JP2016165689A - 水処理方法及び水処理設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給水装置2からキレート処理槽11に供給された被処理水が鉄系凝集剤12aによる一次凝集処理槽12と高分子凝集剤13aによる二次凝集処理槽13とを順次通過した後に移送装置3を通じて沈殿槽20へと排出されるように構成し、沈殿槽20から排出される上澄液に対して試験を実施する水処理方法。
【選択図】図1
Description
このことから前記排水は、通常、上記のような成分を低減する水処理を行った後に放流や再利用がされている。
また、各都道府県では、条例によって前記一律基準よりも厳しい「上乗せ基準」を定めて放流水の水質規制を行っている場合がある。
そこで、従来の水処理においては、処理後の水が生物影響試験で良好な評価結果が得られるものになっていることが要望されてはいるものの水生生物の生育に悪影響を与える因子については十分な解明がなされておらず、このような要望を満足させる具体的な手法が確立されていない。
まず、図1を参照しつつ水処理設備について説明する。
図1は、本実施形態の水処理方法に利用される水処理設備の一態様を例示した概略図である。
本実施形態の水処理設備1には、導入される排水(以下、「被処理水」ともいう)に対して処理を行い該排水よりも生物影響試験の結果が良好となる処理水を得るための処理装置が備えられている。
具体的には、図1に示すように前記処理装置には、処理経路の上流側から下流側に向けて順に反応槽10と沈殿槽20とが備えられている。
前記反応槽10は、被処理水と凝集剤とを混合して該被処理水中に凝集物を生じさせるためのものである。
また、前記沈殿槽20は、反応槽10で処理された被処理水を一定時間滞留させて該被処理水中の凝集物を沈殿させて固液分離するためのものであり、前記被処理水を上澄液と固形物(スラッジ)とに分離させるためのものである。
さらに、本実施形態の水処理設備は、前記上澄液を処理水として自然界に放流したり再利用したりする前に当該上澄液に生物影響試験を行うための検定設備(図示せず)を備えている。
即ち、本実施形態の水処理設備は、処理装置によって処理された処理水に対して生物影響試験を行うための検定設備を有している。
該検定設備は、必ずしも処理装置に隣設させる必要は無く処理装置から離れた遠隔地に設けてもよい。
また、本実施形態においては、一つの処理装置に対して一つの検定設備を設ける必要は無く、検定設備は複数の処理装置の処理水を試験するものであっても良い。
例えば、地域に共用の試験センターのような形で検定設備を設け、当該地域に設置されている複数の処理装置について当該検定設備で生物影響試験を行わせても良い。
前記水処理設備1は、当該水処理設備で水処理を行うための被処理水を前記反応槽10に導入するための給水装置2と、前記反応槽10から前記沈殿槽20へと被処理水を移送する移送装置3と、前記沈殿槽20から上澄液を排出する上澄液排水装置4と、前記沈殿槽20で沈殿させたスラッジを沈殿槽20の槽底から排出するための固形物排出装置5とをさらに有している。
この3つの水槽の内、最も上流側に位置する水槽は、前記反応槽10に導入される被処理水に対してキレート処理を行うためのキレート処理槽11である。
即ち、前記給水装置2は、前記反応槽10の内のキレート処理槽11に被処理水を供給すべく水処理設備1に備えられている。
そして、3つの水槽の内、最も下流側に設けられた水槽は、凝集処理槽12で凝集処理された被処理水に対して再び凝集処理を行うための凝集処理槽13である。
なお、以下においては上流側の凝集処理槽12を「一次凝集処理槽12」と称し、且つ、下流側の凝集処理槽13を「二次凝集処理槽13」と称してそれぞれ呼び分けることがある。
前記反応槽10は、前記一次凝集処理槽12に鉄を含む無機凝集剤(鉄系凝集剤)を供給するための一次凝集剤供給装置12a、及び、該一次凝集処理槽12の槽内水を撹拌するための撹拌装置12bをさらに備えている。
前記反応槽10は、前記二次凝集処理槽13に高分子凝集剤を供給するための二次凝集剤供給装置13a、及び、該二次凝集処理槽13の槽内水を撹拌するための撹拌装置13bをさらに備えている。
また、本実施形態の水処理設備1は、前記一次凝集処理槽12の槽内水のpHを測定するためのpH測定器(図示せず)、及び、一次凝集処理槽12の槽内水が所定のpHとなるように当該一次凝集処理槽12と前記キレート処理槽11との内の一方又は両方にpH調製剤を添加するpH調整装置(図示せず)が前記反応槽10に備えられている。
即ち、本実施形態の水処理設備1は、二次凝集処理槽13と沈殿槽20との間において被処理水の移送を行うべく前記移送装置3が設けられている。
以下においては、キレート処理槽11に供給される被処理水を「原水」と称し、キレート処理槽11から一次凝集処理槽12へと供給される被処理水を「キレート処理水」と称し、一次凝集処理槽12から二次凝集処理槽13へと供給される被処理水を「一次凝集処理水」と称し、二次凝集処理槽13から沈殿槽20へと供給される被処理水を「二次凝集処理水」と称してそれぞれ呼び分けることがある。
前記撹拌装置11b,12b,13bについても一般的な水処理設備に備えられているものを採用することができ、例えば、プロペラ撹拌装置等を採用することができる。
また、給水装置2、移送装置3、上澄液排水装置4、及び、固形物排出装置5については、一般的な液体搬送のための装置を採用することができ、例えば、配管やポンプ等によって構成されたものを採用することができる。
該原水としては、例えば、排水基準に定められた数値を上回る形で金属や有機物が含まれていた排水に対して水処理が行われて前記排水基準を満たす状態になった水を採用することができる。
また、原水としては、例えば、元々排水基準を満たす状態の水で、且つ、工業プロセスに利用された後でも依然と排水基準を満たす状態になっている水を採用することができる。
本実施形態の前記原水としては、例えば、ニッケルイオン、銅イオン、亜鉛イオン、鉛イオンなどを含むものが挙げられ、OECDのテストガイドライン211に基づくミジンコ繁殖試験を実施した際にニッケルイオン及び亜鉛イオンの内の少なくとも一方が25%影響濃度(EC25)を超える割合で含まれているものが挙げられる。
なお、ニッケルイオン、銅イオン、亜鉛イオン、鉛イオンなどがEC25を超える割合で含まれているか否かについては、それぞれの含有量を変更した複数種類の水を調製し、この水に対してOECDのテストガイドライン211に基づく試験を実施して確認することができる。
より詳しく説明すると、例えば、ニッケルイオンについてEC25の値を求める場合であれば、OECDのガイドラインに規定の飼育水(活性炭で脱塩素処理した水道水などのように有害物質が含まれていない良質な淡水で、pHが6.5〜8.5、且つ、溶存酸素が飽和酸素濃度の80%以上の水)に異なる割合でニッケルイオンを加えてニッケルイオン濃度だけを異ならせ得た試料を調製し、該試料によって生物影響試験を実施してEC25の値を求めることができる。
そして本実施形態の水処理方法においては、該生物影響試験の結果によって前記上澄液を自然界に放流する水として適切か否かが判定される。
該上澄液は、ニッケルイオン、銅イオン、亜鉛イオン、鉛イオンなどを含んでいても、さらに鉄イオンを含有することでこれらの金属イオンが水生生物の生育等に与える悪影響を低減させ得る。
なお、このような作用を発揮させる点では、鉄イオンの導入方法は特に限定されるものではない。
しかし、塩化第二鉄などの鉄系凝集剤を用いた凝集処理を実施することが、処理水に鉄イオンを含有させるのと同時にニッケルイオンや亜鉛イオンの量を低減させることが出来て好ましい。
なお、鉄イオンは、ニッケルイオンの300倍以上の濃度で処理水に含有させることが好ましい。
また、鉄イオンは、亜鉛イオンの3倍以上の濃度で処理水に含有させることが好ましい。
該工程では、キレート処理槽11において原水と液体キレート剤とを混合してキレート処理水を調製し、該キレート処理水中の前記金属イオンを液体キレート剤に捕捉させる。
該工程では、用いる液体キレート剤の一部又は全部が、ジチオカルバミン酸基(例えば、−NH−CS2Na)又はチオール基(例えば、−SNa)の何れかのキレート形性基を有する水溶性高分子であることが好ましい。
このような水溶性高分子を当該工程において用いることで原水にニッケルイオン、銅イオン、亜鉛イオン、鉛イオンなどの金属イオンが多く含まれていたとしても、最終的に得られる上澄液におけるこれらの金属イオン濃度を低下させ易くなる。
該工程では、前記のような金属イオンを前記沈殿槽20において固形分として除去させるべく、一次凝集処理槽12において前記キレート処理水と無機凝集剤とを混合し、前記金属イオンが取り込まれた微小な凝集物を含んだ一次凝集処理水を作製する。
該工程で用いる無機凝集剤としては、鉄塩が好ましく、塩化第二鉄が特に好ましい。
また、該工程は、一次凝集処理槽12の槽内水のpHを9以上10以下の範囲内に調整しつつ実施することが好ましい。
該工程では、一次凝集処理槽12で一次凝集処理水中に析出させた凝集物を粗大化させて前記沈殿槽20における沈殿性を向上させるべく、二次凝集処理槽13において、前記一次凝集処理水と高分子凝集剤とを混合し、前記一次凝集処理水よりも粗大な凝集物を含んだ二次凝集処理水を作製する。
該工程では、前記高分子凝集剤として、例えば、カルボン酸系ポリマーやスルホン酸系ポリマーなどのアニオン系高分子凝集剤、アクリル酸エステル系ポリマーやメタクリル酸エステル系ポリマーなどのカチオン系高分子凝集剤などの他にノニオン系高分子凝集剤や両性高分子凝集剤などを用いることができる。
該工程で用いる高分子凝集剤としては、アニオン系高分子凝集剤が好ましい。
該固液分離工程では、二次凝集処理水を沈殿槽20において本実施形態の水処理方法における処理水たる上澄液と固形物たる凝集物とに沈殿分離する。
なお、本実施形態においては、沈殿槽によって固液分離工程を実施する態様を例示しているが、例えば、沈殿槽での沈殿分離に代えて膜分離装置などを用いて当該固液分離工程を行わせることも可能である。
このように膜分離装置によって固液分離工程を実施する場合、本実施形態の水処理方法における処理水は、膜を透過した透過液となり、固形分は膜を透過せずに濃縮された濃縮液に含まれる形で透過液から分離されることになる。
該工程では、前記固液分離工程で得られた処理水が自然界への放流などに十分適したものになっているかどうかを検定設備を用いて検定する。
該工程は、例えば、環境省が発行している「生物応答を用いた排水試験法(検討案)、排水(環境水)管理のバイオアッセイ技術検討分科会(2013)に準拠して行うことができる。
試験は、例えば、魚類(例えば、ゼブラフィッシュ:Danio rerio、メダカ:Oryzias latipes)、ミジンコ(例えば、ニセネコゼミジンコ:Ceriodaphnia dubia)、藻類(例えば、ムレミカヅキモ:Pseudokirchneriella subcapitata)などを用いた短期慢性毒性試験によって実施することができる。
より具体的には、ゼブラフィッシュなどの魚類を用いる場合、生物影響試験工程は、OECD TG No.212「Fish,Short−term Toxicity Teston Embryo and Sac−Fry Stages」に準拠して実施できる。
ミジンコを用いる場合、生物影響試験工程は、OECDのEcoTox−Statistics Ver.2.6のTG No.211に準拠して実施できる。
藻類を用いる場合、生物影響試験工程は、OECD TG No. 201「Freshwater Alga and Cyanobacteria,Growth Inhibition Test」に準拠して実施できる。
当該工程を実施することで、処理水を再生水として再利用したり自然界へ放流したりするのに十分良質なものかどうかを確認することができる。
前記生物影響試験工程によって水質が良好であると判定された処理水は、前記のように自然界に放流するなどの最終処分が実施される。
なお、生物影響試験工程の結果については、それ以降実施される液体キレート剤処理工程、一次凝集処理工程、及び、二次凝集処理工程での処理条件へフィードバックすることが好ましい。
即ち、生物影響試験工程が、生物に影響を与えるレベルまでにあまり余裕が無い結果となった場合は、上記工程の処理条件を強化し、逆に大きく余裕がある場合は、上記工程の処理条件を緩和するようにすればよい。
本実施形態の水処理方法は、上記に例示した工程以外に、一般的な水処理方法において行われている工程を適宜採用可能である。
即ち、本実施形態においては、水処理方法として上記のような態様を例示しているが本発明の水処理方法はこのようなものに限定されるものではない。
例えば、本実施形態においては排水基準を満たす水を原水とする態様を例示しているが、排水基準を満たさないような水を処理対象とする場合においてはその水質に応じて鉄系凝集剤を必要なだけ加えて処理水を得るようにすればよい。
また、水処理方法に用いる設備としても、本実施形態においては、前記のような態様のものを例示しているが本発明の水処理設備は前記に例示の態様のものに限定されるものではない。
金属製品製造事業所から排水基準を満たすものとして排出された水を被処理水とし、各種の評価を行った。
なお、評価は、前記金属製品製造事業所から異なる日に排出された排水(以下、各排水を「試料1」、「試料2」と称する)について行った。
まず、「試料1」、「試料2」のpH、濁度、TOC(全有機炭素)、CODMn(酸性高温過マンガン酸法による酸素要求量)、NH4−N(アンモニア性窒素)、及び、前記金属製品製造事業所の製造工程で使用している物質から「試料1」、「試料2」に含まれることが予測された金属イオン(亜鉛イオン、鉛イオン、ニッケルイオン)の含有量について化学分析を行った。
測定方法は、工場排水試験方法(JIS K0102:2013)に準拠した。
結果は、下記表1に示す通りであった。
「試料1」、「試料2」については、それぞれ魚類、ミジンコ、藻類の亜慢性毒性試験を各1回実施した。
なお、魚類、ミジンコの試験に関しては、「試料1」、「試料2」をナイロン製プランクトンネット(孔径60μm)でろ過した後に試験に供した。
藻類生長阻害試験用の試料は、ナイロン製プランクトンネット(孔径60μm)でろ過した後に、0.4μmのメンブレンフィルターを通し、水中に存在する微細な動植物プランクトンやバクテリアなどを除いた後に試験に供した。
胚・仔魚期の魚類を用いる短期毒性試験は、独立行政法人国立環境研究所水環境実験施設から分譲を受けて維持育成したゼブラフィッシュ(Danio rerio)の胚を用いて、受精後4時間以内のもので試験を行った。
試験における同一濃度での繰り返し数は4連(15粒/連)とし、飼育水を用いたブランク(以下、「対照区」とも称する)と試験濃度は公比2とし、5%〜80%の5濃度区とした。
ばく露関始後は、毎日、胚発生の観察を行い、形態異常の有無(発生停止、眼球形成不全、血管形成不全)、及び、死亡、ふ化の観察結果を記録した。
ふ化後は7日間までばく露を継続し、形成異常(遊泳不能)、死亡について、毎日観察を行い記録した。
試験成立の条件は、以下の項目1),2)を両方とも満足することとした。
1)対照区におけるふ化率が80%以上であること。
2)対照区におけるばく露終了時の生存率が70%以上であること。
統計解析は、大分大学の吉岡によって開発された日本環境毒性学会のEcoTox−StatisticsVer.2.6によって実施し、Bartlett検定とDunnett多重比較検定を用いて、生存率、ふ化率、ふ化後生存率、生存指標のそれぞれの影響指標について、対照区と対照区を除いた各濃度区との有意差を検定した。判定は、Bartlett検定で等分散性が認められた場合、パラメトリック手法による一元配置分散分析(ANOVA)により試験区間内に有意差があるかを検定した。等分散性が認められない場合、ノンパラメトリック手法により有意差があるかを検定した。有意差が認められた場合、Dunnett多重比較検定にて、危険率5%未満を有意として、その結果からNOEC(No Observed Effect Concentration:無影響濃度)を推定した。有意差が認められなかった場合、NOECは最高濃度区以上とした。
ミジンコ繁殖試験法は、独立行政法人国立環境研究所水環境実験施設から分譲を受けて維持育成したニセネコゼミジンコ(Ceriodaphnia dubia)から産まれて24時間以内の仔虫を用いて試験を行った。
試験における同一濃度での繰り返し数は10、試験濃度は公比2とし、5%〜80%の5濃度区を設定した。
このとき、同じ親から産まれた同一腹仔の仔虫を対照区を含むすべての希釈段階に配置した。
ばく露開始後は、毎日ミジンコの生死観察と生まれた仔虫の総数を計測し、結果を記録した。
試験は対照区の試験個体の60%あるいはそれ以上が3腹産んだ時点で終了し、すべてのばく露区の産仔を集計した。
ただし、ばく露期聞は最長でも8日間とした。
試験成立の条件は、以下の項目1)〜3)をすべて満足することとした。
1)対照区の試験個体の死亡率が20%以下である場合。
2)対照区の試験個体にて最大8日間に60%以上が3腹分の産仔をしている場合。
3)対照区の試験個体の合計産仔数が、最初の3腹分を平均して15個体以上の場合。
統計解析は、大分大学の吉岡によって開発された日本環境毒性学会のEcoTox−StatisticsVer.2.6によって実施し、Bartlett検定とDunnett多重比較検定を用いて、産仔数の対照区と対照区を除いた各濃度区とを比較した。
判定は、Bartlett検定で等分散性が認められた場合、パラメトリック手法による一元配置分散分析(ANOVA)により試験区間内に有意差があるかを検定した。等分散性が認められない場合、ノンパラメトリック手法により有意差があるかを検定した。有意差が認められた場合、Dunnett多重比較検定にて、危険率5%未満を有意として、NOECを推定した。有意差が認められなかった場合、NOECは最高濃度区以上とした。
さらに、定量的な評価をするため、8日間の産仔数からEC50(Median Effect Concentration:半数影響濃度)とEC25(25% Effect Concentration:25%影響濃度)をプロピット法もしくはロジット法により算出した。EC25を超える濃度は、ミジンコの産仔に毒性影響を及ぼす濃度であることを示す。
淡水藻類を用いる生長阻害試験法は、独立行政法入国立環境研究所(NIES−35株)から分譲されたムレミカヅキモ(Pseudokirchneriella subcapitata)を用いて試験を行った。
試験における同一濃度での繰り返し数は、対照区は6、濃度区は3とした。
試験濃度は公比2として、5%〜80%の5濃度区とした。
前培養した供試藻類の生物量を測定し、試験溶液中の初期生物量が5×103cell/mLとなるように調整し、試験溶液に添加した。
ばく露開始後は、24、36、72時間後に細胞数を測定した。
試験成立の条件は、以下の項目1)〜3)をすべて満足することとした。
1)対照区の生物量がばく露期間中に少なくとも16倍増加すること。
2)対照区の毎日の成長速度の変動係数がばく露期間を通じて35%を超えないこと。
3)対照区の繰り返し間の成長速度の変動係数が7%を超えないこと。
統計解析は、ミジンコ繁殖試験と同様にEcoTox−StatisticsVer.2.6によって実施した。
Bartlett検定とDunnett多重比較検定を用いて藻類の生長速度を算出し、対照区と対照区を除いた各濃度区とを比較した。
判定は、Bartlett検定で等分散性が認められた場合、パラメトリック手法による一元配置分散分析(ANOVA)により試験区間内に有意差があるかを検定した。等分散性が認められない場合、ノンパラメトリック手法により有意差があるかを検定した。有意差が認められた場合、Dunnett多重比較検定にて、危険率5%未満を有意として、NOECを推定した。有意差が認められなかった場合、NOECは最高濃度区以上とした。
「試料1」、「試料2」について、EPAによって標準化されているTRE(Toxicity Reduction Evaluation:毒性削減評価)/TIE(Toxicity Identification Evaluation:毒性同定評価)の手法に基づき評価した。
具体的には、下記に示すようなキレート処理と凝集処理とによって「試料1」、「試料2」から毒性要因候補物質を除去し、その結果得られた処理水を前記のような生物影響試験に供することで毒性物質の低減効果を評価した。
キレート処理ではイミノジ酢酸基をキレート形成基にもつ樹脂(商品名「エポラスMX−10、ミヨシ油脂社製)を使用した。
試験装置には内径φ22mm、高さ1100mmのアクリル製カラムにキレート樹脂を400mm充填したものを使用した。
当試験では試料を2%NaOHでpHを9に調整したものを試験原水とした。
試験開始前にイオン交換水の連続通水によりキレート樹脂を洗浄し、その後、試験原水でキレート樹脂層を洗浄した。
試験原水は定量ポンプにより連続的に上向流で通水した。
キレート樹脂層容積の12倍量の試験原水1.8Lを通水した。
得られた処理水の化学分析を実施し毒性影響要因候補物質が除去されていれば、毒性影響がみられた生物影響試験に供した。
なお、生物影響試験は、pHによる生物影響が無いように、各試料を予め硫酸で中性(pH7付近)に調整して実施した。
凝集処理試験では、無機凝集剤として塩化第二鉄(38%FeCl3溶液)を使用して凝集処理を行うとともに、当該凝集処理の前に高分子重金属捕集剤としてジチオカルバミン酸基とチオール基とをキレート形成基として有する水溶性高分子(液体キレート剤、商品名「エポフロックL−1、ミヨシ油脂社製)を使用してキレート処理を実施した。
また、無機凝集剤による凝集処理(一次凝集処理)の後には、高分子凝集剤としてアクリルアミドアクリル酸ソーダ系のアニオンポリマーを用いた凝集処理(二次凝集処理)を実施した。
このときpH調整剤として2%NaOH溶液を用い、pH7付近に調整した。
また、試験装置としては、6連式のジャーテスター(凝集処理試験装置)を使用した。
凝集処理試験では、まず100mLビーカーとスターラーを用いた少量サンプル量での数条件の無機凝集剤注入率で予備試験を行い、続いて500mLビーカーとジャーテスターを用いた多量サンプル量で本試験を行った。
本試験のフローを図2に示す。
無機凝集剤単独による凝集処理では急速撹拌(250rpm、15分)に続いて緩速撹拌(30rpm、5分)を行い、その後、15分静置沈降して上澄液を得た。
高分子重金属捕集剤と無機凝集剤との併用による凝集処理では、高分子重金属捕集剤(液体キレート剤)を添加した上での急速撹拌(250rpm、10分)の後、無機凝集剤をさらに加えて急速撹拌(250rpm、15分)を行い、続いて緩速撹拌(30rpm、5分)を行い、その後、15分静置沈降を行った。
それぞれの凝集処理試験で得られた上澄液を、実装置の砂ろ過を想定し、孔径7μmのセルロース製ろ紙(No.5A,ADVANTEC社製)でろ過した。そのろ過水にて毒性影響要因の原因と考えられる候補物質が削減されているかを化学分析で確認し、十分に除去されていれば生物影響試験に供した。
なお、キレート樹脂吸着処理試験と同じく、生物影響試験前にはpHを7付近に調整した。
毒性要因物質の更なる検証として、複数の毒性要因物質濃度の異なる試料に対して、濃度の低い方に毒性要因物質を添加することとにより濃度を同ーにした後、生物影響試験に供し、その影響度合いから毒性要因物質を同定した。
具体的には、以下のような方法で毒性要因物質を同定した。
化学分析と生物影響試験の結果をもとに、毒性影響要因と考えられる候補物質を、採水日の違いによって濃度差異のある重金属から選択した。
採水日の違いによって重金属の濃度に差異がある場合は、差異をなくすために、濃度が高い排水の濃度と同じ濃度となるように、濃度の低い排水に重金属の添加を行った。
この溶液にて、毒性影響がみられた生物の生物影響試験を行った。
差異がない場合は、添加試験を行わないこととした。
毒性要因物質の除去試験後に、生物影響試験にて生物に影響がみられなくなった場合は、除去試験後の溶液に、除去した物質の添加試験を行った。
この溶液を用いて、毒性影響がみられた生物の生物影響試験、及び、除去した物質の化学分析を行った。
採水日の異なる排水(「試料1」、「試料2」)についての分析結果は、先の表1に示した通りであり、pH、濁度、TOC、CODMn,NH4−N、Pb、Niは有意な差異は見られない。
また、「試料1」及び「試料2」には、ZnとNiが生物影響試験に影響のある濃度で含まれている。
そして、「試料1」と「試料2」との間には、Znが14倍、Niは1.5倍の濃度差が見られた。
各排水のPb濃度については、化学分析から1μg/Lと確認された。
環境省の平成25年度化学物質の複合影響評価に関する公開シンポジウムによれば、Pbのミジンコ繁殖試験EC25は153μg/Lであり、「試料1」及び「試料2」のPb含有量とは大きく乖離している。
このため、Pbは、毒性影響要因とは考えられず、原因の候補物質から除外した。
金属以外に毒性要因として考えられる有機物について、「試料1」では「試料2」よりもTOCの値が高く2.7mg/Lの値を示している。
TOCは、水道水質基準項目に含まれており、水道水質基準での上限値は3mg/Lである。
このことから「試料1」、「試料2」のTOCは、水道水レベルであることが確認されたので、TOCは、毒性影響要因とは考えず、原因の候補物質から除外した。
しかし、これらについてのミジンコのNOECは、「試料1」が5%未満で、「試料2」が40%であった。
親ミジンコの死亡率については、「試料1」の排水濃度40%以上で半数以上が死亡し、「試料2」では排水濃度80%にて半数以上が死亡した。
よって、「試料1」、「試料2」は、ミジンコに影響がみられる排水であると言える。
キレート樹脂を充填したカラムにSV(空塔速度)7(1/h)、LV(線速度)2.8(m/h)の条件で「試料1」を通水し、充填樹脂容積に対して約12倍量を処理した。
処理水は全量を回収して化学分析に供した。
キレート処理水は、pH10.6であることが確認されたため硫酸を用いてpH7.1に調整し、ミジンコ繁殖試験に供した。
処理後の「試料1」は、下記表3に示すようにNi:1μg/L未満、Zn:15μg/Lとなった。
以上の結果から、キレート樹脂吸着処理試験により、生物影響が削減され、ZnとNiの濃度が、それぞれの生物影響濃度以下に下がっていることから毒性要因物質であった可能性が高いことが示された。
なお、Niの濃度は測定限界値を超えていたため正確な値は把握出来なかったが、ミジンコへの毒性がみられなかったことから、NiのEC25を下回る濃度であったと推測される。
「試料1」について、重金属の除去が可能な無機凝集剤を用いた凝集処理を行った。
さらに、高分子重金属捕集剤(液体キレート剤)も併用し、除去性能を確認する試験を実施した。
最初に、FeCl3注入率を25、50、75mg/Lとした予備試験を行い、目視によるフロック生成結果を基に本試験の最適FeCl3注入率を選定した。
予備試験のFeCl3注入率25mg/Lの場合は、フロックの生成量が非常に少なく、FeCl3注入率50mg/LとFeCl3注入率75mg/Lとでは、ほぼ同等の結果であったため、50mg/Lを最適FeCl3注入率と判断した。
本試験は、FeCl3注入率を50mg/Lに固定して、高分子重金属捕集剤の注入率を5、10、20mg/Lの3条件として実施した。
試料は「試料1」を用いた。
「試料1」の凝集処理前後の化学分析にて比較を行った。
凝集処理による水質の変化については、下記表4に示す。
この表4に示すように、凝集処理後の処理水は、すべての試験条件にてNi:2μg/L以下、Zn:3μg/L以下の値となった。
以上の結果から、凝集処理試験によりZnとNi共に削減されてミジンコへの毒性影響も削減された。Zn濃度は生物影響濃度以下まで削減されたが、Ni濃度については生物影響濃度を超えており、Niの毒性影響が残っているはずであった。これは、凝集処理試験に用いた塩化第二鉄に含まれるFeがNiの毒性影響を緩和したことによるものと考えられる。
前記のように化学分析結果から、「試料1」のZn濃度は460μg/L、「試料2」のZn濃度は32μg/Lであった。
生物影響試験の結果において、「試料1」のNOECは、5%未満、「試料2」のNOECは、40%であった。
よって水質の変動により、ミジンコに対する毒性影響も変動していることが確認された。
Znが毒性要因であることの確認のために、生物影響が無い排水にZnを添加し、毒性が発現するかどうかの試験を行った。
キレート処理水(亜鉛濃度15μg/L)に対して、亜鉛イオン溶液(金属分析用標準液1000mg/L、KANTO KAGAKU製)を添加し、「試料1」と、同じZn濃度になるように調整した。(以下、「模擬試料1」とも称する。)
「試料1」と「模擬試料1」とのZn濃度を下記表5に示す。
その結果、「模擬試料1」は、「試料1」と同様に排水濃度5%という低濃度から親ミジンコの繁殖に影響がみられ、20%以上で親ミジンコの約半数以上死亡していることが確認された。
以上の結果から、Znの添加によってミジンコに対する毒性影響が再現されたため、Znが毒性要因物質である可能性が高いことが示された。
「試料1」を用いてFeCl3のみで凝集処理(FeCl3:50mg/L)した処理水を、「試料1」と同じZn濃度になるように調整した。
調整方法は、凝集処理水に、化学分析用Zn溶液(濃度1000mg/L)を添加した溶液(以下、「模擬試料2」と称する)を作製した。
「試料1」と「模擬試料2」のZn濃度とNi濃度とを下記表6に示す。
結果、「試料1」のNOECは、5%未満、「模擬試料2」のNOECは、20%となり、ここでもZnが毒性要因物質であると確認できた。
但し、「試料1」と「模擬試料2」とでは、Znが同じ濃度であってもミジンコに対する毒性影響に差異がみられた。これは、用いた凝集剤のFeイオンが、凝集処理水中に溶存したことによる毒性緩和効果によるものと考えられる。
(1)「試料1」のZnとNiとの濃度は、ミジンコ繁殖試験のEC25よりも高い値を示した。この「試料1」でのNOECは5%未満、EC25は3%となりミジンコの毒性影響因子はZn、Niである可能性が高い。
(2)「試料2」のZn濃度は、ZnのEC25よりも低い値であったが、Ni濃度は、NiのEC25よりも高い値を示した。この「試料2」でのNOECは40%、EC25は55%となり、ミジンコに毒性影響が見られた。この結果からNiがミジンコの毒性影響因子である可能性が高い。
(3)キレート処理後の処理水では、Zn濃度がEC25よりも低い値となり、Ni濃度が1.0μg/L未満でNOECおよびEC25は、ともに80%以上の値を示した。即ち、キレート処理によりZnとNiとが除去された処理水は、ミジンコに対する影響が消失していることが確認できた。
(4)凝集処理試験後の処理水は、Zn濃度がEC25よりも低い値であったが、Ni濃度がEC25よりも高い値を示した。しかし、この凝集処理試験後の処理水でのNOECおよびEC25は、ともに80%以上の値を示しミジンコに対する影響が消失していた。
この処理水は、ミジンコへの毒性影響が見られた「試料2」と同様のNi濃度であった。
該凝集処理試験後の処理水は、塩化第二鉄を用いて試料中の金属の共沈処理を行っているためFeが追加された状態である。
一方、先のキレート処理後の処理水では、当初の試料に含まれていた金属以外の金属は含まれていない。
そして「試料2」ではNOECが40%であったのに対し、凝集処理試験後の処理水ではキレート処理後の処理水と同じくNOECが80%以上となっている。
このことから凝集処理試験後の処理水ではFeがNiなどによる毒性影響を緩和しているとみられる。
(5)「模擬試料1」は、「試料1」と同様のZn濃度及びNi濃度とすることができた。そして、「模擬試料1」ではNOEC及びEC25がともに5%未満となり、「試料1」と同様にミジンコへの影響が見られた。
このことからミジンコの毒性影響因子はZn、Niである可能性が高い。
(6)「模擬試料2」では、ZnとNiの濃度が「模擬試料1」と同様にも係らず、「模擬試料1」で5%未満であったNOECが20%に改善されていた。
また、「模擬試料2」では、「模擬試料1」で5%未満であったEC25が17%に改善されていた。即ち、ここでもFeによる毒性緩和作用が見られる結果となった。
上記の金属製品製造事業所からの排水を用いた実験結果においては、ニッケルや亜鉛の生物に対する影響を鉄の添加によって緩和できることが確認できた。
ただし、金属製品製造事業所からの排水にはニッケルや亜鉛以外の物質が含まれているため、鉄の添加がニッケルや亜鉛以外の物質に影響を与え、そのことが生物影響試験の試験結果に影響を与えたことを否定できない。
そこで、単に水にニッケルや亜鉛を加えただけの試料を用いて追加実験を行った。
具体的には、以下の通り。
まず、水温26±1℃、pH6.5〜7.5、飽和溶存酸素濃度の80%以上の要件を満たし、ニッケル、亜鉛を含まず、且つ、硬度100に調整した飼育水を用意した。
この飼育水に0.125、0.25、0.5、1.0、2.0μg/Lの濃度でニッケルを添加し、NOECを求めたところ1.0μg/L以上のニッケル濃度においてミジンコへの毒性影響が見られた。
また、前記飼育水に12.5、25、50、100、200μg/Lの濃度で亜鉛を添加し、NOECを求めたところ200μg/L以上の亜鉛濃度においてミジンコへの毒性影響が見られた。
即ち、ニッケルの500倍の鉄を含有させると、ミジンコへの影響が消失することが確認できた。
即ち、ここでもニッケルの500倍の鉄を含有させると、ミジンコへの影響が消失することが確認できた。
即ち、亜鉛の5倍の鉄を含有させると、ミジンコへの影響が消失することが確認できた。
以上のように、当該追加実験においてもFeイオンを含有させることでニッケルや亜鉛の毒性緩和作用が確認できた。
10 反応槽
11 キレート処理槽
12 一次凝集処理槽
13 二次凝集処理槽
20 沈殿槽
Claims (4)
- OECDのテストガイドライン211に基づくミジンコ繁殖試験を実施した際にニッケルイオン及び亜鉛イオンの内の少なくとも一方が25%影響濃度(EC25)を超える割合で含まれている排水に対して鉄イオンを含有させる処理を行い前記排水よりもミジンコの繁殖に対する影響の低い処理水を得る水処理方法。
- 排水に鉄系凝集剤を添加することによって前記排水に鉄イオンを含有させる前記処理を実施する請求項1記載の水処理方法。
- 前記鉄系凝集剤が、塩化第二鉄を含む請求項2記載の水処理方法。
- OECDのテストガイドライン211に基づくミジンコ繁殖試験を実施した際にニッケルイオン及び亜鉛イオンの内の少なくとも一方が25%影響濃度(EC25)を超える割合で含まれている排水に対して鉄イオンを含有させる処理を行うための処理装置と、
前記処理装置で処理された処理水に対して生物影響試験を行うための検定設備を備えた水処理設備。
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| JP2019013881A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 水処理方法 |
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