JP2016149441A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】半導体装置1は、モールド構造部3の側壁部4において複数の電極端子27bが所定方向に並んで配置されており、それら電極端子27bの各々は、側壁部4からモールド構造部3の外側に延び出た延出部30を有すると共に、延出部30の先端側が回路基板5に接続されている。このように側壁部4から延び出た複数の電極端子27bは、側壁部4の両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子50の延出部(第1延出部35a,第2延出部35b)の方が、側壁部4の中心部側に設けられた中心側端子40の延出部(中心側延出部34)よりも、回路基板5の一方面5aからの最大高さが高くなっている。
【選択図】図1
Description
素子部(23)をモールド部(20)によって被覆してなるモールド構造部(3,203,303)と、前記モールド構造部を前記回路基板に接続する電極端子(27b,227b,327b)と、を有する半導体部品(2,202,302)と、
を備え、
前記半導体部品は、前記回路基板の少なくとも一方面に表面実装方法で実装されており、
前記モールド構造部には、複数の前記電極端子が配置される少なくとも一対の側壁部(4,304)が所定方向に延びた形で形成され、
前記側壁部において、複数の前記電極端子が前記所定方向に並んで配置され、各々の前記電極端子は、前記側壁部から前記モールド構造部の外側に延び出た延出部(30,230,330)を有すると共に、前記延出部の先端側が前記回路基板に接続されており、
前記側壁部から延び出た複数の前記電極端子のうち、当該側壁部の前記所定方向の両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子(50,250,350)の前記延出部のほうが、当該側壁部の前記所定方向の中心部側に設けられた中心側端子(40)の前記延出部よりも、前記回路基板の前記一方面からの最大高さが高くなっている。
この構成では、側壁部の両端部側にそれぞれ設けられた延出部(端部側端子においてモールド構造部から延び出た部分)の最大高さを、中心部側に設けられた延出部(中心側端子においてモールド構造部から延び出た部分)よりも相対的に高めている。このため、モールド構造部と回路基板との線膨張係数差に起因して生じる応力集中を緩和する効果は、側壁部の中心部側に設けられた電極端子(中心側端子)よりも両端部側に設けられた電極端子(端部側端子)の方が高くなる。つまり、線膨張係数差に起因する応力がより生じやすい端部側の電極端子において、相対的に高い応力緩和効果を生じさせることができるため、応力集中が特に懸念される部位において、はんだ接続の信頼性が低下することをより確実に抑えることができる。
(半導体装置の概要)
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1〜図8で示す半導体装置1は、例えばエンジンECU(Electric Control Unit)などの車両用電子制御装置として構成されており、例えば、図示しない箱状のケースの内部に実装基板1a(回路基板5に半導体部品2や他の実装部品が実装されてなる基板)が収容された構造となっている。この実装基板1aは、回路基板5に対してマイコン、抵抗、トランジスタ、その他のIC等の各種電子部品が実装され、電子回路が構成されており、図1等では、そのうちの1つの実装部品をなす半導体部品2を概念的に示している。なお、図1等では、半導体装置1を構成する他の部品(ケースや半導体部品2以外の実装部品など)を省略して示しており、回路基板5については、一部の領域のみを概念的に示している。
図1で示すように、前後両側に配置される一対の側壁部4a,4bのそれぞれにおいて、複数の電極端子27bが横方向(第1方向)に並んで配置されている。そして、側壁部4aから延び出る電極端子27bは端子群7aを構成し、側壁部4bから延び出る電極端子27bは端子群7bを構成している。また、左右両側に配置される一対の側壁部4c,4dのそれぞれにおいて、複数の電極端子27bが縦方向(第2方向)に並んで配置されている。そして、側壁部4cから延び出る電極端子27bは端子群7cを構成し、側壁部4dから延び出る電極端子27bは端子群7dを構成している。そして、端子群7a,7b,7c,7dのいずれの電極端子27bも、側壁部4からモールド構造部3の外側に延び出た部分(延出部30)をそれぞれ有しており、これら延出部30の先端側がはんだ部29によって回路基板5に接続されている。これら延出部30は、アウターリード(電極端子27bのうち、モールド部20の外側に配置される部分)に相当する部分である。なお、図1では、端子群7aの一部の延出部30のみに符号を付しているが、端子群7a,7b,7c,7dの全ての電極端子27bにおいて延出部30(モールド部20の外側に配置される部分)が存在している。
以上のように、本構成では、モールド構造部3の側壁部4において複数の電極端子27bが所定方向に並んで配置されており、それら電極端子27bの各々は、当該側壁部4からモールド構造部3の外側に延び出た延出部30を有すると共に、延出部30の先端側が回路基板5に接続されている。
例えば、側壁部4aにおいて複数の電極端子27bが第1方向(横方向)に並んで配置されており、それら電極端子27bの各々は、側壁部4aからモールド構造部3の外側に延び出た延出部30を有すると共に、延出部30の先端側が回路基板5に接続されている。そして、このように側壁部4aから延び出た複数の電極端子27bのうち、側壁部4aの両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子51,52の延出部30(第1延出部35a,第2延出部35b)の方が、当該側壁部4aの中心部側に設けられた中心側端子40の延出部30(中心側延出部34)よりも、回路基板5の一方面(板面5a)からの最大高さが高くなっている。
この構成では、側壁部4aの両端部側にそれぞれ設けられた延出部35a,35b(端部側端子51,52においてモールド構造部3から延び出た部分)の最大高さH1,H2を、中心部側に設けられた延出部34(中心側端子40においてモールド構造部3から延び出た部分)よりも相対的に高めている。このため、モールド構造部3と回路基板5との線膨張係数差に起因して生じる応力集中を緩和する効果は、側壁部4aの中心部側に設けられた電極端子(中心側端子40)よりも両端部側に設けられた電極端子(端部側端子51,52)の方が高くなる。つまり、線膨張係数差に起因する応力がより生じやすい端部側の電極端子51,52において、相対的に高い応力緩和効果を生じさせることができるため、応力集中が特に懸念される部位において、はんだ接続の信頼性が低下することをより確実に抑えることができる。
次に、図9〜図13等を参照して第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る半導体装置201は、図示しないケース内に実装基板201aが収容されてなるものである。この半導体装置201は、第1実施形態の半導体部品2とは異なる半導体部品202が用いられている点のみが第1実施形態の半導体装置1と異なり、それ以外は第1実施形態の半導体装置1と同様である。半導体部品202は、電極端子227b以外の部分は、第1実施形態の半導体装置1における電極端子27b以外の部分と同一の構造となっている。具体的には、第1実施形態の端部側端子52とは異なる端部側端子250が用いられている点のみが第1実施形態の半導体部品2と異なり、それ以外の構成は第1実施形態で開示された半導体部品2と同一となっている。よって、第1実施形態の半導体装置1と同一の部分については、この半導体装置1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
次に、図14〜図19等を参照して第3実施形態について説明する。第3実施形態に係る半導体装置301は、図示しないケース内に実装基板301aが収容されてなるものである。この半導体装置301は、第1実施形態の半導体部品2とは異なる半導体部品302が用いられている点のみが第1実施形態の半導体装置1と異なり、それ以外は第1実施形態の半導体装置1と同様である。半導体部品302は、モールド構造部303を横長に構成した点と、複数の電極端子227bに代えて複数の電極端子327bを用いた点以外の部分は、第2実施形態の半導体装置201と同様の構造となっている。よって、第2実施形態の半導体装置201と同様の部分については、この半導体装置201と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
2,202,302…半導体部品
3,203,303…モールド構造部
4,304…側壁部
5…回路基板
20…モールド部
23…素子部
27b,227b,327b…電極端子
30,230,330a,330b…延出部
40…中心側端子
50,250,350…端部側端子
Claims (4)
- 回路基板(5)と、
素子部(23)をモールド部(20)によって被覆してなるモールド構造部(3,203,303)と、前記モールド構造部を前記回路基板に接続する電極端子(27b,227b,327b)と、を有する半導体部品(2,202,302)と、
を備え、
前記半導体部品は、前記回路基板の少なくとも一方面に表面実装方法で実装されており、
前記モールド構造部には、複数の前記電極端子が配置される少なくとも一対の側壁部(4,304)が所定方向に延びた形で形成され、
前記側壁部において、複数の前記電極端子が前記所定方向に並んで配置され、各々の前記電極端子は、前記側壁部から前記モールド構造部の外側に延び出た延出部(30,230,330a,330b)を有すると共に、前記延出部の先端側が前記回路基板に接続されており、
前記側壁部から延び出た複数の前記電極端子のうち、当該側壁部の前記所定方向の両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子(50,250,350)の前記延出部のほうが、当該側壁部の前記所定方向の中心部側に設けられた中心側端子(40)の前記延出部よりも、前記回路基板の前記一方面からの最大高さが高くなっていることを特徴とする半導体装置(1,201,301)。 - 前記側壁部(4,304)における前記所定方向の両端部側には、所定数の前記端部側端子(50,250,350)がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置(1,201,301)。
- 前記側壁部(4)から延び出た各々の前記延出部(30)は、当該側壁部における前記所定方向の中心部から端部側に近づくにつれて前記一方面(5a)からの最大高さが段階的に高くなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置(1)。
- 前記モールド構造部(303)の複数の前記側壁部(304)は、第1所定方向に延びる一対の長手方向側壁部(304a,304b)と、第2所定方向に延びると共に一対の前記長手方向側壁部よりも短く構成された一対の短手方向側壁部(304c,304d)と、を備え、
前記長手方向側壁部において、複数の前記電極端子(327b)が前記第1所定方向に並んで配置され、それらの前記電極端子はいずれも、前記長手方向側壁部から前記モールド構造部の外側に延び出た第1延出部(330a)を有すると共に、前記第1延出部の先端側が前記回路基板(5)に接続され、
前記長手方向側壁部から延び出た複数の前記電極端子は、当該長手方向側壁部における前記第1所定方向の両端部側にそれぞれ設けられた第1端部側端子(350a)の前記第1延出部のほうが、当該長手方向側壁部における前記第1所定方向の中心部側に設けられた第1中心側端子(340a)の前記第1延出部よりも、前記回路基板の前記一方面からの最大高さが高くなっており、
前記短手方向側壁部において、複数の前記電極端子(327b)が前記第2所定方向に並んで配置され、それらの前記電極端子はいずれも、前記短手方向側壁部から前記モールド構造部の外側に延び出た第2延出部(330b)を有すると共に、前記第2延出部の先端側が前記回路基板に接続され、
前記短手方向側壁部から延び出た複数の前記電極端子は、当該短手方向側壁部における前記第2所定方向の両端部側にそれぞれ設けられた第2端部側端子(350b)の前記第2延出部のほうが、当該短手方向側壁部における前記第2所定方向の中心部側に設けられた第2中心側端子(340b)の前記第2延出部よりも、前記回路基板の前記一方面(5a)からの最大高さが高くなっており、
更に、前記第2端部側端子の前記第2延出部のほうが、前記第1端部側端子の前記第1延出部よりも、前記一方面からの最大高さが高くなっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置(301)。
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