JP2015146603A - フィルタ装置および電気車駆動制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インバータ6が発生するノイズ電流を除去するフィルタ装置5は、インバータ6の直流部と並列に設けられた第1のフィルタコンデンサ52aと、第1のフィルタコンデンサ52aの高電位側と直流電力の電力供給源である架線1との間に設けられた第1のフィルタリアクトル51aと、電流定格より大きい電流が流れると切になる回路切断部としてのヒューズ53、インダクタンス要素である第2のフィルタリアクトル51bおよびキャパシタンス要素である第2のフィルタコンデンサ52bとを直列に接続した直列回路部であって、その一端が第1のフィルタコンデンサ52aの低電位側に接続され、第1のフィルタリアクトル51aの一端が接続される直列回路部56と、を備える。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る電気車駆動制御装置の一構成例を示す図である。実施の形態1に係る電気車駆動制御装置は、主要な構成部として、フィルタ装置5、インバータ6、モータ(誘導電動機または同期電動機)7を備えて構成される。フィルタ装置5は、直流電力の電力供給源側に設けられた遮断器4とインバータ6との間に配置され、第1〜第3のフィルタリアクトル(51a〜51c)、第1および第2のフィルタコンデンサ(52a,52b)および、回路切断部としてのヒューズ53を備えて構成される。ヒューズ53は、定格電流より大きい電流が流れると溶けて、回路を切る。回路切断部としては、定格電流より大きい電流が流れた場合に回路を切るものであれば、ヒューズでなくてもよい。
・領域(3)の方が領域(2)に比べて、周波数帯域が広い。
・領域(2)の減衰率は制御による減衰が可能な領域である。
実施の形態1では、第1のフィルタリアクトルと第2のフィルタリアクトルが磁気的に結合した2段構成のフィルタ装置を使用した電気車駆動制御装置を示した。この実施の形態2では、磁気的に結合していない第1のフィルタリアクトルと第2のフィルタリアクトルを有する2段構成のフィルタ装置を使用する場合である。
フィルタ装置では、特定周波数領域のノイズ電流の減衰率を改善するため、例えば、図10〜図15に示すような特定周波数バイパス用フィルタ50を接続することがある。この場合、特定周波数のノイズ電流をバイパスして除去する特定周波数バイパス用フィルタ50を構成するコンデンサ、リアクトルを適切に選択することにより、減衰させる周波数を特定周波数に合わせ、かつ所望の減衰量を得ることが可能となる。ここで、図10に示すフィルタ装置5Hは、1段構成のフィルタ装置において、フィルタリアクトル51Xよりも架線側に特定周波数バイパス用フィルタ50を挿入した場合の一例である。図11に示すフィルタ装置5Jは、フィルタリアクトル51Xよりも負荷側に特定周波数バイパス用フィルタ50を挿入した場合の一例である。また、図12に示すフィルタ装置5Kは、磁気結合したフィルタリアクトルを使用した2段構成のフィルタ装置において、第2のフィルタリアクトル51bよりも架線(系統)側に特定周波数バイパス用フィルタ50を挿入した場合の一例である。図12に示すフィルタ装置5Nは、第1のフィルタリアクトル51aよりも負荷側に特定周波数バイパス用フィルタ50を挿入した場合の一例である。さらに、図14に示すフィルタ装置5Pは、磁気結合していないフィルタリアクトルを使用した2段構成のフィルタ装置において、第2のフィルタリアクトル51gよりも架線(系統)側に特定周波数バイパス用フィルタ50を挿入した場合の一例である。図15に示すフィルタ装置5Qは、第1のフィルタリアクトル51fよりも負荷側に特定周波数バイパス用フィルタ50を挿入した場合の一例である。
実施の形態4では、インバータ6に用いられるスイッチング素子の素材とフィルタ特性との関係について説明する。インバータ6に用いられるスイッチング素子としては、珪素(Si)を素材とする素子(Si素子)が一般的であるが、最近では、このSi素子に替えて、炭化珪素(SiC)を素材とするスイッチング素子(SiC素子)が注目されている。
Claims (13)
- 架線と前記架線から受電するインバータとの間に設けられ、前記架線よりも上位系統の遮断器に電気的に接続するフィルタ装置であって、
前記インバータの直流部の高電位側母線と前記インバータの直流部の低電位側母線との間で、前記インバータの直流部と並列に設けられた第1のフィルタコンデンサと、
前記第1のフィルタコンデンサよりも前記架線側に、前記高電位側母線と前記低電位側母線との間に前記第1のフィルタコンデンサと並列に設けられた第2のフィルタコンデンサと、
前記第1のフィルタコンデンサおよび前記第2のフィルタコンデンサとの間で、前記高電位側母線上に設けられた第1のフィルタリアクトルと、
前記第2のフィルタコンデンサと前記架線との間で前記高電位側母線上に設けられ、前記第1のフィルタリアクトルと磁気結合した第2のフィルタリアクトルと、
磁気結合された前記第1のフィルタリアクトルと前記第2のフィルタリアクトルとの接続点と、前記低電位側母線との間において、前記第2のフィルタコンデンサに直列に接続された回路切断部と、
を備えたことを特徴とするフィルタ装置。 - 前記架線と前記第2のフィルタリアクトルとの間に設けられた遮断器に接続されるフィルタ装置であって、
前記回路切断部の電流定格は、前記架線と第2のフィルタリアクトルとの間に設けられた遮断器の電流定格よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のフィルタ装置。 - 前記回路切断部は、前記第2のフィルタコンデンサの高電位側に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフィルタ装置。
- 前記第1のフィルタリアクトルと前記第2のフィルタリアクトルのインダクタンスが略同等の値になることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のフィルタ装置。
- 前記高電位側母線と前記低電位側母線との間に、前記第1のフィルタコンデンサと並列に、かつ前記第2のフィルタコンデンサおよび前記回路切断部に直列に接続された結合補償インダクタンス要素を有することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のフィルタ装置。
- 前記結合補償インダクタンス要素のインダクタンスが、前記第1のフィルタリアクトルと前記第2のフィルタリアクトルとの間の相互インダクタンスに略等しいことを特徴とする請求項5に記載のフィルタ装置。
- 中間タップを有する中間タップ付きリアクトルの前記中間タップよりも前記インバータ側が前記第1のフィルタリアクトルであり、
前記中間タップ付きリアクトルの前記中間タップよりも前記架線側が前記第2のフィルタリアクトルであることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載のフィルタ装置。 - 前記回路切断部の前記電流定格は、前記遮断器を流れる最大電流の1/20以上、かつ、1/10以下であることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載のフィルタ装置。
- 前記インバータと、請求項1から請求項8の何れか1項に記載のフィルタ装置と、前記インバータによって駆動されるモータと、を備えたことを特徴とする電気車駆動制御装置。
- 前記回路切断部が動作したことを検知した場合であっても、前記インバータによって前記モータを駆動して電気車を推進制御することを特徴とする請求項9に記載の電気車駆動制御装置。
- 前記回路切断部が動作したことを検知した場合には、前記遮断器を開放することを特徴とする請求項9に記載の電気車駆動制御装置。
- 前記インバータのスイッチング素子がワイドバンドギャップ半導体にて形成されていることを特徴とする請求項9から請求項11の何れか1項に記載の電気車駆動制御装置。
- 前記ワイドバンドギャップ半導体は、炭化ケイ素、窒化ガリウム系材料または、ダイヤモンドを用いた半導体であることを特徴とする請求項12に記載の電気車駆動制御装置。
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