JP2016018728A - 多方向入力装置 - Google Patents

多方向入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016018728A
JP2016018728A JP2014141925A JP2014141925A JP2016018728A JP 2016018728 A JP2016018728 A JP 2016018728A JP 2014141925 A JP2014141925 A JP 2014141925A JP 2014141925 A JP2014141925 A JP 2014141925A JP 2016018728 A JP2016018728 A JP 2016018728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input device
operating body
multidirectional input
housing
elastic covering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2014141925A
Other languages
English (en)
Inventor
佐藤 明広
Akihiro Sato
明広 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2014141925A priority Critical patent/JP2016018728A/ja
Publication of JP2016018728A publication Critical patent/JP2016018728A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

【課題】操作体への弾性被覆部材の装着性の良い多方向入力装置を提供することを目的とする。【解決手段】多方向入力装置101は、開口部11hが形成されたハウジング11と、開口部11hから突出した操作部13tを有し傾倒操作可能な操作体13と、操作体13の傾倒操作を検出する検出手段と、を有し、操作部13tがハウジング11の上面側に配置される弾性被覆部材12の凹状の収容部12sによって覆われ、操作体13に、収容部12s内に位置する部分と収容部12sの外側に位置する部分とに連通する空気逃げ部(孔部E3h)を設けたことを特徴としている。【選択図】図7

Description

本発明は、各種電子機器に用いられる多方向入力装置に関し、特に、防塵あるいは防水対策が施された多方向入力装置に関する。
携帯端末やパーソナルコンピュータ等の各種電子機器には、多方向に操作が行えて入力ができる多方向入力装置が一般に用いられている。また、近年では、各種電子機器が携帯できるようになり、各種電子機器が使用される環境が厳しくなり、多方向入力装置に対して、防塵や防水の対策が要求されるようになってきた。
この防塵や防水対策が施された多方向入力装置として、特許文献1では、図22に示すような、操作レバー901が防水ラバー945に被覆されたスイッチ構造900が提案されている。図22は、従来例のスイッチ構造900を説明する図であって、図22(a)は、スイッチ構造900の構造を示す断面図であり、図22(b)は、スイッチ構造900の操作レバー901の斜視図である。
図22(a)に示すスイッチ構造900は、操作杆905と揺動端906と4つのアーム907とを有した操作レバー901(図22(b)参照)と、パネル本体902Aとパネル蓋902Bとからなる支持パネル902と、プッシュスイッチ904と、を備えて構成され、操作レバー901には、防水ラバー945が被覆されている。そして、パネル本体902Aの支持部912は、操作レバー901の揺動端906を支持し、操作杆905の揺動動作を可能にしている。これにより、操作者が操作杆905を揺動すると、操作レバー901のアーム907の下方に配置されたプッシュスイッチ904が駆動するように構成されている。
特開平11−185572号公報
しかしながら、従来例の構成では、操作レバー901に防水ラバー(弾性被覆部材)945を被覆する際に、操作レバー901と防水ラバー945との間に空気が残ることがあった。このため、空気が間に入らないように防水ラバー945を被せる作業を行うが、被せ難くその作業性が悪いという課題があった。仮に空気が間に残った際には、操作者の操作感触が悪くなり、場合によっては、操作レバー901と防水ラバー945とがずれて入力操作ができなくなる虞があった。この課題は、操作レバー901の形状が複雑になればなる程、増大するものであった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、操作体への弾性被覆部材の装着性の良い多方向入力装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の多方向入力装置は、開口部が形成されたハウジングと、前記開口部から突出した操作部を有し傾倒操作可能な操作体と、該操作体の傾倒操作を検出する検出手段と、を有し、前記操作部が前記ハウジングの上面側に配置される弾性被覆部材の凹状の収容部によって覆われる多方向入力装置において、前記操作体に、前記収容部内に位置する部分と前記収容部の外側に位置する部分とに連通する空気逃げ部を設けたことを特徴としている。
これによれば、本発明の多方向入力装置は、操作体に弾性被覆部材を被せる際に、弾性被覆部材と操作部が密着する収容部の部分に空気が残るのを防ぐことができる。このことにより、操作体への弾性被覆部材の装着性を良くすることができる。
また、本発明の多方向入力装置は、前記空気逃げ部が前記操作体に設けられた孔部からなり、孔部の先端が前記操作部の上面に位置していることを特徴としている。
これによれば、操作部の上面と弾性被覆部材との間の空気が残るのを確実に防止することができる。このことにより、操作体への弾性被覆部材の装着性をより一層良くすることができる。
また、本発明の多方向入力装置は、前記空気逃げ部が前記操作体の外周面に形成された溝部からなることを特徴としている。
これによれば、操作体に弾性被覆部材を被せる際に、操作部の外周から空気がより逃げやすくなる。このことにより、操作体への弾性被覆部材の装着性をより良くすることができる。しかも成形体で作製された操作体の場合、操作体への溝部の形成が成形型に加工を施すだけで容易に達成できるとともに、成形型への加工も容易である。
また、本発明の多方向入力装置は、前記操作部の外周面を粗面としたことを特徴としている。
これによれば、操作部に弾性被覆部材を被せた際に、操作部と弾性被覆部材とが滑りにくくなる。このため、操作者が弾性被覆部材を介して操作部を操作する際に、操作部と弾性被覆部材との間で滑りが発生して、弾性被覆部材がめくれたり回転したりするのを抑制することができる。このことにより、操作者の操作感触の低下を防止することができる。
本発明の多方向入力装置は、操作体に弾性被覆部材を被せる際に、弾性被覆部材と操作部が密着する収容部の部分に空気が残るのを防ぐことができる。このことにより、操作体への弾性被覆部材の装着性を良くすることができる。
本発明の第1実施形態の多方向入力装置を説明する分解斜視図である。 本発明の第1実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図2(a)は、多方向入力装置の斜視図であり、図2(b)は、図2(a)に示す弾性被覆部材を省略した斜視図である。 本発明の第1実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図2(a)をX2側から見た側面図である。 本発明の第1実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、弾性被覆部材の下方視斜視図である。 本発明の第1実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図5(a)は、操作体の上方視斜視図であり、図5(b)は、操作体の下方視斜視図である。 本発明の第1実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図5(a)に示すQ部分における拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図3に示すP部分における拡大縦断面図である。 本発明の第1実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図2(b)に示すハウジングを省略した斜視図である。 本発明の第1実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図9(a)は、図8をX1−Y2側から見た側面図であり、図9(b)は、図8をZ1側から見た上面図である。 本発明の第2実施形態の多方向入力装置を説明する分解斜視図である。 本発明の第2実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図11(a)は、多方向入力装置の斜視図であり、図11(b)は、図11(a)に示す弾性被覆部材を省略した斜視図である。 本発明の第2実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図11(a)をX1側から見た側面図である。 本発明の第2実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、弾性被覆部材の下方視斜視図である。 本発明の第2実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図14(a)は、操作体の上方視斜視図であり、図14(b)は、操作体の下方視斜視図である。 本発明の第2実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図14(a)に示すT部分における拡大斜視図である。 本発明の第2実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図12に示すS部分における拡大縦断面図である。 本発明の第2実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図11(b)に示すハウジングを省略した斜視図である。 本発明の第2実施形態の多方向入力装置を説明する図であって、図18(a)は、図17をX1−Y2側から見た側面図であり、図18(b)は、図17をZ1側から見た上面図である。 本発明の第1実施形態に係わる多方向入力装置の変形例を説明する図であって、図19(a)は、変形例1の多方向入力装置の斜視図であり、図19(b)は、図19(a)に示すC1部分における拡大縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係わる多方向入力装置の変形例を説明する図であって、図20(a)は、変形例2の操作体の斜視図であり、図20(b)は、変形例3の操作体の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係わる多方向入力装置の変形例を説明する図であって、図21(a)は、変形例4の操作体の斜視図であり、図21(b)は、変形例5の操作体の斜視図である。 従来例のスイッチ構造を説明する図であって、図22(a)は、スイッチ構造の構造を示す断面図であり、図22(b)は、スイッチ構造の操作レバーの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の多方向入力装置101を説明する分解斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態の多方向入力装置101を説明する図であって、図2(a)は、多方向入力装置101の斜視図であり、図2(b)は、図2(a)に示す弾性被覆部材12を省略した斜視図である。図3は、図2(a)をX2側から見た多方向入力装置101の側面図である。
本発明の第1実施形態の多方向入力装置101は、図2(a)及び図3に示すような外観を呈し、図1に示すように、開口部11hが形成されたハウジング11と、ハウジング11の上面側に配置される弾性被覆部材12と、操作部13tを有し傾倒操作可能な操作体13と、操作体13の傾倒動作を可能に支持する傾倒部材15と、操作体13の傾倒操作を検出する検出手段18と、を有して構成されている。他に、多方向入力装置101には、傾倒部材15を支持している基体16と、操作体13を介して傾倒部材15を初期状態に復帰させる復帰機構K7と、を備えている。そして、ユーザにより操作体13の多方向への操作が行われ、検出手段18により多方向への傾倒操作が検出され、多方向に入力が可能な装置となっている。
また、多方向入力装置101が製品に適用された際には、図3に例示されるように、後述する弾性被覆部材12の鍔部12vが、例えば製品の筐体(図3に示す筐体K551及び筐体K552)に挟持される。これにより、筐体K552側の製品内部に塵や水等が侵入しないようになる。
次に、多方向入力装置101の各構成部品について、詳細に説明する。図4は、弾性被覆部材12の下方視した際の斜視図である。図5(a)は、操作体13の上方視斜視図であり、図5(b)は、操作体13の下方視斜視図である。図6は、図5(a)に示すQ部分における拡大斜視図である。図7は、図3に示すP部分における拡大縦断面図である。なお、図7の拡大縦断面図は、Y平面で切断した断面図である。図8は、図2(b)に示すハウジング11を省略した斜視図である。図9(a)は、図8をX1−Y2側から見た側面図であり、図9(b)は、図8をZ1側から見た上面図である。
先ず、多方向入力装置101のハウジング11は、例えば、絶縁性の合成樹脂材料を用いて箱状に成形されており、図1に示すように、開口部11hが形成された天井部11tと、天井部11tの四方端から下方に延設された壁部11wと、から構成されている。
また、ハウジング11の壁部11wには、図1に示すように、下方から凹状に切り込みされた凹部11uが4箇所(図1では2箇所)、形成されている。なお、ハウジング11の作製は、射出成形等で容易に行われる。
次に、多方向入力装置101の弾性被覆部材12は、シリコーン樹脂等のゴム材料を用い、図1ないし図3に示すように、操作体13の傾倒操作に伴って変形可能で上方(図2(a)に示すZ1方向)に膨出したドーム部12dと、ドーム部12dの頂部に設けられた突部12tと、ドーム部12dの裾に設けられた鍔部12vと、から構成されている。そして、弾性被覆部材12は、図3に示すように、操作体13の一部を覆ってハウジング11の上面側に配置されている。
弾性被覆部材12のドーム部12dには、図4及び図7に示すように、ドーム部12dの内側に広い空間部12cを有しており、操作体13の傾倒操作に伴うドーム部12dの変形を可能にしている。
弾性被覆部材12の突部12tには、図4に示すように、凹状の空間を有した収容部12sが形成されており、図7に示すように、この収容部12sに、操作体13の操作部13tが挿入されている。
次に、多方向入力装置101の操作体13は、図1及び図5に示すように、直方体形状の基部B3と、基部B3の一面側(図5(a)に示すZ1側)に設けられた円柱形状の柱状部E3と、から構成されており、多方向入力装置101が組み立てられた際には、図2(b)に示すように、ハウジング11の開口部11hから、柱状部E3の操作部13tが突出するようになっている。
操作体13の基部B3には、図5に示すように、その両側面(図5(a)に示すY方向側の側面)から延設された凸部13cが設けられており、この凸部13cと傾倒部材15(後述する第1傾倒部材15A)とが係合され(図8を参照)、操作体13の一方向(図8に示すX方向)への傾倒が可能になっている。また、基部B3には、図5(b)に示すように、底面側(図5(a)に示すZ2側)が開口した収納部13sと、収納部13sと連通している第1連通部B3rと、を備えている。
操作体13の柱状部E3には、図5及び図7に示すように、円柱の中央部を貫く孔である孔部E3hと、図7に示すように、孔部E3hと連通している第2連通部E3rと、が設けられており、図示はしていないが、この第2連通部E3rが基部B3の第1連通部B3rと連通している。
柱状部E3の孔部E3hは、図7に示すように、収容部12s内に位置する柱状部E3の部分と収容部12sの外側に位置する柱状部E3の部分とに連通するように構成されている。そして、操作部13tの上面に位置する孔部E3hの先端(一端)と、操作部13tの先端とは逆の他端側に設けられた基部B3の下面と、が、空間で繋がるようになっている。このように、本発明の第1実施形態では、操作体13に空気が抜ける空気逃げ部を設けている。
そして、操作体13の柱状部E3には、図7に示すように、弾性被覆部材12が被せられ、前述したように、弾性被覆部材12の収容部12sによって、操作部13tが覆われている。
これにより、操作体13に弾性被覆部材12を被せる際に、この空気逃げ部が存在するので、弾性被覆部材12と操作部13tが密着する収容部12sの部分に空気が残るのを防ぐことができる。このため、空気残りを気にしながら弾性被覆部材12を操作体13に装着することがないので、作業性が向上すとともに、装着後に空気残りがなく操作体13に弾性被覆部材12が密着性よく装着される。これらのことにより、操作体13への弾性被覆部材12の装着性を良くすることができる。
また、空気逃げ部として、操作体13に孔部E3hを設け、孔部E3hの先端が操作部13tの上面に位置するようにしたので、特に、操作部13tの上面と弾性被覆部材12との間の空気が残るのを確実に防止することができる。このことにより、操作体13への弾性被覆部材12の装着性をより一層良くすることができるとともに、空気残りによる操作者に対する操作感触の悪化を防止することができる。
更に、本発明の第1実施形態では、図6に示すように、操作体13の操作部13tの外周面に無数の四角錐を設け、ディンプル形状にして外周面を粗面にしている。これにより、操作部13tに弾性被覆部材12を被せた際に、操作部13tと弾性被覆部材12とが滑りにくくなる。このため、操作者が弾性被覆部材12を介して操作部13tを操作する際に、操作部13tと弾性被覆部材12との間で滑りが発生して、弾性被覆部材12がめくれたり回転したりするということを抑制することができる。このことにより、操作者の操作感触の低下を防止することができる。
次に、多方向入力装置101の傾倒部材15は、図1及び図8に示すように、操作体13と係合されて一方向(図8に示すX方向)と直交する他方向(図8に示すY方向)に傾倒される第1傾倒部材15Aと、操作体13と係合されて一方向に傾倒される第2傾倒部材15Bと、を備えて構成されている。
傾倒部材15の第1傾倒部材15Aは、例えば、ナイロン樹脂等の合成樹脂材料を用いて成形されており、図8に示すように、対向して配置される長尺の一対の側腕部15Aaとこれらの側腕部15Aaの両端部同士を連結する連結部15Arと、を有して構成されている。そして、図8に示すように、これらの側腕部15Aa及び連結部15Arで囲まれた内側に、操作体13の基部B3が挿入され、第1傾倒部材15Aの側腕部15Aaに形成された切欠き部15Ak(図1を参照)に、操作体13の凸部13cが挿通されて、第1傾倒部材15Aと操作体13とが係合されるようになる。
また、図8に示すように、第1傾倒部材15Aの連結部15Arの一方側(図8に示すX2側)には、検出手段18(後述する第1検出手段18A)側に向けて突出した円柱形状の第1連結突部15Atが設けられている。この第1連結突部15Atは、多方向入力装置101が組み立てられた際には、基体16に回動可能に支持されるとともに、第1検出手段18Aと連結される。そして、操作体13の傾動動作に伴う第1傾倒部材15Aの回動を第1検出手段18Aに伝達している。
また、図8に示すように、第1傾倒部材15Aの連結部15Arの他方側(図8に示すX1側)にも、円柱形状の第2連結突部15Avが設けられており、多方向入力装置101が組み立てられた際には、この第2連結突部15Avが基体16に回動可能に支持されるようになる。これにより、操作体13の他方向(図8に示すY方向)への傾倒が可能となる。
傾倒部材15の第2傾倒部材15Bは、例えば、ナイロン樹脂等の合成樹脂材料を用いて成形されており、図1及び図8に示すように、一対の側壁部15Ba及び側壁部15Bbと、一対の側壁部(15Ba、15Bb)の一端側から上方側に向かってアーチ状に湾曲形成された1対の桟部15Bf及び桟部15Bgと、を有して構成されている。また、この対向する桟部(15Bf、15Bg)の間には、アーチ状部分の長手方向に沿って細長く形成された長孔15Bhが形成されている。そして、多方向入力装置101が組み立てられた際には、図8に示すように、操作体13の柱状部E3がこの長孔15Bhに挿通され、アーチ状部分の長手方向、つまり他方向(図8に示すY方向)に沿って操作体13が傾倒可能になっている。
また、第2傾倒部材15Bの側壁部15Baの下方側(図8に示すZ2側)には、検出手段18(後述する第2検出手段18B)側に向けて突出した円柱形状の第1連結凸部15Bt(図9(b)を参照)が設けられている。この第1連結凸部15Btは、多方向入力装置101が組み立てられた際には、基体16に回動可能に支持されるとともに、第2検出手段18Bと連結される。そして、操作体13の傾動動作に伴う第2傾倒部材15Bの回動を第2検出手段18Bに伝達している。
また、図8及び図9(a)に示すように、第2傾倒部材15Bの側壁部15Bbの下方側(図8に示すZ2側)にも、円柱形状の第2連結凸部15Bvが設けられており、多方向入力装置101が組み立てられた際には、この第2連結凸部15Bvが基体16に回動可能に支持されるようになる。これにより、操作体13の他方向(図8に示すY方向)と直交する一方向(図8に示すX方向)に傾倒が可能となる。
以上に述べた第1傾倒部材15Aと第2傾倒部材15Bとを組み合わせることで、この2方向の回動動作が可能になり、この回動動作を組み合わせて、本発明の第1実施形態の多方向入力装置101は、多方向への操作が可能となる。
次に、多方向入力装置101の基体16は、ポリブチレンテレフタレート(PBT、poly butylene terephtalate)樹脂等の合成樹脂材料を用いて成形されており、図1に示すように、矩形形状で板状のベース部16bと、ベース部16bの四方端から上方(図1に示すZ1方向)に向けて延設された4個の支持部16sと、から構成されている。
そして、基体16の支持部16sの先端側は、半円柱状の凹形状になっており、図8に示すように、第1傾倒部材15Aの第1連結突部15At及び第2連結突部15Avが対向する2個の支持部16sに載置されているとともに、第2傾倒部材15Bの第1連結凸部15Bt及び第2連結凸部15Bvが対向するもう一組の2個の支持部16sに載置されている。そして、多方向入力装置101が組み立てられた際には、図2(b)に示すように、第1傾倒部材15Aの第2連結突部15Av及び第2傾倒部材15Bの第2連結凸部15Bvが、ハウジング11の凹部11uと基体16の支持部16sとで回転可能に挟持されている。なお、図示はしていないが、ハウジング11の壁部11wに設けられた爪部と基体16に設けられた受部とで、スナップイン係合されている。
次に、多方向入力装置101の復帰機構K7は、図1に示すように、コイルバネを用いた付勢部材K7Cと、付勢部材K7Cにより駆動される駆動体K7Kと、から構成されている。そして、多方向入力装置101が組み立てられた際には、図9(a)に示すように、付勢部材K7Cのコイルバネに駆動体K7Kが挿通されるとともに、付勢部材K7Cのコイルバネが操作体13の基部B3に設けられた収納部13s(図5(b)を参照)に挿入されている。
復帰機構K7の付勢部材K7Cのコイルバネは、操作体13の収納部13sに収容される外径寸法を有するとともに、後述する駆動体K7Kの円筒形状部7Kbを収容可能な内径寸法を有している。また、付勢部材K7Cのコイルバネは、操作体13を操作前の初期状態に復帰させるとともに、操作体13を介して第1傾倒部材15A及び第2傾倒部材15Bを初期状態に復帰させる付勢力を提供する。
復帰機構K7の駆動体K7Kは、図1に示すように、円盤形状部7Kpと、この円盤形状部7Kpの上面から突出する円筒形状部7Kbとを有して構成され、駆動体K7Kの円盤形状部7Kpの下面には、傾斜を有した球面形状部7Ks(図9(a)を参照)が設けられている。そして、この球面形状部7Ksは、操作体13の傾動動作を許容するとともに、操作体13が傾動動作した場合において、付勢部材K7Cのコイルバネの付勢力により基体16の底面部16pに付勢されることで(図9(a)を参照)、操作体13を初期位置に復帰させる役割を果たしている。
最後に、多方向入力装置101の検出手段18は、図1及び図8に示すように、第1傾倒部材15Aの回動動作を検出する第1検出手段18Aと、第2傾倒部材15Bの回動動作を検出する第2検出手段18Bと、から構成されている。そして、この2つの検出手段18(第1検出手段18A及び第2検出手段18B)により、操作体13の傾倒操作を検出している。
検出手段18の第1検出手段18A及び第2検出手段18Bは、詳細な図示はしていないが、抵抗体パターンが形成された基板と抵抗体パターンを摺接する摺動子とから構成された、所謂、回転型可変抵抗器を用いている。そして、第1検出手段18Aに連結された第1傾倒部材15Aの第1連結突部15Atの回転に伴って、摺動子が摺動するようになり、第1検出手段18Aから回転に対応した信号が端子部18Atから出力される。同様にして、第2検出手段18Bに連結された第2傾倒部材15Bの第1連結凸部15Btの回転に伴って、摺動子が摺動するようになり、第2検出手段18Bから回転に対応した信号が端子部18Btから出力される。これら2つの信号から、第1傾倒部材15A及び第2傾倒部材15Bと連動している操作体13の傾倒動作を検出するようにしている。
以上のように構成された本発明の第1実施形態の多方向入力装置101における、効果について、以下に纏めて説明する。
本発明の第1実施形態の多方向入力装置101は、操作体13に、弾性被覆部材12の収容部12s内に位置する部分と収容部12sの外側に位置する部分とに連通する空気逃げ部を設けたので、操作体13に弾性被覆部材12を被せる際に、弾性被覆部材12と操作部13tが密着する収容部12sの部分に空気が残るのを防ぐことができる。このことにより、操作体13への弾性被覆部材12の装着性を良くすることができる。
また、空気逃げ部として操作体13に孔部E3hを設け、孔部E3hの先端が操作体13の操作部13tの上面に位置するようにしたので、操作部13tの上面と弾性被覆部材12との間の空気が残るのを確実に防止することができる。このことにより、操作体13への弾性被覆部材12の装着性をより一層良くすることができる。
また、操作部13tの外周面が粗面なので、操作部13tに弾性被覆部材12を被せた際に、操作部13tと弾性被覆部材12とが滑りにくくなる。このため、操作者が弾性被覆部材12を介して操作部13tを操作する際に、操作部13tと弾性被覆部材12との間で滑りが発生して、弾性被覆部材12がめくれたり回転したりするのを抑制することができる。このことにより、操作者の操作感触の低下を防止することができる。
[第2実施形態]
図10は、本発明の第2実施形態の多方向入力装置102を説明する分解斜視図である。図11は、本発明の第2実施形態の多方向入力装置102を説明する図であって、図11(a)は、多方向入力装置102の斜視図であり、図11(b)は、図11(a)に示す弾性被覆部材22を省略した斜視図である。図12は、図11(a)をX1側から見た多方向入力装置102の側面図である。また、第2実施形態の多方向入力装置102は、第1実施形態に対し、弾性被覆部材22及び操作体23の構成が異なる。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本発明の第2実施形態の多方向入力装置102は、図11(a)及び図12に示すような外観を呈し、図10に示すように、開口部11hが形成されたハウジング11と、ハウジング11の上面側に配置される弾性被覆部材22と、操作部23tを有し傾倒操作可能な操作体23と、操作体23の傾倒動作を可能に支持する傾倒部材15と、操作体23の傾倒操作を検出する検出手段18と、を有して構成されている。他に、多方向入力装置102には、第1実施形態の多方向入力装置101と同様に、傾倒部材15を支持している基体16と、操作体23を介して傾倒部材15を初期状態に復帰させる復帰機構K7と、を備えている。そして、ユーザにより操作体23の多方向への操作が行われ、検出手段18により多方向への傾倒操作が検出され、多方向に入力が可能な装置となっている。
また、第1実施形態の多方向入力装置101と同様に、多方向入力装置102が製品に適用された際には、図12に例示されるように、後述する弾性被覆部材22の鍔部22vが、例えば製品の筐体(図12に示す筐体K551及び筐体K552)に挟持される。これにより、筐体K552側の製品内部に塵や水等が侵入しないようになる。
次に、多方向入力装置102の各構成部品について、詳細に説明する。図13は、弾性被覆部材22の下方視斜視図である。図14(a)は、操作体23の上方視斜視図であり、図14(b)は、操作体23の下方視斜視図である。図15は、図14(a)に示すT部分における拡大斜視図である。図16は、図12に示すS部分における拡大縦断面図である。なお、図16の拡大縦断面図は、Y平面で切断した断面図である。図17は、図11(b)に示すハウジング11を省略した斜視図である。図18(a)は、図17をX1−Y2側から見た側面図であり、図18(b)は、図17をZ1側から見た上面図である。
先ず、多方向入力装置102のハウジング11は、第1実施形態の多方向入力装置101と同様に、箱状に成形されており、図10に示すように、開口部11hが形成された天井部11tと、天井部11tの四方端から下方に延設された壁部11wと、から構成されている。なお、ハウジング11の詳細な説明は省略する。
次に、多方向入力装置102の弾性被覆部材22は、ウレタン樹脂等のエラストマー材料を用い、図10ないし図13に示すように、操作体23の傾倒操作に伴って変形可能で上方(図11(a)に示すZ1方向)に膨出した膨出部22bと、膨出部22bの中央部に設けられた突部22tと、膨出部22bの裾に設けられた鍔部22vと、から構成されている。そして、弾性被覆部材22は、図12に示すように、操作体23の一部を覆ってハウジング11の上面側に配置されている。
弾性被覆部材22の膨出部22bは、図10及び図13に示すように、周囲が高く中央に向けて低くなっている波形形状をしており、図13及び図16に示すように、膨出部22bの内側に広い空間部22cを有している。そして、この空間部22cが操作体23の傾倒操作に伴う膨出部22bの変形を可能にしている。
弾性被覆部材22の突部22tには、図13に示すように、凹状の空間を有した収容部22sが形成されており、図16に示すように、この収容部22sに、操作体23の操作部23tが挿入されている。
次に、多方向入力装置102の操作体23は、図10及び図14に示すように、直方体形状の基部B3と、基部B3の一面側(図14(a)に示すZ1側)に設けられた円柱形状の柱状部F3と、から構成されており、多方向入力装置102が組み立てられた際には、図11(b)に示すように、ハウジング11の開口部11hから、柱状部F3の操作部23tが突出するようになっている。
操作体23の基部B3には、第1実施形態の多方向入力装置101と同様に、図14に示すように、その両側面(図14(a)に示すY方向側の側面)から延設された凸部13cが設けられており、図18に示すように、この凸部13cと傾倒部材15(第1傾倒部材15A)とが係合され、操作体23の一方向(図18に示すX方向)への傾倒が可能になっている。また、基部B3には、図14(b)に示すように、底面側(図14(a)に示すZ2側)が開口した収納部13sと、収納部13sと連通している第1連通部B3rと、を備えている。
操作体23の柱状部F3には、図14及び図16に示すように、円柱の中央部を貫く孔である孔部F3hと、図16に示すように、孔部F3hと連通している第2連通部F3rと、が設けられており、図示はしていないが、この第2連通部F3rが基部B3の第1連通部B3rと連通している。
柱状部F3の孔部F3hは、図16に示すように、収容部22s内に位置する柱状部F3の部分と収容部22sの外側に位置する柱状部F3の部分とに連通するように構成されている。そして、操作部23tの上面に位置する孔部F3hの先端(一端)と、操作部23tの先端とは逆の他端側に設けられた基部B3の下面と、が、空間で繋がるようになっている。このように、本発明の第2実施形態では、操作体23の中心軸近傍に空気が抜ける空気逃げ部を設けている。
また、操作体23の柱状部F3には、図14及び図15に示すように、その外周面にU字形状の凹溝である溝部F3uがそれぞれ対向して4ヶ所、形成されている。この溝部F3uも前述した孔部F3hと同様に、収容部22s内に位置する柱状部F3の部分と収容部22sの外側に位置する柱状部F3の部分とに連通するように構成されている。このように、本発明の第2実施形態では、操作体23の外周面に空気が抜ける空気逃げ部を設けている。なお、溝部F3uを4ヶ所形成したが、この数に限らず、少なくとも1ヶ所、溝部F3uを有していれば良い。
そして、操作体23の柱状部F3には、図16に示すように、弾性被覆部材22が被せられ、前述したように、弾性被覆部材22の収容部22sによって、操作部23tが覆われている。
これにより、操作体23に弾性被覆部材22を被せる際に、この空気逃げ部が存在するので、弾性被覆部材22と操作部23tが密着する収容部22sの部分に空気が残るのを防ぐことができる。このため、空気残りを気にしながら弾性被覆部材22を操作体23に装着することがないので、作業性が向上すとともに、装着後に空気残りがなく操作体23に弾性被覆部材22が密着性よく装着される。これらのことにより、操作体23への弾性被覆部材22の装着性を良くすることができる。
また、空気逃げ部として、操作体23に孔部F3hを設け、孔部F3hの先端が操作部23tの上面に位置するようにしたので、特に、操作部23tの上面と弾性被覆部材22との間の空気が残るのを確実に防止することができる。このことにより、操作体23への弾性被覆部材22の装着性をより一層良くすることができるとともに、空気残りによる操作者に対する操作感触の悪化を防止することができる。
更に、本発明の第2実施形態では、空気逃げ部として、操作体23に溝部F3uを設けたので、操作体23に弾性被覆部材22を被せる際に、操作部23tの外周から空気がより逃げやすくなる。このことにより、操作体23への弾性被覆部材22の装着性をより良くすることができる。しかも成形体で作製された操作体23の場合、操作体23への溝部F3uの形成が成形型に加工を施すだけで容易に達成できるとともに、成形型への加工も容易である。
次に、多方向入力装置102の傾倒部材15は、本発明の第1実施形態と同様に、図10及び図17に示すように、操作体23と係合されて一方向(図17に示すX方向)と直交する他方向(図17に示すY方向)に傾倒される第1傾倒部材15Aと、操作体23と係合されて一方向に傾倒される第2傾倒部材15Bと、を備えて構成されている。
そして、多方向入力装置102が組み立てられた際には、図17に示すように、傾倒部材15の第1傾倒部材15Aの側腕部15Aa及び連結部15Arで囲まれた内側に、操作体23の基部B3が挿入され、第1傾倒部材15Aの側腕部15Aaに形成された切欠き部15Ak(図10を参照)に、操作体23の凸部13cが挿通されて、第1傾倒部材15Aと操作体23とが係合されるようになる。また、第1傾倒部材15Aの第1連結突部15Atは、基体16に回動可能に支持されるとともに、第1検出手段18Aと連結される。また、第1傾倒部材15Aの第2連結突部15Avは、基体16に回動可能に支持されるようになる。これにより、操作体23の他方向(図17に示すY方向)への傾倒が可能となり、操作体23の傾動動作に伴う第1傾倒部材15Aの回動を第1検出手段18Aに伝達できるようになる。
また、多方向入力装置102が組み立てられた際には、図17に示すように、傾倒部材15の第2傾倒部材15Bの細長く形成された長孔15Bhに、操作体23の柱状部F3が挿通され、アーチ状部分の長手方向、つまり他方向(図17に示すY方向)に沿って操作体23が傾倒可能になっている。また、第2傾倒部材15Bの第1連結凸部15Bt(図18(b)を参照)は、基体16に回動可能に支持されるとともに、第2検出手段18Bと連結される。また、第2傾倒部材15Bの第2連結凸部15Bvは、基体16に回動可能に支持されるようになる。これにより、操作体23の他方向(図17に示すY方向)と直交する方向(図17に示すX方向)に傾倒が可能となり、操作体23の傾動動作に伴う第2傾倒部材15Bの回動を第2検出手段18Bに伝達できるようになる。
以上に述べた第1傾倒部材15Aと第2傾倒部材15Bとを組み合わせることで、この2方向の回動動作が可能になり、この回動動作を組み合わせて、本発明の第2実施形態の多方向入力装置102は、多方向への操作が可能となる。
次に、多方向入力装置102の基体16は、本発明の第1実施形態と同様に、図10に示すように、矩形形状で板状のベース部16bと、ベース部16bの四方端から上方(図10に示すZ1方向)に向けて延設された4個の支持部16sと、から構成されている。
そして、多方向入力装置102が組み立てられた際には、図17に示すように、基体16の支持部16sの先端側に、第1傾倒部材15Aの第1連結突部15At及び第2連結突部15Av、並びに第2傾倒部材15Bの第1連結凸部15Bt及び第2連結凸部15Bvが載置されている。更に、図11(b)に示すように、第1傾倒部材15Aの第2連結突部15Av及び第2傾倒部材15Bの第2連結凸部15Bvが、ハウジング11の凹部11uと基体16の支持部16sとで回転可能に挟持されている。なお、図示はしていないが、ハウジング11の壁部11wに設けられた爪部と基体16に設けられた受部とで、スナップイン係合されて固定されている。
次に、多方向入力装置102の復帰機構K7は、本発明の第1実施形態と同様に、図10に示すように、コイルバネを用いた付勢部材K7Cと、付勢部材K7Cにより駆動される駆動体K7Kと、から構成されている。そして、多方向入力装置102が組み立てられた際には、図18(a)に示すように、付勢部材K7Cのコイルバネに駆動体K7Kが挿通されるとともに、付勢部材K7Cのコイルバネが操作体23の基部B3に設けられた収納部13s(図14(b)を参照)に挿入されている。これにより、付勢部材K7Cのコイルバネは、操作体23を操作前の初期状態に復帰させるとともに、操作体23を介して第1傾倒部材15A及び第2傾倒部材15Bを初期状態に復帰させる付勢力を提供する。
最後に、多方向入力装置102の検出手段18は、本発明の第1実施形態と同様に、図10及び図17に示すように、第1傾倒部材15Aの回動動作を検出する第1検出手段18Aと、第2傾倒部材15Bの回動動作を検出する第2検出手段18Bと、から構成されている。そして、この2つの検出手段18(第1検出手段18A及び第2検出手段18B)により、操作体23の傾倒操作を検出している。
以上のように構成された本発明の第2実施形態の多方向入力装置102における、効果について、以下に纏めて説明する。
以上により、本発明の第2実施形態の多方向入力装置102は、操作体23に、弾性被覆部材22の収容部22s内に位置する部分と収容部22sの外側に位置する部分とに連通する空気逃げ部を設けたので、操作体23に弾性被覆部材22を被せる際に、弾性被覆部材22と操作部23tが密着する収容部22sの部分に空気が残るのを防ぐことができる。このことにより、操作体23への弾性被覆部材22の装着性を良くすることができる。
また、空気逃げ部として操作体23に孔部F3hを設け、孔部F3hの先端が操作体23の操作部23tの上面に位置するようにしたので、操作部23tの上面と弾性被覆部材22との間の空気が残るのを確実に防止することができる。このことにより、操作体23への弾性被覆部材22の装着性をより一層良くすることができる。
また、空気逃げ部として、操作体23に溝部F3uを設けたので、操作体23に弾性被覆部材22を被せる際に、操作部23tの外周から空気がより逃げやすくなる。このことにより、操作体23への弾性被覆部材22の装着性をより良くすることができる。しかも成形体で作製された操作体23の場合、操作体23への溝部F3uの形成が成形型に加工を施すだけで容易に達成できるとともに、成形型への加工も容易である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
図19は、本発明の第1実施形態に係わる多方向入力装置101の変形例を説明する図であって、図19(a)は、変形例1の多方向入力装置C111の斜視図であり、図19(b)は、図19(a)に示すC1部分における拡大縦断面図である。図20は、本発明の第1実施形態に係わる多方向入力装置101の変形例を説明する図であって、図20(a)は、変形例2の操作体C13の斜視図であり、図20(b)は、変形例3の操作体D13の斜視図である。図21は、本発明の第2実施形態に係わる多方向入力装置102の変形例を説明する図であって、図21(a)は、変形例4の操作体E23の斜視図であり、図21(b)は、変形例5の操作体F23の斜視図である。
ある。
<変形例1>
上記第1実施形態では、上方に膨出したドーム部12dを有した弾性被覆部材12を用いた構成にしたが、図19(a)に示すような階段状の段差部C12sを有した弾性被覆部材C12を用いた構成でも良い。その際にも、図19(b)に示すように、段差部C12sの内側に広い空間部C12cを有している。
<変形例2>
上記第1実施形態では、操作体13の操作部13tの外周面を好適に粗面にした構成としたが、図20(a)に示すように、操作体C13の外周面を粗面にしない構成でも良い。
<変形例3>
上記第1実施形態に、更に、図20(b)に示すように、第2実施形態と同じようなV字形状の凹溝である溝部CF3vを操作体D13に設ける構成でも良い。これにより、操作体D13に弾性被覆部材12を被せる際に、操作部D13tの外周から空気がより逃げやすくなる。なお、溝部CF3vを2ヶ所形成したが、この数に限らず、少なくとも1ヶ所、溝部CF3vを有していれば良い。
<変形例4>
上記第2実施形態では、空気逃げ部として操作体23に孔部F3hを好適に設ける構成としたが、図21(a)に示すように、操作体E23に孔部F3hを設けない構成でも良い。
<変形例5>
図21(b)に示すように、変形例4の孔部F3hを設けない構成に、操作体F23の柱状部CF3の外周面を粗面にした構成を加えても良い。
<変形例6>
上記実施形態では、基部B3の第1連通部B3rと操作体(13或いは23)の柱状部(E3或いはF3)における第2連通部(E3r或いはF3r)及び孔部(E3h或いはF3h)とを連通させて、弾性被覆部材(12或いは22)の収容部(12s或いは22s)内に位置する部分と収容部(12s或いは22s)の外側に位置する部分とに連通する空気逃げ部を設けた構成にしたが、これに限るものではない。例えば、柱状部(E3或いはF3)の途中に、空間部(12c或いは22c)に向けて開口した穴部を設け、この穴部と孔部(E3h或いはF3h)とを連通させても良い。これにより、収容部(12s或いは22s)内に位置する部分と収容部(12s或いは22s)の外側に位置する部分とに連通する空気逃げ部を設けることができる。
<変形例7>
上記第1実施形態の弾性被覆部材12の替わりに、弾性被覆部材22を用いた構成でも良いし、上記第2実施形態の弾性被覆部材22の替わりに、弾性被覆部材12或いは変形例1の弾性被覆部材C12を用いた構成でも良い。また、これら以外の形状の弾性被覆部材を用いても良い。
<変形例8>
上記実施形態では、弾性被覆部材(12或いは22)の鍔部(12v或いは22v)を多方向入力装置(101或いは102)が取り付けられる製品の筐体(K551及びK552)で挟持される構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、多方向入力装置のハウジングが大きい場合には、製品の筐体と多方向入力装置のハウジングの天井部とで、弾性被覆部材の鍔部を挟持しても良い。
本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
11 ハウジング
11h 開口部
12、22、C12 弾性被覆部材
12s、22s 収容部
13、23、C13、D13、E23、F23 操作体
13t、23t、D13t 操作部
E3h、F3h 孔部
F3u、CF3v 溝部
18 検出手段
101、102、C111、 多方向入力装置

Claims (4)

  1. 開口部が形成されたハウジングと、
    前記開口部から突出した操作部を有し傾倒操作可能な操作体と、
    該操作体の傾倒操作を検出する検出手段と、を有し、
    前記操作部が前記ハウジングの上面側に配置される弾性被覆部材の凹状の収容部によって覆われる多方向入力装置において、
    前記操作体に、前記収容部内に位置する部分と前記収容部の外側に位置する部分とに連通する空気逃げ部を設けたことを特徴とする多方向入力装置。
  2. 前記空気逃げ部は、前記操作体に設けられた孔部からなり、該孔部の先端が前記操作部の上面に位置していることを特徴とする請求項1に記載の多方向入力装置。
  3. 前記空気逃げ部は、前記操作体の外周面に形成された溝部からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多方向入力装置。
  4. 前記操作部の外周面を粗面としたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の多方向入力装置。
JP2014141925A 2014-07-10 2014-07-10 多方向入力装置 Withdrawn JP2016018728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141925A JP2016018728A (ja) 2014-07-10 2014-07-10 多方向入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141925A JP2016018728A (ja) 2014-07-10 2014-07-10 多方向入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016018728A true JP2016018728A (ja) 2016-02-01

Family

ID=55233804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014141925A Withdrawn JP2016018728A (ja) 2014-07-10 2014-07-10 多方向入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016018728A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2603871A (en) * 2020-02-19 2022-08-17 Kohler Mira Ltd Controller

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136074U (ja) * 1974-09-11 1976-03-17
JPH11185572A (ja) * 1997-12-16 1999-07-09 Futaba Corp スイッチ構造
JP3064425U (ja) * 1999-05-31 2000-01-21 オーエッチ工業株式会社 手工具のグリップ構造
JP2004152510A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Nippon Seiki Co Ltd スイッチ操作装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136074U (ja) * 1974-09-11 1976-03-17
JPH11185572A (ja) * 1997-12-16 1999-07-09 Futaba Corp スイッチ構造
JP3064425U (ja) * 1999-05-31 2000-01-21 オーエッチ工業株式会社 手工具のグリップ構造
JP2004152510A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Nippon Seiki Co Ltd スイッチ操作装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2603871A (en) * 2020-02-19 2022-08-17 Kohler Mira Ltd Controller
GB2603871B (en) * 2020-02-19 2023-02-01 Kohler Mira Ltd Controller

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2642326C (en) Switch
JP4100879B2 (ja) 多方向入力装置
JP2015153865A (ja) 止水構造及び電子機器
US7145087B1 (en) Multi-instruction switch
JP5820209B2 (ja) 多方向入力装置
JP2016018728A (ja) 多方向入力装置
US20230162929A1 (en) Input devices with multi-directional input capabilities
KR20100127275A (ko) 조작 스위치 및 전자 기기
JP3157281U (ja) 多方向入力装置
JP4511479B2 (ja) 複合操作スイッチ
CN112473124B (zh) 多方向输入装置、手柄以及游戏机
CN100361246C (zh) 多向输入装置
JP7452845B2 (ja) 多方向揺動型電子部品
US7899503B2 (en) Mobile phone with rotatable connecting apparatus
KR101163560B1 (ko) 푸쉬 스위치장치
US20060090989A1 (en) Rotary changeover switch
JP2021077547A (ja) 多方向揺動型電子部品
US7381911B2 (en) Multi-instruction switch
KR100829660B1 (ko) 전자제품용 버튼 구조
JP3883390B2 (ja) 多方向入力装置
JP2007329070A (ja) 多方向入力装置
JP5070310B2 (ja) 複合操作型入力装置
JP3948882B2 (ja) 多方向入力スイッチ
US20130118873A1 (en) Electronic device having key switch
WO2006115070A1 (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170921

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20171004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20180320