JP2015197111A - パワーユニットのオイル供給系構造 - Google Patents

パワーユニットのオイル供給系構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2015197111A
JP2015197111A JP2014073681A JP2014073681A JP2015197111A JP 2015197111 A JP2015197111 A JP 2015197111A JP 2014073681 A JP2014073681 A JP 2014073681A JP 2014073681 A JP2014073681 A JP 2014073681A JP 2015197111 A JP2015197111 A JP 2015197111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
storage chamber
passage
lubricating oil
lubricating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014073681A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6273534B2 (ja
Inventor
広之 杉浦
Hiroyuki Sugiura
広之 杉浦
鈴木 規之
Noriyuki Suzuki
規之 鈴木
水野 欣哉
Kinya Mizuno
欣哉 水野
靖司 藤本
Yasushi Fujimoto
靖司 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2014073681A priority Critical patent/JP6273534B2/ja
Priority to EP15772488.1A priority patent/EP3133321B1/en
Priority to PCT/JP2015/059864 priority patent/WO2015152130A1/ja
Priority to CA2941384A priority patent/CA2941384A1/en
Priority to US15/122,224 priority patent/US10400834B2/en
Publication of JP2015197111A publication Critical patent/JP2015197111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6273534B2 publication Critical patent/JP6273534B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

【課題】作動用オイル通路の仕様の設定やチューニングを容易にしながら、オイルの油量の減少時に、潤滑用オイルの供給系の油圧検出手段が早期に警告信号を出力できるパワーユニットのオイル供給系構造を提供する。【解決手段】作動用オイル通路39内のオイルの所定値以下の圧力の低下を検出して警告信号を出力する作動油圧検出手段と、潤滑用オイル通路56内のオイルの所定値以下の圧力の低下を検出して警告信号を出力する潤滑油圧検出手段を設ける。オイル貯留部29は、潤滑用オイルポンプ31の吸入部が開口する潤滑用オイル貯留室34と、作動用オイルポンプ30の吸入部が開口する作動用オイル貯留室33と、を備える。作動用オイル貯留室33は、潤滑用オイル貯留室34の内部に配置し、潤滑用オイル貯留室34の内部には、作動用オイル貯留室33から溢れ出たオイルを貯留する。【選択図】図7

Description

この発明は、エンジンと変速機が一体化されたパワーユニットのオイル供給系構造に関するものである。
車両の駆動部として、エンジンと変速機が一体化されたパワーユニットが使用されている。この種のパワーユニットにおいては、パワーユニットケースの内部に、エンジンと変速機の他に、エンジンと変速機の間で動力を断接する油圧クラッチや、その油圧クラッチにオイルを供給するための作動用オイルの供給系や、エンジンや変速機の摺動部をオイルで潤滑するための潤滑用オイルの供給系等が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
図17は、一般的なパワーユニットのオイル供給系の構造を模式的に示した図である。なお、同図中符号201は、エンジンEのクランク軸であり、符号202は、変速機Mのメイン軸、符号203A,203Bは、メイン軸202の軸端にあってエンジンEと変速機Mの間の動力の断接を行う油圧クラッチである。
図17に示すパワーユニットは、パワーユニットケース204の底部にオイル貯留部205が設けられ、オイル貯留部205の上方側に、油圧クラッチ203A,203Bにオイルを供給するための作動用オイルポンプ206と、エンジンEや変速機M等の摺動部にオイルを供給するための潤滑用オイルポンプ207が設けられている。作動用オイルポンプ206と潤滑用オイルポンプ207は、各吸入部がストレーナ208を介してオイル貯留部205内に開口し、各吐出側が作動用オイル通路209と潤滑用オイル通路210に接続されている。作動用オイル通路209は、油圧クラッチ203A,203Bの油圧導入部に接続され、油圧クラッチ203A,203Bから排出されたオイルは所定の通路を通ってオイル貯留部205に戻される。また、潤滑用オイル通路210に供給されたオイルは、エンジンEや変速機M等の摺動部を潤滑した後にオイル貯留部205に戻される。
上記のパワーユニットの作動用オイル通路209と潤滑用オイル通路210の各途中には、リリーフ弁R1,R2とオイルフィルタF1,F2が夫々介装されるとともに、各オイル通路209,210内のオイルの所定値以下の圧力の低下を検出して警告信号を出力する油圧検出手段S1,S2がそれぞれ設けられている。各油圧検出手段S1,S2から警告信号を受けた制御手段は、例えば、表示パネルに警告ランプを点灯させる等によってユーザーにオイルの補充の警告を促す。
特開2010−255840号公報
上記の一般的なパワーユニットにおいては、作動用オイルの供給系と潤滑用オイルの供給系が共通の吸入部(ストレーナ208)を通して単一のオイル貯留部205からオイルを吸い上げるため、オイルの油量が減少したことによる警告のタイミングが作動用オイルの供給系と潤滑用オイルの供給系とで近くなり易い。ここで、パワーユニット内のオイルの油量が減少する場合に、油圧クラッチ203A,203Bの作動油圧を確保しつつ、できる限り早くオイルの補給をユーザーに促したい要求があるが、その要求を満たすためには、パワーユニット内のオイルの油量の減少時に作動用オイル通路209での早期の圧力抜けを防止する必要あった。
具体的には、上記の一般的なパワーユニットの場合、図18の拡大図で示すように、作動用オイル通路209の途中の何ヶ所かに絞りA1,A2を設定し、かつ、絞りの仕様を細かに調整する等して、潤滑用オイル通路210側の油圧検出手段S2が作動用オイル通路209側の油圧検出手段S1よりも先に警告信号を出力するようにしていた。このため、従来では、作動用オイル通路209の仕様の設定やチューニングが難しいというのが実情であった。
そこでこの発明は、作動用オイル通路の仕様の設定やチューニングを容易にしながら、オイルの油量の減少時に、潤滑用オイルの供給系の油圧検出手段が早期に警告信号を出力できるパワーユニットのオイル供給系構造を提供しようとするものである。
この発明の一形態のパワーユニットのオイル供給系構造は、上記課題を解決するために、エンジン(11)と、前記エンジン(11)の出力を変速する変速機(25)と、前記エンジン(11)と前記変速機(25)の間に介装され、前記エンジン(11)と前記変速機(25)の間で動力を断接する油圧クラッチ(50A,50B)と、前記油圧クラッチ(50A,50B)にオイルを供給する作動用オイル通路(39)と、前記作動用オイル通路(39)にオイルを圧送する作動用オイルポンプ(30)と、パワーユニットケース(UC)内の可動部品を潤滑する潤滑用オイル通路(56)と、前記潤滑用オイル通路(56)にオイルを圧送する潤滑用オイルポンプ(31)と、前記作動用オイル通路(39)と前記潤滑用オイル通路(56)から戻され、前記作動用オイルポンプ(30)と前記潤滑用オイルポンプ(31)から圧送するオイルを貯留するオイル貯留部(29)と、前記作動用オイル通路(39)内のオイルの所定値以下の圧力の低下を検出して警告信号を出力する作動油圧検出手段(46)と、前記潤滑用オイル通路(56)内のオイルの所定値以下の圧力の低下を検出して警告信号を出力する潤滑油圧検出手段(57)と、を備えたパワーユニットのオイル供給系構造において、前記オイル貯留部(29)は、前記潤滑用オイルポンプ(31)の吸入部が開口する潤滑用オイル貯留室(34)と、前記作動用オイルポンプ(30)の吸入部が開口する作動用オイル貯留室(33)と、を備え、前記潤滑用オイル貯留室(34)内には、前記作動用オイル貯留室(33)から溢れ出たオイルが貯留されることを特徴とするものである。
これにより、パワーユニットケース(UC)内で作動用オイル貯留室(33)に戻されたオイルは、作動用オイル貯留室(33)を満たした後に当該作動用オイル貯留室(33)から溢れた分が潤滑用オイル貯留室(34)内に流入する。このため、パワーユニットケース(UC)内でのオイルの貯留は、作動用オイル貯留室(33)側が優先して行われ、作動用オイル貯留室(33)内のオイルの液面は潤滑用オイル貯留室(34)内のオイルの液面よりも常に高く維持され易くなる。したがって、パワーユニットケース(UC)内のオイルの油量が減少した場合には、潤滑用オイル通路(56)側の方が作動用オイル通路(39)側よりも早期に圧力が低下し、潤滑油圧検出手段(57)が先に警告信号を出力するようになる。
前記作動用オイル通路(39)には、前記油圧クラッチ(50A,50B)に供給するオイルの圧力を調整する油圧調整装置(40)が介装され、前記油圧調整装置(40)は、前記作動用オイルポンプ(30)から圧送されたオイルが導入されるオイル導入ポート(41)と、設定油圧に調整したオイルを前記油圧クラッチ(50A,50B)に供給する制御ポート(42)と、オイル導入ポート(41)に導入された余剰のオイルを排出するドレンポート(43)と、を有し、前記ドレンポート(43)から排出されたオイルは、前記作動用オイル貯留室(33)内に戻されるようにしても良い。
この場合、油圧クラッチ(50A,50B)の作動が頻繁に行われない車両の定常走行時等には、油圧調整装置(40)のドレンポート(43)から多量に排出される余剰のオイルが作動用オイル貯留室(33)内に戻されることになる。このため、車両の定常走行時等には、大量のオイルが作動用オイル貯留室(33)内に戻され、作動用オイル貯留室(33)内の液面が高く維持され易くなる。
前記潤滑用オイル通路(56)には、前記潤滑用オイルポンプ(31)から当該潤滑用オイル通路(56)に供給されたオイルの一部を前記作動用オイル貯留室(33)に流入させる移行通路(58)が設けられるようにしても良い。
この場合、潤滑用オイル通路(56)に供給されたオイルの一部が、常に移行通路(58)を通して作動用オイル貯留室(33)内に流入するため、作動用オイル貯留室(33)内の液面が高く維持され易くなる。
前記潤滑用オイル通路(56)の途中には、オイルを浄化する潤滑用オイルフィルタ(59)が介装され、前記移行通路(58)は、前記潤滑用オイル通路(56)の前記潤滑用オイルフィルタ(59)よりも下流側に設けられることが望ましい。
この場合、潤滑用オイル通路(56)内の潤滑用オイルフィルタ(59)を通って減衰されたオイルが移行通路(58)を通して作動用オイル貯留室(33)に戻されるため、移行通路(58)からのオイルの流入部でのオイルの撹拌を抑制することが可能になる。即ち、潤滑用オイルポンプ(31)の吐出部付近のオイルは、吐出圧が比較的高く脈圧も高いため、そのまま移行通路(58)を通して作動用オイル貯留室(33)内に戻すと、オイルの流入部でオイルの撹拌が生じ易くなるが、潤滑用オイルフィルタ(59)の下流側に移行通路(58)を配置することでこの撹拌を抑制することが可能になる。
前記潤滑用オイルポンプ(31)と前記作動用オイルポンプ(30)とは、駆動系を共用して前記作動用オイル貯留室(33)内に同軸に設けられ、前記潤滑用オイルポンプ(31)の吸入部が前記作動用オイル貯留室(33)の壁(35)を貫通して前記潤滑用オイル貯留室(34)内に開口するようにしても良い。
この場合、潤滑用オイルポンプ(31)と作動用オイルポンプ(30)が駆動系を共用して同軸に設けられているため、両オイルポンプ(31,30)をコンパクトに集約させることができる。また、潤滑用オイルポンプ(31)の吸入部が、作動用オイル貯留室(33)の壁(35)を貫通して潤滑用オイル貯留室(34)内に開口することから、作動用オイル貯留室(33)内に配置された潤滑用オイルポンプ(31)において、潤滑用オイル貯留室(34)内のオイルを吸い込むことができる。
前記作動用オイル貯留室(33)は、上壁(36)を有する略密閉された空間によって構成され、前記作動用オイル貯留室(33)の上壁(36)には、当該作動用オイル貯留室(33)を満たしたオイルを前記潤滑用オイル貯留室(34)内に溢れ出させる連通孔(37)が設けられるようにしても良い。
この場合、作動用オイル貯留室(33)が上壁(36)を有する略密閉された空間によって構成されているため、パワーユニット(PU)が傾斜した場合等にも、作動用オイル貯留室(33)内のオイルが一気に溢れることがなくなる。また、作動用オイル貯留室(33)の上壁(36)の形状や連通孔(37)の高さ位置を選択することにより、作動用オイル貯留室(33)の最大液面高さを容易に設定することができる。
前記作動用オイル貯留室(33)には、当該作動用オイル貯留室(33)内のオイルの液面高さが所定水準よりも低下したときに、警告信号を発する液面スイッチ(64)が設けられるようにしても良い。
この場合、パワーユニットケース(UC)内のオイルの油量が減少したときには、潤滑用オイル通路(56)の潤滑油圧検出手段(57)や作動用オイル通路(39)の作動油圧検出手段(46)だけでなく、液面スイッチ(64)による作動用オイル貯留室(33)の液面低下の検知によっても早期に油量の減少を知ることができる。
この発明によれば、作動用オイル貯留室から溢れ出たオイルが潤滑用オイル貯留室に貯留されるため、難しい作動用オイル通路の仕様の設定やチューニングを要することなく、オイルの油量の減少時には、潤滑用オイルの供給系の油圧検出手段側で早期に警告信号を出力することができる。
この発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットの背面図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットの平面図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットの左側面図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットの図3のV−V断面に対応する図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットの図5の一部を拡大して示した図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットのオイル供給系を模式的に示す図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットケースの構成部品を示す斜視図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットに内蔵されるポンプユニットの側面図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットに内蔵されるポンプユニットの背面図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットに内蔵されるポンプユニットの一部を断面にした正面図である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットに内蔵されるポンプユニットの図10のXII−XII断面に対応する断面である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットに内蔵されるポンプユニットの図10のXIII−XIII断面に対応する断面である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットに内蔵されるポンプユニットの図10のXIV−XIV断面に対応する断面である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットに内蔵されるポンプユニットの図10のXV−XV断面に対応する断面である。 この発明の実施形態に係るパワーユニットに内蔵される油圧調整装置の縦断面図である。 一般的なパワーユニットの内部構造を模式的に示した図である。 図17のXVIII部分を拡大して示した図である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
図1は、この実施形態に係るパワーユニットPUを採用した自動二輪車1の左側面を示す図である。
同図に示す自動二輪車1において、その前輪2は左右一対のフロントフォーク3の下端部に軸支され、左右のフロントフォーク3の上部はステアリングステム4を介して車体フレーム5の前端のヘッドパイプ6に操向可能に枢支されている。ステアリングステム4の上部には前輪転舵用のハンドル4aが取り付けられている。
ヘッドパイプ6からは、左右一対のメインフレーム7が斜め下後方に延び、左右のメインフレーム7の後端部には、それぞれピボットフレーム8の上端部が連なっている。左右のメインフレーム7の下方かつ左右のピボットフレーム8の前方には、水平対向式の6気筒のエンジン11と多段式の変速機25を含むパワーユニットPUが搭載されている。
左右のピボットフレーム8には、後輪9を軸支するスイングアーム10の前端部が上下揺動可能に枢支されている。スイングアーム10は、中空の右アームの後端部に後輪9を軸支する片持ち式とされている。スイングアーム10の右アーム内には、パワーユニットPUの変速機25から延びるドライブシャフト(不図示)が挿通され、このドライブシャフトを含む伝達系を介してパワーユニットPUと後輪9との間の動力伝達がなされている。
図2は、パワーユニットPUを後方側から見た図であり、図3,図4は、パワーユニットPUを上方側と左側方からそれぞれ見た図である。また、図5は、パワーユニットPUの図3のV−V断面に対応する図であり、図6は、図5の一部の部品を取り去って拡大して示した図である。
これらの図に示すように、この実施形態のパワーユニットPUは、クランクケース12の上部の左右両側に、左シリンダ部13Lと右シリンダ部13Rが略水平に突出して設けられている。左シリンダ部13Lと右シリンダ部13Rには、それぞれ前後に並ぶ三つの気筒が設けられている。クランクケース12は、左右方向の中央で分割された二つのブロックによって構成されている。以下、クランクケース12の左側のブロックを左ケース半体12L、右側のブロックを右ケース半体12Rと呼ぶものとする。
また、クランクケース12の前方側の端面にはフロントクランクカバー49が締結固定され、クランクケース12の後方側の端面にはリヤクランクカバー48が締結固定されている。また、リヤクランクカバー48の下部寄りの中央には開口(図示せず)が設けられ、その開口が、車体後方側に椀状に膨出するクラッチカバー47によって閉塞されている。
なお、この実施形態の場合、パワーユニットケースUCは、クランクケース12、左シリンダ部13L及び右シリンダ部13R、フロントクランクカバー49、リヤクランクカバー48、クラッチカバー47等によって構成されている。
また、パワーユニットPUは、車両前後方向に沿うエンジン11のクランク軸15と、クランク軸15の下方でクランク軸15と平行に配置される変速機25のメイン軸16と、メイン軸16の右方でメイン軸16と平行に配置される変速機25のカウンタ軸17と、カウンタ軸17の右上方でカウンタ軸17と平行に配置される出力軸18と、クランク軸15の左方でクランク軸15と平行に配置されるジェネレータ軸19と、を備えている。なお、クランクケース12については、特別に断らない限りクランク軸15やメイン軸16の延出する方向を軸方向と呼ぶものとする。
クランク軸15には、左シリンダ部13Lと右シリンダ部13Rに往復動可能に収容された図示しないピストンが同じく図示しないコネクティングロッドを介して連結されている。クランク軸15は、ガソリンの燃焼に伴うピストンの直線運動を回転運動に変換して外部に出力する。
メイン軸16とカウンタ軸17には、異なるギヤ比での選択的な動力伝達の確立が可能な複数段のギヤ列が設けられている。このギヤ列のギヤ要素の噛合の組み合わせは運転者によるシフト操作によって適宜行われる。また、変速機25の出力軸18はクランクケース12の後部から車体後方側に突出している。出力軸18は、カウンタ軸17から動力を受けて回転し、その回転をドライブシャフト等の動力伝達系を介して後輪9に伝達する。
クランク軸15の後端側には、図5に示すように、プライマリドライブギヤ51が取り付けられ、メイン軸16の後端側には、一対の油圧クラッチ50A,50Bを有するツイン式のクラッチ装置(DCT)50が取り付けられている。この実施形態のメイン軸16は、詳細な図示は省略するが、奇数段の変速段に対応するギヤを保持する第1軸と、偶数段の変速段に対応するギヤを保持する第2軸とを有している。クラッチ装置50の動力入力部には、クランク軸15側のプライマリドライブギヤ51と噛合するプライマリドリブンギヤ52が取り付けられている。そして、クラッチ装置50の前後の各油圧クラッチ50A,50Bは、変速機25の変速に応じてプライマリドリブンギヤ52を第1軸と第2軸とに選択的に接続する。各油圧クラッチ50A,50Bは、図示しないコントローラの制御信号に基づいて調整された油圧によって制御される。なお、油圧クラッチ50A,50Bは、クランク軸15の下方のパワーユニットケースUC内の下方側領域に配置されている。
また、クランクケース12の左ケース半体12Lの左下方には、後述する複数のオイルポンプを一体に組み込んだポンプユニット20が配置されている。図5に示すように、このポンプユニット20は、共通の軸部20aを有し、その軸部20aの一端にポンプギヤ21が一体に取り付けられている。また、プライマリドリブンギヤ52には、ポンプ駆動ギヤ22が一体回転可能に連結されており、ポンプ駆動ギヤ22とポンプギヤ21には伝達チェーン23が掛け渡されている。ポンプユニット20の軸部20aには、ポンプギヤ21、伝達チェーン23、ポンプ駆動ギヤ22を介してプライマリドリブンギヤ52の回転(クランク軸15の回転)が伝達される。
ここで、クランクケース12の後部には、クランクケース12内の主要な空間部と、クランクケース12の後部の主に油圧クラッチ50A,50Bを収容する空間部とに隔成する後部隔壁26(主隔壁)が形成されている。この後部隔壁26は、クランクケース12の左ケース半体12Lと右ケース半体12Rとに亘って形成されている。また、クランクケース12の後端部には、後部隔壁26よりも後方側に突出する周壁27が形成され、その周壁にリヤクランクカバー48が突き合わせられて締結固定されている。後部隔壁26とリヤクランクカバー48とに挟まれたクランクケース12の後部の空間は、上記の油圧クラッチ50A,50B以外にプライマリドライブギヤ51やプライマリドリブンギヤ52、ポンプ駆動ギヤ22、ポンプギヤ21等が配置される。この空間は、この実施形態におけるクラッチ室28を構成する。
また、後部隔壁26によって隔成されたクランクケース12内の主要な空間部には、エンジン11のクランク軸15回りの部品や変速機25のギヤ群が配置される他、前述したポンプユニット20の主要部も配置される。この空間部の下方領域は、エンジン11や変速機25の潤滑や油圧クラッチ50A,50Bの作動等に用いられるオイルが溜められるオイル貯留部29とされている。したがって、クランクケース12の後部の後部隔壁26は、パワーユニットケースUC内をオイル貯留部29とクラッチ室28とに隔成している。
ところで、前述したポンプユニット20は、油圧クラッチ50A,50Bにオイルを圧送するための作動用オイルポンプ30と、エンジン11や変速機25の各部を潤滑するためのオイルを圧送する潤滑用オイルポンプ31と、クラッチ室28内に流れ込んだオイルをオイル貯留部29に吸い上げるスカベンジングポンプ32と、を有する。スカベンジングポンプ32は、クラッチ室28の底部側からオイルをオイル貯留部29に吸い出すことにより、クラッチ室28内のオイルの液面を低くし、それにより、油圧クラッチ50A,50Bがオイル内に浸かって油圧クラッチ50A,50Aの作動抵抗が増大するのを抑制する。
図7は、この実施形態に係るパワーユニットPU内のオイル供給系の概略構成を示す図である。
同図に示すように、パワーユニットPUのオイル供給系は、大きく分けて作動用オイル供給系、潤滑用オイル供給系、スカベンジング用オイル供給系の三つオイル供給系によって構成されている。これらの三つのオイル供給系は、ポンプユニット20内の三つのオイルポンプ(作動用オイルポンプ30,潤滑用オイルポンプ31,スカベンジングポンプ32)をそれぞれ油圧供給源として駆動される。
以下、図7を参照して、パワーユニットPU内のオイル供給系の全体構造について説明する。パワーユニットケーシングUC内は、前述のように後部隔壁26によってオイル貯留部29とクラッチ室28とに隔成されている。オイル貯留部29内の底部には、周壁35と上壁36とに囲まれた略密閉された空間部が設けられ、その内側の空間部が、作動用オイル供給系で主に用いるオイルを貯留する作動用オイル貯留室33とされている。また、オイル貯留部29内の底部領域の作動用オイル貯留室33の外側の空間部は、潤滑用オイル供給系で主に用いるオイルを貯留する潤滑用オイル貯留室34とされている。
作動用オイル貯留室33の上壁36は、低位壁36aと低位壁36aよりも高さの高い高位壁36bとを有し、低位壁36aには、作動用オイル貯留室33内のオイルを外側の潤滑用オイル貯留室34内に流出させる連通孔37が形成されている。連通孔37は、作動用オイル貯留室33内に戻されて貯留されるオイルの液面高さが規定の高さを超えたときに、作動用オイル貯留室33内のオイルを潤滑用オイル貯留室34内に溢れ出させるように機能する。潤滑用オイル貯留室34には、作動用オイル貯留室33から溢れ出たオイルが貯留される。
作動用オイルポンプ30の吸入部は、オイルストレーナ38を介して作動用オイル貯留室33の底部に連通している。作動用オイルポンプ30は、オイルストレーナ38を介して作動用オイル貯留室33内からオイルを吸い上げる。一方、作動用オイルポンプ30の吐出部は、油圧クラッチ50A,50Bに連なる作動用オイル通路39に接続されている。
作動用オイル通路39の途中には、各油圧クラッチ50A,50Bに供給するオイルの圧力を調整する油圧調整装置40が介装されている。なお、図7においては、油圧調整装置40が一つのみ示されているが、実際には、油圧調整装置40は、各油圧クラッチ50A,50Bに対応して二つ設けられている。また、作動用オイル通路39の油圧調整装置40よりも下流側は二股に分岐して各油圧クラッチ50A,50Bに接続されている。
各油圧調整装置40の詳細な構造は後に詳述するが、油圧調整装置40は、作動用オイルポンプ30から圧送されたオイルが導入されるオイル導入ポート41と、設定油圧に調整したオイルを対応する油圧クラッチ50Aまたは50Bに供給する制御ポート42と、オイル導入ポート41に導入された余剰のオイルを排出するドレンポート43と、を有している。ドレンポート43から排出されたオイルは戻し通路44を通して作動用オイル貯留室33内に戻される。
また、作動用オイル通路39のうちの、作動用オイルポンプ30の吐出部の近傍部分には、過剰なオイルを作動用オイル貯留室33に戻すリリーフ弁45と、作動油圧検出手段としての油圧センサ46とが設けられている。油圧センサ46は、作動用オイル通路39内の圧力が所定値以下に低下したときに警告信号を出力する。具体的には、油圧センサ46は、図示しないコントローラの入力部に接続されており、コントローラは、油圧センサ46の検出値に基づいて作動用オイル通路39内の圧力が所定値以下であるものと判定したときに、例えば、表示パネルの警告表示灯を点灯させる。
また、作動用オイル貯留室33内には、作動用オイル貯留室33内のオイルの液面高さが所定高さよりも低下したときに、警告信号を発する液面スイッチ64が設けられている。液面スイッチ64は、具体的には、作動用オイル貯留室33内のオイルの液面高さが所定高さ以下になるとオンになり、例えば、表示パネルの警告表示灯を直接点灯させる。
潤滑用オイルポンプ31の吸入部には吸入通路54が接続され、その吸入通路54が作動用オイル貯留室33の周壁35(壁)を貫通している。周壁35を貫通した吸入通路54の端部は、オイルストレーナ55を介して潤滑用オイル貯留室34の底部に連通している。潤滑用オイルポンプ31は、オイルストレーナ55を介して潤滑用オイル貯留室34内からオイルを吸い上げる。一方、潤滑用オイルポンプ31のの吐出部は、エンジン11や変速機25の各潤滑必要部に連なる潤滑用オイル通路56に接続されている。
潤滑用オイル通路56の途中には、潤滑油圧検出手段としての低圧油圧スイッチ57が設けられている。低圧油圧スイッチ57は、作動用オイル通路39からエンジン11や変速機25の潤滑必要部に供給するオイルの圧力が所定値以下に低下したときに警告信号を出力する。低圧油圧スイッチ57は、具体的には、作動用オイル通路39内のオイルの圧力が所定値以下に低下するとオンになり、例えば、表示パネルの警告表示灯を直接点灯させる。
潤滑用オイル通路56のうちの、潤滑用オイルポンプ31の吐出部の近傍部分には、過剰なオイルを作動用オイル貯留室33に流入させるリリーフ弁63が設けられている。また、潤滑用オイル通路56の作動用オイル貯留室33から外部に引き出された部位には、潤滑用オイル通路56に供給されたオイルの一部を作動用オイル貯留室33内に積極的に流入される移行通路58が接続されている。さらに、潤滑用オイル通路56のうちの、移行通路58の分岐接続部よりも上流側位置には、オイルを浄化する潤滑用オイルフィルタ59が介装されている。
スカベンジングポンプ32の吸入部には吸入通路60が接続され、その吸入通路60がオイルストレーナ61を介してクラッチ室28の底部に連通している。スカベンジングポンプ32は、オイルストレーナ61を介してクラッチ室28の底部からオイルを吸い上げる。一方、スカベンジングポンプ32の吐出部は、吐出通路62を通して作動用オイル貯留室33の外側の潤滑用オイル貯留室34に連通している。したがって、スカベンジングポンプ32によってクラッチ室28から吸い上げられたオイルは、潤滑用オイル貯留室34内に流入する。なお、この実施形態においては、クラッチ室28がパワーユニットケースUC内における低液面室を構成している。
つづいて、パワーユニットPUの具体的な内部構造について説明する。
図8は、クランクケース12の左ケース半体12Lを、クランクケース12の左右方向の中央側斜め上方側から見た図であり、図9は、ポンプユニット20を側面から見た図である。また、図10は、ポンプユニット20を車体前方側からに見た図(ポンプユニット20の背面図)であり、図11は、ポンプユニット20の一部を破断して車体後方側から見た図(ポンプユニット20の正面図)である。また、図12〜図15は、ポンプユニット20を中心としたパワーユニットPU内の各部の断面を示す図である。
図8に示すように、左ケース半体12Lの後部隔壁26の左下方には、クラッチ室28側とオイル貯留部29側を連通する比較的大きな開口66が設けられている。この開口66は、メイン軸16を支持するジャーナル部65と左ケース半体12Lの周壁との間において、両側壁が緩やかに湾曲するいびつな台形状に形成されている。
後部隔壁26の開口66のオイル貯留部29側には、開口66からクランクケース12の軸方向に沿って凹状の空間部が一体に設けられている。この凹状の空間部は、左側面部から下面部にかけてが左ケース半体12Lの周壁によって形成され、右側面部と上面部、さらに底面部(車体前方側の面部分)とに、左ケース半体12Lの後部隔壁26と周壁とに連続する壁が設けられている。この空間部は、オイル貯留部29内の前述した作動用オイル貯留室33(図7参照)を構成する。なお、作動用オイル貯留室33を構成する空間部の上側の壁は、前述した作動用オイル貯留室33の上壁36を構成し、さらに右側面部の壁は、前述した作動用オイル貯留室33の周壁35の一部を構成している。また、空間部(作動用オイル貯留室33)の右側面部と底面部と上面部を構成する壁は、オイル貯留部29内を作動用オイル貯留室33と潤滑用オイル貯留室34(別の貯留室)とに隔成する副隔壁を構成している。
作動用オイル貯留室33の上壁36は、図13に示すように段差状に形成され、その低位壁36a部分には、前述のように作動用オイル貯留室33内とその外側の潤滑用オイル貯留室34とを連通する連通孔37が形成されている。また、作動用オイル貯留室33内の壁には前述の液面スイッチ64が取り付けられている。
また、図14に示すように、作動用オイル貯留室33の底面部の壁には、クランクケース12の軸方向に沿って作動用オイル貯留室33内に突出する潤滑用オイルの供給パイプ67が一体に設けられている。この供給パイプ67の一端部は、作動用オイル貯留室33内において、ポンプユニット20のうちの潤滑用オイルポンプ31の吐出部に接続され、他端部は、作動用オイル貯留室33の外部において潤滑用オイルフィルタ59に接続されている。供給パイプ67は前述した潤滑用オイル通路56の一部を構成する(図7参照)。なお、この実施形態の場合、潤滑用オイルフィルタ59は、外部からの脱着を容易にするために、その一部が外側に露出するように左ケース半体12Lに取り付けられている(図4等参照)。
さらに、作動用オイル貯留室33の底面部の壁には、図13,図14に示すようにクランクケース12の軸方向に沿って作動用オイル貯留室33内に突出する潤滑用オイルの吸入パイプ68が一体に設けられている。この吸入パイプ68の一端部は、作動用オイル貯留室33内において、ポンプユニット20のうちの潤滑用オイルポンプ31の吸入部に接続され、他端部は、作動用オイル貯留室33の外部の潤滑用オイル貯留室34の底部においてオイルストレーナ55に接続されている。なお、吸入パイプ68の他端部は作動用オイル貯留室33の右側に屈曲し、作動用オイル貯留室33の右側の側壁に設けられた段差状の凹部69においてオイルストレーナ55に接続されている。吸入パイプ68は前述した吸入通路54の一部を構成する(図7参照)。
一方、ポンプユニット20は、図9〜図15に示すように、一対の端部ブロック70A,70Bの間に、二つの中間ブロック70C,70Dが軸方向に重ね合わせられ、これらがボルト71によって相互に締結されることによりユニットケース70が構成されている。なお、この実施形態では、各オイルポンプ(潤滑用オイルポンプ31,作動用オイルポンプ30,スカベンジングポンプ32)は、トロコイドポンプによって構成されている。潤滑用オイルポンプ31は、一方の端部ブロック70Aと一方の中間ブロック70Cの間に配置され、作動用オイルポンプ30は、一方の中間ブロック70Cと他方の中間ブロック70Dの間に、スカベンジングポンプ32は、他方の中間ブロック70Dと他方の端部ブロック70Bの間にそれぞれ配置されている。
潤滑用オイルポンプ31の吸入部31iと吐出部31oは、図13,図14等に示すように、一方の端部ブロック70Aから軸方向に沿って外側に突出し、作動用オイル貯留室33の壁から内側に突出した吸入パイプ68と供給パイプ67とにそれぞれ接続されるようになっている。また、吐出部31oの途中には、図12に示すように、吐出圧を制御し余剰オイルを吸入側に戻すリリーフ弁63が介装されている。
作動用オイルポンプ30の吸入部30iは、図9,図10等に示すように、一方の中間ブロック70Cから下方に延び、その下端にオイルストレーナ38が接続されている。また、作動用オイルポンプ30の吐出部30oは、図15等に示すように、一方の中間ブロック70Cから他方の中間ブロック70Dと他方の端部ブロック70Bを貫通して他方の端部ブロック70Bの端面側に開口している。この他方の端部ブロック70Bを貫通した開口は、接続パイプ72を介してリヤクランクカバー48側の作動用オイル通路39に接続されるようになっている。さらに、吐出部30oの途中には、吐出圧を制御し余剰オイルを吸入側に戻すリリーフ弁45が介装されている。
スカベンジングポンプ32の吸入部と吐出部とは、他方の端部ブロック70Bと他方の中間ブロック70Dに跨って形成された吸入通路60と吐出通路62にそれぞれ接続されている。
他方の端部ブロック70Bは、スカベンジングポンプ32やリリーフ弁45を収容するブロック本体部70Baと、ブロック本体部70Baの中間ブロック70Dに隣接する側の軸方向の端部から径方向外側に張り出すフランジ部70Bbと、を備えている。吸入通路60や吐出通路62はフランジ部70Bbの一部に跨って形成されている。
端部ブロック70Bのフランジ部70Bbの外形は、図5,図6に示すように、左ケース半体12Lの開口66よりも一回り大きい略相似形状に形成されている。このフランジ部70Bbの外縁部は、ポンプユニット20の主要部(端部ブロック70B以外の部分)を開口66を通して作動用オイル貯留室33内に挿入した状態において、後部隔壁26の開口66の周縁部に後部隔壁26の外側から(後方側から)ボルト締結によって固定される。これにより、後部隔壁26の開口66が端部ブロック70Bによって閉塞され、作動用オイル貯留室33内が略密閉されるとともに、作動用オイル貯留室33とクラッチ室28の間も区画される。この実施形態においては、他方の端部ブロック70Bが、ポンプユニット20の軸方向の一端側に設けられて、開口66の周縁部に結合される端部壁を構成している。
ここで、吸入通路60は、図11等に示すように、スカベンジングポンプ32の吸入部から斜め上方に延出する上流路60aと、上流路60aの上端側で向きを変えて斜め下方に向かって延出する下流路60bと、を有し、上流路60aと下流路60bとが若干弧状に湾曲した屈曲部74を介して接続されている。下流路60bの下端は吸入通路60の吸い込み口とされ、その吸い込み口にオイルストレーナ61が取り付けられている。オイルストレーナ61は、ポンプユニット20がクランクケース12に取り付けられた状態において、クラッチ室28の底部に配置される。
屈曲部74は、その頂部74aがオイル貯留部29内の最大液面高さL、つまり作動用オイル貯留室33内のオイルの最大液面高さLよりも上方に位置されるように形成されている。このため、吸入通路60においては、屈曲部74の一端側に吸い込み口(オイルストレーナ61)が設けられ、屈曲部74の他端側にスカベンジングポンプ32の吸入部が接続されることになる。
スカベンジングポンプ32は、上述のように作動用オイルポンプ30、及び、潤滑用オイルポンプ31と共通の軸部20aによって駆動されるが、この共通の軸部20aの作動用オイル貯留室33内側の端部は作動用オイル貯留室33内のオイルに接する。ポンプユニット20のこの共通の軸部20aは、作動用オイル貯留室33内のオイルに浸る高さ、つまり、作動用オイル貯留室33内のオイルの規制液面高さ(連通孔37によって規制される液面高さ)よりも低い高さで、かつ吸入通路60の吸い込み口(オイルストレーナ61)よりも高い高さに配置されている。
また、スカベンジングポンプ32の吐出部に接続される吐出通路62は、他方の端部ブロック70Bのうちの、スカベンジングポンプ32の下方前方側に向かって延出し、その延出端において、左ケース半体12Lの後部隔壁26に対向する側に向きを変えて開口している。図中その開口は符号62a(例えば、図10参照)で示す。この開口62aは、他方の端部ブロック70Bが後部隔壁26に締結固定されたときに、後部隔壁26の図示しない連通孔を通してクランクケース12内の潤滑用オイル貯留室34と連通する。したがって、スカベンジングポンプ32によってクラッチ室28から吸い上げられたオイルは、後部隔壁26の連通孔を通して潤滑用オイル貯留室34に流入する。
また、図11に示すように、端部ブロック70Bのクラッチ室28に臨む側の面には、オイルレベルゲージ76が挿入されるゲージ挿入筒77が取り付けられている。ゲージ挿入筒77は、リヤクランクカバーの周壁に略沿って斜め下方に延出した後に略水平に延出し、その延出端が屈曲して端部ブロック70Bの接続孔78に接続されている。接続孔78は、端部ブロック70B上の吐出通路62の開口62aの下方位置に、端部ブロック70Bを厚み方向に貫通して形成されている。そして、接続孔78は、他方の端部ブロック70Bが後部隔壁26に締結固定されたときに、後部隔壁26の図示しない連通孔を通してクランクケース12内の潤滑用オイル貯留室34と連通する。したがって、ゲージ挿入筒77には、接続孔78を通して潤滑用オイル貯留室34のオイルが同液面高さとなって流入し、そのオイルの液面高さをオイルレベルゲージ76によって目視確認することが可能になる。
また、図15に示すように、各油圧クラッチ50A,50Bに供給するオイルの圧力を調整する油圧調整装置40は、リヤクランクカバー48の外側、具体的には、油圧クラッチ50A,50Bの端部の外側を覆うクラッチカバー47に取り付けられている。油圧調整装置40と各油圧クラッチ50A,50Bを接続する作動用オイル通路39の一部はクラッチカバー47部分に形成されている。
図16は、作動用オイル通路39に設けられ、各油圧クラッチ50A,50Bに供給するオイルの圧力を調整する油圧調整装置40の具体的な構造を示す断面図である。なお、油圧調整装置40は各油圧クラッチ50A,50Bに対応して二つ設けられているが、両者ともほぼ同構造であるため、以下では一つについてのみ説明する。
油圧調整装置40は、図示しないコントローラによって通電電流を制御される電磁コイル80と、電磁コイル80のハウジング81に同軸に一体に取り付けられた筒状壁82と、電磁コイル80の内側空間に軸方向移動可能に配置された可動コア83と、筒状壁82の内側に摺動自在に収容されたスプール弁84と、可動コア83とスプール弁84を連結する連結ロッド85と、スプール弁84を初期位置に向けて付勢するリターンスプリング86と、を備えている。筒状壁82には、作動用オイル通路39の上流側(作動用オイルポンプ30側)に接続されるオイル導入ポート41と、作動用オイル通路39の下流側(油圧クラッチ50A,50側)に接続される制御ポート42と、余剰のオイルを作動用オイル貯留室33に戻すドレンポート43と、が設けられている。スプール弁84の外周には、制御ポート42に対してオイル導入ポート41とドレンポート43を選択的に連通させるための環状溝87が設けられている。
油圧調整装置40は、基本的にスプール弁84に作用する電磁コイル80による推力とリターンスプリング86の反力とのバランスによって動作し、電磁コイル80がオフ状態のときに制御ポート42をドレンポート43に導通させる。そして、電磁コイル80が励磁されると、スプール弁84が軸方向に沿って変位し、オイル導入ポート41を制御ポート42に適宜導通させる。スプール弁84は、電磁コイル80の通電制御や油圧クラッチ50A,50B側の圧力の変動に応じて適宜進退変位し、それによって油圧クラッチ50A,50Bに対する供給油圧を制御する。なお、図16中の符号88は、制御ポート42の圧力をスプール弁84にリターン方向に作用させて、スプール弁84の過敏な変動を抑制する調圧ポートである。
なお、ドレンポート43は、クラッチカバー47やリヤクランクカバー48内の図示しない戻し通路と、図6,図11に示す端部ブロック70Bの戻し口89を通して作動用オイル貯留室33内に戻される。
つづいて、この実施形態のパワーユニットPUのパワーユニットケースUC内におけるオイルの流れを図7を参照して説明する。
エンジン11の運転時には、クランク軸15の回転を受けてポンプユニット20の共通の軸部20aが回転し、それに伴ってポンプユニット20内の三つのオイルポンプ30,31,32が回転駆動される。
これにより、作動用オイルポンプ30では、オイルストレーナ38を介して作動用オイル貯留室33内から吸い込んだオイルを作動用オイル通路39に吐出する。作動用オイル通路39においては、油圧クラッチ50A,50Bに供給するオイルの圧力を油圧調整装置40で適宜調整し、ドレンポート43から排出された余剰のオイルを、戻し通路44を通して作動用オイル貯留室33内に戻す。こうして作動用オイル通路39にオイルが供給される間、作動用オイル通路39内のオイルの圧力の低下は油圧センサ46によって監視される。
一方、潤滑用オイルポンプ31では、オイルストレーナ55を介して潤滑用オイル貯留室34内から吸い込んだオイルを潤滑用オイル通路56に吐出する。潤滑用オイルポンプ31から吐出されたオイルは潤滑用オイルフィルタ59を通過することによって浄化され、その後にさらに潤滑用オイル通路56を通ってエンジンや変速機等の潤滑部に供給される。潤滑部の潤滑を終えたオイルは再び潤滑用オイル貯留室34内に戻される。潤滑用オイル通路56で潤滑用オイルフィルタ59を通過した直後のオイルは移行通路58で分岐し、その一部が移行通路58を通って作動用オイル貯留室33内に流入する。こうして潤滑用オイル通路56にオイルが供給される間、潤滑用オイル通路56内のオイルの圧力の低下は低圧油圧スイッチ57によって監視される。
また、スカベンジングポンプ32では、オイルストレーナ61を介してクラッチ室28内から吸い込んだオイルを、吐出通路62を通して潤滑用オイル貯留室内に流入させる。
こうして、ポンプユニット20内の三つのオイルポンプ30,31,32が回転駆動される間、潤滑用オイル通路56や作動用オイル通路39に吐出されたオイルの一部が移行通路58や油圧調整装置40のドレンポート43を通って作動用オイル貯留室33内に流入する。こうして、作動用オイル貯留室33内にオイルが連続して流入すると、作動用オイル貯留室33内のオイルは上壁36の連通孔37の高さを越え、連通孔37を通って潤滑用オイル貯留室34内に流入することになる。潤滑用オイル貯留室34には、潤滑用オイル通路56を通って各部を潤滑したオイルも戻されるが、潤滑用オイル貯留室34が作動用オイル貯留室33よりも底部面積が大きいことと、作動用オイル貯留室33に流入するオイルの量が多いことから、作動用オイル貯留室33内のオイルの液面は潤滑用オイル貯留室34内のオイルの液面よりも高く維持され易くなる。
したがって、パワーユニットケースUC内のオイルの油量が減少した場合には、潤滑用オイル通路56内のオイルが作動用オイル通路39内のオイルよりも圧力減少が始まるタイミングが早まり、潤滑用オイル通路56内の低圧油圧スイッチ57の方が作動用オイル通路39内の油圧センサ46よりも先に警告信号を出力するようになる。
以上のように、この実施形態に係るパワーユニットPUのオイル供給系構造は、作動用オイル貯留室33が潤滑用オイル貯留室34の内側に配置され、作動用オイル貯留室33から溢れ出たオイルが潤滑用オイル貯留室34に貯留される。このため、作動用オイル通路39内の難しい絞りの仕様の設定やチューニングを要することなく、オイルの油量の減少時には、潤滑用オイル通路56側の低圧油圧スイッチ57によって早期に警告信号を出力してユーザーにオイルの補充を促すことができる。
また、この実施形態に係るパワーユニットPUのオイル供給系構造は、作動用オイル通路39内に設けられた油圧調整装置40のドレンポート43から排出されるオイルが作動用オイル貯留室33内に戻される構成とされているため、油圧クラッチ50A,50Bの作動が頻繁に行われない車両の定常走行時等には、油圧調整装置40のドレンポート43から作動用オイル貯留室33内に多量のオイルを戻すことができる。したがって、車両の定常走行時には、作動用オイル貯留室33内の液面を高く維持することができ、オイルの油量の減少が生じた場合に、潤滑用オイル通路56側の低圧油圧スイッチ57でより確実に先に警告信号を出力することができる。
また、この実施形態のオイル供給系構造においては、潤滑用オイル通路56に移行通路58が設けられているため、潤滑用オイル通路56に吐出されたオイルの一部が、常に移行通路58を通して作動用オイル貯留室33内に流入する。このため、作動用オイル貯留室33内の液面を高く維持することができ、オイルの油量の減少時に、潤滑用オイル通路56側の低圧油圧スイッチ57で先に警告信号を出力し易くなる。
特に、この実施形態に係るオイル供給系構造においては、潤滑用オイル通路56の途中に潤滑用オイルフィルタ59が介装され、移行通路58が潤滑用オイルフィルタ59よりも下流側に設けられているため、移行通路58からのオイルの流入部でオイルが激しく撹拌されるのを抑制することができる。即ち、潤滑用オイルポンプ31から吐出されたオイルは、潤滑用オイルフィルタ59を通過することにより、脈動等の圧力変動を減衰されるため、移行通路58を通して作動用オイル貯留室33内に流入するときに、内部のオイルを激しく撹拌することがなくなる。
また、この実施形態に係るオイル供給系構造は、潤滑用オイルポンプ31、作動用オイルポンプ30、スカベンジングポンプ32の三つのオイルポンプが駆動系を共用して同軸に設けられているため、三つのオイルポンプをコンパクトに集約させることができる。そして、こうして集約された三つのオイルポンプが作動用オイル貯留室33内に配置されるとともに、潤滑用オイルポンプ31の吸入部が作動用オイル貯留室33の周壁35を貫通して潤滑用オイル貯留室34内に開口しているため、ポンプユニット20の主要部を作動用オイル貯留室33内に配置しつつも、潤滑用オイルポンプ31で潤滑用オイル貯留室34内のオイルを吸い込むことができる。
また、この実施形態に係るオイル供給系構造においては、作動用オイル貯留室33が上壁36を有する略密閉された空間によって構成され、その空間の上壁(36)にオイルを溢れ出させるための連通孔37が設けられているため、車両の走行時等にパワーユニットPUが傾斜した場合にも、作動用オイル貯留室33内のオイルが一気に溢れるのを未然に防止することができる。
そして、このオイル供給系構造においては、上壁36の形状や上壁36に形成する連通孔37の高さ位置を適宜選択することにより、作動用オイル貯留室33の最大液面高さを容易に設定できる、という利点がある。
さらに、この実施形態に係るオイル供給系構造においては、作動用オイル貯留室33内のオイルの液面高さが所定水準よりも低下したときに、警告信号を発する液面スイッチ64が作動用オイル貯留室33内に設けられているため、パワーユニットケースUC内のオイルの油量が減少したときに、潤滑用オイル通路56内の低圧油圧スイッチ57や作動用オイル通路39内の油圧センサ46だけでなく、液面スイッチ64による作動用オイル貯留室33の液面低下の検知によっても早期に油量の減少を検出することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、パワーユニットPUで内蔵するエンジン11は水平対向式に限らず、並列又はV型等の他の型式の複数気筒エンジンや、単気筒エンジンであっても良い。また、エンジン11は、クランク軸15を車両前後方向に沿わせた縦置きエンジンに限らず、クランク軸を車両左右方向に沿わせた横置きエンジンであっても良い。
また、この発明を適用する車両は、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)に限らず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の小型車両も含まれる。
11…エンジン
20…ポンプユニット
25…変速機
28…クラッチ室
29…オイル貯留部
30…作動用オイルポンプ
31…潤滑用オイルポンプ
33…作動用オイル貯留室
34…潤滑用オイル貯留室
35…周壁(壁)
36…上壁
37…連通孔
39…作動用オイル通路
40…油圧調整装置
41…オイル導入ポート
42…制御ポート
43…ドレンポート
46…油圧センサ(作動油圧検出手段)
50A,50B…油圧クラッチ
56…潤滑用オイル通路
57…低圧油圧スイッチ(潤滑油圧検出手段)
58…移行通路
59…潤滑用オイルフィルタ
64…液面スイッチ
PU…パワーユニット
UC…パワーユニットケース

Claims (7)

  1. エンジン(11)と、
    前記エンジン(11)の出力を変速する変速機(25)と、
    前記エンジン(11)と前記変速機(25)の間に介装され、前記エンジン(11)と前記変速機(25)の間で動力を断接する油圧クラッチ(50A,50B)と、
    前記油圧クラッチ(50A,50B)にオイルを供給する作動用オイル通路(39)と、
    前記作動用オイル通路(39)にオイルを圧送する作動用オイルポンプ(30)と、
    パワーユニットケース(UC)内の可動部品を潤滑する潤滑用オイル通路(56)と、
    前記潤滑用オイル通路(56)にオイルを圧送する潤滑用オイルポンプ(31)と、
    前記作動用オイル通路(39)と前記潤滑用オイル通路(56)から戻され、前記作動用オイルポンプ(30)と前記潤滑用オイルポンプ(31)から圧送するオイルを貯留するオイル貯留部(29)と、
    前記作動用オイル通路(39)内のオイルの所定値以下の圧力の低下を検出して警告信号を出力する作動油圧検出手段(46)と、
    前記潤滑用オイル通路(56)内のオイルの所定値以下の圧力の低下を検出して警告信号を出力する潤滑油圧検出手段(57)と、
    を備えたパワーユニットのオイル供給系構造において、
    前記オイル貯留部(29)は、前記潤滑用オイルポンプ(31)の吸入部が開口する潤滑用オイル貯留室(34)と、前記作動用オイルポンプ(30)の吸入部が開口する作動用オイル貯留室(33)と、を備え、
    前記潤滑用オイル貯留室(34)内には、前記作動用オイル貯留室(33)から溢れ出たオイルが貯留されることを特徴とするパワーユニットのオイル供給系構造。
  2. 前記作動用オイル通路(39)には、前記油圧クラッチ(50A,50B)に供給するオイルの圧力を調整する油圧調整装置(40)が介装され、
    前記油圧調整装置(40)は、前記作動用オイルポンプ(30)から圧送されたオイルが導入されるオイル導入ポート(41)と、設定油圧に調整したオイルを前記油圧クラッチ(50A,50B)に供給する制御ポート(42)と、オイル導入ポート(41)に導入された余剰のオイルを排出するドレンポート(43)と、を有し、
    前記ドレンポート(43)から排出されたオイルは、前記作動用オイル貯留室(33)内に戻されることを特徴とする請求項1に記載のパワーユニットのオイル供給系構造。
  3. 前記潤滑用オイル通路(56)には、前記潤滑用オイルポンプ(31)から当該潤滑用オイル通路(56)に供給されたオイルの一部を前記作動用オイル貯留室(33)に流入させる移行通路(58)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のパワーユニットのオイル供給系構造。
  4. 前記潤滑用オイル通路(56)の途中には、オイルを浄化する潤滑用オイルフィルタ(59)が介装され、
    前記移行通路(58)は、前記潤滑用オイル通路(56)の前記潤滑用オイルフィルタ(59)よりも下流側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のパワーユニットのオイル供給系構造。
  5. 前記潤滑用オイルポンプ(31)と前記作動用オイルポンプ(30)とは、駆動系を共用して前記作動用オイル貯留室(33)内に同軸に設けられ、
    前記潤滑用オイルポンプ(31)の吸入部が前記作動用オイル貯留室(33)の壁(35)を貫通して前記潤滑用オイル貯留室(34)内に開口していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のパワーユニットのオイル供給系構造。
  6. 前記作動用オイル貯留室(33)は、上壁(36)を有する略密閉された空間によって構成され、
    前記作動用オイル貯留室(33)の上壁(36)には、当該作動用オイル貯留室(33)を満たしたオイルを前記潤滑用オイル貯留室(34)内に溢れ出させる連通孔(37)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のパワーユニットのオイル供給系構造。
  7. 前記作動用オイル貯留室(33)には、当該作動用オイル貯留室(33)内のオイルの液面高さが所定水準よりも低下したときに、警告信号を発する液面スイッチ(64)が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のパワーユニットのオイル供給系構造。
JP2014073681A 2014-03-31 2014-03-31 パワーユニットのオイル供給系構造 Active JP6273534B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014073681A JP6273534B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 パワーユニットのオイル供給系構造
EP15772488.1A EP3133321B1 (en) 2014-03-31 2015-03-30 Oil supply structure for power unit, and power unit
PCT/JP2015/059864 WO2015152130A1 (ja) 2014-03-31 2015-03-30 パワーユニットのオイル供給系構造、及びパワーユニット
CA2941384A CA2941384A1 (en) 2014-03-31 2015-03-30 Oil supply structure for power unit, and power unit
US15/122,224 US10400834B2 (en) 2014-03-31 2015-03-30 Oil supply structure for power unit, and power unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014073681A JP6273534B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 パワーユニットのオイル供給系構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015197111A true JP2015197111A (ja) 2015-11-09
JP6273534B2 JP6273534B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=54546939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014073681A Active JP6273534B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 パワーユニットのオイル供給系構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6273534B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018173198A1 (ja) * 2017-03-23 2018-09-27 本田技研工業株式会社 内燃機関
CN110985638A (zh) * 2019-12-02 2020-04-10 中国铁道科学研究院集团有限公司通信信号研究所 一种液压车辆减速器监控系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63126647U (ja) * 1987-02-13 1988-08-18
JPH01122728A (ja) * 1987-11-06 1989-05-16 Honda Motor Co Ltd 油圧クラッチの制御装置
JPH0642624A (ja) * 1992-07-22 1994-02-18 Zexel Corp 自動変速制御装置
JPH10267113A (ja) * 1997-03-26 1998-10-09 Hino Motors Ltd 変速機の油量検出装置
JP2003166630A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Toyota Motor Corp 発進用摩擦係合装置の潤滑装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63126647U (ja) * 1987-02-13 1988-08-18
JPH01122728A (ja) * 1987-11-06 1989-05-16 Honda Motor Co Ltd 油圧クラッチの制御装置
JPH0642624A (ja) * 1992-07-22 1994-02-18 Zexel Corp 自動変速制御装置
JPH10267113A (ja) * 1997-03-26 1998-10-09 Hino Motors Ltd 変速機の油量検出装置
JP2003166630A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Toyota Motor Corp 発進用摩擦係合装置の潤滑装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018173198A1 (ja) * 2017-03-23 2018-09-27 本田技研工業株式会社 内燃機関
TWI671465B (zh) * 2017-03-23 2019-09-11 日商本田技研工業股份有限公司 內燃機
US10961882B2 (en) 2017-03-23 2021-03-30 Honda Motor Co., Ltd. Internal combustion engine
CN110985638A (zh) * 2019-12-02 2020-04-10 中国铁道科学研究院集团有限公司通信信号研究所 一种液压车辆减速器监控系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP6273534B2 (ja) 2018-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015152130A1 (ja) パワーユニットのオイル供給系構造、及びパワーユニット
CA2818786C (en) Lubricating device for power unit
US7559307B2 (en) Oil filter mounting structure in internal combustion engine
US7913817B2 (en) Oil pump unit for internal combustion engine
US7308882B2 (en) Oil feeding system of engine
US20070251229A1 (en) Transmission structure of power unit for vehicle
EP2239430B1 (en) Oil storage structure for engine
US7104242B2 (en) Internal combustion engine including splash-resistant oil storage structure
JP6273534B2 (ja) パワーユニットのオイル供給系構造
JP6207082B2 (ja) パワーユニット
EP1770005A2 (en) Scooter type vehicle
JP5078805B2 (ja) エンジンの潤滑構造
JP4987814B2 (ja) エンジンの潤滑構造
JP2008045529A (ja) 内燃機関の潤滑装置
JP5011242B2 (ja) エンジンの潤滑構造
JP4473740B2 (ja) レジャービィークル用エンジン
JP6642233B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6414810B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP3159254U (ja) エンジン用潤滑装置、それを備えたエンジン及び車両
JP6575977B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP2007009947A (ja) エンジンのミッション潤滑装置
CN1746464B (zh) 摩托车发动机
JP6722818B2 (ja) 内燃機関
JPS60192820A (ja) 自動二輪車用エンジンの潤滑装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6273534

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150