JP2015207331A - 記憶装置、および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】正常に消去されたメモリセルが過消去メモリセルと誤判定されることを抑止した、記憶装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】電圧印加部103は、受け付けた切り替え情報104に応じて、第2メモリセルC2のワード線へ印加する電圧を切り替える。切り替え情報104は、例えば、電圧を示す情報である。検出部101は、第3メモリセルC3がデータを消去する状態である時に、ビット線BLを流れる第1電流の値IDrefと、第2メモリセルC2のドレインとソースとの間を流れる第2電流の値Irefと、の一致を検出する。記憶部102は、検出部101によって一致が検出された場合に電圧印加部103が第2メモリセルC2のワード線Wrefへ印加している電圧を示す情報を記憶する。
【選択図】図1
【解決手段】電圧印加部103は、受け付けた切り替え情報104に応じて、第2メモリセルC2のワード線へ印加する電圧を切り替える。切り替え情報104は、例えば、電圧を示す情報である。検出部101は、第3メモリセルC3がデータを消去する状態である時に、ビット線BLを流れる第1電流の値IDrefと、第2メモリセルC2のドレインとソースとの間を流れる第2電流の値Irefと、の一致を検出する。記憶部102は、検出部101によって一致が検出された場合に電圧印加部103が第2メモリセルC2のワード線Wrefへ印加している電圧を示す情報を記憶する。
【選択図】図1
Description
本発明は、記憶装置、および制御方法に関する。
従来、フラッシュメモリには、メモリセルの全部またはセクタと呼ばれるブロック単位でセルを選択し、一括消去を行う機能がある。一括消去は、メモリセルのフローティングゲートの電子を一括して放出し、メモリセルの閾値電圧を低くして論理的に1にする機能である。また、メモリセルには、製造ばらつきにより特性差があるために一括消去における電子の放出にばらつきが生じる。そのため、メモリセルごとの閾値電圧は一定とはならず、メモリセル間で消去に程度差が生じる。消去の遅いメモリセルに対して、目標とする閾値電圧に到達するまで消去処理が行われると、消去の速いメモリセルは過剰に消去状態となる。過剰に消去状態となる過消去メモリセルは、不良セルとして検出される。
また、過消去メモリセルは、ワード線に電圧が印加されない状態であってもドレインとソースとの間にオフリーク電流と呼ばれる電流を流す特性があり、オフリーク電流はビット線上に流れてしまう。そこで、過剰に消去される過消去メモリセルに対して、電子を注入する書き戻しを行う技術が公知である。
また、書き戻しを行わず、過消去メモリセルを不良セルとして検出する技術が公知である(例えば、以下特許文献1参照。)。
また、オフリーク電流に相当する値の電流を負荷電流としてビット線に流すことによって、過消去状態のセルの有無を判定する技術が公知である(例えば、以下特許文献2参照。)。また、メモリセルからデータを読み出す時に、センスアンプの各入力端にメモリセルのオフセット分に相当する電流と、リファレンスセルのオフセット分に相当する電流と、を流すことによって、電流測定を伴うことなく、読み出し回路の動作マージンを判定する技術が公知である(例えば、以下特許文献3参照。)。
しかしながら、消去試験において、過消去メモリセルのオフリーク電流によって、過消去メモリセルと同一ビット線上にある正常に消去されたメモリセルが過消去メモリセルと誤判定される場合があるという問題点がある。
1つの側面では、本発明は、消去試験時に正常に消去されたメモリセルが過消去メモリセルと誤判定されることを抑止することができる記憶装置、および制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、同一のビット線に接続された複数の第1メモリセルと、前記複数の第1メモリセルと異なる第2メモリセルと、前記第2メモリセルと設計上同一であり、前記ビット線に接続された第3メモリセルと、受け付けた切り替え情報に応じて、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を切り替える電圧印加部と、前記第3メモリセルがデータを消去する状態である時に、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、の一致を検出する検出部と、前記検出部によって前記一致が検出された場合に前記電圧印加部が前記第2メモリセルのワード線へ印加している電圧を示す情報を記憶する記憶部と、を有する記憶装置が提案される。
本発明の一態様によれば、消去試験時に正常に消去されたメモリセルが過消去メモリセルと誤判定されることを抑止することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる記憶装置、および制御方法の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる記憶装置例を示す説明図である。記憶装置100は、例えば、過消去メモリセルの有効な書き戻し機能を有する。例えば、記憶装置100は、フラッシュメモリである。
上述したように、過消去メモリセルのリーク電流によって正常に消去されたメモリセルが過消去メモリセルと誤判定される場合がある。そこで、本実施の形態では、ダミーセルが消去状態時のビット線と、印加電圧を可変なリファレンスセルと、の電流値が一致した時の該印加電圧を検出する。例えば、検出した印加電圧をリファレンスセルのワード線に印加した状態で各メモリセルの消去試験が行われれば、リファレンスセルのドレインとソースとの間を流れる電流がオフリーク電流だけ増加するため、オフリーク電流が相殺される。したがって、過消去メモリセルのオフリーク電流によって正常に消去されたメモリセルが過消去メモリセルと誤判定されることを抑止することができる。
記憶装置100は、複数の第1メモリセルC1−1〜C1−3と、第2メモリセルC2と、第3メモリセルC3と、検出部101と、記憶部102と、電圧印加部103と、を有する。
複数の第1メモリセルC1−1〜C1−3は、同一のビット線BLに接続される。第1メモリセルC1−1〜C1−3のワード線は、それぞれWL1〜WL3である。第2メモリセルC2は、複数の第1メモリセルC1と異なるメモリセルであり、リファレンスセルである。第3メモリセルC3は、第2メモリセルC2と設計上同一の構造となっているメモリセルであり、前記ビット線BLに接続される。そのため第3メモリセルC3は、ワード線に印加された電圧に対するドレインとソースとの間を流れる電流の特性が第2メモリセルC2と同一となる。ここで、設計上同一とは、設計上予想させる素子の電気特性が同一となることを意味し、メモリセルの構成部分の配置が反転や回転等しているものも含まれる。また、電流の特性が同一とは、特性が完全に同一である場合に加え、製造プロセスその他のばらつき等による微差を許容するものである。また、第3メモリセルC3は、ビット線BLのうちの、複数の第1メモリセルC1と検出部101に含まれるセンスアンプとの間の部分に接続される。例えば、第3メモリセルC3は、ビット線のうちの複数の第1メモリセルC1と検出部101に含まれるセンスアンプとの間の部分以外の部分を介さずに接続される。これにより、複数のビット線BLにおいて第3メモリセルC3を共通化させることができ、面積増大を抑止することができる。
電圧印加部103は、受け付けた切り替え情報104に応じて、第2メモリセルC2のワード線Wrefへ印加する電圧を切り替える。切り替え情報104は、例えば、電圧を示す情報である。例えば、電圧印加部103は、特定の電圧値を、切り替え情報104が示す電圧となるように抵抗分圧によって切り替える。
検出部101は、第3メモリセルC3がデータを消去する状態である時に、ビット線BLを流れる第1電流の値と、第2メモリセルC2のドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、の一致を検出する。例えば、第1メモリセルC1−3が過消去メモリセルであると、第1電流の値は、第3メモリセルC3の電流IDrefと、第1メモリセルC1−3のオフリーク電流Ioffと、の合計の電流の値である。また、過消去メモリセル以外の正常な第1メモリセルC1のドレインとソースとの間をリーク電流が流れる場合があるが、電流の量が多くないため消去試験に与える影響が少ない。そのため、以降の説明では、正常な第1メモリセルC1のドレインとソースとの間を流れるリーク電流については特に言及しない。例えば、ビット線BLに接続された第1メモリセルC1に過消去メモリセルがないと、第1電流の値は、第3メモリセルC3の電流IDrefの値である。第2電流の値は、第2メモリセルC2を流れる電流Irefの値である。
記憶部102は、検出部101によって一致が検出された場合に電圧印加部103が第2メモリセルC2のワード線Wrefへ印加している電圧を示す情報を記憶する。電圧を示す情報は、例えば、電圧値や電圧値をコード化した値などである。
例えば、一致を検出した時のワード線Wrefへ印加している電圧を第2メモリセルC2のワード線に印加した状態で各第1メモリセルC1の消去試験が行われれば、第2メモリセルC2のドレインとソースとの間を流れる電流がオフリーク電流だけ増加する。そのため、オフリーク電流は相殺される。これにより、過消去メモリセルのドレインとソースとの間を流れるオフリーク電流によって正常に消去されたメモリセルが過消去メモリセルと誤判定されることを抑止することができる。
ここで、フラッシュメモリに含まれるメモリセル群のメモリセル構造と、正常に消去されるメモリセルが不良メモリセルであると誤判定される理由について簡単に説明する。メモリセル構造は、コントロールゲート(以下「CG(Control Gate)」と称する。)と、絶縁膜で覆われたフローティングゲート(以下「FG(Floating Gate)」と称する。)と、を有するダブルゲート構造である。FGは蓄積された電子量により閾値電圧を変えることができる。
例えば、FGに電子が蓄積された状態が書き込み状態である。FGに電子が蓄積された状態であると、閾値が高くなるため、比較的高い電圧をCGに印加しないと、ドレインとソースとの間に電流はほとんど流れない。また、FGの電子が希薄な状態が消去状態である。FGの電子が希薄な状態であると、閾値が低くなるため、比較的低い電圧であってもドレインとソースとの間に電流が流れる。
FGへの電子の注入は、CGへプラスの高い電位をかけることによって行われる。また、FGからの電子の排出は、マイナスの高い電位をかけることによって行われる。高い電位とは例えば8.8[V]程度であり、マイナスの高い電位とは例えば、−9.0[V]程度である。
メモリセルのドレインとソースとの間を流れる電流は、メモリセルからの出力電流Icである。電流Icと、リファレンスセルの電流と、の大小比較によって0または1が判定される。メモリセルと、リファレンスセルと、の出力は、それぞれセンスアンプの入力端に接続されてあり、センスアンプは、電流値の大小比較を行うことにより、メモリセルのデータが0であるか、1であるかを判定する。
また、読み出し動作では、メモリセルとリファレンスセルとの両方のCGに電源電圧よりも高く設定したブースト電圧を印加する。ブースト電圧は、例えば、VCC×1.5である。ブースト電圧を与えた後に、センスアンプが、メモリセルのソースとドレインとの間を流れる電流Icの値と、リファレンスセルのドレインとソースとの間を流れる電流の値と、を比較することによって電流値の大小判定が行われる。
対象のメモリセルのドレインとソースとの間を流れる電流Ic<リファレンスセルのドレインとソースとの間を流れる電流Irefの関係である場合にはメモリセルは0であると判定され、Ic>Irefの場合にはメモリセルは1と判定される。
IcとIrefとの関係式が成立しない場合には、0または1と判定できるまで、書き込みまたは消去が繰り返される動作が行われる。この動作には、時間がかかるため、回数制限がされ、当該回数までに関係式が成立しない場合には対象のメモリセルは消去試験にFAILしたと判定される。
また、上述したように、フラッシュメモリなどの記憶装置では、メモリセルの全部またはセクタと呼ばれるブロック単位のメモリセルが選択され、一括消去が行われる。一括消去では、メモリセルに含まれるセルトランジスタのフローティングゲートの電子を一括して放出し、セルトランジスタの閾値電圧を低くして論理的に1にする機能である。また、メモリセルに含まれるセルトランジスタには、製造ばらつきにより特性差があるために一括消去における電子の放出にばらつきが生じる。そのため、メモリセルごとの閾値電圧は一定とはならず、メモリセル間で消去に程度差が生じる。消去の遅いメモリセルに対して、目標とする閾値電圧に到達するまで消去処理が行われると、消去の速いメモリセルは過剰に消去状態にされる。過剰に消去状態にされる過消去メモリセルは、不良セルとして検出される。
過消去メモリセルは、メモリセルのワード線に電圧が印加されない状態であっても、ドレインとソースとの間にオフリーク電流と呼ばれる電流を流す特性があり、オフリーク電流はビット線上に流れてしまう。そこで、過消去メモリセルに対して、電子を注入する書き戻しが行われる。
例えば、メモリセルのワード線の電圧(CG電圧)が消去の閾値電圧の下限電圧になると、メモリセルのデータが読み出される。メモリセルの読み出しでは、メモリセルが接続されているビット線に対して、メモリセルを介してセル電流が流れる。例えば、リファレンスセルのワード線の電圧を消去の閾値電圧の下限電圧とすることによってリファレンスセルのデータが読み出される。そして、リファレンスセルのドレインとソースとの間を流れる電流Irefと、メモリセルのドレインとソースとの間を流れる電流と、がセンスアンプによって比較される。
Ic>Irefであるメモリセルは、過消去メモリセルと判定される。過消去メモリセルであると判定された場合、低い電圧による弱い書き込み動作が過消去メモリセルに対して実施される。Ic<Irefが成立するまで、判定と弱い書き込み動作とが繰り返される。上述したように、正常なメモリセルの読み出し時にも過消去メモリセルのオフリーク電流はビット線上に流れるため、オフリーク電流IoffとIcとの総和がIrefと比較されることになる。そのため、Ioffが大きな値であると、IcとIrefとの関係式が成り立つまで、弱い書き込み動作が何度も繰り返され、正常に消去されたメモリセルの閾値電圧が消去の閾値電圧の上限電圧(ERV)よりも高くなってしまう。このようにして、正常に消去されたメモリセルのデータがデータ化けし、正常に消去されたメモリセルが不良であると判定される。
そこで、本実施の形態では、消去試験を行う前に、ダミーメモリセルを消去状態の時のビット線の電流値と、印加電圧を切り替え可能な参照セルの電流値と、が一致した時の該印加電圧を検出する。そして、例えば、検出した印加電圧によって消去試験が行われれば、リファレンスセルのドレインとソースとの間を流れる電流がオフリーク電流に相当する電流だけ多くなる。そのため、オフリーク電流を相殺した状態で、リファレンスセルのドレインとソースとの間を流れる電流値と、メモリセルのドレインとソースとの間を流れる電流値と、を比較することができる。これにより、過消去メモリセルのオフリーク電流によって正常に消去されたメモリセルが過消去メモリセルと誤判定されることを抑止することができる。
つぎに、記憶装置の具体例について詳細に説明する。
図2は、記憶装置の全体を示すブロック図である。メモリセル群205は、データを保持するメモリセルの集合であり、ビット線ごとに接続されてある。
記憶装置100は、アドレスデコーダ201と、プリデコーダ202と、第1ロウデコーダ203と、コラムデコーダ204と、メモリセル群205と、制御回路206と、ゲート電圧発生回路207と、リファレンスセル群208と、を有する。また、記憶装置100は、第2ロウデコーダ209と、オフリーク電流対策回路210と、ダミーリファレンスセル群211と、センスアンプ213と、データバッファ212と、を有する。
アドレスデコーダ201は、アドレス信号をラッチする回路である。プリデコーダ202は、アドレスデコーダ201がラッチしたアドレスをロウアドレス、コラムアドレスに分離する回路であり、Zデコーダとも称する。第1ロウデコーダ203は、プリデコーダ202によって指定されたロウアドレスに基づき、一本のワード線を選択して活性化する回路である。コラムデコーダ204は、プリデコーダ202によって指定されたコラムアドレスに基づき、一本のビット線または複数本のビット線を同時選択して活性化するための回路である。
メモリセル群205は、複数のメモリセルを有する。ゲート電圧発生回路207は、メモリセルのビット線とメモリセルのワード線に与える電圧を生成する。
オフリーク電流対策回路210は、正常なセルが過消去メモリセルと判定されないような処理を行う回路である。例えば、オフリーク電流対策回路210は、オフリーク電流に対応するリファレンスセルのワード線に印加する電圧を検出し、消去試験時に検出した電圧をリファレンスセルのワード線に印加する機能を有する。
データバッファ212は、センスアンプ213から出力される比較結果である比較信号SAS1,SAS2を、オフリーク電流対策回路210を介して受け付け、データ入出力信号として外部へ出力する。
制御回路206は、試験装置によって外部信号s1として入力されるコマンドに応じて各部を制御する機能を有する。また、制御回路206は、外部信号s2として試験装置へ各部の結果を出力する。例えば、試験装置がリファレンスセルへ供給する電圧の切り替え情報を入力する場合、試験装置は、外部信号s1を介して切り替え情報の入力を行い、外部信号s2を介して一致が検出された電圧を示す情報を取得する。また、制御回路206は、複数のセンスアンプ213のいずれかを活性化させる信号s5を与える。制御回路206は、データバッファ212から消去Verify時に正常な出力となっているかを制御回路206が感知するための信号s4をデータバッファ212から受け付ける。
試験モードの場合に、制御回路206は、アドレスデコーダ201からアドレス信号s3aを受けることによっていずれのアドレスを指定しているかを判別する。または、試験モードの場合に、制御回路206は、アドレスデコーダ201へアドレス信号s3aを出力することによってアドレスを直接指定してもよい。ユーザ動作のモードの場合に自記憶装置100内でアドレスを変化させる場合、制御回路206は、アドレスデコーダ201へアドレス信号s3aを出力することによってアドレスを指定する。試験モードの場合に、制御回路206は、信号s3bによってワード線が選択可能である。
ダミーリファレンスセル群211は、第3メモリセル群であり、ダミーリファレンスセル群211のうち第1ロウデコーダ203からの選択信号WDrefがいずれかのダミーリファレンスセルのワード線に印加される。リファレンスセル群208は、リファレンスセル群208のうち、第2ロウデコーダ209からの選択信号Wrefがいずれかのリファレンスセルのワード線に印加される。
ゲート電圧発生回路207は、オフリーク電流対策回路210からの指示に応じて第1ロウデコーダ203とオフリーク電流対策回路210とへ電圧を印加する。例えば、ゲート電圧発生回路207からオフリーク電流対策回路210への信号は、VWrefである。
図3は、オフリーク電流対策回路とオフリーク電流対策回路周辺の具体例を示す説明図である。図3には、記憶装置100の一部を示す。ここでは、記憶装置100のうち、メモリセルTR1〜TR3と、コラムデコーダ204と、ダミーリファレンスセルTDrefと、リファレンスセルTrefと、第2ロウデコーダ209と、オフリーク電流対策回路210と、センスアンプ301と、を示す。
メモリセルTR1〜メモリセルTR3は、ビット線BL1に接続される複数の第1メモリセルである。リファレンスセルTrefは、オフリーク電流対策回路210に接続され、オフリーク電流対策回路210によってゲート電圧が制御される第2メモリセルである。ダミーリファレンスセルTDrefは、ビット線BL1のうちのセンスアンプ301と複数のメモリセルTR1〜TR3との間に接続される第3メモリセルである。コラムデコーダ204は、指定されたビット線BLを選択する。図3の例では、コラムデコーダ204は、ビット線BL1を選択する。センスアンプ301は、例えば、ビット線を流れる第1電流の値と、リファレンスセルTrefのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、を比較する。これにより、センスアンプ301は、ビット線を流れる第1電流の値と、リファレンスセルTrefのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、が一致したか否かを検出する検出部である。
オフリーク電流対策回路210は、制御回路302と、判定回路303と、電圧補正回路304と、を有する。電圧補正回路304は、切り替え情報に応じてリファレンスセルTrefへ印加される電圧を切り替える電圧印加部103である。センスアンプ301と制御回路302とは、例えば、ダミーリファレンスセルTDrefが消去状態となった後にダミーリファレンスセルTDrefのドレインとソースとの間を流れる電流値と、リファレンスセルTrefのドレインとソースとの間を流れる電流値と、の一致を検出する検出部101である。判定回路303は、制御回路302によって一致が検出された場合に電圧補正回路304によってリファレンスセルTrefのワード線へ印加している電圧を示す情報を記憶する記憶部102である。ここで、制御回路302と、判定回路303と、電圧補正回路304と、の具体例について図4〜6を用いて説明する。
図4は、制御回路と判定回路例1を示す説明図である。制御回路302は、メモリセルのビット線電流とリファレンスセルTrefのビット線電流とがセンスアンプ301によって比較された比較信号SAS1と、ダミーリファレンスセルTDrefのワード線を選択する選択信号WDrefと、を入力として受け付ける。制御回路302は、ANDゲート401と、ANDゲート402と、インバータ403と、を有する。例えば、ダミーリファレンスセルTDrefのワード線を選択する選択信号WDrefが1になるため、制御回路302は、ANDゲート402によって、選択信号WDrefの状態に応じて比較信号SAS1を一致信号matとして判定回路303や外部へ出力する。選択信号WDrefが1の場合にはダミーリファレンスセルTDrefが選択され、選択信号WDrefが0の場合にはダミーリファレンスセルTDrefが選択されていない。
また、制御回路302は、選択信号WDrefが1になると、比較信号SAS1の値が1であれば、1を判定回路303へ出力し、比較信号SAS1の値が0であれば、0を判定回路303へ出力する。判定回路303は、例えば、FF(フリップフロップ)411−0〜FF411−nを有する。各FF411は、データ信号としてOLM<0>〜OLM<n>を受け付ける。OLMは、上述したリファレンスセルTrefのワード線に印加する電圧を切り替えるための切り替え情報であり、例えば、電圧を示す情報であるまた、各FF411は、クロック信号として制御回路302からの信号を受け付ける。
また、制御回路302は、例えば、選択信号WDrefの値が1である場合に、データバッファ212などの外部に比較信号SAS1を比較信号SAS2として出力せず、選択信号WDrefの値が0である場合に、データバッファ212などの外部に比較信号SAS1を比較信号SAS2として出力する。これにより、オフリーク電流検出およびリファレンス電圧調整中には、比較信号SAS1がデータ信号として外部に出力されない。
図5は、電圧補正回路例1を示す説明図である。電圧補正回路304は、例えば、OLM<0>〜OLM<n>の各々に対応してスイッチ501−0〜スイッチ501−nと、分圧用の抵抗r0〜rnと、を有する。抵抗r0〜rnの値は、選択可能な電圧値に基づいて決定される。スイッチ501−0〜スイッチ501−nは、例えば、トランスミッションゲートと、インバータと、の組み合わせである。例えば、OLM<1>が0であり、OLM<1>以外が0であると、スイッチ501−1がオン状態となり、抵抗r1から抵抗rnによって分圧された電圧がリファレンスセルTrefのWrefに供給される。
図6は、制御回路と判定回路と電圧補正回路例2を示す説明図である。判定回路303と電圧補正回路304とについては例1と同じであるため、詳細な説明を省略する。制御回路302は、例えば、ANDゲート402を有する。例1の制御回路302と例2の制御回路302との違いは、信号SAS1をそのままSAS2として出力することであるため、例2の制御回路302には、ANDゲート401とインバータ403とが含まれない。
つぎに、全体の動作について説明する。まず、<1>制御回路206は、外部信号s1によってオフリーク電流検出&リファレンス電圧調整についてのコマンドを受け付ける。
<2>ゲート電圧発生回路207は、下限電圧値(SPGMV)である選択信号WDrefをオフリーク電流対策回路210へ出力する。また、ゲート電圧発生回路207は、下限電圧値(SPGMV)である信号s6を第1ロウデコーダ203へ出力する。
<3>第1ロウデコーダ203は、指定されたビット線に接続されたメモリセルの各ワード線へ電圧値が0[V]である信号を出力する。第1ロウデコーダ203は、所望のビット線に対応するダミーリファレンスセルTDrefのワード線に下限電圧値である選択信号WDrefを出力する。
<4>オフリーク電流対策回路210は、選択信号WDrefをトリガにして、リファレンスセルTrefに、選択信号Wrefの入力を開始する。
<5>制御回路206は、OLM<0:n>を0から順にインクリメントする。オフリーク電流対策回路210は、OLM<0:n>がインクリメントされると、リファレンスセルTref側のワード線へ印加される選択信号Wrefの電圧値を、VWrefとOLM<0:n>とに基づく抵抗分割より下限電圧値から順に上昇させる。
<6>オフリーク電流対策回路210は、センスアンプ301によって一致が検出された場合に、一致信号matを制御回路302へ出力する。
<7>制御回路206は、一致信号matを受け付けると、オフリーク電流対策回路210に記憶された電圧を示す情報であるOLME<0:n>を取得する。そして、制御回路206は、所望のビット線のオフリーク電流検出&リファレンス電圧調整を終了する。記憶装置100を試験可能な試験装置によってOLMが制御される場合、制御回路206は、取得したOLME<0:n>を外部信号s2として出力する。また、制御回路206によってOLMが制御される場合、制御回路206は、取得したOLME<0:n>を制御回路302に設けられたレジスタに格納する。
図7は、制御回路による制御処理手順例を示すフローチャートである。制御回路206は、ビット線に接続されているすべてのメモリセルのワード線の電圧を0[V]の状態に設定する(ステップS701)。制御回路206は、ワード線の電圧を消去の閾値電圧の下限電圧値に設定する(ステップS702)。
制御回路206は、i=0に設定する(ステップS703)。そして、制御回路206は、OLM<0:n>を0に設定する(ステップS704)。制御回路206は、一致信号matを受け付けたか否かを判断する(ステップS705)。一致信号matを受け付けていないと判断された場合(ステップS705:No)、制御回路206は、OLM<0:n>がすべて0であるか否かを判断する(ステップS706)。OLM<0:n>がすべて0であると判断された場合(ステップS706:Yes)、制御回路206は、ステップS709へ移行する。
OLM<0:n>がすべて0でないと判断された場合(ステップS706:No)、制御回路206は、i≧nであるか否かを判断する(ステップS707)。i≧nでないと判断された場合(ステップS707:No)、制御回路206は、i=i+1を行う(ステップS708)。制御回路206は、OLM<0:n>のうち、OLM<i>を1に設定し、OLM<i>以外を0に設定し(ステップS709)、ステップS705へ戻る。i≧nであると判断された場合(ステップS707:Yes)、制御回路206は、エラー出力を行い(ステップS710)、一連の処理を終了する。
ステップS705において、一致信号matを受け付けたと判断された場合(ステップS705:Yes)、制御回路206は、電圧を示す情報を取得し(ステップS711)、一連の処理を終了する。
また、ここでは、制御回路206による制御処理手順としているが、同一の処理が試験装置によって行われてもよい。
図8は、試験装置による消去試験処理手順例を示すフローチャートである。まず、試験装置は、予備書き込みを行う(ステップS801)。試験装置は、セル消去を行う(ステップS802)。試験装置は、消去上限Verifyを行い、PassしたかFailしたかを判定する(ステップS803)。
Failしたと判定された場合(ステップS803:Fail)、試験装置は、ステップS802へ戻る。Passしたと判定された場合(ステップS803:Pass)、試験装置は、全ビットPassしたか否かを判断する(ステップS804)。全ビットPassしていない判断された場合(ステップS804:No)、試験装置は、ステップS802へ戻る。
全ビットPassしたと判断された場合(ステップS804:Yes)、試験装置は、オフリーク電流検出&リファレンス電圧調整を行う(ステップS805)。試験装置は、リファレンス電圧調整において取得した情報に基づいて、消去下限Verifyを行い、PassしたかFailしたかを判定する(ステップS806)。ステップS806においては、試験装置は、リファレンスセルTrefのワード線に印加する電圧がリファレンス電圧調整において取得した情報が示す電圧になるようにしつつ、消去下限Verifyを行う。
Passしたと判定された場合(ステップS806:Pass)、試験装置は、ステップS810へ移行する。Failしたと判定された場合(ステップS806:Fail)、試験装置は、セル書き戻しを行う(ステップS807)。つぎに、試験装置は、オフリーク電流検出&リファレンス電圧調整を行う(ステップS808)。
そして、試験装置は、取得した情報に基づいて、消去下限Verifyを行いPassしたかFailしたかを判定する(ステップS809)。Failしたと判定された場合(ステップS809:Fail)、試験装置は、ステップS807へ戻る。Passしたと判定された場合(ステップS809:Pass)、試験装置は、最終アドレスであるか否かを判定する(ステップS810)。最終アドレスでないと判定された場合(ステップS810:No)、試験装置は、アドレスインクリメントを行い(ステップS811)、ステップS806へ戻る。最終アドレスであると判定された場合(ステップS810:Yes)、試験装置は、一連の処理を終了する。
図9は、リファレンスセルへの電圧を調整した場合としない場合との比較例1を示す説明図である。図9(1)には、リファレンスセルTrefのワード線に与える電圧を調整していない場合におけるCG電圧とIDSとの相関のグラフを示す。図9(2)には、リファレンスセルTrefのワード線に与える電圧を調整した場合におけるCG電圧とIDSとの相関のグラフを示す。図9(1)と図9(2)には、CG電圧に対する、正常セルのドレインとソースとの間を流れる電流値と、過消去メモリセルのドレインとソースとの間を流れる電流値と、の相関を示す。また、図9(1)と図9(2)には、CG電圧に対する、過消去メモリセルと同一ビット線上にある正常セルのドレインとソースとの間を流れる電流値と、リファレンスセルTrefのドレインとソースとの間を流れる電流値と、の相関を示す。
図9(1)のグラフでは、リファレンスセルTrefのドレインとソースとの間の電流であるIrefが、リークオフ電流であるIoffと正常セルのドレインとソースとの間の電流であるIcと、の合計値よりも少ない。そのため、正常セルが異常セルであると誤判定される。一方、図9(2)のグラフでは、リファレンスセルTrefのドレインとソースとの間の電流であるIrefが、リークオフ電流であるIoffと正常セルのドレインとソースとの間の電流であるIcと、の合計値よりも多い。そのため、正常セルが異常セルであると誤判定されない。
図10は、リファレンスセルへの電圧を調整した場合としない場合との比較例2を示す説明図である。図10(1)には、リファレンスセルTrefへの電圧を調整しない場合におけるVthとメモリセル数との相関のグラフを示す。図10(2)には、リファレンスセルTrefへの電圧を調整する場合における閾値電圧Vthとメモリセル数との相関のグラフを示す。
図10(1)に示すように、一部のメモリセルは、閾値電圧Vthが正常であるにも関わらず、オフリーク電流によって閾値電圧の上限値ERVを超えてしまう場合がある。これに対して、図10(2)に示すように、過消去メモリセルと同一ビット線に接続されたメモリセルの消去試験時に、上限値ERVに対してオフセットVoffsetが加えられる。そのため、図10(2)に示すように、該メモリセルの閾値電圧が上限値ERVを超えても、該メモリセルは正常なセルであると判定される。
以上説明したように、記憶装置は、ダミーセルを消去状態の時のビット線の電流値と印加電圧を切り替え可能なリファレンスセルの電流値とが一致した時の印加電圧を検出する。これにより、ビット線のオフリーク電流が特定でき、正常セルが過消去メモリセルと誤判定されるのを抑止する。例えば、検出した印加電圧によって消去試験が行われれば、オフリーク電流に対応する電圧値が印加されたリファレンスセルの電流値と各メモリセルの電流値とを比較することができる。
また、ダミーメモリセルは、ビット線のうちの、メモリセルとセンスアンプとの間の部分に接続される。これにより、ダミーメモリセルを複数のビット線で共通化することができる。
以上説明したように、制御方法によれば、ダミーセルを消去状態の時のビット線の電流値と、印加電圧を切り替え可能なリファレンスセルの電流値と、が一致した時の該印加電圧を検出し、検出した印加電圧をリファレンスセルに与えた状態で消去試験を行う。これにより、リファレンスセルのドレインとソースとの間の電流がオフリーク電流だけ増えた状態となり、オフリーク電流が相殺した状態で消去試験が行われる。したがって、正常セルが過消去メモリセルと誤判定されるのを抑止することができる。
リファレンスセルの印加電圧を値が低い順に切り替えていき、一致を検出した時点で切り替えを終了する。これにより、印加電圧による消去試験にかかる時間の短縮を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した制御方法は、予め用意された制御プログラムを試験装置、パーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本制御プログラムは、磁気ディスク、光ディスク、USB(Universal Serial Bus)フラッシュメモリなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、制御プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)同一のビット線に接続された複数の第1メモリセルと、
前記複数の第1メモリセルと異なる第2メモリセルと、
前記第2メモリセルと設計上同一であり、前記ビット線に接続された第3メモリセルと、
受け付けた切り替え情報に応じて、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を切り替える電圧印加部と、
前記第3メモリセルがデータを消去する状態である時に、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、の一致を検出する検出部と、
前記検出部によって前記一致が検出された場合に前記電圧印加部が前記第2メモリセルのワード線へ印加している電圧を示す情報を記憶する記憶部と、
を有することを特徴とする記憶装置。
前記複数の第1メモリセルと異なる第2メモリセルと、
前記第2メモリセルと設計上同一であり、前記ビット線に接続された第3メモリセルと、
受け付けた切り替え情報に応じて、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を切り替える電圧印加部と、
前記第3メモリセルがデータを消去する状態である時に、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、の一致を検出する検出部と、
前記検出部によって前記一致が検出された場合に前記電圧印加部が前記第2メモリセルのワード線へ印加している電圧を示す情報を記憶する記憶部と、
を有することを特徴とする記憶装置。
(付記2)前記検出部は、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、を比較するセンスアンプを有し、
前記第3メモリセルは、前記ビット線のうちの、前記複数の第1メモリセルと前記センスアンプとの間の部分に接続されることを特徴とする付記1に記載の記憶装置。
前記第3メモリセルは、前記ビット線のうちの、前記複数の第1メモリセルと前記センスアンプとの間の部分に接続されることを特徴とする付記1に記載の記憶装置。
(付記3)前記第3メモリセルは、ワード線に印加される電圧に対するドレインとソースとの間に流れる電流の特性が前記第2メモリセルと同一である
ことを特徴とする付記1または2に記載の記憶装置。
ことを特徴とする付記1または2に記載の記憶装置。
(付記4)同一のビット線に接続された複数の第1メモリセルと、前記複数の第1メモリセルと異なる第2メモリセルと、前記第2メモリセルと設計上同一であり、前記ビット線に接続された第3メモリセルと、を有する記憶装置の記憶方法であって、
受け付けた切り替え情報に応じて、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を切り替え、
前記第3メモリセルがデータを消去する状態である時に、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、の一致を検出し、
前記一致が検出された場合に前記第2メモリセルのワード線へ印加している電圧を示す情報を記憶する、
ことを特徴とする記憶方法。
受け付けた切り替え情報に応じて、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を切り替え、
前記第3メモリセルがデータを消去する状態である時に、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、の一致を検出し、
前記一致が検出された場合に前記第2メモリセルのワード線へ印加している電圧を示す情報を記憶する、
ことを特徴とする記憶方法。
(付記5)前記第3メモリセルは、ワード線に印加される電圧に対するドレインとソースとの間に流れる電流の特性が前記第2メモリセルと同一である
ことを特徴とする付記4に記載の記憶方法。
ことを特徴とする付記4に記載の記憶方法。
(付記6)同一のビット線に接続された複数の第1メモリセルと、
前記複数の第1メモリセルと異なる第2メモリセルと、
前記第2メモリセルと設計上同一であり、前記ビット線に接続された第3メモリセルと、
受け付けた切り替え情報に応じて、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を切り替える電圧印加部と、
前記第3メモリセルがデータを消去する状態である時に、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、の一致を検出する検出部と、
前記検出部によって前記一致が検出された場合に前記電圧印加部が前記第2メモリセルのワード線へ印加している電圧を示す情報を記憶する記憶部と、
を有する記憶装置の前記複数の第1メモリセルと前記第3メモリセルとに対してデータを書き込み、
前記第3メモリセルに対してデータを消去し、
前記検出部によって前記一致が検出されるまで、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧が所定範囲内の各電圧になるように前記切り替え情報を前記電圧印加部へ入力し、
前記検出部によって前記一致が検出された場合に、前記記憶部に記憶された前記情報を取得し、
前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を取得した前記情報が示す電圧にする切り替え情報を前記電圧印加部に与えて、前記複数の第1メモリセルの各々に対してデータを消去させる、
ことを特徴とする制御方法。
前記複数の第1メモリセルと異なる第2メモリセルと、
前記第2メモリセルと設計上同一であり、前記ビット線に接続された第3メモリセルと、
受け付けた切り替え情報に応じて、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を切り替える電圧印加部と、
前記第3メモリセルがデータを消去する状態である時に、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、の一致を検出する検出部と、
前記検出部によって前記一致が検出された場合に前記電圧印加部が前記第2メモリセルのワード線へ印加している電圧を示す情報を記憶する記憶部と、
を有する記憶装置の前記複数の第1メモリセルと前記第3メモリセルとに対してデータを書き込み、
前記第3メモリセルに対してデータを消去し、
前記検出部によって前記一致が検出されるまで、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧が所定範囲内の各電圧になるように前記切り替え情報を前記電圧印加部へ入力し、
前記検出部によって前記一致が検出された場合に、前記記憶部に記憶された前記情報を取得し、
前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を取得した前記情報が示す電圧にする切り替え情報を前記電圧印加部に与えて、前記複数の第1メモリセルの各々に対してデータを消去させる、
ことを特徴とする制御方法。
(付記7)前記切り替え情報を前記電圧印加部へ入力する際に、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧が、前記所定範囲内の各電圧のうちの値が低い電圧順に切り替わるように前記切り替え情報を前記電圧印加部へ入力することを特徴とする付記6に記載の制御方法。
(付記8)前記第3メモリセルは、ワード線に印加される電圧に対するドレインとソースとの間に流れる電流の特性が前記第2メモリセルと同一である
ことを特徴とする付記6または7に記載の制御方法。
ことを特徴とする付記6または7に記載の制御方法。
100 記憶装置
101 検出部
102 記憶部
103 電圧印加部
104 切り替え情報
C1 第1メモリセル
C2 第2メモリセル
C3 第3メモリセル
101 検出部
102 記憶部
103 電圧印加部
104 切り替え情報
C1 第1メモリセル
C2 第2メモリセル
C3 第3メモリセル
Claims (4)
- 同一のビット線に接続された複数の第1メモリセルと、
前記複数の第1メモリセルと異なる第2メモリセルと、
前記第2メモリセルと設計上同一であり、前記ビット線に接続された第3メモリセルと、
受け付けた切り替え情報に応じて、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を切り替える電圧印加部と、
前記第3メモリセルがデータを消去する状態である時に、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、の一致を検出する検出部と、
前記検出部によって前記一致が検出された場合に前記電圧印加部が前記第2メモリセルのワード線へ印加している電圧を示す情報を記憶する記憶部と、
を有することを特徴とする記憶装置。 - 前記検出部は、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、を比較するセンスアンプを有し、
前記第3メモリセルは、前記ビット線のうちの、前記複数の第1メモリセルと前記センスアンプとの間の部分に接続されることを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。 - 同一のビット線に接続された複数の第1メモリセルと、
前記複数の第1メモリセルと異なる第2メモリセルと、
前記第2メモリセルと設計上同一であり、前記ビット線に接続された第3メモリセルと、
受け付けた切り替え情報に応じて、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を切り替える電圧印加部と、
前記第3メモリセルがデータを消去する状態である時に、前記ビット線を流れる第1電流の値と、前記第2メモリセルのドレインとソースとの間を流れる第2電流の値と、の一致を検出する検出部と、
前記検出部によって前記一致が検出された場合に前記電圧印加部が前記第2メモリセルのワード線へ印加している電圧を示す情報を記憶する記憶部と、
を有する記憶装置の前記複数の第1メモリセルと前記第3メモリセルとに対してデータを書き込み、
前記第3メモリセルに対してデータを消去し、
前記検出部によって前記一致が検出されるまで、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧が所定範囲内の各電圧になるように前記切り替え情報を前記電圧印加部へ入力し、
前記検出部によって前記一致が検出された場合に、前記記憶部に記憶された前記情報を取得し、
前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧を取得した前記情報が示す電圧にする切り替え情報を前記電圧印加部に与えて、前記複数の第1メモリセルの各々に対してデータを消去させる、
ことを特徴とする制御方法。 - 前記切り替え情報を前記電圧印加部へ入力する際に、前記第2メモリセルのワード線へ印加する電圧が、前記所定範囲内の各電圧のうちの値が低い電圧順に切り替わるように前記切り替え情報を前記電圧印加部へ入力することを特徴とする請求項3に記載の制御方法。
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Citations (4)
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| JP2007141367A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Nec Electronics Corp | 不揮発性メモリ及びデータ消去方法 |
| JP2012150870A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 半導体メモリおよび半導体メモリの製造方法 |
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2014
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