JP2016104586A - 鞍乗型車両の後部構造 - Google Patents
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請求項2に記載した発明は、前記収納部(20)は、前側収納部(21)と、後側収納部(22)とで構成されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記前側収納部(21)は、前記シート(9)の下面(9a)で覆われ、前記後側収納部(22)は、前記蓋部材(40)で覆われることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記後側収納部(22)には、別体の前記蓋部材(40)が設けられ、前記後側収納部(22)に収納される収納物(50)には、車両機能部品(51,52)が含まれ、前記蓋部材(40)は、前記後側収納部(22)の上方から前記収納物(50)を覆うことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記延出部(42)の下部には、上方に凹む凹部(43)が形成され、前記凹部(43)は、前記支持部(31)の外形状に沿う輪郭(43a)を有することを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記蓋部材(40)の取付状態で、前記延出部(42)は、前記支持部(31)の少なくとも一部を覆うことを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記支持部(31)を挿通する方向(V2)から見て、前記挿通孔(33)は、前記支持部(31)よりも大きく開口することを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前記蓋部材(40)は、樹脂製であることを特徴とする。
請求項9に記載した発明は、前記支持部(31)は、前記収納部(20)と共締めされて前記車体部材(5,34)に係合されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明によれば、収納部を前側収納部と後側収納部とで構成することで、収納部が前後に分かれるため、収納部の前後で収納物の区分けをすることができる。
請求項3に記載した発明によれば、前側収納部がシートの下面で覆われ、後側収納部が蓋部材で覆われることで、シート下面により前側収納部の空間を仕切ると共に、蓋部材により後側収納部の空間を仕切るという機能を果たしつつ、後側収納部とは別部分を仕切るという機能を果たすことができる。
請求項4に記載した発明によれば、後側収納部とは別体の蓋部材により、後側収納部の上方から収納物である車両機能部品を覆うことで、蓋部材が着脱し易くなるため、収納物のメンテナンス性を向上することができる。
請求項5に記載した発明によれば、延出部の下部には上方に凹む凹部が形成され、凹部が支持部の外形状に沿う輪郭を有することで、支持部を車体部材に係合した後に蓋部材を収納部に取り付ける際に、支持部をガイドとして蓋部材を取り付けることができる。そのため、蓋部材の取付作業を容易に行うことができる。
請求項6に記載した発明によれば、蓋部材の取付状態で、延出部が支持部の少なくとも一部を覆うことで、延出部により収納部とは別部分である挿通孔を仕切ることができる。又、延出部により、雨及び塵埃等が挿通孔から車体カバーの内部に浸入することを抑制することができる。
請求項7に記載した発明によれば、支持部を挿通する方向から見て、挿通孔が支持部よりも大きく開口することで、挿通孔から支持部を挿通する際に、支持部をスムーズに挿通することができる。そのため、支持部の挿通作業を容易に行うことができる。
請求項8に記載した発明によれば、蓋部材を樹脂製とすることで、蓋部材にある程度の柔軟性を持たせることができるため、蓋部材の組み付け公差を許容し易い。
請求項9に記載した発明によれば、支持部を収納部と共締めして車体部材に係合することで、係合箇所を別個に設ける必要が無くなるため、無駄なスペースを無くすと共に、部品点数を削減することができる。
図1に示すように、スクータ型の自動二輪車1は、バーハンドル2と、バーハンドル2によって操向される前輪3と、スイング式のパワーユニット10によって駆動される後輪4とを備える。
バーハンドル2及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム5前端のヘッドパイプ5aに操向可能に枢支される。車体フレーム5の下部後側にはパワーユニット10の前部下側が上下揺動可能に枢支される。
パワーユニット10は、前部に配置されるエンジン10aと、後部左側に配置される変速機10bとを一体化したスイング式動力ユニットである。パワーユニット10と車体フレーム5の後部との間にはリヤサスペンション6が介装され、車体後部にユニットスイング式のリヤサスペンション構造が構成される。
図2は、上記自動二輪車1の後部の後面図である。
図2の後面視で、グリップバー30は、上方に凸の緩やかな湾曲形状をなし且つ車体左右中心線CLを挟んで左右対称に形成される。図2の後面視で、第1ステイ31は、車体左右中心線CLを挟んで左右対称に配置される左右ステイ31L,31Rを有する。図2の後面視で、第2ステイ32は、下方に凸の砲弾形状をなし且つ車体左右中心線CLを挟んで左右対称に形成される。第2ステイ32の下端部には、ボルト等の締結部材32cが当接する平坦な座面部32aが形成される。第2ステイ32の座面部32aは、ボルト等の締結部材32cを介してリヤセンターカバー12f内方の後部フレーム(不図示)に締結される。
図3〜図5に示すように、シート9の下方には、物品収納ボックス20の上部を塞ぐ蓋部材40が設けられる。物品収納ボックス20は、前後に分かれる前側収納部21と、後側収納部22とで構成される。物品収納ボックス20のうち前側収納部21はシート9の下面9a(図5参照)で覆われ、後側収納部22は蓋部材40で覆われる。蓋部材40は、樹脂製であり、ある程度の柔軟性を有する。蓋部材40は、後側収納部22とは別体で構成され、後側収納部22に着脱可能に設けられる。
尚、後側収納部22には、リザーバタンク51に限らず、タンクとして燃料タンク、オイルタンク、フルードタンク、ウオッシャタンク、ガスタンク等が収納されてもよく、他にも、車両機能部品として、バッテリ、キャニスタ、ABSモジュール等が収納されてもよい。
シート下面9aには、前側収納部21と後側収納部22との境界部23に臨むシール部材9cが設けられる。前記境界部23にシール部材9cを設けることにより、前側収納部21の収納室21sと後側収納部22の収納室22s,22t,22u(図4参照、図5では第1収納室22sのみを図示)とを水密に仕切ることができる。
図7に示すように、蓋部材40は、上蓋部41と、上蓋部41の後部から下方に延びる延出部42とを有する。延出部42は、車体左右中心線CLを挟んで左右対称に配置され、上蓋部41の後縁両側から下方に延びる左右延出部42L,42Rを有する。左右延出部42L,42Rは、図3の上面視で上蓋部41の後縁両側に沿うように傾斜し、図5の断面視で下側ほど後方に位置するように傾斜する板状に形成される。
図6に示すように、左ステイ31Lは、グリップバー30からリヤセンターカバー12fに向けて延びて左挿通孔33Lを通る棒状の本体部31aと、本体部31aから前方に延びて左ブラケット34Lに当接する板状の当接部31bとを有する。
座面部34aには、上下に開口する第1挿通孔34h及び第2挿通孔34kが形成される。第2挿通孔34kは、平面視で、左ステイ31Lの挿通孔31hと重なる。
左ブラケット34Lは、支持部34bを介して左リヤフレーム5dに溶接等で結合される。
座面部34aの前部には、ボルト等の締結部材34cが設けられる。ボルト等の締結部材34cにより、車両部品(不図示)を締結できる。
尚、図6において、符号5eは左右リヤフレーム5dの後部間を渡すリヤクロスフレーム、符号5fはリヤクロスフレーム5eと左右リヤフレーム5dの後部とを渡すガセットを示す。
尚、挿通孔開口方向V1から見て、左右延出部42L,42Rは、左右挿通孔33L,33Rの少なくとも一部と重なっていてもよい。
この構成によれば、蓋部材40が物品収納ボックス20の上方を覆う上蓋部41を有することで、上蓋部41により物品収納ボックス20の空間を仕切ることができる。又、挿通孔開口方向V1から見て、蓋部材40の延出部42が挿通孔33の少なくとも一部と重なることで、延出部42により物品収納ボックス20とは別部分である挿通孔33を仕切ることができる。従って、蓋部材40により物品収納ボックス20の空間を仕切るという機能を果たしつつ、物品収納ボックス20とは別部分を仕切るという機能を果たすことができる。又、挿通孔開口方向V1から見て、蓋部材40の延出部42が挿通孔33の少なくとも一部と重なることで、雨及び塵埃等が挿通孔33から車体カバー12の内部に浸入することを抑制することができる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
5 車体フレーム(車体部材)
9 シート
9a シートの下面
12 車体カバー
20 物品収納ボックス(収納部)
21 前側収納部
22 後側収納部
30 グリップバー(把持部材)
31 第1ステイ(支持部)
33 挿通孔
34 ブラケット(車体部材)
40 蓋部材
41 上蓋部
42 延出部
43 凹部
43a 輪郭
50 収納物
51 リザーバタンク(車両機能部品)
52 ヒューズボックス(車両機能部品)
V1 挿通孔開口方向(挿通孔が開口する方向)
V2 ステイ挿通方向(支持部を挿通する方向)
Claims (9)
- 乗員が着座するシート(9)の下方の収納部(20)を塞ぐ蓋部材(40)を備える鞍乗型車両(1)の後部構造において、
前記シート(9)の下方には、車体後部を覆う車体カバー(12)が設けられ、
前記車体カバー(12)の外方で前記シート(9)の後方には、前記乗員が把持可能な把持部材(30)が設けられ、
前記把持部材(30)には、前記車体カバー(12)へ向けて延びる支持部(31)が形成され、
前記車体カバー(12)には、前記支持部(31)を挿通する挿通孔(33)が開口し、
前記車体カバー(12)の内方には、前記挿通孔(33)から挿通される前記支持部(31)を係合する車体部材(5,34)が設けられ、
前記蓋部材(40)は、前記収納部(20)の上方を覆う上蓋部(41)と、前記上蓋部(41)から下方に延びる延出部(42)とを有し、
前記挿通孔(33)が開口する方向(V1)から見て、前記延出部(42)は、前記挿通孔(33)の少なくとも一部と重なることを特徴とする鞍乗型車両の後部構造。 - 前記収納部(20)は、前側収納部(21)と、後側収納部(22)とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の後部構造。
- 前記前側収納部(21)は、前記シート(9)の下面(9a)で覆われ、
前記後側収納部(22)は、前記蓋部材(40)で覆われることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両の後部構造。 - 前記後側収納部(22)には、別体の前記蓋部材(40)が設けられ、
前記後側収納部(22)に収納される収納物(50)には、車両機能部品(51,52)が含まれ、
前記蓋部材(40)は、前記後側収納部(22)の上方から前記収納物(50)を覆うことを特徴とする請求項2又は3に記載の鞍乗型車両の後部構造。 - 前記延出部(42)の下部には、上方に凹む凹部(43)が形成され、
前記凹部(43)は、前記支持部(31)の外形状に沿う輪郭(43a)を有することを特徴とする請求項1から4までの何れか一項に記載の鞍乗型車両の後部構造。 - 前記蓋部材(40)の取付状態で、前記延出部(42)は、前記支持部(31)の少なくとも一部を覆うことを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両の後部構造。
- 前記支持部(31)を挿通する方向(V2)から見て、前記挿通孔(33)は、前記支持部(31)よりも大きく開口することを特徴とする請求項1から6までの何れか一項に記載の鞍乗型車両の後部構造。
- 前記蓋部材(40)は、樹脂製であることを特徴とする請求項1から7までの何れか一項に記載の鞍乗型車両の後部構造。
- 前記支持部(31)は、前記収納部(20)と共締めされて前記車体部材(5,34)に係合されることを特徴とする請求項1から8までの何れか一項に記載の鞍乗型車両の後部構造。
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