JP2016007734A - インサート成形品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金型4内に設置された導電プレートBを上下方向および水平方向において押えピン24a〜24c,34a〜34cにて押えて位置決めする。金型4内に射出した絶縁性樹脂Cが硬化する前の状態で、金型4の底部21f,31fに沿う位置まで各押えピン24a〜24c,34a〜34cを後退させる。各押えピン24a〜24c,34a〜34cにて、上下方向および水平方向に亘った三次元的な導電プレートBの位置決めができる。立体的な形状の導電プレートBであっても位置決め固定を確実にでき、絶縁性樹脂Cの射出時のずれを確実に防止できる。
【選択図】図3
Description
このインサート成形品Aの製造方法に用いられる製造装置1は、2プレートタイプのインサート成形装置であって、インサート成形品Aにインサート成形されるインサート部材(ターミナル)としての導電プレートBの高度な防水性能および絶縁性能を確保することを目的としたものである。導電プレートBは、例えば銅等の導電性を有する金属材料等にて形成された導電板であって、例えばスイッチの極盤・ターミナルや固定接点等の役目を果たす部分となる。具体的に、導電プレートBは、インサート成形品Aにインサート成形された後においては、図6に示すように、導電プレートBの長手方向の先端部を除く部分が絶縁性樹脂Cにてシールドされ、防水性および絶縁性が確保された構造となる。
導電プレートBは、図6に示すように、細長矩形平板状の板材の長手方向の一端部B1を、この一端部B1よりも中央に位置する本体部B2に対し幅方向に沿って直角に屈曲させた形状とされている。また、導電プレートBは、板材の長手方向の他端部B3を、一端部B1とは相対する反対側に向けて幅方向に沿って直角に屈曲させた形状とされている。よって、導電プレートBは、矩形平板状の本体部B2の長手方向の両端部B1,B3が、相対する方向に向けて屈曲した側面視略S字状とされている。
製造装置1は、上型2と下型3とで構成された金型4を備えている。製造装置1は、金型4の上型2と下型3との間の樹脂充填領域である成形部としての成形空間5に導電プレートBを設置して載置してから、これら上型2と下型3とを型締めした状態で、これら上型2と下型3との間の成形空間5に樹脂材である絶縁性樹脂Cを射出して注入することにより、導電プレートBがインサート成形されたインサート成形品Aが製造される。金型4は、この金型4の上側の約2分の1を構成する上型2と、この金型4の下側の約2分の1を構成する下型3とからなる。
上型2の下面であるパーティングラインとしての成形面2aには、下方に開口した断面略凹状の成形領域となる上型空間21が設けられている。上側空間21は、導電プレートBの一端部B1を覆う部分となる上側水平部21aと、導電プレートBの本体部B2を覆う部分となる垂直部21bと、導電プレートBの他端部B2を覆う部分となる下側水平部21cとで構成されている。上側水平部21aの長手方向の他端側が垂直部21bの上端側に接続され、垂直部21b下端側に下側水平部21cの長手方向の一端側が接続されている。
下型3は、上型2を上下方向に反転させた同様の構成とされており、下型3の上面であるパーティングラインとしての成形面3aに形成された断面略凹状の成形領域となる下型空間31を、上型2の上型空間21に対向させて取り付けられている。下型空間31は、上型空間21と同様に、導電プレートBの一端部B1を覆う部分となる上側水平部31aと、導電プレートBの本体部B2を覆う部分となる垂直部31bと、導電プレートBの他端部B3を覆う部分となる下側水平部31cとで構成されている。
次に、上記製造装置1を用いたインサート成形品Aの製造方法について説明する。
まず、金型4を型開きし、型開きした下型3の上側水平部31aの嵌合凹部31dに、導電プレートBの一端部B1の先端部を嵌合させつつ、この導電プレートBの他端部B3の先端部を、下型3の下側水平部31cの嵌合凹部31eに嵌合させて、下型3に位置決めさせてセットする。
この状態で、これら下型3および上型2を近づく方向に相対的に移動させて、これら下型3の成形面3aと上型2の成形面2aとを接触させて型締めする。このとき、下型3にセットされている導電プレートBの一端部B1の先端部の上側の約2分の1の部分が上型2の上側水平部21aの嵌合凹部21dに嵌合されるとともに、導電プレートBの他端部B3の先端部の上側の約2分の1の部分が上型2の下側水平部21cの嵌合凹部21eに嵌合され、上型2の嵌合凹部21e,21dと下型3の嵌合凹部31d,31eと間に導電プレートBの一端部B1および他端部B3それぞれの先端部が挟持されて位置決め固定される。
この後、溶融させた液状の絶縁性樹脂Cを上型2のゲート23から金型4内へ徐々に注入していき、図3に示すように、この絶縁性樹脂Cを金型4内の成形空間5に射出して自充填する。このとき、絶縁性樹脂Cは、各押えピン24a〜24c,34a〜34cが位置する部分を除いた成形空間5内を満たしていき、これら各押えピン24a〜24c,34a〜34cの周囲を覆っていき、この成形空間5内への絶縁性樹脂Cの充填が完了する。
そして、絶縁性樹脂Cが金型4内の成形空間5に射出され、成形空間5が絶縁性樹脂Cにて満たされた後、対応するアクチュエータを駆動させ、図4に示すように、上型2および下型3の各上側水平部21a,31a、垂直部21b,31bおよび下側水平部21c,31cそれぞれにおける端部側に位置する各押えピン24a〜24c,34a〜34cの押え面25,35が上型2および下型3の底部21f,31fに沿う位置、すなわち面一な位置となるまで、これら各押えピン24a〜24c,34a〜34cを後退移動させる。
さらに、各上側水平部21a,31a、垂直部21b,31bおよび下側水平部21c,31cそれぞれにおける端部側に位置する各押えピン24a〜24c,34a〜34cの後退移動が完了した後、対応するアクチュエータを駆動させ、図5に示すように、上型2および下型3の各上側水平部21a,31a、垂直部21b,31bおよび下側水平部21c,31cそれぞれにおける中央側に位置する各押えピン24a〜24c,34a〜34cの押え面25,35が上型2および下型3の底部21f,31fに沿う位置、すなわち面一な位置となるまで、これら各押えピン24a〜24c,34a〜34cを後退移動させる。
金型4の成形空間5に射出された絶縁性樹脂Cが硬化(固化)した後の状態で、金型4の上型2と下型3とを引き離すように相対的に移動させて型開きし、図6に示すように、導電プレートBの一端部B1および他端部B2の先端部を除く部分が絶縁性樹脂Cにてシールドされて被覆されたインサート成形品Aを、金型4の成形空間5内から取り出す。このとき、インサート成形品Aを金型4の成形空間5から取り出す際においては、このインサート成形品Aとともに、ゲート23内に残った絶縁性樹脂Cも取り外す。
前述のように、金型4内に設置された側面視略S字状の立体的な形状の導電プレートBの両端部B1,B3を、上型2および下型3それぞれの上側水平部21a,31aおよび下側水平部21c,31cに取り付けられた各押えピン24a,24c,34a,34cにて、対向する上下方向から挟持して位置決めするとともに、この導電プレートBの本体部B2を、上型2および下型3それぞれの垂直部21b,31bに取り付けられた各押えピン24b,34bにて対向する水平方向から挟持して位置決めする構成としている。
上記一実施形態では、金型4内に設置された導電プレートBを、各押えピン24a〜24c,34a〜34cにて上下方向および水平方向の直交する二方向から三次元的に位置決めした。しかしながら、導電プレートBを三次元的に位置決めすることができる構成であれば、上下方向および水平方向とは異なる方向であっても、交差する二方向のそれぞれから押えピンにて導電プレートを挟んで位置決めすることにより、上記一実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
2 上型
2a 成形面
3 下型
3a 成形面
4 金型
5 成形空間
21 上型空間
21a 上側水平部
21b 垂直部
21c 下側水平部
21d,21e 嵌合凹部
21f 底部
22a〜22c ピン挿通孔
23 ゲート
24a〜24c 押えピン
25 押え面
31 下型空間
31a 上側水平部
31b 垂直部
31c 下側水平部
31d,31e 嵌合凹部
31f 底部
32a〜32c ピン挿通孔
34a〜34c 押えピン
35 押え面
A インサート成形品
B 導電プレート(インサート部材)
B1 一端部
B2 本体部
B3 他端部
C 絶縁性樹脂(樹脂材)
Claims (5)
- 金型内にインサート部材を設置し、溶融させた樹脂材を前記金型内に射出して前記インサート部材をインサート成形するインサート成形品の製造方法であって、
前記金型内に設置されたインサート部材を第1の方向、および前記第1の方向に交わる第2の方向のそれぞれにおいて押えピンにて押えて位置決めする型締め工程と、
前記金型内に前記樹脂材を射出する射出工程と、
前記金型内が前記樹脂材にて満たされ、かつこの樹脂材が硬化する前の状態で、前記金型の内面に沿う位置まで前記押えピンを後退させるピン移動工程と、
前記樹脂材が硬化した状態で型開きして前記インサート部材がインサート成形された前記インサート成形品を取り出す取り出し工程と、
を備えたことを特徴とするインサート成形品の製造方法。 - 請求項1記載のインサート成形品の製造方法において、
第1の方向は、上下方向で、
第2の方向は、水平方向である
ことを特徴とするインサート成形品の製造方法。 - 請求項2記載のインサート成形品の製造方法において、
型締め工程は、互いに対向する水平方向に進退可能に取り付けられた一対の押えピンにて前記インサート部材を水平方向に挟んで位置決めするとともに、前記一対の押えピンとは異なり、互いに対向する上下方向に進退可能に取り付けられた一対の押えピンにて前記インサート部材を上下方向に挟んで位置決めし、
ピン移動工程は、前記各押えピンの先端面が金型の内面に沿う位置まで前記各押えピンのそれぞれを後退させて前記インサート部材の位置決めを解除し、このインサート部材と金型との間に樹脂材を流し込むための隙間を形成させる
ことを特徴とするインサート成形品の製造方法。 - 請求項3記載のインサート成形品の製造方法において、
インサート部材は、平板状の板材の一部を直角に曲げた形状であり、
型締め工程は、互いに対向する水平方向に進退可能に取り付けられた一対の押えピンにて前記インサート部材の上下方向に沿った部分を水平方向に挟んで位置決めするとともに、互いに対向する上下方向に進退可能に取り付けられた一対の押えピンにて前記インサート部材の水平方向に沿った部分を上下方向に挟んで位置決めする
ことを特徴とするインサート成形品の製造方法。 - 請求項1ないし4いずれかに記載のインサート成形品の製造方法において、
ピン移動工程は、金型の端部側に位置する押えピンを後退させてから、前記金型の中央側に位置する押えピンを後退させる
ことを特徴とするインサート成形品の製造方法。
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| JPH10258442A (ja) * | 1997-03-21 | 1998-09-29 | Aisan Ind Co Ltd | インサート成形品の射出成形方法 |
| JP2008093957A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Hajime Sangyo Kk | 金型装置、インサート成形品及びインサート成形方法 |
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- 2014-06-23 JP JP2014128514A patent/JP6346503B2/ja not_active Expired - Fee Related
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