JP2015199475A - 車両の側部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、センターピラーの下部支持位置を極力高くすることで、センターピラーの折り曲げ強度を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明に係る車両の側部構造は、車幅方向両側で車両前後方向に延びるロッカレール18により下端部が支持されており、上端部で車両前後方向に延びるルーフサイドレールを支えるセンターピラー20bと、車室の床面19,32より高い位置でセンターピラー20bに通されており、床下の燃料タンク51に燃料を供給する燃料供給配管53とを備える車両の側部構造であって、燃料供給配管53は、車室の床面19上で露出しており、センターピラー20bの側面は、車室の床面19上で露出した燃料供給配管53を囲むように設けられた仕切り部材40により、車室の内側から支えられている。
【選択図】図2
【解決手段】本発明に係る車両の側部構造は、車幅方向両側で車両前後方向に延びるロッカレール18により下端部が支持されており、上端部で車両前後方向に延びるルーフサイドレールを支えるセンターピラー20bと、車室の床面19,32より高い位置でセンターピラー20bに通されており、床下の燃料タンク51に燃料を供給する燃料供給配管53とを備える車両の側部構造であって、燃料供給配管53は、車室の床面19上で露出しており、センターピラー20bの側面は、車室の床面19上で露出した燃料供給配管53を囲むように設けられた仕切り部材40により、車室の内側から支えられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両のセンターピラーと、車室の床面より高い位置で前記センターピラーに通されて床下の燃料タンクに燃料を供給する燃料供給配管とを備える車両の側部構造に関する。
車両のセンターピラーは、車両の前後方向における中央位置に設けられた支柱であり、車両前後方向に延びるロッカレールにより下端部が支持されており、上端部でルーフサイドレールを支えられるように構成されている。さらに、ワンボックス車両等におけるセンターピラーは、一般的に、前記センターピラーの高さ方向における途中位置が前記ロッカレールの上方で車両のフロアパネル等に支持されている(特許文献1参照)。
上記車両において、例えば、図6に示すように、ルーフサイドレール105に対して斜め上方から衝撃荷重Fが加わると、前記衝撃荷重Fはセンターピラー100の下部支持位置の近傍、即ち、フロアパネル103等による支持位置Xとロッカレール104による支持位置Yとの近傍でそのセンターピラー100を車室内側に折り曲げるように作用する。ここで、前記センターピラー100を折り曲げようとする力は、センターピラー100の下部支持位置から衝撃荷重Fが加わる上端位置Zまでの距離(荷重Fに対して直角方向距離L1)と、衝撃荷重Fとの積(モーメント)に等しくなる。特に、車高が高いワンボクス車では、センターピラー100の下部支持位置から衝撃荷重Fが加わる上端位置Zまでの距離(荷重Fに対して直角方向距離L1(モーメントアーム))が大きくなるため、前記センターピラー100を折り曲げようとする力が大きくなる。さらに、ワンボクス車の中でも車高が高い商用車では、特に、センターピラー100を折り曲げようとする力が大きくなる。このため、車高が高いワンボクス車等では、センターピラー100を折り曲げようとする力を小さくするため、センターピラー100の下部支持位置Xから衝撃荷重Fが加わる上端位置Zまでの距離を小さくすることが有効である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、センターピラーの下部支持位置を極力高くすることで、センターピラーの折り曲げ強度を向上させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。請求項1の発明は、車幅方向両側で車両前後方向に延びるロッカレールにより下端部が支持されており、上端部で車両前後方向に延びるルーフサイドレールを支えるセンターピラーと、車室の床面より高い位置で前記センターピラーに通されており、床下の燃料タンクに燃料を供給する燃料供給配管とを備える車両の側部構造であって、前記燃料供給配管は、前記車室の床面上で露出しており、前記センターピラーの側面は、前記車室の床面上で露出した前記燃料供給配管を囲むように設けられた仕切り部材により、前記車室の内側から支えられていることを特徴とする。
本発明によると、センターピラーの側面は、車室の床面上で露出した燃料供給配管を囲むように設けられた仕切り部材により、前記車室の内側から支えられている。このため、センターピラーの側面を車室の床面部分で支える構成と比較して、センターピラーの側面をより高い位置で支えられるようになる。この結果、センターピラーの上端部に加わる衝撃荷重に対するセンターピラーの折り曲げ強度が向上する。
請求項2の発明によると、仕切り部材は、車室の床面とセンターピラーの側面との角位置に配置されていることを特徴とする。
請求項3の発明によると、仕切り部材は、前後一対の三角形状の縦板部と前後の縦板部をつなぐ傾斜板部とから構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明によると、仕切り部材には、シートベルトのブラケットが固定される固定座が設けられていることを特徴とする。このため、仕切り部材を有効に利用できるようになる。
請求項5の発明によると、車室内には、センターピラーの横に車両用シートが設置されており、前記センターピラーと車両用シートとの間に仕切り部材が設けられていることを特徴とする。このため、仕切り部材が邪魔にならない。
本発明によると、センターピラーの下部支持位置を極力高くできるため、センターピラーの折り曲げ強度が向上する。
[実施形態1]
以下、図1から図5に基づいて本発明の実施形態1に係る車両の側部構造について説明する。なお、図中の前後左右、及び上下は車両の前後左右、及び上下に対応している。また、図1〜図5では、車両の右側は省略されている。
以下、図1から図5に基づいて本発明の実施形態1に係る車両の側部構造について説明する。なお、図中の前後左右、及び上下は車両の前後左右、及び上下に対応している。また、図1〜図5では、車両の右側は省略されている。
<車両10のボディ構成の概要について>
車両10の床部の車幅方向両側には、フロアパネル19の下側で、図1〜図3に示すように、車両前後方向に延びる左右一対のフロアサイドメンバ14が設けられている。左右のフロアサイドメンバ14間には、車幅方向に延びる複数本(図1では1本)のクロスメンバ17が渡されており、それらのクロスメンバ17が車両前後方向にほぼ等間隔で配置されている。
車両10の床部の車幅方向両側には、フロアパネル19の下側で、図1〜図3に示すように、車両前後方向に延びる左右一対のフロアサイドメンバ14が設けられている。左右のフロアサイドメンバ14間には、車幅方向に延びる複数本(図1では1本)のクロスメンバ17が渡されており、それらのクロスメンバ17が車両前後方向にほぼ等間隔で配置されている。
左右のフロアサイドメンバ14の車幅方向外側には、左右のロッカレール18が車両前後方向に延びるように設けられている。左右のロッカレール18の前端部にはフロントピラー20aが立設されており、中央部にはセンターピラー20b、後端部にはリヤピラー(図示省略)が立設されている。そして、左右のフロントピラー20a、センターピラー20b、及びリヤピラー等によって車両10のルーフサイドレール28が支持されている。
前記センターピラー20bは、図1等に示すように、アウトリガー30によってフロアサイドメンバ14に連結されている。アウトリガー30は、クロスメンバ17の延長線上に配置された骨格部材であり、図2、図3の側面図に示すように、センターピラー20b、及びロッカレール18とフロアサイドメンバ14とをつないだ状態でフロアパネル19を支持できるように構成されている。フロアパネル19上には、センターピラー20bの横位置に車両用シート11(図5参照、図1〜図4では省略)が設置されている。また、アウトリガー30上には、センターピラー20bと車両用シート11との間に、そのセンターピラー20bの室内側への倒れ込みを防止するガセット40が設けられている。さらに、センターピラー20b、ガセット40及びアウトリガー30には、図2に示すように、床下に設置された燃料タンク51に燃料を供給する燃料供給配管53が通されるように構成されている。即ち、前記フロアパネル19が本発明の車室の床面に相当する。
<フロアサイドメンバ14、クロスメンバ17について>
フロアサイドメンバ14は、図1、図2等に示すように、鋼板を折り曲げることにより断面略U字形の溝状に形成されている。フロアサイドメンバ14は、底板部14bと、その底板部14bの幅方向両側に設けられた縦板部14tとを備えており、両縦板部14tの上端部が一定幅でそれぞれ外側に折り曲げられてフランジ部14fが形成されている。そして、フロアサイドメンバ14のフランジ部14fにフロアパネル19が重ねられて、そのフロアパネル19がスポット溶接等により前記フランジ部14fに固定されている。
フロアサイドメンバ14は、図1、図2等に示すように、鋼板を折り曲げることにより断面略U字形の溝状に形成されている。フロアサイドメンバ14は、底板部14bと、その底板部14bの幅方向両側に設けられた縦板部14tとを備えており、両縦板部14tの上端部が一定幅でそれぞれ外側に折り曲げられてフランジ部14fが形成されている。そして、フロアサイドメンバ14のフランジ部14fにフロアパネル19が重ねられて、そのフロアパネル19がスポット溶接等により前記フランジ部14fに固定されている。
クロスメンバ17は、フロアサイドメンバ14とほぼ等しい構造で断面略U字形の溝状に形成されており、そのクロスメンバ17の上端部にフランジ部17fが形成されている。そして、クロスメンバ17のフランジ部17fにフロアパネル19が重ねられて、そのフロアパネル19がスポット溶接等により前記フランジ部17fに固定されている。
<センターピラー20bについて>
センターピラー20bは、筒状に構成された支柱であり、図1、図3に示すように、アウタパネル25とインナパネル22とを備えている。アウタパネル25には幅方向(前後方向)の両端縁にフランジ部25fが形成されており、インナパネル22にも同じくフランジ部22fが形成されている。そして、アウタパネル25とインナパネル22とが互いのフランジ部25f,22fの位置で合わせられ、スポット溶接等により固定されることで、センターピラー20bが筒状に構成される。さらに、センターピラー20bの筒状の空間内には補強板であるリインフォース(図示省略)が収納されている。
センターピラー20bは、筒状に構成された支柱であり、図1、図3に示すように、アウタパネル25とインナパネル22とを備えている。アウタパネル25には幅方向(前後方向)の両端縁にフランジ部25fが形成されており、インナパネル22にも同じくフランジ部22fが形成されている。そして、アウタパネル25とインナパネル22とが互いのフランジ部25f,22fの位置で合わせられ、スポット溶接等により固定されることで、センターピラー20bが筒状に構成される。さらに、センターピラー20bの筒状の空間内には補強板であるリインフォース(図示省略)が収納されている。
センターピラー20bのアウタパネル25には、図2に示すように、フロアパネル19よりも高い位置に燃料供給配管53の燃料供給口53eが収納される収納凹部25hが形成されている。そして、収納凹部25hの底部の位置には、燃料供給配管53が挿通される開口部25xが形成されている。また、インナパネル22には、同じくフロアパネル19よりも高い位置であってアウタパネル25の開口部25xと重なる位置に燃料供給配管53が挿通される開口部22xが形成されている。
インナパネル22は、図4の一点鎖線に示すように、断面台形状に成形されており、前記台形の上底に相当する部分に車室内側突出平面220が形成されている。そして、車室内側突出平面220の中央部分に、ガセット40とアウトリガー30とが外側から嵌るように構成された略角形の突出嵌合部225(図2、及び図3の点線参照)が形成されている。そして、車室内側突出平面220の突出嵌合部225の上部に、前記燃料供給配管53が挿通される前記開口部22xが形成されている。
<アウトリガー30について>
アウトリガー30は、上記したように、センターピラー20bとフロアサイドメンバ14とをつなぐ部材であり、図4等に示すように、天井板部32と、その天井板部32の幅方向両側(前後両側)で下方に突出するように設けられた縦板部34とから断面略逆U字形に形成されている。そして、アウトリガー30の天井板部32は、図2に示すように、燃料供給配管53と干渉しないように、センターピラー20bから離れた位置で前後の縦板部34間に渡されている。アウトリガー30の前後の縦板部34は、図2、図3に示すように、天井板部32からの下方への突出寸法がセンターピラー20b側で大きく、フロアサイドメンバ14側で小さくなるように構成されている。そして、アウトリガー30の先端部(フロアサイドメンバ14側の端部)に形成された先端フランジ部34fがフロアサイドメンバ14の側面にスポット溶接等により固定されている。また、アウトリガー30の基端部側のフランジ部(図示省略)がセンターピラー20b(突出嵌合部225)にスポット溶接等により固定されている。
アウトリガー30は、上記したように、センターピラー20bとフロアサイドメンバ14とをつなぐ部材であり、図4等に示すように、天井板部32と、その天井板部32の幅方向両側(前後両側)で下方に突出するように設けられた縦板部34とから断面略逆U字形に形成されている。そして、アウトリガー30の天井板部32は、図2に示すように、燃料供給配管53と干渉しないように、センターピラー20bから離れた位置で前後の縦板部34間に渡されている。アウトリガー30の前後の縦板部34は、図2、図3に示すように、天井板部32からの下方への突出寸法がセンターピラー20b側で大きく、フロアサイドメンバ14側で小さくなるように構成されている。そして、アウトリガー30の先端部(フロアサイドメンバ14側の端部)に形成された先端フランジ部34fがフロアサイドメンバ14の側面にスポット溶接等により固定されている。また、アウトリガー30の基端部側のフランジ部(図示省略)がセンターピラー20b(突出嵌合部225)にスポット溶接等により固定されている。
<ガセット40について>
ガセット40は、図2〜図4に示すように、床面上で露出した燃料供給配管53を車室内側から囲むように構成された断面コ字形の仕切り部材である。ガセット40は、上記したように、センターピラー20bと車両用シート11との間で、アウトリガー30の天井板部32とセンターピラー20bのインナパネル22(車室内側突出平面220)との角部に固定される。ガセット40は、中央の傾斜板部43と、その傾斜板部43の幅方向両側(前後両側)に設けられた側面直角三角形状の縦板部45とから構成されている。そして、ガセット40の幅寸法(縦板部45の間隔寸法)が、図4に示すように、アウトリガー30の天井板部32を幅方向両側から挟める寸法に設定されている。
ガセット40は、図2〜図4に示すように、床面上で露出した燃料供給配管53を車室内側から囲むように構成された断面コ字形の仕切り部材である。ガセット40は、上記したように、センターピラー20bと車両用シート11との間で、アウトリガー30の天井板部32とセンターピラー20bのインナパネル22(車室内側突出平面220)との角部に固定される。ガセット40は、中央の傾斜板部43と、その傾斜板部43の幅方向両側(前後両側)に設けられた側面直角三角形状の縦板部45とから構成されている。そして、ガセット40の幅寸法(縦板部45の間隔寸法)が、図4に示すように、アウトリガー30の天井板部32を幅方向両側から挟める寸法に設定されている。
ガセット40の傾斜板部43の上端縁には、図4に示すように、センターピラー20bのインナパネル22の車室内側突出平面220にスポット溶接等により固定される上端中央フランジ部43uが折り曲げ形成されている。また、ガセット40の傾斜板部43の下端縁には、アウトリガー30の天井板部32に同じくスポット溶接等により固定される下端中央フランジ部43dが折り曲げ形成されている。さらに、ガセット40の両縦板部45の下端縁には、アウトリガー30の縦板部34の表面にスポット溶接等により固定される下端縦フランジ部45fが縦板部45の延長線上に形成されている。また、ガセット40の傾斜板部43の上部には、車両用シート11で使用されるシートベルトの一端をボディ側に固定するブラケット(図示省略)が連結される固定座43bが設けられている。
<車両10の側部構造、及びその働きについて>
次に、アウトリガー30とガセット40の取付け手順を簡単に説明しながら車両10の側部構造について説明する。ここで、アウトリガー30とガセット40とが取付けられる際には、センターピラー20bとフロアサイドメンバ14の取付けは完了している。この状態で、アウトリガー30の両縦板部34の基端部が、図4に示すように、センターピラー20bのインナパネル22の突出嵌合部225に対して幅方向外側から嵌め合わされてスポット溶接等により固定される。また、アウトリガー30の先端フランジ部34fが、図3に示すように、フロアサイドメンバ14の側面に合わせられてスポット溶接等により固定される。
次に、アウトリガー30とガセット40の取付け手順を簡単に説明しながら車両10の側部構造について説明する。ここで、アウトリガー30とガセット40とが取付けられる際には、センターピラー20bとフロアサイドメンバ14の取付けは完了している。この状態で、アウトリガー30の両縦板部34の基端部が、図4に示すように、センターピラー20bのインナパネル22の突出嵌合部225に対して幅方向外側から嵌め合わされてスポット溶接等により固定される。また、アウトリガー30の先端フランジ部34fが、図3に示すように、フロアサイドメンバ14の側面に合わせられてスポット溶接等により固定される。
次に、ガセット40がアウトリガー30の天井板部32とセンターピラー20bのインナパネル22の車室内側突出平面220との角部に嵌め込まれる。即ち、ガセット40が、図4等に示すように、センターピラー20b(インナパネル22)の突出嵌合部225の上部に外側から嵌め合わされる。この状態で、ガセット40の縦板部45の下端縦フランジ部45fがアウトリガー30の縦板部34の表面に合わせられる。さらに、ガセット40の傾斜板部43の上端中央フランジ部43uがセンターピラー20b(インナパネル22)の車室内側突出平面220に合わせられ、その傾斜板部43の下端中央フランジ部43dがアウトリガー30の天井板部32に合わせられる。そして、ガセット40がセンターピラー20b(インナパネル22)の突出嵌合部225にスポット溶接等により固定され、ガセット40の下端縦フランジ部45fがアウトリガー30の縦板部34にスポット溶接等により固定される。さらに、ガセット40の傾斜板部43の上端中央フランジ部43uがセンターピラー20b(インナパネル22)の車室内側突出平面220にスポット溶接等により固定され、傾斜板部43の下端中央フランジ部43dがアウトリガー30の天井板部32にスポット溶接等により固定される。
次に、フロアパネル19がアウトリガー30、フロアサイドメンバ14、クロスメンバ17上にセットされ、アウトリガー30の天井板部32、フロアサイドメンバ14のフランジ部14f等に対してスポット溶接等により固定される。この状態で、図5に示すように、フロアパネル19の所定位置に車両用シート11が設置され、ガセット40の傾斜板部43の固定座43bにシートベルトのブラケットが取付けられる。さらに、図2に示すように、車両10の床下に燃料タンク51が設置され、その燃料タンク51に燃料を供給する燃料供給配管53がセンターピラー20bの開口部22x,25x、ガセット40及びアウトリガー30に通されて定位置に固定される。
上記構成により、センターピラー20bは、図5に示すように、ロッカレール18による支持位置Yと、フロアパネル19、アウトリガー30による支持位置Xと、ガセット40による支持位置Hとの三箇所で支持される。この状態で、ルーフサイドレール28に対して斜め上方から衝撃荷重Fが加わると、前記衝撃荷重Fはセンターピラー20bの支持位置Hの近傍でそのセンターピラー20bを車室内側に折り曲げるように作用する。ここで、センターピラー20bを折り曲げようとする力は、センターピラー20bの支持位置Hから衝撃荷重Fが加わる上端位置Zまでの距離(荷重Fに対して直角方向距離L2)と、衝撃荷重Fとの積(モーメント)に等しくなる。このため、従来のように(図6参照)、センターピラー20bが支持位置Xの近傍で折り曲がる場合と比較して、センターピラー20bを折り曲げようとする力(モーメント)が小さくなり、センターピラー20bの折り曲げ強度が向上する。
<本実施形態に係る車両10の側部構造の長所について>
本実施形態に係る車両10の側部構造によると、センターピラー20bの側面は、車室のフロアパネル19(床面)上で露出した燃料供給配管53を囲むように設けられたガセット40(仕切り部材)により、車室の内側から支えられている。このため、センターピラー20bの側面をアウトリガー30のみで支える構成と比較して、センターピラー20bの側面をより高い位置で支えられるようになる。この結果、センターピラー20bの上端部に加わる衝撃荷重Fに対するセンターピラー20bの折り曲げ強度が向上する。
また、ガセット40(仕切り部材)には、シートベルトのブラケットが固定可能に構成されているため、ガセット40を有効に活用できる。さらに、ガセット40は、センターピラー20bと車両用シート11との間に設置されているため、ガセット40が邪魔にならない。
本実施形態に係る車両10の側部構造によると、センターピラー20bの側面は、車室のフロアパネル19(床面)上で露出した燃料供給配管53を囲むように設けられたガセット40(仕切り部材)により、車室の内側から支えられている。このため、センターピラー20bの側面をアウトリガー30のみで支える構成と比較して、センターピラー20bの側面をより高い位置で支えられるようになる。この結果、センターピラー20bの上端部に加わる衝撃荷重Fに対するセンターピラー20bの折り曲げ強度が向上する。
また、ガセット40(仕切り部材)には、シートベルトのブラケットが固定可能に構成されているため、ガセット40を有効に活用できる。さらに、ガセット40は、センターピラー20bと車両用シート11との間に設置されているため、ガセット40が邪魔にならない。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、図4に示すように、ガセット40(仕切り部材)の下端中央フランジ部43dをアウトリガー30の天井板部32にスポット溶接等により固定する例を示した。しかし、アウトリガーを上部開放形の溝状に形成し、そのアウトリガーの上部を塞ぐフロアパネル19にガセット40の下端中央フランジ部43dをスポット溶接等することも可能である。
また、本実施形態では、ガセット40を側面三角形状に形成する例を示したが、ガセット40の側面形状は適宜変更可能である。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、図4に示すように、ガセット40(仕切り部材)の下端中央フランジ部43dをアウトリガー30の天井板部32にスポット溶接等により固定する例を示した。しかし、アウトリガーを上部開放形の溝状に形成し、そのアウトリガーの上部を塞ぐフロアパネル19にガセット40の下端中央フランジ部43dをスポット溶接等することも可能である。
また、本実施形態では、ガセット40を側面三角形状に形成する例を示したが、ガセット40の側面形状は適宜変更可能である。
11・・・・車両用シート
18・・・・ロッカレール
19・・・・フロアパネル(床面)
20b・・・センターピラー
28・・・・ルーフサイドレール
30・・・・アウトリガー
40・・・・ガセット(仕切り部材)
43・・・・傾斜板部
45・・・・縦板部
43b・・・固定座
51・・・・燃料タンク
53・・・・燃料供給配管
18・・・・ロッカレール
19・・・・フロアパネル(床面)
20b・・・センターピラー
28・・・・ルーフサイドレール
30・・・・アウトリガー
40・・・・ガセット(仕切り部材)
43・・・・傾斜板部
45・・・・縦板部
43b・・・固定座
51・・・・燃料タンク
53・・・・燃料供給配管
Claims (5)
- 車幅方向両側で車両前後方向に延びるロッカレールにより下端部が支持されており、上端部で車両前後方向に延びるルーフサイドレールを支えるセンターピラーと、車室の床面より高い位置で前記センターピラーに通されており、床下の燃料タンクに燃料を供給する燃料供給配管とを備える車両の側部構造であって、
前記燃料供給配管は、前記車室の床面上で露出しており、
前記センターピラーの側面は、前記車室の床面上で露出した前記燃料供給配管を囲むように設けられた仕切り部材により、前記車室の内側から支えられていることを特徴とする車両の側部構造。 - 請求項1に記載された車両の側部構造であって、
前記仕切り部材は、前記車室の床面と前記センターピラーの側面との角位置に配置されていることを特徴とする車両の側部構造。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車両の側部構造であって、
前記仕切り部材は、前後一対の三角形状の縦板部と前後の縦板部をつなぐ傾斜板部とから構成されていることを特徴とする車両の側部構造。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載された車両の側部構造であって、
前記仕切り部材には、シートベルトのブラケットが固定される固定座が設けられていることを特徴とする車両の側部構造。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載された車両の側部構造であって、
前記車室内には、前記センターピラーの横に車両用シートが設置されており、前記センターピラーと車両用シートとの間に前記仕切り部材が設けられていることを特徴とする車両の側部構造。
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2015199475A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018177079A (ja) * | 2017-04-18 | 2018-11-15 | トヨタ車体株式会社 | 車両の側部構造 |
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| JPS5077924U (ja) * | 1973-11-19 | 1975-07-07 | ||
| JPS60183627U (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-05 | スズキ株式会社 | 自動車の燃料配管被覆装置 |
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| JP2010105428A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Toyota Motor Corp | 車体構造 |
-
2014
- 2014-04-10 JP JP2014081120A patent/JP2015199475A/ja active Pending
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