡り形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転・直動アクチュエータ。
- 前記第1のモータの中空出力軸の大径部は、スラスト方向とラジアル方向の荷重を受けることができるベアリングを有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の回転・直動アクチュエータ。
- ねじ部とカット部とを部分的に有する駆動軸と、前記駆動軸を軸方向へ移動させるための第1のモータと、前記第1のモータと同一軸線上に配置され、前記駆動軸を回転させるための第2のモータとから構成される回転・直動アクチュエータであって、
前記第1のモータは、小径部と大径部の中空出力軸を有し、前記駆動軸のねじ部に係合される第1のナットを該大径部に装着し、かつ、前記第2のモータは、小径部と大径部の中空出力軸を有し、前記駆動軸のカット部に係合される第2のナットを該大径部に装着するとともに、前記第1のモータにより直接に又は伝達機構を介して前記第1のナットを回転して前記駆動軸を軸方向に移動し、前記第2のモータにより直接に又は伝達機構を介して前記第2のナットを回転して前記駆動軸を回転するようにしたことを特徴とする回転・直動アクチュエータ。
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