JP2015148265A - トロイダル型無段変速機のトラニオン - Google Patents
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Abstract
【課題】油路の加工コストや加工手間を低減できるとともに、トラニオンの強度向上を図ることができるトロイダル型無段変速機のトラニオンを提供する。
【解決手段】トラニオン15の内部に、パワーローラ11側に潤滑油を供給する直線状の油路81,82が二つ設けられ、これら二つの油路81,82は平行に配置されるとともに同径であり、さらに油路81,82はトラニオン15の内部に潤滑油を導入するための一つの直線状の導入油路80によって接続されている。したがって、油路81,82の加工コストや加工手間を低減できるとともに、トラニオン15の強度向上を図ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】トラニオン15の内部に、パワーローラ11側に潤滑油を供給する直線状の油路81,82が二つ設けられ、これら二つの油路81,82は平行に配置されるとともに同径であり、さらに油路81,82はトラニオン15の内部に潤滑油を導入するための一つの直線状の導入油路80によって接続されている。したがって、油路81,82の加工コストや加工手間を低減できるとともに、トラニオン15の強度向上を図ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車や各種産業機械の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機のトラニオンに関する。
例えば自動車用変速機として用いるダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機は、図2および図3に示すように構成されている。図2に示すように、ケーシング50の内側には入力軸1が回転自在に支持されており、この入力軸1の外周には、二つの入力側ディスク2,2と二つの出力側ディスク3,3とが取り付けられている。また、入力軸1の中間部の外周には出力歯車4が回転自在に支持されている。この出力歯車4の中心部に設けられた円筒状のフランジ部4a,4aには、出力側ディスク3,3がスプライン結合によって連結されている。
入力軸1は、図中左側に位置する入力側ディスク2とカム板(ローディングカム)7との間に設けられたローディングカム式の押圧装置12を介して、駆動軸22により回転駆動されるようになっている。また、出力歯車4は、二つの部材の結合によって構成された仕切壁13を介してケーシング50内に支持されており、これにより、入力軸1の軸線Oを中心に回転できる一方で、軸線O方向の変位が阻止されている。
出力側ディスク3,3は、入力軸1との間に介在されたニードル軸受5,5によって、入力軸1の軸線Oを中心に回転自在に支持されている。また、図中左側の入力側ディスク2は、入力軸1にボールスプライン6を介して支持され、図中右側の入力側ディスク2は、入力軸1にスプライン結合されており、これら入力側ディスク2は入力軸1と共に回転するようになっている。また、入力側ディスク2,2の内側面(凹面;トラクション面とも言う)2a,2aと出力ディスク3,3の内側面(凹面;トラクション面とも言う)3a,3aとの間には、パワーローラ11(図3参照)が回転自在に挟持されている。
図2中右側に位置する入力側ディスク2の内周面2cには、段差部2bが設けられ、この段差部2bに、入力軸1の外周面1aに設けられた段差部1bが突き当てられるとともに、入力側ディスク2の背面(図2の右面)は、入力軸1の外周面に形成されたネジ部に螺合されたローディングナット9に突き当てられている。これによって、入力側ディスク2の入力軸1に対する軸線O方向の変位が実質的に阻止されている。また、カム板7と入力軸1の鍔部1dとの間には、皿ばね8が設けられており、この皿ばね8は、各ディスク2,2,3,3の凹面2a,2a,3a,3aとパワーローラ11,11の周面11a,11aとの当接部に押圧力(予圧)を付与する。
図3は、図2のA−A線に沿う断面図である。図3に示すように、ケーシング50の内側には、入力軸1に対し捻れの位置にある一対の枢軸14,14を中心として揺動する一対のトラニオン15,15が設けられている。なお、図3においては、入力軸1の図示は省略している。各トラニオン15,15は、支持板部16の長手方向(図3の上下方向)の両端部に、この支持板部16の内側面側に折れ曲がる状態で形成された一対の折れ曲がり壁部20,20を有している。そして、この折れ曲がり壁部20,20によって、各トラニオン15,15には、パワーローラ11を収容するための凹状のポケット部Pが形成される。また、各折れ曲がり壁部20,20の外側面には、各枢軸14,14が互いに同心的に設けられている。
支持板部16の中央部には円孔21が形成され、この円孔21には変位軸23の基端部23aが支持されている。そして、各枢軸14,14を中心として各トラニオン15,15を揺動させることにより、これら各トラニオン15,15の中央部に支持された変位軸23の傾斜角度を調節できるようになっている。また、各トラニオン15,15の内側面から突出する変位軸23の先端部23bの周囲には、各パワーローラ11が回転自在に支持されており、各パワーローラ11,11は、各入力側ディスク2,2および各出力側ディスク3,3の間に挟持されている。なお、各変位軸23,23の基端部23aと先端部23bとは、互いに偏心している。
また、各トラニオン15,15の枢軸14,14はそれぞれ、一対のヨーク23A,23Bに対して揺動自在および軸方向(図3の上下方向)に変位自在に支持されており、各ヨーク23A,23Bにより、トラニオン15,15はその水平方向の移動を規制されている。各ヨーク23A,23Bは鋼等の金属のプレス加工あるいは鍛造加工により矩形状に形成されている。各ヨーク23A,23Bの四隅には円形の支持孔18が4つ設けられており、これら支持孔18にはそれぞれ、トラニオン15の両端部に設けた枢軸14がラジアルニードル軸受30を介して揺動自在に支持されている。また、ヨーク23A,23Bの幅方向(図3の左右方向)の中央部には、円形の係止孔19が設けられており、この係止孔19の内周面は円筒面として、球面ポスト64,68を内嵌している。すなわち、上側のヨーク23Aは、ケーシング50に固定部材52を介して支持されている球面ポスト64によって揺動自在に支持されており、下側のヨーク23Bは、球面ポスト68およびこれを支持する駆動シリンダ31の上側シリンダボディ61によって揺動自在に支持されている。
なお、各トラニオン15,15に設けられた各変位軸23,23は、入力軸1に対し、互いに180度反対側の位置に設けられている。また、これらの各変位軸23,23の先端部23bが基端部23aに対して偏心している方向は、両ディスク2,2,3,3の回転方向に対して同方向(図3で上下逆方向)となっている。また、偏心方向は、入力軸1の配設方向に対して略直交する方向となっている。したがって、各パワーローラ11,11は、入力軸1の長手方向に若干変位できるように支持される。その結果、押圧装置12が発生するスラスト荷重に基づく各構成部材の弾性変形等に起因して、各パワーローラ11,11が入力軸1の軸方向に変位する傾向となった場合でも、各構成部材に無理な力が加わらず、この変位が吸収される。
また、パワーローラ11の外側面とトラニオン15の支持板部16の内側面との間には、パワーローラ11の外側面の側から順に、スラスト転がり軸受であるスラスト玉軸受(スラスト軸受)24と、スラストニードル軸受25とが設けられている。このうち、スラスト玉軸受24は、各パワーローラ11に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、これら各パワーローラ11の回転を許容するものである。このようなスラスト玉軸受24はそれぞれ、複数個ずつの玉(以下、転動体という)26,26と、これら各転動体26,26を転動自在に保持する円環状の保持器27と、円環状の外輪28とから構成されている。また、各スラスト玉軸受24の内輪軌道は各パワーローラ11の外側面(大端面)に、外輪軌道は各外輪28の内側面にそれぞれ形成されている。
また、スラストニードル軸受25は、トラニオン15の支持板部16の内側面と外輪28の外側面との間に挟持されている。このようなスラストニードル軸受25は、パワーローラ11から各外輪28に加わるスラスト荷重を支承しつつ、これらパワーローラ11および外輪28が各変位軸23の基端部23aを中心として揺動することを許容する。
さらに、各トラニオン15,15の一端部(図3の下端部)にはそれぞれ駆動ロッド(トラニオン軸)29,29が設けられており、各駆動ロッド29,29の中間部外周面に駆動ピストン(油圧ピストン)33,33が固設されている。そして、これら各駆動ピストン33,33はそれぞれ、上側シリンダボディ61と下側シリンダボディ62とによって構成された駆動シリンダ31内に油密に嵌装されている。これら各駆動ピストン33,33と駆動シリンダ31とで、各トラニオン15,15を、これらトラニオン15,15の枢軸14,14の軸方向に変位させる駆動装置32を構成している。
このように構成されたトロイダル型無段変速機の場合、入力軸1の回転は、押圧装置12を介して、各入力側ディスク2,2に伝えられる。そして、これら入力側ディスク2,2の回転が、一対のパワーローラ11,11を介して各出力側ディスク3,3に伝えられ、更にこれら各出力側ディスク3,3の回転が、出力歯車4より取り出される。
入力軸1と出力歯車4との間の回転速度比を変える場合には、一対の駆動ピストン33,33を互いに逆方向に変位させる。これら各駆動ピストン33,33の変位に伴って、一対のトラニオン15,15が互いに逆方向に変位する。例えば、図3の左側のパワーローラ11が同図の下側に、同図の右側のパワーローラ11が同図の上側にそれぞれ変位する。
その結果、これら各パワーローラ11,11の周面11a,11aと各入力側ディスク2,2および各出力側ディスク3,3の内側面2a,2a,3a,3aとの当接部に作用する接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向きの変化に伴って、各トラニオン15,15が、ヨーク23A,23Bに枢支された枢軸14,14を中心として、互いに逆方向に揺動(傾転)する。
その結果、各パワーローラ11,11の周面11a,11aと各内側面2a,3aとの当接位置が変化し、入力軸1と出力歯車4との間の回転速度比が変化する。また、これら入力軸1と出力歯車4との間で伝達するトルクが変動し、各構成部材の弾性変形量が変化すると、各パワーローラ11,11およびこれら各パワーローラ11,11に付属の外輪28,28が、各変位軸23,23の基端部23a、23aを中心として僅かに回動する。これら各外輪28,28の外側面と各トラニオン15,15を構成する支持板部16の内側面との間には、それぞれスラストニードル軸受25,25が存在するため、前記回動は円滑に行われる。したがって、前述のように各変位軸23,23の傾斜角度を変化させるための力が小さくて済む。
ところで、前記構成のトロイダル型無段変速機において、パワーローラ11と入出力側ディスク2,3との間の動力伝達は、これらの部材表面の損傷を防止するべく、油膜を介したトラクション力により非接触で行なわれる(以下、油膜によって形成されるパワーローラ11と入出力側ディスク2,3との間の界面をトラクション面と称し、本明細書中では、便宜上、パワーローラ11の周面11aをトラクション面と称することがある)。そのため、パワーローラ11と入出力側ディスク2,3との間に形成されるトラクション面には、トルクを非接触で伝達するための油膜を形成できる十分な量の潤滑油(トラクション油)を供給する必要がある。
また、パワーローラ11に設けられている前記スラスト玉軸受(スラスト軸受)24、スラストニードル軸受25、パワーローラ11(の内輪)を回転自在に支持する支持軸23に設けられたラジアルニードル軸受等の軸受にも潤滑油を供給する必要がある。
また、パワーローラ11に設けられている前記スラスト玉軸受(スラスト軸受)24、スラストニードル軸受25、パワーローラ11(の内輪)を回転自在に支持する支持軸23に設けられたラジアルニードル軸受等の軸受にも潤滑油を供給する必要がある。
従来、パワーローラ11のトラクション面や軸受(スラスト玉軸受24、スラストニードル軸受25、ラジアルニードル軸受)に対する潤滑油の供給は、例えば特許文献1および2等に開示されるように、トラニオンに形成された油路を通じて行なわれている。
例えば、図4に示すようなクランクトラニオンの場合、支持板部16はパワーローラ11側に向かって凸になる円筒状凸面を有する支持梁部16として形成されるとともに、この円筒状凸面に係合する円筒面状の凹部が外輪28の外側面に形成されており、これにより外輪28は内輪28Aとともにトラニオン15に対して両ディスク2,3の軸方向に関する揺動変位が可能となっている。
例えば、図4に示すようなクランクトラニオンの場合、支持板部16はパワーローラ11側に向かって凸になる円筒状凸面を有する支持梁部16として形成されるとともに、この円筒状凸面に係合する円筒面状の凹部が外輪28の外側面に形成されており、これにより外輪28は内輪28Aとともにトラニオン15に対して両ディスク2,3の軸方向に関する揺動変位が可能となっている。
このようなクランクトラニオンにおけるトラニオン15およびパワーローラ11の内部には、複数の油路70〜74が設けられている。
油路70はトラニオン15外から潤滑油を当該トラニオン15の内部に導入するための油路であって、トラニオン15の枢軸14,14の軸方向に対して傾斜して設けられている。油路71は、油路70の先端部から枢軸14,14の軸方向と平行に延び、トラニオン15の支持板部(支持梁部)16の上端面に開口するもので、当該油路71の上端開口は栓75によって閉塞されている。油路72は前記油路70の途中で分岐して、トラニオン15の下側の折り曲り壁部20に形成された壁面20aに開口し、当該開口からパワーローラ11の周面(トラクション面)11aに向けて潤滑油を吐出するようになっている。
油路70はトラニオン15外から潤滑油を当該トラニオン15の内部に導入するための油路であって、トラニオン15の枢軸14,14の軸方向に対して傾斜して設けられている。油路71は、油路70の先端部から枢軸14,14の軸方向と平行に延び、トラニオン15の支持板部(支持梁部)16の上端面に開口するもので、当該油路71の上端開口は栓75によって閉塞されている。油路72は前記油路70の途中で分岐して、トラニオン15の下側の折り曲り壁部20に形成された壁面20aに開口し、当該開口からパワーローラ11の周面(トラクション面)11aに向けて潤滑油を吐出するようになっている。
油路73は、油路71の途中から直角に分岐して支持板部16の内側面に開口し、油路74は油路73に接続され、パワーローラ11の外輪28の中央部に設けられた支持軸23の内部にその軸方向に沿って延びるものである。油路74の周面には開口74a,74bが形成されており、この開口74a,74bから前記スラスト玉軸受24、ラジアルニードル軸受23cに潤滑油を吐出するようになっている。また、前記外輪28の支持板部(支持梁部)16との揺動面には、前記油路73と油路74の接続部から潤滑油が供給されるようになっている。
ところで、図4に示すような従来のトラニオン15では、パワーローラ11の周面11a(トラクション面)や、スラスト玉軸受24、ラジアルニードル軸受23c、外輪28の支持板部(支持梁部)16との揺動面等に潤滑油を供給する油路が複数存在するが、この油路の加工コストや加工手間がかかるとともに、油路加工によるトラニオン15の強度低下が懸念されていた。
すなわち、パワーローラ11のトラクション面11aに潤滑油を供給する油路72と、パワーローラ11のスラスト玉軸受24、ラジアルニードル軸受23cに潤滑油を供給するための油路74に接続するとともに、外輪28の支持板部(支持梁部)16との揺動面
に潤滑油を供給する油路73が平行でないため、これら油路72,73をトラニオン15の内部に工作機械のドリル等の工具で穿設する場合、油路72を穿設する場合と油路73を穿設する場合とで、トラニオン15を工作機械にチャッキングし直す必要があるため加工手間がかかる。
また、油路72と油路73の径が異なる場合、ドリル等の工具を交換する必要があるので、さらに手間がかかることになる。
すなわち、パワーローラ11のトラクション面11aに潤滑油を供給する油路72と、パワーローラ11のスラスト玉軸受24、ラジアルニードル軸受23cに潤滑油を供給するための油路74に接続するとともに、外輪28の支持板部(支持梁部)16との揺動面
に潤滑油を供給する油路73が平行でないため、これら油路72,73をトラニオン15の内部に工作機械のドリル等の工具で穿設する場合、油路72を穿設する場合と油路73を穿設する場合とで、トラニオン15を工作機械にチャッキングし直す必要があるため加工手間がかかる。
また、油路72と油路73の径が異なる場合、ドリル等の工具を交換する必要があるので、さらに手間がかかることになる。
また、油路73は、油路71を穿設したうえで、当該油路71に接続するようにして穿設する必要があるが、当該油路71の下端部を油路70の先端部(上端部)に接続させるために、当該油路71をトラニオン15の支持板部16の上端面から枢軸14の軸方向と平行に穿設する必要ある。したがって、この油路71の穿設に手間がかかるうえ、この油路71は上下に長いためトラニオン15の強度低下が懸念される。
さらに、油路71はトラニオン15の支持板部16の上端面に開口しているため、この開口を閉塞するための栓75が必要となり、その分コスト高となる。
さらに、油路71はトラニオン15の支持板部16の上端面に開口しているため、この開口を閉塞するための栓75が必要となり、その分コスト高となる。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、油路の加工コストや加工手間を低減できるとともに、トラニオンの強度向上を図ることができるトロイダル型無段変速機のトラニオンを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のトロイダル型無段変速機のトラニオンは、入力側ディスクと出力側ディスクとの間に挟持されたパワーローラを回転自在に支持するトラニオンにおいて、
前記トラニオンの内部に、前記パワーローラ側に潤滑油を供給する直線状の油路が複数設けられ、
これら複数の油路は平行に配置されていることを特徴とする。
前記トラニオンの内部に、前記パワーローラ側に潤滑油を供給する直線状の油路が複数設けられ、
これら複数の油路は平行に配置されていることを特徴とする。
本発明においては、トラニオンの内部に設けられ、パワーローラ側に潤滑油を供給する直線状の複数の油路が平行に配置されているので、これら平行の油路を工作機械のドリル等の工具で穿設する場合、トラニオンを工作機械にチャッキングし直す必要がなく、同じチャッキングにて行えるので、従来に比して加工の手間を低減できる。
本発明の前記構成において、平行に配置された前記複数の油路が、トラニオンの内部に潤滑油を導入するための一つの直線状の導入油路によって接続されているのが好ましい。
このような構成によれば、パワーローラ側に潤滑油を供給するための平行に配置された複数の油路が一つの導入油路によって接続されているので、従来と異なり、パワーローラ側に潤滑油を供給するための油路に接続するための油路をトラニオンの他端面(例えば上端面)から枢軸の軸方向に長い長さで穿設する必要がなく、例えばトラニオンの一端部(例えば下端部)から導入油路を穿設すればよい。
したがって、パワーローラ側に潤滑油を供給するための油路に接続する油路の穿設にかかる手間を従来に比して低減できるとともに、従来要していた枢軸の軸方向と平行な上下に長い油路を穿設する必要がないため、トラニオンの強度向上を図ることができる。
また、従来要していた上下に長い油路をトラニオンの他端面(例えば上端面)から穿設する必要がないため、当該油路の端部を閉塞する栓も不要である。したがって、その分コスト低減を図ることができる。
したがって、パワーローラ側に潤滑油を供給するための油路に接続する油路の穿設にかかる手間を従来に比して低減できるとともに、従来要していた枢軸の軸方向と平行な上下に長い油路を穿設する必要がないため、トラニオンの強度向上を図ることができる。
また、従来要していた上下に長い油路をトラニオンの他端面(例えば上端面)から穿設する必要がないため、当該油路の端部を閉塞する栓も不要である。したがって、その分コスト低減を図ることができる。
また、本発明の前記構成において、平行に配置された前記複数の油路は同径であることが好ましい。
このような構成によれば、前記複数の油路を同径のドリル等の工具で穿設できるので、当該工具の交換の手間を省くことができる。
本発明によれば、油路の加工コストや加工手間を低減できるとともに、トラニオンの強度向上を図ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
なお、この実施形態のトロイダル型無段変速機のトラニオンの特徴は、その内部に設けられた油路の構成にあり、その他の構成および作用は図4に示す従来の(クランク)トラニオンの構成および作用と略同様であるため、以下においては、この実施の形態の特徴部分についてのみ言及し、それ以外の部分については、図4と同一の符号を付して簡潔に説明するに留める。
なお、この実施形態のトロイダル型無段変速機のトラニオンの特徴は、その内部に設けられた油路の構成にあり、その他の構成および作用は図4に示す従来の(クランク)トラニオンの構成および作用と略同様であるため、以下においては、この実施の形態の特徴部分についてのみ言及し、それ以外の部分については、図4と同一の符号を付して簡潔に説明するに留める。
図1は、本発明に係るトロイダル型無段変速機のトラニオンの縦断面図を示すもので、(a)はトラニオンの縦断面図、図2はパワーローラを支持している状態のトラニオンの縦断面図である。
トラニオン15は、上下に長尺な支持板部16と、この支持板部16の両端部(上下端部)に、この支持板部16の内側面側に折れ曲がる状態で形成された一対の折れ曲がり壁部20,20を有している。この折れ曲がり壁部20,20によって、トラニオン15には、パワーローラ11を収容するための凹状のポケット部Pが形成されている。また、各折れ曲がり壁部20,20の外側面には、枢軸14,14が互いに同心的に設けられている。
トラニオン15は、上下に長尺な支持板部16と、この支持板部16の両端部(上下端部)に、この支持板部16の内側面側に折れ曲がる状態で形成された一対の折れ曲がり壁部20,20を有している。この折れ曲がり壁部20,20によって、トラニオン15には、パワーローラ11を収容するための凹状のポケット部Pが形成されている。また、各折れ曲がり壁部20,20の外側面には、枢軸14,14が互いに同心的に設けられている。
前記パワーローラ11は、外輪28と内輪28Aとを備えている。また、支持板部16はパワーローラ11側に向かって凸になる円筒状凸面を有する支持梁部として形成されるとともに、この円筒状凸面に係合する円筒面状の凹部が外輪28の外側面に形成されており、これにより外輪28は内輪28Aとともにトラニオン15に対して両ディスク2,3の軸方向に関する揺動変位が可能となっている。
この外輪28は支持軸23と一体に形成されており、当該支持軸23はパワーローラ11の内輪28Aの回転中心部を貫通して、当該内輪28Aをラジアルニードル軸受23cを介して回転可能に支持している。この支持軸23は変位軸ではなく直線状の軸として形成されている。
この外輪28は支持軸23と一体に形成されており、当該支持軸23はパワーローラ11の内輪28Aの回転中心部を貫通して、当該内輪28Aをラジアルニードル軸受23cを介して回転可能に支持している。この支持軸23は変位軸ではなく直線状の軸として形成されている。
また、外輪28と内輪28Aとの間には、スラスト玉軸受(スラスト軸受)24が設けられている。このスラスト玉軸受24は、パワーローラ11に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、これら各パワーローラ11の回転を許容するものである。このようなスラスト玉軸受24はそれぞれ、複数個ずつの玉(以下、転動体という)26と、これら転動体26を転動自在に保持する円環状の保持器27と、円環状の前記外輪28とから構成されている。
前記トラニオン15の内部には、直線状の複数の油路80〜82が設けられている。
油路80はトラニオン15外から潤滑油を当該トラニオン15の内部に導入するための導入油路80であって、トラニオン15の枢軸14の軸方向に対して傾斜して設けられている。
油路81は、パワーローラ11側に潤滑油を供給するものであり、導入油路80の途中で分岐し、トラニオン15の枢軸14の軸方向に対して傾斜して延びている。また、油路81はトラニオン15の下側の折り曲り壁部20に形成された壁面20aに開口し、当該開口からパワーローラ11の周面(トラクション面)11aに向けて潤滑油を吐出するようになっている。
油路82はパワーローラ11側に潤滑油を供給するものであり、導入油路80の先端部(上端部)から支持板部16の内側面に向けてトラニオン15の枢軸14の軸方向に対して傾斜して延びるもので、当該内側面に開口している。
このように、油路81,82はトラニオン15の内部に潤滑油を導入するための一つの直線状の導入油路80によって接続されている。
油路80はトラニオン15外から潤滑油を当該トラニオン15の内部に導入するための導入油路80であって、トラニオン15の枢軸14の軸方向に対して傾斜して設けられている。
油路81は、パワーローラ11側に潤滑油を供給するものであり、導入油路80の途中で分岐し、トラニオン15の枢軸14の軸方向に対して傾斜して延びている。また、油路81はトラニオン15の下側の折り曲り壁部20に形成された壁面20aに開口し、当該開口からパワーローラ11の周面(トラクション面)11aに向けて潤滑油を吐出するようになっている。
油路82はパワーローラ11側に潤滑油を供給するものであり、導入油路80の先端部(上端部)から支持板部16の内側面に向けてトラニオン15の枢軸14の軸方向に対して傾斜して延びるもので、当該内側面に開口している。
このように、油路81,82はトラニオン15の内部に潤滑油を導入するための一つの直線状の導入油路80によって接続されている。
また、パワーローラ11の内部には従来と同様に、油路74が設けられている。この油路74はパワーローラ11の外輪28の中央部に設けられた支持軸23の内部にその軸方向に沿って延びるものであり、その周面には開口74a,74bが形成されている。そして、この開口74a,74bからスラスト玉軸受24、ラジアルニードル軸受23cに潤滑油を吐出するようになっている。
また、油路74は油路82に支持板部16の内側面と外輪28の外側面との境界面おいて接続されており、この接続部から、外輪28の支持板部(支持梁部)16との揺動面に潤滑油を吐出するようになっている。油路82の支持板部16の内側面に開口する開口部は、油路74の外輪28の外側面に開口する開口部より大径となっており、これによって、油路82と油路74との接続部から前記揺動面に潤滑油を供給するようになっている。
なお、外輪28と支持板部16との間にスラストニードル軸受が設けられる場合もあるが、この場合、このスラストニードル軸受にも前記接続部から潤滑油を供給するようになっている。
また、油路74は油路82に支持板部16の内側面と外輪28の外側面との境界面おいて接続されており、この接続部から、外輪28の支持板部(支持梁部)16との揺動面に潤滑油を吐出するようになっている。油路82の支持板部16の内側面に開口する開口部は、油路74の外輪28の外側面に開口する開口部より大径となっており、これによって、油路82と油路74との接続部から前記揺動面に潤滑油を供給するようになっている。
なお、外輪28と支持板部16との間にスラストニードル軸受が設けられる場合もあるが、この場合、このスラストニードル軸受にも前記接続部から潤滑油を供給するようになっている。
トラニオン15の内部に設けられた前記油路81と油路82とは平行に配置されるとともに、パワーローラ11側からトラニオン15の下端側(一端側)に向けて枢軸14の軸方向に対して傾斜している。
導入油路80は、トラニオン15の下端側に設けられたトラニオン軸29の上端部から下側の枢軸14、下側の折り曲り壁部20を貫通し、支持板部16の外側面側に向けて枢軸14の軸方向と傾斜して延びており、その先端部(上端部)が前記油路82の下端部に接続されている。また、導入油路80の途中に前記油路81が下側の枢軸14の内部で接続されている。
互いに平行な油路81と油路82とはそれらの下端部を結ぶ直線が、支持板部16と下側の折り曲り壁部20と間の内側の角部K1と外側の角部K2との間を通るように配置されている。したがって、これら油路81と油路82とはその下端部どうしを導入油路80によって接続することができる。
また、互いに平行な油路81と油路82とは同径に形成されている。また、導入油路80は油路81,82より若干大径に形成されているが同径でもよい。
導入油路80は、トラニオン15の下端側に設けられたトラニオン軸29の上端部から下側の枢軸14、下側の折り曲り壁部20を貫通し、支持板部16の外側面側に向けて枢軸14の軸方向と傾斜して延びており、その先端部(上端部)が前記油路82の下端部に接続されている。また、導入油路80の途中に前記油路81が下側の枢軸14の内部で接続されている。
互いに平行な油路81と油路82とはそれらの下端部を結ぶ直線が、支持板部16と下側の折り曲り壁部20と間の内側の角部K1と外側の角部K2との間を通るように配置されている。したがって、これら油路81と油路82とはその下端部どうしを導入油路80によって接続することができる。
また、互いに平行な油路81と油路82とは同径に形成されている。また、導入油路80は油路81,82より若干大径に形成されているが同径でもよい。
トラニオン15に前記導入油路80および油路81,82を穿設する場合、当該トラニオン15を工作機械に所定の姿勢でチャッキングする。つまり、工作機械のドリルの軸と穿設すべき導入油路80とが平行となるようにトラニオン15をチャッキングする。
その後、ドリルの先端部をトラニオン軸29の上端部の所定の位置に配置したうえで、当該ドリルによってトラニオン軸29の上端部からトラニオン15の内部に導入油路80を枢軸14の軸方向に対して傾斜させて穿設する。
その後、ドリルの先端部をトラニオン軸29の上端部の所定の位置に配置したうえで、当該ドリルによってトラニオン軸29の上端部からトラニオン15の内部に導入油路80を枢軸14の軸方向に対して傾斜させて穿設する。
次に、導入油路80が穿設されたトラニオン15を一旦、工作機械から取り外し、当該トラニオン15の姿勢を変更したうえで再びチャッキングする。つまり、工作機械のドリルの軸と穿設すべき油路81,82とが平行となるようにトラニオン15をチャッキングし直す。
その後、ドリルの先端部をトラニオン15の下側の折れ曲がり壁部20の壁面20aの所定の位置に配置したうえで、当該ドリルによって壁面20aからトラニオン15の内部に油路81を枢軸14の軸方向に対して傾斜させて穿設し、前記導入油路80の途中に接続する。
次に、トラニオン15のチャッキングはそのままとしておき、ドリルまたはチャッキングされているトラニオン15を移動させてドリルの先端部をトラニオン15の支持板部16の内側面の所定の位置に配置したうえで、当該内側面からドリルによってトラニオン15の内部に油路82を枢軸14の軸方向に対して傾斜させて穿設し、前記導入油路80の上端部に接続する。
このようにして穿設された油路81,82は互いに平行となるとともに、パワーローラ11側からトラニオン15の下端側に向けて枢軸14の軸方向に対して傾斜している。
なお、油路81,82の穿設の順番は逆でもよい。
また、油路81,82を穿設した後、導入油路80を穿設してもよい。
その後、ドリルの先端部をトラニオン15の下側の折れ曲がり壁部20の壁面20aの所定の位置に配置したうえで、当該ドリルによって壁面20aからトラニオン15の内部に油路81を枢軸14の軸方向に対して傾斜させて穿設し、前記導入油路80の途中に接続する。
次に、トラニオン15のチャッキングはそのままとしておき、ドリルまたはチャッキングされているトラニオン15を移動させてドリルの先端部をトラニオン15の支持板部16の内側面の所定の位置に配置したうえで、当該内側面からドリルによってトラニオン15の内部に油路82を枢軸14の軸方向に対して傾斜させて穿設し、前記導入油路80の上端部に接続する。
このようにして穿設された油路81,82は互いに平行となるとともに、パワーローラ11側からトラニオン15の下端側に向けて枢軸14の軸方向に対して傾斜している。
なお、油路81,82の穿設の順番は逆でもよい。
また、油路81,82を穿設した後、導入油路80を穿設してもよい。
このように本実施の形態では、トラニオン15の内部に設けられ、パワーローラ11側に潤滑油を供給する直線状の二つの油路81,82が平行に配置されているので、これら平行の油路81,82を工作機械のドリルで穿設する場合、トラニオン15を工作機械にチャッキングし直す必要がなく、同じチャッキングにて行えるので、従来に比して加工の手間を低減できる。
また、油路81,82が同径であるので、当該油路81,82を同径のドリルで穿設できるので、当該ドリル交換の手間を省くことができる。
また、油路81,82が同径であるので、当該油路81,82を同径のドリルで穿設できるので、当該ドリル交換の手間を省くことができる。
さらに、平行に配置された二つの油路81,82が一つの直線状の導入油路80によって接続されているので、従来と異なり、パワーローラ11側に潤滑油を供給するための油路に接続するための油路をトラニオン15の他端面(例えば上端面)から枢軸14の軸方向に長い長さで穿設する必要がなく、トラニオンの一端部(例えば下端部)から導入油路80を穿設すればよい。
したがって、パワーローラ11側に潤滑油を供給するための油路81,82に接続する油路(導入油路80)の穿設にかかる手間を従来に比して低減できるとともに、従来要していた枢軸14の軸方向と平行な上下に長い油路を穿設する必要がないため、トラニオン15の強度向上を図ることができる。
また、従来要していた上下に長い油路をトラニオン15の他端面(例えば上端面)から穿設する必要がないため、当該油路の端部を閉塞する栓も不要である。したがって、その分コスト低減を図ることができる。
また、従来要していた上下に長い油路をトラニオン15の他端面(例えば上端面)から穿設する必要がないため、当該油路の端部を閉塞する栓も不要である。したがって、その分コスト低減を図ることができる。
なお、本実施の形態では、支持軸23が変位軸ではなく直線状の軸として形成されているトラニオン15に本発明を適用した場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限ることなく、例えば図3に示すような、基端部23aと先端部23bとが偏心している変位軸23によってパワーローラ11を支持するトラニオンに適用してもよい。
また、本実施の形態では、パワーローラ15側に潤滑油を供給する二つの直線状の油路81,82を備えたトラニオン15に本発明を適用した場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限ることなく、パワーローラ15側に潤滑油を供給する直線状の油路が三つ以上ある場合にも適用できる。
また、本実施の形態では、パワーローラ15側に潤滑油を供給する二つの直線状の油路81,82を備えたトラニオン15に本発明を適用した場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限ることなく、パワーローラ15側に潤滑油を供給する直線状の油路が三つ以上ある場合にも適用できる。
本発明は、シングルキャビティ式やダブルキャビティ式などのハーフトロイダル型無段変速機のトラニオンに適用することができ、特に、トラニオンが支持板部とこの支持板部の両端部に設けられた折り曲り壁部とを備えたトラニオンに好適に適用することができる。
2 入力側ディスク
3 出力側ディスク
11 パワーローラ
14 枢軸
15 トラニオン
80 導入油路
81,82 油路
3 出力側ディスク
11 パワーローラ
14 枢軸
15 トラニオン
80 導入油路
81,82 油路
Claims (3)
- トロイダル型無段変速機の入力側ディスクと出力側ディスクとの間に挟持されたパワーローラを回転自在に支持するトラニオンにおいて、
前記トラニオンの内部に、前記パワーローラ側に潤滑油を供給する直線状の油路が複数設けられ、
これら複数の油路は平行に配置されていることを特徴とするトロイダル型無段変速機のトラニオン。 - 平行に配置された前記複数の油路が、トラニオンの内部に潤滑油を導入するための一つの直線状の導入油路によって接続されていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオン。
- 平行に配置された前記複数の油路は同径であることを特徴とする請求項1または2に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオン。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014020975A JP2015148265A (ja) | 2014-02-06 | 2014-02-06 | トロイダル型無段変速機のトラニオン |
| PCT/JP2015/051584 WO2015118949A1 (ja) | 2014-02-06 | 2015-01-21 | トロイダル型無段変速機のトラニオン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014020975A JP2015148265A (ja) | 2014-02-06 | 2014-02-06 | トロイダル型無段変速機のトラニオン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015148265A true JP2015148265A (ja) | 2015-08-20 |
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ID=53777756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014020975A Pending JP2015148265A (ja) | 2014-02-06 | 2014-02-06 | トロイダル型無段変速機のトラニオン |
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|---|---|
| JP (1) | JP2015148265A (ja) |
| WO (1) | WO2015118949A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021132070A1 (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-01 | 川崎重工業株式会社 | トロイダル無段変速機 |
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| JP2014169727A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
-
2014
- 2014-02-06 JP JP2014020975A patent/JP2015148265A/ja active Pending
-
2015
- 2015-01-21 WO PCT/JP2015/051584 patent/WO2015118949A1/ja not_active Ceased
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| JP2021102985A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | 川崎重工業株式会社 | トロイダル無段変速機 |
| JP7449088B2 (ja) | 2019-12-25 | 2024-03-13 | 川崎重工業株式会社 | トロイダル無段変速機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2015118949A1 (ja) | 2015-08-13 |
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