JP2016149441A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体部品側の線膨張係数と回路基板側の線膨張係数との差に起因する接続部への負荷の集中を効果的に抑制する。
【解決手段】半導体装置1は、モールド構造部3の側壁部4において複数の電極端子27bが所定方向に並んで配置されており、それら電極端子27bの各々は、側壁部4からモールド構造部3の外側に延び出た延出部30を有すると共に、延出部30の先端側が回路基板5に接続されている。このように側壁部4から延び出た複数の電極端子27bは、側壁部4の両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子50の延出部(第1延出部35a,第2延出部35b)の方が、側壁部4の中心部側に設けられた中心側端子40の延出部(中心側延出部34)よりも、回路基板5の一方面5aからの最大高さが高くなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関するものである。
表面実装型のパッケージ構造をなす半導体部品に関する技術として、例えば特許文献1のようなものが提供されており、この特許文献1には、クワッドフラットパッケージ(QFP)として構成される表面実装型半導体装置に関する技術が開示されている。この種の半導体装置では、樹脂モールド部のそれぞれの側面部において複数の電極端子が延び出ており、それら電極端子の先端部側が回路基板にはんだ接続された構成となっている。また、特許文献1の技術は、樹脂モールド部の四隅に、電極用リード端子よりも端子幅の広い補強用のリード端子を設けた構造となっている。
特開平5−251616号公報
ところで、この種の表面実装型の半導体装置では、樹脂モールド部側の線膨張係数と、回路基板側の線膨張係数とが異なっていることが一般的である。このため、例えば市場において熱サイクルが加わったときに、樹脂モールド部側の伸縮度合いと、回路基板側の伸縮度合いとが大きく異なるような状態が発生しやすく、この差異が接合箇所への負荷につながるという問題がある。
例えば、回路基板と、樹脂モールド部の側壁部との間で伸縮度合いの差が大きくなると、側壁部から延びる電極端子と回路基板とを接合するはんだ接合部付近に応力が集中しやすくなる。特に、このような伸縮度合いの差は、側壁部の両端部に近づくほど顕著になる傾向があり、側壁部の両端部に近い電極端子ほど(即ち、側壁部に沿って並んだ複数の電極端子のうち、並び方向両側の電極端子ほど)、応力集中の問題が深刻になりやすい。このような応力集中は、疲労破壊等の要因となり得るため、はんだ接続の信頼性を高めるためにはこのような応力集中を確実に抑える必要がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、半導体部品側の線膨張係数と回路基板側の線膨張係数との差に起因する接続部への負荷の集中を効果的に抑制することを目的とする。
請求項1の発明は、回路基板(5)と、
素子部(23)をモールド部(20)によって被覆してなるモールド構造部(3,203,303)と、前記モールド構造部を前記回路基板に接続する電極端子(27b,227b,327b)と、を有する半導体部品(2,202,302)と、
を備え、
前記半導体部品は、前記回路基板の少なくとも一方面に表面実装方法で実装されており、
前記モールド構造部には、複数の前記電極端子が配置される少なくとも一対の側壁部(4,304)が所定方向に延びた形で形成され、
前記側壁部において、複数の前記電極端子が前記所定方向に並んで配置され、各々の前記電極端子は、前記側壁部から前記モールド構造部の外側に延び出た延出部(30,230,330)を有すると共に、前記延出部の先端側が前記回路基板に接続されており、
前記側壁部から延び出た複数の前記電極端子のうち、当該側壁部の前記所定方向の両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子(50,250,350)の前記延出部のほうが、当該側壁部の前記所定方向の中心部側に設けられた中心側端子(40)の前記延出部よりも、前記回路基板の前記一方面からの最大高さが高くなっている。
請求項1の発明は、モールド構造部の側壁部において複数の電極端子が所定方向に並んで配置されており、それら電極端子の各々は、当該側壁部からモールド構造部の外側に延び出た延出部を有すると共に、延出部の先端側が回路基板に接続されている。そして、このように側壁部から延び出た複数の電極端子のうち、当該側壁部の両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子の延出部のほうが、当該側壁部の中心部側に設けられた中心側端子の延出部よりも、回路基板の一方面からの最大高さが高くなっている。
この構成では、側壁部の両端部側にそれぞれ設けられた延出部(端部側端子においてモールド構造部から延び出た部分)の最大高さを、中心部側に設けられた延出部(中心側端子においてモールド構造部から延び出た部分)よりも相対的に高めている。このため、モールド構造部と回路基板との線膨張係数差に起因して生じる応力集中を緩和する効果は、側壁部の中心部側に設けられた電極端子(中心側端子)よりも両端部側に設けられた電極端子(端部側端子)の方が高くなる。つまり、線膨張係数差に起因する応力がより生じやすい端部側の電極端子において、相対的に高い応力緩和効果を生じさせることができるため、応力集中が特に懸念される部位において、はんだ接続の信頼性が低下することをより確実に抑えることができる。
図1は、第1実施形態の半導体装置の要部を概略的に例示する平面図である。 図2は、図1の半導体装置の一部を拡大して示す拡大図である。 図3は、図1の半導体装置の正面概略図である。 図4は、図3の一部を拡大して示す拡大図である。 図5は、図1の半導体装置の側面概略図である。 図6は、図5の一部を拡大して示す拡大図である。 図7は、図1のA−A位置付近の断面を概略的に示す断面概略図である。 図8は、図1の半導体装置の内部構造を概念的に示す概念図である。 図9は、第2実施形態の半導体装置の要部を概略的に例示する平面図である。 図10(A)は、図9の半導体装置の正面概略図であり、図10(B)は、その一部を拡大して示す拡大図である。 図11(A)は図9の半導体装置の側面概略図であり、図11(B)は、その一部を拡大して示す拡大図である。 図12は、図9のB−B位置付近の断面を概略的に示す断面概略図である。 図13は、図9の半導体装置の内部構造を概念的に示す概念図である。 図14は、第3実施形態の半導体装置の要部を概略的に例示する平面図である。 図15(A)は、図14の半導体装置の正面概略図であり、図15(B)は、その一部を拡大して示す拡大図である。 図16(A)は、図14の半導体装置の側面概略図であり、図16(B)は、その一部を拡大して示す拡大図である。 図17は、図14のC−C位置付近の断面を概略的に示す断面概略図である。 図18は、図14のD−D位置付近の断面を概略的に示す断面概略図である。 図19は、図14の半導体装置の内部構造を概念的に示す概念図である。
[第1実施形態]
(半導体装置の概要)
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1〜図8で示す半導体装置1は、例えばエンジンECU(Electric Control Unit)などの車両用電子制御装置として構成されており、例えば、図示しない箱状のケースの内部に実装基板1a(回路基板5に半導体部品2や他の実装部品が実装されてなる基板)が収容された構造となっている。この実装基板1aは、回路基板5に対してマイコン、抵抗、トランジスタ、その他のIC等の各種電子部品が実装され、電子回路が構成されており、図1等では、そのうちの1つの実装部品をなす半導体部品2を概念的に示している。なお、図1等では、半導体装置1を構成する他の部品(ケースや半導体部品2以外の実装部品など)を省略して示しており、回路基板5については、一部の領域のみを概念的に示している。
以下では、図1等に例示される半導体部品2及び回路基板5について重点的に説明する。図1、図3、図5、図7等に示すように、半導体装置1を構成する実装基板1aは、回路基板5の一方側の表面(第1板面5a)に半導体部品2が公知の表面実装方法によって実装された構成となっている。
回路基板5は、半導体装置1を車両用電子制御装置として機能させるための回路基板であり、一般的な積層基板の形成方法によって製造された多層基板として構成されている。図3、図5、図7等で概念的に示すように、この回路基板5には、厚さ方向(板厚方向)一方側の第1板面5aと、第1板面5aの裏面側(厚さ方向他方側)の第2板面5bとが構成されており、図1〜図8で示す例では、第1板面5a上に半導体部品2やその他の部品が実装されている。図3、図5、図7のように、この例では、実装された半導体部品2は、後述するモールド構造部3の下面(即ち、モールド部20の下面)が第1板面5aと離れて配置されており、モールド構造部3の下面と第1板面5aとの間には、空気層からなる空間が構成されている。
また、回路基板5は、導体層と絶縁層とが交互に積層された多層構造となっている。図7で示すように、本構成では、回路基板5を構成する複数の導体層として、例えば銅層として構成される6層の配線層5fが採用されている。なお、図7の例では、6層に構成される各配線層5fの積層構造を概略的に示しており、各配線層5fのパターンは様々に構成することができる。また、本構成では、多層基板を構成する複数の絶縁層として5層の樹脂層5cが採用されている。これら5層の樹脂層5cは、例えば、ガラス織布とエポキシ樹脂からなるFR−4が採用されている。なお、樹脂層5cの材質はこれに限定されるものではなく、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、セラミック、ガラス(例えばガラス布)と樹脂との複合体等の様々な公知材料を採用することができる。
半導体部品2は、例えばマイコンやICなどとして構成されており、図1〜図8の例ではQFP(Quad Flat Package)構造となっている。この半導体部品2は、図1、図3、図5、図7のように、主として、モールド構造部3と、モールド構造部3を回路基板5に接続する電極端子27bとを有している。モールド構造部3は、素子部23をモールド部20によって被覆してなる部分であり、本構成では、半導体部品2において電極端子27bを除いた領域がモールド構造部3の領域となっている。
図7、図8で示すように、半導体部品2は、半導体チップとして構成される素子部23と、ダイパッド27aや電極端子27bを構成するリードフレーム27と、素子部23を被覆した形でモールド構造部3の外殻をなすモールド部20と、を主要な要素として構成されている。そして、素子部23(ダイ)が図示しないダイボンド材によってダイパッド27aに固定されており、これらが図7で示すモールド部20によって被覆されることで、モールド部20の内部に素子部23等が埋め込まれた構造となっている。なお、図8では、モールド部20の外縁部を二点鎖線にて概念的に示している。
モールド部20は、公知の樹脂材料によって構成されており、図7のように、モールド部20の上面部がモールド構造部3の上面部をなし、モールド部20の下面部がモールド構造部3の下面部をなしている。モールド構造部3は、上面部及び下面部のいずれの外面も、回路基板5の板面5aと略平行に構成されており、全体として板状の構成をなし、図1のように平面視したときの外形形状が略四角形状となるように構成されている。モールド構造部3の側壁部4は、外面が所定の第1方向(横方向)に延びる一対の側壁部4a,4bと、外面が所定の第2方向(第1方向と直交する前後方向)に延びる一対の側壁部4c,4dと、によって構成されている。そして、これら側壁部4のいずれにおいても、複数の電極端子27bがモールド部20の内外に跨る形で配置されている。
なお、本構成では、モールド構造部3における一対の側壁部4a,4bの外面が延びる所定方向(回路基板5の厚さ方向と直交する第1方向)を横方向としている。また、一対の側壁部4c,4dの外面が延びる所定方向(回路基板5の厚さ方向と直交するであって、第1方向と直交する方向第2方向)を前後方向としている。また、回路基板5の厚さ方向を上下方向とし、半導体部品2の実装側を上方側、それとは反対側を下方側としている。
側壁部4から延び出るように設けられた多数の電極端子27bはいずれもリード部として構成され、モールド構造部3と回路基板5とを連結し、これらを物理的に且つ電気的に接続するように機能する。具体的には、図3〜図7で示すように、各々の電極端子27bの先端部付近が回路基板5の表面側に形成された各導体層とはんだ部29によって接合され且つ電気的に接続された構成となっている。なお、図1〜図8では、各々の電極端子27bと接続される各導体層の詳細な図示は省略している。図7のように、モールド部20の内部には、素子部23と電極端子27bのインナーリード(電極端子27bのうち、モールド部20の内部に配置される部分)とを連結し、互いに電気的に接続する構成で、複数のボンディングワイヤ25が設けられている。なお、図7では、ボンディングワイヤ25を概念的に示しており、図8では、ボンディングワイヤ25の図示を省略している。
次に、各側壁部4に設けられた端子群7a,7b,7c,7dについて説明する。
図1で示すように、前後両側に配置される一対の側壁部4a,4bのそれぞれにおいて、複数の電極端子27bが横方向(第1方向)に並んで配置されている。そして、側壁部4aから延び出る電極端子27bは端子群7aを構成し、側壁部4bから延び出る電極端子27bは端子群7bを構成している。また、左右両側に配置される一対の側壁部4c,4dのそれぞれにおいて、複数の電極端子27bが縦方向(第2方向)に並んで配置されている。そして、側壁部4cから延び出る電極端子27bは端子群7cを構成し、側壁部4dから延び出る電極端子27bは端子群7dを構成している。そして、端子群7a,7b,7c,7dのいずれの電極端子27bも、側壁部4からモールド構造部3の外側に延び出た部分(延出部30)をそれぞれ有しており、これら延出部30の先端側がはんだ部29によって回路基板5に接続されている。これら延出部30は、アウターリード(電極端子27bのうち、モールド部20の外側に配置される部分)に相当する部分である。なお、図1では、端子群7aの一部の延出部30のみに符号を付しているが、端子群7a,7b,7c,7dの全ての電極端子27bにおいて延出部30(モールド部20の外側に配置される部分)が存在している。
ここで、図2、図4、図6等を参照し、側壁部4aに設けられた端子群7aに着目して説明する。側壁部4aから延び出た複数の電極端子27bからなる端子群7aは、この側壁部4aの横方向(第1方向)の両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子50と、この側壁部4aの横方向(第1方向)中心部側に設けられた中心側端子40とによって構成されている。本構成では、側壁部4aにおける横方向両端部側に、所定数(2つ)ずつの端部側端子50がそれぞれ設けられている。具体的には、第1端部側端子51が左右両側の最外部に対をなして設けられ、第2端部側端子52がその内側において左右両側に対をなして設けられている。また、中心側端子40は、一対の第2端部側端子52の間において横方向に並んでおり、図2、図4の例では6本の中心側端子40が並んでいる。
図2、図6で示すように、端子群7aにおいて、一対の第1端部側端子51を構成する第1延出部35a(第1端部側端子51のアウターリード)のそれぞれには、予め定められた三段階の高さのうちの最も高い位置から側壁部4aを起点として前後方向に延びるように基端側延出部51aが設けられており、この基端側延出部51aにおける側壁部4aとは反対側の端部には、上下方向に対して傾斜し且つ前後方向に対しても傾斜した形で延びる傾斜部51bが連結されている。そして、この傾斜部51bの下端部には、前後方向に延びる被接合部51cが連結されており、この被接合部51cがはんだ部29によって回路基板5に接続されている。なお、図1、図2等では、はんだ部29を省略して示している。
また、端子群7aにおいて、一対の第2端部側端子52を構成する第2延出部35b(第2端部側端子52のアウターリード)のそれぞれには、予め定められた三段階の高さのうちの2番目に高い位置から側壁部4aを起点として前後方向に延びるように基端側延出部52aが設けられている。そして、この基端側延出部52aにおける側壁部4aとは反対側の端部には、上下方向に対して傾斜し且つ前後方向に対しても傾斜した形で延びる傾斜部52bが連結されている。なお、この傾斜部52bは、上述した傾斜部51bに沿うように、この傾斜部51bとほぼ平行に設けられている。更に、傾斜部52bの下端部には、前後方向に延びる被接合部52cが連結されており、この被接合部52cがはんだ部29によって回路基板5に接続されている。
また、端子群7aにおいて、6つの中心側端子40を構成する中心側延出部34(中心側端子40のアウターリード)のそれぞれには、予め定められた三段階の高さのうちの最も低い位置から側壁部4aを起点として前後方向に延びるように基端側延出部40aが設けられている。そして、この基端側延出部40aにおける側壁部4aとは反対側の端部には、上下方向に対して傾斜し、且つ前後方向に対しても傾斜した形で延びる傾斜部40bが連結されている。なお、この傾斜部40bは、傾斜部52bに沿うようにこの傾斜部52bとほぼ平行に設けられており、端子群7aを構成する全ての傾斜部(傾斜部51b,52b,40b)が略平行に構成されている。更に、それぞれの傾斜部40bの下端部には、前後方向に延びる被接合部40cが連結されており、この被接合部40cがはんだ部29によって回路基板5に接続されている。
そして、本構成では、図4、図6で示すように、側壁部4aから延び出た各々の延出部30(アウターリード)は、左右に2つずつ設けられた端部側端子50の延出部30(第1延出部35a、第2延出部35b)のほうが、中央側に6つ設けられた中心側端子40の延出部30(中心側延出部34)よりも、回路基板5の一方面(板面5a)からの最大高さが高くなっている。より具体的には、端子群7aの各々の延出部30(アウターリード)は、側壁部4aの横方向(第1方向)中心部から両端部側に近づくにつれて、回路基板5の一方面(板面5a)からの最大高さが段階的に高くなっている。例えば、側壁部4aの横方向(第1方向)中心部から左端部側に近づくにつれて、回路基板5の一方面(板面5a)からの最大高さが段階的に高くなっており、側壁部4aの横方向(第1方向)中心部から右端部側に近づくにつれて、回路基板5の一方面(板面5a)からの最大高さが段階的に高くなっている。
例えば、図4、図6で示すように、6つの中心側端子40の延出部30(中心側延出部34)はいずれも、回路基板5の板面5aからの最大高さが所定の第3高さH3となっている。そして、それら6つの中心側端子40の両外側にそれぞれ配置された一対の第2端部側端子52の延出部30(第2延出部35b)は、いずれも、回路基板5の板面5aからの最大高さが上記第3高さH3よりも高い第2高さH2となっている。そして、6つの中心側端子40の延出部30(中心側延出部34)と、その両外側の延出部30(第2延出部35b)とが段差状になっている。更に、それら一対の第2端部側端子52の両外側にそれぞれ配置された一対の第1端部側端子51の延出部30(第1延出部35a)は、いずれも、回路基板5の板面5aからの最大高さが上記第2高さH2よりも高い第1高さH1となっており、一対の第2端部側端子52の延出部30(第2延出部35b)と、その両外側の延出部30(第1延出部35a)とが段差状になっている。
図4、図6の例では、第1端部側端子51における基端側延出部51aの上面位置が第1延出部35a(アウターリード)の上端位置となっており、板面5aからこの上面位置までの高さを第1高さH1としている。また、第2端部側端子52における基端側延出部52aの上面位置が第2延出部35b(アウターリード)の上端位置となっており、板面5aからこの上面位置までの高さを第2高さH2としている。更に、中心側端子40における基端側延出部40aの上面位置が中心側延出部34(アウターリード)の上端位置となっており、板面5aからこの上面位置までの高さを第3高さH3としている。そして、これらH1,H2,H3は、H1>H2>H3の関係となっている。
(第1実施形態の効果の例)
以上のように、本構成では、モールド構造部3の側壁部4において複数の電極端子27bが所定方向に並んで配置されており、それら電極端子27bの各々は、当該側壁部4からモールド構造部3の外側に延び出た延出部30を有すると共に、延出部30の先端側が回路基板5に接続されている。
例えば、側壁部4aにおいて複数の電極端子27bが第1方向(横方向)に並んで配置されており、それら電極端子27bの各々は、側壁部4aからモールド構造部3の外側に延び出た延出部30を有すると共に、延出部30の先端側が回路基板5に接続されている。そして、このように側壁部4aから延び出た複数の電極端子27bのうち、側壁部4aの両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子51,52の延出部30(第1延出部35a,第2延出部35b)の方が、当該側壁部4aの中心部側に設けられた中心側端子40の延出部30(中心側延出部34)よりも、回路基板5の一方面(板面5a)からの最大高さが高くなっている。
この構成では、側壁部4aの両端部側にそれぞれ設けられた延出部35a,35b(端部側端子51,52においてモールド構造部3から延び出た部分)の最大高さH1,H2を、中心部側に設けられた延出部34(中心側端子40においてモールド構造部3から延び出た部分)よりも相対的に高めている。このため、モールド構造部3と回路基板5との線膨張係数差に起因して生じる応力集中を緩和する効果は、側壁部4aの中心部側に設けられた電極端子(中心側端子40)よりも両端部側に設けられた電極端子(端部側端子51,52)の方が高くなる。つまり、線膨張係数差に起因する応力がより生じやすい端部側の電極端子51,52において、相対的に高い応力緩和効果を生じさせることができるため、応力集中が特に懸念される部位において、はんだ接続の信頼性が低下することをより確実に抑えることができる。
また、側壁部4aから延びる複数の延出部30(アウターリード)は、側壁部4aの横方向(第1方向)中心部から両端部側に近づくにつれて、回路基板5の一方面(板面5a)からの最大高さが段階的に高くなっている。つまり、線膨張係数差に起因する応力がより生じやすい領域に近づくほど延出部30での緩和効果が高くなるように、段階的に応力緩和効果を高めている。この構成では、応力の影響が相対的に小さい中央側の領域については、最大高さを抑えてリードフレーム材を少なくした構成とすることができ、応力の影響が大きくなる領域ほど最大高さを大きくするように、緩和効果との兼ね合いで効率的にリードフレーム材を配置することができる。
また、側壁部4aにおける横方向(第1方向)の両端部側には、所定数ずつ(例えば2つずつ)の端部側端子50がそれぞれ設けられているため、両端部側のそれぞれにおいて、ある程度の領域にわたって応力緩和効果の高い領域を確保することができる。
なお、上述した説明では、側壁部4aに設けられた端子群7aに着目して説明したが、側壁部4bに設けられた端子群7bも端子群7aと同様の構造となっている。例えば、端子群7bの延出部30の領域は、端子群7aの延出部30の領域を180度回転させた同一の形状及び構造となっている。また、側壁部4bに対する端子群7bの延出部30の領域の相対的な位置関係は、側壁部4aに対する端子群7aの延出部30の領域の相対的な位置関係と同一となっている。従って、これら端子群7bでも、上述した端子群7aと同様の作用が生じ、端子群7aと同様の効果が得られることになる。
また、左右両側に配置される一対の側壁部4c,4dにそれぞれ設けられた端子群7c,7dも端子群7aと同様の構造となっている。これら端子群7c,7dはいずれも、複数の電極端子27bが所定の第2方向(縦方向)に並んで配置されている。これらの電極端子27bも、側壁部4からモールド構造部3の外側に延び出た延出部30(アウターリード)をそれぞれ有しており、これら延出部30の先端側が回路基板5に接続されている。例えば、端子群7cの延出部30の領域は、端子群7aの延出部30の領域を時計回りに90度回転させた同一の形状となっている。また、側壁部4cに対する端子群7cの延出部30の領域の相対的な位置関係は、側壁部4aに対する端子群7aの延出部30の領域の相対的な位置関係と同一となっている。従って、これら端子群7cでも、上述した端子群7aと同様の作用が生じ、端子群7aと同様の効果が得られることになる。また、端子群7dの延出部30の領域は、端子群7aの延出部30の領域を反時計回りに90度回転させた同一の形状となっている。また、側壁部4dに対する端子群7dの延出部30の領域の相対的な位置関係は、側壁部4aに対する端子群7aの延出部30の領域の相対的な位置関係と同一となっている。従って、これら端子群7dでも、上述した端子群7aと同様の作用が生じ、端子群7aと同様の効果が得られることになる。
また、本構成では、図1のように、端子群7aのいずれの電極端子27bも、側壁部4aからの前後方向の延出長さが距離aとなっている。つまり、端部側端子51,52のいずれも、中心側端子40よりも前後に突出せずに、側壁部4aからの前後方向の延出長さが中心側端子40と揃えられている。また、端子群7bのいずれの電極端子27bも、側壁部4bからの前後方向の延出長さが距離aとなっており、端子群7cのいずれの電極端子27bも、側壁部4cからの前後方向の延出長さが距離aとなっており、端子群7dのいずれの電極端子27bも、側壁部4dからの前後方向の延出長さが距離aとなっている。このように、実装エリアを拡大することなく、上述した応力緩和効果が得られるようになっている。
[第2実施形態]
次に、図9〜図13等を参照して第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る半導体装置201は、図示しないケース内に実装基板201aが収容されてなるものである。この半導体装置201は、第1実施形態の半導体部品2とは異なる半導体部品202が用いられている点のみが第1実施形態の半導体装置1と異なり、それ以外は第1実施形態の半導体装置1と同様である。半導体部品202は、電極端子227b以外の部分は、第1実施形態の半導体装置1における電極端子27b以外の部分と同一の構造となっている。具体的には、第1実施形態の端部側端子52とは異なる端部側端子250が用いられている点のみが第1実施形態の半導体部品2と異なり、それ以外の構成は第1実施形態で開示された半導体部品2と同一となっている。よって、第1実施形態の半導体装置1と同一の部分については、この半導体装置1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図12、図13等で示すように、側壁部4に設けられた電極端子227bはいずれもリード部として構成され、モールド構造部203と回路基板5とを連結し、これらを物理的に且つ電気的に接続するように機能する。具体的には、例えば各々の電極端子227bの先端部付近が回路基板5の表面側に形成された各導体層とはんだ部29によって接合され且つ電気的に接続された構成となっている。なお、モールド構造部203は、電極端子227b以外の部分は、第1実施形態のモールド構造部3と同様であり、素子部23、ダイパッド27a、ボンディングワイヤ25、モールド部20などは、第1実施形態と同様の構造となっている。
図9、図10で示すように、前後両側に配置される一対の側壁部4a,4bのそれぞれにおいて、複数の電極端子227bが横方向(第1方向)に並んで配置されている。そして、各々の電極端子227bは、側壁部4からモールド構造部3の外側に延び出た延出部230をそれぞれ有しており、これら延出部230の先端側がはんだ部29によって回路基板5に接続されている。これら延出部230は、アウターリード(電極端子27bのうち、モールド部20の外側に配置される部分)に相当する部分である。
ここで、図10(B)、図11(B)を参照し、側壁部4aに設けられた端子群207aに着目して説明する。側壁部4aから延び出た複数の電極端子227bからなる端子群207aは、側壁部4aにおける横方向(第1方向)の両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子250と、当該側壁部4aの横方向(第1方向)中心部側に設けられた中心側端子40とによって構成されている。本構成では、側壁部4aにおける横方向両端部側に、所定数(2つ)ずつの端部側端子250がそれぞれ設けられており、具体的には、最外部の第1端部側端子251が左右両側に対をなして設けられ、それらの内側に、第2端部側端子252が左右両側に対をなして設けられている。また、中心側端子40は、一対の第2端部側端子52の間において横方向に並んでおり、図10、図11の例では6本の中心側端子40が並んでいる。
図10、図11で示すように、端子群207aの両端部を構成する2つの第1端部側端子251の各延出部230は、第1実施形態における一対の第1端部側端子51の各延出部30と同一の構造となっている。即ち、端子群207aの2つの第1延出部235aは、第1実施形態の一対の第1延出部35aと同一の構造となっており、同様の機能を有している。また、それら第1端部側端子251の両内側にそれぞれ近接する2つの第2端部側端子252の各延出部230(即ち、第2端部側端子252のアウターリードをなす各第2延出部235b)はいずれも、2つの第1延出部235aと同一の構造となっている。つまり、この例では、第1延出部235aの板面5aからの突出高さと、第2延出部235bの板面5aからの突出高さとが略同一となっている。また、端子群207aの6つの中心側端子40は、第1実施形態で開示された端子群7aの6つの中心側端子40と同一の構造となっており、中心側端子40の各延出部230(各中心側端子40のアウターリードをなす各中心側延出部234)は、第1実施形態における中心側端子40の各延出部30(各中心側延出部34)と同一の構造となっている。
そして、図10(B)、図11(B)で示すように、側壁部4aから延び出た各々の延出部230(アウターリード)は、端部側端子250の延出部230(即ち、第1延出部235a、第2延出部235b)のほうが、中心側端子40の延出部230(即ち、中心側延出部234)よりも、回路基板5の一方面(板面5a)からの最大高さが高くなっている。
例えば、6つの中心側端子40の延出部230(中心側延出部234)はいずれも、回路基板5の板面5aからの最大高さが所定の高さH3となっている。そして、それら6つの中心側端子40の両側にそれぞれ2つずつ設けられた端部側端子250の延出部230(第1延出部235a,第2延出部235b)はいずれも、回路基板5の板面5aからの最大高さが上記高さH3よりも高い所定の高さH1なっている。そして、6つの中心側端子40の延出部230(中心側延出部234)と、その両外側の延出部230(第1延出部235a,第2延出部235b)とが段差状になっている。このように、本構成では、端子群207aを構成する複数の電極端子227bの配列・構造が、2段階の段差状となっており、このような構成でも、第1実施形態の端子群7aと同様の作用、効果が生じる。また、端子群207b,207c,207dのいずれも、複数の延出部230の配列及び構造が、上述した端子群207aと同様となっており、これらの端子群でも、端子群7a,207aと同様の作用、効果が生じる。
[第3実施形態]
次に、図14〜図19等を参照して第3実施形態について説明する。第3実施形態に係る半導体装置301は、図示しないケース内に実装基板301aが収容されてなるものである。この半導体装置301は、第1実施形態の半導体部品2とは異なる半導体部品302が用いられている点のみが第1実施形態の半導体装置1と異なり、それ以外は第1実施形態の半導体装置1と同様である。半導体部品302は、モールド構造部303を横長に構成した点と、複数の電極端子227bに代えて複数の電極端子327bを用いた点以外の部分は、第2実施形態の半導体装置201と同様の構造となっている。よって、第2実施形態の半導体装置201と同様の部分については、この半導体装置201と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図17〜図19等で示すように、モールド構造部303の各側壁部304(側壁部304a,304b,304c,304d)に設けられた電極端子327bはいずれもリード部として構成され、モールド構造部303と回路基板5とを連結し、これらを物理的に且つ電気的に接続するように機能する。具体的には、各々の電極端子327bの先端部付近が回路基板5の表面側に形成された各導体層とはんだ部29によって接合され且つ電気的に接続された構成となっている。なお、モールド構造部303において、電極端子327b以外の部分は、第1、第2実施形態のモールド構造部3,203における電極端子以外の部分と近似しており、素子部23、ダイパッド27a、ボンディングワイヤ25、モールド部20などは、第1、第2実施形態のモールド構造部3,203におけるそれぞれの部分と比較して形状の微差はあるものの、それ以外は同様の構成となっている。
図17〜図19等で示すように、半導体装置301を構成する半導体部品302でも、素子部23をモールド部20によって被覆した形でモールド構造部303が構成されており、このモールド構造部303を回路基板5に接続する構成で電極端子327bが設けられている。
図14のように、半導体部品302は、モールド構造部303の外周面を構成する複数の側壁部304を備えており、具体的には、第1所定方向(横方向)に延びる一対の長手方向側壁部304a,304bと、第2所定方向(縦方向)に延びると共に一対の長手方向側壁部304a,304bよりも短く構成された一対の短手方向側壁部304c,304dと、を備えている。そして、図14、図15(A)のように、長手方向側壁部304a,304bにおいて、複数の電極端子327bが第1所定方向(横方向)に並んで配置されており、図15(B)、図16(B)で示すように、それらの電極端子327bはいずれも、長手方向側壁部304a,304bからモールド構造部303の外側に延び出た第1延出部330a(アウターリード)を有している。なお、第1延出部330aは、長手方向側壁部304a,304bからモールド構造部303の外側に延び出た電極端子327bのうちの、モールド構造部303の外側に配置される部分を指す。そして、それら第1延出部330aは、先端側が回路基板5に接続されている。
また、図14、図15(A)のように、短手方向側壁部304c,304dにおいて、複数の電極端子327bが第2所定方向(縦方向)に並んで配置されており、図15(B)、図16(B)で示すように、それらの電極端子327bはいずれも、短手方向側壁部304c,304dからモールド構造部303の外側に延び出た第2延出部330b(アウターリード)を有している。なお、第2延出部330bは、短手方向側壁部304c,304dからモールド構造部303の外側に延び出た電極端子327bのうちの、モールド構造部303の外側に配置される部分を指す。そして、それら第2延出部330bは、先端側が回路基板5に接続されている。
以下の説明では、長手方向側壁部304aに設けられた複数の電極端子327bの群を、端子群307aとし、短手方向側壁部304cに設けられた複数の電極端子327bの群を、端子群307cとし、短手方向側壁部304dに設けられた複数の電極端子327bの群を、端子群307dとして説明する。
ここで、長手方向側壁部304aに設けられた端子群307aに着目して説明する。長手方向側壁部304aから延び出た複数の電極端子327bからなる端子群307aは、長手方向側壁部304aにおける横方向(第1方向)の両端部側に設けられた端部側端子350(第1端部側端子350a)と、長手方向側壁部304aの横方向(第1方向)中心部側に設けられた中心側端子40(第1中心側端子340a)とによって構成されている。
本構成では、長手方向側壁部304aにおける横方向両端部側に、所定数(2つ)ずつの端部側端子350(第1端部側端子350a)がそれぞれ設けられている。また、中心側端子40(第1中心側端子340a)は、左右に2つずつ配置された端部側端子350(第1端部側端子350a)の間において横方向に並んでおり、図14、図15の例では6本の第1中心側端子340aが並んでいる。
端子群307aの両端部に2つずつ配置された第1端部側端子350aのアウターリード(第1延出部330a)は、第1実施形態における一対の第2端部側端子52の各第22延出部35bと同一の構造となっており、同様の機能を有している。また、端子群307aの6つの中心側端子40(第1中心側端子340a)は、第1実施形態で開示された端子群7aの6つの中心側端子40と同一の構造となっており、中心側端子40の各第1延出部330a(各中心側端子40のアウターリードをなす各中心側延出部334a)は、第1実施形態における中心側端子40の各延出部30(各中心側延出部34)と同一の構造となっている。
長手方向側壁部304aから延び出た複数の電極端子327bは、長手方向側壁部304aにおける第1所定方向(横方向)の両端部側にそれぞれ設けられた第1端部側端子350aの各第1延出部330a(第1端部側延出部335a)の方が、長手方向側壁部304aにおける第1所定方向(横方向)の中心部側に設けられた第1中心側端子340aの各第1延出部330a(第1中心側延出部334a)よりも、回路基板5の板面5a(一方面)からの最大高さが高くなっている。図15(B)、図16(B)では、長手方向側壁部304aに設けられた6つの第1中心側端子340aにおける各第1延出部330a(第1中心側延出部334a)の突出高さ(回路基板5の板面5aからの最大高さ)が第3高さH3となっている。一方、長手方向側壁部304aに設けられた第1端部側端子350aの各第1延出部330a(第1端部側延出部335a)の突出高さ(回路基板5の板面5aからの最大高さ)は、第2高さH2となっている。そして、H2>H3となっている。
次に、短手方向側壁部304cに設けられた端子群307cに着目して説明する。図14、図16等で示すように、短手方向側壁部304cから延び出た複数の電極端子327bからなる端子群307cは、短手方向側壁部304cにおける縦方向(第2方向)の両端部側に設けられた端部側端子350(第2端部側端子350b)と、短手方向側壁部304cの縦方向(第2方向)中心部側に設けられた中心側端子40(第2中心側端子340b)とによって構成されている。
本構成では、短手方向側壁部304cにおける縦方向両端部側に、所定数(2つ)ずつの端部側端子350(第2端部側端子350b)がそれぞれ設けられている。また、中心側端子40(第2中心側端子340b)は、前後に2つずつ配置された端部側端子350(第2端部側端子350b)の間において縦方向に並んでおり、図14、図16の例では4本の第2中心側端子340bが並んでいる。
端子群307cの両端部に2つずつ配置された第2端部側端子350bのアウターリード(第2延出部330b)は、第1実施形態における一対の第1端部側端子51の各第1延出部35aと同一の構造となっており、同様の機能を有している。また、端子群307cの4つの中心側端子40(第2中心側端子340b)の各第2延出部330b(各中心側端子40のアウターリードをなす各第2中心側延出部334b)は、第1中心側延出部334aや、第1実施形態の中心側延出部34と同一の構造となっている。
図15、図16等で示すように、短手方向側壁部304cから延び出た複数の電極端子327bの各第2延出部330bのうち、短手方向側壁部304cにおける第2所定方向(横方向)の両端部側にそれぞれ設けられた第2端部側端子350bの各第2延出部330b(第2端部側延出部335b)の方が、短手方向側壁部304cにおける第2所定方向(縦方向)の中心部側に設けられた第2中心側端子340bの各第2延出部330b(第2中心側延出部334b)よりも、回路基板5の板面5a(一方面)からの最大高さが高くなっている。図15(B)、図16(B)では、短手方向側壁部304cに設けられた4つの第2中心側端子340bにおける各第2延出部330b(第2中心側延出部334b)の突出高さ(回路基板5の板面5aからの最大高さ)が第3高さH3となっている。一方、短手方向側壁部304cに設けられた第2端部側端子350bの各第2延出部330b(第2端部側延出部335b)の突出高さが第1高さH1となっている。そして、H1>H3となっている。
このように、本構成でも、端子群307a,307b,307c,307dのそれぞれにおいて、両端部側の電極端子の突出高さを相対的に高めており、これにより、第1実施形態と同様の応力緩和効果が得られることになる。
更に、本構成では、一対の短手方向側壁部304c,304dのそれぞれの両端側に設けられた各第2端部側端子350bの第2延出部330b(第2端部側延出部335b)の突出高さ(板面5aからの最大高さ)がいずれも第1高さH1となっており、一対の長手方向側壁部304a,304bのそれぞれの両端側に設けられた第1端部側端子350aの第1延出部330a(第1端部側延出部335a)の突出高さ(板面5aからの最大高さ)がいずれも第2高さH2となっている。そして、第1高さH1のほうが第2高さH2よりも高くなっている。即ち、H1>H2>H3の関係となっている。このようにすることで、モールド構造部の長辺寸法、短辺寸法に応じた応力緩和効果を生じさせることができる。この構成では、配列された端子数が相対的に少なく、アウターリードへの応力が特に懸念される短辺部(短手方向側壁部304c,304d)の端部側において応力緩和効果をより高めることができる。一方、長辺部(長手方向側壁部304a,304b)の端部側では、短辺部の端部側よりも突出高さを相対的に抑えることができるため、リードフレーム材の削減を図ることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、半導体装置1,201,301がエンジンECUとして構成される例を示したが、いずれの実施形態の思想も、ボディ制御ECUや、ブレーキ制御ECU,エアバック制御ECUなど、他の車載用電子装置に適用できる。
上記実施形態では、半導体部品2,202,302がQFP(Quad Flat Package)構造の半導体パッケージとして構成される例を示したが、いずれの実施形態の思想も、SOP(Small Outline Package)、SOJ(Small Outline J-leaded)、QFJ(Quad Flat J-leaded Package)などの、他の表面実装構造の半導体部品に適用できる。
上記実施形態では、半導体部品2,202,302としてマイコンを例示したが、半導体素子部を備えた半導体部品であればよく、いずれの実施形態の思想も、マイコン以外の他のICなどに適用できる。
1,201,301…半導体装置
2,202,302…半導体部品
3,203,303…モールド構造部
4,304…側壁部
5…回路基板
20…モールド部
23…素子部
27b,227b,327b…電極端子
30,230,330a,330b…延出部
40…中心側端子
50,250,350…端部側端子

Claims (4)

  1. 回路基板(5)と、
    素子部(23)をモールド部(20)によって被覆してなるモールド構造部(3,203,303)と、前記モールド構造部を前記回路基板に接続する電極端子(27b,227b,327b)と、を有する半導体部品(2,202,302)と、
    を備え、
    前記半導体部品は、前記回路基板の少なくとも一方面に表面実装方法で実装されており、
    前記モールド構造部には、複数の前記電極端子が配置される少なくとも一対の側壁部(4,304)が所定方向に延びた形で形成され、
    前記側壁部において、複数の前記電極端子が前記所定方向に並んで配置され、各々の前記電極端子は、前記側壁部から前記モールド構造部の外側に延び出た延出部(30,230,330a,330b)を有すると共に、前記延出部の先端側が前記回路基板に接続されており、
    前記側壁部から延び出た複数の前記電極端子のうち、当該側壁部の前記所定方向の両端部側にそれぞれ設けられた端部側端子(50,250,350)の前記延出部のほうが、当該側壁部の前記所定方向の中心部側に設けられた中心側端子(40)の前記延出部よりも、前記回路基板の前記一方面からの最大高さが高くなっていることを特徴とする半導体装置(1,201,301)。
  2. 前記側壁部(4,304)における前記所定方向の両端部側には、所定数の前記端部側端子(50,250,350)がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置(1,201,301)。
  3. 前記側壁部(4)から延び出た各々の前記延出部(30)は、当該側壁部における前記所定方向の中心部から端部側に近づくにつれて前記一方面(5a)からの最大高さが段階的に高くなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置(1)。
  4. 前記モールド構造部(303)の複数の前記側壁部(304)は、第1所定方向に延びる一対の長手方向側壁部(304a,304b)と、第2所定方向に延びると共に一対の前記長手方向側壁部よりも短く構成された一対の短手方向側壁部(304c,304d)と、を備え、
    前記長手方向側壁部において、複数の前記電極端子(327b)が前記第1所定方向に並んで配置され、それらの前記電極端子はいずれも、前記長手方向側壁部から前記モールド構造部の外側に延び出た第1延出部(330a)を有すると共に、前記第1延出部の先端側が前記回路基板(5)に接続され、
    前記長手方向側壁部から延び出た複数の前記電極端子は、当該長手方向側壁部における前記第1所定方向の両端部側にそれぞれ設けられた第1端部側端子(350a)の前記第1延出部のほうが、当該長手方向側壁部における前記第1所定方向の中心部側に設けられた第1中心側端子(340a)の前記第1延出部よりも、前記回路基板の前記一方面からの最大高さが高くなっており、
    前記短手方向側壁部において、複数の前記電極端子(327b)が前記第2所定方向に並んで配置され、それらの前記電極端子はいずれも、前記短手方向側壁部から前記モールド構造部の外側に延び出た第2延出部(330b)を有すると共に、前記第2延出部の先端側が前記回路基板に接続され、
    前記短手方向側壁部から延び出た複数の前記電極端子は、当該短手方向側壁部における前記第2所定方向の両端部側にそれぞれ設けられた第2端部側端子(350b)の前記第2延出部のほうが、当該短手方向側壁部における前記第2所定方向の中心部側に設けられた第2中心側端子(340b)の前記第2延出部よりも、前記回路基板の前記一方面(5a)からの最大高さが高くなっており、
    更に、前記第2端部側端子の前記第2延出部のほうが、前記第1端部側端子の前記第1延出部よりも、前記一方面からの最大高さが高くなっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置(301)。
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