JP2015176406A - 街区の防犯システム - Google Patents

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晃夫 富田
雅人 飯島
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雅人 飯島
瑶子 森元
Haruko Morimoto
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Abstract

【課題】街区を訪れた人に対して不快感や不安感を与えることなく、街区の住民に対して注意喚起を行うことが可能な街区の防犯システムを提供する。【解決手段】住宅1a〜15aが建築された複数の住宅地1〜21を備える街区の防犯システムにおいて、複数の住宅地1〜21のそれぞれには、住宅地外から住宅1a〜15aの玄関まで配置されたアプローチ1b〜21bと、当該アプローチ1b〜21b付近を感知エリアAとする人感センサーと、が設けられており、街区内には、人感センサーによる感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報に基づいて警戒音を吹鳴するスピーカーが設置されている。そして、警戒音は、自然環境において発せられる音によって構成された自然音、またはメロディ音である。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の住宅地を備える街区の防犯システムに関する。
近年、戸建て住宅等に居住する居住者の防犯意識が高まっており、住宅内および敷地内の防犯に関する種々の技術が開発されているが、防犯は、居住者個人の住宅だけで十分な対策が行えるものではなく、近隣の住宅との関係や周辺環境等に大きく影響される。このような点を考慮した技術として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の技術は、防災用の無線システムに対して防犯機能を持たせたものであり、住宅への人間の侵入情報を受信した際に、屋外拡声装置によってサイレン音や警戒音声等の警戒音を吹鳴することができる。
特開2008−287532号公報
ところで、従来の各種警戒音は、注意喚起や緊張感の向上を目的とした特徴的な音によって構成されており、人によっては警戒音を聞くことによって強烈な不安感が生じる場合がある。また、特許文献1に記載の技術を始めとする各種の防犯システムでは、例えば各種センサーの誤作動や、居住者によるシステムの操作ミス等によって侵入情報が発せられる場合があるが、そのたびに従来のような警戒音が街区全体に吹鳴されると、街区を訪れた人に対し、不快感や不安感を与えてしまう場合がある。
本発明の課題は、街区を訪れた人に対して不快感や不安感を与えることなく、街区の住民に対して注意喚起を行うことが可能な街区の防犯システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、住宅1a〜15aが建築された複数の住宅地1〜21を備える街区の防犯システムにおいて、
前記複数の住宅地1〜21のそれぞれには、住宅地外から前記住宅1a〜15aの玄関まで配置されたアプローチ1b〜21bと、当該アプローチ1b〜21b付近を感知エリアAとする人感センサー31と、が設けられており、
前記街区内には、前記人感センサー31による感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報に基づいて警戒音を吹鳴するスピーカー41が設置されており、
前記警戒音は、自然環境において発せられる音によって構成された自然音、またはメロディ音であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、人感センサー31はアプローチ1b〜21b付近を感知エリアAとするので、アプローチ1b〜21b付近から住宅1a〜15aへの人の侵入を警戒することができる。また、スピーカー41は、街区内に警戒音を吹鳴するので、街区内で人の侵入を警戒したり、近隣の住民が迅速に警察に通報したりすることができる。
そして、スピーカー41によって街区内に吹鳴される警戒音は、自然環境において発せられる音によって構成された自然音、またはメロディ音であることから、街区を訪れた人にとっては、それが警戒音であることを認識せずに済む。そのため、街区を訪れた人に対して不快感や不安感を与えることを防ぐことができる。また、街区の住民に対しては、過度に不安を煽ることなく、住宅侵入の注意喚起を行うことが可能となる。
さらに、スピーカー41は、人感センサー31による感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報に基づいて警戒音を吹鳴するので、アプローチ1b〜21b付近で人が所定時間留まる場合に警戒音が吹鳴されることになる。これによって、単に住宅1a〜15aの居住者が出入りするだけでは警戒音が吹鳴されることがなくなり、住宅1a〜15aの居住者が出入りする度に警戒音が吹鳴されることを防げるので、何度も吹鳴される警戒音によって街区を訪れた人が不快に感じたり、不安を感じたりするような事態を回避できる。すなわち、街区を訪れた人に対して不快感や不安感を与えることなく、街区の住民に対して住宅侵入の注意喚起を行うことが可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1に記載の街区の防犯システムにおいて、
前記複数の住宅地1〜21のそれぞれには、前記侵入情報の生成を停止するための情報取消手段が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、複数の住宅地1〜21のそれぞれには、侵入情報の生成を停止するための情報取消手段が設けられているので、住宅1a〜15aの居住者は侵入情報の生成を適宜停止して、アプローチ1b〜21b付近に留まることができる。これによって、アプローチ1b〜21b付近で作業をしたり、立ち話等で留まったりする場合に侵入情報が生成されることを防ぐことができるので、居住者の日常生活に支障が出ることを防ぐことができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1または2に記載の街区の防犯システムにおいて、
前記街区内には共有スペース22(例えば公園22)が設けられ、当該共有スペース22に前記スピーカー41が設置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、街区内の共有スペース22にスピーカー41が設置されているので、人の集まりやすい場所にスピーカー41が設置されることになる。これによって、スピーカー41によって警戒音が吹鳴されていることを、より多くの人に知らせることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図3,図4に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の街区の防犯システムにおいて、
前記複数の住宅地1〜21のそれぞれには、前記人感センサー31に接続された照明装置32が設けられており、
前記照明装置32は、前記人感センサー31によって人を感知した際に点灯、または人の接近に伴って明るさを上げるように調節し、さらに前記人感センサー31による感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報に基づいて点滅する動作を行う設定となっていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、複数の住宅地1〜21のそれぞれに設けられた照明装置32は、人感センサー31によって人を感知した際に点灯、または人の接近に伴って明るさを上げるように調節し、さらに人感センサー31による感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報に基づいて点滅する動作を行う設定となっているので、照明装置32は、人感センサー31による感知に伴ってアクションを起こすことになる。これによって、照明装置32に接近する人に対して威嚇行動を取ることができるとともに、警戒音を鳴らさずに、住宅1a〜15aの居住者や近隣の住民に対して注意喚起を促すことができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項4に記載の街区の防犯システムにおいて、
前記街区内には街路27が設けられ、前記照明装置32は、当該街路27に沿って配置されており、
前記街路27に沿って配置された全ての前記照明装置32は連動して点灯する設定となっていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、街路27に沿って配置された全ての照明装置32は連動して点灯する設定となっているので、街路27を明るく照らすことができ、街路27から住宅地16〜21への侵入を始めとする種々の防犯に寄与できる。
本発明によれば、スピーカーによって街区全体に吹鳴される警戒音は、自然環境において発せられる音によって構成された自然音、またはメロディ音であることから、街区を訪れた人に対して不快感や不安感を与えることなく、街区の住民に対して住宅侵入の注意喚起を行うことが可能となる。
街区の一部を示す俯瞰図である。 防犯システムの構成を示すブロック図である。 住宅地のアプローチ付近を示す俯瞰図である。 街路に沿って門柱が設置された状態を示す俯瞰図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態における防犯システムは、図1〜図4に示すように、複数の住宅地1〜21と、公園22とを備える街区に導入されるものである。
街区は、複数の外部道路(図示せず)によって囲まれた位置にある造成地が、複数の街路23〜27によって区画された土地である。そして、当該街区内に、街路23〜27に面して各住宅地1〜21と、共有スペースである公園22とが配置されている。
各住宅地1〜21は、例えば生垣や塀、フェンス等によって隣接する住宅地と区画されており、各住宅地1〜21のそれぞれには住宅1a〜15aが建築されている。なお、住宅地16〜21にも、図4では示されていない住宅が建築されている。
各住宅地1〜21には、住宅地外(例えば街路23〜27)から住宅1a〜15aの玄関まで配置された、通路であるアプローチ1b〜21bが設けられている。また、アプローチ1b〜21bの玄関側はポーチ1c〜15cとされている。なお、住宅地16〜21におけるアプローチ16b〜21bについても、図4では示されていないポーチが設けられている。
街路23〜27としては、一直線状に形成された街路だけに限らず、奥まった住宅地まで延びる共用部を有する街路も含む。
また、各住宅地1〜21のアプローチ1b〜21b付近には、門柱30と、アプローチ1b〜21b付近を感知エリアAとする人感センサー31と、が設けられている。
門柱30は、各住宅地1〜21の地面に、住宅地1〜21と住宅地外との境界に位置するようにして起立設置されている。また、門柱30には照明装置32や、図示しない表札、図示しないインターフォン、図示しないポスト等が付属している。
人感センサー31は、例えばマイクロ波センサーが採用されており、感知エリアA内における人の大きな動きから微細な動きまでを感知して作動する設定となっている。
また、当該人感センサー31は、一つの住宅地1(2〜21)に対して少なくとも一つは設けられるものとし、当該少なくとも一つの人感センサー31がアプローチ1b〜21b付近を感知エリアAとしている。より具体的に説明すると、当該少なくとも一つの人感センサー31は、門柱30に対して設けられているものとする。
ただし、住宅地1〜21内のその他の場所にも人感センサー31を設けてよいものとする。また、人感センサー31の設置数も任意であり、図3に示すように、アプローチ15b付近に複数個設けてもよい。
なお、例えば屋外(例えば庭)で犬を飼育する場合には、犬のいる場所自体の防犯性は高いため、人感センサー31を設ける必要はない。これによって、屋外で飼育されている犬が人感センサー31に感知されることを防ぎ、人感センサー31の誤動作を抑制できる。
また、本実施の形態の人感センサー31はマイクロ波センサーを採用したが、これに限られるものではなく、例えば赤外線センサー等のその他のセンサーを採用してもよい。
照明装置32は、本実施の形態においては門柱30に付属するものとしたが、住宅地1〜21内のその他の場所に設けてもよいし、その設置数も任意である。図4に示す例では、門柱30が街路27に沿って配置されており、当該門柱30に付属する照明装置32も、街路27に沿って配置されている。門柱30が街路23〜27から離れた位置に設けられる場合には、住宅地1〜21内のうち、街路23〜27に面する場所に他の照明装置32を設けてもよい。
また、照明装置32は、人感センサー31にデータ通信可能に接続されており、当該人感センサー31の動作に伴って点灯・調光・点滅の動作を行う設定となっている。
より詳細に説明すると、照明装置32は、人感センサー31によって人を感知した際に点灯、または人の接近に伴って明るさを上げるように調節し、さらに人感センサー31による感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報(後述する)に基づいて点滅する動作を行う設定となっている。
すなわち、照明装置32は、人が住宅地1〜21に接近または侵入したことを、柔らかな光(明かり)によって人の視覚に訴求する機能を発揮することができる。これによって、例えば回転灯のように、照明装置32の明かりを見た者に対して過度に不安を煽ることなく、注意喚起を行うことができる。
また、図4に示すように門柱30が街路27に沿って配置される場合においては、街路27に沿って配置された全ての照明装置32は連動して点灯する設定となっている。または連動して明るさを上げる設定となっていてもよい。すなわち、街路27に沿って配置された照明装置32は互いに連動可能に接続されている。
さらに、街路に沿って配置された照明装置32は、人感センサー31と連動し、人の接近に伴って明るさを上げるように設定されている。
換言すれば、全ての照明装置32が連動して点灯する設定となっているため、街路27に沿って配置された全ての照明装置32が一斉に点灯するようにもできるし、街路27に沿って配置された全ての照明装置32が、人の接近に伴って徐々に点灯するようにもできる。
門柱30には、その他にも例えば、後述する時計台40の温湿度計と連動するミスト発生装置や着脱式の日射遮蔽パラソル、後述する時計台40と連動する時報装置等が付属していてもよいものとする。
街区内に設けられた公園22には、人感センサー31による感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報(後述する)に基づいて、街区全体に警戒音を吹鳴するスピーカー41が設置されている。
より詳細に説明すると、スピーカー41は、公園22に設置された時計台40に設けられている。そして、当該スピーカー41は、図2に示すように、人感センサー31にデータ通信可能に接続されており、人感センサー31の動作に伴って上述のような警戒音を吹鳴する動作を行う。なお、このような動作は、時計台40に設けられた制御部42によって制御されている。
また、本実施の形態においてスピーカー41は公園22に設けられるものとしたが、これに限られるものではなく、街区におけるその他の場所に設けられてもよい。すなわち、各戸にスピーカー41を設けてもよいし、その他の共有スペースに設けてもよい。その他の共有スペースとしては、公園22の他に、例えば集会所やゴミ置き場等が挙げられる。各戸にスピーカー41を設ける場合は、スピーカー41単体を敷地内のいずれかに配置したり、例えば門柱30や照明装置32等に組み込んだりする。
スピーカー41によって吹鳴される警戒音は、自然環境において発せられる音によって構成された自然音、またはメロディ音である。
自然音とは、例えば小川のせせらぎの音や風の音、波の音、雨音、雷鳴、虫の鳴き声、鳥の鳴き声、動物の鳴き声等のように、野山・河川・海洋・天空における自然現象に伴って生ずる人為的でない音や、虫や動植物等の生態活動等に伴って生ずる音を指すものとする。また、複数種類の自然音を選択的に流したり、複数種類の自然音を織り交ぜて流したりしてもよい。
メロディ音とは、例えば童謡や唱歌等を始めとする各種音楽のように旋律やリズムのある音や、例えばドアチャイムや時報などに用いられる各種のチャイムの音等を指している。また、複数種類のメロディ音を選択的に流してもよい。
そして、どのような警戒音がスピーカー41から鳴らされるかは街区の住民だけが認識しているものとする。すなわち、自然音またはメロディ音である警戒音は、街区の住民だけがわかる、いわゆる符丁(合図、シグナルとも言う)としての機能を発揮する。
時計台40は、図2に示すように、スピーカー41と制御部42の他に、時計部43と、ディスプレイ44と、記憶部45と、通信部46と、を備える。また、図示しない温湿度計を備える。
時計部43は、時計台40のうち最も目立つ位置(例えば時計台40の上端部)に設けられている。また、この時計部43は、防犯システム全体における時間の計測も司っており、例えば人感センサー31の動作時間の計測等にも利用可能である。
ディスプレイ44は、例えば周囲の気温や湿度、天気等の諸情報を表示するためのものである。また、警戒音の発生時に、どこの住宅地1〜21の人感センサー31が反応しているかを表示してもよい。
なお、時計台40には、その他にも例えば、温湿度計と連動するミスト発生装置や、時計部43と連動する時報機能等が備わっていてもよいものとする。
また、本実施の形態の時計台40には、制御部42を始めとする防犯システムを機能させるために必要な各種構成要素が搭載されているが、スピーカー41の設置場所を公園22以外とする場合には、スピーカー41の付近に一緒に設置することが好ましい。ただし、これに限られるものではなく、スピーカー41とデータ通信可能に接続して、当該スピーカー41と離れた場所に設置してもよい。
記憶部45は、防犯システムを実行するために必要な各種データや各種プログラムが記憶されている。また、各人感センサー31の動作履歴も記憶されている。
通信部46は、ディスプレイ44に表示する天気等の情報のデータを受信したり、外部に情報を送信したりするためのものであり、インターネット等に接続されている。
続いて、以上のような構成の防犯システムの動作等について説明する。
人感センサー31は、感知エリアA内におけるセンシングを常に行っており、感知エリアA内における人の動きを感知して作動する。人感センサー31が作動すると、その作動開始の情報は制御部42によって認識される。
そして、一旦作動してから感知の状態が所定時間継続すると、制御部42によって侵入情報として認識される。なお、所定時間とは、例えば、いわゆるピッキングによって侵入する際の平均時間や、いわゆるサムターン回し等のその他の方法によって住宅内に浸入するまでの平均時間を参考に設定された時間を指している。
人感センサー31による感知の状態が所定時間継続した後、制御部42は、スピーカー41から警戒音を吹鳴するように制御を行う。そして、人の動きを感知して作動した人感センサー31が動作しなくなれば、警戒音の吹鳴をストップするように制御を行う。
なお、住宅1a〜15aの居住者は、アプローチ1b〜21b付近で作業をしたり、立ち話等で留まったりする場合がある。そのような場合を想定して、複数の住宅地1〜21のそれぞれには、侵入情報の生成を停止するための情報取消手段が設けられている。当該情報取消手段は、人感センサー31によって感知された人が、住宅1a〜15aの居住者であることを情報伝達できればよい。
本実施の形態においては、制御部42に接続された既存のジェスチャーセンサー(図示せず)を情報取消手段として用いるものとする。すなわち、予め設定された所定のジェスチャーをジェスチャーセンサーに向かって行うことで、制御部42が人感センサー31による感知を侵入者として認識することを防ぐことができる。
ただし、情報取消手段としてはジェスチャーセンサーに限られるものではなく、その他にも、例えば専用の電子キーを利用したり、居住者だけが知り得る人感センサー31のスイッチを一時的にOFFにしたりする方法を採用してもよい。
本実施の形態の防犯システムは、以上のようにして動作する。
すなわち、当該防犯システムは、公園22に設置された時計台40と、各住宅地1〜21に設置された門柱30、そして住宅1a〜15aおよびその居住者とを連携させて街区全体を見守るものとなっている。
なお、本実施の形態においては、住宅1a〜15aの居住者に対して警戒音で注意喚起を図っているが、これと共に、例えばネットワークを通じてメール等でアラートを行うようにしてもよい。
本実施の形態によれば、人感センサー31はアプローチ1b〜21b付近を感知エリアAとするので、アプローチ1b〜21b付近から住宅1a〜15aへの人の侵入を警戒することができる。また、スピーカー41は、街区全体に警戒音を吹鳴するので、街区全体で人の侵入を警戒したり、近隣の住民が迅速に警察に通報したりすることができる。
そして、スピーカー41によって街区全体に吹鳴される警戒音は、自然環境において発せられる音によって構成された自然音、またはメロディ音であることから、街区を訪れた人にとっては、それが警戒音であることを認識せずに済む。そのため、街区を訪れた人に対して不快感や不安感を与えることを防ぐことができる。また、街区の住民に対しては、過度に不安を煽ることなく、住宅侵入の注意喚起を行うことが可能となる。
さらに、スピーカー41は、人感センサー31による感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報に基づいて警戒音を吹鳴するので、アプローチ1b〜21b付近で人が所定時間留まる場合に警戒音が吹鳴されることになる。これによって、単に住宅1a〜15aの居住者が出入りするだけでは警戒音が吹鳴されることがなくなり、住宅1a〜15aの居住者が出入りする度に警戒音が吹鳴されることを防げるので、何度も吹鳴される警戒音によって街区を訪れた人が不快に感じたり、不安を感じたりするような事態を回避できる。すなわち、街区を訪れた人に対して不快感や不安感を与えることなく、街区の住民に対して住宅侵入の注意喚起を行うことが可能となる。
また、複数の住宅地1〜21のそれぞれには、侵入情報の生成を停止するための情報取消手段が設けられているので、住宅1a〜15aの居住者は侵入情報の生成を適宜停止して、アプローチ1b〜21b付近に留まることができる。これによって、アプローチ1b〜21b付近で作業をしたり、立ち話等で留まったりする場合に侵入情報が生成されることを防ぐことができるので、居住者の日常生活に支障が出ることを防ぐことができる。
また、街区内の公園22にスピーカー41が設置されているので、人の集まりやすい場所にスピーカー41が設置されることになる。これによって、スピーカー41によって警戒音が吹鳴されていることを、より多くの人に知らせることができる。
また、複数の住宅地1〜21のそれぞれに設けられた照明装置32は、人感センサー31によって人を感知した際に点灯、または人の接近に伴って明るさを上げるように調節し、さらに人感センサー31による感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報に基づいて点滅する動作を行う設定となっているので、照明装置32は、人感センサー31による感知に伴ってアクションを起こすことになる。これによって、照明装置32に接近する人に対して威嚇行動を取ることができるとともに、警戒音を鳴らさずに、住宅1a〜15aの居住者や近隣の住民に対して注意喚起を促すことができる。
また、街路27に沿って配置された全ての照明装置32は連動して点灯する設定となっているので、街路27を明るく照らすことができ、街路27から住宅地16〜21への侵入を始めとする種々の防犯に寄与できる。
1〜21 住宅地
1a〜15a 住宅
1b〜21b アプローチ
22 公園
23〜27 街路
30 門柱
31 人感センサー
32 照明装置
40 時計台
41 スピーカー
A 感知エリア

Claims (5)

  1. 住宅が建築された複数の住宅地を備える街区の防犯システムにおいて、
    前記複数の住宅地のそれぞれには、住宅地外から前記住宅の玄関まで配置されたアプローチと、当該アプローチ付近を感知エリアとする人感センサーと、が設けられており、
    前記街区内には、前記人感センサーによる感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報に基づいて警戒音を吹鳴するスピーカーが設置されており、
    前記警戒音は、自然環境において発せられる音によって構成された自然音、またはメロディ音であることを特徴とする街区の防犯システム。
  2. 請求項1に記載の街区の防犯システムにおいて、
    前記複数の住宅地のそれぞれには、前記侵入情報の生成を停止するための情報取消手段が設けられていることを特徴とする街区の防犯システム。
  3. 請求項1または2に記載の街区の防犯システムにおいて、
    前記街区内には共有スペースが設けられ、当該共有スペースに前記スピーカーが設置されていることを特徴とする街区の防犯システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の街区の防犯システムにおいて、
    前記複数の住宅地のそれぞれには、前記人感センサーに接続された照明装置が設けられており、
    前記照明装置は、前記人感センサーによって人を感知した際に点灯、または人の接近に伴って明るさを上げるように調節し、さらに前記人感センサーによる感知が所定時間継続した場合に生成される侵入情報に基づいて点滅する動作を行う設定となっていることを特徴とする街区の防犯システム。
  5. 請求項4に記載の街区の防犯システムにおいて、
    前記街区内には街路が設けられ、前記照明装置は、当該街路に沿って配置されており、
    前記街路に沿って配置された全ての前記照明装置は連動して点灯する設定となっていることを特徴とする街区の防犯システム。
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