JP2016112735A - 表面貼付シートの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 物品の表面に貼り付けて覆うことにより、容易に物品表面の汚れを隠蔽したり、美装化したりすることができるようにする。【解決手段】 適度の剛性を有するプラスチックをもって所定の形状に形成されると共に、端縁部2′から所定の間隔で平行して2本の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線3、3を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面にシリコーン含有層等の離型層4を設けた台シート2と、柔軟な薄い紙をもって前記台シート2と同形同大に形成され、一方の面に所要の装飾模様6を印刷し、他方の面に粘着剤層7を設けた被覆シート5とからなる。台シート2の離型層4と被覆シート5の粘着剤層7を対面させて台シート2と被覆シート5を積層する。【選択図】 図1

Description

本発明は、物品の表面に貼り付けて覆うことにより、容易に汚れを隠蔽したり、美装化したりすることができるようにするための表面貼付シート用台シート及び該台シートを用いた表面貼付シート並びに該表面貼付シートの製造方法及び貼付方法に関するものである。
室内にある電気製品や各種機材、道具等は、時の経過に伴って次第に汚れが目立つようになる。例えば、天井に直接設置する直管型蛍光灯器具は、室内の温度や湿度の変化、埃り、カビ等によって次第に表面に汚れが発生する。
また、オーディオ機器における例えばディスクは、一般的にデータ入力面と反対側の面は無加飾であり、また、食器類における例えばガラスコップ等は無加飾のものも多い。
そして、前記蛍光灯器具の場合には、汚れの程度が酷くなると見苦しくなり、新しい器具と交換しなければならなくなる。この場合において、ある程度汚れが進んだ状態になったとき、蛍光灯器具の表面を装飾用のシートを貼り付けて覆えば、汚れは該シートによって隠蔽され、蛍光灯器具の交換時期を延ばすことができるようになる。
また、前記ディスクやガラスコップの場合には自分好みの装飾を自分自身で手軽に施すことができるようになれば、装飾することの楽しさを味わうことができると共に、加飾したものに対してより一層の愛着を覚えることになる。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、物品の表面に貼り付けて覆うことにより、容易に汚れを隠蔽したり、美装化したりすることができ、而も自分自身で手軽に行うことができるようになした表面貼付シート用台シート及び該台シートを用いた表面貼付シート並びに該表面貼付シートの製造方法及びその貼付方法を提供しようとするものである。
而して、本発明は以下の表面貼付シート用台シート及び該台シートを用いた表面貼付シート並びに該表面貼付シートの製造方法及びその貼付方法を要旨とするものであり、該表面貼付シート用台シートは、適度の剛性を有するプラスチック、紙等をもって所定の形状に形成されると共に、端縁部から所定の間隔で平行して複数の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面にシリコーン含有層等の離型層を設けてなるものである。
また、表面貼付シートは、適度の剛性を有するプラスチック、紙等をもって所定の形状に形成されると共に、端縁部から所定の間隔で平行して複数の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面にシリコーン含有層等の離型層を設けた台シートと、柔軟な薄いプラスチック、紙等をもって前記台シートと同形同大に形成され、一方の面に所要の装飾模様を印刷し、他方の面に粘着剤層を設けた被覆シートとからなり、前記台シートの離型層と前記被覆シートの粘着剤層を対面させて台シートと被覆シートを積層してなることを特徴とする表面貼付シートである。
また、斯かる表面貼付シートの製造方法は、柔軟な薄いプラスチック、紙等を帯状に形成し、その一方の面に所要の装飾模様を印刷すると共に、他方の面に粘着剤層を設けた被覆シートを展開し、次に、該被覆シートの粘着剤層の面に、別途形成した適度の剛性を有するプラスチック、紙等をもって所定の形状に形成されると共に、端縁部から所定の間隔で平行して複数の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面にシリコーン含有層等の離型層を設けた台シートを、その離型層の面が対面するようにして貼り付け、最後に、前記被覆シートを前記台シートの外周形状に合わせて切り抜くことを特徴とするものである。
前記表面貼付シートの貼付方法は、被覆シートの端縁部を台シートから剥がし、次に、台シートにおける端縁部に最も近い折り曲げ線から該台シートの端縁部側部分を被覆シートと反対側に折り曲げ、次に、被覆シートの端縁部を被貼付物品の表面の貼付端部に貼り付けた後、台シートにおける端縁部に最も近い折り曲げ線から台シートの本体部分を被貼付物品に重なるように折り曲げ、次に、台シートの本体部分を外側から被貼付物品に押し付けながら、台シートの端縁部を摘んで引っ張り、もって徐々に被覆シートを粘着剤層をもって被貼付物品の表面全体に貼り付けるものである。
本発明に係る表面貼付シート用台シートは、上記の如き構成であるから、使用者は自分の好みの装飾模様が印刷された粘着剤層付シートを用意し、該シートの粘着剤層に、本発明に係る台シートをそれの離型層が対面するようにして重ね、該シートを、該台シートを定規代わりにしてカッターで該台シートの外周形状に合わせて切り抜くことにより、自分の好みの表面貼付シートを製作することができるものである。
また、本発明に係る表面貼付シートは、上記の如き構成であるから、物品の表面に貼り付けて覆うことにより、容易に物品表面の汚れを隠蔽したり、美装化したりすることができるものである。而も自分自身で手軽に行うことができるものである。したがって、上記蛍光灯器具の例によれば、シートによって汚れを隠蔽し、蛍光灯器具の交換時期を延ばすことができるようになり、またディスクやガラスコップの例によれば、自分好みの装飾を自分自身で手軽に施すことができるようになり、もって装飾することの楽しさを味わうことができると共に、加飾したものに対してより一層の愛着を覚えることになるものである。また、貼り付け作業も簡単且つ迅速に行うことができるものである。
また、本発明に係る表面貼付シートの製造方法によれば、帯状の被覆シートの粘着剤層の面に、別途形成した台シートを、その離型層を対面させて貼り付け、その後被覆シートを台シートの外周形状に合わせて切り抜くものであり、そして、この切り抜きも台シートを定規代わりにしてカッターによって容易に切り抜くことができるものであり、大掛かりな装置が不要で、低コストで容易に製造することができるものである。
また、本発明に係る表面貼付シートの貼付方法によれば、被覆シートを被貼付物品の表面に手際よく、迅速に貼り付けることができるものである。そして、貼り付ける際には、台シートによって被覆シートを被貼付物品に強く押し付けながら貼り付けることができるから、粘着剤層による粘着力を高め、容易に剥がれないようにすることができるものである。且つまた、被覆シートは台シートの移動に伴って徐々に被貼付物品への貼り付部分が拡大していくが、この間において常に扁平な台シートによって上面を加圧されているから、被覆シートが縒れることがなく、スムーズに貼り付けることができるものである。また、粘着剤層と被貼付物品の表面との間に空気が入り込むことを防止することもでき、もって全面が均一に貼り付くと共に、粘着剤層による粘着力を高めることもできるものである。
本発明の第1実施形態に係る表面貼付シートの台シートの一部を折り曲げた状態の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る表面貼付シートの表面図である。 本発明の第1実施形態に係る表面貼付シートの裏面図である。 本発明の第1実施形態に係る表面貼付シートの製造方法の説明図である。 本発明の第1実施形態に係る表面貼付シートの貼付方法の説明図であり、被覆シートの端縁部を台シートから剥がした状態を示すものである。 図5中A部分の拡大図である。 同台シートを折り曲げ線から折り曲げた状態を示すものである。 同被覆シートの端縁部を被貼付物品の表面に貼り付けた状態を示すものである。 同被覆シートの端縁部を台シートの折り曲げ線まで貼り付けた状態を示すものである。 同台シートの本体部分を折り曲げ線から被貼付物品に重なるように折り曲げた状態を示すものである。 同台シートの本体部分を被貼付物品に押し付けながら台シートの端縁部を摘んで引っ張る状態を示すものである。 同図11の状態から更に進行した状態を示すものである。 本発明の第2実施形態に係る表面貼付シートの被覆シートの一部を切除して示した表面図である。 同ガラスコップに貼り付けた状態の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
先ず、表面貼付シートについて説明する。
図中、1は表面貼付シートである。また、該表面貼付シート1は、適度の剛性、即ち腰を有するプラスチックをもって所定の形状(本実施形態においてはディスクの形状)に形成されると共に、端縁部2′から所定の間隔で平行して複数(本実施形態においては2本)の、剛性を弱めて、即ち脆弱化させてフレキシブルにする折り曲げ線3、3を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面にシリコーン含有層等の離型層4を設けた台シート2と、柔軟な薄いプラスチック、紙等(本実施形態においては紙)をもって前記台シート2と同形同大に形成され、一方の面に所要の装飾模様6を印刷し、他方の面に粘着剤層7を設けた被覆シート5とからなり、前記台シート2の離型層4と前記被覆シート5の粘着剤層7を対面させて台シート2と被覆シート5を積層してなるものである。
また、前記台シート2に設ける折り曲げ線3の数は、本実施形態においては2本としているが、それ以上としてもよい。また、折り曲げ線3は、剛性を弱めて、即ち脆弱化させてフレキシブルにするためのものであるから、台シート2の一方の面から筋状に切り込みを入れたり、刃で押して断面V字状の溝を形成したり、スジ押し加工したりする等、公知の適宜の手段で形成すればよい。また、被覆シート5に印刷する装飾模様6は、これを貼り付ける物品に応じて適宜のものを採用すればよい。
また、本実施形態に係る表面貼付シート1は、完成してそのままで使用することができるようにした形態であるが、前記台シート2を用いることにより、使用者の好みに応じた表面貼付シートを自分自身の手で製作することができるようにすることも可能である。
その場合には、使用者は自分の好みの装飾模様が印刷された粘着剤層付シート(図示せず。)を用意し、該シートの粘着剤層に、本発明に係る台シート2をそれの離型層4が対面するようにして重ね、該シートを、該台シート2を定規代わりにしてカッター(図示せず。)で該台シート2の外周形状に合わせて切り抜くものである。
次に、前記表面貼付シート1の製造方法について説明する。
図4に示す如く、柔軟な薄い紙を帯状に形成し、その一方の面に所要の装飾模様6を印刷すると共に、他方の面に粘着剤層7を設けた被覆シート5を展開し、次に、該被覆シート5の粘着剤層7の面に、別途形成した、適度の剛性を有するプラスチックをもって所定の形状(本実施形態においてはディスクの形状)に形成されると共に、端縁部2′から所定の間隔で平行して複数(本実施形態においては2本)の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線3、3を設け、更に折り曲げる方向と反対側の面にシリコーン含有層等の離型層4を設けた台シート2を、その離型層4の面が対面するようにして貼り付け、最後に、前記被覆シート5を前記台シート2の外周形状に合わせて切り抜くものである。
また、前記の如く被覆シート5を台シート2の外周形状に合わせて切り抜くときには、台シート2を定規代わりにしてカッター(図示せず。)によって切り抜くことにより、容易に実施することができるものである。
次に、前記表面貼付シート1の貼付方法について説明する。
先ず、図5に示す如く、表面貼付シート1における被覆シート5の端縁部5′を台シート2から剥がし、次に、図7に示す如く、台シート2における端縁部2′に最も近い折り曲げ線3から該台シート2の端縁部側部分2aを被覆シート5と反対側に折り曲げる。次に、図8及び図9に示す如く、被覆シート5の端縁部5′を被貼付物品(本実施形態においてはディスク)8の表面の貼付端部に貼り付けた後、折り曲げ線3まで貼り付け、次に、図10に示す如く、台シート2における端縁部2′に最も近い折り曲げ線3から台シート2の本体部分2bを被貼付物品8に重なるように折り曲げる。次に、図10及び図11に示す如く、台シート2の本体部分2bを外側(上側)から被貼付物品8に押し付けながら、台シート2の端縁部2′を摘んで引っ張り、その後更に同様にして、図12に示す如く被覆シート5の全体を被貼付物品8の表面全体に貼り付けるものである。
以上の貼付方法によれば、被覆シート5を被貼付物品8の表面に手際よく迅速に貼り付けることができるものである。そして、貼り付ける際には、台シート2によって被覆シート5を被貼付物品8に強く押し付けながら貼り付けることができるから、粘着剤層7による粘着力を高め、容易に剥がれないようにすることができるものである。且つまた、被覆シート5は台シート2の移動に伴って徐々に被貼付物品8への貼り付き部分が拡大していくが、この間において常に扁平な台シート2によって上面を加圧されているから、被覆シート5が縒れることがなく、スムーズに貼り付けることができるものである。また、粘着剤層7と被貼付物品8の表面との間に空気が入り込むことを防止することができ、もって全面が均一に貼り付くと共に、粘着剤層7による粘着力を高めることもできるものである。
次に、図13及び図14に示した本発明の第2実施形態に係る表面貼付シートについて説明する。
本実施形態に係る表面貼付シートは、ガラスコップの表面の加飾に用いる場合の例であり、台シートと被覆シートの形状をガラスコップの外周面に合わせた形状とした点以外は前記第1実施形態に係る表面貼付シートと同様である。したがって、同一の部材については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。尚、図において9は被貼付物品であるガラスコップを示す。また本実施形態に係る表面貼付シートの製造方法及び貼付方法も、前記第1実施形態に係る表面貼付シートと同様である。
1 表面貼付シート
2 台シート
3、3 折り曲げ線
4 離型層
5 被覆シート
6 装飾模様
7 粘着剤層
8、9 被貼付物品
本発明は、物品の表面に貼り付けて覆うことにより、容易に汚れを隠蔽したり、美装化したりすることができるようにするための表面貼付シートの製造方法に関するものである。
室内にある電気製品や各種機材、道具等は、時の経過に伴って次第に汚れが目立つようになる。例えば、天井に直接設置する直管型蛍光灯器具は、室内の温度や湿度の変化、埃り、カビ等によって次第に表面に汚れが発生する。
また、オーディオ機器における例えばディスクは、一般的にデータ入力面と反対側の面は無加飾であり、また、食器類における例えばガラスコップ等は無加飾のものも多い。
そして、前記蛍光灯器具の場合には、汚れの程度が酷くなると見苦しくなり、新しい器具と交換しなければならなくなる。この場合において、ある程度汚れが進んだ状態になったとき、蛍光灯器具の表面を装飾用のシートを貼り付けて覆えば、汚れは該シートによって隠蔽され、蛍光灯器具の交換時期を延ばすことができるようになる。
また、前記ディスクやガラスコップの場合には自分好みの装飾を自分自身で手軽に施すことができるようになれば、装飾することの楽しさを味わうことができると共に、加飾したものに対してより一層の愛着を覚えることになる。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、物品の表面に貼り付けて覆うことにより、容易に汚れを隠蔽したり、美装化したりすることができ、而も自分自身で手軽に行うことができるようになした表面貼付シートの製造方法を提供しようとするものである。
而して、本発明は、きわめて容易に折り曲げることができると共に反転させて折り重ねることができる程度の柔軟性を有し且つフィルム状に薄いプラスチック又は紙をもって帯状に形成し、その一方の面に所要の装飾模様を印刷すると共に、他方の面に粘着剤層を設けた被覆シートを展開し、次に、該被覆シートの粘着剤層の面に、別途形成した容易に折り曲げることができない程度の剛性を有するプラスチック又は紙をもって所定の形状に形成されると共に、端縁部から所定の間隔で平行して複数の、強度を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面に離型層を設けた台シートを、その離型層の面が対面するようにして貼り付け、最後に、前記被覆シートを前記台シートの形状に合わせて切り抜くことを特徴とする表面貼付シートの製造方法を要旨とするものである。
本発明に係る表面貼付シートの製造方法によれば、帯状の被覆シートの粘着剤層の面に、別途形成した台シートを、その離型層を体面させて貼り付け、その後被覆シートを台シートの形状に合わせて切り抜くものであり、そして、この切り抜きも台シートを定規代わりにしてカッターによって容易に切り抜くことができるものであり、大掛かりな装置が不要で、低コストで容易に製造することができるものである。
本発明に係る表面貼付シートの製造方法によって製造した表面貼付シートの台シートの一部を折り曲げた状態の斜視図である。 図1に示した表面貼付シートの表面図である。 図1に示した表面貼付シートの裏面図である。 表面貼付シートの製造方法の説明図である。 図1に示した表面貼付シートの貼付方法の説明図であり、被覆シートの端縁部を台シートから剥がした状態を示すものである。 図5中A部分の拡大図である。 同台シートを折り曲げ線から折り曲げた状態を示すものである。 同被覆シートの端縁部を被貼付物品の表面に貼り付けた状態を示すものである。 同被覆シートの端縁部を台シートの折り曲げ線まで貼り付けた状態を示すものである。 同台シートの本体部分を折り曲げ線から被貼付物品に重なるように折り曲げた状態を示すものである。 同台シートの本体部分を被貼付物品に押し付けながら台シートの端縁部を摘んで引っ張る状態を示すものである。 同図11の状態から更に進行した状態を示すものである。 図1に示した表面貼付シートと異なる例の表面貼付シートの被覆シートの一部を切除して示した表面図である。 同ガラスコップに貼り付けた状態の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図中、1は本発明に係る表面貼付シートの製造方法によって製造した表面貼付シートである。また、該表面貼付シート1は、容易に折り曲げることができない程度の剛性、即ち腰を有するプラスチックをもって所定の形状(本実施形態においてはディスクの形状)に形成されると共に、端縁部2′から所定の間隔で平行して複数(本実施形態においては2本)の、強度を弱めて、即ち脆弱化させてフレキシブルにする折り曲げ線3、3を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面に離型層4を設けた台シート2と、きわめて容易に折り曲げることができると共に反転させて折り重ねることができる程度の柔軟性を有し且つフィルム状に薄いプラスチック又は紙(本実施形態においては紙)をもって前記台シート2と同形同大に形成され、一方の面に所要の装飾模様6を印刷し、他方の面に粘着剤層7を設けた被覆シート5とからなり、前記台シート2の離型層4と前記被覆シート5の粘着剤層7を対面させて台シート2と被覆シート5を積層してなるものである。尚、前記離型層4はシリコーン含有層である。
また、前記台シート2に設ける折り曲げ線3の数は、本実施形態においては2本としているが、それ以上としてもよい。また、折り曲げ線3は、強度を弱めて、即ち脆弱化させてフレキシブルにするためのものであるから、台シート2の一方の面から筋状に切り込みを入れたり、刃で押して断面V字状の溝を形成したり、スジ押し加工したりする等、公知の適宜の手段で形成すればよい。また、被覆シート5に印刷する装飾模様6は、これを貼り付ける物品に応じて適宜のものを採用すればよい。
次に、前記表面貼付シート1の製造方法について説明する。
図4に示す如く、きわめて容易に折り曲げることができると共に反転させて折り重ねることができる程度の柔軟性を有し且つフィルム状に薄い紙をもって帯状に形成し、その一方の面に所要の装飾模様6を印刷すると共に、他方の面に粘着剤層7を設けた被覆シート5を展開し、次に、該被覆シート5の粘着剤層7の面に、別途形成した、容易に折り曲げることができない程度の剛性を有するプラスチックをもって所定の形状(本実施形態においてはディスクの形状)に形成されると共に、端縁部2′から所定の間隔で平行して複数(本実施形態においては2本)の、強度を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線3、3を設け、更に折り曲げる方向と反対側の面に離型層4を設けた台シート2を、その離型層4の面が対面するようにして貼り付け、最後に、前記被覆シート5を前記台シート2の外周形状に合わせて切り抜くものである。
また、前記の如く被覆シート5を台シート2の外周形状に合わせて切り抜くときには、台シート2を定規代わりにしてカッター(図示せず。)によって切り抜くことにより、容易に実施することができるものである。
次に、上記製造方法によって製造した前記表面貼付シート1の貼付方法について説明する。
先ず、図5に示す如く、表面貼付シート1における被覆シート5の端縁部5′を台シート2から剥がし、次に、図7に示す如く、台シート2における端縁部2′に最も近い折り曲げ線3から該台シート2の端縁部側部分2aを被覆シート5と反対側に折り曲げる。次に、図8及び図9に示す如く、被覆シート5の端縁部5′を被貼付物品(本実施形態においてはディスク)8の表面の貼付端部に貼り付けた後、折り曲げ線3まで貼り付け、次に、図10に示す如く、台シート2における端縁部2′に最も近い折り曲げ線3から台シート2の本体部分2bを被貼付物品8に重なるように折り曲げる。次に、図10及び図11に示す如く、台シート2の本体部分2bを外側(上側)から被貼付物品8に押し付けながら、台シート2の端縁部2′を摘んで引っ張り、その後更に同様にして、図12に示す如く被覆シート5の全体を被貼付物品8の表面全体に貼り付けるものである。
以上の貼付方法によれば、被覆シート5を被貼付物品8の表面に手際よく迅速に張り付けることができるものである。そして、貼り付ける際には、台シート2によって被覆シート5を被貼付物品8に強く押し付けながら貼り付けることができるから、粘着剤層7による粘着力を高め、容易に剥がれないようにすることができるものである。且つまた、被覆シート5は台シート2の移動に伴って徐々に被貼付物品8への張り付き部分が拡大していくが、この間において常に扁平な台シート2によって上面を加圧されているから、被覆シート5が縒れることがなく、スムーズに張り付けることができるものである。また、粘着剤層7と被貼付物品8の表面との間に空気が入り込むことを防止することができ、もって全面が均一に貼り付くと共に、粘着剤層7による粘着力を高めることもできるものである。
次に、図13及び図14に示した前記表面貼付シートと異なる例の表面貼付シートについて説明する。
斯かる表面貼付シートは、ガラスコップの表面の加飾に用いる場合の例であり、台シートと被覆シートの形状をガラスコップの外周面に合わせた形状とした点以外は前記表面貼付シートと同様である。したがって、同一の部材については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。尚、図において9は被貼付物品であるガラスコップを示す。また斯かる表面貼付シートの製造方法及び貼付方法も、前記表面貼付シートと同様である。
1 表面貼付シート
2 台シート
3、3 折り曲げ線
4 離型層
5 被覆シート
6 装飾模様
7 粘着剤層
8、9 被貼付物品
本発明は、物品の表面に貼り付けて覆うことにより、容易に汚れを隠蔽したり、美装化したりすることができるようにするための表面貼付シートの製造方法に関するものである。
室内にある電気製品や各種機材、道具等は、時の経過に伴って次第に汚れが目立つようになる。例えば、天井に直接設置する直管型蛍光灯器具は、室内の温度や湿度の変化、埃り、カビ等によって次第に表面に汚れが発生する。
また、オーディオ機器における例えばディスクは、一般的にデータ入力面と反対側の面は無加飾であり、また、食器類における例えばガラスコップ等は無加飾のものも多い。
そして、前記蛍光灯器具の場合には、汚れの程度が酷くなると見苦しくなり、新しい器具と交換しなければならなくなる。この場合において、ある程度汚れが進んだ状態になったとき、蛍光灯器具の表面を装飾用のシートを貼り付けて覆えば、汚れは該シートによって隠蔽され、蛍光灯器具の交換時期を延ばすことができるようになる。
また、前記ディスクやガラスコップの場合には自分好みの装飾を自分自身で手軽に施すことができるようになれば、装飾することの楽しさを味わうことができると共に、加飾したものに対してより一層の愛着を覚えることになる。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、物品の表面に貼り付けて覆うことにより、容易に汚れを隠蔽したり、美装化したりすることができ、而も自分自身で手軽に行うことができるようになした表面貼付シートの製造方法を提供しようとするものである。
而して、本発明は、軟性を有し且つフィルム状に薄いプラスチック又は紙をもって帯状に形成し、その一方の面に所要の装飾模様を印刷すると共に、他方の面に粘着剤層を設けた被覆シートを展開し、次に、該被覆シートの粘着剤層の面に、別途形成した剛性を有するプラスチック又は紙をもって所定の形状に形成されると共に、端縁部から所定の間隔で平行して複数の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面に離型層を設けた台シートを、その離型層の面が対面するようにして貼り付け、最後に、前記被覆シートを前記台シートの形状に合わせて切り抜くことを特徴とする表面貼付シートの製造方法を要旨とするものである。
本発明に係る表面貼付シートの製造方法によれば、帯状の被覆シートの粘着剤層の面に、別途形成した台シートを、その離型層を面させて貼り付け、その後被覆シートを台シートの形状に合わせて切り抜くものであり、そして、この切り抜きも台シートを定規代わりにしてカッターによって容易に切り抜くことができるものであり、大掛かりな装置が不要で、低コストで容易に製造することができるものである。
本発明に係る表面貼付シートの製造方法によって製造した表面貼付シートの台シートの一部を折り曲げた状態の斜視図である。 図1に示した表面貼付シートの表面図である。 図1に示した表面貼付シートの裏面図である。 表面貼付シートの製造方法の説明図である。 図1に示した表面貼付シートの貼付方法の説明図であり、被覆シートの端縁部を台シートから剥がした状態を示すものである。 図5中A部分の拡大図である。 同台シートを折り曲げ線から折り曲げた状態を示すものである。 同被覆シートの端縁部を被貼付物品の表面に貼り付けた状態を示すものである。 同被覆シートの端縁部を台シートの折り曲げ線まで貼り付けた状態を示すものである。 同台シートの本体部分を折り曲げ線から被貼付物品に重なるように折り曲げた状態を示すものである。 同台シートの本体部分を被貼付物品に押し付けながら台シートの端縁部を摘んで引っ張る状態を示すものである。 同図11の状態から更に進行した状態を示すものである。 図1に示した表面貼付シートと異なる例の表面貼付シートの被覆シートの一部を切除して示した表面図である。 同ガラスコップに貼り付けた状態の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図中、1は本発明に係る表面貼付シートの製造方法によって製造した表面貼付シートである。また、該表面貼付シート1は、剛性を有するプラスチックをもって所定の形状(本実施形態においてはディスクの形状)に形成されると共に、端縁部2′から所定の間隔で平行して複数(本実施形態においては2本)の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線3、3を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面に離型層4を設けた台シート2と、柔軟性を有し且つフィルム状に薄いプラスチック又は紙(本実施形態においては紙)をもって前記台シート2と同形同大に形成され、一方の面に所要の装飾模様6を印刷し、他方の面に粘着剤層7を設けた被覆シート5とからなり、前記台シート2の離型層4と前記被覆シート5の粘着剤層7を対面させて台シート2と被覆シート5を積層してなるものである。尚、前記離型層4はシリコーン含有層である。
また、前記台シート2に設ける折り曲げ線3の数は、本実施形態においては2本としているが、それ以上としてもよい。また、折り曲げ線3は、剛性を弱めてフレキシブルにするためのものであるから、台シート2の一方の面から筋状に切り込みを入れたり、刃で押して断面V字状の溝を形成したり、スジ押し加工したりする等、公知の適宜の手段で形成すればよい。また、被覆シート5に印刷する装飾模様6は、これを貼り付ける物品に応じて適宜のものを採用すればよい。
次に、前記表面貼付シート1の製造方法について説明する。
図4に示す如く、柔軟性を有し且つフィルム状に薄い紙をもって帯状に形成し、その一方の面に所要の装飾模様6を印刷すると共に、他方の面に粘着剤層7を設けた被覆シート5を展開し、次に、該被覆シート5の粘着剤層7の面に、別途形成した剛性を有するプラスチックをもって所定の形状(本実施形態においてはディスクの形状)に形成されると共に、端縁部2′から所定の間隔で平行して複数(本実施形態においては2本)の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線3、3を設け、更に折り曲げる方向と反対側の面に離型層4を設けた台シート2を、その離型層4の面が対面するようにして貼り付け、最後に、前記被覆シート5を前記台シート2の外周形状に合わせて切り抜くものである。
また、前記の如く被覆シート5を台シート2の外周形状に合わせて切り抜くときには、台シート2を定規代わりにしてカッター(図示せず。)によって切り抜くことにより、容易に実施することができるものである。
次に、上記製造方法によって製造した前記表面貼付シート1の貼付方法について説明する。
先ず、図5に示す如く、表面貼付シート1における被覆シート5の端縁部5′を台シート2から剥がし、次に、図7に示す如く、台シート2における端縁部2′に最も近い折り曲げ線3から該台シート2の端縁部側部分2aを被覆シート5と反対側に折り曲げる。次に、図8及び図9に示す如く、被覆シート5の端縁部5′を被貼付物品(本実施形態においてはディスク)8の表面の貼付端部に貼り付けた後、折り曲げ線3まで貼り付け、次に、図10に示す如く、台シート2における端縁部2′に最も近い折り曲げ線3から台シート2の本体部分2bを被貼付物品8に重なるように折り曲げる。次に、図10及び図11に示す如く、台シート2の本体部分2bを外側(上側)から被貼付物品8に押し付けながら、台シート2の端縁部2′を摘んで引っ張り、その後更に同様にして、図12に示す如く被覆シート5の全体を被貼付物品8の表面全体に貼り付けるものである。
以上の貼付方法によれば、被覆シート5を被貼付物品8の表面に手際よく迅速に張り付けることができるものである。そして、貼り付ける際には、台シート2によって被覆シート5を被貼付物品8に強く押し付けながら貼り付けることができるから、粘着剤層7による粘着力を高め、容易に剥がれないようにすることができるものである。且つまた、被覆シート5は台シート2の移動に伴って徐々に被貼付物品8への張り付き部分が拡大していくが、この間において常に扁平な台シート2によって上面を加圧されているから、被覆シート5が縒れることがなく、スムーズに張り付けることができるものである。また、粘着剤層7と被貼付物品8の表面との間に空気が入り込むことを防止することができ、もって全面が均一に貼り付くと共に、粘着剤層7による粘着力を高めることもできるものである。
次に、図13及び図14に示した前記表面貼付シートと異なる例の表面貼付シートについて説明する。
斯かる表面貼付シートは、ガラスコップの表面の加飾に用いる場合の例であり、台シートと被覆シートの形状をガラスコップの外周面に合わせた形状とした点以外は前記表面貼付シートと同様である。したがって、同一の部材については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。尚、図において9は被貼付物品であるガラスコップを示す。また斯かる表面貼付シートの製造方法及び貼付方法も、前記表面貼付シートと同様である。
1 表面貼付シート
2 台シート
3、3 折り曲げ線
4 離型層
5 被覆シート
6 装飾模様
7 粘着剤層
8、9 被貼付物品

Claims (4)

  1. 適度の剛性を有するプラスチック、紙等をもって所定の形状に形成されると共に、端縁部から所定の間隔で平行して複数の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面にシリコーン含有層等の離型層を設けた表面貼付シート用台シート。
  2. 適度の剛性を有するプラスチック、紙等をもって所定の形状に形成されると共に、端縁部から所定の間隔で平行して複数の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面にシリコーン含有層等の離型層を設けた台シートと、柔軟な薄いプラスチック、紙等をもって前記台シートと同形同大に形成され、一方の面に所要の装飾模様を印刷し、他方の面に粘着剤層を設けた被覆シートとからなり、前記台シートの離型層と前記被覆シートの粘着剤層を対面させて台シートと被覆シートを積層してなることを特徴とする表面貼付シート。
  3. 柔軟な薄いプラスチック、紙等を帯状に形成し、その一方の面に所要の装飾模様を印刷すると共に、他方の面に粘着剤層を設けた被覆シートを展開し、次に、該被覆シートの粘着剤層の面に、別途形成した適度の剛性を有するプラスチック、紙等をもって所定の形状に形成されると共に、端縁部から所定の間隔で平行して複数の、剛性を弱めてフレキシブルにする折り曲げ線を設け、更に折り曲げ方向と反対側の面にシリコーン含有層等の離型層を設けた台シートを、その離型層の面が対面するようにして貼り付け、最後に、前記被覆シートを前記台シートの外周形状に合わせて切り抜くことを特徴とする表面貼付シートの製造方法。
  4. 請求項2記載の表面貼付シートにおける被覆シートの端縁部を台シートから剥がし、次に、台シートにおける端縁部に最も近い折り曲げ線から該台シートの端縁部側部分を被覆シートと反対側に折り曲げ、次に、被覆シートの端縁部を被貼付物品の表面の貼付端部に貼り付けた後、台シートにおける端縁部に最も近い折り曲げ線から台シートの本体部分を被貼付物品に重なるように折り曲げ、次に、台シートの本体部分を外側から被貼付物品に押し付けながら、台シートの端縁部を摘んで引っ張り、もって徐々に被覆シートを粘着剤層をもって被貼付物品の表面全体に貼り付けることを特徴とする表面貼付シートの貼付方法。
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